JPH06339A - 生活用水の製造方法 - Google Patents

生活用水の製造方法

Info

Publication number
JPH06339A
JPH06339A JP15936792A JP15936792A JPH06339A JP H06339 A JPH06339 A JP H06339A JP 15936792 A JP15936792 A JP 15936792A JP 15936792 A JP15936792 A JP 15936792A JP H06339 A JPH06339 A JP H06339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
electrodialysis
reverse osmosis
membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15936792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2723422B2 (ja
Inventor
Toshikatsu Sada
俊勝 佐田
Fumito Kishimoto
文都 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP15936792A priority Critical patent/JP2723422B2/ja
Publication of JPH06339A publication Critical patent/JPH06339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2723422B2 publication Critical patent/JP2723422B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/44Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis
    • C02F1/441Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis by reverse osmosis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/46Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
    • C02F1/469Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrochemical separation, e.g. by electro-osmosis, electrodialysis, electrophoresis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2101/00Nature of the contaminant
    • C02F2101/10Inorganic compounds
    • C02F2101/16Nitrogen compounds, e.g. ammonia
    • C02F2101/163Nitrates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2209/00Controlling or monitoring parameters in water treatment
    • C02F2209/05Conductivity or salinity
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F7/00Aeration of stretches of water
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F9/00Multistage treatment of water, waste water or sewage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/124Water desalination
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/124Water desalination
    • Y02A20/131Reverse-osmosis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】有害な硝酸イオンを含む水から、該硝酸イオン
を除去し、かつ適当なミネラル分を含んだ飲料水に適し
た生活用水を大量に極めて安価に製造する方法。 【構成】硝酸イオンを含む希薄な塩水溶液を逆浸透膜法
とイオン交換膜の電気透析法とに供し、それぞれ得られ
る脱塩水を混合して、該混合水の硝酸イオン濃度と電導
度をモニターして制御する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆浸透膜法と特定され
た陰イオン交換膜を用いた電気透析法によって、種々の
