JPH06340627A - ピペリジン誘導体を有効成分とする末梢血管拡張剤および新規ピペリジン誘導体 - Google Patents

ピペリジン誘導体を有効成分とする末梢血管拡張剤および新規ピペリジン誘導体

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JPH06340627A
JPH06340627A JP6095532A JP9553294A JPH06340627A JP H06340627 A JPH06340627 A JP H06340627A JP 6095532 A JP6095532 A JP 6095532A JP 9553294 A JP9553294 A JP 9553294A JP H06340627 A JPH06340627 A JP H06340627A
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孝文 藤岡
Shuji Teramoto
修二 寺本
Michinori Tanaka
理紀 田中
Hiroshi Shimizu
洋 清水
Fujio Tafusa
不二男 田房
Michiaki Tominaga
道明 富永
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】優れた末梢血管拡張作用を有するピペリジン誘
導体またはその薬理的に許容しうる塩を有効成分とする
ことを特徴とする末梢血管拡張剤および新規ピペリジン
誘導体を提供する。 【構成】一般式(1)で示されるピペリジン誘導体また
はその薬理的に許容しうる塩、ならびに当該化合物また
はその薬理的に許容し得る塩を有効成分とする末梢血管
拡張剤。 〔式中、Rはベンゼン環上に1−イミダゾリル、1,
2,4−トリアゾール−1−イル等の置換基を有するベ
ンゾイル基、ピタジル−カルボニル基等;Rは水素原
子、または(置換)低級アルキル基;Rは末端に(置
換)フェニル基、(置換)フェノキシ基、ピリジル基等
を有する直鎖の低級アルキル基等;を示す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた末梢血管拡張作用
を有するピペリジン誘導体を有効成分とする新規な末梢
血管拡張剤に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決すべき課題】従来より種
々の化合物が末梢血管拡張作用を有し、各種の末梢循環
障害の治療に用いられており、例えば、イノシトールニ
コチネート、エコフロール、ニカメテート、ニコチニル
アルコール酒石酸塩などのニコチン酸誘導体、塩酸ナイ
リドリン、塩酸イソクスプリンなどのノルエフェドリン
誘導体または硫酸バメタンなどのその類似体、塩酸トラ
ゾリンなどのイミダゾリン誘導体、さらにマンデル酸ト
リメチルシクロヘキシルエステルなどが知られている。
しかしながら、これら公知の末梢血管拡張剤には、心拍
数に対する作用、降圧作用、心筋収縮作用等の心臓に対
する作用、その他の副作用をもたらすものがあり、な
お、新しい末梢血管拡張剤の開発が望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、新しいタ
イプの末梢血管拡張剤を開発すべく、種々研究を重ねた
結果、後記一般式(1)のピペリジン誘導体又はその塩
が、いずれも優れた末梢血管拡張作用を有することを見
い出した。本発明のピペリジン誘導体を用いた末梢血管
拡張剤は、バージャー病、閉塞性動脈硬化症、レイノー
病及びレイノー症候群等の動脈疾患、静脈血栓症、血栓
性静脈炎等の静脈性疾患、凍傷、凍瘡、冷感、褥創等の
疾患に伴う末梢循環障害の改善剤として有用であり、冷
え症に伴う冷感、入眼障害等の予防及び治療に有効であ
る。特に該一般式(1)のピペリジン誘導体又はその塩
は、優れた末梢血管拡張作用を有する反面、心拍数に対
する作用、降圧作用、心筋の収縮作用等の心臓に対する
作用が少ないという特徴を有している。
【0004】本発明の末梢血管拡張剤における有効成分
であるピペリジン誘導体は、下記一般式(1)で表され
る。
【化18】 [式中、Rは基:
【化19】 (式中、mは1〜3の整数、R3は、水素原子、ニトロ
基、低級アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、低級ア
ルカノイル基、低級アルキル基及びフェニル基からなる
群より選ばれた基を1〜2個有することのあるアミノカ
ルボニル基、低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ
基、低級アルコキシ基、水酸基、ヒドロキシアミノ基、
低級アルキルチオ低級アルキル基、低級アルキルスルホ
ニル低級アルキル基、水酸基置換低級アルキル基、低級
アルケニル基、低級アルコキシカルボニル置換低級アル
ケニル基、フェニル環上に水酸基、フェニル低級アルコ
キシ基、低級アルカノイルオキシ基、ニトロ基、置換基
として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ
基、低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群よ
り選ばれた基を有することのあるフェニル基、置換基と
して低級アルキル基を有することのあるアミノ低級アル
コキシ基、モルホリニル置換低級アルコキシ基、1,
2,4−トリアゾール環上に置換基としてオキソ基を有
することのある1,2,4−トリアゾリル基、1,2,
3,4−テトラゾリル基、イミダゾール環上に置換基と
してフェニル基及び低級アルキル基からなる群から選ば
れた基を1〜2個有することのあるイミダゾリル基、ピ
ラゾール環上に低級アルキル基を有することのあるピラ
ゾリル基、ピリジル基、ピロリル基、ピロリジン環上に
置換基としてオキソ基を有することのあるピロリジニル
基、ピペリジン環上に置換基としてオキソ基を有するこ
とのあるピペリジニル基、ベンゾイミダゾリル基、イミ
ダゾリジン環上に置換基としてオキソ基を有することの
あるイミダゾリジニル基、2−オキサゾリニル基、1,
2,4−トリアゾリル低級アルキル基、フェノキシ基、
フェニル低級アルコキシ基、低級アルカノイルオキシ
基、フェニル低級アルコキシカルボニル基、置換基とし
て低級アルキル基および低級アルカノイル基からなる群
より選ばれた基を有することのあるアミノ低級アルキル
基、又は、基:
【化20】 (式中、R4およびR5は同一又は異なって、水素原子、
低級アルキル基、低級アルカノイル基、ハロゲン原子を
1〜3個有する低級アルカノイル基、ベンゾイル基、ピ
リジルカルボニル基、低級アルケニルカルボニル基、ア
ニリノチオカルボニル基、置換基として低級アルキル基
を有することのあるアミノチオカルボニル基、又は、置
換基として低級アルキル基、フェニル基及び低級アルケ
ニル基からなる群から選ばれた基を1〜2個有すること
のあるアミノカルボニル基を示す)を示す)、基:
【化21】 (式中、Xは酸素原子又は硫黄原子、R6及びR7は同一
又は異なって、水素原子、低級アルキル基、又はフェニ
ル環上に置換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原子
及びニトロ基なる群より選ばれた基を有することのある
フェニル基を示す)、置換基として水酸基又は置換基と
して低級アルキル基を有することのあるアミノ基を有す
ることのある低級アルカノイル基、ハロゲン原子を1〜
3個有する低級アルカノイル基、低級アルコキシカルボ
ニル基、ピリジン環上に置換基としてニトロ基、置換基
として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ
基、ハロゲン原子、低級アルキル基、ピロリル基、低級
アルキルチオ基、低級アルカノイル基、水酸基、低級ア
ルキル基を有することのあるアミノカルボニル基、低級
アルコキシカルボニル基、水酸基置換低級アルキル基、
フェニル基及び1,2,4−トリアゾリル基からなる群
より選ばれる基を有することのあるピリジルカルボニル
基、1,2,4−トリアゾリル低級アルカノイル基、フ
リル環上に置換基としてニトロ基、水酸基置換アルキル
基、低級アルカノイル基、及び置換基として低級アルカ
ノイル基を有することのあるアミノ基からなる群より選
ばれた基を有することのあるフロイル基、チエニル環上
に置換基としてニトロ基、低級アルキル基、ハロゲン原
子、及び置換基として低級アルカノイル基を有すること
のあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有すること
のあるチエニルカルボニル基、フルオレン環上に置換基
としてオキソ基及びニトロ基からなる群より選ばれた基
を有することのあるフルオレニルカルボニル基、又は
基:
【化22】 (式中、Zは基:CH2、NH又は硫黄原子、Y及びW
はそれぞれCH又は窒素原子を示し、
【化23】 における点線は、一重結合又は二重結合を示す。又、
基:
【化24】 は置換基としてオキソ基、低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、水酸基、低級アルキルチオ基、ハロゲン原子、
ニトロ基、及びアミノ基からなる群より選ばれた基を1
〜4個置換していてもよい)、R1は、水素原子又は置
換基として水酸基を有することのある低級アルキル基、
好ましくは非置換低級アルキル基、R2は、フェニル環
上に置換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原子、水
酸基、ニトロ基、低級アルキル基、低級アルキルチオ
基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルコキシカル
ボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基、置換基とし
て低級アルキル基を有することのあるアミノ低級アルコ
キシ基、カルボキシ置換低級アルコキシ基、及び置換基
として低級アルカノイル基、低級アルコキシカルボニル
基、又は置換基として低級アルキル基を有することのあ
るアミノカルボニル基を有することのあるアミノ基から
なる群より選ばれた基を有することのある、又低級アル
キル基上に置換基として低級アルコキシカルボニル基又
は水酸基置換低級アルキル基を有していてもよいフェニ
ル低級アルキル基、フェニル環上に置換基として低級ア
ルコキシ基、低級アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ
基、置換基として低級アルカノイル基を有することのあ
るアミノ基及び水酸基からなる群より選ばれた基を有す
ることのあるフェノキシ低級アルキル基、ピリジン環上
に置換基として低級アルキル基を有することのあるピリ
ジル低級アルキル基、チエニル低級アルキル基、フリル
低級アルキル基、基:
【化25】 (式中、Bは低級アルキレン基、R27及びR28は同一又
は異なって、水素原子、低級アルキル基、フェニル基、
低級アルカノイル基又はベンゾイル基を示す)、フタル
イミド置換低級アルキル基、シクロアルキル低級アルキ
ル基、フェニル低級アルケニル基、置換基としてフェニ
ル基を有することのあるシクロアルキル基、又は、2,
3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基として低
級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基からなる群
より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒドロ−
1H−インデニル基、又、R1及びR2は、これらが結合
する窒素原子とともにピロリジン環、ピペリジン環、モ
ルホリン環、又は1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン環を形成してもよく、該複素環上には、置換基と
して水酸基、低級アルコキシ基及びフェニル基からなる
群より選ばれた基を有していてもよい。ただしm=1で
3がアミノ基を示す場合は、R3はベンゾイル基の4位
に置換してはならない]。
【0005】本発明は、また、下記一般式(1')、
(1AA)及び(1BB)で示される新規ピペリジン誘
導体またはその塩を提供するものである。
【化26】 [式中、Rは基:
【化27】 (式中、mは1〜3の整数、R3は、ニトロ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、低級アルカノイル
基、低級アルキル基及びフェニル基からなる群より選ば
れた基を1〜2個有することのあるアミノカルボニル
基、低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、低級
アルコキシ基、水酸基、ヒドロキシアミノ基、低級アル
キルチオ低級アルキル基、低級アルキルスルホニル低級
アルキル基、水酸基置換低級アルキル基、低級アルケニ
ル基、低級アルコキシカルボニル置換低級アルケニル
基、フェニル環上に水酸基、フェニル低級アルコキシ
基、低級アルカノイルオキシ基、ニトロ基、置換基とし
て低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基、低
級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群より選ば
れた基を有することのあるフェニル基、置換基として低
級アルキル基を有することのあるアミノ低級アルコキシ
基、モルホリニル置換低級アルコキシ基、1,2,4−
トリアゾール環上に置換基としてオキソ基を有すること
のある1,2,4−トリアゾリル基、1,2,3,4−
テトラゾリル基、イミダゾール環上に置換基としてフェ
ニル基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた基を
1〜2個有することのあるイミダゾリル基、ピラゾール
環上に低級アルキル基を有することのあるピラゾリル
基、ピリジル基、ピロリル基、ピロリジン環上に置換基
としてオキソ基を有することのあるピロリジニル基、ピ
ペリジン環上に置換基としてオキソ基を有することのあ
るピペリジニル基、ベンゾイミダゾリル基、イミダゾリ
ジン環上に置換基としてオキソ基を有することのあるイ
ミダゾリジニル基、2−オキサゾリニル基、1,2,4
−トリアゾリル低級アルキル基、フェノキシ基、フェニ
ル低級アルコキシ基、低級アルカノイルオキシ基、フェ
ニル低級アルコキシカルボニル基、置換基として低級ア
ルキル基および低級アルカノイル基からなる群より選ば
れた基を有することのあるアミノ低級アルキル基、又
は、基:
【化28】 (式中、R4およびR5は同一又は異なって、水素原子、
低級アルキル基、低級アルカノイル基、ハロゲン原子を
1〜3個有する低級アルカノイル基、ベンゾイル基、ピ
リジルカルボニル基、低級アルケニルカルボニル基、ア
ニリノチオカルボニル基、置換基として低級アルキル基
を有することのあるアミノチオカルボニル基、又は、置
換基として低級アルキル基、フェニル基及び低級アルケ
ニル基からなる群から選ばれた基を1〜2個有すること
のあるアミノカルボニル基を示す)を示す)、置換基と
して水酸基又は置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるアミノ基を有する低級アルカノイル基、ピリジ
ン環上に置換基としてニトロ基、置換基として低級アル
カノイル基を有することのあるアミノ基、ハロゲン原
子、低級アルキル基、ピロリル基、低級アルキルチオ
基、低級アルカノイル基、水酸基、低級アルキル基を有
することのあるアミノカルボニル基、低級アルコキシカ
ルボニル基、水酸基置換低級アルキル基、フェニル基及
び1,2,4−トリアゾリル基からなる群より選ばれる
基を有することのあるピリジルカルボニル基、1,2,
4−トリアゾリル低級アルカノイル基、フリル環上に置
換基としてニトロ基、水酸基置換低級アルキル基、低級
アルカノイル基、及び置換基として低級アルカノイル基
を有することのあるアミノ基からなる群より選ばれた基
を有するフロイル基、チエニル環上に置換基としてニト
ロ基、低級アルキル基、ハロゲン原子、及び置換基とし
て低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基から
なる群より選ばれた基を有することのあるチエニルカル
ボニル基、フルオレン環上に置換基としてオキソ基及び
ニトロ基からなる群より選ばれた基を有することのある
フルオレニルカルボニル基、又は基:
【化29】 (式中、Zは基:CH2、NH又は硫黄原子、Y及びW
はそれぞれCH又は窒素原子を示し、
【化30】 における点線は、一重結合又は二重結合を示す。又、
基:
【化31】 は置換基としてオキソ基、低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、水酸基、低級アルキルチオ基、ハロゲン原子、
ニトロ基、及びアミノ基からなる群より選ばれた基を1
〜4個置換していてもよい)、R1は、水素原子又は置
換基として水酸基を有することのある低級アルキル基、
好ましくは非置換低級アルキル基、R2は、フェニル環
上に置換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原子、水
酸基、ニトロ基、低級アルキル基、低級アルキルチオ
基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルコキシカル
ボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基、置換基とし
て低級アルキル基を有することのあるアミノ低級アルコ
キシ基、カルボキシ置換低級アルコキシ基、及び置換基
として低級アルカノイル基、低級アルコキシカルボニル
基、又は置換基として低級アルキル基を有することのあ
るアミノカルボニル基を有することのあるアミノ基から
なる群より選ばれた基を有することのある、又低級アル
キル基上に置換基として低級アルコキシカルボニル基又
は水酸基置換低級アルキル基を有していてもよいフェニ
ル低級アルキル基、フェニル環上に置換基として低級ア
ルコキシ基、低級アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ
基、置換基として低級アルカノイル基を有することのあ
るアミノ基及び水酸基からなる群より選ばれた基を有す
ることのあるフェノキシ低級アルキル基、ピリジン環上
に置換基として低級アルキル基を有することのあるピリ
ジル低級アルキル基、チエニル低級アルキル基、フリル
低級アルキル基、基:
【化32】 (式中、Bは低級アルキレン基、R27及びR28は同一又
は異なって、水素原子、低級アルキル基、フェニル基、
低級アルカノイル基又はベンゾイル基を示す)、フタル
イミド置換低級アルキル基、シクロアルキル低級アルキ
ル基、フェニル低級アルケニル基、置換基としてフェニ
ル基を有するシクロアルキル基、又は、2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル環上に置換基として低級アルコキ
シ基、水酸基、ニトロ基、置換基として低級アルカノイ
ル基を有することのあるアミノ基からなる群より選ばれ
た基を有することのある2,3−ジヒドロ−1H−イン
デニル基、又、R1及びR2は、これらが結合する窒素原
子とともにピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン
環、又は1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン環
を形成してもよく、該複素環上には、置換基として水酸
基、低級アルコキシ基及びフェニル基からなる群より選
ばれた基を有しているものとする。ただしm=1のとき
3は、アミノ基であってはならない。又、m=2で、
3の一方がアミノ基のとき、他方はハロゲン原子、低
級アルキル基、低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、
アミノ基またはモノ−またはジ低級アルキル置換アミノ
基であってはならない]。一般式(1AA):
【化33】 [式中、RAAはベンゾイル基又は低級アルカノイル基を
示す。R1は一般式(1')において記載のものと同じ。
2AAは、チエニル低級アルキル基、フェニル環上に置
換基として低級アルキルチオ基を有するフェニル低級ア
ルキル基、2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に
置換基として低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置
換基として低級アルカノイル基を有することのあるアミ
ノ基からなる群より選ばれた基を有することのある2,
3−ジヒドロ−1H−インデニル基、又、R1及びR2AA
は、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン環、
ピペリジン環、モルホリン環、又は1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素環
上には、置換基として水酸基、低級アルコキシ基及びフ
ェニル基からなる群より選ばれた基を有しているものと
する]。一般式(1BB):
【化34】 [式中、Xは酸素原子又は硫黄原子、R6及びR7は同一
又は異なって、水素原子、低級アルキル基、又はフェニ
ル環上に置換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原子
及びニトロ基なる群より選ばれた基を有することのある
フェニル基を示す。R1は一般式(1')において記載の
ものと同じ。R2BBは、フェニルC1−C2アルキル基を
示す]。
【0006】上記一般式(1)、(1')、(1AA)
及び(1BB)ならびに本明細書を通じて示される各基
は、より具体的には、それぞれ次の通りである。低級ア
ルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキル基を挙げることができる。ハロゲン原子として
は、例えば弗素原子、塩素原子、臭素原子及び沃素原子
が挙げられる。低級アルカノイル基としては、例えばホ
ルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチ
リル、ペンタノイル、tert−ブチルカルボニル、ヘ
キサノイル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
カノイル基が挙げられる。
【0007】低級アルキル基を有することのあるアミノ
カルボニル基としては、例えばカルバモイル、メチルア
ミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、プロピルア
ミノカルボニル、イソプロピルアミノカルボニル、ブチ
ルアミノカルボニル、tert−ブチルアミノカルボニ
ル、ペンチルアミノカルボニル、ヘキシルアミノカルボ
ニル、ジメチルアミノカルボニル、ジエチルアミノカル
ボニル、ジプロピルアミノカルボニル、ジブチルアミノ
カルボニル、ジペンチルアミノカルボニル、ジヘキシル
アミノカルボニル、N−メチル−N−エチルアミノカル
ボニル、N−エチル−N−プロピルアミノカルボニル、
N−メチル−N−ブチルアミノカルボニル、N−メチル
−N−ヘキシルアミノカルボニル基等の炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキル基を有することのあるアミノ
カルボニル基を例示できる。
【0008】低級アルキルスルホニル低級アルキル基と
しては、例えばメチルスルホニルメチル、3−エチルス
ルホニルプロピル、4−メチルスルホニルブチル、2−
メチルスルホニルエチル、6−プロピルスルホニルヘキ
シル、5−イソプロピルスルホニルペンチル、1,1−
ジメチル−2−ブチルスルホニルエチル、2−メチル−
3−メチルスルホニルプロピル基等の炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルキルスルホニル基置換炭素数1〜6
の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を挙げることができる。
低級アルキルチオ低級アルキル基としては、例えばメチ
ルチオメチル、3−エチルチオプロピル、4−メチルチ
オブチル、2−メチルチオエチル、6−プロピルチオヘ
キシル、5−イソプロピルチオペンチル、1,1−ジメ
チル−2−ブチルチオエチル、2−メチル−3−メチル
チオプロピル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキルチオ基置換炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
キル基を挙げることができる。
【0009】水酸基置換低級アルキル基としては、例え
ば、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒ
ドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、2,3−ジ
ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、1,1−
ジメチル−2−ヒドロキシエチル、5,5,4−トリヒ
ドロキシペンチル、5−ヒドロキシペンチル、6−ヒド
ロキシヘキシル、1−ヒドロキシイソプロピル、2−メ
チル−3−ヒドロキシプロピル基等の水酸基を1〜3個
有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基で例
示できる。
【0010】低級アルケニル基としては、例えばビニ
ル、アリル、2−ブテニル、3−ブテニル、1−メチル
アリル、2−ペンテニル、2−ヘキセニル基等の炭素数
2〜6の直鎖又は分枝鎖状アルケニル基を挙げることが
できる。低級アルコキシカルボニル置換低級アルケニル
基としては、例えば、3−メトキシカルボニルアリル、
2−エトキシカルボニルビニル、3−イソプロポキシカ
ルボニル−1−メチルアリル、5−ブトキシカルボニル
−2−ペンテニル、6−ペンチルオキシカルボニル−2
−ヘキセニル、4−ヘキシルオキシカルボニル−2−ブ
テニル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキ
シカルボニル置換炭素数2〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
ケニル基を例示できる。
【0011】フェニル環上に水酸基、フェニル低級アル
コキシ基、低級アルカノイルオキシ基、ニトロ基、置換
基として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ
基、低級アルキル基及び低級アルコキシ基なる群より選
ばれた基を有することのあるフェニル基としては、例え
ば、フェニル、2−ヒドロキシフェニル、3−ヒドロキ
シフェニル、4−ヒドロキシフェニル、2,3−ジヒド
ロキシフェニル、2,4−ジヒドロキシフェニル、3,
4−ジヒドロキシフェニル、2,6−ジヒドロキシフェ
ニル、3,4,5−トリヒドロキシフェニル、2−メト
キシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフ
ェニル、2−エトキシフェニル、3−エトキシフェニ
ル、4−エトキシフェニル、4−イソプロポキシフェニ
ル、4−ペンチルオキシフェニル、2,4−ジメトキシ
フェニル、4−ヘキシルオキシフェニル、3,4−ジメ
トキシフェニル、3−エトキシ−4−メトキシフェニ
ル、2,3−ジメトキシフェニル、3,4−ジエトキシ
フェニル、2,4−ジメトキシフェニル、2,6−ジメ
トキシフェニル、3,5−ジメトキシフェニル、3,4
−ジペンチルオキシフェニル、3,4,5−トリメトキ
シフェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニ
ル、4−メチルフェニル、2−エチルフェニル、3−エ
チルフェニル、4−エチルフェニル、2−プロピルフェ
ニル、3−プロピルフェニル、4−プロピルフェニル、
2−イソプロピルフェニル、3−ペンチルフェニル、4
−ヘキシルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、3−
ジメチルフェニル、2,6−ジメチルフェニル、2,3
−ジメチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、3,
4−ジエチルフェニル、3,5−ジエチルフェニル、
3,4,5−トリメチルフェニル、2−メトキシ−3−
メチルフェニル、2−ニトロフェニル、3−ニトロフェ
ニル、4−ニトロフェニル、2,4−ジニトロフェニ
ル、2,6−ジニトロフェニル、2,4,6−トリニト
ロフェニル、4−アミノフェニル、4−プロピオンアミ
ノフェニル、2−アセチルアミノフェニル、3−ホルミ
ルアミノフェニル、2−ブチルアミノフェニル、3−イ
ソブチリルアミノフェニル、4−ペンタノイルアミノフ
ェニル、4−tert−ブチルカルボニルアミノフェニ
ル、3−ヘキサノイルアミノフェニル、3,4−ジアミ
ノフェニル、3,4,5−トリアミノフェニル、3,4
−ジアセチルアミノフェニル、4−アセチルオキシフェ
ニル、3,4−ジベンジルオキシフェニル、2,4−ジ
アセチルオキシフェニル、4−ベンジルオキシフェニ
ル、3−プロピオニルオキシフェニル、2−ブチリルオ
キシフェニル、4−ペンタノイルオキシフェニル、4−
ヘキサノイルオキシフェニル、4−(2−フェニルエト
キシ)フェニル、3−(3−フェニルプロポキシ)フェ
ニル、4−(4−フェニルブトキシ)フェニル、2−
(5−フェニルペンチルオキシ)フェニル、4−(6−
フェニルヘキシルオキシ)フェニル基等のフェニル環上
に水酸基、アルコキシ部分の炭素数が1〜6の直鎖又は
分枝鎖状アルコキシ基であるフェニルアルコキシ基、炭
素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイルオキシ基、
ニトロ基、置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルカノイル基を有することのあるアミノ基、炭素数
1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基及び炭素数1〜6
の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基なる群より選ばれた基
を1〜3個有することのあるフェニル基を例示できる。
【0012】置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノ低級アルコキシ基としては、例えば、アミ
ノメトキシ、1−アミノエトキシ、2−アミノエトキ
シ、3−アミノプロポキシ、4−アミノブトキシ、5−
アミノペンチルオキシ、6−アミノヘキシルオキシ、
1,1−ジメチル−2−アミノエトキシ、2−メチル−
3−アミノプロポキシ、メチルアミノメトキシ、エチル
アミノメトキシ、プロピルアミノメトキシ、イソプロピ
ルアミノメトキシ、ブチルアミノメトキシ、tert−
ブチルアミノメトキシ、ペンチルアミノメトキシ、ヘキ
シルアミノメトキシ、ジメチルアミノメトキシ、ジエチ
ルアミノメトキシ、ジプロピルアミノメトキシ、ジブチ
ルアミノメトキシ、ジペンチルアミノメトキシ、ジヘキ
シルアミノメトキシ、N−メチル−N−エチルアミノメ
トキシ、N−メチル−N−プロピルアミノメトキシ、N
−メチル−N−ブチルアミノメトキシ、N−メチル−N
−ヘキシルアミノメトキシ、1−メチルアミノエトキ
シ、2−エチルアミノエトキシ、3−プロピルアミノプ
ロポキシ、4−ブチルアミノブトキシ、1,1−ジメチ
ル−2−ペンチルアミノエトキシ、5−ヘキシルアミノ
ペンチルオキシ、6−ジメチルアミノヘキシルオキシ、
2−ジエチルアミノエトキシ、1−(N−メチル−N−
ヘキシルアミノ)エトキシ、3−ジヘキシルアミノプロ
ポキシ、4−ジブチルアミノブトキシ、2−(N−メチ
ル−N−ペンチルアミノ)エトキシ基等の置換基として
炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を1〜2個
有することのあるアミノ置換炭素数1〜6の直鎖又は分
枝鎖状アルコキシ基を挙げることができる。
【0013】モルホリニル置換低級アルコキシ基として
は、例えば、モルホリノメトキシ、2−モルホリノエト
キシ、1−(2−モルホリニル)エトキシ、3−(3−
モルホリニル)プロポキシ、4−モルホリノブトキシ、
5−(2−モルホリニル)ペンチルオキシ、6−(3−
モルホリニル)ヘキシルオキシ基等のアルコキシ部分の
炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基である
モルホリニル置換アルコキシ基を挙げることができる。
1,2,4−トリアゾール環上に置換基としてオキソ基
を有することのある1,2,4−トリアゾリル基として
は、1,2,4−トリアゾリル、3−オキソ−1,2,
4−トリアゾリル、5−オキソ−1,2,4−トリアゾ
リル基等を挙げることができる。イミダゾール環上に置
換基としてフェニル基及び低級アルキル基からなる群か
ら選ばれた基を1〜2個有することのあるイミダゾリル
基としては、例えば、イミダゾリル、4−フェニルイミ
ダゾリル、2−エチルイミダゾリル、2−エチル−4−
メチルイミダゾリル、2−メチル−4−フェニルイミダ
ゾリル、2−プロピルイミダゾリル、4−ブチルイミダ
ゾリル、4−ペンチルイミダゾリル、2−ヘキシルイミ
ダゾリル、2−フェニルイミダゾリル基等のイミダゾー
ル環上に置換基として、フェニル基及び炭素数1〜6直
鎖又は分枝鎖状アルキル基からなる群から選ばれた基を
1〜2個有することのあるイミダゾリル基を挙げること
ができる。ピラゾール環上に低級アルキル基を有するこ
とのあるピラゾリル基としては、例えば、ピラゾリル、
3−メチルピラゾリル、4−エチルピラゾリル、1−メ
チルピラゾリル、3−プロピルピラゾリル、4−ブチル
ピラゾリル、3−ペンチルピラゾリル、4−ヘキシルピ
ラゾリル基等のピラゾール環上に炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基を有することのあるピラゾリル基
を例示できる。
【0014】ピロリジン環上に置換基としてオキソ基を
有することのあるピロリジニル基としては、ピロリジニ
ル、2−オキソピロリジニル、3−オキソピロリジニル
基等を挙げることができる。ピペリジン環上に置換基と
してオキソ基を有することのあるピペリジニル基として
は、例えば、ピペリジニル、2−オキソピペリジニル、
3−オキソピペリジニル、4−オキソピペリジニル基等
を挙げることができる。イミダゾリジン環上に置換基と
してオキソ基を有することのあるイミダゾリジニル基と
しては、例えば、イミダゾリジニル、2−オキソイミダ
ゾリジニル、4−オキソイミダゾリジニル、5−オキソ
イミダゾリジニル基等を挙げることができる。1,2,
4−トリアゾリル低級アルキル基としては例えば、
(1,2,4−トリアゾール−1−イル)メチル、2−
(1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル、1−
(1,2,4−トリアゾール−5−イル)エチル、3−
(1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル、4
−(1,2,4−トリアゾール−3−イル)ブチル、5
−(1,2,4−トリアゾール−5−イル)ペンチル、
6−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)ヘキシ
ル、1,1−ジメチル−2−(1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)エチル、2−メチル−3−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)プロピル基等のアルキル部
分が炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基である
1,2,4−トリアゾリルアルキル基を例示できる。低
級アルケニルカルボニル基としては、例えば、ビニルカ
ルボニル、アリルカルボニル、2−ブテニルカルボニ
ル、3−ブテニルカルボニル、1−メチルアリルカルボ
ニル、2−ペンテニルカルボニル、2−ヘキセニルカル
ボニル基等の炭素数2〜6の直鎖又は分枝鎖状アルケニ
ル基を挙げることができる。
【0015】置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノチオカルボニル基として、例えば、アミノ
チオカルボニル、メチルアミノチオカルボニル、エチル
アミノチオカルボニル、プロピルアミノチオカルボニ
ル、イソプロピルアミノチオカルボニル、ブチルアミノ
チオカルボニル、tert−ブチルアミノチオカルボニ
ル、ペンチルアミノチオカルボニル、ヘキシルアミノチ
オカルボニル、ジメチルアミノチオカルボニル、ジエチ
ルアミノチオカルボニル、ジプロピルアミノチオカルボ
ニル、ジブチルアミノチオカルボニル、ジペンチルアミ
ノチオカルボニル、ジヘキシルアミノチオカルボニル、
N−メチル−N−エチルアミノチオカルボニル、N−エ
チル−N−プロピルアミノチオカルボニル、N−メチル
−N−ブチルアミノチオカルボニル、N−メチル−N−
ヘキシルアミノチオカルボニル等の置換基として炭素数
1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を有することのあ
るアミノカルボニル基を例示できる。置換基として低級
アルキル基、フェニル基及び低級アルケニル基なる群か
ら選ばれた基を1〜2個有することのあるアミノカルボ
ニル基としては、例えばアミノカルボニル、フェニルア
ミノカルボニル、ジフェニルアミノカルボニル、メチル
アミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、プロピル
アミノカルボニル、イソプロピルアミノカルボニル、ブ
チルアミノカルボニル、tert−ブチルアミノカルボ
ニル、ペンチルアミノカルボニル、ヘキシルアミノカル
ボニル、ジメチルアミノカルボニル、ジエチルアミノカ
ルボニル、ジプロピルアミノカルボニル、ジブチルアミ
ノカルボニル、ジペンチルアミノカルボニル、ジヘキシ
ルアミノカルボニル、N−メチル−N−エチルアミノカ
ルボニル、N−エチル−N−プロピルアミノカルボニ
ル、N−メチル−N−ブチルアミノカルボニル、N−メ
チル−N−ヘキシルアミノカルボニル、N−メチル−N
−フェニルアミノカルボニル、N−エチル−N−フェニ
ルアミノカルボニル、ビニルアミノカルボニル、アリル
アミノカルボニル、(2−ブテニル)アミノカルボニ
ル、(3−ブテニル)アミノカルボニル、(1−メチル
アリル)アミノカルボニル、(2−ペンテニル)アミノ
カルボニル、(2−ヘキセニル)アミノカルボニル、N
−メチル−N−アリルアミノカルボニル、ジアリルアミ
ノカルボニル基等の置換基として炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルキル基、フェニル基及び炭素数2〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルケニル基からなる群から選ばれた
基を1〜2個有することのあるアミノカルボニル基を例
示できる。
【0016】フェニル環上に置換基として低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子及びニトロ基なる群より選ばれた基
を有することのあるフェニル基としては、例えばフェニ
ル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4
−メトキシフェニル、2−エトキシフェニル、3−エト
キシフェニル、4−エトキシフェニル、4−イソプロポ
キシフェニル、4−ペンチルオキシフェニル、2,4−
ジメトキシフェニル、4−ヘキシルオキシフェニル、
3,4−ジメトキシフェニル、3−エトキシ−4−メト
キシフェニル、2,3−ジメトキシフェニル、3,4−
ジエトキシフェニル、2,5−ジメトキシフェニル、
2,6−ジメトキシフェニル、3,5−ジメトキシフェ
ニル、3,4−ジペンチルオキシフェニル、3,4,5
−トリメトキシフェニル、2−クロロフェニル、3−ク
ロロフェニル、4−クロロフェニル、2−フルオロフェ
ニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、
2−ブロモフェニル、3−ブロモフェニル、4−ブロモ
フェニル、2−ヨードフェニル、3−ヨードフェニル、
4−ヨードフェニル、3,4−ジクロロフェニル、3,
5−ジクロロフェニル、2,6−ジクロロフェニル、
2,3−ジクロロフェニル、2,4−ジクロロフェニ
ル、3,4−ジフルオロフェニル、3,5−ジブロモフ
ェニル、3,4,5−トリクロロフェニル、2−メトキ
シ−3−クロロフェニル、2−ニトロフェニル、3−ニ
トロフェニル、4−ニトロフェニル、2,4−ジニトロ
フェニル、2,6−ジニトロフェニル、2,4,6−ト
リニトロフェニル基等のフェニル環上に置換基として炭
素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基、ハロゲン
原子及びニトロ基なる群より選ばれた基を1〜3個有す
ることのあるフェニル基を例示できる。
【0017】低級アルキル基を有することのあるアミノ
基としては、例えばアミノ、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミ
ノ、tert−ブチルアミノ、ペンチルアミノ、ヘキシ
ルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピ
ルアミノ、ジブチルアミノ、ジペンチルアミノ、ジヘキ
シルアミノ、N−メチル−N−エチルアミノ、N−エチ
ル−N−プロピルアミノ、N−メチル−N−ブチルアミ
ノ、N−メチル−N−ヘキシルアミノ基等の置換基とし
て炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を1〜2
個有することのあるアミノ基を例示できる。置換基とし
て水酸基又は置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノ基を有することのある低級アルカノイル基
としては、例えば、前記低級アルカノイル基に加えて、
2−ヒドロキシアセチル、3−ヒドロキシプロピオニ
ル、2−ヒドロキシプロピオニル、4−ヒドロキシブチ
リル、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピオニ
ル、5−ヒドロキシペンタノイル、6−ヒドロキシヘキ
サノイル、3−メチル−4−ヒドロキシブチリル、2−
アミノアセチル、4−アミノブチリル、4−メチルアミ
ノブチリル、2−ジメチルアミノアセチル、2−メチル
アミノアセチル、2−メチルアミノアセチル、4−ジメ
チルアミノアセチル、3−エチルアミノプロピオニル、
2−イソプロピルアミノプロピオニル、2,2−ジメチ
ル−3−ブチルアミノプロピオニル、5−ペンチルアミ
ノペンタノイル、6−ヘキシルアミノヘキサノイル、3
−メチル−4−(N−メチル−N−エチルアミノ)ブチ
リル基等の置換基として水酸基又は置換基として炭素数
1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を1〜2個有する
ことのあるアミノ基を有することのある炭素数2〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基を例示できる。なお、
置換基として水酸基または置換基として低級アルキル基
を有することのあるアミノ基を有する低級アルカノイル
基としては非置換の低級アルカノイル基以外の上記と同
じものが挙げられる。
【0018】ハロゲン原子を1〜3個有する低級アルカ
ノイル基としては、例えば2,2,2−トリフルオロア
セチル、2,2,2−トリクロロアセチル、2−クロロ
アセチル、2−ブロモアセチル、2−フルオロアセチ
ル、2−ヨードアセチル、2,2−ジフルオロアセチ
ル、2,2−ジブロモアセチル、3,3,3−トリフル
オロプロピオニル、3,3,3−トリクロロプロピオニ
ル、3−クロロプロピオニル、2,3−ジクロロプロピ
オニル、4,4,4−トリクロロブチリル、4−フルオ
ロブチリル、5−クロロペンタノイル、3−クロロ−2
−メチルプロピオニル、6−ブロモヘキサノイル、5,
6−ジブロモヘキサノイル基等の置換基としてハロゲン
原子を1〜3個有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状
アルカノイル基を挙げることができる。低級アルコキシ
カルボニル基としては、例えばメトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポ
キシカルボニル、ブトキシカルボニル、tert−ブト
キシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、ヘキシル
オキシカルボニル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルコキシカルボニル基を例示できる。置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基として
は、例えばアミノ、ホルミルアミノ、アセチルアミノ、
プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルア
ミノ、ペンタノイルアミノ、tert−ブチルカルボニ
ルアミノ、ヘキサノイルアミノ基等の置換基として炭素
数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基を有するこ
とのあるアミノ基を例示できる。
【0019】ピリジン環上に置換基としてニトロ基、置
換基として低級アルカノイル基を有することのあるアミ
ノ基、ハロゲン原子、低級アルキル基、ピロリル基、低
級アルキルチオ基、低級アルカノイル基、水酸基、低級
アルキル基を有することのあるアミノカルボニル基、低
級アルコキシカルボニル基、水酸基置換低級アルキル
基、フェニル基及び1,2,4−トリアゾリル基からな
る群より選ばれる基を有することのあるピリジルカルボ
ニル基としては、例えば、ピリジルカルボニル、2−ニ
トロピリジルカルボニル、3−ニトロピリジルカルボニ
ル、4−ニトロピリジルカルボニル、2−アミノピリジ
ルカルボニル、3−アミノピリジルカルボニル、4−ア
ミノピリジルカルボニル、2−プロピオニルアミノピリ
ジルカルボニル、3−アセチルアミノピリジルカルボニ
ル、4−ブチリルアミノピリジルカルボニル、2−ペン
タノイルアミノピリジルカルボニル、3−ヘキサノイル
アミノピリジルカルボニル、2−クロロピリジルカルボ
ニル、3−ブロモピリジルカルボニル、4−フルオロピ
リジルカルボニル、2−ヨードピリジルカルボニル、
2,4−ジクロロピリジルカルボニル、2−メチルピリ
ジルカルボニル、3−エチルピリジルカルボニル、4−
プロピルピリジルカルボニル、2−ブチルピリジルカル
ボニル、3−ペンチルピリジルカルボニル、4−ヘキシ
ルピリジルカルボニル、2,4−ジメチルピリジルカル
ボニル、2,4,6−トリメチルピリジルカルボニル、
2−(1−ピロリル)ピリジルカルボニル、2−アミノ
−3−メチルピリジルカルボニル、2−プロピオニルア
ミノピリジルカルボニル、2−(1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)ピリジルカルボニル、2−メチルチオ
ピリジルカルボニル、3−エチルチオピリジルカルボニ
ル、4−プロピルチエオピリジルカルボニル、2−ブチ
ルチオピリジルカルボニル、3−ペンチルチオピリジル
カルボニル、4−ヘキシルチオピリジルカルボニル、2
−アセチルピリジルカルボニル、2−アセチル−4−メ
チルピリジルカルボニル、3−プロピオニルピリジルカ
ルボニル、4−ブチリルピリジルカルボニル、2−ホル
ミルピリジルカルボニル、3−ペンタノイルピリジルカ
ルボニル、4−ヘキサノイルピリジルカルボニル、2−
ヒドロキシピリジルカルボニル、3−ヒドロキシピリジ
ルカルボニル、4−ヒドロキシピリジルカルボニル、
2,4−ジヒドロキシピリジルカルボニル、2,4,6
−トリヒドロキシピリジルカルボニル、2−ヒドロキシ
−3−クロロピリジルカルボニル、2−エチルアミノカ
ルボニルピリジルカルボニル、3−メチルアミノカルボ
ニルピリジルカルボニル、4−プロピルアミノカルボニ
ルピリジルカルボニル、2−ブチルアミノカルボニルピ
リジルカルボニル、3−ペンチルアミノカルボニルピリ
ジルカルボニル、4−ヘキシルアミノカルボニルピリジ
ルカルボニル、2−カルバモイルピリジルカルボニル、
2−ジメチルアミノカルボニルピリジルカルボニル、2
−メトキシカルボニルピリジルカルボニル、3−エトキ
シカルボニルピリジルカルボニル、4−プロポキシカル
ボニルピリジルカルボニル、2−ブトキシカルボニルピ
リジルカルボニル、3−ペンチルオキシカルボニルピリ
ジルカルボニル、4−ヘキシルオキシカルボニルピリジ
ルカルボニル、2−ヒドロキシメチルピリジルカルボニ
ル、2,4−ジメチル−3−プロピオニルアミノピリジ
ルカルボニル、3−プロピオニルアミノ−4−メチルピ
リジルカルボニル、3−(2−ヒドロキシエチル)ピリ
ジルカルボニル、4−(3−ヒドロキシプロピル)ピリ
ジルカルボニル、2−(4−ヒドロキシブチル)ピリジ
ルカルボニル、3−(5−ヒドロキシペンチル)ピリジ
ルカルボニル、4−(6−ヒドロキシヘキシル)ピリジ
ルカルボニル、2−(2,3−ジヒドロキシプロピル)
ピリジルカルボニル、4−(5,5,4−トリヒドロキ
シブチル)ピリジルカルボニル、2−フェニルピリジル
カルボニル、3−フェニルピリジルカルボニル基等のピ
リジン環上に置換基としてニトロ基、置換基として炭素
数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基を有するこ
とのあるアミノ基、ハロゲン原子、炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルキル基、ピロリル基、炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキルチオ基、炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルカノイル基、水酸基、炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキル基を有することのあるアミノ
カルボニル基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコ
キシカルボニル基、水酸基を1〜3個有する炭素数1〜
6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基、フェニル基及び1,
2,4−トリアゾリル基なる群より選ばれた基を1〜3
個有することのあるピリジルカルボニル基を挙げること
ができる。
【0020】1,2,4−トリアゾリル低級アルカノイ
ル基としては、例えば2−(1,2,4−トリアゾール
−1−イル)アセチル、3−(1,2,4−トリアゾー
ル−3−イル)プロピオニル、2−(1,2,4−トリ
アゾール−5−イル)プロピオニル、4−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)ブチリル、2,2−ジメチ
ル−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロ
ピオニル、5−(1,2,4−トリアゾール−3−イ
ル)ペンタノイル、6−(1,2,4−トリアゾール−
5−イル)ヘキサノイル、3−メチル−4−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)ブチリル基等のアルカノ
イル基部分の炭素数が2〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカ
ノイル基である1,2,4−トリアゾリルアルカノイル
基を例示できる。置換基として水酸基を有することのあ
る低級アルキル基としては、例えば前記低級アルキル基
及び該低級アルキル基に水酸基を1〜3個有する炭素数
1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基を例示できる。低
級アルキルチオ基としては、例えばメチルチオ、エチル
チオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、
tert−ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオ基
等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキルチオ基を
例示できる。低級アルキルスルフィニル基としては、例
えばメチルスルフィニル、エチルスルフィニル、イソプ
ロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、tert−
ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニル、ヘキシル
スルフィニル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキルスルフィニル基を例示できる。カルボキシ基置換
低級アルコキシ基としては、例えば、カルボキシメトキ
シ、2−カルボキシエトキシ、1−カルボキシエトキ
シ、3−カルボキシプロポキシ、4−カルボキシブトキ
シ、5−カルボキシペンチルオキシ、6−カルボキシヘ
キシルオキシ、1,1−ジメチル−2−カルボキシエト
キシ、2−メチル−3−カルボキシプロポキシ基等のア
ルコキシ部分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
コキシ基であるカルボキシアルコキシ基を挙げることが
できる。
【0021】置換基として低級アルカノイル基、低級ア
ルコキシカルボニル基又は、置換基として低級アルキル
基を有することのあるアミノカルボニル基を有すること
のあるアミノ基としては、例えば、アミノ、カルバモイ
ルアミノ、メチルアミノカルボニルアミノ、エチルアミ
ノカルボニルアミノ、プロピルアミノカルボニルアミ
ノ、イソプロピルアミノカルボニルアミノ、ブチルアミ
ノカルボニルアミノ、tert−ブチルアミノカルボニ
ルアミノ、ペンチルアミノカルボニルアミノ、ヘキシル
アミノカルボニルアミノ、ジメチルアミノカルボニルア
ミノ、ジエチルアミノカルボニルアミノ、ジプロピルア
ミノカルボニルアミノ、ジブチルアミノカルボニルアミ
ノ、ジペンチルアミノカルボニルアミノ、ジヘキシルア
ミノカルボニルアミノ、N−アセチル−N−エチルアミ
ノカルボニルアミノ、N−プロピオニル−N−プロピル
アミノカルボニルアミノ、N−メトキシカルボニル−N
−ブチルアミノカルボニルアミノ、N−エトキシカルボ
ニル−N−ヘキシルアミノカルボニルアミノ、ホルミル
アミノ、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチリ
ルアミノ、イソブチリルアミノ、ペンタノイルアミノ、
tert−ブチルカルボニルアミノ、ヘキサノイルアミ
ノ、メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルア
ミノ、プロポキシカルボニルアミノ、イソプロポキシカ
ルボニルアミノ、ブトキシカルボニルアミノ、tert
−ブトキシカルボニルアミノ、ペンチルオキシカルボニ
ルアミノ、ヘキシルオキシカルボニルアミノ基等の置換
基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル
基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシカルボ
ニル基、又は、置換基として1〜6の直鎖又は分枝鎖状
アルキル基を有することのあるアミノカルボニル基を有
することのあるアミノ基を例示できる。
【0022】フェニル環上に置換基として、低級アルコ
キシ基、低級アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置
換基として低級アルカノイル基を有することのあるアミ
ノ基及び水酸基なる群より選ばれた基を有することのあ
るフェノキシ低級アルキル基としては、例えばフェノキ
シメチル、2−フェノキシエチル、1−フェノキシエチ
ル、3−フェノキシプロピル、4−フェノキシブチル、
5−フェノキシペンチル、6−フェノキシヘキシル、
1,1−ジメチル−2−フェノキシエチル、2−メチル
−3−フェノキシプロピル、(2−ヒドロキシフェノキ
シ)メチル、2−(4−ヒドロキシフェノキシ)エチ
ル、1−(3−ヒドロキシフェノキシ)エチル、3−
(2−ヒドロキシフェノキシ)プロピル、4−(3−ヒ
ドロキシフェノキシ)ブチル、5−(4−ヒドロキシフ
ェノキシ)ペンチル、6−(2−ヒドロキシフェノキ
シ)ヘキシル、(2−メトキシフェノキシ)メチル、2
−(4−メトキシフェノキシ)エチル、1−(3−エト
キシフェノキシ)エチル、3−(2−プロポキシフェノ
キシ)プロピル、4−(3−ブトキシフェノキシ)ブチ
ル、5−(4−ペンチルオキシフェノキシ)ペンチル、
6−(2−ヘキシルオキシフェノキシ)ヘキシル、1,
1−ジメチル−2−(2,4−ジメトキシフェノキシ)
エチル、2−メチル−3−(3,4,5−トリメトキシ
フェノキシ)プロピル、(2,3−ジヒドロキシフェノ
キシ)メチル、(3,4,5−トリヒドロキシフェノキ
シ)メチル、2−(3,4−ジメトキシフェノキシ)エ
チル、2−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェノキ
シ)エチル、(2−メチルフェノキシ)メチル、2−
(4−メチルフェノキシ)エチル、2−(3−メチルフ
ェノキシ)エチル、1−(4−メチルフェノキシ)エチ
ル、3−(2−エチルフェノキシ)プロピル、4−(3
−エチルフェノキシ)ブチル、1,1−ジメチル−2−
(4−エチルフェノキシ)エチル、5−(4−イソプロ
ピルフェノキシ)ペンチル、6−(4−ヘキシルフェノ
キシ)ヘキシル、(3,4−ジメチルフェノキシ)メチ
ル、(3,4,5−トリメチルフェノキシ)メチル、
(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル、(2−クロロ
フェノキシ)メチル、(4−クロロフェノキシ)メチ
ル、(3−クロロフェノキシ)メチル、2−(3−クロ
ロフェノキシ)エチル、(2−フルオロフェノキシ)メ
チル、1−(4−クロロフェノキシ)エチル、3−(2
−フルオロフェノキシ)プロピル、4−(3−フルオロ
フェノキシ)ブチル、5−(4−フルオロフェノキシ)
ペンチル、1,1−ジメチル−2−(2−ブロモフェノ
キシ)エチル、6−(3−ブロモフェノキシ)ヘキシ
ル、(4−ブロモフェノキシ)メチル、2−(2−ヨー
ドフェノキシ)エチル、1−(3−ヨードフェノキシ)
エチル、3−(4−ヨードフェノキシ)プロピル、
(3,4−ジクロロフェノキシ)メチル、(3、5−ジ
