JPH063408U - カートリッジフィルターを内蔵するユニット容器 - Google Patents

カートリッジフィルターを内蔵するユニット容器

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JPH063408U
JPH063408U JP017970U JP1797092U JPH063408U JP H063408 U JPH063408 U JP H063408U JP 017970 U JP017970 U JP 017970U JP 1797092 U JP1797092 U JP 1797092U JP H063408 U JPH063408 U JP H063408U
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JP
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cartridge filter
cartridge
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container
filter
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Application number
JP017970U
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English (en)
Inventor
正典 小林
宏 宮地
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01D—SEPARATION
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    • B01D29/11—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements
    • B01D29/114—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements arranged for inward flow filtration
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    • B01D35/14—Safety devices specially adapted for filtration; Devices for indicating clogging
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    • B01D35/14—Safety devices specially adapted for filtration; Devices for indicating clogging
    • B01D35/153—Anti-leakage or anti-return valves
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01D—SEPARATION
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    • B01D2201/30—Filter housing constructions
    • B01D2201/307—Filtering elements contained in an insert body mounted in a filter housing (double casing), e.g. to avoid contamination when removing or replacing the filter element

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジフィルターの寸法変化にも十分
対応し、その形状に合わせてしっかりと保持し、液漏れ
等が発生する虞のないカートリッジフィルターを内蔵し
たユニット容器を提供する。 【構成】 カートリッジフィルター１は、上下端部にカ
バーキャップ５，９を装着し、カバーキャップを介して
低部エンドキャップ３と上部エンドキャップ７とで上下
から挟持され、ユニット容器内に固定されている。カバ
ーキャップはカートリッジフィルターの内孔端部に嵌合
する円筒状部材とカートリッジフィルターの端面をシー
ルするリング状部材とからなる。低部と上部のエンドキ
ャップに形成されたリング状シールエッジ４，９が、前
記リング状部材に食い込んでいる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、容器の中に濾過材を収納して一体化した使い捨てユニット容器の構 成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
塗料やインキの製造ライン或いは燃料油等の精製，搬送ラインにおいては、当 該する液体中の夾雑物や凝集物を濾過して浄化する事を目的とし、ライン中にカ ートリッジフィルターを１本乃至複数本収納した容器を連結して、夾雑物の粒子 や凝集塊を捕捉して浄化することが行なわれている。
【０００３】 カートリッジフィルターが一定量の夾雑物を捕捉し、その組織が閉塞する所謂 目詰まり状態になると、一旦その流れを止め内部のフィルターを新しいものと交 換する必要がある。濾過すべき液体は、揮発性や危険性あるいは毒性の強い有害 な溶剤を含む場合も多く、従ってフィルターの交換作業は著しい危険性を伴ない 、特にその液漏れについては、十分注意する必要がある。
【０００４】 かかる問題点を解決するため、実開平１−３７６９０号公報には、フィルター 容器全体を使い捨てとして交換する方法が開示されているが、この方法は構造的 強度を持たせた高価な容器を使い捨てとするものであり、経済的に問題がある。 また、実開平１−１６３５１４号公報には、フィルター交換作業で厄介な容器内 面の洗浄を省くためフィルターをフィルムで包み込んで使用し、使用後はフィル ターをフィルムごと廃棄することが開示されているが、この方法は取り外す時点 での液漏れや強度上の不安が残されている。