陰イオンが混在する水溶液中から硝酸イオンを除去し、
特に飲料水に適した生活用水を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】硝酸イオンは、飲料水中に含まれている
人体に有害なイオン種である。特に近年、産業排気ガス
に基づく酸性雨の問題、雨の少ない地域における農業用
肥料あるいは家畜物の排せつ物に基づく地下水中に含ま
れる硝酸イオンの増大が深刻な問題となっている。特に
降雨量の少ないヨーロッパにおいては、その現象が顕著
となっている。また、産業廃棄物中に硝酸イオンを含ん
だものが増加しており、これも地球の環境保全の観点か
ら重要な問題である。
【0003】従来、これらの硝酸イオンを除去するため
に各種の方法が知られている。例えば、硝酸イオンのN
3 -をN2とO2に分解してしまう方法、イオン交換樹脂
によって吸着除去する方法、嫌気性発酵により分解する
方法、そのほか多くの技術が開発されている。また、分
離膜を用いる方法としては、例えば、逆浸透膜法、イオ
ン交換膜による電気透析法などがあり、それぞれ目的に
よって使い分けられ、工業化されている重要な技術であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術により地下水のような希薄な塩溶液中に存在
する硝酸イオンを除去するには、それぞれ解決すべき問
題を有する。例えばイオン交換樹脂による硝酸イオンの
吸着除去は該樹脂の再生操作を必要とし、煩雑であるば
かりでなく、再生後の廃液の処理が必要となる。また、
膜分離法は、再生の必要がなく、連続的に操作できる点
で微量の硝酸イオンを除去するために極めて有用である
が、硝酸イオンだけを選択的に膜透過させることが極め
て困難である。
【0005】例えば、逆浸透膜法は、単に加圧するとい
う簡単な操作によるだけで溶存しているイオンが膜によ
って排除され、また、エネルギーが消費量も少ないが、
得られる脱塩水は、程度の差はあってもほとんどのイオ
ン性物質が除去され、純水に近い場合が多い。従って、
このような脱塩水は生活用水、特に飲料に供する場合に
はミネラル分が無い状態の水となり好ましくない。
【0006】他方、イオン交換膜を用いた電気透析法
(以下、単に電気透析法という)は、陽イオン交換膜
種、陰イオン交換膜種の選択によって、膜を透過するイ
オン種を制御することが可能である。例えば、硝酸イオ
ンを選択的に透過する陰イオン交換膜は、既に特開平2-
298396号公報に開示されている。即ち、これらの陰イオ
ン交換膜を用いれば、硝酸イオンを選択的に膜透過によ
り除去して脱塩水を得ることが出来る。しかし、電気透
析法では、イオンの膜透過が電流によって行われるた
め、塩濃度が極度に低い水を処理する場合には、運転電
流密度が著しく低下する。したがって、このような電気
透析法により硝酸イオンを含む一定量の希薄な塩水溶液
を処理する場合には、大きな電気透析設備を必要として
設備費の増大を招くことになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
課題に鑑み、硝酸イオンを含む希薄な塩水溶液から硝酸
イオンのみを所定量まで除去して、かつ所望のミネラル
分を含有する飲料水に適した生活用水の製造について、
鋭意研究を重ねた。その結果、逆浸透膜法とイオン交換
膜を用いる電気透析法とを組み合わせた簡便な方法によ
り、本発明を完成するに至ったものである。
【0008】即ち、本発明は、硝酸イオンを含む希薄な
塩水溶液を別途に(1)逆浸透膜法による脱塩と(2)
硝酸イオンを選択的に透過するイオン交換膜を用いた電
気透析法による脱塩とに供し、それぞれの得られる脱塩
水を混合するにあたり、該混合水の硝酸イオンを50p
pm以下かつ電導度を50μs(マイクロジーメンス)
以上にモニターして制御することを特徴とする生活用水
の製造方法である。
【0009】本発明の対象となる硝酸イオンを含んだ希
薄な塩水溶液(以下、単に塩水という)は、一般に全可
溶塩分(Total Disolbed Salts :TDS)が2000p
pm以下、特に1000ppm以下である飲料を始めと
する生活用水に用いられる水、硝酸イオンが50ppm
以上含まれているものである。
【0010】本発明の逆浸透法(RO)においては、従
来公知の逆浸透装置が何ら制限なく用いられる。例え
ば、酢酸セルローズ系非対称膜を用いた平膜型、スパイ
ラル型、チューブ状型、縮合系ポリマーを用いたホロー
ファイバー型等の膜モジュール、膜としては膜構造の緻
密さによって分離を行うもの、正または負の荷電を有す
る荷電型逆浸透膜、低圧で操作するルーズRO膜なども
好適に用いられるが、好ましくは出来るだけ塩排除率の
高い逆浸透膜を用いた装置が好ましい。一般に海水淡水
化において用いられている塩排除率が95%以上、特に
98%以上の逆浸透膜を用いることが好ましい。従っ
て、このような逆浸透法によって得られる脱塩水は原水
の組成、濃度、逆浸透膜の種類、操作条件によって若干
異なるが殆ど純水に近い水である。
【0011】他方、本発明の電気透析法においては、陽
イオン交換膜とともに、硝酸イオンを選択的に透過する
陰イオン交換膜を用いる。一般に強塩基性陰イオン交換
基と弱塩基性陰イオン交換基が共存し、比較的交換容量