クロロフェノキシ)メチル、(2,6−ジクロロフェノ
キシ)メチル、(2,3−ジクロロフェノキシ)メチ
ル、(2,4−ジクロロフェノキシ)メチル、(3,4
−ジフルオロフェノキシ)メチル、(3,5−ジブロモ
フェノキシ)メチル、(3,4,5−トリクロロフェノ
キシ)メチル、(2−メトキシ−3−クロロフェノキ
シ)メチル、(2−ニトロフェノキシ)メチル、2−
(3−ニトロフェノキシ)エチル、2−(4−ニトロフ
ェノキシ)エチル、1−(2−ニトロフェノキシ)エチ
ル、3−(3−ニトロフェノキシ)プロピル、4−(4
−ニトロフェノキシ)ブチル、5−(2−ニトロフェノ
キシ)ペンチル、2−(3−メチル−4−ニトロフェノ
キシ)エチル、2−(3−メチル−4−アミノフェノキ
シ)エチル、6−(3−ニトロフェノキシ)ヘキシル、
2−(3,4−ジニトロフェノキシ)エチル、2−
(3,4,5−トリニトロフェノキシ)エチル、(2−
アミノフェノキシ)メチル、2−(3−アミノフェノキ
シ)エチル、2−(4−アミノフェノキシ)エチル、1
−(2−アミノフェノキシ)エチル、3−(3−アミノ
フェノキシ)プロピル、4−(4−アミノフェノキシ)
ブチル、5−(2−アミノフェノキシ)ペンチル、6−
(3−アミノフェノキシ)ヘキシル、2−(3,4−ジ
アミノフェノキシ)エチル、2−(3,4,5−トリア
ミノフェノキシ)エチル、(2−プロピオニルアミノフ
ェノキシ)エチル、3−(3−ブチリルアミノフェノキ
シ)プロピル、4−(4−ペンタノイルアミノフェノキ
シ)ブチル、5−(5−ヘキサノイルアミノフェノキ
シ)ペンチル、2−(4−アセチルアミノフェノキシ)
エチル、6−(2−アセチルアミノフェノキシ)ヘキシ
ル基等のフェニル環上に置換基として炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルコキシ基、炭素数1〜6の直鎖又は
分枝鎖状アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基
として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基
を有することのあるアミノ基及び水酸基なる群より選ば
れた基を1〜3個有することのあるアルキル部分の炭素
数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるフェノ
キシアルキル基を例示できる。
【0023】ピリジン環上に置換基として低級アルキル
基を有することのあるピリジル低級アルキル基として
は、例えば、(2−ピリジル)メチル、2−(2−ピリ
ジル)エチル、2−(3−ピリジル)エチル、1−(4
−ピリジル)エチル、3−(2−ピリジル)プロピル、
4−(3−ピリジル)ブチル、5−(4−ピリジル)ペ
ンチル、6−(2−ピリジル)ヘキシル、1,1−ジメ
チル−2−(3−ピリジル)エチル、2−メチル−3−
(4−ピリジル)プロピル、(4−メチル−2−ピリジ
ル)メチル、2−(2−メチル−6−ピリジル)エチ
ル、1−(3−プロピル−4−ピリジル)エチル、3−
(4−ブチル−2−ピリジル)プロピル、4−(2−ペ
ンチル−3−ピリジル)ブチル、5−(3−ヘキシル−
4−ピリジル)ペンチル、6−(3,4−ジメチル−2
−ピリジル)ヘキシル、1,1−ジメチル−2−(2,
4,6−トリメチル−3−ピリジル)エチル、2−メチ
ル−3−(2,3−ジメチル−4−ピリジル)プロピル
基等のピリジン環上に置換基として炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルキル基を1〜3個有することのあるア
ルキル部分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキ
ル基であるピリジルアルキル基を例示できる。
【0024】フェニル環上に置換基として低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル
基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カ
ルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級ア
ルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、低
級アルコキシカルボニル基又は置換基として低級アルキ
ル基を有することのあるアミノカルボニル基を有するこ
とのあるアミノ基なる群より選ばれた基を有することの
ある、又低級アルキル基上に置換基として低級アルコキ
シカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を有して
いてもよいフェニル低級アルキル基としては、例えば、
ベンジル、2−フェニルエチル、1−フェニルエチル、
3−フェニルプロピル、2−フェニルプロピル、4−フ
ェニルブチル、1,1−ジメチル−2−フェニルエチ
ル、5−フェニルペンチル、6−フェニルヘキシル、2
−メチル−3−フェニルプロピル、1−メトキシカルボ
ニル−2−フェニルエチル、1−ヒドロキシメチル−2
−フェニルエチル、1−エトキシカルボニル−3−フェ
ニルプロピル、1−(2−ヒドロキシエチル)−4−フ
ェニルプロピル、1−ヒドロキシメチル−2−(4−メ
トキシフェニル)エチル、2−(4−メトキシフェニ
ル)エチル、2−(3−メトキシフェニル)エチル、1
−(4−メトキシフェニル)エチル、2−メトキシベン
ジル、3−(2−エトキシフェニル)プロピル、4−
(3−エトキシフェニル)ブチル、1,1−ジメチル−
2−(4−エトキシフェニル)エチル、5−(4−イソ
プロポキシフェニル)ペンチル、6−(4−ヘキシルオ
キシフェニル)ヘキシル、3,4−ジメトキシベンジ
ル、3,4,5−トリメトキシベンジル、2,5−ジメ
トキシベンジル、3−メトキシベンジル、4−メトキシ
ベンジル、2,4−ジエトキシベンジル、2,3−ジメ
トキシベンジル、2,4−ジメトキシベンジル、2,6
−ジメトキシベンジル、4−エチルチオベンジル、2−
(4−メチルチオフェニル)エチル、1−(2−プロピ
ルチオフェニル)エチル、3−(2−ブチルチオフェニ
ル)プロピル、4−(3−ペンチルチオフェニル)ブチ
ル、1,1−ジメチル−2−(4−ヘキシルチオフェニ
ル)エチル、5−(2−メチルチオフェニル)ペンチ
ル、6−(3−メチルチオフェニル)ヘキシル、2−ヒ
ドロキシベンジル、4−ヒドロキシベンジル、2−(3
−ヒドロキシフェニル)エチル、1−(4−ヒドロキシ
フェニル)エチル、2−(4−ヒドロキシフェニル)エ
チル、2−(2−ヒドロキシフェニル)エチル、3−
(2−ヒドロキシフェニル)プロピル、4−(3−ヒド
ロキシフェニル)ブチル、5−(2−ヒドロキシフェニ
ル)ペンチル、6−(3−ヒドロキシフェニル)ヘキシ
ル、3,4−ジヒドロキシベンジル、3,4,5−トリ
ヒドロキシベンジル、2−メチルベンジル、2−(4−
メチルフェニル)エチル、2−(3−メチルフェニル)
エチル、1−(4−メチルフェニル)エチル、3−(2
−エチルフェニル)プロピル、4−(3−エチルフェニ
ル)ブチル、1,1−ジメチル−2−(4−エチルフェ
ニル)エチル、5−(4−イソプロピルフェニル)ペン
チル、6−(4−ヘキシルフェニル)ヘキシル、3,4
−ジメチルベンジル、3,4,5−トリメチルベンジ
ル、2,5−ジメチルベンジル、2−クロロベンジル、
4−クロロベンジル、3−クロロベンジル、2−(3−
クロロフェニル)エチル、2−フルオロベンジル、1−
(4−クロロフェニル)エチル、3−(2−フルオロフ
ェニル)プロピル、4−(3−フルオロフェニル)ブチ
ル、5−(4−フルオロフェニル)ペンチル、1,1−
ジメチル−2−(2−ブロモフェニル)エチル、6−
(3−ブロモフェニル)ヘキシル、4−ブロモベンジ
ル、2−(2−ヨードフェニル)エチル、1−(3−ヨ
ードフェニル)エチル、3−(4−ヨードフェニル)プ
ロピル、3,4−ジクロロベンジル、3,5−ジクロロ
ベンジル、2,6−ジクロロベンジル、2,3−ジクロ
ロベンジル、2,4−ジクロロベンジル、3,4−ジフ
ルオロベンジル、3,5−ジブロモベンジル、3,4,
5−トリクロロベンジル、2−メトキシ−3−クロロベ
ンジル、2−ニトロベンジル、2−(3−ニトロフェニ
ル)エチル、2−(4−ニトロフェニル)エチル、1−
(2−ニトロフェニル)エチル、3−(3−ニトロフェ
ニル)プロピル、4−(4−ニトロフェニル)ブチル、
5−(2−ニトロフェニル)ペンチル、6−(3−ニト
ロフェニル)ヘキシル、2−(3,4−ジニトロフェニ
ル)エチル、2−(3,4,5−トリニトロフェニル)
エチル、2−アミノベンジル、2−(3−アミノフェニ
ル)エチル、2−(4−アミノフェニル)エチル、1−
(2−アミノフェニル)エチル、3−(3−アミノフェ
ニル)プロピル、4−(4−アミノフェニル)ブチル、
5−(2−アミノフェニル)ペンチル、6−(3−アミ
ノフェニル)ヘキシル、2−(3,4−ジアミノフェニ
ル)エチル、2−(3,4,5−トリアミノフェニル)
エチル、4−エチルスルフィニルベンジル、2−(4−
メチルスルフィニルフェニル)エチル、1−(2−プロ
ピルスルフィニルフェニル)エチル、3−(2−ブチル
スルフィニルフェニル)プロピル、4−(3−ペンチル
スルフィニルフェニル)ブチル、1,1−ジメチル−2
−(4−ヘキシルスルフィニルフェニル)ペンチル、6
−(3−メチルスルフィニルフェニル)ヘキシル、3−
メトキシカルボニルベンジル、2−(4−メトキシカル
ボニルフェニル)エチル、1−(2−エトキシカルボニ
ルフェニル)エチル、3−(3−プロポキシカルボニル
フェニル)プロピル、4−(4−ブトキシカルボニルフ
ェニル)ブチル、5−(2−ペンチルオキシカルボニル
フェニル)ペンチル、6−(3−ヘキシルオキシカルボ
ニルフェニル)ヘキシル、3−カルバモイルベンジル、
2−(4−カルバモイルフェニル)エチル、1−(2−
カルバモイルフェニル)エチル、3−(3−カルバモイ
ルフェニル)プロピル、4−(4−カルバモイルフェニ
ル)ブチル、5−(2−カルバモイルフェニル)ペンチ
ル、6−(3−カルバモイルフェニル)ヘキシル、3−
カルボキシベンジル、2−(4−カルボキシフェニル)
エチル、1−(2−カルボキシフェニル)エチル、3−
(3−カルボキシフェニル)プロピル、4−(4−カル
ボキシフェニル)ブチル、5−(2−カルボキシフェニ
ル)ペンチル、6−(3−カルボキシフェニル)ヘキシ
ル、2−アミノメトキシベンジル、2−[2−(2−ジ
メチルアミノエトキシ)フェニル]エチル、1−[3−
(3−プロピルアミノプロポキシ)フェニル]エチル、
3−[4−(5−ヘキシルアミノペンチルオキシ)フェ
ニル]プロピル、4−{2−[2−(N−メチル−N−
ペンチルアミノ)エトキシ]フェニル]ブチル、5−
[3−(6−アミノヘキシルオキシ)フェニル]ペンチ
ル、3−(2−カルボキシエトキシ)ベンジル、2−
(2−カルボキシメトキシフェニル)エチル、1−[3
−(1−カルボキシエトキシ)フェニル]エチル、3−
[4−(3−カルボキシプロポキシ)フェニル]プロピ
ル、4−[2−(4−カルボキシブトキシ)フェニル]
ブチル、5−[3−(5−カルボキシペンチルオキシ)
フェニル]ペンチル、6−[4−(6−カルボキシヘキ
シルオキシ)フェニル]ヘキシル、2−(2−アセチル
アミノフェニル)エチル、2−(4−アセチルアミノフ
ェニル)エチル、2−(2−メチルアミノカルボニルア
ミノフェニル)エチル、2−(3−アセチルアミノフェ
ニル)エチル、2−(3−メチルアミノカルボニルアミ
ノフェニル)エチル、2−(4−メチルアミノカルボニ
ルアミノフェニル)エチル、2−(3−エトキシカルボ
ニルアミノフェニル)エチル、1−(2−プロピオニル
アミノフェニル)エチル、3−(3−ブチリルアミノフ
ェニル)プロピル、4−(4−ペンタノイルアミノフェ
ニル)ブチル、5−(5−ヘキサノイルアミノフェニ
ル)ペンチル、6−(2−アセチルアミノフェニル)ヘ
キシル、2−メトキシカルボニルアミノベンジル、1−
(4−プロポキシカルボニルアミノフェニル)エチル、
3−(3−ブトキシカルボニルアミノフェニル)プロピ
ル、4−(2−ペンチルオキシカルボニルアミノフェニ
ル)ブチル、5−(3−ヘキシルオキシカルボニルアミ
ノフェニル)ペンチル、6−(2−メトキシカルボニル
アミノフェニル)ヘキシル、2−アミノカルボニルアミ
ノベンジル、1−(3−プロピルアミノカルボニルアミ
ノフェニル)エチル、3−(4−ヘキシルアミノカルボ
ニルアミノフェニル)プロピル、4−[2−(N−メチ
ル−N−ペンチルアミノカルボニルアミノ)フェニル]
ブチル、5−(3−ジメチルアミノカルボニルアミノフ
ェニル)ペンチル、6−(2−エチルアミノカルボニル
アミノフェニル)ヘキシル、3,4−ジアセチルアミノ
ベンジル、3,4−ジメトキシカルボニルアミノベンジ
ル、3−カルボキシ−4−ヒドロキシベンジル、3−メ
チル−4−メトキシベンジル基等のアルキル部分の炭素
数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であり、フェ
ニル環上に炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ
基、水酸基、ニトロ基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖
状アルキル基、ハロゲン原子、炭素数1〜6の直鎖又は
分枝鎖状のアルキルチオ基、炭素数1〜6の直鎖又は分
枝鎖状アルキルスルフィニル基、炭素数1〜6の直鎖又
は分枝鎖状アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、
カルボキシ基、置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分
枝鎖状アルキル基を1〜2個有することのあるアミノ置
換炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基、アル
コキシ部分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコ
キシ基であるカルボキシアルコキシ基、及び置換基とし
て炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基、炭
素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシカルボニル
基、又は置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状
アルキル基を有することのあるアミノカルボニル基を有
することのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を1
〜3個有することのある、又はアルキル基上に置換基と
して炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシカルボ
ニル基又は水酸基を1〜3個有する炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルキル基を有していてもよいフェニルア
ルキル基を挙げることができる。
【0025】低級アルキル基及びフェニル基からなる群
より選ばれた基を1〜2個有することのあるアミノカル
ボニル基としては、例えばアミノカルボニル、フェニル
アミノカルボニル、ジフェニルアミノカルボニル、メチ
ルアミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、プロピ
ルアミノカルボニル、イソプロピルアミノカルボニル、
ブチルアミノカルボニル、tert−ブチルアミノカル
ボニル、ペンチルアミノカルボニル、ヘキシルアミノカ
ルボニル、ジメチルアミノカルボニル、ジエチルアミノ
カルボニル、ジプロピルアミノカルボニル、ジブチルア
ミノカルボニル、ジペンチルアミノカルボニル、ジヘキ
シルアミノカルボニル、N−メチル−N−エチルアミノ
カルボニル、N−エチル−N−プロピルアミノカルボニ
ル、N−メチル−N−ブチルアミノカルボニル、N−メ
チル−N−ヘキシルアミノカルボニル、N−メチル−N
−フェニルアミノカルボニル、N−エチル−N−フェニ
ルアミノカルボニル基等の置換基として炭素数1〜6の
直鎖又は分枝鎖状アルキル基及びフェニル基からなる群
から選ばれた基を1〜2個有することのあるアミノカル
ボニル基を例示できる。フリル環上に置換基としてニト
ロ基、水酸基置換低級アルキル基、低級アルカノイル基
及び置換基として低級アルカノイル基を有することのあ
るアミノ基からなる群より選ばれた基を有することのあ
るフロイル基としては、例えば、フロイル、2−ニトロ
フロイル、3−ニトロフロイル、2,4−ジニトロフロ
イル、2−ホルミルフロイル、2−アセチルフロイル、
3−プロピオニルフロイル、2−ブチリルフロイル、3
−ペンタノイルフロイル、2−ヘキサノイルフロイル、
2−アミノフロイル、2,3−ジアミノフロイル、2−
プロピオニルアミノフロイル、3−アセチルアミノフロ
イル、2−(1−ヒドロキシエチル)フロイル、3−ヒ
ドロキシメチルフロイル、2−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フロイル、2−ブチリルアミノフロイル、3−ペン
タノイルアミノフロイル、2−(4−ヒドロキシブチ
ル)フロイル、3−(5−ヒドロキシペンチル)フロイ
ル、2−ヘキサノイルアミノフロイル、3−ニトロ−2
−アセチルアミノフロイル、3−(5,5,4−トリヒ
ドロキシペンチル)フロイル、2−(6−ヒドロキシヘ
キシル)フロイル、2−(2,3−ジヒドロキシプロピ
ル)フロイル、2−プロピオニルアミノ−3,4−ジニ
トロフロイル基等のフリル環上に置換基としてニトロ
基、水酸基を1〜3個有する炭素数1〜6の直鎖又は分
枝鎖状アルキル基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルカノイル基及び置換基として炭素数1〜6の直鎖又は
分枝鎖状アルカノイル基を有することのあるアミノ基か
らなる群より選ばれた基を1〜3個有することのあるフ
ロイル基を例示できる。
【0026】チエニル環上に置換基としてニトロ基、低
級アルキル基、ハロゲン原子、及び置換基として低級ア
ルカノイル基を有することのあるアミノ基からなる群よ
り選ばれた基を有することのあるチエニルカルボニル基
としては、例えば、チエニルカルボニル、2−ニトロチ
エニルカルボニル、3−ニトロチエニルカルボニル、
2,4−ジニトロチエニルカルボニル、2−メチルチエ
ニルカルボニル、3−エチルチエニルカルボニル、2−
プロピルチエニルカルボニル、3−ブチルチエニルカル
ボニル、2−ペンチルチエニルカルボニル、3−ヘキシ
ルチエニルカルボニル、2,3,4−トリメチルチエニ
ルカルボニル、2,3−ジメチルチエニルカルボニル、
2−クロロチエニルカルボニル、3−ブロモチエニルカ
ルボニル、2−フルオロチエニルカルボニル、3−ヨー
ドチエニルカルボニル、2,3−ジクロロチエニルカル
ボニル、2,3,4−トリクロロチエニルカルボニル、
2−アミノチエニルカルボニル、2,3−ジアミノチエ
ニルカルボニル、2−プロピオニルアミノチエニルカル
ボニル、3−アセチルアミノチエニルカルボニル、2−
ブチリルアミノチエニルカルボニル、3−ペンタノイル
アミノチエニルカルボニル、2−ヘキサノイルアミノチ
エニルカルボニル、2−プロピオニルアミノ−3−メチ
ルチエニルカルボニル、4−クロロ−2−アセチルアミ
ノチエニルカルボニル基等のチエニル環上に置換基とし
てニトロ基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル
基、ハロゲン原子及び置換基として炭素数1〜6の直鎖
又は分枝鎖状アルカノイル基を有することのあるアミノ
基なる群より選ばれた基を1〜3個有することのあるチ
エニルカルボニル基を例示できる。フルオレン環上に置
換基としてオキソ基及びニトロ基なる群より選ばれた基
を有することのあるフルオレニルカルボニル基として
は、例えば、フルオレニルカルボニル、9−オキソフル
オレニルカルボニル、2−ニトロフルオレニルカルボニ
ル、3−ニトロフルオレニルカルボニル、4−ニトロフ
ルオレニルカルボニル、2−ニトロ−9−オキソフルオ
レニルカルボニル、3−ニトロ−9−オキソフルオレニ
ルカルボニル、4−ニトロ−9−オキソフルオレニルカ
ルボニル、2,8−ジニトロ−9−オキソフルオレニル
カルボニル基等のフルオレン環上に置換基としてオキソ
基及びニトロ基なる群より選ばれた基を1〜3個有する
ことのあるフルオレニルカルボニル基を例示できる。チ
エニル低級アルキル基としては、例えば、(2−チエニ
ル)メチル、2−(2−チエニル)エチル、1−(3−
チエニル)エチル、3−(2−チエニル)プロピル、4
−(3−チエニル)ブチル、5−(2−チエニル)ペン
チル、6−(2−チエニル)ヘキシル、1,1−ジメチ
ル−2−(2−チエニル)エチル、2−メチル−3−
(3−チエニル)プロピル基等のアルキル部分の炭素数
が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるチエニル
アルキル基を例示できる。
【0027】フリル低級アルキル基としては、例えば、
(2−フリル)メチル、2−(2−フリル)エチル、1
−(3−フリル)エチル、3−(2−フリル)プロピ
ル、4−(3−フリル)ブチル、5−(2−フリル)ペ
ンチル、6−(2−フリル)ヘキシル、1,1−ジメチ
ル−2−(2−フリル)エチル、2−メチル−3−(3
−フリル)プロピル基等のアルキル部分の炭素数が1〜
6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるフリルアルキル
基を例示できる。低級アルキレン基としては、例えば、
メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、
ペンタメチレン、ヘキサメチレン、2−メチルトリメチ
レン、2,2−ジメチルトリメチレン、1−メチルトリ
メチレン、メチルメチレン、エチルメチレン基等の炭素
数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキレン基を例示でき
る。フタルイミド置換低級アルキル基としては、例え
ば、フタルイミドメチル、2−フタルイミドエチル、1
−フタルイミドエチル、3−フタルイミドプロピル、4
−フタルイミドブチル、5−フタルイミドペンチル、6
−フタルイミドヘキシル、1,1−ジメチル−2−フタ
ルイミドエチル、2−メチル−3−フタルイミドプロピ
ル基等のアルキル部分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝
鎖状アルキル基であるフタルイミドアルキル基を例示で
きる。シクロアルキル低級アルキル基としては、例え
ば、シクロヘキシルメチル、2−シクロプロピルエチ
ル、2−シクロヘキシルエチル、1−シクロブチルエチ
ル、3−シクロペンチルプロピル、4−シクロヘキシル
ブチル、2,2−ジメチル−3−シクロヘプチルプロピ
ル、5−シクロオクチルペンチル、6−シクロヘキシル
ヘキシル基等のアルキル部分が炭素数1〜6の直鎖又は
分枝鎖状アルキル基である炭素数3〜8のシクロアルキ
ルアルキル基を例示できる。
【0028】フェニル低級アルケニル基としては、例え
ば、スチリル、3−フェニル−1−プロペニル、3−フ
ェニル−2−プロペニル、4−フェニル−3−ブテニ
ル、4−フェニル−2−ブテニル、5−フェニル−4−
ペンテニル、5−フェニル−3−ペンテニル、5−フェ
ニル−2−ペンテニル、6−フェニル−5−ヘキセニ
ル、6−フェニル−4−ヘキセニル、6−フェニル−3
−ヘキセニル、6−フェニル−2−ヘキセニル、2−メ
チル−4−フェニル−3−ブテニル、2−メチル−スチ
リル、1−メチル−スチリル等のアルケニル部分の炭素
数が2〜6の直鎖又は分枝鎖アルケニル基であるフェニ
ルアルケニル基を例示できる。2,3−ジヒドロ−1H
−インデニル環上に置換基として低級アルコキシ基、水
酸基、ニトロ基、置換基として低級アルカノイル基を有
することのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有
することのある2,3ージヒドロ−1H−インデニル基
としては、例えば2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、1−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、5−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、2−エトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、3−メトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、6−エトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、4−プロポキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデ
ニル、7−ブトキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデ
ニル、5−ペンチルオキシ−2,3−ジヒドロ−1H−
インデニル、6−ヘキシルオキシ−2,3−ジヒドロ−
1H−インデニル、5,3,7−トリメトキシ−2,3
−ジヒドロ−1H−インデニル、5,7−ジメトキシ−
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、5−ヒドロキシ
−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、6−ヒドロキ
シ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、4−ヒドロ
キシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、7−ヒド
ロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、1−ヒ
ドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、2−
ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、3
−ヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、
1,3,5−トリヒドロキシ−2,3−ジヒドロ−1H
−インデニル、3,5−ジヒドロキシ−2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル、1−ニトロ−2,3−ジヒドロ
−1H−インデニル、2−ニトロ−2,3−ジヒドロ−
1H−インデニル、3−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1
H−インデニル、4−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H
−インデニル、5−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−
インデニル、6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−イ
ンデニル、7−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−イン
デニル、5,7−ジニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−
インデニル、1−アミノ−2,3−ジヒドロ−1H−イ
ンデニル、2−アミノ−2,3−ジヒドロ−1H−イン
デニル、3−アミノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデ
ニル、4−アミノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、5−アミノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、6−アミノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、7−アミノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、1,5−ジアミノ−2,3−ジヒドロ−1H−イン
デニル、1,2,5−トリアミノ−2,3−ジヒドロ−
1H−インデニル、5−アセチルアミノ−2,3−ジヒ
ドロ−1H−インデニル、2−プロピオニルアミノ−
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、1−ブチリルア
ミノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、3−ペン
タノイルアミノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、4−ヘキサノイルアミノ−2,3−ジヒドロ−1H
−インデニル、6−アセチルアミノ−2,3−ジヒドロ
−1H−インデニル、7−ホルミルアミノ−2,3−ジ
ヒドロ−1H−インデニル、2,5−ジアセチルアミノ
−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、1−ヒドロキ
シ−5−アミノ−2,3−ジヒドロ−1H−インデニ
ル、1−メトキシ−5−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1
H−インデニル、1−ヒドロキシ−5−アセチルアミノ
−2,3−ジヒドロ−1H−インデニル基等の2,3−
ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基として炭素数
1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基、水酸基、ニト
ロ基、置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状ア
ルカノイル基を有することのあるアミノ基からなる群よ
り選ばれた基を1〜3個有することのある2,3−ジヒ
ドロ−1H−インデニル基を例示できる。
【0029】フェニル低級アルコキシ基としては、例え
ば、ベンジルオキシ、2−フェニルエトキシ、1−フェ
ニルエトキシ、3−フェニルプロポキシ、4−フェニル
ブトキシ、1,1−ジメチル−2−フェニルエトキシ、
5−フェニルペンチルオキシ、6−フェニルヘキシルオ
キシ、2−メチル−3−フェニルプロポキシ基等のアル
コキシ部分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコ
キシ基であるフェニルアルコキシ基を例示できる。低級
アルカノイルオキシ基としては、例えば、ホルミルオキ
シ、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオ
キシ、イソブチリルオキシ、ペンタノイルオキシ、te
rt−ブチルカルボニルオキシ、ヘキサノイルオキシ基
等の置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
カノイルオキシ基を例示できる。フェニル低級アルコキ
シカルボニル基としては、例えば、ベンジルオキシカル
ボニル、2−フェニルエトキシカルボニル、1−フェニ
ルエトキシカルボニル、3−フェニルプロポキシカルボ
ニル、4−フェニルブトキシカルボニル、1,1−ジメ
チル−2−フェニルエトキシカルボニル、5−フェニル
ペンチルオキシカルボニル、6−フェニルヘキシルオキ
シカルボニル、2−メチル−3−フェニルプロポキシカ
ルボニル基等のアルコキシカルボニル部分の炭素数が1
〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシカルボニル基である
フェニルアルコキシカルボニル基を例示できる。置換基
として低級アルキル基及び低級アルカノイル基からなる
群より選ばれた基を有することのあるアミノ低級アルキ
ル基としては、例えば、アミノメチル、2−アミノエチ
ル、1−アミノエチル、3−アミノプロピル、4−アミ
ノブチル、5−アミノペンチル、6−アミノヘキシル、
1,1−ジメチル−2−アミノエチル、2−メチル−3
−アミノプロピル、メチルアミノメチル、エチルアミノ
メチル、1−エチルアミノエチル、2−プロピルアミノ
エチル、3−イソプロピルアミノプロピル、4−ブチル
アミノブチル、5−ペンチルアミノペンチル、6−ヘキ
シルアミノヘキシル、ジメチルアミノメチル、2−ジエ
チルアミノエチル、2−ジメチルアミノエチル、(N−
エチル−N−プロピルアミノ)メチル、2−(N−メチ
ル−N−ヘキシルアミノ)エチル、ホルミルアミノメチ
ル、アセチルアミノメチル、1−アセチルアミノエチ
ル、2−プロピオニルアミノエチル、3−ブチリルアミ
ノプロピル、4−ペンタノイルアミノブチル、5−ヘキ
サノイルアミノペンチル、6−アセチルアミノヘキシ
ル、(N−エチル−N−アセチルアミノ)メチル基等の
置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル
基及び炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基
からなる群より選ばれた基を1〜2個有することのある
アミノ基を有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
キル基を例示できる。
【0030】置換基としてフェニル基を有することのあ
るシクロアルキル基としては、シクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チル、シクロオクチル、1−フェニルシクロプロピル、
1−フェニルシクロブチル、1−フェニルシクロペンチ
ル、1−フェニルシクロヘキシル、1−フェニルシクヘ
プチル、1−フェニルシクロオクチル基等の置換基とし
てフェニル基を有することのある炭素数3〜8のシクロ
アルキル基を例示できる。フリル環上に置換基としてニ
トロ基、水酸基置換低級アルキル基、低級アルカノイル
基、及び置換基として低級アルカノイル基を有すること
のあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有するフロ
イル基としては前記置換フロイル基を例示できる。フェ
ニルC1−C2アルキル基としては、例えば、ベンジル、
1−フェニルエチル、2−フェニルエチル基等を例示で
きる。フェニル環上に置換基として低級アルキルチオ基
を有するフェニル低級アルキル基としては、例えば、4
−エチルチオベンジル、2−(4−メチルチオフェニ
ル)エチル、1−(2−プロピルチオフェニル)エチ
ル、3−(2−ブチルチオフェニル)プロピル、4−
(3−ペンチルチオフェニル)ブチル、1,1−ジメチ
ル−2−(4−ヘキシルチオフェニル)エチル、5−
(2−メチルチオフェニル)ペンチル、6−(3−メチ
ルチオフェニル)ヘキシル、3,4−ジメチルチオベン
ジル、2,4,6−トリメチルチオベンジル等のフェニ
ル環上に置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状
アルキルチオ基を1〜3個有するアルキル部分の炭素数
が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基であるフェニル
アルキル基を例示できる。置換基としてフェニル基を有
するシクロアルキル基としては、前記置換基としてフェ
ニル基を有することのあるシクロアルキル基のうち、無
置換のシクロアルキル基を除く前記基を例示することが
できる。
【0031】上記一般式(1)で表される本発明の化合
物は、種々の方法により製造されるが、その好ましい方
法としては例えば以下に示す方法が挙げられる。 [反応式−1]
【化35】 [式中、Raは、基:
【化36】 (式中、R3及びmは前記に同じ)、置換基として水酸
基又は置換基として低級アルキル基を有することのある
アミノ基を有することのある低級アルカノイル基、ハロ
ゲン原子を1〜3個有する低級アルカノイル基、低級ア
ルコキシカルボニル基、ピリジン環上に置換基としてニ
トロ基、置換基として低級アルカノイル基を有すること
のあるアミノ基、ハロゲン原子、低級アルキル基、ピロ
リル基、低級アルキルチオ基、低級アルカノイル基、水
酸基、低級アルキル基を有することのあるアミノカルボ
ニル基、低級アルコキシカルボニル基、水酸基置換低級
アルキル基、フェニル基及び1,2,4−トリアゾリル
基なる群より選ばれる基を有することのあるピリジルカ
ルボニル基、1,2,4−トリアゾリル低級アルカノイ
ル基、フリル環上に置換基としてニトロ基、水酸基置換
アルキル基、低級アルカノイル基、及び置換基として低
級アルカノイル基を有することのあるアミノ基なる群よ
り選ばれた基を有することのあるフロイル基、チエニル
環上に置換基としてニトロ基、低級アルキル基、ハロゲ
ン原子及び置換基として低級アルカノイル基を有するこ
とのあるアミノ基なる群より選ばれた基を有することの
あるチエニルカルボニル基、フルオレン環上に置換基と
してオキソ基及びニトロ基からなる群より選ばれた基を
有することのあるフルオレニルカルボニル基又は、基:
【化37】 (式中、Y、W、Z、
【化38】 における点線及び基:
【化39】 の置換基は前記に同じ)を示す。R1及びR2は前記に同
じ]
【0032】上記反応式−1で示される方法は、一般式
(2)で表されるカルボン酸誘導体又はそのカルボキシ
基の活性化された誘導体と一般式(3)で表されるアミ
ン又はそのアミノ基の活性化された化合物とを通常のア
ミド結合生成反応にて反応させることにより実施され
る。該反応には、公知のアミド結合生成反応の条件を容
易に適用することができる。例えば(イ)混合酸無水物
法、即ちカルボン酸誘導体(2)にアルキルハロカルボ
ン酸を反応させて混合酸無水物とし、これにアミン
(3)を反応させる方法、(ロ)活性エステル法、即ち
カルボン酸誘導体(2)をp−ニトロフェニルエステ
ル、N−ヒドロキシコハク酸イミドエステル、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾールエステル等の活性エステルと
し、これにアミン(3)を反応させる方法、(ハ)カル
ボジイミド法、即ちカルボン酸誘導体(2)にアミン
(3)をジシクロヘキシルカルボジイミド、カルボニル
ジイミダゾール等の活性化剤の存在下に縮合させる方
法、(ニ)その他の方法としてカルボン酸誘導体(2)
を無水酢酸等の脱水剤によりカルボン酸無水物とし、こ
れにアミン(3)を反応させる方法、カルボン酸誘導体
(2)と低級アルコールとのエステルにアミン(3)を
高圧高温下に反応させる方法、カルボン酸誘導体(2)
の酸ハロゲン化物即ちカルボン酸ハライドにアミン
(3)を反応させる方法等を挙げることができる。また
カルボン酸誘導体(2)をトリフェニルホスフィン、シ
アノリン酸ジエチル、ジエチルクロロホスフェート、
N,N−ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホ
スホロジアミジッククロリド、ジフェニルリン酸アミド
等のリン化合物で活性化し、これにアミン(3)を反応
させる方法等によることもできる。
【0033】混合酸無水物法において用いられる混合酸
無水物は、通常のショッテン−バウマン反応により得ら
れ、これを通常単離することなくアミン(3)と反応さ
せることにより一般式(1a)の化合物が製造される。
ショッテン−バウマン反応は塩基性化合物の存在下又は
非存在下に行なわれる。用いられる塩基性化合物として
は、ショッテン−バウマン反応に慣用の化合物が用いら
れ、例えばトリエチルアミン、トリメチルアミン、ピリ
ジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、4−
ジメチルアミノピリジン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノネン−5(DBN)、1,8−ジアザ
ビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)、
1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DA
BCO)等の有機塩基、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩
基等が挙げられる。該反応は、通常−20〜100℃、
好ましくは0〜50℃において行なわれ、反応時間は5
分〜10時間、好ましくは5分〜2時間である。得られ
た混合酸無水物とアミン(3)との反応は、通常−20
〜150℃、好ましくは10〜50℃において行なわ
れ、反応時間は5分〜10時間、好ましくは5分〜5時
間である。混合酸無水物法は、適当な溶媒中又は無溶媒
下で行なわれる。用いられる溶媒は、混合酸無水物法に
慣用の溶媒がいずれも使用可能であり、具体的には塩化
メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン
化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン等のエーテル類、酢酸メチル、酢
酸エチル等のエステル類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリア
ミド等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。尚、混
合酸無水物の製造において使用されるアルキルハロカル
ボン酸としては、例えばクロロ蟻酸メチル、ブロモ蟻酸
メチル、クロロ蟻酸エチル、ブロモ蟻酸エチル、クロロ
蟻酸イソブチル等が挙げられ、これらは通常カルボン酸
誘導体(2)に対し少なくとも等モル量、好ましくは約
1〜2倍モル量用いられる。またアミン(3)は、通常
カルボン酸誘導体(2)に対し少なくとも等モル量、好
ましくは約1〜2倍モル量用いるのがよい。
【0034】また活性エステル法は、例えばN−ヒドロ
キシコハク酸イミドエステルを用いる場合を例にとれ
ば、反応に影響を与えない適当な溶媒中で行なわれる。
該溶媒としては、具体的には塩化メチレン、クロロホル
ム、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等
のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル
類、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の非プロトン性
極性溶媒等が挙げられる。反応は、0〜150℃、好ま
しくは10〜100℃で、5〜30時間で終了する。ア
ミン(3)とN−ヒドロキシコハク酸イミドエステルと
の使用割合は、後者に対して前者を通常少なくとも等モ
ル、好ましくは等モル〜2倍モルとするのがよい
【0035】またカルボン酸ハライドにアミン(3)を
反応させる方法を採用する場合、該反応は脱ハロゲン化
水素剤の存在下、適当な溶媒中で行なわれる。脱ハロゲ
ン化水素剤としては、通常の塩基性化合物が用いられ
る。塩基性化合物としては、公知のものを広く使用で
き、例えば上記ショッテン−バウマン反応に用いられる
塩基性化合物の他に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、炭酸銀、ナト
リウムメチラート、ナトリウムエチラート等のアルコラ
ート等を挙げることができる。尚、アミン(3)を過剰
量使用して脱ハロゲン化水素剤として兼用できる。また
溶媒としては、例えば上記混合酸無水物法に用いられる
溶媒の他に、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール、3−メトキシ−1−ブタノール、エチルセ
ロソルブ、メチルセロソルブ等のアルコール類、水、ピ
リジン、アセトン、アセトニトリル等やこれらの混合溶
媒等を挙げることができる。アミン(3)とカルボン酸
ハライドとの使用割合としては、特に限定がなく広い範
囲内で適宜選択すればよいが、通常前者に対して後者を
少なくとも等モル量程度、好ましくは等モル〜2倍モル
量程度用いるのがよい。該反応は、通常−30〜180
℃程度、好ましくは0〜150℃にて行なわれ、一般に
5分〜30時間程度で反応は完結する。
【0036】上記においてカルボン酸ハライドは、例え
ばカルボン酸誘導体(2)とハロゲン化剤とを無溶媒下
または溶媒の存在下に反応させることにより製造され
る。溶媒としては、反応に悪影響を与えないものであれ
ば使用でき、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレン、四塩
化炭素等のハロゲン化炭化水素類、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル類、N,
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の
非プロトン性極性溶媒又はこれらの混合溶媒等が挙げら
れる。ハロゲン化剤としては、カルボキシル基の水酸基
をハロゲン原子に変える通常のハロゲン化剤を使用で
き、例えば塩化チオニル、オキシ塩化リン、オキシ臭化
リン、五塩化リン、五臭化リン等が例示される。カルボ
ン酸誘導体(2)とハロゲン化剤との使用割合は、特に
限定されず適宜選択されるが、無溶媒下で反応を行なう
場合には、通常前者に対して後者を大過剰量、また溶媒
中で反応を行なう場合には、通常前者に対して後者を少
なくとも等モル量程度、好ましくは2〜4倍モル量を用
いる。その反応温度及び反応時間も特に限定されない
が、通常室温〜150℃程度、好ましくは室温〜100
℃にて、10分間〜6時間程度で行なわれる。
【0037】またカルボン酸誘導体(2)をトリフェニ
ルホスフィン、シアノリン酸ジエチル、ジエチルクロロ
ホスフェート、N,N−ビス(2−オキソ−3−オキサ
ゾリジニル)ホスフィン酸クロリド、ジフェニルホスホ
リルアジド等のリン化合物で活性化し、これにアミン
(3)を反応させる方法は、適当な溶媒中で行なうこと
ができる。ここで溶媒としては、反応に影響を与えない
ものならずいずれでも使用できるが、具体的には塩化メ
チレン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジメトキシエタン等のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エ
チル等のエステル類、N,N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド
等の非プロトン性極性溶媒等が挙げられる。上記反応で
は、アミン(3)自体が塩基性化合物として働くため、
これを理論量より過剰量用いることにより、反応は良好
に進行するが、必要に応じて、他の塩基性化合物、例え
ばトリエチルアミン、トリメチルアミン、ピリジン、ジ
メチルアニリン、N−メチルモルホリン、DBN、DB
U、DABCO等の有機塩基及び炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の
無機塩基を用いることもできる。該反応は、約0〜15
0℃、好ましくは約0〜100℃において行なわれ、反
応時間は約10分〜30時間である。カルボン酸誘導体
(2)に対するリン化合物及びアミン(3)の使用割合
は、それぞれ通常少なくとも等モル量程度、好ましくは
1〜3倍モル量である。
【0038】[反応式−2]
【化40】 [式中、R1、R2、R6、及びXは前記に同じ]化合物
(4)と化合物(3)との反応は、塩基性化合物の存在
下又は非存在下、好ましくは非存在下に、適当な溶媒中
又は無溶媒下で行なわれる。ここで使用される溶媒及び
塩基性化合物は、前記反応式−1のカルボン酸ハライド
にアミン(3)を反応させる方法で用いられる溶媒及び
塩基性化合物をいずれも使用することができる。化合物
(4)の使用量としては、化合物(3)に対して通常等
モル〜15倍モル量程度、好ましくは等モル〜10倍モ
ル量程度とするのがよい。該反応は通常0〜200℃程
度、好ましくは室温〜150℃程度付近の温度で、通常
5分〜30時間程度を要して行なわれる。該反応には三
弗化硼素ジエチルエーテル等の硼素化合物を添加しても
よい。
【0039】[反応式−3]
【化41】 [式中、R、R1及びR2は前記に同じ] (イ)一般式(5)の化合物と一般式(6)の化合物の
反応は、無溶媒又は適当な溶媒中、脱水剤の非存在下又
は存在下に行なわれる。ここで使用される溶媒として
は、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール
等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、
クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒又
はこれらの混合溶媒等が挙げられる。脱水剤としては、
例えばモレキュラーシーブ等の通常の溶媒の脱水に用い
られる乾燥剤、塩酸、硫酸等の鉱酸、三弗化ホウ素等の
ルイス酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸等を挙げ
ることができる。該反応は、通常室温〜250℃、好ま
しくは50〜200℃程度にて行なわれ、一般に1〜4
8時間程度で終了する。一般式(6)の化合物の使用量
としては、特に制限されないが、通常一般式(5)の化
合物に対して少なくとも等モル量、好ましくは等モル〜
大過剰量使用するのがよい。また脱水剤の使用量として
は、乾燥剤の場合には通常大過剰量、酸を用いる場合に
は触媒量用いるのがよい。
【0040】上記の反応により、中間にシッフ塩基が生
成され、これをさらに還元することにより目的の化合物
(1)が得られる。該還元反応には、種々の方法が適用
でき、例えば水素化還元剤を用いる還元法が好適に利用
される。用いられる水素化還元剤としては、例えば水素
化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、ジ
ボラン等が挙げられ、その使用量は、通常化合物(5)
に対して少なくとも等モル、好ましくは等モル〜15倍
モルの範囲である。この還元反応は、通常適当な溶媒、
例えば水、メタノール、エタノール、イソプロパノール
等の低級アルコール類、テトラヒドロフラン、ジエチル
エーテル、ジグライム等のエーテル類等を用い、約−6
0〜50℃、好ましくは−30℃〜室温にて、約10分
間〜15時間程度で行なわれる。なお、還元剤として水
素化アルミニウムリチウムやジボランを用いた場合に
は、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジグライ
ム等の無水の溶媒を用いるのがよい。
【0041】(ロ)上記化合物(5)と化合物(6)と
の反応を無溶媒又は適当な溶媒中還元剤の存在下に行う
ことにより直接化合物(1)に導くことができる。ここ
で使用される溶媒としては、例えば水、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール等のアルコール類、酢酸、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、
ジグライム等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類等又はこれらの混合溶媒等を
例示できる。その反応方法としては、蟻酸、水素化ホウ
素ナトリウム、水素化シアノホウ素ナトリウム、水素化
アルミニウムリチウム等の水素化還元剤を用いる方法、
パラジウム黒、パラジウム炭素、酸化白金、白金黒、白
金炭素、ラネーニッケル等の接触還元触媒を用いる接触
還元法等を例示できる。還元剤として蟻酸を用いる場
合、反応温度は通常室温〜200℃、好ましくは50〜
150℃付近が適当であり、該反応は1〜10時間程度
にて終了する。蟻酸の使用量としては、一般式(5)の
化合物に対して大過剰量とするのがよい。また水素化還
元剤を使用する場合、反応温度は通常−30〜100
℃、好ましくは0〜70℃程度であり、該反応は30分
〜12時間程度にて完結する。還元剤の使用量として
は、一般式(5)の化合物に対して通常等モル〜20倍
モル、好ましくは1〜5倍モルとするのがよい。特に還
元剤として水素化アルミニウムリチウムを使用する場
合、溶媒としてジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエ
チルエーテル、ジグライム等のエーテル類、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類等を使用する
のが好ましい。接触還元触媒を用いる場合には、通常常
圧〜20気圧、好ましくは常圧〜10気圧の水素雰囲気
中、通常−30〜100℃、好ましくは0〜60℃の温
度で反応を行う。触媒の使用量としては、一般式(5)
の化合物に対して通常0.1〜40重量%、好ましくは
0.1〜20重量%とするのがよい。また化合物(5)
の使用量は、特に限定がなく広い範囲で適宜選択すれば
よいが、一般式(6)の化合物に対して通常少なくとも
等モル量、好ましくは等モル〜大過剰量とするのがよ
い。
【0042】[反応式−4]
【化42】 [式中、Rは前記に同じ、R2aは、水素原子、置換基と
して水酸基を有することのある低級アルキル基、フェニ
ル環上に置換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原
子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル基、低級アルキル
チオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルコキシ
カルボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基、置換基
として低級アルキル基を有することのあるアミノ低級ア
ルコキシ基、カルボキシ置換低級アルコキシ基、及び置
換基として低級アルカノイル基、低級アルコキシカルボ
ニル基、又は置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノカルボニル基を有することのあるアミノ基
なる群より選ばれた基を有することのある、又低級アル
キル基上に置換基として低級アルコキシカルボニル基又
は水酸基置換低級アルキル基を有していてもよいフェニ
ル低級アルキル基、フェニル環上に置換基として低級ア
ルコキシ基、低級アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ
基、置換基として低級アルカノイル基を有することのあ
るアミノ基及び水酸基なる群より選ばれた基を有するこ
とのあるフェノキシ低級アルキル基、ピリジン環上に置
換基として低級アルキル基を有することのあるピリジル
低級アルキル基、チエニル低級アルキル基、フリル低級
アルキル基、基:
【化43】 (式中、B、R27及びR28は前記に同じ)、フタルイミ
ド置換低級アルキル基、シクロアルキル低級アルキル
基、フェニル低級アルケニル基、置換基としてフェニル
基を有することのあるシクロアルキル基又は、2,3−
ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基として低級ア
ルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として低級アル
カノイル基を有することのあるアミノ基なる群より選ば
れた基を有することのある2,3−ジヒドロ−1H−イ
ンデニル基、R1aは、水素原子以外の前記R2a、X
1は、ハロゲン原子、低級アルカンスルホニルオキシ
基、アリールスルホニルオキシ基又はアラルキルスルホ
ニルオキシ基を示す。ただしR2aが水素原子又は、置換
基として水酸基を有することのある低級アルキル基以外
の基のとき、R1aは置換基として水酸基を有することの
ある低級アルキル基でなければならない。又R2aが水素
原子又は置換基として水酸基を有することのある低級ア
ルキル基のとき、R1aは置換基として水酸基を有するこ
とのある低級アルキル基以外の基でなければならな
い]。
【0043】上記一般式(7)で表される化合物におい
て、X1で定義されるハロゲン原子としては具体的には
塩素、弗素、臭素及び沃素原子であり、低級アルカンス
ルホニルオキシ基としては具体的にはメタンスルホニル
オキシ、エタンスルホニルオキシ、プロパンスルホニル
オキシ、イソプロパンスルホニルオキシ、ブタンスルホ
ニルオキシ、tert−ブタンスルホニルオキシ、ペン
タンスルホニルオキシ、ヘキサンスルホニルオキシ基等
を例示でき、またアリールスルホニルオキシ基としては
具体的にはフェニルスルホニルオキシ、4−メチルフェ
ニルスルホニルオキシ、2−メチルフェニルスルホニル
オキシ、4−ニトロフェニルスルホニルオキシ、4−メ
トキシフェニルスルホニルオキシ、3−クロロフェニル
スルホニルオキシ、α−ナフチルスルホニルオキシ基等
の置換又は非置換のアリールスルホニルオキシ基を例示
でき、またアラルキルスルホニルオキシ基としては具体
的にはベンジルスルホニルオキシ、2−フェニルエチル
スルホニルオキシ、4−フェニルブチルスルホニルオキ
シ、4−メチルベンジルスルホニルオキシ、2−メチル
ベンジルスルホニルオキシ、4−ニトロベンジルスルホ
ニルオキシ、4−メトキシベンジルスルホニルオキシ、
3−クロロベンジルスルホニルオキシ、α−ナフチルメ
チルスルホニルオキシ基等の置換又は非置換のアラルキ
ルスルホニルオキシ基を例示できる。
【0044】一般式(1c)の化合物と一般式(7)の
化合物との反応は、一般に適当な不活性溶媒中、塩基性
化合物の存在下または不存在下にて行なわれる。用いら
れる不活性溶媒としては例えばベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等の
エーテル類、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、ブタノール等の低級アルコール類、酢酸、酢酸エチ
ル、アセトン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシ
ド、N,N−ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルリン
酸トリアミド等を挙げることができる。また塩基性化合
物としては例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭
酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
金属水酸化物、水素化ナトリウム、カリウム、ナトリウ
ム、ナトリウムアミド、ナトリウムメチラート、ナトリ
ウムエチラート等の金属アルコラート、ピリジン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、ジメチルアミノピリジン、ト
リエチルアミン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.