【０００５】 そこで本出願人は特願平２−４１５２５２号において、外側の耐圧耐久構造を 有する鞘部と、その中に収納されカートリッジフィルターを内蔵する使いすて型 のユニット容器とからなる二重構造フィルタ容器を提案した。ユニット容器の中 に内蔵されるカートリッジフィルターとしては、多種多様なものがあるが、中に は濾過液の組成により若干の膨潤や収縮をするものがある。例えばポリビニルア セタール系多孔質体を熱硬化性樹脂で処理し熱硬化せしめたのち、円筒状に成形 してカートリッジフィルターとしたものは、優れた濾過性能を有し磁性塗料等の 特殊塗料の濾過用に好適であるが、水系の液に対しては膨潤し、非水溶媒系の液 に対しては収縮する傾向を有する。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】
通常、カートリッジフィルターは上下を挟持されてユニット容器内に内蔵され ている。しかしながら、カートリッジフィルターの中には使用時における寸法精 度や形状の安定性に問題のあるものもあり、それに伴う液漏れ等の問題が起り易 い。本考案は上述の事情からなされたものであって、本考案の目的は、カートリ ッジフィルターの寸法変化にも十分対応し、その形状に合わせてしっかりと保持 でき、液漏れ等が発生する虞のないカートリッジフィルターを内蔵したユニット 容器を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は、耐圧，耐久構造を有する鞘部と、前記鞘部に収納され１本乃 至それ以上の円筒状をしたカートリッジフィルターを内蔵するユニット容器とか らなる二重構造フィルター容器において、前記ユニット容器に内蔵される各個の カートリッジフィルターの上下端部を各々独立にカバーし、このカートリッジフ ィルターの内孔端部に嵌合する円筒状部材とその外側でカートリッジフィルター の端面をシールするリング状部材とからなるカバーキャップと、前記カバーキャ ップの円筒状部材の内孔に嵌合する円筒状をした上部カートリッジストッパとそ の外側でカバーキャップのリング状部材に食い込みこれをシールする上部リング 状シールエッジとを有する上部エンドキャップと、同一平面上に各個のカートリ ッジフィルターの位置と所要本数に対応し且つ前記カバーキャップの円筒状部材 の内孔に嵌合する円筒状をした下部カートリッジストッパとその外側でカバーキ ャップのリング状部材に食い込みこれをシールする下部リング状シールエッジと を有する一枚の底部エンドキャップとを構成部品として具備し、前記１本乃至そ れ以上カートリッジフィルターを、各個のカートリッジフィルターの上下端部の 各々に装着したカバーキャップを介して、カートリッジフィルターの本数に相当 する上部エンドキャップと、一枚の平板状の共通の低部エンドキャップとで、上 下から挟持することによってユニット容器内に固定せしめるようにしたことを特 徴とするカートリッジフィルターを内蔵するユニット容器によって達成される。
【０００８】 本考案に用いるカバーキャップは、カートリッジフィルターの端面を遮蔽する と共に、カートリッジフィルターの寸法変化を吸収しうる厚さと柔軟性，クッシ ョン性を有するものであり、その素材としては例えば合成ゴム，合成樹脂発泡体 等のシート状物等を挙げることができる。
【０００９】 カバーキャップをカートリッジフィルターの端面に密着せしめるには、単に上 部エンドキャップと底部エンドキャップとで押圧してもよいが、接着剤あるいは ホットメルト等で固着することが好ましい。また、カバーキャップを装着するに 際しては、シールエッジがカバーキャップに食い込み、エンドキャップ面とカバ ーキャップ面とがしっかりと密着せしめるのが肝要である。
【００１０】
【作用】
低部エンドキャップは容器のボデーに固定され、カートリッジストッパを介し てカートリッジフィルターの位置決めを行うと共に、クッション材を介して容器 の上面に支持される上部エンドキャップとの間でカートリッジフィルターを挟持 する。カートリッジフィルターの両端部にはカートリッジフィルターの内孔端部 に嵌合すると同時にカートリッジフィルターの端部をシールし且つエンドキャッ プのリング状シールエッジが食い込んだカバーキャップが装着されている。この カバーキャップがカートリッジフィルターとエンドキャップとの間のパッキング 材として作用すると共にカートリッジフィルターの寸法変化を吸収することによ り、液の短絡を防止するものである。
【００１１】
【実施例】
以下図面に基づき本考案を具体的に説明する。
【００１２】 図５は本考案に係る二重構造フィルター容器の組立て説明図、図６は組立てら れた二重構造フィルター容器の縦断面図（フィルター数４本）を示す。常設の耐 圧構造を有する金属製鞘部は台座２１と鞘部２２とに分割されており、両者はフ ランジ２３，２４、ネジ或いはクランプその他のカップリング手段で一体化され る。台座２１には液導入管２６と液排出管２７とが設けられ、これらの管の外部 側は図示されていない浄化工程のラインに直結されている。ユニット容器１０は カートリッジフィルター１を内蔵し、底部には液導入口３０及び液排出口３１を 有し、容器がセットされない時にはそれぞれの孔を内側から塞ぐ閉止弁１１及び １２を具備している。組立てる場合は、先ず、液導入口３０及び液排出口３１に 液導入管２６及び液排出管２７をそれぞれ嵌合することによってユニット容器１ ０を台座２１にセットした後、鞘部２２をユニット容器１０の上から被せて台座 ２１に結合すればよい。この時、閉止弁１１及び１２はそれぞれ液導入管２６及 び液排出管２７により押し上げられて液の流路が開かれる。
【００１３】 図１は本考案のユニット容器の一実施例を示す縦断面図（カートリッジフィル ターが７本の場合）であり、使い捨てされるために、経済的な面から全体をプラ スチック成型品とする。従ってそれ自身は耐圧構造のものではなく、それを補う ために、鞘部２２によって保護されている。材質としては硬くて脆いものよりも 、或程度可撓性のある素材、例えばポリオレフィン系樹脂等の成型体とすること が好ましい。図１から見られるようにユニット容器１０のハウジングは、上部に あってカートリッジフィルター１を収納する胴部１３と、下部にあって流入した 原液と濾過した液とを隔壁１６で区画・分配する基部１４とから構成されている 。
【００１４】 図２はカートリッジフィルターの上部付近の構造を説明する要部拡大断面図、 図３はカートリッジフィルターの下部付近の構造を説明する要部拡大断面図であ る。ユニット容器１０に収納されるカートリッジフィルター１は、カバーキャッ プ５を介して基部１４に固定され円筒状の下部カートリッジストッパ２を有する 低部エンドキャップ３により下端を位置決めされ、その上端はカバーキャップ９ を介して各カートリッジフィルター１本ごとに取り付けられた上部エンドキャッ プ７により、クッション材１５を介して胴部１３の上面に独立に支持されている 。カバーキャップ５，９は、合成樹脂発泡体によって形成されている。
【００１５】 カバーキャップ９は、カートリッジフィルター１の上部端面に固着されこれを 遮蔽すると共に上端部内孔に嵌合している。上部エンドキャップ７の円板状の遮 蔽板下面には、カバーキャップ９の円筒状部材の内孔に嵌合する円筒状をした上 部カートリッジストッパ６とその外側に設けられた同心円の突起をなす複数の上 部リング状シールエッジ８とを有している。上部リング状シールエッジ８はカバ ーキャップ９のリング状部材に食い込み液漏れが起こらないようにシールしてい る。
【００１６】 カバーキャップ５は、カートリッジフィルター１の下部端面に固着されこれを 遮蔽すると共に下端部内孔に嵌合している。低部エンドキャップ３には、カバー キャップ５の円筒状部材の内孔に嵌合する円筒状をした低部カートリッジストッ パ２とその外側に設けられた同心円の突起をなす複数の低部リング状シールエッ ジ４とを有している。低部リング状シールエッジ４はカバーキャップ５のリング 状部材に食い込み液漏れが起こらないようにシールしている。更に低部エンドキ ャップ３には、カートリッジフィルターの内孔に通じる孔が開けられており、隔 壁１６はこれらの孔を内側に包含してループ状に形成される。かくして図１のよ うに低部エンドキャップ３は隔壁１６と共に濾過された原液から区画分離して液 排出口３１へ導く役割もする。液導入口３０から流入する原液は隔壁１６の外側 の区画から導かれる。
【００１７】
【考案の効果】
以上述べた通り、本考案のユニット容器を用いれば、本来の目的であるカート リッジフィルターの交換作業が簡略化できると共に作業のクリーン化が達成でき る。本考案のユニット容器はカートリッジフィルターの上下両端部にカバーキャ ップを装着しているため、濾過液の組成変化等に伴なうカートリッジフィルター の寸法変化を吸収することができ、使用中のカートリッジフィルターの端部にお ける液漏れやリークあるいはユニット容器内での短絡を防止しすることができ、 完璧な濾過効果を期することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案のユニット容器の一実施例を示す縦断面
図である。
【図２】本考案に係るカートリッジフィルターの上部付
近の構造の一実施例を示す要部拡大断面図である。
【図３】本考案に係るカートリッジフィルターの下部付
近の構造の一実施例を示す要部拡大断面図である。
【図４】本考案に係るカートリッジフィルターにカバー
キャップを装着した状態の一実施態様を示す外観斜視図
である。
【図５】二重構造フィルタ容器の一実施例の組み立てを
説明する図である。
【図６】図５に示す二重構造フィルタ容器を組み立てた
ときの縦断面図である。
【図７】本考案に係るカートリッジフィルターの上部付
近の構造の他の実施態様を示す要部拡大断面図である。
【図８】本考案に係るカートリッジフィルターの下部付
近の構造の他の実施態様を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
１ カートリッジフィルター ２ 下部カートリッジストッパ ３ 底部エンドキャップ ４ 下部リング状シールエッジ ５ カバーキャップ ６ 上部カートリッジストッパ ７ 上部エンドキャップ ８ 上部リング状シールエッジ ９ カバーキャップ １０ ユニット容器 １１，１２ 閉止弁 １３ 胴部 １４ 基部 １５ クッション材 １６ 隔壁 １７，１８ Ｏリング ２１ 台座 ２２ 鞘部 ２３，２４ フランジ ２５ 把手 ２６ 液導入管 ２７ 液排出管 ３０ 液導入口 ３１ 液排出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 耐圧，耐久構造を有する鞘部と、前記鞘
    部に収納され１本乃至それ以上の円筒状をしたカートリ
    ッジフィルターを内蔵するユニット容器とからなる二重
    構造フィルター容器において、 前記ユニット容器に内蔵される各個のカートリッジフィ
    ルターの上下端部を各々独立にカバーし、このカートリ
    ッジフィルターの内孔端部に嵌合する円筒状部材とその
    外側でカートリッジフィルターの端面をシールするリン
    グ状部材とからなるカバーキャップと、 前記カバーキャップの円筒状部材の内孔に嵌合する円筒
    状をした上部カートリッジストッパとその外側でカバー
    キャップのリング状部材に食い込みこれをシールする上
    部リング状シールエッジとを有する上部エンドキャップ
    と、 同一平面上に各個のカートリッジフィルターの位置と所
    要本数に対応し且つ前記カバーキャップの円筒状部材の
    内孔に嵌合する円筒状をした下部カートリッジストッパ
    とその外側でカバーキャップのリング状部材に食い込み
    これをシールする下部リング状シールエッジとを有する
    一枚の底部エンドキャップとを構成部品として具備し、 前記１本乃至それ以上カートリッジフィルターを、各個
    のカートリッジフィルターの上下端部の各々に装着した
    カバーキャップを介して、カートリッジフィルターの本
    数に相当する上部エンドキャップと、一枚の平板状の共
    通の低部エンドキャップとで、上下から挟持することに
    よってユニット容器内に固定せしめるようにしたことを
    特徴とするカートリッジフィルターを内蔵するユニット
    容器。
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