が低く、架橋密度が高く、かつ陰イオン交換基に炭素鎖
2以上の疎水性アルキル鎖が結合した陰イオン交換膜が
好ましく用いられる。即ち、このような陰イオン交換膜
は硫酸イオン、炭酸イオンを殆ど透過させず、塩素イオ
ンに比較して硝酸イオンを選択的に透過する。従って、
原料水の全可溶塩分中で陰イオンとしては、硝酸イオン
だけが主に減少し、他のイオンは殆ど変化しない。な
お、陽イオンは使用する陽イオン交換膜によって異な
り、通常の陽イオン交換膜では、カルシウムイオン、マ
グネシウムイオン等の多価陽イオンが選択的に通過する
が、一価陽イオン選択通過性イオン交換膜を用いること
により、一価陽イオンが選択的に膜透過除去される。
【0012】本発明の逆浸透法と電気透析法とにより得
られた脱塩水の混合割合は、それぞれ脱塩水の組成によ
り一概に決定されないが一般に電気透析法の脱塩水に対
して逆浸透法の脱塩水を一般に0.5〜5倍の割合に混
合して、該混合液の硝酸イオンを50ppm以下かつ電
導度を50μm以上になるように維持すればよい。
【0013】本発明によれば、逆浸透法と電気透析法と
により得られる脱塩水を単に混合することにより、特に
飲料水として人体に有害な硝酸イオンを基準値である5
0ppm以下、好ましくは25ppm以下かつ電導度を
50μs以上として必要量のミネラル分を有する生活用
水を容易に得ることができる。
【0014】即ち、本発明の逆浸透法においては、ミネ
ラル分の損失を考慮することなく、硝酸イオンとともに
殆どのイオン性物質が除去された脱塩水を得ることがで
きるため、加圧という簡単な操作により消費エネルギー
も極めて少なくできる。
【0015】また、本発明の電気透析法においては、逆
浸透法による脱塩水の脱塩水の混合割合に応じて、希薄
な塩水溶液の限定量が処理されるために、大きな電気透
析設備を必要とせず、さらに脱塩水の硝酸イオンも50
ppm以下に維持することなく、電導度を50μs以上
において脱塩できるために要する電気エネルギーを少な
くできる。
【0016】本発明について、製法(プロセス)の概要
を図1において説明する。井戸(1)より汲み上げられ
た水は、タンク(2)に貯えられ、前処理工程(3)を
経たのち、一部は電気透析槽(4)に供給され、硫酸イ
オンの除去された水が混合タンク(5)に貯えられる。
他方、逆浸透装置(6)で得られた脱塩水はタンク
(5)に同様に供給される。タンク(5)混合水の硝酸
イオンをモニターして50ppm以下とし全塩濃度を電
導計によってモニターして50μs以上となるように電
気透析槽(4)または逆浸透装置(6)を自動的に運転
し、硫酸イオン濃度を50ppm以下に保ちながら、最
大の生産水を得られるように運転する。
【0017】上記したような逆浸透法において脱塩水の
生産量を制御するには、一般に操作圧力を変化すればよ
く、また電気透析法においては運転の電流密度を変化さ
せることにより、生産量を変えることができる。即ち、
本発明におけるプロセスの運転は、混合した生産水中の
硝酸イオン濃度は50ppm以下、全ミネラル量は電導
度で検知して50μs以上であるように設計されるが、
原水組成に変動が生じた場合、該生産水の硝酸イオン濃
度を50ppm以下に保ち、全ミネラル分を50μs以
上に保つためには、逆浸透法または電気透析法の運転条
件、脱塩水の生産量を制御する必要がある。例えば、生
産水中の硝酸イオンの濃度が50ppmを越えて電導度
が50μs以上あるときには、電気透析法からの生産水
量に対して逆浸透装置からの生産水量を増加して上記し
た所定の数値を維持する必要がある。また、生産水中の
硝酸イオン濃度は50ppm以下であるが、電導度が5
0μs以下である場合には、電気透析法からの生産水量
を増加して、逆浸透法からの生産水量を減少して上記し
た所定数値を維持する必要がある。さらに、生産水中の
硝酸イオン濃度が50ppmを越え、電導度も50μs
以下となった場合は、電気透析法における電流密度を下
げて単位時間に脱塩されるイオン量を減らし、電導度を
高くし、かつ逆浸透法からの生産水量を多くすることに
よって目的を達することができる。
【0018】上記のような操作は、電導度計によって生
産水の電導度を検知し、且つ硝酸イオン濃度を適切な硝
酸イオン電機によって検知し、自動的に逆浸透装置と電
気透析装置からの生産水量を止めたり、稼働したり、或
いは運転条件を制御したりすることが好ましい。勿論、
定期的に生産水をサンプリングして、化学分析により、
イオンクロマトグラフィーによる分析で硝酸イオン濃
度、電導度を知り、これによって運転を制御してもよ
い。
【0019】
【発明の作用及び効果】本発明の水処理方法によって有
害な硝酸イオンを含む水から、適当なミネラルを含んだ
硝酸イオンの除去された飲料水に用いうる生活用水を大
量に極めて安価に製造することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の内容を具体的に実施例によっ
て説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら制
限されるものではない。
【0021】実施例1 硝酸イオン 153ppm、塩素イオン 88.5pp
m、硫酸イオン 120ppm、重炭酸イオン 152.