0]ノネン−5(DBN)、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)、1,4−ジ
アザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)等
の有機塩基等を挙げることができる。一般式(1c)の
化合物と一般式(7)の化合物との使用割合としては、
特に限定がなく広い範囲で適宜選択すればよいが、前者
に対して後者を少なくとも等モル量程度、好ましくは等
モル〜5倍モル量程度用いるのがよい。該反応は通常0
〜200℃程度、好ましくは0〜170℃程度にて行な
われ、一般に30分〜30時間程度で終了する。又、該
反応系内には沃化ナトリウム、沃化カリウム等のアルカ
リ金属ハロゲン化合物等を添加してもよい。
【0045】[反応式−5]
【化44】 [式中、R及びR2aは前記に同じ、R1bは、フェニル環
上に置換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原子、水
酸基、ニトロ基、低級アルキル基、低級アルキルチオ
基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルコキシカル
ボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基、置換基とし
て低級アルキル基を有することのあるアミノ低級アルコ
キシ基、カルボキシ置換低級アルコキシ基、及び置換基
として低級アルカノイル基、低級アルコキシカルボニル
基、又は置換基として低級アルキル基を有することのあ
るアミノカルボニル基を有することのあるアミノ基なる
群より選ばれた基を有することのあるフェニル基、ピリ
ジン環上に置換基として低級アルキル基を有することの
あるピリジル基、チエニル基、フリル基、フタルイミド
基、シクロアルキル基又は水素原子、2,3−ジヒドロ
−1H−インデニル環上に置換基として低級アルコキシ
基、水酸基、ニトロ基、置換基として低級アルカノイル
基を有することのあるアミノ基なる群より選ばれた基を
有することのある2,3−ジヒドロ−1H−インデニル
基、フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル基、低級
アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級ア
ルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシ
基、置換基として低級アルキル基を有することのあるア
ミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級アルコキシ
基、及び置換基として低級アルカノイル基、低級アルコ
キシカルボニル基、又は置換基として低級アルキル基を
有することのあるアミノカルボニル基を有することのあ
るアミノ基からなる群より選ばれた基を有することのあ
る、又低級アルキル基上に置換基として低級アルコキシ
カルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を有するフ
ェニル低級アルキル基、及び置換基としてフェニル基を
有することのあるシクロアルキル基以外の前記R2a、R
1cは、水素原子、フェニル環上に置換基として低級アル
コキシ基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アル
キル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニ
ル基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、
カルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級
アルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、
低級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級ア
ルキル基を有することのあるアミノカルボニル基を有す
ることのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有す
ることのある、又低級アルキル基上に置換基として低級
アルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基
を有するフェニル低級アルキル基、置換基としてフェニ
ル基を有することのあるシクロアルキル基、及び2,3
−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基として低級
アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として低級ア
ルカノイル基を有することのあるアミノ基からなる群よ
り選ばれた基を有することのある2,3−ジヒドロ−1
H−インデニル基以外の前記R2a基、R8及びR9はそれ
ぞれ水素原子又は低級アルキル基を示す。ただし、化合
物(1e)においてR2aは水素原子又は置換基として水
酸基を有することのある低級アルキル基とする。又化合
物(1f)においては、R2aは水素原子又は置換基とし
て水酸基を有することのある低級アルキル基以外の基と
する]。
【0046】化合物(1c)と化合物(8)の反応は、
前記反応式−3の化合物(5)と化合物(6)との反応
における(イ)の方法と同様の条件下で行うことができ
る。又、化合物(1c)と化合物(9)の反応は、前記
反応式−3の化合物(5)と化合物(6)との反応にお
ける(ロ)の方法と同様の条件下で行うことができる。
【0047】[反応式−6]
【化45】 [式中、R1、R2、R3、R5、R8、R9及びX1は前記
に同じ、Pは1〜2の整数、R4aは低級アルカノイル
基、ハロゲン原子を1〜3個有する低級アルカノイル
基、ベンゾイル基、ピリジルカルボニル基、又は低級ア
ルケニルカルボニル基、R4bは、低級アルキル基、R4c
は、フェニル基、又は低級アルキル基、R4dは、低級ア
ルキル基、フェニル基又は低級アルケニル基を示す]
【0048】化合物(1g)と化合物(10)の反応
は、前記反応式−1の化合物(2)と化合物(3)の反
応と同様の条件下に行うことができる。化合物(1g)
と化合物(11)の反応は、前記反応式−4の化合物
(1c)と化合物(7)の反応と同様の条件下に行うこ
とができる。化合物(1g)と化合物(9)の反応は、
前記反応式−5の化合物(1c)と化合物(9)の反応
と同様の条件下に行うことができる。化合物(1g)と
化合物(12)、及び化合物(1g)と化合物(13)
の反応は、前記反応式−2の化合物(4)と化合物
(3)の反応と同様の条件下に行うことができる。
【0049】[反応式−7]
【化46】 [式中、R1、R2、R6、X及びX1は前記に同じ、R7a
は低級アルキル基を示す]化合物(1l)と化合物(1
4)との反応は、前記反応式−4の化合物(1c)と化
合物(7)の反応と同様の条件下に行うことができる。
【0050】[反応式−8]
【化47】 [式中、R1、R2、R3及びPは前記に同じ]
【0051】化合物(1l')の還元反応は、例えば
(イ)適当な溶媒中、接触還元触媒を用いて還元する
か、又は(ロ)適当な不活性溶媒中、金属もしくは金属
塩と酸又は金属もしくは金属塩とアルカリ金属水酸化
物、硫化物、アンモニウム塩等との混合物等を還元剤と
して用いて還元することにより行なわれる。
【0052】(イ)の接触還元触媒を用いる場合、使用
される溶媒としては例えば水、酢酸、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール等のアルコール類、ヘキサ
ン、シクロヘキサン等の炭化水素類、塩化メチレン、ク
ロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、
酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル類、N,N−ジメ
チルホルムアミド等の非プロトン性極性溶媒又はこれら
の混合溶媒が挙げられ、使用される接触還元触媒として
は例えばパラジウム、水酸化パラジウム炭素、パラジウ
ム黒、パラジウム炭素、白金、酸化白金、亜クロム酸
銅、ラネーニッケル等が挙げられる。触媒は出発原料に
対して一般に0.02〜1倍量程度用いるのがよい。反
応温度は通常−20〜150℃付近、好ましくは0〜1
00℃付近、水素圧は通常1〜10気圧とするのがよ
く、該反応は一般に0.5〜24時間程度で終了する。
また該反応には塩酸等の酸を添加してもよい。
【0053】また(ロ)の方法を用いる場合、鉄、亜
鉛、錫もしくは塩化第一錫と塩酸、硫酸等の鉱酸、又は
鉄、硫酸第一鉄、亜鉛もしくは錫と水酸化ナトリウム等
のアルカリ金属水酸化物、硫化アンモニウム等の硫化
物、アンモニア水、塩化アンモニウム等のアンモニウム
塩との混合物が還元剤として用いられる。使用される不
活性溶媒として、例えば水、酢酸、メタノール、エタノ
ール、ジオキサン等を例示できる。上記還元反応の条件
としては、用いられる還元剤によって適宜選択すればよ
く、例えば塩化第一錫と塩酸とを還元剤として用いる場
合、有利には0℃〜100℃付近、0.5〜10時間程
度反応を行なうのがよい。還元剤は、原料化合物に対し
て少なくとも等モル量、通常は等モル〜5倍モル量用い
られる。
【0054】[反応式−9]
【化48】 [式中、R1、R2、R3、X1及びPは前記に同じ、R12
は低級アルコキシ基、フェニル低級アルコキシ基又は低
級アルカノイルオキシ基、R13は、低級アルキル基、フ
ェニル低級アルキル基、低級アルカノイル基、置換基と
して低級アルキル基を有することのあるアミノ低級アル
キル基、又はモルホリニル置換低級アルキル基を示す]
【0055】化合物(1n)でR12が低級アルコキシ基
のとき、化合物(1o)に導く反応は、臭化水素酸、塩
酸等の酸と水、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール、酢酸等の溶媒との混合物中で、30〜15
0℃、好ましくは50〜120℃に加熱処理することに
より行うことができる。又別法として、化合物(1n)
を加水分解することにより行なうことができる。この加
水分解は適当な溶媒中酸の存在下にて行なわれる。溶媒
としては例えば水、メタノール、エタノール、イソプロ
ピルアルコール等の低級アルコール類、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類、ジクロロメタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、ア
セトニトリル等の極性溶媒、又はこれらの混合溶媒を挙
げることができる。酸としては例えば、塩酸、硫酸、臭
化水素酸等の鉱酸類、三弗化ホウ素、塩化アルミニウ
ム、三臭化ホウ素等のルイス酸、ヨウ化ナトリウム、ヨ
ウ化カリウム等ヨウ化物、上記ルイス酸とヨウ化物の混
合物等を挙げることができる。該反応は通常室温〜15
0℃、好ましくは室温〜100℃にて好適に進行し、一
般に0.5〜15時間程度で終了する。化合物(1n)
でR12がフェニル低級アルコキシ基のとき、化合物(1
o)に導く反応は、前記反応式−3の化合物(5)と化
合物(6)の反応における(ロ)の方法のうち直接還元
触媒を用いる接触還元方法と同様の条件下に行うことが
できる。化合物(1n)でR12が低級アルカノイルオキ
シ基のとき、化合物(1o)に導く反応は、後記一般式
(1)の化合物でR2がフェニル環上に置換基として低
級アルコキシカルボニル基を少なくとも一つ有するフェ
ニル低級アルキル基である化合物の加水分解と同様の条
件下に行うことができる。化合物(1o)と化合物(1
7)の反応は、前記反応式−4の化合物(1c)と化合
物(7)の反応と同様の条件下に行なうことができる。
【0056】[反応式−10]
【化49】 [式中、R1、R2、R3及びPは前記に同じ、R14は低
級アルキルチオ低級アルキル基、R15は低級アルキルス
ルホニル低級アルキル基を示す]
【0057】化合物(1q)を化合物(1r)に導く反
応は、適当な溶媒中酸化剤の存在下に行なわれる。ここ
で使用される溶媒としては、例えば水、ギ酸、酢酸、ト
リフルオロ酢酸等の有機酸、メタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール等のアルコール類、クロロホル
ム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類又はこれ
らの混合溶媒を例示できる。使用される酸化剤として
は、例えば過ギ酸、過酢酸、過トリフルオロ酢酸、過安
息香酸、m−クロロ過安息香酸、o−カルボキシ過安息
香酸等の過酸、過酸化水素、メタ過沃素酸ナトリウム、
重クロム酸、重クロム酸ナトリウム、重クロム酸カリウ
ム等の重クロム酸塩、過マンガン酸、過マンガン酸カリ
ウム、過マンガン酸ナトリウム等の過マンガン酸塩、四
酢酸鉛等の鉛塩等が挙げられる。酸化剤は、通常出発原
料に対して少なくとも2倍モル、好ましくは2倍モル〜
4倍モル量使用するのがよい。上記反応は、通常0〜4
0℃、好ましくは0℃〜室温付近にて行なわれ、1〜1
5時間程度で終了する。
【0058】[反応式−11]
【化50】 [式中、R1、R2、R3及びPは前記に同じ、R16は低
級アルコキシカルボニル基を示す]
【0059】化合物(1s)の還元反応は、水素化還元
剤を用いる還元法が好適に利用される。用いられる水素
化還元剤としては、例えば水素化アルミニウムリチウ
ム、水素化ホウ素ナトリウム、ジボラン等が挙げられ、
その使用量は原料化合物に対して少なくとも等モル、好
ましくは等モル〜15倍モルの範囲である。この還元反
応は、通常適当な溶媒、例えば水、メタノール、エタノ
ール、イソプロパノール、t−ブタノール等の低級アル
コール類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、ジグライム等のエーテル類やこ
れらの混合溶媒を用い、通常約−60〜150℃、好ま
しくは−30〜100℃にて、約10分間〜5時間程度
で行なわれる。尚、還元剤として水素化アルミニウムリ
チウムやジボランを用いた場合には、テトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジグ
ライム等の無水の溶媒を用いるのがよい。
【0060】[反応式−12]
【化51】 [式中、R1、R2及びPは前記に同じ、R17は水素原
子、ニトロ基、置換基として低級アルカノイル基を有す
ることのあるアミノ基、ハロゲン原子、低級アルキル
基、ピロリル基、低級アルキルチオ基、低級アルカノイ
ル基、水酸基、低級アルキル基を有することのあるアミ
ノカルボニル基、低級アルコキシカルボニル基、水酸基
置換低級アルキル基、フェニル基又は、1,2,4−ト
リアゾリル基、R18は置換基として低級アルカノイル基
を有することのあるアミノ基、ピロリル基、又は1,
2,4−トリアゾリル基、Xはハロゲン原子を示す]
化合物(1u)と化合物(18)の反応は、前記反応式
−4の化合物(1c)と化合物(7)の反応と同様の条
件下に行うことができる。
【0061】[反応式−13]
【化52】 [式中、R1、R2、R3及びPは前記に同じ、R19はハ
ロゲン原子を1〜3個有する低級アルカノイル基を示
す]化合物(1w)と化合物(19)の反応は、前記反
応式−1の化合物(2)と化合物(3)の反応と同様の
条件下に行うことができる。化合物(1x)を化合物
(1y)に導く反応は、前記反応式−4の化合物(1
c)と化合物(7)の反応と同様の条件下に行うことが
できる。
【0062】一般式(1)の化合物でR2がフェニル環
上に置換基としてアミノ基を少なくとも一つ有するフェ
ニル低級アルキル基である化合物を、式:R10OH(1
5)の化合物(R10は、低級アルカノイル基又は低級ア
ルコキシカルボニル基を示す)又は、式:R11=N=O
(16)の化合物(R11は低級アルキル基を示す)と反
応させることにより、一般式(1)の化合物で、フェニ
ル環上に置換基として、低級アルカノイル基、低級アル
コキシカルボニル基又は、置換基として低級アルキル基
を有するアミノカルボニル基を有するアミノ基を少なく
とも一つ有するフェニル低級アルキル基である化合物に
導くことができる。ここで出発原料と化合物(15)と
の反応は、前記反応−1の化合物(2)と化合物(3)
の反応と同様の条件下に行うことができる。又、出発原
料と化合物(16)との反応は、前記反応式−2の化合
物(4)と化合物(3)の反応と同様の条件下に行うこ
とができる。
【0063】一般式(1)の化合物でR2がフェニル環
上に置換基として低級アルコキシ基を少なくとも一つ有
するフェニル低級アルキル基、R1及びR2が複素環を形
成し、該複素環上に置換基として低級アルコキシ基を少
なくとも一つ有する、又は、フェニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基を少なくとも一つ有するフェノキシ
低級アルキル基である化合物は、脱アルキル化すること
により、それぞれ、一般式(1)の化合物でR2がフェ
ニル環上に置換基として水酸基を少なくとも一つ有する
フェニル低級アルキル基、R1及びR2が複素環を形成
し、該複素環上に置換基として水酸基を少なくとも一つ
有する、又は、フェニル環上に置換基として水酸基を少
なくとも一つ有するフェノキシ低級アルキル基である化
合物に導くことができる。該脱アルキル化反応は、前記
反応式−9の化合物(1n)を化合物(1o)に導く反
応と同様の条件下に行なわれることができる。
【0064】一般式(1)の化合物でR2がフェニル環
上に置換基として水酸基を少なくとも一つ有するフェニ
ル低級アルキル基、R1及びR2が複素環を形成し、該複
素環上に置換基として水酸基を少なくとも一つ有する、
又は、フェニル環上に置換基として水酸基を少なくとも
一つ有するフェノキシ低級アルキル基である化合物は、
式:R202(20)の化合物(R20は低級アルキル基
を示し、X2は前記に同じ)と反応させることにより、
それぞれ一般式(1)の化合物でR2がフェニル環上に
置換基として低級アルコキシ基を少なくとも一つ有する
フェニル低級アルキル基、R1及びR2が複素環を形成
し、該複素環上に置換基として低級アルコキシを少なく
とも一つ有する、又はフェニル環上に置換基として低級
アルコキシ基を少なくとも一つ有するフェノキシ低級ア
ルキル基である化合物に導くことができる。該反応は、
前記反応式−9の化合物(1o)と化合物(17)の反
応と同様の条件下に行うことができる。
【0065】一般式(1)の化合物でR2がフェニル環
上に置換基としてニトロ基を少なくとも一つ有するフェ
ニル低級アルキル基、又はRがピリジン環上に置換基と
してニトロ基を少なくとも一つ有するピリジルカルボニ
ル基である化合物は、還元することによりそれぞれR2
がフェニル環上に置換基としてアミノ基を少なくとも一
つ有するフェニル低級アルキル基又はRがピリジン環上
に置換基としてアミノ基を少なくとも一つ有するピリジ
ルカルボニル基である化合物に導くことが出来る。該還
元反応は、前記反応式−8の化合物(1l')の還元反
応と同様の条件下に行うことができる。
【0066】一般式(1)の化合物でR2がフェニル環
上に置換基として低級アルコキシカルボニル基を少なく
とも一つ有するフェニル低級アルキル基である化合物
は、加水分解することにより、一般式(1)でR2がフ
ェニル環上に置換基としてカルボキシ基を少なくとも一
つ有するフェニル低級アルキル基である化合物に導くこ
とができる。上記加水分解は、適当な溶媒中又は無溶媒
で、酸又は塩基性化合物の存在下に実施することができ
る。用いられる溶媒としては例えば水、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチル
エーテル等のエーテル類、ギ酸、酢酸等の脂肪酸類、及
びこれらの混合溶媒等を挙げることができる。酸として
は例えば塩酸、硫酸、臭化水素酸等の鉱酸やギ酸、酢
酸、芳香族スルホン酸等の有機酸等を挙げることがで
き、また塩基性化合物としては例えば炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム等の金属炭酸塩や水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化カルシウム等の金属水酸化物等を挙
げることができる。該反応は通常室温〜200℃程度、
好ましくは室温〜150℃程度にて好適に進行し、一般
に0.5〜25時間程度で終了する。
【0067】一般式(1)の化合物でR2がフェニル環
上に置換基としてカルボキシ基を少なくとも一つ有する
フェニル低級アルキル基である化合物は、エステル化す
ることにより、一般式(1)の化合物でR2がフェニル
環上に置換基として低級アルコキシカルボニル基を少な
くとも一つ有するフェニル低級アルキル基である化合物
に導くことができる。このエステル化は、例えば塩酸、
硫酸等の鉱酸、チオニルクロリド、オキシ塩化リン、五
塩化リン、三塩化リン等のハロゲン化剤の存在下、原料
化合物をメタノール、エタノール、イソプロパノール等
のアルコール類と、通常0〜150℃好ましくは50〜
100℃にて、1〜10時間程度反応させることにより
行なわれる。また前記反応式−4の化合物(1c)と化
合物(7)の反応と同様の条件下にヨウ化メチル等のハ
ロゲン化低級アルキルと反応させることにより得ること
もできる。
【0068】一般式(1)の化合物でR2がフェニル環
上に置換基としてカルバモイル基を少なくとも一つ有す
るフェニル低級アルキル基、又はRが低級アルキル基を
有することのあるアミノカルボニル基を少なくとも一つ
有するベンゾイル基である化合物は、一般式(1)の化
合物でR2がフェニル環上に低級アルコキシカルボニル
基又はカルボキシ基を少なくとも一つ有するフェニル低
級アルキル、又はRが低級アルコキシカルボニル基を少
なくとも一つ有するベンゾイル基である化合物を出発原
料にし、前記反応式−1の化合物(2)と化合物(3)
の反応と同様にして、NH3又は低級アルキル基を有す
るアミンと反応させることにより得ることができる。
【0069】一般式(1)の化合物でR2がフェニル環
上に置換基として、低級アルキル基を有することのある
アミノ低級アルコキシ基又はカルボキシ置換低級アルコ
キシ基を少なくとも一つ有するフェニル低級アルキル基
である化合物は、一般式(1)の化合物でR2がフェニ
ル環上に置換基として水酸基を少なくとも一つ有するフ
ェニル低級アルキル基である化合物を出発原料として、
前記反応式−9の化合物(1o)と化合物(17)の反
応と同様の条件下に、式:R211の化合物(R21は置
換基として、低級アルキル基を有することのあるアミノ
低級アルキル基又はカルボキシ置換低級アルキル基を示
し、X1は前記に同じ)と反応させることにより得るこ
とができる。
【0070】一般式(1)の化合物でR2がフェニル環
上に置換基として、低級アルキルチオ基を少なくとも一
つ有するフェニル低級アルキル基は、前記反応式−10
の化合物(1q)を化合物(1r)に導く反応と同様の
条件下(ただし、酸化剤の使用量は出発原料に対して少
なくとも等モル、好ましくは等モル〜2倍モル量とする
のがよい)で酸化することにより、一般式(1)の化合
物でR2がフェニル環上に置換基として、低級アルキル
スルフィニル基を少なくとも一つ有するフェニル低級ア
ルキル基である化合物に導くことができる。
【0071】出発原料である化合物(3)は例えば下記
反応式の方法にて製造されることができる。 [反応式−14]
【化53】 [式中、R22はフェニル低級アルキル基、ベンゾイル
基、又はフェニル低級アルコキシカルボニル基を示し、
1及びR2は前記に同じ]
【0072】化合物(21)と化合物(6)の反応は、
前記反応式−3の化合物(5)と化合物(6)の反応と
同様の条件下に行うことができる。化合物(22)を化
合物(3)に導く反応は、R22がフェニル低級アルキル
基又はフェニル低級アルコキシカルボニル基の場合は、
還元することにより行うことができる。又、R22がベン
ゾイル基のときは、加水分解することにより行うことが
できる。該還元反応は、前記反応式−8の化合物(1
l')の還元反応のうち、(イ)の接触還元の方法、又
は前記反応式−9の化合物(1n)を化合物(1o)に
導く反応と同様の条件下に行うことができる。該加水分
解反応は、前記一般式(1)の化合物でR2がフェニル
環上に置換基として低級アルコキシカルボニル基を少な
くとも一つ有するフェニル低級アルキル基である化合物
の加水分解の条件と同様の条件下に行うことができる。
化合物(3)のR1又はR2のいずれか一方が水素原子の
ときは、前記反応式−4及び−5と同様の条件下に反応
して、水素原子以外のR1又はR2の基を導入することが
できる。
【0073】出発原料である化合物(2)は例えば下記
反応式の方法にて製造することができる。 [反応式−15]
【化54】 [式中、Raは前記に同じ、R23は低級アルキル基又は
フェニル低級アルキル基を示す]
【0074】化合物(23)でR23が低級アルキル基の
化合物は、加水分解反応することにより化合物(2)に
導くことができる。該加水分解反応は、前記一般式
(1)の化合物でR2がフェニル環上に置換基として低
級アルコキシカルボニル基を少なくとも一つ有するフェ
ニル低級アルキル基である化合物の加水分解反応と同様
の条件下に行うことができる。又、R23がフェニル低級
アルキル基のときは、化合物(23)を還元反応するこ
とにより化合物(2)を得ることができる。該還元反応
は、前記反応式−8の化合物(1l')の還元反応のう
ち(イ)の接触還元の方法と同様の条件下に行うことが
できる。一般式(1)の化合物で、Rがピリジン環上に
置換基として、低級アルコキシカルボニル基を少なくと
も一つ有するピリジルカルボニル基である化合物又は、
フリル環上に置換基として低級アルカノイル基を少なく
とも一つ有するフロイル基のとき、前記反応式−11の
化合物(1s)の還元反応と同様の条件下に還元して、
一般式(1)の化合物でRがピリジン環上に置換基とし
て、ヒドロキシメチル基を少なくとも一つ有するピリジ
ルカルボニル基である化合物又は、フリル環上に置換基
として水酸基置換低級アルキル基を少なくとも一つ有す
るフロイル基に導くことができる。一般式(1)の化合
物でR3がアミノ基である化合物のとき、適当な溶媒
中、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム等の亜硝酸金属
塩と反応させ、得られる反応生成物を取り出すことなく
次いでシアン化銅等のシアン化金属塩と反応させること
により、一般式(1)の化合物でR3がシアノ基である
化合物に導くことができる。ここで使用される溶媒とし
ては、水、酢酸等のアルカン酸、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等のアルコール類、クロロホル
ム、ジクロロメタン、ジクロロエタン等のハロゲン炭化
水素類、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、DMF、DMSO、HMPA等の極性溶媒又はこれ
らの混合溶媒等を例示できる。亜硝酸金属塩及びシアン
化金属塩の使用量としては、通常出発原料に対して夫々
少なくとも等モル量、好ましくは等モル〜1.5倍モル
量使用するのがよい。該反応は、通常0〜150℃、好
ましくは0〜100℃付近にて進行し、一般に10分〜
5時間程度にて反応は終了する。一般式(1)の化合物
で、Rがフリル環上に置換基としてニトロ基を少なくと
も一つ有するフロイル基である化合物又は、チエニル環
上に置換基としてニトロ基を少なくとも一つ有するチエ
ニルカルボニル基である化合物のとき、前記反応式−8
の化合物(1l')の還元反応と同様の条件下に還元し
て、一般式(1)の化合物で、Rがフリル環上に置換基
としてアミノ基を少なくとも一つ有するフロイル基であ
る化合物又は、チエニル環上に置換基としてアミノ基を
少なくとも一つ有するチエニルカルボニル基に導くこと
ができる。一般式(1)の化合物で、Rがフリル環上に
置換基としてアミノ基を少なくとも一つ有するフロイル
基である化合物又は、チエニル環上に置換基としてアミ
ノ基を少なくとも一つ有するチエニルカルボニル基であ
る化合物のとき、低級アルカノイル化剤の存在下、反応
させることにより、一般式(1)の化合物で、Rがフリ
ル環上に置換基として低級アルカノイル基を有するアミ
ノ基を少なくとも一つ有するフロイル基である化合物又
は、チエニル環上に置換基として低級アルカノイル基を
有するアミノ基を少なくとも一つ有するチエニルカルボ
ニル基である化合物に導くことができる。該反応で、用
いられる低級アルカノイル化剤としては、例えばギ酸、
酢酸、プロピオン酸等の低級アルカン酸、無水酢酸、無
水プロピオン酸等の低級アルカン酸無水物、アセチルク
ロライド、プロピオニルブロマイド等の低級アルカン酸
ハライド等が挙げられる。低級アルカノイル化剤として
は酸無水物又は酸ハライドを使用する場合には、反応系
内に塩基性化合物を存在させてもよい。使用される塩基
性化合物としては、例えば金属ナトリウム、金属カリウ
ム等のアルカリ金属及びこれらアルカリ金属の水酸化
物、炭酸塩、重炭酸塩やピリジン、ピペリジン等の有機
塩基等が挙げられる。該反応は、無溶媒下及び溶媒中の
いずれでも進行するが、通常は適当な溶媒を用いて行わ
れる。ここで溶媒としては、例えばアセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、ジエチルエーテル、ジオキサ
ン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステ
ル類、酢酸、無水酢酸、水、ピリジン等が挙げられる。
低級アルカノイル化剤の使用量としては、出発原料に対
して少なくとも等モル程度、一般には等モル〜大過剰量
とするのがよい。該反応は、通常0〜150℃程度、好
ましくは0〜100℃程度にて好適に進行し、一般に5
分〜24時間程度で反応は完了する。また、低級アルカ
ノイル化剤として低級アルカン酸を使用する場合、更に
反応系内に脱水剤として硫酸、塩酸等の鉱酸類やp−ト
ルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、エタンスルホ
ン酸等のスルホン酸類を添加しておくのがよく、この場
合反応温度は特に50〜120℃程度とするのが好まし
い。一般式(1)の化合物で、Rがホルミル基である化
合物は、化合物:
【化55】 にジメチルホルムアルデヒド等のジ低級アルキルホルム
アルデヒドを反応させることにより、導くことができ
る。ジ低級アルキルホルムアルデヒドの使用量は通常化
合物(3)に対して大過剰量使用するのがよい。該反応
は、通常室温〜200℃、好ましくは室温〜150℃付
近にて、1〜30時間程度にて終了する。一般式(1)
の化合物で、Rが基:
【化56】 (W、Y、Z及び
【化57】 における点線は、前記に同じ)で、基:
【化58】 上に置換基として低級アルキルチオ基を少なくとも一つ
有するとき、脱硫反応することにより、基:
【化59】 上の置換基として少なくとも一つ低級アルキルチオ基が
はずれた化合物に導くことができる。該脱硫反応は、通
常適当な触媒の存在下に溶媒中で行われる。触媒として
は例えばアルミニウム−アマルガム、リチウム−低級ア
ルキルアミン、ラネーニッケル、ラネーコバルト、トリ
エチルホスファイト、トリフェニルホスフィン等を例示
でき、好ましくはラネーニッケルを挙げることができ
る。溶媒としてはメタノール、エタノール、イソプロパ
ノールなどのアルコール類、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル等のエーテル類等を例示でき
る。反応温度は約0〜200℃、好ましくは室温〜10
0℃付近とされ、反応は約10分〜5時間程度で終了す
る。一般式(1)の化合物で、Rが基:
【化60】 (W、Y、Z及び
【化61】 における点線は前記に同じ)で基:
【化62】 上に置換基としてハロゲン原子を少なくとも一つ有する
とき、脱ハロゲン化反応することにより、基:
【化63】 上の置換基として少なくとも一つハロゲン原子がはずれ
た化合物に導くことができる。該脱ハロゲン化反応は、
前記反応式−8の化合物(1l')の還元反応のうち
(イ)の接触還元触媒を用いる反応条件と同様の条件下
に行われることができる。該還元反応には、トリエチル
アミン等の塩基性化合物を添加することにより反応は有
利に進行する。
【0075】上記出発原料である化合物(23)は例え
ば下記反応式の方法にて製造することができる。 [反応式−16]
【化64】 [式中、R3、R23、P及びX2は前記に同じ、R24は、
1,2,4−トリアゾール環上に置換基としてオキソ基
を有することのある1,2,4−トリアゾリル基、1,
2,3,4−テトラゾリル基、イミダゾール環上に置換
基としてフェニル基及び低級アルキル基なる群から選ば
れた基を1〜2個有することのあるイミダゾリル基、ピ
ラゾール環上に低級アルキル基を有することのあるピラ
ゾリル基、ピロリル基、ピロリジン環上に置換基として
オキソ基を有することのあるピロリジニル基、ピペリジ
ン環上に置換基としてオキソ基を有することのあるピペ
リジニル基、ベンゾイミダゾリル基、イミダゾリジン環
上に置換基としてオキソ基を有することのあるイミダゾ
リジニル基、又は2−オキサゾリニル基を示す]化合物
(24)と化合物(25)の反応は、前記反応式−4の
化合物(1c)と化合物(7)の反応と同様の条件下に
行うことができる。
【0076】[反応式−17]
【化65】 [式中、R3、R23、及びPは前記に同じ]
【0077】化合物(26)を化合物(27)に導く反
応は、酢酸等の低級アルカン酸、水等の溶媒中、硫酸、
塩酸、臭化水素酸、弗化ホウ素酸等の酸と亜硝酸ナトリ
ウムを用いてジアゾニウム塩とし、次いで水等の溶媒
中、亜硫酸、亜硫酸水素ナトリウム、塩化第1スズ等の
金属塩と反応させることにより行うことができる。ここ
で使用される亜硝酸ナトリウムの使用量としては、一般
式(26)の化合物に対して通常等モル〜2倍モル量、
好ましくは等モル〜1.5倍モル量とするのがよい。該
反応は、通常−20℃〜室温付近、好ましくは−5℃〜
室温付近で行うのがよく、反応時間は一般に5分〜5時
間程度である。次いで亜硫酸との反応は、通常0〜15
0℃、好ましくは、0〜100℃付近にて行うのがよ
く、反応時間は一般に1〜50時間程度である。
【0078】化合物(27)を化合物(23b)に導く
反応は、適当な溶媒中1,3,5−トリアジンと反応さ
せることにより行うことができる。ここで使用される溶
媒としては、前記反応式−3の化合物(5)と化合物
(6)の反応で例示された溶媒をいずれも使用でき、該
反応は、通常室温〜150℃、好ましくは室温〜100
℃付近にて行うのがよく、反応時間は一般に1〜10時
間程度である。1,3,5−トリアジンの使用量は、化
合物(27)に対して、通常0.1〜5倍モル、好まし
くは0.1〜2倍モル量である。
【0079】化合物(27)と化合物(28)の反応
は、適当な溶媒中、酸又は塩基性化合物の存在下に行う
ことができる。使用される溶媒としては、例えば水、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコー
ル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒等が挙
げられる。使用される酸としては、塩酸、硫酸等の鉱
酸、三弗化ホウ素等のルイス酸、P−トルエンスルホン
酸等の有機酸等を挙げることができる。使用される塩基
性化合物としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基、酢
酸ナトリウム等の有機塩基等を例示できる。化合物(2
8)の使用量は、化合物(27)に対して少なくとも等
モル、好ましくは等モル〜2倍モル量とするのがよい。
酸又は塩基性化合物の使用量は、化合物(27)に対し
て少なくとも等モル、好ましくは等モル〜5倍モル量と
するのがよい。該反応は通常室温〜150℃、好ましく
は室温〜100℃付近にて、5分〜5時間程度にて終了
する。つづく環化反応は、上記溶媒中、適当な塩基性化
合物の存在下、ジフェニルホスホリルアジドと反応させ
ることにより行うことができる。ここで使用される塩基
性化合物としては、前記反応式−4の化合物(1c)と
化合物(7)の反応で使用される塩基性化合物をいずれ
も使用可能である。ジフェニルホスホリルアジドの使用
量は、化合物(27)に対して、少なくとも等モル、好
ましくは等モル〜2倍モル量とするのがよい。該反応
は、通常室温〜200℃、好ましくは50〜150℃付
近にて、1〜10時間程度で終了する。
【0080】[反応式−18]
【化66】 [式中、R3、R23及びPは前記に同じ]化合物(2
9)のハロゲン化反応は、前記反応式−1のカルボン酸
ハライドを製造する反応と同様の条件下に行うことがで
きる。つづいて、行う還化反応は、適当な溶媒中、塩基
性化合物の存在下に行うことができる。使用される溶媒
及び塩基性化合物は、前記反応式−4の化合物(1c)
と化合物(7)で例示した溶媒及び塩基性化合物をいず
れも使用することができる。該反応は、通常0〜70
℃、好ましくは0℃〜室温付近にて、5分〜5時間程度
にて終了する。
【0081】[反応式−19]
【化67】 [式中、X2は前記に同じ、Aは低級アルキレン基、R
25はフェニル低級アルキル基、R26は置換基として低級
アルキル基を有することのあるアミノ基又は1,2,4
−トリアゾリル基を示す]上記低級アルキレン基として
は、例えば、メチレン、エチレン、トリメチレン、2−
メチルトリメチレン、2,2−ジメチルトリメチレン、
1−メチルトリメチレン、メチルメチレン、エチルメチ
レン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレ
ン基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキレン基
を例示できる。化合物(30)と化合物(31)の反応
は、前記反応式−4の化合物(1c)と化合物(7)の
反応と同様の条件下に行うことができる。 [反応式−20]
【化68】 [式中、R1、R2、R3及びPは前記に同じ。R29及び
30は同一又は異なって、水素原子、低級アルキル基、
又はフェニル基を示す]化合物(1z)及び化合物(3
2)の反応は、前記反応式−1の化合物(2)と化合物
(3)の反応と同様の条件下に行うことができる。
【0082】[反応式−21]
【化69】 [式中R1及びR2は前記に同じ。Rbは基:
【化70】 (R3及びmは前記に同じ)、置換基として水酸基又は
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
基を有することのある低級アルキル基、ハロゲン原子を
1〜3個有する低級アルキル基、ピリジン環上に置換基
としてニトロ基、置換基として低級アルカノイル基を有
することのあるアミノ基、ハロゲン原子、低級アルキル
基、ピロリル基、低級アルキルチオ基、低級アルカノイ
ル基、水酸基、低級アルキル基を有することのあるアミ
ノカルボニル基、低級アルコキシカルボニル基、水酸基
置換低級アルキル基、フェニル基及び1,2,4−トリ
アゾリル基からなる群より選ばれる基を有することのあ
るピリジル基、1,2,4−トリアゾリル低級アルキル
基、フリル環上に置換基としてニトロ基、水酸基置換低
級アルキル基、低級アルカノイル基及び置換基として低
級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からなる
群より選ばれた基を有することのあるフリル基、チエニ
ル環上に置換基としてニトロ基、低級アルキル基、ハロ
ゲン原子及び置換基として低級アルカノイル基を有する
ことのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有する
ことのあるチエニル基、フルオレン環上に置換基として
オキソ基及びニトロ基からなる群より選ばれた基を有す
ることのあるフルオレニル基または基:
【化71】 (式中、Y、W、Z、
【化72】 における点線及び基:
【化73】 上の置換基は、前記に同じ)を示す]化合物(33)と
化合物(3)の反応は、適当な溶媒中、シアン化ナトリ
ウム等のシアン化金属塩と反応させたのち、酸化剤と反
応させることにより行うことができる。シアン化ナトリ
ウム等のシアン化金属塩との反応、つづく酸化剤との反
応で使用される溶媒としては、前記反応式−10の化合
物(1q)を化合物(1r)に導く反応で用いられる溶
媒をいずれも使用することができる。使用される酸化剤
としては、二酸化マンガンに加えて、前記反応式−10
の化合物(1q)を化合物(1r)に導く反応で用いら
れる酸化剤をいずれも使用することができる。シアン化
金属塩及び酸化剤の使用量は、化合物(33)に対し
て、前者は少なくとも等モル、好ましくは等モル〜10
倍モル量、後者は通常大過剰量使用するのがよい。化合
物(3)の使用量は、化合物(33)に対して少なくと
も等モル、好ましくは等モル〜2倍モル量使用するのが
よい。シアン化金属塩との反応及び酸化剤の反応は、通
常0〜40℃、好ましくは0℃〜室温付近にて行われ、
通常数分〜5時間程度にて終了する。
【0083】[反応式−22]
【化74】 [式中、R及びR1は前記に同じ。R1dはフタルイミド
置換低級アルキル基を示す。R1eは基−B−NH2(B
は前記に同じ)を示す]化合物(1C)を化合物(1
D)に導く反応は、適当な溶媒中で化合物(1C)にヒ
ドラジンを反応させるか又は加水分解することにより実
施できる。ヒドラジンを反応させる際に使用される溶媒
としては、例えば水、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメシル
エーテル等のエーテル類、メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、酢酸、
酢酸エチル、アセトン、アセトニトリル、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸
トリアミド等の不活性溶媒等を例示できる。該反応は通
常室温〜120℃程度、好ましくは0〜100℃程度で
行われ、一般に5分〜5時間程度にて終了する。ヒドラ
ジンの使用量は化合物(1C)に対して少なくとも等モ
ル量程度、好ましくは等モル〜5倍モル量程度とするの
がよい。また、上記加水分解反応は、後記するR2がフ
ェニル環上に置換基として低級アルコキシカルボニル基
を少なくとも一つ有するフェニル低級アルキル基である
化合物の加水分解反応と同様の条件下に行うことができ
る。 [反応式−23]
【化75】 [式中、R、R1、R8、R9、R27、B及びX1は前記に
同じ。R28aは低級アルカノイル基又はベンゾイル基を
示す。R28bは低級アルキル基を示す]化合物(1E)
と化合物(34)の反応は、前記反応式−1の化合物
(2)と化合物(3)の反応と同様の条件下に行うこと
ができる。化合物(1E)と化合物(35)の反応は、
前記反応式−4の化合物(1C)と化合物(7)の反応
と同様の条件下に行うことができる。化合物(1E)と
化合物(9)の反応は、前記反応式−5の化合物(1
c)と化合物(9)の反応と同様の条件下に行うことが
できる。
【0084】本発明の一般式(1)で表されるピペリジ
ン誘導体は、医薬的に許容される酸を作用させることに
より容易に酸付加塩を形成させることができる。該酸と
しては、例えば塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の無
機酸、シュウ酸、マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、
酒石酸、クエン酸、安息香酸等の有機酸を挙げることが
できる。また本発明の一般式(1)で表されるピペリジ
ン誘導体のうち酸性基を有する化合物に、医薬的に許容
される塩基性化合物を作用させることにより容易に塩を
形成させることができる。該塩基性化合物としては、例
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム等を挙げるこ
とができる。かくして得られる各々の行程での目的化合
物は、通常の分離手段により容易に単離することができ
る。該分離手段としては、例えば溶媒抽出法、希釈法、
再結晶法、カラムクロマトグラフィー、プレパラティブ
薄層クロマトグラフィー等を例示できる。なお、本発明
は光学異性体も当然に包含するものである。
【0085】一般式(1)の化合物は通常、一般的な医
薬製剤の形態で用いられる。製剤は通常使用される充填
剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑
沢剤等の希釈剤あるいは賦形剤を用いて調整される。こ
の医薬製剤としては各種の形態が治療目的に応じて選択
でき、その代表的なものとして錠剤、丸剤、散剤、液
剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、坐剤、注射剤
(液剤、懸濁剤等)、軟膏剤等が挙げられる。錠剤の形
態に成形するのに際しては、担体として例えば乳糖、白
糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸
カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ酸等の賦
形剤、水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブ
ドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチ
ルセルロース、セラック、メチルセルロース、リン酸カ
リウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤、乾燥デンプ
ン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラミナラン
末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳
糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバター、水素
添加油等の崩壊抑制剤、第4級アンモニウム塩基、ラウ
リル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤、グリセリン、デン
プン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カオリン、ベントナ
イト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、精製タルク、ステ
アリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコール等の滑
沢剤等を使用できる。さらに錠剤は必要に応じ通常の剤
皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶
被錠、フィルムコーティング錠あるいは二重錠、多層錠
とすることができる。丸剤の形態に形成するに際して
は、担体として例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカ
オ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラ
ビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の
結合剤、ラミナラン、カンテン等の崩壊剤等を使用でき
る。坐剤の形態に成形するに際しては、担体として例え
ばポリエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコー
ル、高級アルコールのエステル類、ゼラチン、半合成グ
リセライド等を使用できる。カプセル剤は常法に従い通
常本発明化合物を上記で例示した各種の担体と混合して
硬質ゼラチンカプセル、軟質カプセル等に充填して調整
される。注射剤として調整される場合、液剤、乳剤及び
懸濁剤は殺菌され、かつ血液と等張であるのが好まし
く、これらの形態に成形するに際しては、希釈剤として
例えば水、エチルアルコール、マクロゴール、プロピレ
ングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、
ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル類等を使用できる。な
お、この場合等張性の溶液を調整するに充分な量の食
塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを医薬製剤中に含有せ
しめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化
剤等を添加してもよい。更に必要に応じて着色剤、保存
剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の医薬品を医薬製剤中
に含有せしめてもよい。ペースト、クリーム及びゲルの
形態に成形するに際しては、希釈剤として例えば白色ワ
セリン、パラフィン、グリセリン、セルロース誘導体、
ポリエチレングリコール、シリコン、ベントナイト等を
使用できる。本発明医薬製剤中に含有されるべき本発明
化合物の量としては、特に限定されず広範囲に適宜選択
されるが、通常医薬製剤中に1〜70重量%、好ましく
は1〜30重量%とするのがよい。上記医薬製剤の投与
方法は特に制限がなく、各種製剤形態、患者の年齢、性
別その他の条件、疾患の程度等に応じて決定される。例
えば錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプ
セル剤は経口投与される。注射剤は単独で又はブドウ
糖、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与さ
れ、更に必要に応じて単独で筋肉内、皮内、皮下もしく
は腹腔内投与される。坐剤は直腸内投与される。上記医
薬製剤の投与量は、用法、患者の年齢、性別その他の条
件、疾患の程度等により適宜選択されるが、通常有効成
分である一般式(1)の化合物の量が1日当り体重1k
g当り約0.01〜10mg程度とするのがよい。また
投与単位形態中に有効成分を0.1〜200mg含有せ
しめるのがよい。
【0086】
【実施例】以下に参考例、実施例、薬理試験結果及び製
剤例を挙げる。 製剤例1 4−[N−メチル−N−(2−フェニル− エチル)アミノ]−1−[3−(2− ジメチルアミノエトキシ)−4− (1,2,4−トリアゾール−1−イル)− ベンゾイル]ピペリジン 5mg デンプン 132mg マグネシウムステアレート 18mg 乳糖 45mg 計 200mg 上記各成分を混合し、常法により打錠して1錠中に上記
量の成分を含む錠剤を製造した。
【0087】製剤例2 4−[N−メチル−N−(2−フェニル− エチル)アミノ]−1−[3−(2− ジメチルアミノエトキシ)−4− (1,2,4−トリアゾ−ル−1− イル)−ベンゾイル]ピペリジン 500mg ポリエチレングリコール (分子量:4000) 0.3g 塩化ナトリウム 0.9g ポリオキシエチレンソルビタン− モノオレエート 0.4g メタ重亜硫酸ナトリウム 0.1g メチル−パラベン 0.18g プロピル−パラベン 0.02g 注射用蒸留水 100ml 上記パラベン類、メタ重亜硫酸ナトリウム及び塩化ナト
リウムを攪拌しながら80℃で上記の蒸留水に溶解す
る。得られた溶液を40℃まで冷却し、本発明化合物、
ポリエチレングリコール及びポリオキシエチレンソルビ
タンモノオレエートを順次溶解させ、次にその溶液に注
射用蒸留水を加えて最終の容量に調製し、適当なフィル
ターペーパーを用いて滅菌濾過することにより滅菌して
1mlずつアンプルに分注し、注射剤を調製する。
【0088】参考例1 4−オキソ−1−ベンジルピペリジン230g及び2−
フェネチルアミン221gのトルエン1リットル溶液
に、パラトルエンスルホン酸2gを加え、ディーンスタ
ークを用いて水を除去しながら、1時間還流する。反応
液を減圧濃縮後、残渣にエタノール1リットルを加え、
氷冷下に水素化ホウ素ナトリウム22gをゆっくり加
え、室温で4時間攪拌する。反応混合物を氷冷し、濃塩
酸をゆっくり加え酸性とし析出晶を濾取する。集めた結
晶を水に溶解し、25%水酸化ナトリウム水溶液にてア
ルカリ性にした後、塩化メチレンで抽出する。抽出液を
水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥し、さらに減圧濃縮する
ことにより淡黄色油状の4−(2−フェニルエチルアミ
ノ)−1−ベンジルピペリジン222.2gを得る。1 H−NMR(200MHz,CDCl3)δppm:
1.20−1.75(3H,m),1.75−1.90
(2H,m),1.90−2.10(2H,m),2.