5ppm、ナトリウム 230ppm(TDS744p
pm)を含む中性の希薄塩水溶液(原水)を第1図のプ
ロセスに従って、それぞれ下記する逆浸透法(1)と電
気透析法(2)とによって処理した後、(3)得られる
生成水(脱塩水)を混合して生活用水を製造した。な
お、原水は、予め砂ろ過器によってろ過し、懸独物を除
去して実施した。
【0022】(1)逆浸透法 塩排除率 98.5%の酢酸セルローズ系の非対称構造
の平膜をスパイラル状にした有効面積24m2のモジュ
ールを用いて脱塩した。得られた生成水中のTDSは6
ppmであり、ミネラル分が殆ど除去された水が得られ
た。生成量は1m3/hrであった。
【0023】(2)電気透析法 徳山曹達(株)の陽イオン交換膜(NEOSEPTA CMX)と
硝酸イオン選択透過性の陰イオン交換膜(NEOSEPTA AN
R-2)を対にして脱塩した。
【0024】電気透析層は、有効通電面積20cm2
膜を10対組み込んだものを用いた。上記した塩水(原
水)の脱塩は、部分循環方式によって脱塩水を抜き出し
ながら2mA/cm2の電流密度で脱塩を実施した。得
られた脱塩水中の硝酸イオンは52ppmで、TDSは
540ppmであった。脱塩水の生成量は、0.5m3
/hrであった。なお、脱塩に要する電気エネルギーは
0.3KwH/m3であった。
【0025】(3)生活用水の製造 上記した逆浸透膜法と電気透析法とより生成する脱塩水
を混合して1.5m3/hrの用水を得た。この混合液
中には、硝酸イオン電極を設けて硝酸イオンを検知し、
また電導度計によってモニター、電気透析槽からの生成
水と逆浸透膜装置からの供給量を制御した。その結果、
生成水中の硝酸イオン濃度を50ppm以下に保ち、電
導度を50μs以上900μsの間にある生成水を得る
ことが出来た。一例を示すと、硝酸イオン濃度は17p
pmで、電導度は450μsであり、TDSは185p
pmであった。なお、原水中の硝酸イオンを始め全ての
イオン種の濃度が上昇したときは、電気透析槽をそのま
まにして運転し逆浸透膜装置の操作圧力を増加して逆浸
透膜装置からの生成水の量を増し、これを電気透析槽か
ら得られた水と混合した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセスを示す模式図である。
【符号の説明】
1.井戸 2.タンク 3.前処理工程 4.電気透析槽 5.混合タンク 6.逆浸透装置 7.モニター装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C02F 9/00 Z 7446−4D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硝酸イオンを含む希薄な塩水溶液を別途に
    (1)逆浸透膜法による脱塩と(2)硝酸イオンを選択
    的に透過するイオン交換膜を用いた電気透析法による脱
    塩とに供し、それぞれ得られる脱塩水を混合するにあた
    り、該混合水の硝酸イオンを50ppm以下かつ電導度
    を50μs以上にモニターして制御することを特徴とす
    る生活用水の製造方法。
JP15936792A 1992-06-18 1992-06-18 生活用水の製造方法 Expired - Fee Related JP2723422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15936792A JP2723422B2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 生活用水の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15936792A JP2723422B2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 生活用水の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06339A true JPH06339A (ja) 1994-01-11
JP2723422B2 JP2723422B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=15692292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15936792A Expired - Fee Related JP2723422B2 (ja) 1992-06-18 1992-06-18 生活用水の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2723422B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100390007B1 (ko) * 2002-02-05 2003-07-04 주식회사 엔비자인 미네랄이 보존되는 나노여과 정수방법
WO2007145786A1 (en) * 2006-06-13 2007-12-21 Siemens Water Technologies Corp. Method and system for providing potable water
US8114259B2 (en) 2006-06-13 2012-02-14 Siemens Industry, Inc. Method and system for providing potable water
US8277627B2 (en) 2006-06-13 2012-10-02 Siemens Industry, Inc. Method and system for irrigation
US9011660B2 (en) 2007-11-30 2015-04-21 Evoqua Water Technologies Llc Systems and methods for water treatment
US9023185B2 (en) 2006-06-22 2015-05-05 Evoqua Water Technologies Llc Low scale potential water treatment
CN109336309A (zh) * 2018-11-30 2019-02-15 佛山市云米电器科技有限公司 一种水质可控的家用净水装置以及家用纯水机
CN109336306A (zh) * 2018-11-30 2019-02-15 佛山市云米电器科技有限公司 一种部分循环式家用净水装置以及家用纯水机
US10252923B2 (en) 2006-06-13 2019-04-09 Evoqua Water Technologies Llc Method and system for water treatment
US10625211B2 (en) 2006-06-13 2020-04-21 Evoqua Water Technologies Llc Method and system for water treatment
CN113960116A (zh) * 2021-10-21 2022-01-21 常州博瑞电力自动化设备有限公司 换流阀冷却系统离子交换树脂动力学性能测试装置及方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175296U (ja) * 1985-04-17 1986-10-31
JPS63224793A (ja) * 1987-03-14 1988-09-19 Noboru Fujimura ミネラル水の製造方法
JPH02298396A (ja) * 1989-04-28 1990-12-10 Asea Brown Boveri Ag 水処理分野における流水からニトレートを除去するための方法及び装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175296U (ja) * 1985-04-17 1986-10-31
JPS63224793A (ja) * 1987-03-14 1988-09-19 Noboru Fujimura ミネラル水の製造方法