37−2.58(1H,m),2.70−3.00(6
H,m),3.48(2H,m),7.12−7.45
(10H,m)
【0089】参考例2 4−(2−フェニルエチルアミノ)−1−ベンジルピペ
リジン210gにギ酸136mlを加え(約90℃まで
発熱)、氷冷する。反応液に50〜60℃で37%ホル
マリン64mlを加え、氷浴をはずし、1時間撹拌す
る。反応液にエタノール1リットル及び濃塩酸120m
lを加え、減圧濃縮する。得られた残渣にエタノール1
リットルを加え、不溶物を濾取し、エタノールで洗浄し
て白色粉末状の4−[N−メチル−N−(2−フェニル
エチル)アミノ]−1−ベンジルピペリジン2塩酸塩2
51.7gを得る。1 H−NMR(200MHz,D2O)δppm:1.8
8−2.20(2H,m),2.20−2.43(2
H,m),2.90(3H,s),3.00−3.25
(4H,m),3.37−3.56(2H,m),3.
56−3.81(3H,m),4.33(2H,s),
7.25−7.54(5H,m),7.54−7.60
(5H,m)
【0090】参考例3 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−ベンジルピペリジン266gのエタノール1
リットル、水500ml溶液に濃塩酸60mlおよび1
0%パラジウム−炭素13.3gを加え、水素圧1気
圧、60℃で5時間攪拌する。10%パラジウム−炭素
を濾別し、エタノールで洗浄し、濾液と洗液を合わせて
減圧濃縮する。残渣を氷水に加え、25%水酸化ナトリ
ウム水溶液を加えてアルカリ性にし、混合物を塩化メチ
レンで抽出する。抽出液を水洗後、減圧濃縮し、残渣を
減圧蒸留することにより無色油状の4−[N−メチル−
N−(2−フェニルエチル)アミノ]ピペリジン13
1.9gを得る。 沸点:137〜139℃/0.2mmHg
【0091】参考例4 4−{N−メチル−N−[2−(4−メチルチオフェニ
ル)エチル]アミノ}−1−ベンゾイルピペリジン5.
8gのエタノール20ml溶液に5N塩酸60mlを加
え、12時間加熱還流する。反応液にエタノール100
mlを加え減圧濃縮する。得られた残渣に氷水を加え、
25%水酸化ナトリウム水溶液で塩基性にし、クロロホ
ルムで抽出する。抽出液を水洗し、硫酸ナトリウムにて
乾燥後、減圧濃縮して、淡黄色油状の4−{N−メチル
−N−[2−(4−メチルチオフェニル)エチル]アミ
ノ}ピペリジン3.7gを得る。
【0092】参考例5 4−フルオロ安息香酸エチル16.4g、トリアゾール
20g及び炭酸カリウム20gのジメチルスルホキシド
50ml懸濁液を窒素雰囲気下130℃で1.5時間攪
拌する。反応液を氷水に注ぎ酢酸エチルで抽出し、抽出
液を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥する。残渣を減圧濃
縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:
塩化メチレン:メタノール=100:1〜50:1)で
精製する。先に溶出した部分をジイソプロピルエーテル
で結晶させ、その結晶をエタノール−水より再結晶し、
無色針状晶の4−(1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)安息香酸エチル3.1gを得る。 融点:97−99℃。 後で溶出した部分をジエチルエーテルより析出させ、そ
れを濾取して白色粉末の4−(1,2,4−トリアゾー
ル−4−イル)安息香酸エチル1.3gを得る。 融点:209−211℃。
【0093】参考例6 4−(1,2,4−トリアゾール−4−イル)安息香酸
エチル1.2gのエタノール15ml溶液に5N水酸化
ナトリウム水溶液5.5mlを加え、50〜60℃で1
時間攪拌する。反応液を減圧濃縮後、残渣に氷水を加
え、酢酸にて酸性とする。析出晶を濾取し、水洗し、乾
燥して白色粉末の4−(1,2,4−トリアゾール−4
−イル)安息香酸0.95gを得る。融点300℃以
上。 H−NMR(250MHz,DMSO−d)δpp
m:7.87(2H,d,J=8.5Hz)、8.09
(2H,d,J=8.5Hz)、9.24(2H,
s)、13.21(1H,brs)
【0094】参考例7 3−アミノ安息香酸メチル11.7g及び濃塩酸20m
lの水200ml溶液に、氷−メタノール冷却下、約0
℃で亜硝酸ナトリウム5.75gの水30ml溶液を滴
下する。混合液を同温で5分間攪拌後、氷冷した6%亜
硫酸水650mlに加え50〜60℃で二日間攪拌す
る。放冷後酢酸エチルで抽出する。水層を水酸化ナトリ
ウム水溶液にて塩基性にし酢酸エチルで抽出し、抽出液
を水、食塩水で順次洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥す
る。減圧濃縮後残渣にエタノールを加え、濃塩酸にて酸
性とした後減圧濃縮する。残渣に少量のエタノールを加
え、不溶物を濾取し、エタノールで洗浄後、乾燥して白
色粉末の3−ヒドラジノ安息香酸メチル塩酸塩3.1g
を得る。 融点:184.5〜185.5℃。
【0095】参考例8 3−ヒドラジノ安息香酸メチル塩酸塩3.7gのエタノ
ール20ml溶液に1,3,5−トリアジン1.04g
を加え3時間加熱還流する。放冷後クロロホルムを加え
不溶物を濾取し、濾液を減圧濃縮する。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出液;塩化メチレン:
メタノール=100:0〜100:1)にて精製し、ジ
イソプロピルエーテルより結晶化させ、それを濾取して
無色針状晶の3−(1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)安息香酸メチル2.0gを得る。 融点:115−120℃。
【0096】参考例9 4−ヒドラジノ安息香酸メチル7.5gの水150ml
懸濁液に濃塩酸5.6mlを加え、これにグリオキシル
酸4.6gの水20ml溶液を滴下、10分間攪拌す
る。粗結晶を濾取し、水洗後、トルエン150mlに懸
濁させ、減圧濃縮する。この操作を再度くり返し、乾燥
する。これをトルエン150mlに懸濁させ、トリエチ
ルアミン6.3ml及びジフェニルホスホリルアジド
9.7mlを順次加え、1時間還流する。放冷後、不溶
部を濾取し、酢酸エチルにて洗浄後、メタノールより再
結晶して、橙色針状晶の4−(5−オキソ−1,2,4
−トリアゾール−1−イル)安息香酸メチル4.3gを
得る。 H−NMR(200MHz,DMSO−d)δpp
m:3.85(3H,s)、8.05(2H,d,J=
9.2Hz)、8.07(2H,d,J=9.2H
z)、8.20(1H,s)、12.12(1H,br
s)
【0097】参考例10 4−(2−ヒドロキシエチル)アミノカルボニル安息香
酸メチル2.23gに、チオニルクロリド2.2mlを
加え、15分間攪拌後、ジエチルエーテル10mlを加
える。反応液を氷−メタノールで冷却した5N水酸化ナ
トリウム水溶液20ml中に加え、しばらく攪拌した
後、析出物を濾取し、水洗して、白色粉末を得る。これ
をメタノール20mlに溶解させ、5N水酸化ナトリウ
ム4mlを加え、40℃で15分間攪拌する。減圧濃縮
して得られた残渣に氷水を加え、酢酸で酸性とし、析出
晶を濾取する。得られた結晶を水洗、メタノール洗浄
後、乾燥して、白色粉末の4−(2−オキサゾリン−2
−イル)安息香酸1.6gを得る。 融点:300℃以上。 H−NMR(200MHz,DMSO−d)δpp
m:3.99(2H,t,J=9.4Hz)、4.43
(2H,t,J=9.4Hz)、7.97(2H,d,
J=8.6Hz)、8.02(2H,d,J=8.6H
z)、13.22(1H,s)
【0098】参考例11 4−ブロモ酪酸ベンジルエステル15gのアセトニトリ
ル150ml溶液に1,2,4−トリアゾール4.7g
と炭酸カリウム9.5gを加え一時間加熱灌流する。反
応液を減圧濃縮し、残渣に塩化メチレン30mlを加
え、不溶部を濾取し、洗浄する。濾液と洗液を合わせシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;塩化メチ
レン:メタノール=50:1)で精製し無色油状の4−
(1,2,4−トリアゾール−1−イル)酪酸ベンジル
エステル11.6gを得る。 H−NMR(200MHz,CDCl3)δppm:
2.14−2.32(2H,m)、2.32−2.44
(2H,m)、4.24(2H,t,J=6.7H
z)、5.13(2H,s)、7.30−7.45(5
H,m),7.94(1H,s),8.00(1H,
s)
【0099】参考例12 4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)酪酸ベン
ジルエステル11gのエタノール150ml溶液に5%
パラジウム炭素0.5gを加え、水素圧1気圧、室温で
一時間攪拌する。その混合物にエタノール100mlを
加え、加熱して均一とした後パラジウム炭素を濾取し、
エタノールで洗浄する。濾液と洗液を合わせ、減圧濃縮
後、残渣に少量のエタノールを加え、不溶物を濾取して
白色粉末の4−(1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)酪酸6.2gを得る。 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δpp
m:1.98(2H,quint,J=6.8Hz)、
2.21(2H,t,J=6.8Hz)、4.20(2
H,t,J=6.8Hz)、7.96(1H,s)、
8.50(1H,s),12.19(1H,s)
【0100】参考例13〜28 参考例3または4と同様にして適当な出発原料を用いて
以下の表1〜表6の化合物を得る。
【表1】
【0101】
【表2】
【0102】
【表3】
【0103】
【表4】
【0104】
【表5】
【0105】
【表6】
【0106】参考例29〜40 参考例5と同様にして適当な出発原料を用いて以下の表
7〜表11の化合物を得る。
【表7】
【0107】
【表8】
【0108】
【表9】
【0109】
【表10】
【0110】
【表11】
【0111】参考例41〜73 参考例6または参考例12と同様にして適当な出発原料
を用いて以下の表12〜表23の化合物を得る。
【表12】
【0112】
【表13】
【0113】
【表14】
【0114】
【表15】
【0115】
【表16】
【0116】
【表17】
【0117】
【表18】
【0118】
【表19】
【0119】
【表20】
【0120】
【表21】
【0121】
【表22】
【0122】
【表23】
【0123】1) H−NMR(250MHz,CD
Cl)δppm:1.30−1.49(2H,m)、
1.66−1.91(2H,m)、2.36(3H,
s)、2.40−2.68(3H,m)、2.80−
3.04(4H,m)、3.04−3.21(2H,
m)、7.06−7.15(1H,m)、7.15−
7.23(1H,m)、7.54−7.66(1H,
m)、8.50−8.59(1H,m)
【0124】2) H−NMR(200MHz,CD
Cl)δppm:1.25−1.55(2H,m)、
1.55−1.94(6H,m)、2.26(3H,
s)、2.35−2.75(5H,m)、3.04−
3.25(2H,m)、7.06−7.39(5H,
m)
【0125】3) H−NMR(200MHz,CD
Cl)δppm:0.86−1.70(4H,m)、
1.04(3H,d,J=6.2Hz)、1.70−
2.05(2H,m)、2.41−2.85(4H,
m)、2.89−3.25(2H,m)、7.07−
7.45(5H,m)
【0126】4) H−NMR(200MHz,CD
Cl)δppm:1.43(2H,dq,J=4.0
Hz,12.2Hz)、1.70−1.90(2H,
m),2.34(3H,s),2.45−2.80(7
H,m)、3.08−3.25(2H,m)、3.79
(3H,s)、6.83(2H,d,J=8.7H
z)、7.11(2H,d,J=8.7Hz)
【0127】5) H−NMR(200MHz,CD
Cl)δppm:1.32−1.60(2H,m)、
1.60−1.89(3H,m)、2.35(3H,
s)、2.43−2.88(7H,m)、3.02−
3.28(2H,m)、3.86(3H,s)、3.8
9(3H,s)、6.69−6.89(3H,m)
【0128】6) H−NMR(200MHz,CD
Cl)δppm:1.43(2H,dq,J=4.0
Hz,12.2Hz)、1.70−1.88(2H,
m)、2.35(3H,s)、2.45−2.90(7
H,m)、3.07−3.25(2H,m)、3.80
(3H,s)、6.68−6.85(3H,m)、7.
13−7.38(1H,m)
【0129】7) H−NMR(200MHz,CD
Cl)δppm:1.41(2H,dq,J=12H
z,4Hz)、1.65−2.03(3H,m)、2.
30−2.95(7H,m)、2.37(3H,s)、
3.05−3.28(2H,m)、3.82(3H,
s)、6.75−7.00(2H,m)、7.09−
7.32(2H,m)
【0130】8) H−NMR(200MHz,CD
Cl)δppm:1.25−1.57(2H,m)、
1.57−2.00(3H,m)、2.34(3H,
s)、2.40−2.67(7H,m)、3.02−
3.24(2H,m)、3.53(1H,brs)、
6.62(2H,d,J=8.4Hz)、6.98(2
H,d,J=8.4Hz)
【0131】9) H−NMR(200MHz,CD
Cl)δppm:1.32−1.64(2H,m)、
1.66−1.95(2H,m)、2.31(3H,
s)、2.34(3H,s)、2.38−2.88(7
H,m)、3.07−3.38(3H,m)、7.08
(4H,s)
【0132】10) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.70−2.44(4H,
m)、2.45−3.98(9H,m)、2.81(3
H,d,J=4.6Hz)、6.75(2H,d,J=
8.4Hz)、7.14(2H,d,J=8.4H
z)、8.39−9.78(3H,m)、9.79−1
0.28(1H,m)
【0133】11) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.20−1.53(3H,
m)、1.66−1.85(2H,m)、2.34(3
H,s)、2.40−2.76(7H,m)、2.46
(3H,s)、3.05−3.22(2H,m)、7.
12(2H,d,J=8.5Hz)、7.20(2H,
d,J=8.5Hz)
【0134】12) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.55−1.95(4H,
m)、2.28(3H,s)、2.59−2.98(7
H,m)、3.15−3.48(2H,m)、3.44
(1H,brs)、6.53−6.72(3H,m)、
7.06(1H,t,J=7.7Hz)、9.33(1
H,brs)
【0135】13) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.28−1.55(2H,
m)、1.55−2.05(4H,m)、2.10−
2.80(6H,m)、2.87−3.48(5H,
m)、7.12−7.40(5H,m)
【0136】14) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.63−2.40(8H,
m)、2.70−3.02(2H,m)、3.02−
3.65(7H,m)、6.09(1H,brs)、
7.25−7.48(3H,m)、7.53−7.65
(2H,m)、9.33(3H,brs)
【0137】15) H−NMR(250MHz,C
DCl)δppm:1.42−1.65(2H,
m)、1.68−1.85(2H,m)、1.92(1
H,brs)、2.28(3H,s)、2.53−2.
85(3H,m)、2.89(2H,dd,J=9.5
Hz,14.9Hz)、3.04(2H,dd,J=
7.4Hz,14.9Hz),3.00−3.25(2
H,m)、3.49−3.68(1H,m)、7.06
−7.24(4H,m)
【0138】16) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.39(3H,t,J=7.1
Hz)、3.52−3.70(2H,m)、3.86−
4.06(2H,m)、4.36(2H,q,J=7.
1Hz)、5.62(1H,brs)、7.61(2
H,d,J=8.9Hz)、8.02(2H,d,J=
8.9Hz)
【0139】17) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:3.95(3H,s)、7.96
(1H,d,J=8.4Hz)、8.05(1H,d
d,J=2.0Hz,8.4Hz)、8.17(1H,
s)、8.28(1H,d,J=2.0Hz)、8.7
7(1H,s)
【0140】18) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:3.98(3H,s)、7.61
(1H,dd,J=7.9Hz,8.1Hz)、7.9
4(1H,ddd,J=1.1Hz,2.3Hz,8.
1Hz)、8.08(1H,ddd,J=1.1Hz,
1.8Hz,7.9Hz)、8.14(1H,s)、
8.34(1H,dd,J=1.8Hz,2.3H
z)、8.66(1H,s)
【0141】19) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.16(3H,t,J=7.1
Hz)、4.19(2H,d,J=7.1Hz)、7.
45−7.73(3H,m)、8.01(1H,dd,
J=1.8Hz,7.6Hz)、8.11(1H,
s)、8.34(1H,s)
【0142】20) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:3.40−3.60(2H,
m)、3.76−4.04(2H,m)、7.20(1
H,brs)、7.66(2H,d,J=9.0H
z)、7.88(2H,d,J=9.0Hz)、12.
60(1H,brs)
【0143】21) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:8.02(2H,d,J=
6.8Hz)、8.11(2H,d,J=6.8H
z)、8.30(1H,s)、9.43(1H,s)、
13.18(1H,brs)
【0144】22) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:2.13(3H,s)、3.
38(2H,brs)、3.82(3H,s)、5.2
3(1H,brs)、7.23(1H,d,J=1.4
Hz)、7.32(1H,d,J=1.4Hz)
【0145】23) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:2.29(3H,s)、7.
57(1H,d,J=8.2Hz)、7.92(1H,
dd,J=1.6Hz,8.2Hz)、8.01(1
H,d,J=1.6Hz)、8.27(1H,s)、
9.07(1H,s)、13.19(1H,brs)
【0146】24) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:8.00−8.60(3H,
m)、9.03(1H,s)、9.52(1H,s)、
12.37−14.20(1H,m)
【0147】25) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:8.20−8.27(2H,
m)、8.29(1H,s)、8.31−8.38(1
H,m)、9.25(1H,s)
【0148】26) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:6.9(1H,brs)、
7.78(1H,d,J=8.5Hz)、8.33(1
H,dd,J=1.7Hz,8.5Hz)、8.39
(1H,s)、8.41(1H,d,J=1.7H
z)、9.25(1H,s)
【0149】27) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:9.99(2H,d,J=
9.4Hz)、10.00(2H,d,J=9.4H
z)、10.15(1H,s)、14.07(1H,b
rs)、14.86(1H,brs)
【0150】28) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:7.70(1H,dd,J=
7.8Hz,8.0Hz)、7.97(1H,ddd,
J=1.2Hz,1.8Hz,7.8Hz)、8.14
(1H,ddd,J=1.2Hz,2.4Hz,8.0
Hz)、8.28(1H,s)、8.39(1H,d
d,J=1.8Hz,2.4Hz)、9.43(1H,
s)、13.38(1H,brs)
【0151】29) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:7.55−7.70(3H,
m)、7.90(1H,dd,J=2.0Hz,7.6
Hz)、8.17(1H,s)、8.90(1H,
s)、13.12(1H,brs)
【0152】30) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:3.38(1H,s)、7.
89(1H,dd,J=2.2Hz,8.5Hz)、
8.80(1H,dd,J=0.6Hz,2.2H
z)、8.32(1H,s)、9.49(1H,s)
【0153】31) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:3.98(3H,s)、7.
41(1H,d,J=8.6Hz)、8.02(1H,
dd,J=2.2Hz,8.6Hz)、8.18(1
H,d,J=2.2Hz)、8.23(1H,s)、
9.02(1H,s)、13.04(1H,brs)
【0154】32) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.11(3H,t,J=
7.6Hz)、2.13(3H,s)、3.37(2
H,q,J=7.6Hz)、2.44(3H,s)、
7.29(1H,d,J=8.4Hz)、7.54(1
H,d,J=8.4Hz)、9.41(1H,br
s)、12.70(1H,brs)
【0155】33) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.11(3H,t,J=
7.6Hz)、2.21(3H,s)、2.39(2
H,q,J=7.6Hz)、2.45(3H,s)、
7.50(1H,s)、7.70(1H,s)、9.2
4(1H,brs)、12.59(1H,brs)
【0156】34) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.32(3H,t,J=7.6
Hz)、1.97(3H,s)、2.26(3H,
s)、2.51(2H,q,J=7.6Hz)、3.6
3(2H,s)、7.69(1H,s)、7.82(1
H,s)、7.93(1H,s)、11.00(1H,
brs)
【0157】35) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.14(3H,t,J=
7.6Hz)、2.23(3H,s)、2.41(2
H,q,J=7.6Hz)、2.92(3H,s)、
4.53(2H,s)、7.80−7.92(1H,
m)、7.92−8.05(1H,m)、9.45(1
H,brs)、13.00(1H,brs)
【0158】36) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.12(3H,t,J=
7.6Hz)、2.18(3H,s)、2.37(2
H,q,J=7.6Hz)、5.35(1H,d,J=
11.0Hz)、5.81(1H,d,J=17.6H
z)、6.80(1H,dd,J=11.0Hz,1
7.6Hz)、7.75(1H,d,J=1.6H
z)、8.00(1H,d,J=1.6Hz)、9.4
7(1H,brs)、12.96(1H,brs)
【0159】37) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.24(3H,t,J=7.6
Hz)、2.36(3H,s)、2.50(2H,q,
J=7.6Hz)、8.14(1H,d,J=1.7H
z)、8.40(1H,d,J=1.7Hz)、9.1
5(1H,brs)
【0160】38) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:0.92(3H,t,J=
7.5Hz)、1.79(2H,q,J=7.5H
z)、2.20(6H,s)、3.03(3H,s)、
7.77(2H,s)、12.98(1H,brs)
【0161】39) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:2.66(3H,s)、7.
80(1H,s)、8.33(1H,s)
【0162】40) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:2.04(3H,s)、6.
50(2H,brs)、7.65(1H,d,J=1.
9Hz)、8.36(1H,d,J=1.9Hz)
【0163】41) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.10(3H,t,J=
7.6Hz)、2.39(2H,q,J=7.6H
z)、4.55(2H,s)、4.50−6.00(1
H,m)、7.70−7.90(2H,m)、7.92
−8.10(1H,m)、9.41(1H,brs)、
12.74(1H,brs)
【0164】42) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.12(3H,t,J=
7.6Hz)、2.18(3H,s)、2.34(2
H,q,J=7.6Hz)、4.42(2H,s)、
7.62−7.76(1H,m)、7.87−8.01
(1H,m)、9.31(1H,brs)、12.79
(1H,brs)
【0165】43) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.12(3H,t,J=
7.6Hz)、2.32(3H,s)、2.34(2
H,q,J=7.6Hz)、3.82(3H,s)、
6.97(1H,d,J=8.7Hz)、7.81(1
H,d,J=8.7Hz)、9.10(1H,s)、1
2.57(1H,s)
【0166】44) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.15(3H,t,J=
7.6Hz)、2.36(3H,s)、2.38(2
H,q,J=7.6Hz)、7.47(1H,d,J=
8.4Hz)、7.70(1H,d,J=8.4H
z)、9.60(1H,s)、13.13(1H,br
s)
【0167】45) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.11(3H,t,J=
7.6Hz)、1.15(3H,t,J=7.6H
z)、2.32(3H,s)、2.37(2H,q,J
=7.6Hz)、2.48−2.70(2H,m)、
7.18(1H,d,J=8.2Hz)、7.65(1
H,d,J=8.2Hz)、9.34(1H,s)、1
2.79(1H,s)
【0168】46) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.09(3H,t,J=
7.5Hz)、2.10(3H,s)、2.23(3
H,s)、2.32(2H,q,J=7.5Hz)、
7.04(1H,d,J=8.0Hz)、7.23(1
H,d,J=8.0Hz)、9.28(1H,brs)
【0169】実施例1 3,5−ジメチル−4−プロピオニルアミノ安息香酸4
9.2gおよび4−[N−メチル−N−(2−フェニル
エチル)アミノ]ピペリジン46.8gのDMF300
ml溶液に、氷−メタノール浴冷却下、内温5〜10℃
でシアノリン酸ジエチル42ml及びトリエチルアミン
34mlを順次滴下する。浴をはずし、反応液を30分
間撹拌後、氷水2リットルに注ぎ、混合液を酢酸エチル
で抽出する(500ml×4)。抽出液を水(600m
l×2)及び飽和食塩水で順次洗浄後、減圧濃縮する。
得られた残渣にエタノール1リットルを加え溶解後、濃
塩酸20mlを加え、減圧濃縮する。約半量になったと
ころで濃縮を止め、氷冷後、析出した結晶を濾取し、水
より再結晶して白色粉末状の4−[N−メチル−N−
(2−フェニルエチル)アミノ]−1−(3,5−ジメ
チル−4−プロピオニルアミノベンゾイル)ピペリジン
・塩酸塩81gを得る。 融点:260〜263℃(分解) 実施例1と同様にして適当な出発原料を用いて後記2〜
257の化合物を得る。
【0170】実施例2 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]ピペリジン1.0gのクロロホルム15ml溶液
に、フェニルイソシアネート1.0mlを加え、室温で
2時間撹拌する。反応液を減圧下濃縮後、得られた残渣
にジエチルエーテルを加え、結晶化させる。結晶を濾取
して、酢酸エチルより再結晶することにより無色プリズ
ム状の4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−アニリノカルボニルピペリジン0.7g
を得る。 融点:105〜107℃ 実施例2と同様にして適当な出発原料を用いて以下の実
施例46及び258〜262の化合物を得る。
【0171】実施例3 4−オキソ−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−
1−イル)ベンゾイル]ピペリジン0.45gおよび2
−(4−クロロフェニル)エチルアミン0.39gのト
ルエン10ml溶液に、触媒量のp−トルエンスルホン
酸を加え、ディーンスタークの装置を用い水を除きなが
ら5時間加熱還流する。反応液を減圧濃縮して、得られ
た残渣にエタノール10mlを加え、室温下、水素化ホ
ウ素ナトリウム70mgを加え、室温で一晩撹拌する。
反応液を濃塩酸にて酸性としたのち減圧濃縮する。得ら
れた残渣に氷水を加え、水酸化ナトリウム水溶液にて塩
基性とし、酢酸エチル30mlで2回抽出する。抽出液
を水、飽和食塩水の順に洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥
する。溶媒を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグフィー(溶出液;塩化メチレン:メタノ
ール=25:1)にて精製し、酢酸エチルより再結晶し
て、白色粉末状の4−[2−(4−クロロフェニル)エ
チルアミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール
−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン70mgを得る。 融点:131〜132.5℃
【0172】実施例3と同様にして適当な出発原料を用
いて、上記実施例1〜2の化合物ならびに以下の表24
〜表153の実施例4〜90、92〜262の化合物を
得る。
【表24】
【0173】
【表25】
【0174】
【表26】
【0175】
【表27】
【0176】
【表28】
【0177】
【表29】
【0178】
【表30】
【0179】
【表31】
【0180】
【表32】
【0181】
【表33】
【0182】
【表34】
【0183】
【表35】
【0184】
【表36】
【0185】
【表37】
【0186】
【表38】
【0187】
【表39】
【0188】
【表40】
【0189】
【表41】
【0190】
【表42】
【0191】
【表43】
【0192】
【表44】
【0193】
【表45】
【0194】
【表46】
【0195】
【表47】
【0196】
【表48】
【0197】
【表49】
【0198】
【表50】
【0199】
【表51】
【0200】
【表52】
【0201】
【表53】
【0202】
【表54】
【0203】
【表55】
【0204】
【表56】
【0205】
【表57】
【0206】
【表58】
【0207】
【表59】
【0208】
【表60】
【0209】
【表61】
【0210】
【表62】
【0211】
【表63】
【0212】
【表64】
【0213】
【表65】
【0214】
【表66】
【0215】
【表67】
【0216】
【表68】
【0217】
【表69】
【0218】
【表70】
【0219】
【表71】
【0220】
【表72】
【0221】
【表73】
【0222】
【表74】
【0223】
【表75】
【0224】
【表76】
【0225】
【表77】
【0226】
【表78】
【0227】
【表79】
【0228】
【表80】
【0229】
【表81】
【0230】
【表82】
【0231】
【表83】
【0232】
【表84】
【0233】
【表85】
【0234】
【表86】
【0235】
【表87】
【0236】
【表88】
【0237】
【表89】
【0238】
【表90】
【0239】
【表91】
【0240】
【表92】
【0241】
【表93】
【0242】
【表94】
【0243】
【表95】
【0244】
【表96】
【0245】
【表97】
【0246】
【表98】
【0247】
【表99】
【0248】
【表100】
【0249】
【表101】
【0250】
【表102】
【0251】
【表103】
【0252】
【表104】
【0253】
【表105】
【0254】
【表106】
【0255】
【表107】
【0256】
【表108】
【0257】
【表109】
【0258】
【表110】
【0259】
【表111】
【0260】
【表112】
【0261】
【表113】
【0262】
【表114】
【0263】
【表115】
【0264】
【表116】
【0265】
【表117】
【0266】
【表118】
【0267】
【表119】
【0268】
【表120】
【0269】
【表121】
【0270】
【表122】
【0271】
【表123】
【0272】
【表124】
【0273】
【表125】
【0274】
【表126】
【0275】
【表127】
【0276】
【表128】
【0277】
【表129】
【0278】
【表130】
【0279】
【表131】
【0280】
【表132】
【0281】
【表133】
【0282】
【表134】
【0283】
【表135】
【0284】
【表136】
【0285】
【表137】
【0286】
【表138】
【0287】
【表139】
【0288】
【表140】
【0289】
【表141】
【0290】
【表142】
【0291】
【表143】
【0292】
【表144】
【0293】
【表145】
【0294】
【表146】
【0295】
【表147】
【0296】
【表148】
【0297】
【表149】
【0298】
【表150】
【0299】
【表151】
【0300】
【表152】
【0301】
【表153】
【0302】47) H−NMR(250MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−1.90(2H,
m),1.90−2.40(2H,m),2.60−
4.00(11H,m),4.40−4.90(1H,
m),7.20−7.40(5H,m),7.70(2
H,d,J=8.8Hz),7.85−7.95(3
H,m),8.83(1H,s),9.71(1H,
s),11.10−11.30(1H,m)
【0303】48) H−NMR(250MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−1.85(2H,
m),1.90−2.20(2H,m),2.78(3
H,d,J=4.7Hz),2.80−3.70(7
H,m),4.00−4.50(2H,m),6.90
−7.10(3H,m),7.20−7.40(5H,
m),10.55−10.75(1H,m),10.8
0(1H,s),10.83(1H,s)
【0304】49) H−NMR(250MHz,D
MSO−d)δppm:1.50−1.80(2H,
m),1.85−2.25(2H,m),2.63(3
H,d,J=4.2Hz),2.79(3H,d,J=
4.8Hz),2.95−3.45(6H,m),3.
50−3.80(2H,m),4.40−4.70(1
H,m),6.21(1H,q,J=4.8Hz),
6.91(1H,d,J=7.4Hz),7.20−
7.40(7H,m),7.54(1H,s),8.8
8(1H,s),10.45−10.55(1H,m)
【0305】50) H−NMR(250MHz,D
MSO−d)δppm:1.50−1.80(2H,
m),1.90−2.20(2H,m),2.79(3
H,d,J=4.8Hz),2.90−3.45(6
H,m),3.50−3.90(4H,m),4.40
−4.80(1H,m),5.00−5.25(2H,
m),5.75−5.95(1H,m),6.40−
6.50(1H,m),6.92(1H,d,J=7.
2Hz),7.20−7.50(7H,m),7.55
(1H,s),8.90(1H,s),10.10−1
0.40(1H,m)
【0306】51) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.50−2.25(8H,
m),2.30−2.50(2H,m),2.78(3
H,d,J=4.6Hz),3.00−3.40(7
H,m),3.50−3.90(3H,m),4.35
−4.80(1H,m),7.30−7.55(9H,
m),10.60−10.90(1H,m)
【0307】52) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.22(3H,t,J=
7.5Hz),1.60−1.90(2H,m),1.
90−2.35(2H,m),2.70−2.85(3
H,m),2.88(2H,q,J=7.5Hz),
3.00−3.80(8H,m),4.40−4.90
(1H,m),7.20−7.45(5H,m),7.
70(4H,s),7.80(1H,d,J=2.1H
z),7.89(1H,d,J=2.1Hz),11.
05−11.35(1H,m),14.70−15.3
5(1H,m)
【0308】53) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.23(3H,t,J=
7.4Hz),1.55−1.95(2H,m),1.
95−2.40(2H,m),2.34(3H,m),
2.77(3H,d,J=4.2Hz),2.84(2
H,q,J=7.4Hz),2.95−3.80(8
H,m),4.45−4.90(1H,m),7.20
−7.45(5H,m),7.59(1H,s),7.
68(4H,s),11.10−11.40(1H,
m),14.80−15.20(1H,m)
【0309】54) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.45−1.90(2H,
m),1.90−2.35(2H,m),2.60−
3.50(9H,m),3.50−3.80(2H,
m),4.40−4.85(1H,m),7.18−
7.45(5H,m),7.68(2H,d,J=8.
4Hz),7.80(2H,s),8.31(2H,
d,J=8.4Hz),10.95−11.40(1
H,m),14.70−15.90(2H,m)
【0310】55) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.57−1.93(2H,
m),1.93−2.40(2H,m),2.78(3
H,d,J=4.8Hz),2.90−3.50(6
H,m),3.50−4.00(2H,m),4.30
−5.00(1H,m),7.20−7.43(5H,
m),7.50−7.65(3H,m),8.05−
8.25(4H,m),8.75(1H,d,J=4.
8Hz),11.00−11.40(1H,m)
【0311】56) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.50−1.88(2H,
m),1.96−2.24(2H,m),2.72(3
H,s),2.76(3H,d,J=4.8Hz),
2.80−3.03(2H,m),3.03−3.48
(4H,m),3.48−3.70(1H,m),4.
03−4.40(2H,m),5.50−6.50(1
H,m),6.64(2H,d,J=8.6Hz),
7.18−7.45(7H,m),10.85−11.
20(1H,m)
【0312】57) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.50−1.90(2H,
m),1.90−2.25(2H,m),2.64(3
H,d,J=4.0Hz),2.78(3H,d,J=
4.6Hz),2.55−3.70(7H,m),3.
86(3H,s),3.90−4.70(2H,m),
6.80−7.05(3H,m),7.20−7.40
(5H,m),8.10(1H,s),8.16(1
H,d,J=8.2Hz)
【0313】58) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.50−1.84(2H,
m),1.85−2.38(2H,m),2.23(3
H,s),2.66(3H,d,J=3.1Hz),
2.81(3H,s),2.90−3.51(6H,
m),3.51−4.02(2H,m),4.30−
4.87(1H,m),6.61−6.80(1H,
m),6.92(1H,d,J=7.6Hz),7.1
9(1H,d,J=7.8Hz),7.24−7.49
(5H,m),7.94(1H,s),7.99(1
H,s),10.59−10.85(1H,m)
【0314】59) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.55−1.93(2H,
m),1.93−2.35(2H,m),2.70−
3.45(6H,m),2.78(3H,d,J=4.
6Hz),3.45−3.85(2H,m),4.35
−4.85(1H,m),7.17−7.50(5H,
m),7.64(2H,d,J=8.6Hz),7.8
3(2H,d,J=8.6Hz),9.36(2H,
s),10.85−11.20(1H,m)
【0315】60) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−1.95(2H,
m),1.95−2.38(2H,m),2.82(3
H,s),2.70−3.35(2H,m),3.35
−3.91(6H,m),4.40−4.91(1H,
m),7.46−7.80(4H,m),8.00(2
H,d,J=8.6Hz),8.07−8.22(1
H,m),8.30(1H,s),8.62−8.78
(1H,m),9.42(1H,s),11.02−1
1.40(2H,m)
【0316】61) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−1.93(2H,
m),1.93−2.38(2H,m),2.65−
3.53(6H,m),2.79(3H,d,J=4.
8Hz),3.53−3.85(2H,m),3.93
(3H,s),4.40−4.90(1H,m),7.
10−7.45(7H,m),7.72(1H,d,J
=8.0Hz),8.23(1H,s),9.01(1
H,s),10.70−11.05(1H,m)
【0317】62) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.55−1.90(2H,
m),1.90−2.33(2H,m),2.70−
3.50(6H,m),2.80(3H,d,J=4.
8Hz),3.50−4.00(2H,m),4.35
−4.90(1H,m),7.03(1H,dd,J=
1.6Hz,8.2Hz),7.16(1H,d,J=
1.6Hz),7.21−7.44(5H,m),7.
69(1H,d,J=8.2Hz),8.22(1H,
s),9.05(1H,s),10.30−10.65
(1H,m),11.07(1H,s)
【0318】63) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.10−2.10(5H,
m),2.70−3.00(4H,m),3.00−
3.25(3H,m),3.55−3.90(1H,
m),4.35−4.75(1H,m),7.10−
7.40(5H,m),7.53(2H,d,J=8.
7Hz),7.74(2H,d,J=8.7Hz),
8.12(1H,s),8.60(1H,s)
【0319】64) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−2.38(4H,
m),2.79(3H,d,J=4.6Hz),2.7
0−3.02(1H,m),3.02−3.88(7
H,m),4.50−4.84(1H,m),7.20
−7.50(5H,m),7.84(1H,dd,J=
1.6Hz,8.2Hz),8.03(1H,d,J=
1.6Hz),8.24(1H,d,J=8.2H
z),8.32(1H,s),9.20(1H,s),
11.01−11.39(1H,m)
【0320】65) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.40−1.98(2H,
m),1.98−2.35(2H,m),2.55−
2.75(1H,m),2.75(3H,d,J=4.
8Hz),2.95−3.48(5H,m),3.48
−3.75(1H,m),3.90−4.18(1H,
m),4.30−4.58(1H,m),5.32(2
H,s),7.18−7.44(5H,m),8.01
(1H,s),8.51(1H,s),11.10−1
1.45(1H,m)
【0321】66) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.53−1.90(2H,
m),1.90−2.30(4H,m),2.60−
4.20(8H,m),3.71(3H,d,J=4.
6Hz),4.40−4.86(1H,m),7.15
−7.45(5H,m),7.64(2H,d,J=
8.6Hz),7.98(2H,d,J=8.6H
z),8.31(1H,s),9.42(1H,s),
10.72−10.96(1H,m)
【0322】67) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.33−1.83(2H,
m),1.85−2.25(4H,m),2.35(2
H,t,J=7.0Hz),2.43−2.65(1
H,m),2.72(3H,d,J=4.6Hz),
2.85−3.42(5H,m),3.42−3.70
(1H,m),3.80−4.08(1H,m),4.
26(2H,t,J=6.8Hz),4.40−4.6
5(1H,m),7.15−7.45(5H,m),
8.32(1H,s),8.85−9.50(1H,
m),9.02(1H,s),11.20−11.55
(1H,m)
【0323】68) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−1.93(2H,
m),1.93−2.35(2H,m),2.70−
3.55(6H,m),2.78(3H,d,J=4.
8Hz),3.55−3.95(2H,m),4.45
−4.90(1H,m),7.17−7.43(5H,
m),7.46(1H,d,J=7.6Hz),7.6
5(1H,t,J=7.6Hz),7.88−8.05
(2H,m),8.27(1H,s),9.38(1
H,s),10.85−11.25(1H,m)
【0324】69) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.25−2.30(4H,
m),2.55−2.95(4H,m),2.95−
4.15(7H,m),4.40−4.70(1H,
m),7.18−7.45(5H,m),7.45−
7.83(4H,m),8.20(1H,s),8.9
0−9.03(1H,m),10.95−11.30
(1H,m)
【0325】70) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.51−1.88(2H,
m),1.88−2.38(2H,m),2.76(3
H,d,J=4.8Hz),2.93−3.49(6
H,m),3.49−3.83(2H,m),4.28
−4.80(1H,m),5.49(2H,s),7.
17−7.51(5H,m),8.04(1H,s),
8.75(1H,s),10.90−11.20(1
H,m)
【0326】71) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.73−2.05(2H,
m),2.05−2.45(2H,m),2.68−
3.95(6H,m),4.14−4.36(1H,
m),4.40−4.89(2H,m),7.38−
7.54(3H,m),7.54−7.80(4H,
m),7.96(2H,d,J=8.6Hz),8.2
9(1H,s),8.40(1H,s),10.55−
10.85(1H,m)
【0327】72) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−1.91(2H,
m),1.91−2.40(2H,m),2.79(3
H,d,J=4.2Hz),2.65−3.90(8
H,m),4.30−4.89(1H,m),7.62
(2H,d,J=8.6Hz),7.82−8.10
(3H,m),8.29(1H,s),8.51(1
H,d,J=8.2Hz),8.83−8.90(1
H,m),8.90−9.01(1H,m),9.40
(1H,s),11.25−11.58(1H,m)
【0328】73) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−1.91(2H,
m),2.04−2.39(2H,m),2.74(3
H,s),2.80−3.96(10H,m),4.1
7−5.10(2H,m),7.63(2H,d,J=
8.6Hz),7.73(1H,d,J=8.0H
z),7.79(1H,d,J=8.0Hz),7.9
5(2H,d,J=8.6Hz),8.29(1H,
s),8.33(1H,t,J=8.0Hz),8.4
0(1H,s),11.25−11.55(1H,m)
【0329】74) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.31(3H,t,J=7.1
Hz),1.34−1.70(2H,m),1.70−
2.07(2H,m),2.37(3H,s),2.6
0−3.20(7H,m),3.65−4.00(1
H,m),4.20(2H,q,J=7.1Hz),
4.55−4.93(1H,m),6.63(1H,b
rs),6.88−6.91(1H,m),7.10−
7.26(2H,m),7.35(1H,brs),
7.58(2H,d,J=8.6Hz),7.73(2
H,d,J=8.6Hz),8.13(1H,s),
8.60(1H,s)
【0330】75) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.37−1.67(2H,
m),1.67−2.00(2H,m),2.35(3
H,s),2.50−3.17(7H,m),2.71
(3H,d,J=4.7Hz),3.60−3.97
(1H,m),4.50−4.90(1H,m),5.
44(1H,q,J=4.7Hz),7.04(2H,
d,J=8.5Hz),7.22(2H,d,J=8.
5Hz),7.38(1H,s),7.52−7.56
(2H,m),7.73−7.77(2H,m),8.
12(1H,s),8.62(1H,s)
【0331】76) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.68−1.96(2H,
m),1.96−2.35(2H,m),2.65−
4.08(6H,m),2.83(3H,d,J=4.
6Hz),3.73(3H,s),4.21−4.99
(2H,m),6.82−7.06(4H,m),7.
65(2H,d,J=8.7Hz),7.98(2H,
d,J=8.7Hz),8.31(1H,s),9.4
2(1H,s),10.81−11.05(1H,m)
【0332】77) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.6−2.0(2H,m),
2.3−2.7(2H,m),2.83−3.2(2
H,m),2.85(3H,d,J=5Hz),3.5
−3.7(4H,m),4.0−5.0(3H,m),
6.88(2H,d,J=7.8Hz),7.03(1
H,t,J=7.2Hz),7.26−7.36(2
H,m),7.58(2H,d,J=8.6Hz),
7.78(2H,d,J=8.6Hz),8.14(1
H,s),8.65(1H,s),13.0−13.4
(1H,m)
【0333】78) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.3−1.8(4H,
m),2.26(3H,s),2.5−3.7(8H,
m),4.4−4.5(1H,m),7.33(2H,
d,J=8.2Hz),7.56(2H,d,J=8.
6Hz),7.83(2H,d,J=8.2Hz),
7.91(2H,d,J=8.6Hz),8.26(1
H,s),9.34(1H,s)
【0334】79) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.35−2.10(4H,
m),2.40−3.30(7H,m),2.75(2
H,t,J=5.0Hz),3.30−4.10(2
H,m),3.54(2H,t,J5.0Hz),4.
81(1H,brs),7.07−7.40(5H,
m),7.55(2H,dd,J=6.8Hz,2.0
Hz),7.75(2H,dd,J=6.8Hz,2.
0Hz),8.12(1H,s),8.63(1H,
s)
【0335】80) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.33−1.67(2H,
m),1.67−2.03(2H,m),2.35(3
H,s),2.57−3.20(7H,m),2.80
(3H,d,J=4.7Hz),3.60−4.00
(1H,m),4.55−4.90(1H,m),4.
97(1H,q,J=4.7Hz),6.68(1H,
brs),6.84(1H,d,J=7.4Hz),
7.03−7.06(1H,m),7.15−7.26
(2H,m),7.53(2H,d,J=8.6H
z),7.73(2H,d,J=8.6Hz),8.1
3(1H,s),8.60(1H,s)
【0336】81) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.33−1.67(2H,
m),1.67−2.00(2H,m),2.15(3
H,s),2.35(3H,s),2.55−3.20
(7H,m),3.60−3.97(1H,m),4.
57−4.90(1H,m),6.91−6.94(1
H,m),7.16−7.28(2H,m),7.47
−7.60(1H,m),7.53(2H,d,J=
8.3Hz),7.73(2H,d,J=8.3H
z),8.02(1H,brs),8.12(1H,
s),8.62(1H,s)
【0337】82) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.2−1.7(4H,
m),2.77(3H,s),2.6−3.2(6H,
m),3.5−3.7(2H,m),4.5−4.8
(1H,m),6.65−6.82(2H,m),7.
0−7.1(2H,m),7.61(2H,d,J=
8.6Hz),7.94(2H,d,J=8.6H
z),7.5−8.5(2H,m),8.26(1H,
s),9.37(1H,s)
【0338】83) H−NMR(200MHz,C
DCl)δ:1.2−2.0(4H,m),2.13
(3H,s),2.47(3H,s),2.6−3.3
(7H,m),3.7−4.0(1H,m),4.6−
4.9(1H,m),6.98−7.22(3H,
m),7.53(2H,d,J=8.6Hz),7.7
4(2H,d,J=8.6Hz),7.90(1H,
d,J=8Hz),8.13(1H,s),8.59
(1H,s),11.0(1H,s)
【0339】84) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−2.00(2H,
m),2.00−2.30(2H,m),2.78(3
H,d,J=4.7Hz),2.87−3.70(7
H,m),3.72−4.75(2H,m),5.47
(2H,brs),6.90(1H,d,J=6.8H
z),7.23−7.45(5H,m),7.52(1
H,d,J=2.6Hz),7.60(1H,dd,J
=2.6Hz,6.8Hz),8.17(1H,s),
9.11(1H,s),10.9−11.20(1H,
m)
【0340】85) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.45−2.37(4H,
m),2.38−4.30(8H,m),2.81(3
H,d,J=4.6Hz),4.31−4.87(1
H,m),6.78(1H,t,J=7.2Hz),
6.89(1H,d,J=7.2Hz),7.09(1
H,d,J=7.2Hz),7.18(1H,d,J=
7.2Hz),7.65(2H,d,J=8.4H
z),7.98(2H,d,J=8.4Hz),8.3
1(1H,s),9.42(1H,s),9.75(1
H,brs),10.72−11.11(1H,m)
【0341】86) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.50−2.36(4H,
m),2.61(3H,s),2.80(3H,d,J
=3.8Hz),2.70−4.07(7H,m),
4.15−5.26(2H,m),6.60−7.92
(8H,m),8.15(1H,s),8.22(1
H,s),8.37(1H,s),9.00(1H,
s),10.67−11.10(1H,m)
【0342】87) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.6−1.9(2H,
m),2.0(3H,s),2.15(6H,s),
1.9−2.3(2H,m),2.76(3H,d,J
=4.4Hz),2.8−4.0(8H,m),4.4
−4.8(1H,m),7.1(2H,s),7.2−
7.5(5H,m),9.34(1H,s),10.8
−11.0(1H,m)
【0343】88) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.5−1.8(2H,
m),1.8−2.2(2H,m),2.15(6H,
s),2.74(3H,s),2.5−3.8(8H,
m),4.3−4.7(1H,m),5.74(1H,
d,J=10Hz),6.21(1H,d,J=17H
z),6.52(1H,dd,J=17Hz,10H
z),7.12(2H,s),7.2−7.4(5H,
m),7.6(1H,s),10.8−11.1(1
H,m)
【0344】89) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.4−2.4(4H,
m),2.2(6H,s),2.77(3H,d,J=
4Hz),2.5−4.0(8H,m),4.5−4.
7(1H,m),7.17(2H,s),7.31(5
H,s),7.52−7.56(3H,m),8.0
(2H,d,J=6.6Hz),9.88(1H,
s),10.8−11.1(1H,m)
【0345】90) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.33−1.67(2H,
m),1.67−2.00(2H,m),2.16(3
H,s),2.36(3H,s),2.57−3.20
(7H,m),3.60−3.93(1H,m),4.
53−4.93(1H,m),7.11(2H,d,J
=8.4Hz),7.33(1H,brs),7.39
(2H,d,J=8.4Hz),7.53−7.57
(2H,m),7.72−7.77(2H,m),8.
12(1H,s),8.60(1H,s)
【0346】91) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.5−2.4(4H,
m),2.63(3H,d,J=4.5Hz),2.8
1(3H,d,J=4.5Hz),2.81−3.5
(6H,m),3.5−3.8(2H,m),4.5−
4.8(1H,m),6.6−6.9(1H,m),
6.90−7.05(1H,m),7.14−7.23
(2H,m),7.61(2H,d,J=8.6H
z),7.7−7.8(1H,m),7.94(2H,
d,J=8.6Hz),8.19(1H,s),8.2
7(1H,s),9.37(1H,s),10.2−1
0.4(1H,m)
【0347】92) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.6−2.32(4H,
m),2.32(6H,s),2.76(3H,d,J
=4.6Hz),2.7−4.7(9H,m),7.1
9(2H,s),7.24−7.31(5H,m),
7.86(1H,dd,J=8Hz,4Hz),8.3
−9.0(1H,m),8.70(1H,d,J=8H
z),8.92(1H,d,J=4Hz),9.36
(1H,s),10.5(1H,s),11.00−1
1.30(1H,m)
【0348】93) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:0.94(3H,t,J=
7.2Hz),1.5−2.3(6H,m),2.15
(6H,s),2.2−2.4(2H,m),2.75
(3H,d,J=3.8Hz),2.5−4.8(9
H,m),7.09(2H,s),7.2−7.4(5
H,m),9.35(1H,s),10.9−11.2
(1H,m)
【0349】94) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.50−1.81(2H,
m),1.81−2.15(2H,m),2.65−
3.28(7H,m),3.63−4.15(1H,
m),3.74(2H,s),3.77(3H,s),
4.40−5.00(1H,m),6.63−6.75
(2H,m),6.94(1H,d,J=8.4H
z),7.58(2H,d,J=8.7Hz),7.7
6(2H,d,J=8.7Hz),8.13(1H,
s),8.61(1H,s)
【0350】95) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.60−2.37(4H,
m),2.05(3H,s),2.63−3.90(8
H,m),2.88(3H,d,J=4.0Hz),
4.50−4.72(1H,m),7.15−7.45
(5H,m),7.68(1H,d,J=8.7H
z),7.82(1H,s),7.91(1H,dd,
J=2.6Hz,8.7Hz),8.26(1H,
s),9.32(1H,s),9.88(1H,br
s),10.60−11.35(1H,m)
【0351】96) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.60−1.69(2H,
m),1.69−2.10(2H,m),2.35(3
H,s),2.55−3.74(7H,m),2.72
(3H,d,J=4.6Hz),3.50−4.10
(1H,m),4.20−4.90(1H,m),5.
45−5.55(1H,m),7.15−7.45(5
H,m),7.50−7.65(2H,m),8.08
(2H,s),8.22(1H,d,J=8.9H
z),8.50(1H,s)
【0352】97) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.51−2.38(4H,
m),2.82(3H,d,J=4.6Hz),2.8
9(6H,d,J=4.6Hz),2.62−4.92
(13H,m),6.85−7.17(2H,m),
7.19−7.45(2H,m),7.65(2H,
d,J=8.5Hz),7.98(2H,d,J=8.
5Hz),8.30(1H,s),9.41(1H,
s),10.42−10.83(1H,m),11.0
1−11.40(1H,m)
【0353】98) H−NMR(200MHz,C
DCl)δppm:1.42−2.25(4H,
m),2.38−5.10(13H,m),2.81
(3H,s),4.57(2H,s),6.70−7.
04(2H,m),7.05−7.38(2H,m),
7.53(2H,d,J=8.6Hz),7.75(2
H,d,J=8.6Hz),8.11(1H,s),
8.64(1H,s),10.43(1H,brs)
【0354】99) H−NMR(200MHz,D
MSO−d)δppm:1.55−1.93(2H,
m),1.93−2.30(2H,m),2.76(3
H,d,J=4.6Hz),2.80−3.50(6
H,m),3.50−3.75(2H,m),3.75
−4.80(1H,m),3.94(3H,s),7.
18−7.45(6H,m),7.54(1H,dd,
J=2.2Hz,8.4Hz),7.72(1H,d,
J=2.2Hz),8.22(1H,s),9.00
(1H,s),11.00−11.33(1H,m)
【0355】100) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.60−2.00(2
H,m),2.00−2.43(2H,m),2.26
(3H,s),2.70−3.33(2H,m),2.
26(3H,s),3.40−3.97(6H,m),
4.00−5.60(2H,m),7.44−7.56
(3H,m),7.72−7.78(1H,m),7.
85(1H,d,J=7.9Hz),8.27−8.3
4(1H,m),8.29(1H,s),8.75−
8.77(1H,m),8.96(1H,s),11.
45(1H,brs)
【0356】101) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.50−1.93(2
H,m),1.93−2.25(2H,m),2.70
−3.50(6H,m),2.77(3H,d,J=
4.6Hz),3.50−3.80(1H,m),3.
80−4.60(2H,m),7.19(1H,d,J
=8.6Hz),7.20−7.45(6H,m),
7.70(1H,d,J=2.0Hz),8.21(1
H,s),9.02(1H,s),10.65−10.
93(1H,m),11.23(1H,s)
【0357】102) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.60−1.90(2
H,m),1.97−2.40(2H,m),2.82
(3H,s),2.65−3.30(2H,m),3.
40−3.80(5H,m),4.30−5.70(3
H,m),7.35−7.60(5H,m),7.76
−7.82(1H,m),7.89−7.93(1H,
m),8.32−8.40(1H,m),8.76−
8.79(1H,m),11.43(1H,brs)
【0358】103) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.55−1.90(2
H,m),2.10−2.30(2H,m),2.82
(3H,s),2.65−3.20(2H,m),3.
50−4.50(8H,m),3.80(3H,s),
3.81(3H,s),7.01(3H,s),7.7
6−7.83(1H,m),7.90−7.94(1
H,m),8.33−8.40(1H,m),8.77
−8.79(1H,m),11.47(1H,brs)
【0359】104) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.6−1.9(2H,
m),1.9−2.4(4H,m),2.71−2.7
8(10H,m),3.0−3.5(8H,m),3.
5−3.8(1H,m),4.2−4.3(2H,
m),4.5−4.7(1H,m),7.16−7.3
3(7H,m),7.33(1H,d,J=6.6H
z),8.23(1H,s),9.03(1H,s),
10.5−10.7(1H,m),10.9−11.1
(1H,m)
【0360】105) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.63−1.93(2
H,m),1.97−2.33(2H,m),2.83
(3H,s),2.60−3.35(3H,m),3.
40−3.83(4H,m),4.00−5.10(3
H,m),7.64(2H,d,J=8.6Hz),
7.68−7.77(2H,m),7.83(2H,
d,J=8.6Hz),8.26(1H,t,J=7.
7Hz),8.75(1H,d,J=4.6Hz),
9.34(2H,s),11.37(1H,brs)
【0361】106) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.30−1.90(2
H,m),1.90−2.29(2H,m),2.02
(3H,s),2.45−2.64(1H,m),2.
75(3H,brs),2.94−3.45(5H,
m),3.45−3.68(1H,m),3.85−
4.05(1H,m),4.47−4.65(1H,
m),7.35(2H,d,J=8.5Hz),7.4
3(2H,d,J=8.5Hz),10.38(2H,
brs),11.00−11.39(1H,m)
【0362】107) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.50−1.90(2
H,m),1.90−2.25(2H,m),2.75
(3H,s),2.85−3.48(6H,m),3.
48−3.70(1H,m),3.79(3H,s),
3.80(3H,s),3.80−4.85(2H,
m),5.89(2H,brs),6.63(2H,
d,J=8.3Hz),6.91−7.15(5H,
m),10.20−11.70(1H,m)
【0363】108) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.20−2.25(4
H,m),2.55−2.90(4H,m),2.90
−3.80(7H,m),4.40−4.65(1H,
m),4.60(2H,s),4.80−6.00(1
H,m),7.16−7.45(5H,m),7.45
−7.75(3H,m),8.17(1H,s),8.
85−9.00(1H,m),10.60−10.93
(1H,m)
【0364】109) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.11(3H,t,J=
7.6Hz),2.33(2H,q,J=7.6H
z),1.4−2.2(4H,m),1.96(1.7
H,s),2.05(1.3H,s),2.14(3
H,s),2.5−2.8(4H,m),2.8−3.
7(7H,m),4.6−4.7(1H,m),6.8
−7.4(7H,m),9.27(1H,s),10.
4−10.6(1H,m)
【0365】110) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.65−1.95(2
H,m),1.95−2.30(2H,m),2.84
(3H,s),3.05−4.85(10H,m),
7.66(1H,t,J=5.3Hz),7.73(1
H,d,J=7.6Hz),7.97−8.10(2
H,m),8.17−8.30(2H,m),8.42
(1H,s),8.71(1H,d,J=5.3H
z),9.26(1H,s),11.07(1H,br
s)
【0366】111) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.55−1.91(2
H,m),1.91−2.33(2H,m),2.22
(3H,s),2.75(3H,d,J=4.5H
z),2.82−3.91(8H,m),4.40−
4.80(1H,s),6.58−6.78(3H,
m),7.10(1H,dd,J=8.1Hz,8.1
Hz),7.45−7.59(3H,m),8.25
(1H,s),8.91(1H,s),8.98−1
0.10(1H,m),10.98(1H,brs)
【0367】112) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.50−1.90(2
H,m),1.90−2.33(2H,m),2.65
−3.50(6H,m),2.77(3H,s),3.
50−4.05(2H,m),4.35−4.85(1
H,m),5.37(2H,brs),6.68(1
H,dd,J=1.7Hz,7.9Hz),6.89
(1H,d,J=1.7Hz),7.16(1H,d,
J=7.9Hz),7.20−7.45(6H,m),
7.51(1H,s),8.30(1H,s),10.
60−11.40(1H,m)
【0368】113) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.52−1.91(2
H,m),1.96−2.30(2H,m),2.78
(3H,d,J=4.8Hz),2.80−3.75
(7H,m),3.99−5.12(4H,m),6.
94(1H,d,J=8.2Hz),7.20−7.5
1(7H,m),8.30(1H,s),8.94(1
H,s),10.92−11.20(1H,m)
【0369】114) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.68−1.90(2
H,m),1.90−2.31(2H,m),2.01
(3H,s),2.79(3H,d,J=4.8H
z),2.90−4.25(8H,m),4.25−
4.89(1H,m),7.15−7.46(5H,
m),7.56(1H,dd,J=1.7Hz,8.2
Hz),7.61(1H,d,J=1.7Hz),7.
93(1H,d,J=8.2Hz),8.29(1H,
s),8.97(1H,s),9.77(1H,s),
10.92−11.18(1H,m)
【0370】115) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.14(3H,t,J=
7.6Hz),1.62−1.90(2H,m),1.
95(3H,s),2.00−2.30(2H,m),
2.12(3H,s),2.37(2H,q,J=7.
6Hz),2.79(3H,d,J=6.6Hz),
2.91−3.50(7H,m),3.50−3.79
(1H,m),3.66(2H,s),4.41−4.
81(1H,m),7.15−7.48(7H,m),
9.41(1H,s),10.95−11.19(1
H,m)
【0371】116) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.62−1.99(2
H,m),1.99−2.41(2H,m),2.79
(3H,d,J=4.6Hz),2.71−3.02
(1H,m),3.02−3.51(5H,m),3.
51−3.96(2H,m),4.51−4.85(1
H,m),7.20−7.48(5H,m),7.82
(1H,dd,J=1.8Hz,8.0Hz),7.9
0(1H,d,J=1.8Hz),7.92(1H,
d,J=8.0Hz),8.13(1H,s),8.1
4(1H,s),8.68(1H,s),8.72(1
H,s),11.10−11.34(1H,m)
【0372】117) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.10(3H,t,J=
7.6Hz),1.37−2.29(10H,m),
2.35(2H,q,J=7.6Hz),2.59−
2.91(4H,m),2.91−3.74(7H,
m),4.58−4.83(1H,m),6.83−
7.45(7H,m),9.41(1H,s),10.
70−11.00(1H,m)
【0373】118) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.15(3H,t,J=
7.6Hz),1.58−1.90(2H,m),1.
90−2.26(2H,m),2.17(6H,s),
2.36(2H,q,J=7.6Hz),2.80(3
H,s),3.20−4.00(8H,m),4.25
−4.90(1H,m),7.12(2H,s),7.
35−7.46(1H,m),7.48(1H,d,J
=7.7Hz),7.90(1H,ddd,J=1,7
Hz,7.7Hz,7.7Hz),8.58(1H,
d,J=4.0Hz),9.35(1H,s),10.
70−11.15(1H,m)
【0374】119) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.12(3H,t,J=
7.6Hz),1.19−1.49(2H,m),1.
49−1.90(2H,m),2.06(3H,s),
2.26(3H,s),2.35(2H,q,J=7.
6Hz),2.59−3.51(7H,m),3.51
−4.00(1H,m),4.10−4.65(1H,
m),4.90(2H,brs),6.40(1H,
d,J=2.0Hz),6.55(1H,d,J=2.
0Hz),7.10−7.40(5H,m),8.32
(1H,s),8.87(1H,brs)
【0375】120) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:0.90(3H,t,J=
7.1Hz),1.58−1.72(2H,m),1.
78(2H,q,J=7.1Hz),1.97−2.2
6(2H,m),2.15(6H,s),2.77(3
H,d,J=4.0Hz),3.00(3H,s),
3.01−3.47(6H,m),3.47−3.95
(2H,m),4.30−4.87(1H,m),7.
08−7.55(7H,m),10.75−11.12
(1H,m)
【0376】121) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.08(3H,t,J=
7.6Hz),1.57−1.90(2H,m),1.
95−2.27(2H,m),2.42(2H,q,J
=7.6Hz),2.75(3H,d,J=3.4H
z),2.82−3.45(6H,m),3.45−
4.00(2H,m),4.31−4.87(1H,
m),7.17−7.49(6H,m),7.54(1
H,d,J=1.8Hz),7.82(1H,d,J=
8.2Hz),9.56(1H,s),11.12−1
1.42(1H,m)
【0377】122) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.08(3H,t,J=
7.5Hz),1.40−1.81(2H,m),1.
81−2.30(2H,m),2.34(2H,q,J
=7.5Hz),2.60−2.88(4H,m),
2.88−3.70(7H,m),3.75(3H,
s),4.52−4.77(1H,m),7.00−
7.44(7H,m),7.49(1H,s),10.
15(1H,s),10.85−11.19(1H,
m)
【0378】123) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.06(3H,t,J=
7.5Hz),1.55−1.90(2H,m),1.
90−2.32(2H,m),2.42(2H,q,J
=7.5Hz),2.77(3H,d,J=4.4H
z),2.70−3.75(8H,m),3.86(3
H,s),4.30−4.80(1H,m),6.96
(1H,dd,J=1.6Hz,8.2Hz),7.0
6(1H,d,J=1.6Hz),7.16−7.45
(5H,m),8.06(1H,d,J=8.2H
z),9.18(1H,s),10.81−11.10
(1H,m)
【0379】124) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.08(3H,t,J=
7.5Hz),1.48−1.87(2H,m),1.
87−2.32(2H,m),2.36(2H,q,J
=7.5Hz),2.66−2.92(1H,m),
2.76(3H,d,J=4.6Hz),2.92−
3.79(7H,m),4.50−4.80(1H,
m),7.14−7.50(7H,m),7.70(1
H,d,J=13.2Hz),10.39(1H,
s),10.70−10.98(1H,m)
【0380】125) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.12(3H,t,J=
7.6Hz),1.50−1.90(2H,m),1.
90−2.30(2H,m),2.19(3H,s),
2.40(2H,q,J=7.6Hz),2.70−
2.86(3H,m),2.89(3H,s),2.9
5−3.95(8H,m),4.45−4.78(1
H,m),4.47(2H,s),7.18−7.45
(7H,m),9.44(1H,s),10.50−1
0.75(1H,m)
【0381】126) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.58−1.95(2
H,m),1.95−2.26(2H,m),2.75
(3H,d,J=4.3Hz),2.80−3.84
(9H,m),3.84−4.59(2H,m),6.
99(1H,d,J=9.1Hz),7.17−7.4
0(5H,m),7.99(1H,dd,J=2.0H
z,J=9.1Hz),8.10(1H,d,J=2.
0Hz),8.22−8.46(1H,m),10.9
6−11.20(1H,m)
【0382】127) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.55−1.93(2
H,m),1.93−2.35(2H,m),2.66
(3H,brs),2.79(3H,d,J=4.0H
z),2.90−3.50(6H,m),3.50−
4.10(2H,m),4.30−5.00(1H,
m),7.15−7.45(6H,m),7.55−
8.10(1H,m),10.55−11.00(1
H,m),15.65−16.45(1H,m)
【0383】128) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.52−1.88(2
H,m),1.95−2.33(2H,m),2.76
(3H,d,J=3.8Hz),2.84−3.48
(6H,m),3.48−3.70(1H,m),3.
82−4.55(2H,m),7.07(1H,d,J
=8.8Hz),7.19−7.42(5H,m),
7.47(1H,dd,J=8.8Hz,2.0H
z),7.76(2H,s),8.05(1H,d,J
=2.0Hz),11.07−11.26(1H,m)
【0384】129) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.06(3H,t,J=
7.4Hz),1.59−1.91(2H,m),1.
91−2.26(2H,m),2.38(2H,q,J
=7.4Hz),2.76(3H,d,J=4.2H
z),2.85−3.50(6H,m),3.50−
3.93(2H,m),4.32−4.82(1H,
m),7.20−7.45(5H,m),7.66−
7.79(2H,m),7.97(1H,s),10.
51(1H,s),10.83−11.07(1H,
m)
【0385】130) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.52−1.89(2
H,m),1.97−2.28(2H,m),2.76
(3H,s),2.81−3.49(7H,m),3.
49−3.72(1H,m),3.92−4.55(3
H,m),6.93(1H,d,J=8.4Hz),
7.05(1H,d,J=8.4Hz),7.26−
7.43(6H,m),10.89−11.19(1
H,m)
【0386】131) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.42(3H,t,J=
7.6Hz),1.57−1.92(2H,m),1.
92−2.30(2H,m),2.76(3H,d,J
=4.0Hz),2.82−3.44(8H,m),
3.44−4.06(2H,m),4.38−4.89
(1H,m),7.20−7.41(5H,m),7.
53(1H,d,J=8.4Hz),7.75−7.8
9(2H,m),11.01−11.43(1H,m)
【0387】132) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.09(3H,t,J=
7.3Hz),1.28−2.22(7H,m),2.
31(2H,q,J=7.3Hz),2.56−3.6
4(11H,m),3.77(3H,s),4.18−
6.79(3H,m),6.92(1H,d,J=8.
5Hz),7.00−7.46(6H,m),9.10
(1H,s)
【0388】133) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.52−1.92(2
H,m),1.98−2.27(2H,m),2.18
(3H,s),2.74(3H,d,J=4.2H
z),2.81−3.52(6H,m),3.52−
3.73(1H,m),3.85−4.63(2H,
m),7.18−7.45(5H,m),7.81(1
H,s),8.04(1H,s),8.25(2H,b
rs),11.23−11.45(1H,m)
【0389】134) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:3.05(6H,t,J=
7.4Hz),1.53−1.86(2H,m),1.
86−2.27(2H,m),2.38(2H,q,J
=7.4Hz),2.40(2H,q,J=7.4H
z),2.77(3H,s),2.56−3.48(6
H,m),3.49−3.72(1H,m),3.72
−4.16(1H,m),4.20−4.82(1H,
m),7.13−7.47(6H,m),7.64(1
H,s),7.67(1H,d,J=8.4Hz),
9.67(2H,s),10.63(1H,brs)
【0390】135) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.22−1.62(2H,
m),1.70−1.93(4H,m),2.08(2
H,brs),2.28−2.50(2H,m),2.
34(3H,s),2.50−2.84(8H,m),
2.90−3.09(1H,m),3.83−4.00
(1H,m),4.57−4.72(1H,m),7.
12−7.36(5H,m)
【0391】136) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.33−1.92(2
H,m),1.92−2.32(2H,m),2.55
−2.80(1H,m),2.72(3H,s),2.
85−3.49(5H,m),3.49−3.70(1
H,m),3.70−4.02(3H,m),4.37
−4.60(1H,m),7.13−7.47(5H,
m),8.01−8.69(3H,m),11.50
(1H,brs)
【0392】137) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.23−1.56(2H,
m),1.62−1.91(5H,m),2.29−
2.51(2H,m),2.34(3H,s),2.4
4(3H,s),2.51−2.86(8H,m),
2.90−3.09(1H,m),3.84−4.00
(1H,m),4.59−4.74(1H,m),7.
14−7.36(5H,m)
【0393】138) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.39−1.91(2
H,m),2.01−2.38(2H,m),2.60
−2.95(1H,m),2.72(3H,s),2.
80(6H,s),2.95−3.50(5H,m),
3.50−3.85(2H,m),4.22−4.60
(3H,m),7.18−7.46(5H,m),9.
84(1H,brs),11.57(1H,brs)
【0394】139) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.40−1.93(2
H,m),2.03−2.32(2H,m),2.35
−2.95(1H,m),2.52(3H,s),2.
72(3H,s),2.95−3.48(5H,m),
3.48−3.70(1H,m),3.70−3.88
(1H,m),3.88−4.22(2H,m),4.
41−4.60(1H,m),7.18−7.48(5
H,m),8.83−9.20(2H,m),11.4
1(1H,brs)
【0395】140) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.35−2.26(6
H,m),2.26−2.63(4H,m),2.69
(6H,s),2.71(3H,s),2.89−3.
68(7H,m),3.92−4.12(1H,m),
4.44−4.62(1H,m),7.15−7.43
(5H,m),10.73(1H,brs),11.2
5(1H,brs)
【0396】141) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.30−2.00(8H,
m),2.20−2.50(5H,m),2.55−
3.20(7H,m),3.40−3.65(2H,
m),3.65−4.00(1H,m),4.60−
4.90(1H,m),7.04(1H,d,J=7.
6Hz),7.10−7.50(7H,m),7.68
(1H,d,J=7.9Hz),8.36(1H,br
s)
【0397】142) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:0.55−0.80(0.4
H,m),1.15−1.93(3.6H,m),1.
42(3H,t,J=7.1Hz),2.23(1.8
H,s),2.33(1.2H,s),2.45−2.
80(6.4H,m),2.80−3.00(0.6
H,m),3.23−3.43(1H,m),4.42
(2H,q,J=7.1Hz),4.52−4.82
(1H,m),7.10−7.38(5H,m),7.
70(1H,d,J=8.4Hz),7.95(0.6
H,s),8.05−8.16(1.4H,m),8.
21(1H,dd,J=1.8Hz,8.4Hz),
8.50(0.4H,s),8.61(0.6H,s)
【0398】143) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.50−1.80(2
H,m),1.90−2.20(2H,m),2.79
(3H,d,J=4.4Hz),2.85−3.70
(9H,m),3.80−4.70(2H,m),6.
85(1H,d,J=8.6Hz),7.20−7.4
5(7H,m),10.30−10.50(1H,
m),10.58(1H,s)
【0399】144) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.30−1.67(2H,
m),1.67−2.05(2H,m),2.38(3
H,s),2.60−3.15(7H,m),3.55
−4.10(3H,m),4.55−4.90(1H,
m),6.53−6.70(3H,m),7.07−
7.40(6H,m)
【0400】145) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.35−1.65(2
H,m),1.70−1.95(2H,m),2.37
(3H,s),2.55−3.00(7H,m),3.
85(3H,s),3.99(2H,brs),4.1
5−4.65(2H,m),6.64(1H,d,J=
7.9Hz),6.88(1H,dd,J=1.7H
z,7.9Hz),6.92(1H,d,J=1.7H
z),7.12−7.37(5H,m)
【0401】146) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.20−1.64(2H,
m),1.64−2.00(2H,m),2.15(3
H,s),2.35(3H,s),2.51−3.15
(7H,m),3.62−4.13(1H,m),3.
70(2H,brs),4.45−4.92(1H,
m),6.60−6.76(2H,m),7.02(1
H,d,J=7.8Hz),7.10−7.38(5
H,m)
【0402】147) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.35−1.65(2H,
m),1.65−1.95(2H,m),2.16(3
H,s),2.36(3H,s),2.53−3.00
(7H,m),3.79(2H,brs),4.05−
4.65(2H,m),6.62(1H,d,J=8.
1Hz),7.02−7.38(7H,m)
【0403】148) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.24(3H,t,J=7.
5Hz),1.30−1.99(4H,m),2.36
(3H,s),2.51(2H,q,J=7.5H
z),2.55−3.20(7H,m),3.71(2
H,brs),3.65−4.18(1H,m),4.
45−4.98(1H,m),6.57−6.83(2
H,m),7.05(1H,d,J=7.5Hz),
7.11−7.40(5H,m)
【0404】149) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:0.99(3H,t,J=7.
3Hz),1.22−1.97(6H,m),2.36
(3H,s),2.46(2H,t,J=7.6H
z),2.54−3.13(7H,m),3.70(2
H,brs),3.71−4.10(1H,m),4.
50−4.90(1H,m),6.60−6.78(2
H,m),7.02(2H,d,J=8.0Hz),
7.11−7.37(5H,m),
【0405】150) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.20−2.09(4H,
m),2.37(3H,s),2.59−3.22(7
H,m),3.28−3.60(1H,m),4.59
−4.94(1H,m),7.09−7.48(5H,
m),7.55(1H,d,J=8.3Hz),8.0
7(1H,dd,J=2.1Hz,8.3Hz),8.
17(1H,s),8.54(1H,d,J=2.1H
z),8.71(1H,s)
【0406】151) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.23−2.15(4H,
m),2.40(3H,s),2.50−3.21(8
H,m),3.82(3H,s),4.55−4.94
(1H,m),6.82−6.96(2H,m),7.
04−7.30(2H,m),7.55(2H,d,J
=8.5Hz),7.75(2H,d,J=8.5H
z),8.12(1H,s),8.62(1H,s)
【0407】152) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.25−2.10(4H,
m),2.37(3H,s),2.55−3.30(7
H,m),3.58−3.99(1H,m),3.80
(3H,s),4.30−4.95(1H,m),6.
65−6.88(3H,m),7.15−7.35(1
H,m),7.56(2H,d,J=8.5Hz),
7.75(2H,d,J=8.5Hz),8.12(1
H,s),8.60(1H,s)
【0408】153) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.2−2.0(4H,m),
2.36(3H,s),2.5−3.2(7H,m),
3.6−3.8(1H,m),4.5−4.8(1H,
m),7.32−7.53(3H,m),7.55(2
H,d,J=8.6Hz),7.74(2H,d,J=
8.6Hz),7.88(1H,d,J=5Hz),
8.13(1H,s),8.6(1H,s)
【0409】154) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.4−2.0(4H,m),
2.04(1.6H,s),2.06(1.4H,
s),2.17(3H,s),2.35(3H,s),
2.5−3.0(7H,m),3.5−3.8(3H,
m),4.7−4.8(1H,m),6.4−6.57
(1H,m),6.93−6.95(1H,m),7.
16−7.32(5H,m)
【0410】155) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:0.90−1.60(3H,
m),1.65−2.10(2H,m),2.47(3
H,s),2.65−3.20(7H,m),3.45
−4.00(1H,m),4.30−4.85(1H,
m),7.13(2H,d,J=8.5Hz),7.2
1(2H,d,J=8.5Hz),7.33−7.46
(5H,m)
【0411】156) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.35−1.70(2H,
m),1.70−2.10(2H,m),2.38(3
H,s),2.60−3.30(7H,m),3.55
−3.90(1H,m),4.50−4.85(1H,
m),7.08(1H,dd,J=1.0Hz,1.4
Hz),7.14−7.38(6H,m),7.51
(1H,d,J=8.1Hz),7.65(1H,d
d,J=1.0Hz,1.3Hz),7.75(1H,
dd,J=1.8Hz,8.1Hz),8.02(1
H,d,J=1.8Hz)
【0412】157) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.20−2.06(4H,
m),2.21(3H,s),2.35(3H,s),
2.50−3.11(7H,m),3.48−3.95
(3H,m),4.65−4.91(1H,m),6.
41−6.58(2H,m),6.85−7.05(1
H,m),7.10−7.40(5H,m)
【0413】158) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.50−1.80(2
H,m),1.90−2.20(2H,m),2.76
(3H,d,J=4.2Hz),2.65−2.95
(2H,m),3.00−3.65(5H,m),4.
20−4.45(2H,m),7.20−7.40(5
H,m),7.51(1H,t,J=8.1Hz),
7.78(1H,d,J=8.1Hz),7.93(1
H,d,J=8.1Hz),8.50(1H,s),
9.21(1H,s),10.65−10.95(1
H,m)
【0414】159) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.25−2.10(4H,
m),2.36(3H,s),2.53−3.17(7
H,m),3.52−3.38(1H,m),4.00
−4.19(2H,m),4.36−4.54(2H,
m),4.57−4.90(1H,m),7.15−
7.36(5H,m),7.43(2H,dd,J=
6.7Hz,1.8Hz),7.98(2H,dd,J
=6.7Hz,1.8Hz)
【0415】160) H−NMR(200MHz,
DMSO−d)δppm:1.50−1.80(2
H,m),1.95−2.20(2H,m),2.08
(3H,s),2.65−3.70(7H,m),2.
75(3H,s),2.77(3H,d,J=4.6H
z),4.10−4.40(2H,m),5.51(1
H,brs),6.46(1H,d,J=8.4H
z),7.08(1H,d,J=1.8Hz),7.1
6(1H,dd,J=8.4Hz,1.8Hz),7.
22−7.45(5H,m),10.42−10.70
(1H,m)
【0416】161) H−NMR(200MHz,
CDCl)δppm:1.30−1.70(2H,
m),1.70−2.05(2H,m),2.39(3
H,s),2.60−3.20(8H,m),3.65
−4.20(1H,m),4.50−5.05(1H,
m),6.82(2H,d,J=8.6Hz),7.1
3−7.60(11H,m)
【0417】実施例263 室温下、4−メチルアミノ−1−[4−(1,2,4−
トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン1.
35gのアセトニトリル溶液80mlに炭酸カリウム
0.78gおよび2−(3−ピリジル)エチルメタンス
ルフォネート1.14gを加え、5時間加熱還流する。
溶媒を減圧留去後、残渣を塩化メチレンにて抽出し、水
洗、ついで無水硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮する。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出液;塩化メチレン:メタノール=20:1)で精製
し、さらに薄層クロマトグラフィー(クロロホルム:メ
タノール:アンモニア水=50:10:1で展開)で精
製する。生成物をエタノール中塩酸塩とし、酢酸エチル
中処理することにより、白色不定形の4−{N−メチル
−N−[2−(3−ピリジル)エチル]アミノ}−1−
[4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾ
イル]ピペリジン3塩酸塩0.15gを得る。 H−NMR(200MHz,DMSO−d)δpp
m:1.60−1.91(2H,m),1.91−2.
40(2H,m),2.79(3H,d,J=4.2H
z),2.65−3.90(8H,m),4.30−
4.89(1H,m),7.62(2H,d,J=8.
6Hz),7.82−8.10(3H,m),8.29
(1H,s),8.51(1H,d,J=8.2H
z),8.83−8.90(1H,m),8.90−
9.01(1H,m),9.40(1H,s),11.
25−11.58(1H,m) 実施例263と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例1〜106、108〜262及び後記277、
278、281〜475の化合物を得る。
【0418】実施例264 4−アミノ−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−
1−イル)ベンゾイル]ピペリジン2.97gのメタノ
ール溶液50mlにベンズアルデヒド11.1mlおよ
びモレキュラーシーブス3A10gを加え、150分間
加熱還流する。氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム4.9
7gを少しづつ加え、氷冷下で1時間撹拌する。モレキ
ュラーシーブス3Aを濾去し、溶媒を留去、水を加えて
塩酸酸性とし、酢酸エチルで洗う。氷冷下、水層に水酸
化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性とし、塩化メチ
レンで抽出する。抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後濃縮する。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液;塩化メチレン:メタノー
ル=50:1)で精製し、塩化メチレン−酢酸エチルで
再結晶して、白色粉末状の4−ベンジルアミノ−1−
[4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾ
イル]ピペリジン2.92gを得る。 融点:137−138℃ 実施例264と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例1〜94、96〜146、148、149、1
51〜205、207〜212、217〜228、23
0〜262及び後記277、278、281〜312、
317〜321、327〜332、342〜378、3
81〜393、395〜400、402〜437、44
0〜470の化合物を得る。
【0419】実施例265 氷冷下、4−ベンジルアミノ−1−[4−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン
0.82gのメタノール溶液30mlに37%ホルマリ
ン水溶液0.7mlおよびシアノ水素化ホウ素ナトリウ
ム0.21gを加え、該混合液に酢酸0.7mlを滴下
する。室温で1時間撹拌後、溶媒を留去し、残渣を塩化
メチレンで抽出する。抽出液を1N水酸化ナトリウム水
溶液および水で洗い、無水硫酸マグネシウム上乾燥後、
濃縮する。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出液;塩化メチレン:メタノール=50:
1)で精製し、塩化メチレン−ジエチルエーテルで再結
晶して白色粉末状の4−(N−メチル−N−ベンジルア
ミノ)−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−1−
イル)ベンゾイル]ピペリジン0.28gを得る。 融点:168−169℃ 実施例265と同様にして、適当な出発原料を用いて、
前記実施例1、2、4〜76、78〜88、90、9
2、93、97〜110、112〜123、125〜1
46、148、149、151〜205、207〜21
2、217〜254、256〜262及び後記277、
278、280〜475の化合物を得る。
【0420】実施例266 氷冷下、4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(3−メチル−4−アミノ−5−メ
トキシベンゾイル)ピペリジン1.27gのクロロホル
ム溶液30mlにメチルイソシアネート1.96mlを
滴下する。混合液を室温で4時間撹拌後、溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出液;塩化メチレン:メタノール=40:1)で
精製する。生成物をエタノール中シュウ酸塩とし、エタ
ノール−酢酸エチルで再結晶して白色粉末状の4−[N
−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミノ]−1−
(3−メチル−4−メチルウレイド−5−メトキシベン
ゾイル)ピペリジン・シュウ酸塩0.43gを得る。 融点:132−133℃ 実施例266と同様にして、適当な出発原料を用いて、
前記実施例5〜7、9、10、14、15、20〜2
3、35、40、53、55、118、125、13
2、135、140、149の化合物を得る。
【0421】実施例267 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−(3−アミノベンゾイル)ピペリジン2.0
gのアセトン30ml及び水20ml溶液に炭酸カリウ
ム1.3gを加え、氷冷下5−クロロバレリルクロリド
0.9mlを滴下する。同温で20分間撹拌後、反応液
を氷水に注ぎ、塩化メチレンにて抽出する。抽出液を飽
和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥し、減
圧濃縮して無色油状の4−[N−メチル−N−(2−フ
ェニルエチル)アミノ]−1−[3−(5−クロロバレ
リルアミノ)ベンゾイル]ピペリジン2.2gを得る。 H−NMR(200MHz,CDCl)δppm:
1.30−2.00(8H,m),2.20−2.50
(5H,m),2.55−3.20(7H,m),3.
40−3.65(2H,m),3.65−4.00(1
H,m),4.60−4.90(1H,m),7.04
(1H,d,J=7.6Hz),7.10−7.50
(7H,m),7.68(1H,d,J=7.9H
z),8.36(1H,brs) 実施例267と同様にして適当な出発原料を用いて前記
実施例17、36、52、57、59、60、63、7
4、75、117、126、128、131、136、
137、138、139、141、142、148、1
70、176、181、182〜184、186、18
7、189〜194、197〜201、204、20
7、210、213、215、217、218、22
0、221、222、230及び後記279、287、
298、304、305、311、314、315、3
17、322、335、339、340、350、38
0、384、387、391、392、394、39
5、400、402、403、405、406、42
3、425、428、465、470、474の化合物
を得る。
【0422】実施例268 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[3−(5−クロロバレリルアミノ)ベンゾ
イル]ピペリジン2.2gのジメチルホルムアミド20
ml溶液に氷冷下水素化ナトリウム230mgを加え、
同温で30分間撹拌する。反応液を氷水に注ぎ、塩化メ
チレンにて抽出する。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮する。得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;塩化
メチレン:メタノール=100:3〜20:1)にて精
製後、塩酸塩とする。エタノール−ジエチルエーテルよ
り固化して、白色不定形の4−[N−メチル−N−(2
−フェニルエチル)アミノ]−1−[3−(2−オキソ
−1−ピペリジニル)ベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩
1.7gを得る。 H−NMR(200MHz,DMSO−d)δpp
m:1.50−2.25(8H,m),2.30−2.
50(2H,m),2.78(3H,d,J=4.6H
z),3.00−3.40(7H,m),3.50−
3.90(3H,m),4.35−4.80(1H,
m),7.30−7.55(9H,m),10.60−
10.90(1H,m)
【0423】実施例269 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−(4−アミノベンゾイル)ピペリジン1.0
gのメタノール10ml溶液に37%ホルマリン水溶液
1.0ml、シアノ水素化ホウ素ナトリウム0.24g
及び酢酸0.21mlを順次加え、室温で2時間撹拌す
る。その後、37%ホルマリン水溶液、シアノ水素化ホ
ウ素ナトリウム及び酢酸を順次先と同量追加し、室温で
更に30分間撹拌する。反応液を減圧濃縮後、得られた
残渣に酢酸エチル50mlを加え、希水酸化ナトリウム
水溶液、水および飽和食塩水の順に洗浄する。硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧濃縮して、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;ジクロロメタ
ン:メタノール=30:1)にて精製する。生成物を塩
酸塩とした後、イソプロパノールより再結晶して、白色
粉末状の4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(4−ジメチルアミノベンゾイル)
ピペリジン塩酸塩0.22gを得る。 融点:220〜222℃ 実施例269と同様にて適当な出発原料を用いて、前記
実施例33、35、36、41、46、193及び後記
299、386、387、390、399、411、4
14、415、417、419〜421、423、43
0〜436、459、469、471の化合物を得る。
【0424】実施例270 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−(2−クロロ−4−ニトロベンゾイル)ピペ
リジン2.10gのエタノール溶液50mlに塩化スズ
4.72gを加え、1時間加熱還流する。反応液を氷水
にあけて、水酸化ナトリウムでアルカリ性とし、クロロ
ホルムで抽出する。抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシ
ウム上乾燥後、濃縮する。残渣をエタノール中シュウ酸
塩とし、エタノール−酢酸エチルで再結晶して白色粉末
状の4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−(2−クロロ−4−アミノベンゾイル)ピ
ペリジン・シュウ酸塩1.94gを得る。 融点:128.5〜130℃ 実施例270と同様にして適当な出発原料を用いて前記
実施例62、64、113、114、116、127、
130、167、179、188、192、202、2
09、211、219、241、242〜246、25
4、257及び後記283、292、293、295、
313、328、334、338、340、349、3
83、431、440、441、466、468、47
5の化合物を得る。
【0425】実施例271 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[3−メトキシ−4−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン1.0gの
クロロホルム20ml溶液に−40℃で1N三臭化ホウ
素ジクロロメタン溶液24mlを滴下し、そのまま一晩
撹拌後室温まで戻す。再度冷却し−30℃でメタノール
(10ml)を滴下し、氷水に注ぐ。25%水酸化ナト
リウム水溶液にて塩基性とし、しばらく撹拌後、有機層
を分離、水洗、減圧濃縮する。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出液;塩化メチレン:メタノー
ル=50:1〜9:1)精製後、塩酸塩として白色不定
形の4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−[3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン塩酸塩
0.42gを得る。 H−NMR(200MHz,DMSO−d)δpp
m:1.55−1.90(2H,m),1.90−2.
33(2H,m),2.70−3.50(6H,m),
2.80(3H,d,J=4.8Hz),3.50−
4.00(2H,m),4.35−4.90(1H,
m),7.03(1H,dd,J=1.6Hz,8.2
Hz),7.16(1H,d,J=1.6Hz),7.
21−7.44(5H,m),7.69(1H,d,J
=8.2Hz),8.22(1H,s),9.05(1
H,s),10.30−10.65(1H,m),1
1.07(1H,s) 実施例271と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例103、129、133、134、150、1
57、165、173、175〜178、213、21
6及び後記312、316、325、326、359、
362、363、368〜372、374〜378、3
81〜383、385、390、393、397、40
1、461〜468の化合物を得る。
【0426】実施例272 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−トリ
アゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン1.0g
のジメチルホルムアミド10ml溶液に氷冷下、水素化
ナトリウム120mgを加え、1時間撹拌後、(2−ク
ロロエチル)ジメチルアミン320mgを滴下する。室
温にて2時間撹拌し、ついで50℃にてさらに2時間撹
拌する。反応液を水50mlに注ぎ込み、酢酸エチル5
0mlにて3回抽出する。抽出液を飽和食塩水50ml
にて洗浄後、硫酸マグネシウムにて乾燥する。溶媒を留
去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出液;ジクロロメタン:メタノール=10:1
〜ジクロロメタン:メタノール:アンモニア水=10
0:10:1)で精製する。生成物を酢酸エチル−n−
ヘキサンより再結晶して白色粉末状の4−[N−メチル
−N−(2−フェニルエチル)アミノ]−1−[3−
(2−ジメチルアミノエトキシ)−4−(1,2,4−
トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン50
0mgを得る。 融点:83〜85℃ 実施例272と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例81、89、102、119、123、14
7、151、152、159、160、163、16
8、171、173、198、218、242、24
9、250、253の化合物を得る。
【0427】実施例273 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−(6−クロロニコチノイル)ピペリジン2.
00gのジメチルスルホキシド10ml溶液に1,2,
4−トリアゾール1.16gと炭酸カリウム1.16g
を加え窒素置換後、100℃で4時間撹拌する。冷却
後、反応液に水を加え酢酸エチルで抽出する。抽出液を
飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウム上乾燥後濃縮
する。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出液;塩化メチレン:メタノール=150:
1)で精製し、ジエチルエーテルから結晶化し、さらに
酢酸エチル−ジエチルエーテルで再結晶して白色粉末状
の4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[6−(1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)ニコチノイル]ピペリジン0.33gを得る。 融点:85〜86℃ 実施例273と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例202、203、204、219、220の化
合物を得る。
【0428】実施例274 4−{N−メチル−N−[2−(4−メチルチオフェニ
ル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,4−トリ
アゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン0.85
gのメタノール10ml溶液にメタ過ヨウ素酸ナトリウ
ム0.63gの水5ml溶液を加え、室温で4時間撹拌
する。反応液を減圧濃縮後、得られた残渣に氷水を加
え、25%水酸化ナトリウム水溶液にて塩基性にし、ク
ロロホルムで抽出する。抽出液を水洗し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧濃縮する。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出液;塩化メチレン:メ
タノール=30:1)で精製し、さらに塩酸塩とした
後、エタノール−酢酸エチルより結晶化し、さらにエタ
ノール−水より再結晶して白色粉末状の4−{N−メチ
ル−N−[2−(4−メチルスルフィニルフェニル)エ
チル]アミノ}−1−[4−(1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン塩酸塩0.13
gを得る。 融点:235〜236℃ 実施例274と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例200の化合物を得る。
【0429】実施例275 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[3−エトキシカルボニル−6−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン
0.62gのテトラヒドロフラン10ml溶液に、氷−
メタノール浴冷却下、水素化リチウムアルミニウム51
mgを加え、そのまま15分間撹拌する。飽和硫酸ナト
リウム水溶液を少量注意深く加え室温でしばらく撹拌す
る。反応液にテトラヒドロフラン10ml、硫酸ナトリ
ウムを加え室温で一晩撹拌する。不溶部をセライト濾過
し、減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出液;塩化メチレン:メタノール=
9:1)で精製後、塩酸塩とし、ポンプアップして白色
不定形の4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−[3−ヒドロキシメチル−6−
(1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]
ピペリジン塩酸塩0.3gを得る。 H−NMR(200MHz,DMSO−d)δpp
m:1.20−2.25(4H,m),2.55−2.
90(4H,m),2.90−3.80(7H,m),
4.40−4.65(1H,m),4.60(2H,
s),4.80−6.00(1H,m),7.16−
7.45(5H,m),7.45−7.75(3H,
m),8.17(1H,s),8.85−9.00(1
H,m),10.60−10.93(1H,m) 実施例275と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例201の化合物を得る。
【0430】実施例276 4−{N−メチル−N−[2−(4−メトキシカルボニ
ルフェニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン
600mgに飽和アンモニア−メタノール溶液45ml
を加えて、封管し、110℃で69.5時間撹拌する。
室温に冷却後、溶媒を留去して、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;ジクロロメタ
ン:メタノール:アンモニア水=200:20:1)に
て精製後、ジエチルエーテルで洗い結晶化させる。エタ
ノールより再結晶して、白色粉末状の4−{N−メチル
−N−[2−(4−カルバモイルフェニル)エチル]ア
ミノ}−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−1−
イル)ベンゾイル]ピペリジン320mgを得る。 融点:194.5〜195.5℃ 実施例276と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例43及び98及び後記399、408、40
9、410〜415、417、419〜421、430
〜436、459、471の化合物を得る。
【0431】参考例74〜80 参考例3または4と同様にして適当な出発原料を用いて
以下の表154〜表156の化合物を得る。
【表154】
【0432】
【表155】
【0433】
【表156】
【0434】参考例81〜147 参考例6または12と同様にして適当な出発原料を用い
て以下の表157〜表179の化合物を得る。
【表157】
【0435】
【表158】
【0436】
【表159】
【0437】
【表160】
【0438】
【表161】
【0439】
【表162】
【0440】
【表163】
【0441】
【表164】
【0442】
【表165】
【0443】
【表166】
【0444】
【表167】
【0445】
【表168】
【0446】
【表169】
【0447】
【表170】
【0448】
【表171】
【0449】
【表172】
【0450】
【表173】
【0451】
【表174】
【0452】
【表175】
【0453】
【表176】
【0454】
【表178】
【0455】
【表179】
【0456】参考例148 参考例5と同様にして適当な出発原料を用いて表180
の化合物を得る。
【表180】
【0457】参考例149〜156 参考例3または4と同様にして適当な出発原料を用いて
以下の表181〜表183の化合物を得る。
【表181】
【0458】
【表182】
【0459】
【表183】
【0460】参考例157〜159 参考例6または12と同様にして適当な出発原料を用い
て以下の表184の化合物を得る。
【表184】
【0461】参考例160、161 参考例5と同様にして適当な出発原料を用いて以下の表
185の化合物を得る。
【表185】
【0462】162) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.22−1.70(3H,m),1.75−2.
00(2H,m),2.13−2.72(5H,m),2.72−3.
04(2H,m),3.04−3.23(2H,m),3.82(1
H,dt,J=2.5Hz,11.3Hz),4.00−4.16(1
H,m),4.55(1H,dd,J=10.3Hz,2.4Hz),7.
20−7.46(5H,m)
【0463】163) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.41−1.67(3H,m),1.67−1.
86(2H,m),2.27(3H,s),2.52−3.11(7
H,m),3.11−3.28(2H,m),3.46−3.71(1
H,m),3.77(3H,s),6.69(1H,d,J=8.1H
z),6.74(1H,s),7.07(1H,d,J=8.1Hz)
【0464】164) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.41−1.69(3H,m),1.69−1.
94(2H,m),2.27(3H,s),2.52−2.86(3
H,m),2.86−3.30(6H,m),3.69(1H,quint,
J=7.4Hz),7.23−7.36(1H,m),7.96−
8.10(2H,m)
【0465】165) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 0.79−1.09(2H,m),1.09−1.
55(8H,m),1.55−1.88(7H,m),1.88−2.
05(1H,m),2.24(3H,m),2.35−2.72(5
H,m),3.05−3.22(2H,m)
【0466】166) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.22−1.60(2H,m),1.60−1.
88(2H,m),1.92−2.10(1H,m),2.42(3
H,s),2.49−2.74(3H,m),2.82−3.00(1
H,m),3.00−3.24(3H,m),3.60(3H,s),3.
60−3.77(1H,m),7.10−7.39(5H,m)
【0467】167) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.29−1.55(2H,m),1.68−1.
91(2H,m),2.33(3H,s),2.39−2.72(5
H,m),2.95(3H,s),3.07−3.23(2H,m),3.
35−3.52(2H,m),6.61−6.79(3H,m),7.
18−7.32(2H,m)
【0468】168) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 2.13(3H,s),6.34(2H,br
s),7.73(1H,d,J=1.5Hz),7.79(1H,d,J
=1.5Hz)
【0469】169) 1H−NMR(250MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=12.6Hz),
2.32(3H,s),2.46(2H,q,J=12.6Hz),7.
93(1H,s),8.75(1H,s),9.64(1H,s),2.6
0−4.33(1H,brs)
【0470】170) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 2.30(3H,s),7.32(1H,s),
7.43(1H,s),10.82(1H,s),11.07(1H,
s),12.27(1H,brs)
【0471】171) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.11(3H,t,J=7.6Hz),2.
21(3H,s),2.39(2H,q,J=7.6Hz),2.39
(3H,s),3.00−6.50(1H,brs),7.80(1H,
s),9.91(1H,s)
【0472】172) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 5.35(2H,s),7.26−7.58
(5H,m),7.72(1H,dd,J=1.5Hz,8.3Hz),
7.78−7.95(2H,m),8.25(1H,s),9.04
(1H,s),13.28(1H,brs)
【0473】173) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 3.88(3H,s),7.20(1H,s),
7.23(1H,s),10.82(1H,s),11.12(1H,
s),12.66(1H,brs)
【0474】174) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 7.22(1H,s),7.49(1H,s),
11.39(1H,s),11.42(1H,s)
【0475】175) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 2.23(3H,s),3.54(2H,s),
7.55−7.62(1H,m),7.62−7.68(1H,m),
10.73(1H,s),11.45−13.40(1H,m)
【0476】176) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 3.14(3H,s),3.61(2H,s),
7.04(1H,d,J=8.5Hz),7.79(1H,d,J=
1.5Hz),7.90(1H,dd,J=8.5Hz,1.5Hz),
12.30−12.92(1H,m)
【0477】177) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.35(3H,d,J=7.5Hz),3.
48(1H,q,J=7.5Hz),6.90(1H,d,J=8.5
Hz),7.75−7.90(2H,m),10.69(1H,s),1
2.38−12.83(1H,m)
【0478】178) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 2.24(3H,s),3.68(2H,s),
7.11(1H,d,J=8.0Hz),7.41(1H,d,J=
8.0Hz),10.58(1H,s),12.70−13.00
(1H,m)
【0479】179) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 2.41(3H,s),3.47(2H,s),
6.71(1H,d,J=8.0Hz),7.78(1H,d,J=
8.0Hz),10.60(1H,s),12.15−12.60
(1H,m)
【0480】180) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 2.50(3H,s),3.46(2H,s),
6.66(1H,s),7.68(1H,s),10.59(1H,s),
12.10−12.60(1H,m)
【0481】181) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.92(3H,s),4.69(1H,s),
7.42(2H,s),11.11(1H,s),13.15−13.
40(1H,m)
【0482】182) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 3.51(2H,s),6.89−7.08
(1H,m),7.30−7.47(1H,m),7.57−7.70
(1H,m),9.72(1H,s),11.35−14.25(1
H,m)
【0483】183) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.94(3H,s),4.75(2H,s),
7.31(1H,d,J=7.5Hz),7.47(1H,d,J=
7.5Hz),11.10(1H,s),13.10−13.54
(1H,m)
【0484】184) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 3.67(2H,s),3.87(3H,s),
7.02(1H,d,J=9.0Hz),7.53(1H,d,J=
9.0Hz),10.53(1H,s),10.68(1H,s)
【0485】185) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 3.75(2H,s),7.68(1H,s),
7.84(1H,d,J=2.0Hz),8.51(1H,d,J=
2.0Hz),12.30−12.98(1H,m)
【0486】186) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.26(6H,s),6.92(1H,d,J
=8.5Hz),7.79(1H,d,J=1.5Hz),7.81
(1H,dd,J=8.5Hz,1.5Hz),10.68(1H,s),
12.62(1H,s)
【0487】187) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.39(6H,s),3.87(3H,s),
7.00(1H,d,J=8.5Hz),7.58(1H,d,J=
8.5Hz),10.51(1H,s),12.50−12.90
(1H,m)
【0488】188) 1H−NMR(250MHz,DM
SO−d6)δppm: 8.00(1H,s),8.05(1H,d,J
=8Hz),8.10(1H,d,J=8Hz),8.18−8.3
0(2H,m),8.48(1H,dd,J=8.2Hz,2.0Hz),
13.39(1H,brs)
【0489】189) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.26(6H,s),2.24(3H,s),
7.63(1H,d,J=0.5Hz),7.66(1H,d,J=
0.5Hz),10.72(1H,s),12.35−12.70
(1H,m)
【0490】190) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 3.68(3H,s),3.73(3H,s),
3.79(3H,s),6.50−6.60(1H,m),6.62
(1H,d,J=2.0Hz),7.05(1H,d,J=8.0H
z),7.15−7.28(1H,m),7.46−7.62(2H,
m),12.84−13.01(1H,m)
【0491】191) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 6.39(2H,d,J=8.1Hz),6.
93(1H,t,J=8.1Hz),7.42(2H,d,J=8.5
Hz),7.89(2H,d,J=8.5Hz),9.22(2H,br
s),10.29−14.49(1H,brs)
【0492】192) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 5.00(2H,s),5.16(4H,s),
7.11(2H,s),7.20−7.56(17H,m),7.60
(1H,d,J=7.9Hz),7.69(1H,s)
【0493】193) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 6.32(1H,dd,J=8.5Hz,2.
5Hz),6.43(1H,d,J=2.5Hz),7.12(1H,
d,J=8.5Hz),7.61(2H,d,J=8.5Hz),7.9
0(2H,d,J=8.5Hz),8.71−10.34(2H,
m),11.47−13.68(1H,m)
【0494】194) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 2.06(3H,s),2.08(3H,s),2.3
2(3H,s),7.05(1H,d,J=2.0Hz),7.10(1
H,dd,J=8.5Hz,2.0Hz),7.32(1H,d,J=
8.5Hz),7.43(1H,d,J=8.0Hz),7.91(1
H,d,J=1.5Hz),8.05(1H,dd,J=8.0Hz,
1.5Hz),9.20−10.20(1H,m)
【0495】195) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=7.0Hz),3.
17−3.40(2H,m),7.84−8.10(4H,m),8.
50−8.79(1H,m),13.05−13.31(1H,m)
【0496】196) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 7.05−7.20(1H,m),7.28
−7.46(2H,m),7.70−7.88(2H,m),7.98
−8.15(4H,m),10.39(1H,s),13.11−1
3.35(1H,m)
【0497】197) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=7.0Hz),3.
14−3.43(2H,m),7.58(1H,t,J=8.0H
z),7.96−8.17(2H,m),8.41(1H,t,J=1.
5Hz),8.56−8.78(1H,m),13.05−13.2
4(1H,m)
【0498】198) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.13(3H,t,J=7.0Hz),3.
15−3.45(2H,m),7.93(1H,d,J=8.0H
z),8.10−8.30(1H,m),8.30−8.50(1H,
m),8.70−8.98(1H,m),13.50−13.90
(1H,m)
【0499】199) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.05(3H,t,J=7.6Hz),2.
33(2H,q,J=7.6Hz),6.32(1H,d,J=3.6
Hz),7.19(1H,d,J=3.6Hz),11.37(1H,
s),12.74(1H,brs)
【0500】200) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.11(3H,t,J=7.0Hz),3.
12−3.38(2H,m),7.70(1H,d,J=8.0H
z),8.26(1H,dd,J=8.0Hz,1.5Hz),8.42
(1H,d,J=1.5Hz),8.73(1H,t,J=5.5H
z),13.22−14.22(1H,m)
【0501】201) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 4.42(2H,s),7.75(1H,d,J
=8.0Hz),8.03(1H,d,J=8.0Hz),8.12
(1H,s),8.78(1H,s),13.24(1H,brs)
【0502】202) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 6.26(1H,dd,J=8.0Hz,2.
0Hz),6.37(1H,d,J=2.0Hz),6.96(1H,
d,J=8.0Hz),7.21(1H,d,J=8.0Hz),7.3
6(1H,dd,J=8.0Hz,1.5Hz),7.45(1H,d,
J=1.5Hz),9.19(1H,s),9.29(1H,s),9.
40(1H,s),12.33−12.95(1H,m)
【0503】203) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 5.25(2H,s),5.39(2H,s),7.3
0−7.45(10H,m),7.84(1H,dd,J=1.7H
z,8.4Hz),7.90(1H,d,J=1.7Hz),8.01
(1H,d,J=8.4Hz),8.08(1H,s),8.92(1
H,s)
【0504】204) 1H−NMR(250MHz,CD
Cl3)δppm: 1.31−1.56(2H,m),1.72−1.
90(2H,m),2.16(3H,s),2.21(3H,s),2.3
7(3H,s),2.45−2.70(3H,m),2.85(2H,
t,J=6.0Hz),3.04−3.26(2H,m),4.01
(2H,t,J=6.0Hz),6.66−6.80(2H,m),6.
90−7.20(1H,m),7.41(1H,d,J=8.5Hz)
【0505】205) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.30−1.56(2H,m),1.72−1.
90(2H,m),2.11(3H,s),2.37(3H,s),2.4
4−2.72(3H,m),2.85(2H,t,J=6.0Hz),
3.03−3.29(2H,m),4.01(2H,t,J=6.0
Hz),6.75−6.92(2H,m),7.32−7.47(2
H,m),7.96(1H,s)
【0506】206) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.32−1.61(2H,m),1.70−1.
92(3H,m),2.38(3H,s),2.46−2.75(3
H,m),2.87(2H,t,J=6.1Hz),3.09−3.2
8(2H,m),4.02(2H,t,J=6.1Hz),6.73−
6.85(1H,m),6.85−6.99(2H,m),7.18
(1H,t,J=8.4Hz)
【0507】207) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.31−1.59(2H,m),1.70−1.
93(3H,m),2.32(3H,s),2.50−2.70(3
H,m),2.70−2.89(4H,m),3.05−3.26(2
H,m),6.02(1H,d,J=3.1Hz),6.28(1H,d
d,J=1.9Hz,3.1Hz),7.30(1H,d,J=1.9
Hz),
【0508】208) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.32−1.61(2H,m),1.71−1.
95(3H,m),2.28(3H,s),2.38(3H,s),2.4
7−2.75(3H,m),2.87(2H,t,J=6.2Hz),
3.09−3.28(2H,m),4.02(2H,t,J=6.2
Hz),6.80(2H,d,J=8.6Hz),7.07(2H,d,
J=8.6Hz)
【0509】209) 1H−NMR(250MHz,CD
Cl3)δppm: 0.95−1.07(1H,m),1.07−1.
18(1H,m),1.41−1.63(2H,m),1.79−2.
03(4H,m),2.39(3H,s),2.30−2.70(4
H,m),3.08−3.22(2H,m),7.04(2H,d,J=
8.5Hz),7.10−7.31(3H,m)
【0510】210) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 1.09(3H,t,J=7.0Hz),3.
11−3.37(2H,m),6.51(2H,brs),7.02(1
H,dd,J=8.0Hz,1.5Hz),7.30(1H,d,J=
1.5Hz),7.51(1H,d,J=8.0Hz),8.34(1
H,t,J=5.5Hz),12.60−13.05(1H,m)
【0511】211) 1H−NMR(200MHz,DM
SO−d6)δppm: 5.16(2H,s),7.02−7.19
(2H,m),7.30−7.58(7H,m),7.58−7.70
(2H,m),7.82−8.02(2H,m)
【0512】212) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 5.12(2H,s),5.38(2H,s),7.0
0−7.16(2H,m),7.30−7.53(10H,m),7.
53−7.70(4H,m),8.06−8.20(2H,m)
【0513】213) 1H−NMR(200MHz,CD
Cl3)δppm: 1.25(3H,t,J=7.0Hz),3.36
−3.58(2H,m),3.90(3H,s),5.57(2H,br
s),5.88−6.33(1H,m),7.23−7.33(1H,
m),7.33−7.43(2H,m)
【0514】実施例277〜487 実施例1および3と同様にして適当な出発原料を用いて
以下の表186〜表291の化合物を得る。
【表186】
【0515】
【表187】
【0516】
【表188】
【0517】
【表189】
【0518】
【表190】
【0519】
【表191】
【0520】
【表192】
【0521】
【表193】
【0522】
【表194】
【0523】
【表195】
【0524】
【表196】
【0525】
【表197】
【0526】
【表198】
【0527】
【表199】
【0528】
【表200】
【0529】
【表201】
【0530】
【表202】
【0531】
【表203】
【0532】
【表204】
【0533】
【表205】
【0534】
【表206】
【0535】
【表207】
【0536】
【表208】
【0537】
【表209】
【0538】
【表210】
【0539】
【表211】
【0540】
【表212】
【0541】
【表213】
【0542】
【表214】
【0543】
【表215】
【0544】
【表216】
【0545】
【表217】
【0546】
【表218】
【0547】
【表219】
【0548】
【表220】
【0549】
【表221】
【0550】
【表222】
【0551】
【表223】
【0552】
【表224】
【0553】
【表225】
【0554】
【表226】
【0555】
【表227】
【0556】
【表228】
【0557】
【表229】
【0558】
【表230】
【0559】
【表231】
【0560】
【表232】
【0561】
【表233】
【0562】
【表234】
【0563】
【表235】
【0564】
【表236】
【0565】
【表237】
【0566】
【表238】
【0567】
【表239】
【0568】
【表240】
【0569】
【表241】
【0570】
【表242】
【0571】
【表243】
【0572】
【表244】
【0573】
【表245】
【0574】
【表246】
【0575】
【表247】
【0576】
【表248】
【0577】
【表249】
【0578】
【表250】
【0579】
【表251】
【0580】
【表252】
【0581】
【表253】
【0582】
【表254】
【0583】
【表255】
【0584】
【表256】
【0585】
【表257】
【0586】
【表258】
【0587】
【表259】
【0588】
【表260】
【0589】
【表261】
【0590】
【表262】
【0591】
【表263】
【0592】
【表264】
【0593】
【表265】
【0594】
【表266】
【0595】
【表267】
【0596】
【表268】
【0597】
【表269】
【0598】
【表270】
【0599】
【表271】
【0600】
【表272】
【0601】
【表273】
【0602】
【表274】
【0603】
【表275】
【0604】
【表276】
【0605】
【表277】
【0606】
【表278】
【0607】
【表279】
【0608】
【表280】
【0609】
【表281】
【0610】
【表282】
【0611】
【表283】
【0612】
【表284】
【0613】
【表285】
【0614】
【表286】
【0615】
【表287】
【0616】
【表288】
【0617】
【表289】
【0618】
【表290】
【0619】
【表291】
【0620】214) 1H−NMR(250MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−2.00(2H,m), 2.0
0−2.30(2H,m), 2.75(3H,d,J=4.7H
z),2.80−3.45(6H,m), 3.53−3.75
(1H,m), 3.80−4.80(2H,m), 6.77(3
H,brs), 7.19−7.43(6H,m), 7.63(1
H,d,J=8.5Hz), 8.01(1H,d,J=2.2H
z), 11.00−11.30(1H,m)
【0621】215) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.58−1.93(2H,m), 1.9
3−2.39(2H,m), 2.74(3H,d,J=4.6H
z),2.70−2.95(1H,m), 2.95−3.50
(5H,m), 3.50−3.90(2H,m), 4.50−
4.75(1H,m), 7.10−7.45(5H,m), 7.
59(1H,dd,J=7.6Hz, 4.8Hz), 7.69
(1H,d,J=7.6Hz),8.06(1H,t,J=7.6
Hz), 8.65(1H,d,J=4.8Hz), 9.00−1
0.00(1H,m), 11.20−11.60(1H,m)
【0622】216) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.60−1.93(2H,m), 1.9
3−2.40(2H,m), 2.75(3H,d,J=4.4H
z),2.65−2.95(1H,m), 2.95−3.80
(7H,m), 4.50−4.75(1H,m), 7.15−
7.50(5H,m), 7.93(2H,d,J=6.0Hz),
8.93(2H,d,J=6.0Hz), 8.00−10.0
0(1H,m), 11.30−11.70(1H,m)
【0623】217) 1H−NMR(250MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.56−1.90(2H,m), 1.9
0−2.40(2H,m), 2.52(3H,s), 2.76
(3H,d,J=4.7Hz), 2.69−2.95(1H,
m), 3.0−3.50(6H,m),3.55−3.80(1
H,m), 4.55−4.80(1H,m), 7.20−7.
50(6H,m), 7.67(1H,d,J=6.2Hz), 8.
54(1H,dd,J=6.2Hz, 1.7Hz), 11.20
−11.53(1H,m)
【0624】218) 1H−NMR(250MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.08(3H,t,J=7.5Hz),
1.50−1.87(2H,m), 1.90−2.30(2
H,m),2.38(2H,d,J=7.5Hz), 2.75(3
H,d,J=4.5Hz), 2.65−2.90(1H,m),
2.90−3.50(5H,m), 3.50−3.70(1
H,m), 3.95−4.18(1H,m), 4.50−4.
70(1H,m), 4.70−6.00(1H,m), 7.20
−7.44(5H,m), 7.59(1H,d,J=8.5H
z), 8.17(1H,d,J=8.5Hz), 8.79(1H,
s), 10.48(1H,s), 10.65−11.30(1
H,m)
【0625】219) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.59−2.34(4H,m), 2.6
5(3H,s), 2.76(3H,d,J=4.2Hz), 2.7
0−3.00(1H,m), 3.00−3.70(7H,m),
4.50−4.75(1H,m), 7.18−7.46(5
H,m), 7.68(1H,dd,J=4.9Hz, 1.6Hz),
7.91(1H,d,J=1.6Hz), 8.81(1H,d,
J=4.9Hz), 10.50−11.70(1H,m)
【0626】220) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.60−2.00(2H,m), 2.0
0−2.35(2H,m), 2.44(3H,s), 2.61
(3H,s), 2.76(3H,d,J=4.40Hz), 2.7
0−2.98(1H,m), 2.98−3.55(5H,m),
3.55−3.75(1H,m), 3.75−4.17(1
H,m), 4.50−4.80(1H,m), 7.10−7.
50(5H,m), 7.70(1H,s), 7.86(1H,s),
10.90−11.20(1H,m)
【0627】221) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.52−1.87(2H,m), 1.9
5−2.23(2H,m), 2.75(3H,d,J=4.2H
z),2.32−3.49(7H,m), 3.49−3.75
(1H,m), 3.95−5.20(3H,m), 6.34(1
H,d,J=9.4Hz), 7.20−7.50(5H,m),
7.49(1H,dd,J=9.4, 2.6Hz), 7.58
(1H,d,J=2.6Hz),10.65−11.25(1
H,m)
【0628】222) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.49−1.88(2H,m), 1.9
1−2.22(2H,m), 2.22(3H,s), 2.77
(3H,d,J=4.5Hz), 2.77−3.45(6H,
m), 3.45−3.60(1H,m), 3.52(2H,s),
3.80−4.70(2H,m), 7.10(2H,d,J=
3.0Hz), 7.20−7.50(5H,m), 10.62
(1H,s), 10.88−11.12(1H,m)
【0629】223) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.42−1.90(2H,m), 1.9
0−2.39(2H,m), 2.62−2.43(4H,m),
2.43−3.89(7H,m), 4.42−4.80(1
H,m), 6.04−6.43(1H,m), 7.15−7.
75(7H,m), 11.0−11.40(1H,m), 11.
80−12.30(1H,m)
【0630】224) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.60−1.95(2H,m), 1.9
5−2.39(2H,m), 2.40−3.52(6H,m),
2.59(3H,s), 2.75(3H,d,J=4.6Hz),
3.52−4.00(2H,m), 4.20−5.60(2
H,m), 7.19−7.42(5H,m), 7.54(1H,
d,J=8.0Hz), 7.99(1H,dd,J=8.0,
1.8Hz), 8.63(1H,d,J=1.8Hz), 11.
28−11.52(1H,m)
【0631】225) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=7.6Hz),
1.60−1.92(2H,m), 1.92−2.35(2
H,m),2.46(2H,q,J=7.6Hz), 2.52(3
H,s), 2.78(3H,d,J=4.4Hz), 2.80−
2.95(1H,m), 2.95−3.50(5H,m), 3.
50−3.80(1H,m), 3.80−4.05(1H,
m), 4.50−4.80(1H,m), 6.35(1H,br
s), 7.19−7.47(5H,m), 7.52(1H,d,J
=8.4Hz), 8.13(1H,d,J=8.4Hz), 9.
74(1H,s), 11.06−11.31(1H,m)
【0632】226) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.11(3H,t,J=7.2Hz),
1.55−1.92(2H,m), 1.92−2.36(2
H,m),2.58−2.95(4H,m), 2.95−3.5
0(7H,m), 3.50−3.80(2H,m), 4.46−
4.74(1H,m), 7.10−7.70(6H,m), 7.
97−8.20(2H,m), 8.67(1H,s), 8.80
−8.99(1H,m), 11.20−11.50(1H,m)
【0633】227) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.10(3H,t,J=7.4Hz),
1.49−1.90(2H,m), 1.90−2.32(2
H,m),2.27(3H,s), 2.41(2H,q,J=7.4
Hz), 2.75(3H,d,J=4.2Hz), 2.60−
2.95(1H,m), 2.95−3.49(5H,m), 3.
49−3.80(1H,m), 3.90−4.05(1H,
m), 4.50−4.72(1H,m), 7.12−7.43
(5H,m), 7.50(1H,s), 8.60(1H,s),9.
68(1H,s), 10.86−11.20(1H,m)
【0634】228) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.90(2H,m), 1.9
1−2.29(2H,m), 2.60−3.48(12H,
m), 3.59(2H,s), 3.48−3.72(1H,m),
3.72−4.82(2H,m),7.02(1H,d,J=
8.0Hz), 7.20−7.55(7H,m), 10.88
−11.12(1H,m)
【0635】229) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.49−1.85(2H,m), 1.8
5−2.36(2H,m), 2.22(3H,s), 2.69−
2.87(3H,m), 2.87−3.90(8H,m), 3.
43(2H,s), 4.27−4.86(1H,m), 6.83
(1H,d,J=8.0Hz), 7.05(1H,d,J=8.0
Hz), 7.16−7.51(5H,m), 10.58(1H,
s), 10.89−11.20(1H,m)
【0636】230) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.33(3H,d,J=7.5Hz),
1.54−1.90(2H,m), 1.75−2.30(2
H,m),2.70−2.84(3H,m), 2.84−3.7
2(10H,m), 3.72−4.70(2H,m), 6.87
(1H,d,J=8.0Hz), 7.15−7.48(7H,
m), 10.58(1H,s), 10.92−11.22(1
H,m)
【0637】231) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.51−1.90(2H,m), 1.9
5−2.22(2H,m), 2.28(3H,s), 2.77
(3H,d,J=4.2Hz), 2.65−3.48(6H,
m), 3.48−3.70(1H,m), 3.75−4.75
(2H,m), 6.81(1H,s), 6.84(1H,s), 7.
20−7.50(5H,m), 10.77(1H,s), 10.
93(1H,s), 10.90−11.25(1H,m)
【0638】232) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.50−1.91(2H,m), 1.9
0−2.30(2H,m), 2.77(3H,d,J=4.4H
z),2.65−3.48(6H,m), 3.48−3.74
(1H,m), 3.85(3H,s), 3.90−4.70(3
H,m), 6.65(1H,s), 6.70(1H,s), 7.1
7−7.43(5H,m), 10.79(1H,s), 10.9
3(1H,s), 10.95−11.25(1H,m)
【0639】233) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.40−1.95(2H,m), 1.9
5−2.41(2H,m), 2.71(3H,d,J=4.4H
z),2.61−3.57(6H,m), 3.57−3.95
(2H,m), 4.05−4.40(1H,m), 4.45−
4.84(1H,m), 4.83−5.70(3H,brs),
6.73(1H,d,J=8.0Hz), 6.95(1H,s),
7.10−7.30(4H,m), 7.34(1H,d,J=
8.0Hz), 8.30(1H,s), 8.95(1H,s),1
1.30−11.90(1H,m)
【0640】234) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.93(2H,m), 1.9
3−2.40(2H,m), 2.74(3H,d,J=4.4H
z),2.65−2.95(1H,m), 2.95−3.80
(7H,m), 4.55−4.75(1H,m), 7.13−
7.45(5H,m), 7.50−7.66(1H,m), 7.
78(1H,d,J=8.2Hz), 8.20(1H,d,J=
4.8Hz), 9.10−10.30(1H,brs), 11.
0−12.0(1H,m), 11.05−11.27(1H,
brs)
【0641】235) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=7.5Hz),
1.50−1.90(2H,m), 1.90−2.30(2
H,m),2.24(3H,s), 2.40(2H,q,J=7.5
Hz), 2.42(3H,s), 2.64−2.93(4H,
m), 2.93−3.50(5H,m), 3.50−3.75
(1H,m), 3.75−3.95(1H,m), 4.50−
4.72(1H,m), 5.70−6.70(1H,brs),
7.15−7.42(5H,m), 7.49(1H,s), 9.
83(1H,s), 10.95−11.25(1H,m)
【0642】236) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.50−2.36(4H,m), 2.7
2(3H,d,J=4.4Hz), 2.60−3.55(6H,
m),3.55−4.00(2H,m), 4.10−4.42
(1H,m), 4.42−4.83(1H,m), 7.04(1
H,d,J=8.0Hz), 7.11−7.38(5H,m),
7.69(1H,d,J=8.0Hz), 8.21(1H,s),
9.05(1H,s), 11.11(1H,s), 11.25−
11.63(1H,m)
【0643】237) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=7.6Hz),
1.55−1.90(2H,m), 1.93−2.28(2
H,m),2.15(6H,s), 2.34(2H,q,J=7.6
Hz), 2.58−3.30(2H,m), 2.81(3H,
s), 3.35−4.10(6H,m), 4.35−4.95
(1H,m), 5.95(1H,brs), 7.11(3H,s),
7.63−7.77(1H,m), 7.82(1H,d,J=
7.8Hz), 8.20−8.35(1H,m), 8.68−
8.80(1H,m), 9.33(1H,s), 11.12(1
H,brs)
【0644】238) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.35−1.81(2H,m), 1.8
1−2.30(2H,m), 2.08(3H,s), 2.68−
2.85(3H,m), 2.85−3.73(8H,m), 3.
45(2H,s), 4.51−4.81(1H,m), 6.69
(1H,d,J=8.0Hz), 6.84−7.19(1H,
m), 7.19−7.46(5H,m), 10.47(1H,
s), 10.35−10.69(1H,m)
【0645】239) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.35−1.83(2H,m), 1.8
3−2.38(2H,m), 2.16(3H,s), 2.68−
2.88(3H,m), 2.88−3.70(8H,m), 3.
44(2H,s), 4.50−4.80(1H,m), 6.69
(1H,s), 6.87−7.19(1H,m), 7.19−
7.50(5H,m), 10.48(1H,s), 10.64−
10.91(1H,m)
【0646】240) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.41−1.79(2H,m), 1.7
9−2.25(2H,m), 2.65−2.80(3H,m),
2.80−3.69(8H,m), 4.49−4.77(1
H,m), 4.71(1H,s), 6.83−7.40(7H,
m), 7.50−10.35(2H,m), 11.11(1H,
s)
【0647】241) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.53−2.40(4H,m), 2.7
1(3H,d,J=4.4Hz), 2.55−3.49(6H,
m),3.50−3.98(2H,m), 4.02−4.36
(1H,m), 4.40−4.90(1H,m), 6.50−
6.72(2H,m), 7.0(1H,d,J=8.0Hz),
7.64(2H,d,J=8.60Hz), 7.95(2H,d,
J=8.6Hz), 8.27(1H,s), 9.31(1H,
s), 9.37(1H,s), 11.02−11.50(1H,
m)
【0648】242) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.30−2.08(3H,m), 2.0
8−2.36(1H,m), 2.77(3H,s), 2.65−
3.80(8H,m), 4.50−4.77(1H,m), 6.
80−7.17(1H,m), 7.17−7.45(5H,
m), 7.69(1H,s), 10.70−11.17(1H,
m), 11.39(1H,s), 11.64(1H,s)
【0649】243) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.95(2H,m), 1.9
5−2.20(2H,m), 2.78(3H,s), 2.68−
3.80(10H,m), 3.95−4.36(2H,m),
6.63(1H,s), 6.72(1H,s), 7.18−7.
45(5H,m), 10.48(1H,s), 10.64(1H,
s), 10.66(1H,brs)
【0650】244) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.45−1.82(2H,m), 1.8
2−2.30(2H,m), 2.76(3H,d,J=4.5H
z),2.91−3.75(8H,m), 3.52(2H,s),
4.30−4.85(1H,m), 6.94(1H,d,J=
8.5Hz), 7.15−7.50(6H,m), 10.55
−10.79(1H,m), 10.95(1H,s)
【0651】245) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.44−1.85(2H,m), 1.8
5−2.34(2H,m), 2.76(3H,d,J=4.5H
z),2.93−3.84(10H,m), 4.30−4.8
7(1H,m), 6.78−7.00(2H,m), 7.11−
7.49(6H,m), 10.55(1H,s), 10.78−
11.06(1H,m)
【0652】246) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.46−1.83(2H,m), 1.8
9−2.25(2H,m), 2.75(3H,d,J=4.5H
z),2.65−3.70(7H,m), 3.43(2H,s),
3.83(3H,s), 3.70−5.02(2H,m), 6.
80−7.05(2H,m), 7.12−7.45(5H,
m), 10.54(1H,s), 10.75−11.05(1
H,m)
【0653】247) 1H−NMR(200MHz, D
MSO−d6)δppm: 1.26(6H,s), 1.51−1.
89(2H,m), 1.92−2.25(2H,m), 2.68
−2.84(3H,m), 2.84−3.49(6H,m),
3.49−3.71(1H,m),3.71−4.80(2
H,m), 6.88(1H,d,J=8.0Hz), 7.11−
7.48(7H,m), 10.55(1H,s), 10.75−
11.02(1H,m)
【0654】248) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.50−2.40(4H,m), 2.7
0(3H,s), 2.60−3.99(8H,m), 4.09−
4.43(1H,m), 4.43−4.91(1H,m), 7.
09−7.25(2H,m), 7.29(1H,d,J=8.0
Hz), 7.38−7.53(5H,m), 9.32−10.
90(3H,brs), 11.30−12.20(1H,brs)
【0655】249) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=7.6Hz),
1.50−1.98(2H,m), 1.98−2.45(2
H,m),2.15(6H,m), 2.34(2H,q,J=7.6
Hz), 2.58−4.00(8H,m), 2.72(3H,
s), 4.19−4.95(2H,m), 7.12(2H,s),
7.52(1H,d,J=8.0Hz), 8.02−8.20
(2H,m), 9.31(1H,s), 11.60−12.00
(1H,m)
【0656】250) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.30−1.93(2H,m), 1.9
3−2.29(2H,m), 2.01(3H,s), 2.40−
2.25(1H,m), 2.66(3H,d,J=4.3Hz),
3.00−3.24(1H,m), 3.24−3.79(5
H,m), 3.88−4.08(1H,m), 4.26−4.
48(1H,m), 4.48−4.61(1H,m), 7.48
−7.62(1H,m), 8.08−8.21(2H,m), 1
1.40−11.85(1H,m)
【0657】251) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.30−2.34(5H,m), 2.0
1(3H,s), 2.40−2.72(1H,m), 2.64
(3H,s), 2.90−3.54(4H,m), 3.54−
3.77(1H,m), 3.85−4.05(1H,m), 4.
12−4.40(1H,m), 4.40−4.60(1H,
m),7.17(1H,d,J=7.9Hz), 7.22(1H,
s), 7.32(1H,d,J=7.9Hz), 9.30−1
1.10(3H,brs), 11.50−11.92(1H,m)
【0658】252) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−2.40(4H,m), 2.0
1(3H,s), 2.72(3H,d,J=4.4Hz), 2.6
0−3.90(8H,m), 4.10−4.39(1H,m),
4.39−4.88(1H,m), 7.14(1H,d,J=
8.2Hz), 7.30−7.44(1H,m), 7.50−
7.60(1H,m), 7.64(2H,d,J=8.4Hz),
7.95(2H,d,J=8.4Hz), 8.27(1H,s),
9.37(1H,s), 9.95(1H,s), 11.18−1
1.55(1H,m)
【0659】253) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−2.32(4H,m), 2.5
7−4.00(8H,m), 2.72(3H,s), 4.12−
4.38(1H,s), 4.95−4.89(1H,m), 7.
07(1H,d,J=7.8Hz), 7.12(1H,s), 7.
27(1H,d,J=7.8Hz), 7.64(2H,d,J=
8.6Hz), 7.95(2H,d,J=8.6Hz), 8.2
7(1H,s), 9.38(1H,s), 8.90−10.50
(3H,brs), 11.34−11.80(1H,m)
【0660】254) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.94(2H,m), 1.9
4−2.39(2H,m), 2.54−3.94(8H,m),
2.77(3H,d,J=4.4Hz), 4.48−4.85
(1H,m), 7.20−7.43(5H,m), 7.57(2
H,d,J=8.2Hz), 7.85(2H,d,J=8.2H
z), 7.99(2H,d,J=9.0Hz), 8.31(2H,
d,J=9.0Hz), 11.18−11.52(1H,m)
【0661】255) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.90(2H,m), 1.9
6−2.35(2H,m), 2.65−3.50(6H,m),
2.77(3H,s), 3.50−4.20(2H,m), 4.
27−4.99(1H,m), 7.18−7.45(5H,
m), 7.39(2H,d,J=8.4Hz), 7.51(2H,
d,J=8.2Hz), 7.66−7.83(4H,m), 8.
10−11.00(3H,brs), 11.00−11.30
(1H,m)
【0662】256) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.33(3H,d,J=8.0Hz),
1.50−1.90(2H,m), 1.90−2.29(2
H,m),2.75(3H,d,J=4.0Hz), 2.83−
3.10(2H,m), 3.10−3.75(6H,m), 3.
75−4.68(2H,m), 6.85(1H,d,J=8.0
Hz), 6.92−7.10(2H,m), 7.20−7.3
2(1H,m), 7.32−7.39(1H,m), 7.39−
7.49(1H,m), 10.55(1H,s), 10.82−
11.14(1H,m)
【0663】257) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.59−1.92(2H,m), 1.9
2−2.35(2H,m), 2.69−2.83(3H,m),
2.83−2.99(1H,m), 2.99−3.50(5
H,m), 3.50−3.86(2H,m), 3.86−4.
11(1H,m), 4.56−4.81(1H,m), 7.16
−7.40(5H,m), 7.40−7.65(4H,m),
7.91−8.20(4H,m), 10.75−11.08
(1H,m)
【0664】258) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.59−1.92(2H,m), 1.9
8−2.39(2H,m), 2.76(3H,d,J=4.5H
z),2.81−2.97(1H,m), 2.97−3.49
(5H,m), 3.49−3.76(1H,m), 3.76−
4.14(2H,m), 4.51−4.80(1H,m), 7.
17−7.38(5H,m), 7.38−7.62(3H,
m), 7.70(1H,d,J=8.0Hz), 7.75−7.
87(2H,m), 8.23(1H,dd,J=8.0Hz,2.
5Hz), 8.90(1H,d,J=2.5Hz), 10.95
−11.25(1H,m)
【0665】259) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.90(2H,m), 1.9
5−2.28(2H,m), 2.79(3H,d,J=4.0H
z),2.70−3.50(6H,m), 3.50−4.26
(2H,m), 4.26−4.90(1H,m), 6.84(1
H,d,J=8.2Hz), 6.98(1H,dd,J=8.2H
z, 2.2Hz), 7.08(1H,d,J=2.2Hz),
7.20−7.42(5H,m), 7.45(2H,d,J=
8.4Hz), 7.59(2H,d,J=8.4Hz), 9.1
1(1H,s), 9.19(1H,s), 10.55−11.8
4(1H,m)
【0666】260) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.90(2H,m), 1.9
4−2.30(2H,m), 2.60−3.50(6H,m),
2.78(3H,d,J=4.4Hz), 3.50−3.73
(1H,m), 3.73−4.83(2H,m), 6.80(2
H,d,J=8.6Hz), 6.87(1H,d,J=7.6H
z), 6.98(1H,s), 7.19−7.48(8H,m),
9.48(1H,s), 9.79(1H,s), 10.81−1
1.10(1H,m)
【0667】261) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.92(2H,m), 1.9
2−2.35(2H,m), 2.68−2.89(3H,m),
2.89−3.50(7H,m), 3.50−4.02(1
H,m), 3.69(3H,s), 3.70(3H,s), 3.7
8(3H,s), 4.25−4.87(1H,m), 6.55
(1H,dd,J=8.5Hz, 2.5Hz), 6.62(1H,
d,J=2.5Hz), 6.93−7.12(3H,m), 7.
15(1H,d,J=7.5Hz), 7.33−7.49(5
H,m), 10.85−11.19(1H,m)
【0668】262) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.56−1.90(2H,m), 1.9
5−2.34(2H,m), 2.65−3.50(7H,m),
2.77(3H,d,J=4.4Hz), 3.50−4.18
(2H,m), 3.77(3H,s), 4.18−4.86(1
H,m), 6.83−7.05(4H,m), 7.18−7.
42(6H,m), 7.50(2H,d,J=8.8Hz), 9.
91(1H,s), 10.85−11.20(1H,m)
【0669】263) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.50−1.90(2H,m), 1.9
5−2.30(2H,m), 2.79(3H,d,J=3.8H
z),2.65−3.52(6H,m), 3.52−3.74
(1H,m), 3.74−4.18(1H,m), 4.18−
4.80(1H,m), 6.70−7.00(4H,m), 7.
03(1H,d,J=1.8Hz), 7.21(1H,d,J=
7.8Hz), 7.25−7.43(5H,m), 8.93
(1H,s), 8.95(1H,s), 9.75(1H,s), 1
0.65−10.95(1H,m)
【0670】264) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.51−1.90(2H,m), 1.9
0−2.30(2H,m), 2.70−2.85(1H,m),
2.85−3.50(6H,m), 3.50−3.73(1
H,m), 3.73−4.20(1H,m), 4.20−4.
95(1H,m), 6.26(1H,dd,J=8.5Hz, 2.
5Hz), 6.39(1H,d,J=2.5Hz), 6.78−
6.89(1H,m), 6.89−7.02(2H,m), 7.
15(1H,d,J=8.0Hz), 7.20−7.47(5
H,m), 9.10−9.48(3H,m), 10.58−1
0.85(1H,m)
【0671】265) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: −0.26−0.14(0.7H,m),
0.77−1.20(0.7H,m), 1.20−2.20
(2.6H,m), 2.20−2.48(3H,m), 2.55
−3.55(8H,m), 4.46−4.78(1H,m),
6.81(0.8H,d,J=8.6Hz), 6.91(1.
2H,d,J=8.6Hz), 7.17(0.8H,d,J=
8.6Hz), 7.20−7.55(10.2H,m), 9.
65(0.4H,s), 9.75(0.3H,s), 9.78
(0.3H,s), 10.55−10.90(1H,m)
【0672】266) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.60−1.91(2H,m), 1.9
6−2.33(2H,m), 2.83(3H,d,J=3.6H
z),2.66−3.25(2H,m), 3.30−4.18
(4H,m), 4.18−4.90(3H,m), 6.88(2
H,d,J=8.4Hz), 6.96−7.10(3H,m),
7.25−7.42(2H,m), 7.46(2H,d,J=
8.4Hz), 7.54(2H,d,J=8.4Hz), 7.6
5(2H,d,J=8.4Hz), 9.69(1H,s),10.
65−10.90(1H,m)
【0673】267) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.90(2H,m), 1.9
0−2.34(2H,m), 2.60−3.34(4H,m),
2.75(3H,s), 2.92(3H,s), 3.50−4.
06(4H,m), 4.30−4.89(1H,m), 6.68
(1H,t,J=7.2Hz), 6.85(2H,d,J=8.0
Hz), 7.19(2H,dd,J=7.2, 8.0Hz),
7.61(2H,d,J=8.6Hz), 7.94(2H,d,J
=8.6Hz), 8.27(1H,s), 9.38(1H,s),
11.15−11.43(1H,m)
【0674】268) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.11(3H,t,J=7.6Hz),
1.50−1.90(2H,m), 1.96−2.29(2
H,m),2.14(6H,s), 2.33(2H,q,J=7.6
Hz), 2.60−3.40(4H,m), 2.74(3H,
s), 2.91(3H,s), 3.45−4.11(4H,m),
4.25−5.20(2H,m), 6.68(1H,t,J=
7.2Hz), 6.86(2H,d,J=8.2Hz), 7.0
9(2H,s), 7.19(2H,dd,J=7.2Hz,8.2
Hz), 9.34(1H,s), 11.19−11.49(1
H,m)
【0675】269) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.47−1.86(2H,m), 1.8
6−2.30(2H,m), 2.41−4.03(8H,m),
2.69(3H,s), 4.30−4.90(1H,m), 7.
60(2H,d,J=8.5Hz), 7.94(2H,d,J=
8.5Hz), 7.72−9.75(4H,m), 8.26
(1H,s), 9.39(1H,s)
【0676】270) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.58−1.92(2H,m), 1.9
2−2.38(2H,m), 2.57−3.40(4H,m),
2.76(3H,s), 2.92(3H,s), 3.45−4.
03(4H,m), 4.20−5.10(2H,m), 6.68
(1H,t,J=7.2Hz), 6.80−6.95(4H,
m), 7.15−7.30(2H,m), 7.44(2H,d,J
=8.2Hz), 7.52(2H,d,J=8.6Hz), 7.
63(2H,d,J=8.2Hz),10.95−11.12
(1H,m)
【0677】271) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.50−1.92(2H,m), 1.6
9(3H,s), 1.92−2.28(2H,m), 2.61−
4.00(8H,m), 2.72(3H,d,J=4.2Hz),
4.40−4.88(1H,m), 7.61(2H,d,J=
8.6Hz), 7.94(2H,d,J=8.6Hz), 8.2
1−8.42(1H,m), 8.27(1H,s), 9.37
(1H,s), 10.55−10.85(1H,m)
【0678】272) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 0.70−1.40(6H,m), 1.4
0−1.89(9H,m), 1.89−2.29(2H,m),
2.38−3.32(4H,m), 2.64(3H,d,J=
4.2Hz), 3.35−3.95(2H,m), 4.39−
4.82(1H,m), 7.61(2H,d,J=8.4Hz),
7.95(2H,d,J=8.4Hz), 8.27(1H,s),
9.39(1H,s), 10.75−11.05(1H,m)
【0679】273) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.50−1.93(2H,m), 1.9
3−2.37(2H,m), 2.58−3.28(7H,m),
3.28−3.89(5H,m), 4.15−4.80(2
H,m), 6.32(1H,dd,J=8.5Hz,2.5Hz),
6.45(1H,d,J=2.5Hz), 7.09(1H,d,J
=8.5Hz), 7.16−7.47(7H,m), 7.47
−7.64(2H,m),9.19−9.80(3H,m)
【0680】274) 1H−NMR(250MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=7.2Hz),
1.55−1.90(2H,m), 1.90−2.33(2
H,m),2.61−3.86(10H,m), 2.76(3H,
d,J=4.4Hz), 4.32−4.95(1H,m), 7.
18−7.40(5H,m), 7.48(2H,d,J=8.2
Hz), 7.89(2H,d,J=8.2Hz), 8.50−
8.65(1H,m), 10.81−11.08(1H,m)
【0681】275) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.10(3H,t,J=7.5Hz),
1.31−1.84(2H,m), 1.91−2.20(2
H,m),1.99(3H,s), 2.09(6H,s), 2.30
(2H,d,J=7.5Hz), 2.72(3H,d,J=4.0
Hz), 2.85−3.41(6H,m), 3.41−3.6
6(1H,m), 3.80−4.07(1H,m), 4.32−
4.69(1H,m), 6.98(2H,s), 9.15(1H,
s), 10.50−10.81(1H,m)
【0682】276) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.11(3H,t,J=7.0Hz),
1.55−1.89(2H,m), 1.89−2.32(2
H,m),2.66−2.90(3H,m), 2.90−3.2
0(1H,m), 3.20−3.40(2H,m), 3.40−
3.80(6H,m), 4.42−4.78(1H,m), 4.
78−6.49(2H,m), 7.40−7.57(2H,
m), 7.57−7.72(1H,m), 7.72−7.84
(1H,m), 7.84−7.98(2H,m), 8.11−
8.30(1H,m), 8.51−8.65(1H,m), 8.
65−8.77(1H,m), 11.02−11.35(1
H,m),
【0683】277) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.90(2H,m), 1.9
0−2.35(2H,m), 2.69−3.50(6H,m),
2.78(3H,d,J=4.4Hz), 3.50−3.80
(2H,m), 4.40(2H,s), 4.48−4.91(1
H,m), 7.18−7.42(5H,m), 7.50(1H,
d,J=7.6Hz), 7.60(1H,s), 7.72(1H,
d,J=7.6Hz), 8.68(1H,s), 10.50−1
0.80(1H,m)
【0684】278) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.09(3H,t,J=7.4Hz),
1.55−1.90(2H,m), 2.20−2.25(2
H,m),2.38(2H,q,J=7.4Hz), 2.78(3
H,d,J=4.4Hz), 2.97−3.52(6H,m),
3.52−3.75(1H,m), 4.33−4.55(2
H,m), 6.60(1H,d,J=4.0Hz), 7.21(1
H,d,J=4.0Hz), 7.26−7.45(5H,m),
10.45−10.65(1H,m), 11.46(1H,s)
【0685】279) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.06(3H,t,J=7.6Hz),
1.50−1.93(2H,m), 2.00−2.26(2
H,m),2.42(2H,q,J=7.6Hz), 2.77(3
H,d,J=4.4Hz), 2.84−3.50(6H,m),
3.50−3.78(1H,m), 3.80−4.60(2
H,m), 7.90(1H,d,J=5.8Hz), 7.03(1
H,d,J=5.8Hz), 7.18−7.43(5H,m),
10.62(1H,s), 10.90−11.13(1H,m)
【0686】280) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.09(3H,t,J=7.2Hz),
1.55−1.90(2H,m), 1.90−2.38(2
H,m),2.65−2.98(1H,m), 2.76(3H,d,
J=4.4Hz), 2.98−3.51(7H,m), 3.5
1−3.78(2H,m), 3.88(3H,s), 4.45−
4.82(1H,m), 7.03(1H,d,J=7.6Hz),
7.11(1H,s), 7.19−7.47(5H,m), 7.
71(1H,d,J=7.6Hz), 8.20(1H,t,J=
5.6Hz), 10.85−11.23(1H,m)
【0687】281) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=7.1Hz),
1.39−1.85(2H,m), 1.85−2.38(2
H,m),2.65−2.89(1H,m), 2.75(3H,
s), 2.89−3.48(8H,m), 3.48−3.75
(1H,m), 3.83(1.8H,s), 3.87(1.2H,
s), 4.52−4.79(1H,m), 7.18−7.42
(6H,m), 7.42−7.60(2H,m), 8.54−
8.69(1H,m), 10.62−11.06(1H,m)
【0688】282) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.33(3H,d,J=7.5Hz),
1.54−1.89(2H,m), 1.95−2.30(2
H,m),2.72−2.85(3H,m), 2.85−3.1
9(2H,m), 3.30−3.78(6H,m), 3.78−
5.22(3H,m), 6.86(1H,d,J=8.0Hz),
7.16−7.42(2H,m), 7.60−7.73(1
H,m), 7.73−7.89(1H,m), 8.11−8.
34(1H,m), 8.62−8.80(1H,m), 10.5
6(1H,s), 11.05−11.35(1H,m)
【0689】283) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.50−1.83(2H,m), 1.8
9−2.25(2H,m), 2.69−3.18(4H,m),
3.24−4.71(11H,m), 3.83(3H,s),
6.85−7.04(2H,m),7.50−7.65(1
H,m), 7.65−7.78(1H,m), 8.01−8.
22(1H,m), 8.60−8.74(1H,m), 10.5
4(1H,s), 10.70−11.02(1H,m)
【0690】284) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.54−1.90(2H,m), 1.9
0−2.35(2H,m), 2.76(3H,d,J=4.4H
z),2.60−3.50(6H,m), 3.50−3.95
(2H,m), 4.25−5.00(1H,m), 6.95−
7.10(2H,m), 7.35−7.60(6H,m), 1
1.10−11.40(1H,m)
【0691】285) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.30−2.13(4H,m), 2.27
(3H,s), 2.58−3.16(7H,m), 3.60(1
H,quint, J=9.1Hz), 3.69−4.05(1H,
m), 4.51−5.00(1H,m), 5.23(2H,s),
7.05−7.25(5H,m), 7.25−7.30(1
H,m), 7.30−7.46(5H,m), 7.92(1H,
d,J=8.1Hz), 8.07(1H,s), 8.83(1H,
s)
【0692】286) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 0.95−1.60(3H,m), 1.71−
2.21(2H,m), 2.71−3.39(7H,m), 3.
58−4.02(1H,m), 3.87(1H,quint, J=
6.6Hz), 4.38−4.82(1H,m), 7.22−
7.56(6H,m), 7.99−8.13(2H,m)
【0693】287) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.25−1.77(3H,m), 1.77−
1.99(1H,m), 2.35(3H,s), 2.44−3.
15(7H,m), 3.42−3.65(1H,m), 3.70
(3H,s), 3.88(2H,brs), 4.65−4.89
(1H,m), 6.10−6.30(2H,m), 6.70−
6.90(1H,m), 7.10−7.38(5H,m)
【0694】288) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.29−2.00(4H,m), 2.35
(3H,s), 2.51−2.90(6H,m), 2.90−
3.19(1H,m), 3.50−3.83(1H,m), 4.
00(2H,brs), 4.58−4.86(1H,m), 6.2
2−6.48(2H,m), 6.98−7.39(6H,m)
【0695】289) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.35−2.00(4H,m), 2.33
(3H,s), 2.38(3H,s), 2.60−3.20(7
H,m),3.65−4.05(1H,m), 4.50−5.0
0(1H,m), 7.10−7.37(7H,m), 7.46
(2H,d,J=8.4Hz), 7.53−7.67(4H,m)
【0696】290) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.28−1.70(2H,m), 1.70−
2.04(2H,m), 2.10(3H,s), 2.32(3H,
s),2.37(3H,s), 2.50−3.25(7H,m),
3.71−4.18(1H,m), 4.44−4.92(1
H,m), 7.07−7.50(12H,m)
【0697】291) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.11−2.09(4H,m), 2.36
(3H,s), 2.53−3.08(7H,m), 3.63−
4.02(1H,m), 3.85(3H,s), 4.43−4.
91(1H,m), 5.10(2H,s), 6.95(2H,d,J
=8.8Hz), 7.02−7.10(2H,m), 7.13
−7.45(10H,m), 7.53(2H,d,J=8.8H
z)
【0698】292) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.33−2.00(4H,m), 2.37
(3H,s), 2.60−3.25(7H,m), 3.60−
4.20(1H,m), 4.45−5.00(1H,m), 5.
21(2H,s), 5.22(2H,s), 7.01(1H,d,J
=8.3Hz), 7.11(1H,dd,J=2.1Hz, 8.
3Hz), 7.13−7.58(20H,m)
【0699】293) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.20−2.05(4H,m), 2.36
(3H,s), 2.40(3H,s), 2.55−3.15(7
H,m),3.55−4.10(1H,m), 4.45−5.0
0(1H,m), 5.10(2H,s), 7.00−7.10
(2H,m), 7.05−7.44(13H,m), 7.48
(2H,d,J=8.1Hz)
【0700】294) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.20−2.05(4H,m), 2.36
(3H,s), 2.55−3.10(7H,m), 3.60−
4.10(1H,m), 4.45−4.90(1H,m), 5.
03(2H,s), 5.05(2H,s), 5.19(2H,s),
6.98(1H,d,J=8.3Hz), 7.00−7.05
(2H,m), 7.08(1H,dd,J=2.0Hz, 8.3H
z), 7.15−7.55(22H,m)
【0701】295) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.35−1.70(2H,m),1.70−
2.02(2H,m), 2.06(6H,s), 2.31(3H,
s),2.37(3H,s), 2.55−3.26(7H,m),
3.65−4.18(1H,m), 4.44−4.90(1
H,m), 7.02(1H,d,J=2.5Hz), 7.08(1
H,dd,J=7.5Hz, 2.5Hz), 7.15−7.4
2(9H,m)
【0702】296) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: −0.03−0.25(0.8H,m), 0.
90−1.70(3.2H,m), 2.00(1.8H,s),
2.05−2.80(7H,m), 2.27(1.2H,s),
3.15−3.40(1H,m), 4.50−4.87(1
H,m), 4.99(1.2H,s), 5.10(0.8H,s),
6.95−7.10(2H,m), 7.10−7.57(1
6H,m)
【0703】297) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.30−2.05(4H,m), 2.33
(3H,s), 2.38(3H,s), 2.60−3.30(7
H,m),3.60−4.05(1H,m), 4.50−4.9
5(1H,m), 7.13−7.42(9H,m), 7.48
(1H,d,J=7.8Hz), 7.64(1H,dd,J=1.
7Hz, 7.8Hz), 7.89(1H,d,J=1.7Hz)
【0704】298) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.30−2.10(4H,m), 2.33
(3H,s), 2.41(3H,s), 2.62−3.25(3
H,m),2.90(2H,t,J=6.0Hz), 3.72−
4.20(1H,m), 4.06(2H,t,J=6.0Hz),
4.55−5.05(1H,m), 6.85−7.03(3
H,m), 7.13−7.40(5H,m), 7.47(2H,
d,J=8.4Hz), 7.55−7.68(4H,m)
【0705】299) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.42−1.71(2H,m), 1.71−
2.03(2H,m), 2.37(3H,s), 2.55−3.
27(7H,m), 3.60−4.16(1H,m), 3.82
(3H,s), 4.48−4.98(1H,m), 5.10(2
H,s), 6.93−7.11(4H,m), 7.15−7.
56(13H,m)
【0706】300) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.36−2.02(4H,m), 2.28
(3H,s), 2.37(3H,s), 2.58−3.23(7
H,m),3.69−4.29(1H,m), 4.45−5.0
0(1H,m), 5.11(2H,s), 7.03(2H,d,J=
8.8Hz), 7.14−7.57(15H,m)
【0707】301) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.29−2.01(4H,m), 2.26
(3H,s), 2.32(3H,s), 2.37(3H,s), 2.
59−2.89(6H,m), 2.89−3.12(1H,
m), 3.62−3.85(1H,m), 4.63−4.87
(1H,m), 7.11−7.42(9H,m), 7.44(1
H,dd,J=7.9Hz, 1.6Hz), 7.56(2H,d,
J=8.7Hz)
【0708】302) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.32−1.55(2H,m), 1.55−
2.05(2H,m), 2.36(3H,s), 2.58−3.
19(7H,m), 3.68−4.05(1H,m), 4.58
−4.98(1H,m), 5.11(2H,s), 7.05(2
H,d,J=8.8Hz), 7.15−7.68(15H,m)
【0709】303) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.20−2.04(4H,m), 2.35
(3H,s), 2.57−3.16(7H,m), 3.56−
3.82(1H,m), 4.59−4.89(1H,m), 5.
37(2H,s), 7.11−7.53(12H,m), 8.1
1(2H,d,J=8.5Hz)
【0710】304) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.48−1.67(2H,m), 1.55
(3H,d,J=6.6Hz), 1.75−1.98(2H,
m), 2.36(3H,s), 2.50−3.20(8H,m),
4.40−4.74(2H,m),4.90(1H,q,J=
6.6Hz), 6.30(1H,d,J=3.4Hz), 6.8
5(1H,d,J=3.4Hz), 7.15−7.40(5H,
m)
【0711】305) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.30−2.01(4H,m), 2.33
(3H,s), 2.35(3H,s), 2.56−3.19(8
H,m),2.62(2H,t,J=7.8Hz), 2.96(3
H,s), 3.44(2H,t,J=7.8Hz), 3.62−
4.18(1H,m), 4.43−5.02(1H,m), 6.
62−6.82(3H,m), 7.11−7.35(4H,
m), 7.45(2H,d,J=8.4Hz), 7.53−7.
68(4H,m)
【0712】306) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.24(3H,t,J=7.2Hz),
1.59−1.90(2H,m), 1.90−2.37(2
H,m),2.75(3H,d,J=4.4Hz), 2.65−
3.47(8H,m), 3.47−3.82(2H,m), 4.
07−4.26(2H,m), 4.32−4.89(1H,
m),7.15−7.44(5H,m), 7.44−7.57
(2H,m), 7.60−7.79(2H,m), 9.38−
9.78(2H,m), 11.18−11.49(1H,m)
【0713】307) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.55−1.90(2H,m), 1.9
0−2.32(2H,m), 2.00(3H,s), 2.16
(3H,s), 2.82(3H,d,J=4.2Hz), 2.6
8−4.14(6H,m), 4.14−4.91(3H,m),
6.70−6.98(4H,m), 7.23(1H,d,J=
8.6Hz), 7.38−7.50(2H,m), 7.50−
7.60(2H,m), 7.60−7.73(2H,m), 9.
23(1H,s), 9.66(1H,s), 10.24−10.
56(1H,m)
【0714】308) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.57−1.92(2H,m), 1.9
2−2.30(2H,m), 2.56(3H,s), 2.82
(3H,d,J=4.4Hz), 2.65−4.30(6H,
m), 4.30−4.92(3H,m), 6.80−6.96
(2H,m), 7.00−7.19(2H,m), 7.40−
7.52(2H,m), 7.52−7.61(2H,m), 7.
61−7.73(2H,m), 8.08(1H,d,J=9.0
Hz), 9.67(1H,s), 10.50−10.79(1
H,m)
【0715】309) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.22−1.59(1H,m), 1.6
0−2.00(3H,m), 2.00−2.41(2H,m),
2.62−3.31(4H,m), 2.83(3H,s), 3.
56−4.06(2H,m), 4.31−4.92(1H,
m), 7.09−7.42(5H,m), 7.42−7.79
(2H,m), 7.89−8.08(2H,m), 8.23(1
H,s), 9.38(1H,s), 11.27(1H,brs)
【0716】310) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.12(3H,t,J=7.6Hz),
1.22−1.53(1H,m), 1.53−1.97(3
H,m),1.97−2.45(2H,m), 2.13(3H,
s), 2.15(3H,s), 2.34(2H,q,J=7.6H
z), 2.60−3.30(4H,m), 2.83(3H,s),
3.51−4.15(2H,m), 4.15−4.95(1
H,m), 6.96−7.47(7H,m), 9.29(1H,
s), 11.24(1H,brs)
【0717】311) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.61−1.91(2H,m), 1.9
1−2.38(2H,m), 2.00(3H,s), 2.70−
3.30(2H,m), 2.80(3H,d,J=4.4Hz),
3.30−3.96(4H,m), 4.23−4.52(2
H,m), 4.52−4.88(1H,m), 6.93(2H,
d,J=9.0Hz), 7.51(2H,d,J=9.0Hz),
7.61(2H,d,J=9.0Hz), 7.95(2H,d,J
=9.0Hz), 8.28(1H,s), 9.39(1H,s),
9.94(1H,s), 10.80−11.18(1H,m)
【0718】312) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.61−1.96(2H,m), 1.9
6−2.35(2H,m), 2.68−3.34(2H,m),
2.80(3H,s), 3.34−4.12(4H,m), 4.
27−4.88(3H,m), 7.10(2H,d,J=8.8
Hz), 7.36(2H,d,J=8.8Hz), 7.62(2
H,d,J=8.4Hz), 7.95(2H,d,J=8.4H
z), 8.28(1H,s),9.40(1H,s), 10.36
(3H,brs), 11.16(1H,brs)
【0719】313) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.52−1.92(2H,m), 1.9
5−2.30(2H,m), 2.73(3H,d,J=7.2H
z),2.61−3.74(7H,m), 3.74−4.96
(2H,m), 6.21−6.52(4H,m), 7.09(1
H,d,J=8.4Hz), 7.38(2H,d,J=8.2H
z), 7.50−7.69(3H,m), 9.43(1H,s),
9.54(1H,s), 10.87−11.18(1H,m)
【0720】314) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.37−1.72(2H,m), 1.72−
2.10(2H,m), 2.33(3H,s), 2.41(3H,
s),2.62(3H,s), 2.62−3.30(3H,m),
2.91(2H,t,J=6.0Hz), 3.65−4.30
(1H,m), 4.10(2H,t,J=6.0Hz), 4.48
−5.10(1H,m), 6.70−6.88(2H,m),
7.11−7.28(2H,m), 7.42−7.55(2
H,m), 7.55−7.69(4H,m), 8.01−8.
17(1H,m)
【0721】315) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.25−1.71(2H,m), 1.71−
2.21(2H,m), 2.34(3H,s), 2.42(3H,
s),2.59−3.22(3H,m), 2.93(2H,t,J
=5.6Hz), 3.67−4.25(1H,m), 4.13
(2H,t,J=5.6Hz), 4.50−5.04(1H,
m), 6.86−7.06(2H,m), 7.11−7.28
(2H,m), 7.35−7.75(6H,m), 8.10−
8.30(2H,m)
【0722】316) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.30−2.09(4H,m), 2.18
(3H,s), 2.22(3H,s), 2.34(3H,s), 2.
40(3H,s), 2.62−3.23(3H,m), 2.88
(2H,t,J=6.0Hz), 3.70−4.19(1H,
m), 4.03(2H,t,J=6.0Hz), 4.52−5.
06(1H,m), 6.65−6.82(2H,m), 6.88
(1H,s), 7.14−7.25(2H,m), 7.40−
7.55(3H,m), 7.55−7.70(4H,m)
【0723】317) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.31−1.71(2H,m), 1.71−
2.07(2H,m), 2.13(3H,s), 2.34(3H,
s),2.40(3H,s), 2.56−3.26(3H,m),
2.88(2H,t,J=6.0Hz), 3.65−4.29
(1H,m), 4.03(2H,t,J=6.0Hz), 4.50
−5.07(1H,m), 6.78−6.95(2H,m),
7.14−7.25(2H,m), 7.26(1H,s), 7.
33−7.45(2H,m), 7.45−7.55(2H,
m), 7.55−7.69(4H,m)
【0724】318) 1H−NMR(250MHz, CD
Cl3)δppm: 1.32−2.01(4H,m), 2.10
(3H,s), 2.32(3H,s), 2.34(3H,s), 2.
56−3.21(7H,m), 3.69−4.05(1H,
m), 4.55−4.95(1H,m), 6.03(1H,d,J
=3.1Hz), 6.29(1H,dd,J=1.9Hz, 3.
1Hz), 6.99(1H,d,J=2.3Hz), 7.09
(1H,dd,J=2.3Hz,8.5Hz), 7.31(1H,
d,J=1.9Hz), 7.34−7.50(5H,m)
【0725】319) 1H−NMR(200MHz, CD
Cl3)δppm: 1.40−1.72(2H,m), 1.72−
2.11(2H,m), 2.28(3H,s), 2.34(3H,
s),2.40(3H,s), 2.63−3.24(3H,m),
2.89(2H,t,J=5.5Hz), 3.76−4.12
(1H,m), 4.03(2H,t,J=5.5Hz), 6.79
(2H,d,J=8.6Hz), 7.07(2H,d,J=8.6
Hz), 7.18(2H,d,J=8.5Hz), 7.47(2
H,d,J=8.2Hz), 7.55−7.69(4H,m)
【0726】320) 1H−NMR(200MHz, DM
SO−d6)δppm: 1.09(3H,t,J=7.0Hz),
1.50−1.85(2H,m), 1.85−2.35(2
H,m),2.58−2.91(1H,m), 2.75(3H,d,
J=4.6Hz), 2.91−3.47(7H,m), 3.4
7−3.84(2H,m), 4.32−4.83(1H,m),
5.60−7.09(2H,m), 6.50(1H,dd,J=
8.0Hz, 1.5Hz),6.68(1H,d,J=1.5H
z), 7.17−7.46(5H,m), 7.51(1H,d,J
=8.0Hz), 8.31(1H,t,J=5.5Hz), 1
0.92−11.20(1H,m)
【0727】実施例488 ラネーニッケル15gのメタノール30ml懸濁液に、
7−クロロ−3−メチルチオ−4−{4−[N−メチル
−N−(2−フェニルエチル)アミノ]−1−ピリジニ
ルカルボニル}オキシインドール(1.50g)を加え
て室温で1時間撹拌し、ラネーニッケルをデカントで濾
去し、メタノールで洗う。濾液と洗液を合わせて減圧濃
縮し、シリカゲル・カラム(塩化メチレン:メタノール
=30:1)で精製後、エタノール中塩酸塩とし、無色
不定形の7−クロロ−4−{4−[N−メチル−N−
(2−フェニルエチル)アミノ]−1−ピペリジニルカ
ルボニル}オキシインドール・塩酸塩0.63gを得
る。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δpp
m:1.45−1.82(2H,m),1.82−2.
30(2H,m),2.76(3H,d,J=4.5H
z),2.91−3.75(8H,m)3.52(2
H,s),4.30−4.85(1H,m),6.94
(1H,d,J=8.5Hz),7.15−7.50
(6H,m),10.55−10.79(1H,m),
10.95(1H,s)
【0728】実施例489 7−クロロ−4−{4−[N−メチル−N−(2−フェ
ニルエチル)アミノ]−1−ピペリジニルカルボニル}
オキシインドール(0.86g)及び10%パラジウム
炭素(0.10g)のエタノール溶液(20ml)にト
リエチルアミン(0.88ml)を加え、室温常圧で6
時間水素添加を行う。触媒を濾去し、溶媒を留去する。
残渣を塩化メチレンに溶かして水洗、無水硫酸マグネシ
ウム上乾燥後、減圧濃縮する。シリカゲル・カラム(塩
化メチレン:メタノール=30:1)で精製し、エタノ
ール中塩酸塩とし、無色不定形の4−{4−[N−メチ
ル−N−(2−フェニルエチル)アミノ]−1−ピペリ
ジニルカルボニル}オキシインドール・塩酸塩0.19
gを得る。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δpp
m:1.44−1.85(2H,m),1.85−2.
34(2H,m),2.76(3H,d,J=4.5H
z),2.93ー3.84(10H,m),4.30−
4.87(1H,m),6.78−7.00(2H,
m),7.11−7.49(6H,m),10.55
(1H,s),10.78−11.06(1H,m)
【0729】実施例490 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[4−(4−メチルフェニル)−3−ベンジ
ルオキシベンゾイル]ピペリジン(1.91g)のエタ
ノール(40ml)溶液に、10%パラジウム炭素
(0.20g)を加え、水素圧1気圧、室温で2時間撹
拌する。触媒を濾過し、エタノール洗浄、濾液と洗液を
合わせ減圧濃縮する。残渣をエタノールに溶解し等モル
の5N塩酸を加え減圧濃縮する。エタノールより結晶
化、エタノール−水より再結晶し白色粉末状の4−[N
−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミノ]−1−
[4−(4−メチルフェニル)−3−ヒドロキシベンゾ
イル]ピペリジン・塩酸塩1.22gを得る。 融点:218〜221℃ 実施例490と同様にして適当な出発原料を用いて前記
実施例157、316、359、362、363、36
8〜372、374〜378、381〜383、38
5、390、393、397、401、434、43
6、461〜468の化合物を得る。
【0730】実施例491 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[4−(4−アセチルオキシフェニル)−3
−アセチルオキシベンゾイル]ピペリジン(1.35
g)のメタノール(13ml)溶液に2M炭酸カリウム
水溶液(3.94ml)および水(2ml)を加え30
分撹拌し、水を加え、ジクロロメタン抽出、水、飽和食
塩水にて洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を
留去し、残渣をシリカゲル・カラム(ジクロロメタン:
メタノール=30:1→20:1)にて精製し、エタノ
ール中等モル数の5N塩酸で塩酸塩とし、エタノール−
水より再結晶して、白色粉末状の4−[N−メチル−N
−(2−フェニルエチル)アミノ]−1−[4−(4−
ヒドロキシフェニル)−3−ヒドロキシベンゾイル]ピ
ペリジン・塩酸塩0.41gを得る。 融点:218〜223℃1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δpp
m:1.55−1.90(2H,m),1.94−2.
30(2H,m),2.60−3.50(6H,m),
2.78(3H,d,J=4.4Hz),3.50−
3.73(1H,m),3.73−4.83(2H,
m),6.80(2H,d,J=8.6Hz),6.8
7(1H,d,J=7.6Hz),6.98(1H,
s),7.19−7.48(8H,m),9.48(1
H,s),9.79(1H,s),10.81−11.
10(1H,m) 実施例491と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例157、316、359、362、368〜3
72、374〜378、381〜383、385、39
0、393、397、401、434、436、461
〜468の化合物を得る。
【0731】実施例492 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−(2−メトキシカルボニルピリジン−5−イ
ル)カルボニルピペリジン(1.0g)、水素化ホウ素
ナトリウム(0.12g)、t−ブタノール(3.88
g)の混合物に約80℃でメタノール(1ml)を滴下
(発泡する)し、そのまま加熱還流1.5時間行う。そ
の後室温に戻し、水(1ml)及び酢酸(1ml)を加
え5分間撹拌し、溶媒を留去する。残渣に水を加えて溶
解し、水酸化ナトリウム水溶液で塩基性とした後、クロ
ロホルム抽出、水、飽和食塩水にて洗浄し、硫酸マグネ
シウムにて乾燥後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲル・
カラム(ジクロロメタン:メタノール=45:1→2
5:1)にて精製し、エタノール中2当量の5N塩酸で
塩酸塩とし、酢酸エチル−エタノールで結晶化、エタノ
ール−水より再結晶して無色プリズム状の4−[N−メ
チル−N−(2−フェニルエチル)アミノ]−1−(2
−ヒドロキシメチルピリジン−5−イル)カルボニルピ
ペリジン・二塩酸塩0.32gを得る。 融点:219〜221℃(分解)
【0732】実施例493 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[4−(4−ヒドロキシフェニル)−3−ア
ミノベンゾイル]ピペリジン(0.40g)の水(4m
l)懸濁液に氷冷下、亜硝酸ナトリウム(56mg)の
水(1ml)溶液を滴下。塩化銅(0.11g)の水
(4ml)懸濁液に、シアン化ナトリウム(0.13
g)の水(4ml)溶液を加え調整したシアン化銅の水
溶液に、トルエン(8ml)をはり、先のジアゾニウム
塩の水溶液を加える。室温で2時間撹拌後、氷を加え、
次いで25%水酸化ナトリウム水溶液を加え、塩基性と
する。これを酢酸エチル抽出、水、飽和食塩水で順次洗
浄、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧濃縮し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマト(塩化メチレン:メタノール=
50:1→20:1)、次いで薄層クロマトグラフィー
分取(塩化メチレン:メタノール=9:1)により精製
する。これを希塩酸で処理して塩酸塩としエタノールよ
り結晶化、エタノール−水より再結晶し、白色粉末状の
4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[4−(4−ヒドロキシフェニル)−3−シ
アノベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩52mgを得る。 融点:258〜260℃ 実施例493と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例277、292及び293の化合物を得る。
【0733】実施例494 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−(4−メトキシカルボニルベンゾイル)ピペ
リジン(1.50g)のメタノール溶液(30ml)に
40%メチルアミンメタノール溶液(100ml)を加
えて封管し、100℃で90分間放置する。冷後、減圧
濃縮し、残渣をシリカゲル・カラム(塩化メチレン:メ
タノール=30:1)で精製し、エタノール中塩酸塩と
し、エタノール−酢酸エチルで再結晶して、白色粉末状
の4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−[4−(4−メチルアミノカルボニルベンゾ
イル)ピペリジン・塩酸塩0.92gを得る。 融点:242〜245℃
【0734】実施例495 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]ピペリジン(3.3g)のイソプロピルアルコール
(200ml)溶液に氷冷撹拌下、シアン化ナトリウム
(3.1g)を加え、室温で5分間撹拌し、これに5−
ニトロチオフェン−2−カルボキシアルデヒド(2.0
g)、および二酸化マンガン(22.1g)を加え、氷
冷下に30分間撹拌する。これに塩化メチレンを加え、
不溶部をセライト濾過し、塩化メチレンで洗浄後、濾液
と洗液を合わせ減圧濃縮する。残渣に酢酸エチル(30
0ml)を加え、水(100×2ml)、飽和食塩水で
順次洗浄後、乾燥(硫酸ナトリウム)し、減圧濃縮す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマト(塩化メチレン:
メタノール=30:1)精製後、塩酸塩とし、エタノー
ルより結晶化し、エタノール−水より再結晶し淡黄色粉
末状の4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(5−ニトロチオフェン−2−イル)カ
ルボニルピペリジン・塩酸塩3.1gを得る。 融点:230〜234℃(分解) 実施例495と同様にして適当な出発原料を用いて、前
記実施例1、3〜47、49〜257、277〜42
1、423〜475の化合物を得る。
【0735】実施例496 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]−1−(5−ニトロチオフェン−2−イル)カルボ
ニルピペリジン・塩酸塩(1.10g)をフリー体にし
酢酸エチル(25ml)溶液に溶解後、無水プロピオン
酸(0.70ml)、及び10%パラジウム炭素(0.
10g)を加え、水素圧1気圧、室温で2時間撹拌す
る。次いで10%パラジウム炭素(0.10g)を追加
し、室温で一晩撹拌する。その後更に、10%パラジウ
ム炭素(0.10g)を追加し、室温で8時間撹拌す
る。触媒を濾過し、酢酸エチルで洗浄し、濾液と洗液を
合わせ希水酸化ナトリウム、飽和食塩水で順次洗浄後、
乾燥(硫酸ナトリウム)し、活性炭処理後減圧濃縮す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマト(塩化メチレン:
メタノール=30:1→20:1)にて精製後、薄層ク
ロマト(塩化メチレン:メタノール:=9:1)により
精製する。これを塩酸塩とした後、減圧乾固し淡褐色不
定形の4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(5−プロピオニルアミノチオフェン−
2−イル)カルボニルピペリジン・塩酸塩0.11gを
得る。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δpp
m:1.09(3H,tJ=7.4Hz),1.55−
1.90(2H,m),2.20−2.25(2H,
m),2.38(2H,q,J=7.4Hz),2.7
8(3H,d,J=4.4Hz),2.97−3.52
(6H,m),3.52−3.75(1H,m),4.
33−4.55(2H,m),6.60(1H,d,J
=4.0Hz),7.21(1H,d,J=4.0H
z),7.26−7.45(5H,m),10.45−
10.65(1H,m),11.46(1H,s)
【0736】実施例497 4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)アミ
ノ]ピペリジン(1.5g)のジメチルホルムアミド
(15ml)溶液を24時間還流し、水で処理、酢酸エ
チル抽出、水、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムに
て乾燥後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲル・カラム
(ジクロロメタン:メタノール=30:1)精製後、エ
タノール中当量の5N塩酸で塩酸塩とし、酢酸エチル−
エタノールより再結晶して、白色粉末状の4−[N−メ
チル−N−(2−フェニルエチル)アミノ]−1−ホル
ミルピペリジン・塩酸塩0.26gを得る。 融点:180〜182℃
【0737】実施例498 4−[N−メチル−N−(2−フタルイミドエチル)ア
ミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−1−
イル)ベンゾイル]ピペリジン(0.57g)のエタノ
ール(5ml)溶液にヒドラジン水和物(0.3ml)
を加え5分間還流する。エタノール(5ml)を追加
し、更に5分間還流した後室温に戻し、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で処理する。クロロホルム抽出、飽和塩
化ナトリウム水溶液にて洗浄、無水硫酸マグネシウムに
て乾燥後、溶媒を留去する。残渣を薄層シリカゲルクロ
マトグラフィー(塩化メチレン/メタノール/アンモニ
ア水=50/10/1)にて精製する。得られた生成物
をエタノール中当モルの5N塩酸で塩酸塩とし、黄色不
定形とし、4−[N−メチル−N−(2−アミノエチ
ル)アミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール
−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン・二塩酸塩0.0
6gを得る。1 H−NMR(200MHz,DMSO−d6)δpp
m:1.47−1.86(2H,m),1.86−2.
30(2H,m),2.41−4.03(8H,m),
2.69(3H,s)4.30−4.90(1H,
m),7.60(2H,d,J=8.5Hz),7.9
4(2H,d,J=8.5Hz),7.72−9.75
(4H,m),8.26(1H,s),9.39(1
H,s)
【0738】薬理試験 実験材料および実験方法 大腿動脈定圧灌流標本は以下のように作成した。体重約
15〜30kgの雌雄雑種犬をペントバルビタールナト
リウム塩(30mg/kg、i.v.)で麻酔し、ヘパ
リンナトリウム塩700U/kgを静脈内投与した。次
に、頸動脈から導いた動脈血を右大腿動脈へペリスタポ
ンプを用いて灌流(90ml/分)し、灌流回路と平行
に通った血液は、左大腿動脈より標本にもどした。実験
中は、気管カニューレを装着し、人工呼吸器(シナノ製
作所製)にて人工呼吸を行い、ペントバルビタールナト
リウム塩を4mg/kg/時間、ヘパリンナトリウム塩
を100U/kg/時間で静脈内持続投与し、麻酔およ
び抗血液凝固を維持した。大腿動脈血液量は灌流回路に
おいて電磁血流計(日本光電FV−2100)を用いて
測定し、記録は熱ペン式記録計(日本光電三栄RECT
I−HORIZ8K)上で行った。薬物は、溶媒(精製
水、塩酸、N,N−ジメチルホルムアミド)を用いて1
0μモル/mlになるように調製し、適時希釈して10
〜30μリットルの容量を大腿動脈内へ投与した。実験
結果は、薬物の作用から同じ標本での溶媒作用を差し引
くことにより求めた。以下、供試化合物以外の本願の化
合物も同様に血流量増加作用を示した。
【0739】供試化合物No. 1.5−{4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−ピペリジニルカルボニル}−2−オ
キシインドール・塩酸塩 2.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−(4−ニトロベンゾイル)ピペリジン・フ
マール酸塩 3.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−(4−フェニルウレイドベンゾイル)ピペ
リジン 4.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−(4−メチルウレイドベンゾイル)ピペリ
ジン・塩酸塩 5.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−(4−プロピオニルアミノベンゾイル)ピ
ペリジン・1/2フマール酸塩 6.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−[4−(1−イミダゾリル)ベンゾイル]
ピペリジン・塩酸塩 7.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−(4−アリルウレイドベンゾイル)ピペリ
ジン・塩酸塩 8.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−(4−フェニルチオウレイドベンゾイル)
ピペリジン 9.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)ア
ミノ]−1−(3,4−ジメトキシベンゾイル)ピペリ
ジン・シュウ酸塩 10.5−{4−[N−メチル−N−(2−フェニルエ
チル)アミノ]−1−ピペリジニルカルボニル}−2,
3−ジヒドロ−2−オキソベンズイミダゾール・塩酸塩 11.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3−ニトロベンゾイル)ピペリジン・
フマール酸塩 12.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3−メチルウレイドベンゾイル)ピペ
リジン・塩酸塩 13.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(2−オキソ−1−ピロリジニ
ル)ベンゾイル]ピペリジン・シュウ酸塩、 14.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3−プロピオニルアミノベンゾイル)
ピペリジン・塩酸塩 15.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−(2−オキソ−1−ピペリジニ
ル)ベンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 16.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(4−フルオロベンゾイル)ピペリジン
・シュウ酸塩 17.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−アニリノチオカルボニルピペリジン 18.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(4−イソプロピルウレイドベンゾイ
ル)ピペリジン・塩酸塩 19.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(4−t−ブチルウレイドベンゾイル)
ピペリジン・塩酸塩 20.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−アニリノカルボニルピペリジン 21.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(3−メチル−1−ピラゾリル)
ベンゾイル]ピペラジン・塩酸塩 22.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(2−オキソ−1−イミダゾリジ
ニル)ベンゾイル]ピペリジン 23.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(2(1H)−イミダゾリル)ベ
ンゾイル]ピペリジン・3塩酸塩 24.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(2(1H)−ベンゾイミダゾリ
ル)ベンゾイル]ピペリジン 25.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(2−ピリジル)ベンゾイル]ピ
ペリジン・2塩酸塩 26.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(4−メチルアミノベンゾイル)ピペリ
ジン・2塩酸塩 27.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)ベンゾイル)ピペリジン 28.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(4−ジメチルアミノベンゾイル)ピペ
リジン・塩酸塩 29.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(1−ピロリル)ベンゾイル]ピ
ペリジン・塩酸塩 30.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3−メトキシ−4−ニトロベンゾイ
ル)ピペリジン・シュウ酸塩
【0740】31.4−[N−メチル−N−(2−フェ
ニルエチル)アミノ]−1−(3−メトキシ−4−メチ
ルウレイドベンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 32.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(3,3−ジメチル−1−メチル
ウレイド)ベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 33.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(4−アセチルベンゾイル)ピペリジン
・塩酸塩 34.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(4−ジメチルアミノカルボニルベンゾ
イル)ピペリジン 35.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(2−オキサゾリン−2−イル)
ベンゾイル]ピペリジン 36.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−ジメチルアミノカルボニルピペリジン・
塩酸塩 37.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−メチルアミノカルボニルピペリジン・塩
酸塩 38.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−エトキシカルボニルピペリジン・塩酸塩 39.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−アセチルピペリジン・塩酸塩 40.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(4−ニトロ−3−メチルベンゾイル)
ピペリジン・塩酸塩 41.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(4−メチルアミノ−3−メチルベンゾ
イル)ピペリジン・塩酸塩 42.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3,5−ジメチル−4−プロピオニル
アミノベンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 43.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3,5−ジメチル−4−メチルウレイ
ドベンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 44.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3,5−ジメチル−4−アミノベンゾ
イル)ピペリジン・シュウ酸塩 45.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3−メチル−4−アミノ−5−メトキ
シベンゾイル)ピペリジン・シュウ酸塩 46.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3−メチル−4−メチルウレイド−5
−メトキシベンゾイル)ピペリジン・シュウ酸塩 47.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(2−クロロ−4−ニトロベンゾイル)
ピペリジン・塩酸塩 48.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(2−メチル−4−ニトロベンゾイル)
ピペリジン・塩酸塩 49.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(2−フルオロ−4−ニトロベンゾイ
ル)ピペリジン・塩酸塩 50.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−4
−イル)ベンゾイル]ピペリジン・2塩酸塩 51.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(1,2,3,4−テトラゾール
−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 52.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(2−メチル−4−プロピオニルアミノ
ベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 53.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(2−クロロ−4−プロピオニルアミノ
ベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 54.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−メチル−4−(1,2,4−トリ
アゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 55.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−ニトロ−4−(1,2,4−トリ
アゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 56.4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)
エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン・2塩酸塩 57.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−ヒドロキシアミノ−4−(1,
2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリ
ジン 58.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−メトキシ−4−(1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン・塩酸
塩 59.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−ヒドロキシ−4−(1,2,4−
トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン・塩
酸塩 60.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[2−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)アセチル]ピペリジン・2塩酸塩
【0741】61.4−[N−メチル−N−(3−フェ
ニルプロピル)アミノ]−1−[4−(1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン・塩酸
塩 62.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(6−クロロ−3−ピリジル)カルボニ
ルピペリジン・塩酸塩 63.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[6−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−3−ピリジル]カルボニルピペリジン 64.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(1−ピロリジニル)ベンゾイ
ル]ピペリジン・シュウ酸塩 65.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−3−シアノベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 66.4−(N−メチル−N−ベンジルアミノ)−1−
[4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾ
イル]ピペリジン 67.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−カルバモイル−4−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 68.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)ベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 69.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[2−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)ベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 70.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)メチルベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 71.4−{N−メチル−N−[2−(4−メトキシフ
ェニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,4−
トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 72.4−{N−メチル−N−[2−(3−ニトロフェ
ニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 73.4−(N−エチル−N−ベンジルアミノ)−1−
[4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾ
イル]ピペリジン・塩酸塩 74.4−{N−メチル−N−[2−(6−メチル−2
−ピリジル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン
・3塩酸塩 75.4−{N−メチル−N−[2−(4−クロロフェ
ニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 76.4−{N−メチル−N−[2−(3−アミノフェ
ニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 77.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−4−アミノベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 78.4−[N−メチル−N−(2−フェノキシエチ
ル)アミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール
−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン・2塩酸塩 79.4−{N−メチル−N−[2−(3,4−ジメト
キシフェニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,
2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリ
ジン・塩酸塩 80.4−[N−(2−ヒドロキシエチル)−N−(2
−フェニルエチル)アミノ]−1−[4−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 81.4−{N−メチル−N−[2−(3−メチルウレ
イドフェニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,
2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリ
ジン 82.4−{N−メチル−N−[2−(3−アセチルア
ミノフェニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,
2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリ
ジン 83.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−3−エチルチオウレイドベンゾイル]ピペリ
ジン 84.4−{N−メチル−N−[2−(3−ヒドロキシ
フェニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 85.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[2−メチルウレイド−5−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 86.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−(3,5−ジメチル−4−アクリリルア
ミノベンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 87.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−3−(2−ジメチルアミノエトキシ)ベンゾ
イル]ピペリジン 88.4−[N−メチル−N−(4−クロロフェニル)
メチルアミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 89.4−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン−2−イル)−1−[4−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 90.4−(6−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン−2−イル)−1−[4−(1,
2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリ
ジン
【0742】91.4−[N−メチル−N−{2−[2
−(2−ジメチルアミノエトキシ)フェニル]エチル}
アミノ]−1−[4−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)ベンゾイル]ピペリジン・2塩酸塩 92.4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)
エチル]アミノ}−1−ベンゾイルピペリジン・2塩酸
塩 93.4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)
エチル]アミノ}−1−(3,4−ジメトキシベンゾイ
ル)ピペリジン・2塩酸塩 94.4−{N−メチル−N−[2−(4−メチルチオ
フェニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,4
−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン 95.4−{N−メチル−N−[2−(4−アミノフェ
ニル)エチル]アミノ}−1−(3,4−ジメトキシベ
ンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 96.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[2−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−5−ヒドロキシメチルベンゾイル]ピペリジ
ン・塩酸塩 97.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[3−(2−エトキシカルボニルビニ
ル)ベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 98.4−{N−メチル−N−[2−(4−ヒドロキシ
フェニル)エチル]アミノ}−1−[4−(1,2,4
−トリアゾール−4−イル)ベンゾイル]ピペリジン 99.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチル)
アミノ]−1−[4−アセチルアミノ−3−(1,2,
4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン
・塩酸塩 100.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(3−メチル−4−プロピオニルア
ミノ−5−ビニルベンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 101.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−[3,4−ジ(1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 102.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(2,5−ジメチル−4−プロピオ
ニルアミノベンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 103.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(3,5−ジクロロ−4−アミノベ
ンゾイル)ピペリジン 104.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(3−メチル−4−プロピオニルア
ミノ−5−アミノベンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 105.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(3−ピリジル)カルボニルピペリ
ジン・2塩酸塩 106.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(4−プロピオニルアミノ−2−メ
トキシベンゾイル)ピペリジン・塩酸塩 107.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(3−メチル−4−プロピオニルア
ミノ−5−ヒドロキシメチルベンゾイル)ピペリジン・
シュウ酸塩 108.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(6−アミノ−3−ピリジル)カル
ボニルピペリジン・2塩酸塩 109.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−[6−(1−ピロリル)−3−ピリ
ジル]カルボニルピペリジン 110.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(6−プロピオニルアミノ−3−ピ
リジル)カルボニルピペリジン・塩酸塩 111.4−メチル−6−{4−[N−メチル−N−
(2−フェニルエチル)アミノ]−1−ピペリジニルカ
ルボニル}−1,2,3−ベンゾトリアゾール・塩酸塩 112.4−(4−フェニル−1−ピペリジニル)−1
−アセチルピペリジン 113.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(2,2,2−トリフルオロアセチ
ル)ピペリジン・塩酸塩 114.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(4−アミノ−3−ニトロベンゾイ
ル)ピペリジン・塩酸塩 115.2−エチル−5−{4−[N−メチル−N−
(2−フェニルエチル)アミノ]−1−ピペリジニルカ
ルボニル}ベンゾイミダゾール・塩酸塩 116.4−(3−フェニル−1−ピロリジニル)−1
−[4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)ピペ
リジン・塩酸塩 117.4−(3−フェニル−1−ピロリジニル)−1
−(3,5−ジメチル−4−プロピオニルアミノベンゾ
イル)ピペリジン・塩酸塩 118.4−(3−フェニル−3−ヒドロキシ−1−ピ
ペリジニル)−1−[4−(1,2,4−トリアゾール
−1−イル)ベンゾイル]ピペリジン・塩酸塩 119.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(5−メチル−6−アミノ−3−ピ
リジル)カルボニルピペリジン・2塩酸塩 120.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(5−メチル−6−プロピオニルア
ミノ−3−ピリジル)カルボニルピペリジン・2塩酸塩
【0743】121.4−[N−メチル−N−(2−フ
ェニルエチル)アミノ]−1−(2−アミノアセチル)
ピペリジン・2塩酸塩 122.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(2−ジメチルアミノアセチル)ピ
ペリジン・2塩酸塩 123.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(2−メチルアミノアセチル)ピペ
リジン・2塩酸塩 124.4−[N−メチル−N−(2,3−ジヒドロ−
1H−インデン−2−イル)アミノ]−1−アセチルピ
ペリジン・塩酸塩 125.4−[N−メチル−N−(2,3−ジヒドロ−
1H−インデン−2−イル)アミノ]−1−[4−
(1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンゾイル]
ピペリジン・塩酸塩 126.2−{4−[N−メチル−N−(2−フェニル
エチル)アミノ]−1−ピペリジニルカルボニル}イン
ドール 127.2−{4−[N−メチル−N−(2−フェニル
エチル)アミノ]−1−ピペリジニルカルボニル}ベン
ゾイミダゾール 128.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−[4−(4−ヒドロキシフェニル)
ベンゾイル]ピペリジン 129.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−ホルミルピペリジン・塩酸塩 130.4−[N−メチル−N−(2−フェニルエチ
ル)アミノ]−1−(ベンゾチアゾール−2−イル)カ
ルボニルピペリジン・塩酸塩
【0744】測定結果
【表292】
【0745】
【表293】
【0746】
【表294】
【0747】本発明の末梢血管拡張剤の有効成分である
一般式(1)のピペリジン誘導体としては、下記の種々
の態様の化合物が含まれる。 (1)Rが基
【化76】 (式中、R3及びmは前記一般式(1)における定義に
同じ)を示し、R1が前記一般式(1)における定義に
同じ、R2がフェニル環上に置換基として低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル
基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カ
ルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級ア
ルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、低
級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級アル
キル基を有することのあるアミノカルボニル基を有する
ことのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有する
ことのある、又低級アルキル基上に置換基として低級ア
ルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を
有していてもよいフェニル低級アルキル基である前記一
般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (2)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2がフェ
ニル環上に置換基として低級アルコキシ基、低級アルキ
ル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級アル
カノイル基を有することのあるアミノ基、及び水酸基か
らなる群より選ばれた基を有することのあるフェノキシ
低級アルキル基である前記一般式(1)で表されるピペ
リジン誘導体又はその塩。 (3)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2がピリ
ジン環上に置換基として低級アルキル基を有することの
あるピリジル低級アルキル基である前記一般式(1)で
表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (4)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2がチエ
ニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表される
ピペリジン誘導体又はその塩。 (5)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2がフリ
ル低級アルキル基である前記一般式(1)で表されるピ
ペリジン誘導体又はその塩。 (6)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2が基
【化77】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (7)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2がフタ
ルイミド置換低級アルキル基である前記一般式(1)で
表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (8)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2がシク
ロアルキル低級アルキル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (9)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2がフェ
ニル低級アルケニル基である前記一般式(1)で表され
るピペリジン誘導体又はその塩。 (10)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2が置
換基としてフェニル基を有することのあるシクロアルキ
ル基である前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導
体又はその塩。 (11)R及びR1が前記(1)の定義に同じ、R2
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体及びその塩。 (12)Rが前記(1)の定義に同じ、R1及びR2が、
これらが結合する窒素原子とともにピロリジン環、ピペ
リジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素環上には
置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及びフェニル
基からなる群より選ばれた基を有していてもよい前記一
般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (13)Rが基
【化78】 (式中、X、R6及びR7は前記一般式(1)における定
義に同じ)を示し、R1が前記一般式(1)における定
義に同じ、R2がフェニル環上に置換基として低級アル
コキシ基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アル
キル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニ
ル基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、
カルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級
アルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、
低級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級ア
ルキル基を有することのあるアミノカルボニル基を有す
ることのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有す
ることのある、又低級アルキル基上に置換基として低級
アルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基
を有していてもよいフェニル低級アルキル基である前記
一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (14)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及び水酸
基からなる群より選ばれた基を有することのあるフェノ
キシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表される
ピペリジン誘導体又はその塩。 (15)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるピリジル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (16)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
チエニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体又はその塩。 (17)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
フリル低級アルキル基である前記一般式(1)で表され
るピペリジン誘導体又はその塩。 (18)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
【化79】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (19)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
フタルイミド置換低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (20)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
シクロアルキル低級アルキル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (21)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
フェニル低級アルケニル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (22)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
置換基としてフェニル基を有することのあるシクロアル
キル基である前記一般式(1)で表されるピペリジン誘
導体又はその塩。 (23)R及びR1が前記(13)の定義に同じ、R2
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体及びその塩。 (24)Rが前記(13)の定義に同じ、R1及びR
2が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン
環、ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素
環上には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及び
フェニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよ
い前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はそ
の塩。 (25)Rが置換基として水酸基、又は置換基として低
級アルキル基を有することのあるアミノ基を有すること
のある低級アルカノイル基を示し、R1が一般式(1)
における定義に同じ、R2がフェニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ
基、低級アルキル基、低級アルキルチオ基、低級アルキ
ルスルフィニル基、低級アルコキシカルボニル基、カル
バモイル基、カルボキシ基、置換基として低級アルキル
基を有することのあるアミノ低級アルコキシ基、カルボ
キシ置換低級アルコキシ基、及び置換基として低級アル
カノイル基、低級アルコキシカルボニル基、又は置換基
として低級アルキル基を有することのあるアミノカルボ
ニル基を有することのあるアミノ基からなる群より選ば
れた基を有することのある、又低級アルキル基上に置換
基として低級アルコキシカルボニル基又は水酸基置換低
級アルキル基を有していてもよいフェニル低級アルキル
基である前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体
又はその塩。 (26)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及び水酸
基からなる群より選ばれた基を有することのあるフェノ
キシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表される
ピペリジン誘導体又はその塩。 (27)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるピリジル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (28)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
チエニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体又はその塩。 (29)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
フリル低級アルキル基である前記一般式(1)で表され
るピペリジン誘導体又はその塩。 (30)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
【化80】 (式中B、R27及びR28は前記一般式(1)における定
義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリジ
ン誘導体又はその塩。 (31)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
フタルイミド置換低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (32)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
シクロアルキル低級アルキル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (33)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
フェニル低級アルケニル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (34)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
置換基としてフェニル基を有することのあるシクロアル
キル基である前記一般式(1)で表されるピペリジン誘
導体又はその塩。 (35)R及びR1が前記(25)の定義に同じ、R2
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体及びその塩。 (36)Rが前記(25)の定義に同じ、R1及びR
2が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン
環、ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素
環上には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及び
フェニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよ
い前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はそ
の塩。 (37)Rがハロゲン原子を1〜3個有する低級アルカ
ノイル基を示し、R1が前記一般式(1)における定義
に同じ、R2がフェニル環上に置換基として低級アルコ
キシ基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキ
ル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カ
ルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級ア
ルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、低
級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級アル
キル基を有することのあるアミノカルボニル基を有する
ことのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有する
ことのある、又低級アルキル基上に置換基として低級ア
ルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を
有していてもよいフェニル低級アルキル基である前記一
般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (38)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及び水酸
基からなる群より選ばれた基を有することのあるフェノ
キシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表される
ピペリジン誘導体又はその塩。 (39)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるピリジル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (40)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
チエニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体又はその塩。 (41)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
フリル低級アルキル基である前記一般式(1)で表され
るピペリジン誘導体又はその塩。 (42)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
【化81】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (43)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
フタルイミド置換低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (44)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
シクロアルキル低級アルキル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (45)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
フェニル低級アルケニル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (46)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
置換基としてフェニル基を有することのあるシクロアル
キル基である前記一般式(1)で表されるピペリジン誘
導体又はその塩。 (47)R及びR1が前記(37)の定義に同じ、R2
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体及びその塩。 (48)Rが前記(37)の定義に同じ、R1及びR
2が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン
環、ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素
環上には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及び
フェニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよ
い前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はそ
の塩。 (49)Rが低級アルコキシカルボニル基を示し、R1
が前記一般式(1)における定義に同じ、R2がフェニ
ル環上に置換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原
子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル基、低級アルキル
チオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルコキシ
カルボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基、置換基
として低級アルキル基を有することのあるアミノ低級ア
ルコキシ基、カルボキシ置換低級アルコキシ基、及び置
換基として低級アルカノイル基、低級アルコキシカルボ
ニル基、又は置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノカルボニル基を有することのあるアミノ基
からなる群より選ばれた基を有することのある、又低級
アルキル基上に置換基として低級アルコキシカルボニル
基又は水酸基置換低級アルキル基を有していてもよいフ
ェニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表され
るピペリジン誘導体又はその塩。 (50)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及び水酸
基からなる群より選ばれた基を有することのあるフェノ
キシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表される
ピペリジン誘導体又はその塩。 (51)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるピリジル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (52)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
チエニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体又はその塩。 (53)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
フリル低級アルキル基である前記一般式(1)で表され
るピペリジン誘導体又はその塩。 (54)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
【化82】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (55)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
フタルイミド置換低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (56)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
シクロアルキル低級アルキル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (57)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
フェニル低級アルケニル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (58)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
置換基としてフェニル基を有することのあるシクロアル
キル基である前記一般式(1)で表されるピペリジン誘
導体又はその塩。 (59)R及びR1が前記(49)の定義に同じ、R2
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体及びその塩。 (60)Rが前記(49)の定義に同じ、R1及びR
2が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン
環、ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素
環上には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及び
フェニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよ
い前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はそ
の塩。 (61)Rがピリジン環上に置換基としてニトロ基、置
換基として低級アルカノイル基を有することのあるアミ
ノ基、ハロゲン原子、低級アルキル基、ピロリル基、低
級アルキルチオ基、低級アルカノイル基、水酸基、低級
アルキル基を有することのあるアミノカルボニル基、低
級アルコキシカルボニル基、水酸基置換低級アルキル
基、フェニル基及び1,2,4−トリアゾリル基からな
る群より選ばれた基を有することのあるピリジルカルボ
ニル基であり、R1が前記一般式(1)における定義に
同じ、R2がフェニル環上に置換基として低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル
基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カ
ルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級ア
ルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、低
級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級アル
キル基を有することのあるアミノカルボニル基を有する
ことのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有する
ことのある、又低級アルキル基上に置換基として低級ア
ルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を
有していてもよいフェニル低級アルキル基である前記一
般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (62)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及び水酸
基からなる群より選ばれた基を有することのあるフェノ
キシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表される
ピペリジン誘導体又はその塩。 (63)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるピリジル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (64)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
チエニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体又はその塩。 (65)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
フリル低級アルキル基である前記一般式(1)で表され
るピペリジン誘導体又はその塩。 (66)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
【化83】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (67)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
フタルイミド置換低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (68)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
シクロアルキル低級アルキル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (69)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
フェニル低級アルケニル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (70)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
置換基としてフェニル基を有することのあるシクロアル
キル基である前記一般式(1)で表されるピペリジン誘
導体又はその塩。 (71)R及びR1が前記(61)の定義に同じ、R2
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体及びその塩。 (72)Rが前記(61)の定義に同じ、R1及びR
2が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン
環、ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素
環上には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及び
フェニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよ
い前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はそ
の塩。 (73)Rが1,2,4−トリアゾリル低級アルカノイ
ル基を示し、R1が前記一般式(1)における定義に同
じ、R2がフェニル環上に置換基として低級アルコキシ
基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル
基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カ
ルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級ア
ルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、低
級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級アル
キル基を有することのあるアミノカルボニル基を有する
ことのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有する
ことのある、又低級アルキル基上に置換基として低級ア
ルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を
有していてもよいフェニル低級アルキル基である前記一
般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (74)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及び水酸
基からなる群より選ばれた基を有することのあるフェノ
キシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表される
ピペリジン誘導体又はその塩。 (75)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるピリジル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (76)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
チエニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体又はその塩。 (77)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
フリル低級アルキル基である前記一般式(1)で表され
るピペリジン誘導体又はその塩。 (78)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
【化84】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (79)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
フタルイミド置換低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (80)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
シクロアルキル低級アルキル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (81)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
フェニル低級アルケニル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (82)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
置換基としてフェニル基を有することのあるシクロアル
キル基である前記一般式(1)で表されるピペリジン誘
導体又はその塩。 (83)R及びR1が前記(73)の定義に同じ、R2
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体及びその塩。 (84)Rが前記(73)の定義に同じ、R1及びR
2が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン
環、ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素
環上には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及び
フェニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよ
い前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はそ
の塩。 (85)Rがフリル環上に置換基としてニトロ基、水酸
基置換低級アルキル基、低級アルカノイル基、及び置換
基として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ
基からなる群より選ばれた基を有することのあるフロイ
ル基を示し、R1が前記一般式(1)における定義に同
じ、R2がフェニル環上に置換基として低級アルコキシ
基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル
基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カ
ルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級ア
ルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、低
級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級アル
キル基を有することのあるアミノカルボニル基を有する
ことのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有する
ことのある、又低級アルキル基上に置換基として低級ア
ルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を
有していてもよいフェニル低級アルキル基である前記一
般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (86)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及び水酸
基からなる群より選ばれた基を有することのあるフェノ
キシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表される
ピペリジン誘導体又はその塩。 (87)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるピリジル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (88)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
チエニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体又はその塩。 (89)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
フリル低級アルキル基である前記一般式(1)で表され
るピペリジン誘導体又はその塩。 (90)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
【化85】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (91)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
フタルイミド置換低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (92)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
シクロアルキル低級アルキル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (93)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
フェニル低級アルケニル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (94)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
置換基としてフェニル基を有することのあるシクロアル
キル基である前記一般式(1)で表されるピペリジン誘
導体又はその塩。 (95)R及びR1が前記(85)の定義に同じ、R2
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
ロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体及びその塩。 (96)Rが前記(85)の定義に同じ、R1及びR
2が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン
環、ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素
環上には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及び
フェニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよ
い前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はそ
の塩。 (97)Rがチエニル環上に置換基としてニトロ基、低
級アルキル基、ハロゲン原子及び置換基として低級アル
カノイル基を有することのあるアミノ基からなる群より
選ばれた基を有することのあるチエニルカルボニル基を
示し、R1が前記一般式(1)における定義に同じ、R2
がフェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、ハロ
ゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル基、低級ア
ルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級アル
コキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基、
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級アルコキシ基、
及び置換基として低級アルカノイル基、低級アルコキシ
カルボニル基、又は置換基として低級アルキル基を有す
ることのあるアミノカルボニル基を有することのあるア
ミノ基からなる群より選ばれた基を有することのある、
又低級アルキル基上に置換基として低級アルコキシカル
ボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を有していても
よいフェニル低級アルキル基である前記一般式(1)で
表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (98)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及び水酸
基からなる群より選ばれた基を有することのあるフェノ
キシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表される
ピペリジン誘導体又はその塩。 (99)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるピリジル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (100)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
がチエニル低級アルキル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (101)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
がフリル低級アルキル基である前記一般式(1)で表さ
れるピペリジン誘導体又はその塩。 (102)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
が基
【化86】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (103)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
がフタルイミド置換低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (104)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
がシクロアルキル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (105)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
がフェニル低級アルケニル基である前記一般式(1)で
表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (106)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
が置換基としてフェニル基を有することのあるシクロア
ルキル基である前記一般式(1)で表されるピペリジン
誘導体又はその塩。 (107)R及びR1が前記(97)の定義に同じ、R2
が2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基と
して低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基とし
て低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基から
なる群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒ
ドロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体及びその塩。 (108)Rが前記(97)の定義に同じ、R1及びR2
が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン環、
ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素環上
には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及びフェ
ニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよい前
記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその
塩。 (109)Rがフルオレン環上に置換基としてオキソ基
及びニトロ基からなる群より選ばれた基を有することの
あるフルオレニルカルボニル基を示し、R1が前記一般
式(1)における定義に同じ、R2がフェニル環上に置
換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原子、水酸基、
ニトロ基、低級アルキル基、低級アルキルチオ基、低級
アルキルスルフィニル基、低級アルコキシカルボニル
基、カルバモイル基、カルボキシ基、置換基として低級
アルキル基を有することのあるアミノ低級アルコキシ
基、カルボキシ置換低級アルコキシ基、及び置換基とし
て低級アルカノイル基、低級アルコキシカルボニル基、
又は置換基として低級アルキル基を有することのあるア
ミノカルボニル基を有することのあるアミノ基からなる
群より選ばれた基を有することのある、又低級アルキル
基上に置換基として低級アルコキシカルボニル基又は水
酸基置換低級アルキル基を有していてもよいフェニル低
級アルキル基である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (110)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2がフェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、
低級アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基とし
て低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及
び水酸基からなる群より選ばれた基を有することのある
フェノキシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (111)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2がピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有
することのあるピリジル低級アルキル基である前記一般
式(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (112)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2がチエニル低級アルキル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (113)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2がフリル低級アルキル基である前記一般式(1)で
表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (114)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2が基
【化87】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (115)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2がフタルイミド置換低級アルキル基である前記一般
式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (116)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2がシクロアルキル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (117)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2がフェニル低級アルケニル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (118)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2が置換基としてフェニル基を有することのあるシク
ロアルキル基である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (119)R及びR1が前記(109)の定義に同じ、
2が2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換
基として低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基
として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基
からなる群より選ばれた基を有することのある2,3−
ジヒドロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体及びその塩。 (120)Rが前記(109)の定義に同じ、R1及び
2が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン
環、ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素
環上には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及び
フェニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよ
い前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はそ
の塩。 (121)Rが基
【化88】 (式中、Z、Y、W、
【化89】 及び基
【化90】 上の置換基は前記一般式(1)で定義されたものに同
じ)、R1は前記一般式(1)における定義に同じ、R2
がフェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、ハロ
ゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル基、低級ア
ルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級アル
コキシカルボニル基、カルバモイル基、カルボキシ基、
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ
低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級アルコキシ基、
及び置換基として低級アルカノイル基、低級アルコキシ
カルボニル基、又は置換基として低級アルキル基を有す
ることのあるアミノカルボニル基を有することのあるア
ミノ基からなる群より選ばれた基を有することのある、
又低級アルキル基上に置換基として低級アルコキシカル
ボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を有していても
よいフェニル低級アルキル基である前記一般式(1)で
表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (122)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2がフェニル環上に置換基として低級アルコキシ基、
低級アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換基とし
て低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基、及
び水酸基からなる群より選ばれた基を有することのある
フェノキシ低級アルキル基である前記一般式(1)で表
されるピペリジン誘導体又はその塩。 (123)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2がピリジン環上に置換基として低級アルキル基を有
することのあるピリジル低級アルキル基である前記一般
式(1)で表されるピペリジン誘導体またはその塩。 (124)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2がチエニル低級アルキル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (125)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2がフリル低級アルキル基である前記一般式(1)で
表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (126)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2が基
【化91】 (式中、B、R27及びR28は前記一般式(1)における
定義に同じ)である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (127)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2がフタルイミド置換低級アルキル基である前記一般
式(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (128)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2がシクロアルキル低級アルキル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (129)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2がフェニル低級アルケニル基である前記一般式
(1)で表されるピペリジン誘導体又はその塩。 (130)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2が置換基としてフェニル基を有することのあるシク
ロアルキル基である前記一般式(1)で表されるピペリ
ジン誘導体又はその塩。 (131)R及びR1が前記(121)の定義に同じ、
2が2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換
基として低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基
として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基
からなる群より選ばれた基を有することのある2,3−
ジヒドロ−1H−インデニル基である前記一般式(1)
で表されるピペリジン誘導体及びその塩。 (132)Rが前記(121)の定義に同じ、R1及び
2が、これらが結合する窒素原子とともにピロリジン
環、ピペリジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン環を形成してもよく、該複素
環上には置換基として水酸基、低級アルコキシ基、及び
フェニル基からなる群より選ばれた基を有していてもよ
い前記一般式(1)で表されるピペリジン誘導体又はそ
の塩。
【0748】本発明の一般式(1')および(1AA)
で示される新規ピリジン誘導体としては、下記の種々の
態様の化合物が含まれる。 (i)Rが基
【化92】 (式中、R3及びmは一般式(1')における定義に同
じ)である一般式(1')で表されるピペリジン誘導体
又はその塩。 (ii)Rが置換基として水酸基又は置換基として低級ア
ルキル基を有することのあるアミノ基を有する低級アル
カノイル基、又は1,2,4−トリアゾリル低級アルカ
ノイル基である一般式(1')で表されるピペリジン誘
導体またはその塩。 (iii)Rがピリジン環上に置換基としてニトロ基、置
換基として低級アルカノイル基を有することのあるアミ
ノ基、ハロゲン原子、低級アルキル基、ピロリル基、低
級アルキルチオ基、低級アルカノイル基、水酸基、低級
アルキル基を有することのあるアミノカルボニル基、低
級アルコキシカルボニル基、水酸基置換低級アルキル
基、フェニル基及び1,2,4−トリアゾリル基からな
る群より選ばれた基を有することのあるピリジルカルボ
ニル基である一般式(1')で表されるピペリジン誘導
体又はその塩。 (iv)Rがフリル環上に置換基としてニトロ基、水酸基
置換低級アルキル基、低級アルカノイル基、及び置換基
として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基
からなる群より選ばれた基を有するフロイル基、チエニ
ル環上に置換基としてニトロ基、低級アルキル基、ハロ
ゲン原子、及び置換基として低級アルカノイル基を有す
ることのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有す
ることのあるチエニルカルボニル基、又はフルオレン環
上に置換基としてオキソ基及びニトロ基からなる群より
選ばれた基を有することのあるフルオレニルカルボニル
基である一般式(1')表されるピペリジン誘導体又は
その塩。 (v)Rが基
【化93】 (式中、W、Y、Z、
【化94】 における点線、及び
【化95】 上の置換基については一般式(1')における定義に同
じ)である前記(i)のピペリジン誘導体またはその
塩。 (vi)R3が、低級アルキル基、低級アルキル基及びフ
ェニル基からなる群より選ばれた基を1〜2個有するこ
とのあるアミノカルボニル基、フェニル環上に置換基と
して、水酸基、フェニル低級アルコキシ基、低級アルカ
ノイルオキシ基、ニトロ基、置換基として低級アルカノ
イル基を有することのあるアミノ基、低級アルキル基及
び低級アルコキシ基からなる群より選ばれた基を有する
ことのあるフェニル基、1,2,4−トリアゾール環上
に置換基としてオキソ基を有することのある1,2,4
−トリアゾリル基、又は基
【化96】 (R4及びR5は一般式(1')における定義に同じ)で
ある前記(i)のピペリジン誘導体又はその塩。 (vii)R1が水素原子である前記(i)のピペリジン誘
導体又はその塩。 (viii)R1が置換基として水酸基を有することのある
低級アルキル基である前記(i)のピペリジン誘導体又
はその塩。 (ix)R1が水素原子である前記(ii)のピペリジン誘
導体又はその塩。 (x)R1が置換基として水酸基を有することのある低
級アルキル基である前記(ii)のピペリジン誘導体又は
その塩。 (xi)R1が水素原子である前記(iii)のピペリジン誘
導体又はその塩。 (xii)R1が置換基として水酸基を有することのある低
級アルキル基である前記(iii)のピペリジン誘導体又
はその塩。 (xiii)R1が水素原子である前記(iv)のピペリジン
誘導体又はその塩。 (xiv)R1が置換基として水酸基を有することのある低
級アルキル基である前記(iv)のピペリジン誘導体又は
その塩。 (xv)R1が水素原子である前記(v)のピペリジン誘
導体又はその塩。 (xvi)R1が置換基として水酸基を有することのある低
級アルキル基である前記(v)のピペリジン誘導体又は
その塩。 (xvii)R1が水素原子である前記(vi)のピペリジン
誘導体又はその塩。 (xviii)R1が置換基として水酸基を有することのある
低級アルキル基である前記(vi)のピペリジン誘導体又
はその塩。 (xix)R2がフェニル環上に置換基として低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル
基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カ
ルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有すること
のあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級ア
ルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、低
級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級アル
キル基を有することのあるアミノカルボニル基を有する
ことのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有する
ことのある、又低級アルキル基上に置換基として低級ア
ルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を
有していてもよいフェニル低級アルキル基である前記
(vii)〜(xviii)のいずれか1つのピペリジン誘導体
又はその塩。 (xx)R2がフェニル環上に置換基として低級アルコキ
シ基、低級アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、置換
基として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ
基、及び水酸基からなる群より選ばれた基を有すること
のあるフェノキシ低級アルキル基である前記(vii)〜
(xviii)のいずれか1つのピペリジン誘導体又はその
塩。 (xxi)R2がピリジン環上に置換基として低級アルキル
基を有することのあるピリジル低級アルキル基又はチエ
ニル低級アルキル基である前記(vii)〜(xviii)のい
ずれか1つのピペリジン誘導体又はその塩。 (xxii)R2が2,3−ジヒドロー1H−インデニル環
上に置換基として低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ
基、置換基として低級アルカノイル基を有することのあ
るアミノ基からなる群より選ばれた基を有することのあ
る2,3−ジヒドロー1H−インデニル基、フリル低級
アルキル基、基
【化97】 (B、R27及びR28は一般式(1')における定義に同
じ)、フタルイミド置換低級アルキル基、シクロアルキ
ル低級アルキル基、フェニル低級アルケニル基、又は置
換基としてフェニル基を有するシクロアルキル基である
前記(vii)〜(xviii)のいずれか1つのピペリジン誘
導体又はその塩。 (xxiii)R1及びR2がこれらが結合する窒素原子とと
もにピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン環又は、
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン環を形成し
てもよく、該複素環上には、置換基として水酸基、低級
アルコキシ基及びフェニル基からなる群を有している前
記(i)〜(v)のいずれか1つのピペリジン誘導体又
はその塩。 (xxiv)基
【化98】 がインドリン又はベンゾ(1,2,3−トリアゾール)
である前記(v)のピペリジン誘導体又はその塩。 (xxv)基
【化99】 がインドール、ベンゾイミダゾール、ベンゾチアゾー
ル、2,3−ジヒドロベンゾイミダゾール又はイソイン
ドリンである前記(v)のピペリジン誘導体又はその
塩。 (xxvi)RAAがベンゾイル基であり、R1及びR2AAがこ
れらが結合する窒素原子とともにピロリジン環、ピペリ
ジン環、モルホリン環又は1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン環を形成してもよく、該複素環上には置
換基として水酸基、低級アルコキシ基及びフェニル基か
らなる群より選ばれた基を有している一般式(1AA)
のピペリジン誘導体又はその塩。 (xxvii)RAAがベンゾイル基であり、R2AAがチエニル
低級アルキル基、フェニル環上に置換基として低級アル
キルチオ基を有するフェニル低級アルキル基、又は2,
3−ジヒドロー1H−インデニル環上に置換基として低
級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として低級
アルカノイル基を有することのあるアミノ基からなる群
より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒドロー
1H−インデニル基である一般式(1AA)のピペリジ
ン誘導体又はその塩。 (xxviii)RAAが低級アルカノイル基であり、R2AA
チエニル低級アルキル基、又はフェニル環上に置換基と
して低級アルキルチオ基を有するフェニル低級アルキル
基である一般式(1AA)のピペリジン誘導体又はその
塩。 (xxix)RAAが低級アルカノイル基であり、R2AA
2,3−ジヒドロー1H−インデニル環上に置換基とし
て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
ロー1H−インデニル基、又はR1及びR2AAがこれらが
結合する窒素原子とともにピロリジン環、ピペリジン
環、モルホリン環又は、1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン環を形成してもよく、該複素環上には、置
換基として水酸基、低級アルコキシ基及びフェニル基か
らなる群より選ばれた基を有している一般式(1AA)
のピペリジン誘導体又はその塩。
【表177】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 401/04 207 7602−4C 401/06 209 7602−4C 211 7602−4C 235 7602−4C 249 7602−4C 401/10 207 7602−4C 211 7602−4C 231 7602−4C 233 7602−4C 249 7602−4C 401/12 211 7602−4C 401/14 211 7602−4C 249 7602−4C 405/06 211 7602−4C 405/14 211 7602−4C 409/06 211 7602−4C 409/12 211 7602−4C 413/10 211 7602−4C 413/14 211 7602−4C (72)発明者 田房 不二男 徳島県板野郡北島町新喜来字下竿1番地の 65 (72)発明者 富永 道明 徳島県板野郡上板町高磯310番地の6

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1): 【化1】 [式中、Rは基: 【化2】 (式中、mは1〜3の整数、R3は、水素原子、ニトロ
    基、低級アルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、低級ア
    ルカノイル基、低級アルキル基及びフェニル基からなる
    群より選ばれた基を1〜2個有することのあるアミノカ
    ルボニル基、低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ
    基、低級アルコキシ基、水酸基、ヒドロキシアミノ基、
    低級アルキルチオ低級アルキル基、低級アルキルスルホ
    ニル低級アルキル基、水酸基置換低級アルキル基、低級
    アルケニル基、低級アルコキシカルボニル置換低級アル
    ケニル基、フェニル環上に水酸基、フェニル低級アルコ
    キシ基、低級アルカノイルオキシ基、ニトロ基、置換基
    として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ
    基、低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群よ
    り選ばれた基を有することのあるフェニル基、置換基と
    して低級アルキル基を有することのあるアミノ低級アル
    コキシ基、モルホリニル置換低級アルコキシ基、1,
    2,4−トリアゾール環上に置換基としてオキソ基を有
    することのある1,2,4−トリアゾリル基、1,2,
    3,4−テトラゾリル基、イミダゾール環上に置換基と
    してフェニル基及び低級アルキル基からなる群から選ば
    れた基を1〜2個有することのあるイミダゾリル基、ピ
    ラゾール環上に低級アルキル基を有することのあるピラ
    ゾリル基、ピリジル基、ピロリル基、ピロリジン環上に
    置換基としてオキソ基を有することのあるピロリジニル
    基、ピペリジン環上に置換基としてオキソ基を有するこ
    とのあるピペリジニル基、ベンゾイミダゾリル基、イミ
    ダゾリジン環上に置換基としてオキソ基を有することの
    あるイミダゾリジニル基、2−オキサゾリニル基、1,
    2,4−トリアゾリル低級アルキル基、フェノキシ基、
    フェニル低級アルコキシ基、低級アルカノイルオキシ
    基、フェニル低級アルコキシカルボニル基、置換基とし
    て低級アルキル基および低級アルカノイル基からなる群
    より選ばれた基を有することのあるアミノ低級アルキル
    基、又は、基: 【化3】 (式中、R4およびR5は同一又は異なって、水素原子、
    低級アルキル基、低級アルカノイル基、ハロゲン原子を
    1〜3個有する低級アルカノイル基、ベンゾイル基、ピ
    リジルカルボニル基、低級アルケニルカルボニル基、ア
    ニリノチオカルボニル基、置換基として低級アルキル基
    を有することのあるアミノチオカルボニル基、又は、置
    換基として低級アルキル基、フェニル基及び低級アルケ
    ニル基からなる群から選ばれた基を1〜2個有すること
    のあるアミノカルボニル基を示す)を示す)、基: 【化4】 (式中、Xは酸素原子又は硫黄原子、R6及びR7は同一
    又は異なって、水素原子、低級アルキル基、又はフェニ
    ル環上に置換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原子
    及びニトロ基なる群より選ばれた基を有することのある
    フェニル基を示す)、置換基として水酸基又は置換基と
    して低級アルキル基を有することのあるアミノ基を有す
    ることのある低級アルカノイル基、ハロゲン原子を1〜
    3個有する低級アルカノイル基、低級アルコキシカルボ
    ニル基、ピリジン環上に置換基としてニトロ基、置換基
    として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ
    基、ハロゲン原子、低級アルキル基、ピロリル基、低級
    アルキルチオ基、低級アルカノイル基、水酸基、低級ア
    ルキル基を有することのあるアミノカルボニル基、低級
    アルコキシカルボニル基、水酸基置換低級アルキル基、
    フェニル基及び1,2,4−トリアゾリル基からなる群
    より選ばれる基を有することのあるピリジルカルボニル
    基、1,2,4−トリアゾリル低級アルカノイル基、フ
    リル環上に置換基としてニトロ基、水酸基置換アルキル
    基、低級アルカノイル基、及び置換基として低級アルカ
    ノイル基を有することのあるアミノ基からなる群より選
    ばれた基を有することのあるフロイル基、チエニル環上
    に置換基としてニトロ基、低級アルキル基、ハロゲン原
    子、及び置換基として低級アルカノイル基を有すること
    のあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有すること
    のあるチエニルカルボニル基、フルオレン環上に置換基
    としてオキソ基及びニトロ基からなる群より選ばれた基
    を有することのあるフルオレニルカルボニル基、又は
    基: 【化5】 (式中、Zは基:CH2、NH又は硫黄原子、Y及びW
    はそれぞれCH又は窒素原子を示し、 【化6】 における点線は、一重結合又は二重結合を示す。又、
    基: 【化7】 は置換基としてオキソ基、低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、水酸基、低級アルキルチオ基、ハロゲン原子、
    ニトロ基、及びアミノ基からなる群より選ばれた基を1
    〜4個置換していてもよい)、 R1は、水素原子又は置換基として水酸基を有すること
    のある低級アルキル基、 R2は、フェニル環上に置換基として低級アルコキシ
    基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル
    基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
    基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カ
    ルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有すること
    のあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級ア
    ルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、低
    級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級アル
    キル基を有することのあるアミノカルボニル基を有する
    ことのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有する
    ことのある、又低級アルキル基上に置換基として低級ア
    ルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を
    有していてもよいフェニル低級アルキル基、フェニル環
    上に置換基として低級アルコキシ基、低級アルキル基、
    ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級アルカノイ
    ル基を有することのあるアミノ基及び水酸基からなる群
    より選ばれた基を有することのあるフェノキシ低級アル
    キル基、ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を
    有することのあるピリジル低級アルキル基、チエニル低
    級アルキル基、フリル低級アルキル基、基: 【化8】 (式中、Bは低級アルキレン基、R27及びR28は同一又
    は異なって、水素原子、低級アルキル基、フェニル基、
    低級アルカノイル基又はベンゾイル基を示す)、フタル
    イミド置換低級アルキル基、シクロアルキル低級アルキ
    ル基、フェニル低級アルケニル基、置換基としてフェニ
    ル基を有することのあるシクロアルキル基、又は、2,
    3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基として低
    級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として低級
    アルカノイル基を有することのあるアミノ基からなる群
    より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒドロ−
    1H−インデニル基、 又、R1及びR2は、これらが結合する窒素原子とともに
    ピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン環、又は1,
    2,3,4−テトラヒドロイソキノリン環を形成しても
    よく、該複素環上には、置換基として水酸基、低級アル
    コキシ基及びフェニル基からなる群より選ばれた基を有
    していてもよい。ただしm=1でR3がアミノ基を示す
    場合は、R3はベンゾイル基の4位に置換してはならな
    い]で表されるピペリジン誘導体又はその塩を有効成分
    とすることを特徴とする末梢血管拡張剤。
  2. 【請求項2】 一般式(1): 【化9】 [式中、Rは基: 【化10】 (式中、mは1〜3の整数、R3は、ニトロ基、低級ア
    ルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、低級アルカノイル
    基、低級アルキル基及びフェニル基からなる群より選ば
    れた基を1〜2個有することのあるアミノカルボニル
    基、低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、低級
    アルコキシ基、水酸基、ヒドロキシアミノ基、低級アル
    キルチオ低級アルキル基、低級アルキルスルホニル低級
    アルキル基、水酸基置換低級アルキル基、低級アルケニ
    ル基、低級アルコキシカルボニル置換低級アルケニル
    基、フェニル環上に水酸基、フェニル低級アルコキシ
    基、低級アルカノイルオキシ基、ニトロ基、置換基とし
    て低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基、低
    級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群より選ば
    れた基を有することのあるフェニル基、置換基として低
    級アルキル基を有することのあるアミノ低級アルコキシ
    基、モルホリニル置換低級アルコキシ基、1,2,4−
    トリアゾール環上に置換基としてオキソ基を有すること
    のある1,2,4−トリアゾリル基、1,2,3,4−
    テトラゾリル基、イミダゾール環上に置換基としてフェ
    ニル基及び低級アルキル基からなる群から選ばれた基を
    1〜2個有することのあるイミダゾリル基、ピラゾール
    環上に低級アルキル基を有することのあるピラゾリル
    基、ピリジル基、ピロリル基、ピロリジン環上に置換基
    としてオキソ基を有することのあるピロリジニル基、ピ
    ペリジン環上に置換基としてオキソ基を有することのあ
    るピペリジニル基、ベンゾイミダゾリル基、イミダゾリ
    ジン環上に置換基としてオキソ基を有することのあるイ
    ミダゾリジニル基、2−オキサゾリニル基、1,2,4
    −トリアゾリル低級アルキル基、フェノキシ基、フェニ
    ル低級アルコキシ基、低級アルカノイルオキシ基、フェ
    ニル低級アルコキシカルボニル基、置換基として低級ア
    ルキル基および低級アルカノイル基からなる群より選ば
    れた基を有することのあるアミノ低級アルキル基、又
    は、基: 【化11】 (式中、R4およびR5は同一又は異なって、水素原子、
    低級アルキル基、低級アルカノイル基、ハロゲン原子を
    1〜3個有する低級アルカノイル基、ベンゾイル基、ピ
    リジルカルボニル基、低級アルケニルカルボニル基、ア
    ニリノチオカルボニル基、置換基として低級アルキル基
    を有することのあるアミノチオカルボニル基、又は、置
    換基として低級アルキル基、フェニル基及び低級アルケ
    ニル基からなる群から選ばれた基を1〜2個有すること
    のあるアミノカルボニル基を示す)を示す)、置換基と
    して水酸基又は置換基として低級アルキル基を有するこ
    とのあるアミノ基を有する低級アルカノイル基、ピリジ
    ン環上に置換基としてニトロ基、置換基として低級アル
    カノイル基を有することのあるアミノ基、ハロゲン原
    子、低級アルキル基、ピロリル基、低級アルキルチオ
    基、低級アルカノイル基、水酸基、低級アルキル基を有
    することのあるアミノカルボニル基、低級アルコキシカ
    ルボニル基、水酸基置換低級アルキル基、フェニル基及
    び1,2,4−トリアゾリル基からなる群より選ばれる
    基を有することのあるピリジルカルボニル基、1,2,
    4−トリアゾリル低級アルカノイル基、フリル環上に置
    換基としてニトロ基、水酸基置換低級アルキル基、低級
    アルカノイル基、及び置換基として低級アルカノイル基
    を有することのあるアミノ基からなる群より選ばれた基
    を有するフロイル基、チエニル環上に置換基としてニト
    ロ基、低級アルキル基、ハロゲン原子、及び置換基とし
    て低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基から
    なる群より選ばれた基を有することのあるチエニルカル
    ボニル基、フルオレン環上に置換基としてオキソ基及び
    ニトロ基からなる群より選ばれた基を有することのある
    フルオレニルカルボニル基、又は基: 【化12】 (式中、Zは基:CH2、NH又は硫黄原子、Y及びW
    はそれぞれCH又は窒素原子を示し、 【化13】 における点線は、一重結合又は二重結合を示す。又、
    基: 【化14】 は置換基としてオキソ基、低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、水酸基、低級アルキルチオ基、ハロゲン原子、
    ニトロ基、及びアミノ基からなる群より選ばれた基を1
    〜4個置換していてもよい)、 R1は、水素原子又は置換基として水酸基を有すること
    のある低級アルキル基、 R2は、フェニル環上に置換基として低級アルコキシ
    基、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、低級アルキル
    基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
    基、低級アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、カ
    ルボキシ基、置換基として低級アルキル基を有すること
    のあるアミノ低級アルコキシ基、カルボキシ置換低級ア
    ルコキシ基、及び置換基として低級アルカノイル基、低
    級アルコキシカルボニル基、又は置換基として低級アル
    キル基を有することのあるアミノカルボニル基を有する
    ことのあるアミノ基からなる群より選ばれた基を有する
    ことのある、又低級アルキル基上に置換基として低級ア
    ルコキシカルボニル基又は水酸基置換低級アルキル基を
    有していてもよいフェニル低級アルキル基、フェニル環
    上に置換基として低級アルコキシ基、低級アルキル基、
    ハロゲン原子、ニトロ基、置換基として低級アルカノイ
    ル基を有することのあるアミノ基及び水酸基からなる群
    より選ばれた基を有することのあるフェノキシ低級アル
    キル基、ピリジン環上に置換基として低級アルキル基を
    有することのあるピリジル低級アルキル基、チエニル低
    級アルキル基、フリル低級アルキル基、基: 【化15】 (式中、Bは低級アルキレン基、R27及びR28は同一又
    は異なって、水素原子、低級アルキル基、フェニル基、
    低級アルカノイル基又はベンゾイル基を示す)、フタル
    イミド置換低級アルキル基、シクロアルキル低級アルキ
    ル基、フェニル低級アルケニル基、置換基としてフェニ
    ル基を有するシクロアルキル基、又は、2,3−ジヒド
    ロ−1H−インデニル環上に置換基として低級アルコキ
    シ基、水酸基、ニトロ基、置換基として低級アルカノイ
    ル基を有することのあるアミノ基からなる群より選ばれ
    た基を有することのある2,3−ジヒドロ−1H−イン
    デニル基、 又、R1及びR2は、これらが結合する窒素原子とともに
    ピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン環、又は1,
    2,3,4−テトラヒドロイソキノリン環を形成しても
    よく、該複素環上には、置換基として水酸基、低級アル
    コキシ基及びフェニル基からなる群より選ばれた基を有
    しているものとする。ただしm=1のときR3は、アミ
    ノ基であってはならない。又、m=2で、R3の一方が
    アミノ基のとき、他方はハロゲン原子、低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、アミノ基ま
    たはモノ−またはジ低級アルキル置換アミノ基であって
    はならない]で表されるピペリジン誘導体又はその塩。
  3. 【請求項3】 一般式(1AA): 【化16】 [式中、RAAはベンゾイル基又は低級アルカノイル基を
    示す。R1は請求項2に記載のものと同じ。R2AAは、チ
    エニル低級アルキル基、フェニル環上に置換基として低
    級アルキルチオ基を有するフェニル低級アルキル基、
    2,3−ジヒドロ−1H−インデニル環上に置換基とし
    て低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基として
    低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基からな
    る群より選ばれた基を有することのある2,3−ジヒド
    ロ−1H−インデニル基、 又、R1及びR2AAは、これらが結合する窒素原子ととも
    にピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン環、又は
    1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン環を形成し
    てもよく、該複素環上には、置換基として水酸基、低級
    アルコキシ基及びフェニル基からなる群より選ばれた基
    を有しているものとする]で表されるピベリジン誘導体
    又はその塩。
  4. 【請求項4】 一般式(1BB): 【化17】 [式中、Xは酸素原子又は硫黄原子、R6及びR7は同一
    又は異なって、水素原子、低級アルキル基、又はフェニ
    ル環上に置換基として低級アルコキシ基、ハロゲン原子
    及びニトロ基なる群より選ばれた基を有することのある
    フェニル基を示す。R1は請求項2に記載のものと同
    じ。R2BBは、フェニルC1−C2アルキル基を示す]で
    表されるピペリジン誘導体又はその塩。
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