JPH02298396A (ja) * 1989-04-28 1990-12-10 Asea Brown Boveri Ag 水処理分野における流水からニトレートを除去するための方法及び装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100390007B1 (ko) * 2002-02-05 2003-07-04 주식회사 엔비자인 미네랄이 보존되는 나노여과 정수방법
US9592472B2 (en) 2006-06-13 2017-03-14 Evoqua Water Technologies Llc Method and system for irrigation
WO2007145786A1 (en) * 2006-06-13 2007-12-21 Siemens Water Technologies Corp. Method and system for providing potable water
AU2007259267B2 (en) * 2006-06-13 2011-09-22 Evoqua Water Technologies Llc Method and system for providing potable water
US8114259B2 (en) 2006-06-13 2012-02-14 Siemens Industry, Inc. Method and system for providing potable water
US8277627B2 (en) 2006-06-13 2012-10-02 Siemens Industry, Inc. Method and system for irrigation
US10625211B2 (en) 2006-06-13 2020-04-21 Evoqua Water Technologies Llc Method and system for water treatment
US10252923B2 (en) 2006-06-13 2019-04-09 Evoqua Water Technologies Llc Method and system for water treatment
US9023185B2 (en) 2006-06-22 2015-05-05 Evoqua Water Technologies Llc Low scale potential water treatment
US9586842B2 (en) 2006-06-22 2017-03-07 Evoqua Water Technologies Llc Low scale potential water treatment
US9637400B2 (en) 2007-11-30 2017-05-02 Evoqua Water Technologies Llc Systems and methods for water treatment
US9011660B2 (en) 2007-11-30 2015-04-21 Evoqua Water Technologies Llc Systems and methods for water treatment
CN109336309A (zh) * 2018-11-30 2019-02-15 佛山市云米电器科技有限公司 一种水质可控的家用净水装置以及家用纯水机
CN109336306A (zh) * 2018-11-30 2019-02-15 佛山市云米电器科技有限公司 一种部分循环式家用净水装置以及家用纯水机
CN113960116A (zh) * 2021-10-21 2022-01-21 常州博瑞电力自动化设备有限公司 换流阀冷却系统离子交换树脂动力学性能测试装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2723422B2 (ja) 1998-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Al Abdulgader et al. Hybrid ion exchange–Pressure driven membrane processes in water treatment: A review
Banasiak et al. Desalination using electrodialysis as a function of voltage and salt concentration
Arora et al. Use of membrane technology for potable water production
JP3244689B2 (ja) 水を浄化するための電気脱イオン化及び紫外線処理方法
CA2347473C (en) Method and apparatus for preventing scaling in electrodeionization units
EP3634608B1 (en) Water treatment of sodic, high salinity, or high sodium waters for agricultural applications
WO2009073175A2 (en) Systems and methods for water treatment
JP2002509802A (ja) 水処理システム及びpH調節を含む水処理法
EP3375759A1 (en) Method for purifying water as well as plant suitable for said method
GB2249307A (en) Process for purifying water by means of a combination of electrodialysis and reverse osmosis
WO2002026344A1 (en) Purification of produced water from coal seam natural gas wells using ion exchange and reverse osmosis
AU2003248687A1 (en) Methods for reducing boron concentration in high salinity liquid
JP2723422B2 (ja) 生活用水の製造方法
US10766800B2 (en) Removal of nitrates from ground water
Touir et al. The comparison of electrodialysis and nanofiltration in nitrate removal from groundwater
KR20160004063A (ko) 이온교환 장치를 이용한 해수의 황산이온 제거 시스템
JP3587102B2 (ja) 海洋深層水による水の製造方法、海洋深層水の処理方法、その装置
KR20150143062A (ko) 해수 중 음이온 제거 및 탄산이온 전환을 이용한 미네랄 농축수 제조방법
Sillanpaa et al. NOM removal by electrochemical methods
Loh et al. Simultaneous phosphate recovery and sodium removal from brackish aquaculture effluent via diafiltration-nanofiltration process
JPH07299454A (ja) 膜処理装置
JP2002205070A (ja) 海洋深層水からのミネラル水製造方法および製造システム
JP7163274B2 (ja) ヨウ素系物質の取得方法
KR102165767B1 (ko) 미네랄 함량 제어가 가능한 용암해수 미네랄 조정시스템
NL2021733B1 (en) Method for the production of drinking water

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees