JPH06339966A - 熱可塑性ポリカーボネートの発泡方法 - Google Patents
熱可塑性ポリカーボネートの発泡方法Info
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- JPH06339966A JPH06339966A JP3356755A JP35675591A JPH06339966A JP H06339966 A JPH06339966 A JP H06339966A JP 3356755 A JP3356755 A JP 3356755A JP 35675591 A JP35675591 A JP 35675591A JP H06339966 A JPH06339966 A JP H06339966A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/04—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
- C08J9/12—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent
- C08J9/125—Water, e.g. hydrated salts
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- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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- C08J9/02—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by the reacting monomers or modifying agents during the preparation or modification of macromolecules
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて明るい色調を有し、非常に靭性があ
り、優れた気泡構造を有するポリカーボネートの発泡体
及び発泡体の発泡方法を提供する。 【構成】 本発明の方法は随意慣用の添加剤及び/又は
他の熱可塑性樹脂及び/又は衝撃強度改質剤を添加した
熱可塑性芳香族ポリカーボネートに、該ポリカーボネー
トの0.01重量%ないし10重量%、好適には0.1重
量%ないし3重量%のAl2O3(H2O)3を添加混合し
て加熱発泡させることを特徴とする方法であり、及び該
方法により優れた性質を有するポリカーボネート発泡成
形品が得られる。
り、優れた気泡構造を有するポリカーボネートの発泡体
及び発泡体の発泡方法を提供する。 【構成】 本発明の方法は随意慣用の添加剤及び/又は
他の熱可塑性樹脂及び/又は衝撃強度改質剤を添加した
熱可塑性芳香族ポリカーボネートに、該ポリカーボネー
トの0.01重量%ないし10重量%、好適には0.1重
量%ないし3重量%のAl2O3(H2O)3を添加混合し
て加熱発泡させることを特徴とする方法であり、及び該
方法により優れた性質を有するポリカーボネート発泡成
形品が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は極めて明るい色調を有
し、非常に靭性があって、優れた気泡構造を有するポリ
カーボネートの発泡体及び発泡体の発泡方法に関する。
より詳細には、本発明は熱可塑性芳香族ポリカーボネー
トを0.01重量%ないし10重量%、好適には0.1重
量%ないし3重量%のAl2O3(H2O)3と混合し、混
合物を真空を用いることなく220℃ないし320℃の
温度で押出機中で押出して発泡成形品を製造するか、或
いは290℃ないし330℃の温度で真空を用いること
なく射出成形機中で射出成形して発泡成形品を製造する
ことを特徴とする、熱可塑性芳香族ポリカーボネートの
発泡方法に関する。
し、非常に靭性があって、優れた気泡構造を有するポリ
カーボネートの発泡体及び発泡体の発泡方法に関する。
より詳細には、本発明は熱可塑性芳香族ポリカーボネー
トを0.01重量%ないし10重量%、好適には0.1重
量%ないし3重量%のAl2O3(H2O)3と混合し、混
合物を真空を用いることなく220℃ないし320℃の
温度で押出機中で押出して発泡成形品を製造するか、或
いは290℃ないし330℃の温度で真空を用いること
なく射出成形機中で射出成形して発泡成形品を製造する
ことを特徴とする、熱可塑性芳香族ポリカーボネートの
発泡方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高分子量ポリカーボネートの発泡体は既
知(例えばドイツ特許DE−AS1,031,507参
照)である。適当な発泡剤は例えばN2又はCO2のよう
な不活性気体又は分解してCO2を発生する化合物であ
る。
知(例えばドイツ特許DE−AS1,031,507参
照)である。適当な発泡剤は例えばN2又はCO2のよう
な不活性気体又は分解してCO2を発生する化合物であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、熱可塑性ポリカ
ーボネートは完全に乾燥した状態においてのみ充分に処
理でき、或程度の量以上の水分の存在は、分子量の低下
及び膨れ(blister)の生成を招くことが広く知られてい
た[例えばタッシェンブッフ バイエル−クンストスト
ッフェ(Taschenbuch Bayer-Kunststoffe)、2版、1959、1
77頁、プラスチックス テクノロギー(Plastics Technolo
gie)10、1964、32-36頁及び英国特許841,651参
照]。
ーボネートは完全に乾燥した状態においてのみ充分に処
理でき、或程度の量以上の水分の存在は、分子量の低下
及び膨れ(blister)の生成を招くことが広く知られてい
た[例えばタッシェンブッフ バイエル−クンストスト
ッフェ(Taschenbuch Bayer-Kunststoffe)、2版、1959、1
77頁、プラスチックス テクノロギー(Plastics Technolo
gie)10、1964、32-36頁及び英国特許841,651参
照]。
【0004】熱可塑性ポリカーボネートのこのような水
分に対する感受性は、或場合、例えば水分がガラス繊維
の水性サイズ剤として熱可塑性ポリカーボネート中に導
入される場合、又はポリカーボネートから溶剤の残渣を
除去するために水分が加えられ及び引き続いて蒸発押出
機中で溶剤残渣と共に放散される場合には見受けられな
い(米国特許3,577,378、米国特許3,567,8
13及び欧州特許EP−A2−0,300,485参
照)。
分に対する感受性は、或場合、例えば水分がガラス繊維
の水性サイズ剤として熱可塑性ポリカーボネート中に導
入される場合、又はポリカーボネートから溶剤の残渣を
除去するために水分が加えられ及び引き続いて蒸発押出
機中で溶剤残渣と共に放散される場合には見受けられな
い(米国特許3,577,378、米国特許3,567,8
13及び欧州特許EP−A2−0,300,485参
照)。
【0005】
【課題を解決するための手段】ポリカーボネートの起こ
す分解を制御し、熱可塑性ポリカーボネート及びそれか
ら得られる本発明による発泡成形品の機械的及びその他
の性質を大きく損なうことなく発泡が起こるように、A
l2O3(H2O)3の混和及び引き続いてのポリカーボネ
ートとAl2O3(H2O)3の混合物の成形のための操作条
件を選択することが本発明の目的である。これは本発明
の操作条件により始めて達成されたもので、従来の技術
状態から演繹的に導かれることはできないものである。
す分解を制御し、熱可塑性ポリカーボネート及びそれか
ら得られる本発明による発泡成形品の機械的及びその他
の性質を大きく損なうことなく発泡が起こるように、A
l2O3(H2O)3の混和及び引き続いてのポリカーボネ
ートとAl2O3(H2O)3の混合物の成形のための操作条
件を選択することが本発明の目的である。これは本発明
の操作条件により始めて達成されたもので、従来の技術
状態から演繹的に導かれることはできないものである。
【0006】本発明による方法により得られるポリカー
ボネート発泡体は固有の色調が極めて明るく、そして非
常に靭性があり、そして優れた気泡構造を有する。発泡
の度合は、発泡体の製造に慣用されている添加剤の質及
び量により広範囲に制御することができる。
ボネート発泡体は固有の色調が極めて明るく、そして非
常に靭性があり、そして優れた気泡構造を有する。発泡
の度合は、発泡体の製造に慣用されている添加剤の質及
び量により広範囲に制御することができる。
【0007】従って本発明は又熱可塑性芳香族ポリカー
ボネートの発泡におけるAl2O3(H2O)3の使用に関す
る。
ボネートの発泡におけるAl2O3(H2O)3の使用に関す
る。
【0008】本発明は更に本発明による方法により得ら
れるポリカーボネート発泡成形体に関する。
れるポリカーボネート発泡成形体に関する。
【0009】本発明の目的のために用いる熱可塑性芳香
族ポリカーボネートは、ジフェノールとカーボネート供
与体から文献上既知の普通の方法により製造されたポリ
カーボネートである[例えば、H.シュネル(Schnell)、
ケミストリ アンド フィジックス オブ ポリカーボネー
ツ(Chemistry and Physics of Polycarbonates)、インタ
ーサイエンス パブリッシャーズ(Interscience Publish
ers)、New York、1964、米国特許3,028,365及び
ドイツ国公開特許公報3,832,396(LeA26,
344)参照のこと]。
族ポリカーボネートは、ジフェノールとカーボネート供
与体から文献上既知の普通の方法により製造されたポリ
カーボネートである[例えば、H.シュネル(Schnell)、
ケミストリ アンド フィジックス オブ ポリカーボネー
ツ(Chemistry and Physics of Polycarbonates)、インタ
ーサイエンス パブリッシャーズ(Interscience Publish
ers)、New York、1964、米国特許3,028,365及び
ドイツ国公開特許公報3,832,396(LeA26,
344)参照のこと]。
【0010】こうしたポリカーボネートに適当なジフェ
ノールの例を下記に挙げる:ハイドロキノン、レゾルシ
ノール、ジヒドロキシジフェニル類、ビス−(ヒドロキ
シフェニル)−アルカン類、ビス−(ヒドロキシフェニ
ル)−シクロアルカン類、ビス−(ヒドロキシフェニ
ル)−スルフィド類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−
エーテル類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケトン
類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルホン類、ビス
−(ヒドロキシフェニル)−スルホキシド類、α,α'−
ビス−(ヒドロキシフェニル)−ジイソプロピルベンゼ
ン類及び核がアルキル化又はハロゲン化されている上記
の誘導体。
ノールの例を下記に挙げる:ハイドロキノン、レゾルシ
ノール、ジヒドロキシジフェニル類、ビス−(ヒドロキ
シフェニル)−アルカン類、ビス−(ヒドロキシフェニ
ル)−シクロアルカン類、ビス−(ヒドロキシフェニ
ル)−スルフィド類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−
エーテル類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケトン
類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルホン類、ビス
−(ヒドロキシフェニル)−スルホキシド類、α,α'−
ビス−(ヒドロキシフェニル)−ジイソプロピルベンゼ
ン類及び核がアルキル化又はハロゲン化されている上記
の誘導体。
【0011】好適なジフェノールの例を下記に挙げる:
4,4−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,4−ビス−(4
−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,1−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピ
ルベンゼン、2,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3−クロロ
−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビス−(3,
5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−メタン、
2,2−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
−プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−スルホン、2,4−ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、
2,4−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビス−
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン及び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン。
4,4−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,4−ビス−(4
−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、1,1−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピ
ルベンゼン、2,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3−クロロ
−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビス−(3,
5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−メタン、
2,2−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
−プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−スルホン、2,4−ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、
2,4−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビス−
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン及び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン。
【0012】特に好適なジフェノールの例を下記に挙げ
る:2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−
ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)
−プロパン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−シクロヘキサン及び1,1−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン。
る:2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパン、2,2−ビス−(3,5−ジク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−
ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)
−プロパン、1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−シクロヘキサン及び1,1−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン。
【0013】ジフェノールは単独で又は他のものとの混
合物として使用してもよく、単独重合ポリカーボネート
及び共重合ポリカーボネートとして使用することもでき
る。ジフェノールは文献上既知であり、又は文献上既知
の方法により背することができる。
合物として使用してもよく、単独重合ポリカーボネート
及び共重合ポリカーボネートとして使用することもでき
る。ジフェノールは文献上既知であり、又は文献上既知
の方法により背することができる。
【0014】ジフェノールのモル数を基準として少量
の、好適には0.05ないし2.0モル%の三官能性又は
より多官能性の化合物、特に三又は三よりは多数のフェ
ノール性ヒドロキシル基を有する化合物を混和すること
もできる。三又は三よりは多数のフェノール性ヒドロキ
シル基を有する適当な化合物の幾つかを下記に挙げる:
フロログルシノール、4,6−ジメチル−2,4,6−ト
リ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプテン−2、4,
6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−ヘプタン、1,3,5−トリ−(4−ヒドロキシ
フェニル)−ベンゼン、1,1,1−トリ−(4−ヒドロ
キシフェニル)−エタン、トリ−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−フェニルメタン、2,2−ビス−[4,4−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキシル]−プ
ロパン、2,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル−イ
ソプロピル)−フェノール、2,6−ビス−(2−ヒド
ロキシ−5'−メチル−ベンジル)−4−メチルフェノ
ール、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(3,4
−ジヒドロキシフェニル)−プロパン、ヘキサ−(4−
(4−ヒドロキシフェニル−イソプロピル)−フェニ
ル)−オルト−テレフタル酸エステル、テトラ−(4−
ヒドロキシフェニル)−メタン、テトラ(4−(4−ヒ
ドロキシフェニル−イソプロピル)−フェノキシ)−メ
タン及び1,4−ビス−(4',4"−ジヒドロキシトリフ
ェニル)−メチル−ベンゼン。
の、好適には0.05ないし2.0モル%の三官能性又は
より多官能性の化合物、特に三又は三よりは多数のフェ
ノール性ヒドロキシル基を有する化合物を混和すること
もできる。三又は三よりは多数のフェノール性ヒドロキ
シル基を有する適当な化合物の幾つかを下記に挙げる:
フロログルシノール、4,6−ジメチル−2,4,6−ト
リ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプテン−2、4,
6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−ヘプタン、1,3,5−トリ−(4−ヒドロキシ
フェニル)−ベンゼン、1,1,1−トリ−(4−ヒドロ
キシフェニル)−エタン、トリ−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−フェニルメタン、2,2−ビス−[4,4−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキシル]−プ
ロパン、2,4−ビス−(4−ヒドロキシフェニル−イ
ソプロピル)−フェノール、2,6−ビス−(2−ヒド
ロキシ−5'−メチル−ベンジル)−4−メチルフェノ
ール、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(3,4
−ジヒドロキシフェニル)−プロパン、ヘキサ−(4−
(4−ヒドロキシフェニル−イソプロピル)−フェニ
ル)−オルト−テレフタル酸エステル、テトラ−(4−
ヒドロキシフェニル)−メタン、テトラ(4−(4−ヒ
ドロキシフェニル−イソプロピル)−フェノキシ)−メ
タン及び1,4−ビス−(4',4"−ジヒドロキシトリフ
ェニル)−メチル−ベンゼン。
【0015】2,4−ビス−ジヒドロキシ安息香酸、ト
リメシン酸、シアヌル酸塩化物及び3,3−ビス−(3
−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソ−
2,3−ジヒドロインドールも架橋剤として使用するこ
とができる。
リメシン酸、シアヌル酸塩化物及び3,3−ビス−(3
−メチル−4−ヒドロキシフェニル)−2−オキソ−
2,3−ジヒドロインドールも架橋剤として使用するこ
とができる。
【0016】使用されるジフェノールの量を基準として
随意使用される0.05ないし2モル%の架橋剤は、ジ
フェノール及び分子量調節剤と共に水性アルカリ相中に
導入されるか、又はホスゲン化の前に有機溶剤に溶解し
た溶液として添加することができる。
随意使用される0.05ないし2モル%の架橋剤は、ジ
フェノール及び分子量調節剤と共に水性アルカリ相中に
導入されるか、又はホスゲン化の前に有機溶剤に溶解し
た溶液として添加することができる。
【0017】既知の化合物が分子量調節剤として本方法
に適当であり、特にモノフェノールが上げられる。
に適当であり、特にモノフェノールが上げられる。
【0018】本発明による芳香族ポリカーボネートは
5,000ないし50,000、好適には15,000な
いし35,000の重量平均分子量(ゲル透過クロマト
グラフィーにより測定)を有さなければならない。
5,000ないし50,000、好適には15,000な
いし35,000の重量平均分子量(ゲル透過クロマト
グラフィーにより測定)を有さなければならない。
【0019】従って溶液の粘度はジクロロメタン中
(0.5g/100ml)で測定して1.15ないし1.
35である。本発明の目的に用いる熱可塑性芳香族ポリ
カーボネートは熱可塑性芳香族ポリエステルポリカーボ
ネート、換言すれば、最高限50モル%のカーボネート
構造単位が既知の方式で芳香族ジカルボン酸エステル単
位により置換されている“ポリカーボネート”を含んで
いる。
(0.5g/100ml)で測定して1.15ないし1.
35である。本発明の目的に用いる熱可塑性芳香族ポリ
カーボネートは熱可塑性芳香族ポリエステルポリカーボ
ネート、換言すれば、最高限50モル%のカーボネート
構造単位が既知の方式で芳香族ジカルボン酸エステル単
位により置換されている“ポリカーボネート”を含んで
いる。
【0020】適当な芳香族ジカルボン酸の例を下記に挙
げる:オルトフタル酸、イソフタル酸、tert−ブチ
ルイソフタル酸、3,3'−ジフェニルジカルボン酸、
4,4'−ジフェニルジカルボン酸、4,4'−ジフェニル
エーテルジカルボン酸、4,4'−ベンゾフェノンジカル
ボン酸、3,4'−ベンゾフェノンジカルボン酸、4,4'
−ジフェニルスルホンジカルボン酸、2,2'−ビス−
(4−カルボキシフェニル)−プロパン及びトリメチル
−3−フェニルインダン−4,5'−ジカルボン酸。芳香
族ジカルボン酸中で、テレフタル酸及び/又はイソフタ
ル酸を使用することが特に好適である。
げる:オルトフタル酸、イソフタル酸、tert−ブチ
ルイソフタル酸、3,3'−ジフェニルジカルボン酸、
4,4'−ジフェニルジカルボン酸、4,4'−ジフェニル
エーテルジカルボン酸、4,4'−ベンゾフェノンジカル
ボン酸、3,4'−ベンゾフェノンジカルボン酸、4,4'
−ジフェニルスルホンジカルボン酸、2,2'−ビス−
(4−カルボキシフェニル)−プロパン及びトリメチル
−3−フェニルインダン−4,5'−ジカルボン酸。芳香
族ジカルボン酸中で、テレフタル酸及び/又はイソフタ
ル酸を使用することが特に好適である。
【0021】適当なジフェノールはポリカーボネートの
製造に関連して上記に述べたようなものである。
製造に関連して上記に述べたようなものである。
【0022】分枝剤及びモノフェノール系連鎖停止剤に
ついても同様のことが言えるが、この場合には芳香族モ
ノカルボン酸も例えば酸塩化物又はエステルの形状で使
用することができる。
ついても同様のことが言えるが、この場合には芳香族モ
ノカルボン酸も例えば酸塩化物又はエステルの形状で使
用することができる。
【0023】炭酸エステルは使用される製造方法に依存
して、即ち相界面重縮合法又は無溶剤(solevent-free)
エステル交換法のいずれがポリエステルカーボネートの
製造に使用されるかに依存して、COCl2との反応に
より、又はジフェニルカーボネートを経由した反応によ
りポリエステルカーボネート中に誘導される。
して、即ち相界面重縮合法又は無溶剤(solevent-free)
エステル交換法のいずれがポリエステルカーボネートの
製造に使用されるかに依存して、COCl2との反応に
より、又はジフェニルカーボネートを経由した反応によ
りポリエステルカーボネート中に誘導される。
【0024】同様のことが芳香族ジカルボン酸にも該等
する;それらは二相界面法においてジカルボン酸ジクロ
リドとして使用されるか、又は無溶剤エステル交換反応
においてジフェニルカーボネートカルボン酸ジエステル
として使用される。モノカルボン酸が連鎖停止剤として
使用される場合も同じことがいえる。
する;それらは二相界面法においてジカルボン酸ジクロ
リドとして使用されるか、又は無溶剤エステル交換反応
においてジフェニルカーボネートカルボン酸ジエステル
として使用される。モノカルボン酸が連鎖停止剤として
使用される場合も同じことがいえる。
【0025】本発明により発泡されるポリエステルカー
ボネートの製造は、既述のように既知の製造方法によ
り、例えば相界面方法又は無溶剤エステル交換方法によ
り行われる。
ボネートの製造は、既述のように既知の製造方法によ
り、例えば相界面方法又は無溶剤エステル交換方法によ
り行われる。
【0026】即ち、発泡されるポリエステルカーボネー
トは直鎖状であってもよく、或いは既知の方法で枝分か
れしたものであってもよい。
トは直鎖状であってもよく、或いは既知の方法で枝分か
れしたものであってもよい。
【0027】本発明による芳香族ポリエステルカーボネ
ートは平均値として5000ないし50,000、好適
には15,000ないし35,000の重量平均分子量M
w(ゲル透過クロマトグラフィーによる測定)を有す
る。
ートは平均値として5000ないし50,000、好適
には15,000ないし35,000の重量平均分子量M
w(ゲル透過クロマトグラフィーによる測定)を有す
る。
【0028】溶液粘度はジクロロメタン中(0.5g/
100ml)で測定して1.15ないし1.35である。
100ml)で測定して1.15ないし1.35である。
【0029】本発明により発泡されるポリエステルカー
ボネート中のカーボネート単位対芳香族ジカルボン酸単
位のモル比は少なくとも50:50、好適には75:2
5、特に90:10である。換言すれば、本発明により
発泡されるポリエステルカーボネート中において、カー
ボネート構造単位はCO2の給源として重量的に過重に
存在する。
ボネート中のカーボネート単位対芳香族ジカルボン酸単
位のモル比は少なくとも50:50、好適には75:2
5、特に90:10である。換言すれば、本発明により
発泡されるポリエステルカーボネート中において、カー
ボネート構造単位はCO2の給源として重量的に過重に
存在する。
【0030】本発明によって使用されるAl2O3(H
2O)3はそれ自体文献上既知の物質である。
2O)3はそれ自体文献上既知の物質である。
【0031】本発明による発泡方法は、補強材料、例え
ばガラス繊維、及び/又は成核剤及び/又は難燃剤及び
/又は離型剤及び/又は染料及び/又は顔料、例えばル
チル又はカーボンブラック、及び/又は熱、UV照射及
び湿気に対する安定剤のような、発泡体の製造に慣用的
に使用されている添加剤を添加して行うことができる。
ばガラス繊維、及び/又は成核剤及び/又は難燃剤及び
/又は離型剤及び/又は染料及び/又は顔料、例えばル
チル又はカーボンブラック、及び/又は熱、UV照射及
び湿気に対する安定剤のような、発泡体の製造に慣用的
に使用されている添加剤を添加して行うことができる。
【0032】本発明は又常用の添加剤の添加後、熱可塑
性芳香族ポリカーボネートを、0.01重量%ないし1
0重量%、好適には0.1重量%ないし3重量%のAl2
O3(H2O)3と混合して、真空を用いることなく220
℃ないし320℃の温度で押出機中で押出して発泡成形
品を製造するか、又は290℃ないし330℃の温度で
真空を使用せずに射出成形機中で射出成形して発泡成形
品を製造することを特徴とする、慣用の添加剤を含む熱
可塑性芳香族ポリカーボネートの発泡に関する。
性芳香族ポリカーボネートを、0.01重量%ないし1
0重量%、好適には0.1重量%ないし3重量%のAl2
O3(H2O)3と混合して、真空を用いることなく220
℃ないし320℃の温度で押出機中で押出して発泡成形
品を製造するか、又は290℃ないし330℃の温度で
真空を使用せずに射出成形機中で射出成形して発泡成形
品を製造することを特徴とする、慣用の添加剤を含む熱
可塑性芳香族ポリカーボネートの発泡に関する。
【0033】本発明は更に本発明によるこの方法によっ
て得ることができる、添加剤を含有するポリカーボネー
ト発泡成形品に関する。
て得ることができる、添加剤を含有するポリカーボネー
ト発泡成形品に関する。
【0034】本発明による方法は、発泡されるポリカー
ボネートに他の熱可塑性樹脂、好適には熱可塑性ポリア
ルキレンテレフタレート、ABS重合体、SAN重合体
及びポリオレフィンを、各場合共ポリカーボネートの重
量を基準として最大限100重量%の量まで添加できる
ということにより、更に用途を拡大することができる。
ボネートに他の熱可塑性樹脂、好適には熱可塑性ポリア
ルキレンテレフタレート、ABS重合体、SAN重合体
及びポリオレフィンを、各場合共ポリカーボネートの重
量を基準として最大限100重量%の量まで添加できる
ということにより、更に用途を拡大することができる。
【0035】発泡方法はこれらの他の熱可塑性樹脂の存
在により妨害されない。
在により妨害されない。
【0036】かくして本発明は最大限等重量の他の熱可
塑性樹脂と混合された熱可塑性芳香族ポリカーボネート
が本発明の方法により発泡されることを特徴とする、最
大限等重量の他の熱可塑性樹脂と混合された熱可塑性芳
香族ポリカーボネートの発泡にも関する。
塑性樹脂と混合された熱可塑性芳香族ポリカーボネート
が本発明の方法により発泡されることを特徴とする、最
大限等重量の他の熱可塑性樹脂と混合された熱可塑性芳
香族ポリカーボネートの発泡にも関する。
【0037】この場合にも既述の通常の添加剤を含むこ
とができる。
とができる。
【0038】更に本発明は他の熱可塑性樹脂及び随意慣
用の添加剤を含む、本発明による方法によって得られる
ようなポリカーボネート発泡体に関する。
用の添加剤を含む、本発明による方法によって得られる
ようなポリカーボネート発泡体に関する。
【0039】本発明に従って発泡されたポリカーボネー
トには、例えば水素化ブタジエン−スチレン共重合体又
はアクリレートグラフトゴムのような既知の衝撃強度改
質剤を、通常の量で、好適にはポリカーボネートの重量
を基準にして最高10重量%の量まで添加することがで
きる。
トには、例えば水素化ブタジエン−スチレン共重合体又
はアクリレートグラフトゴムのような既知の衝撃強度改
質剤を、通常の量で、好適にはポリカーボネートの重量
を基準にして最高10重量%の量まで添加することがで
きる。
【0040】従って本発明は、発泡が行われる前に、ポ
リカーボネートの重量を基準として最高10重量%の量
まで衝撃強度改質剤がポリカーボネートに添加されるこ
とを特徴とする、今まで記載された総ての変形法を含め
た熱可塑性芳香族ポリカーボネートの発泡に関する。
リカーボネートの重量を基準として最高10重量%の量
まで衝撃強度改質剤がポリカーボネートに添加されるこ
とを特徴とする、今まで記載された総ての変形法を含め
た熱可塑性芳香族ポリカーボネートの発泡に関する。
【0041】本発明は又本方法により得られるポリカー
ボネート発泡成形品に関する。
ボネート発泡成形品に関する。
【0042】本発明により使用される熱可塑性ポリアル
キレンテレフタレートの例は、エチレングリコール、プ
ロパンジオール−(1,3)、ブタンジオール−(1,
4)、ヘキサンジオール−(1,6)及び1,4−ビス−
ヒドロキシメチルシクロヘキサンを基剤としたものを含
んでいる。これらのポリアルキレングリコールテレフタ
レートの分子量(Mw)は10,000ないし80,00
0である。ポリアルキレングリコールテレフタレートは
既知の方法により、例えばテレフタル酸ジアルキルエス
テルと対応するジオールからエステル交換により得るこ
とができる。例えばテレフタル酸の低級アルキルエステ
ル、好適にはジメチルエステルを出発物質として使用す
ることができ、そしてこれを適当な触媒の存在において
過剰のジオールでエステル化してテレフタル酸のビスヒ
ドロキシアルキルエステルが製造される。この方法にお
いて、温度は初期の140℃から210−220℃に上
げられる。遊離したアルコールは留去される。次いで縮
合が210−280℃の温度で行われ、その際圧力は段
階的に1トル以下にまで下げられ、それによって過剰の
ジオールが留去される。
キレンテレフタレートの例は、エチレングリコール、プ
ロパンジオール−(1,3)、ブタンジオール−(1,
4)、ヘキサンジオール−(1,6)及び1,4−ビス−
ヒドロキシメチルシクロヘキサンを基剤としたものを含
んでいる。これらのポリアルキレングリコールテレフタ
レートの分子量(Mw)は10,000ないし80,00
0である。ポリアルキレングリコールテレフタレートは
既知の方法により、例えばテレフタル酸ジアルキルエス
テルと対応するジオールからエステル交換により得るこ
とができる。例えばテレフタル酸の低級アルキルエステ
ル、好適にはジメチルエステルを出発物質として使用す
ることができ、そしてこれを適当な触媒の存在において
過剰のジオールでエステル化してテレフタル酸のビスヒ
ドロキシアルキルエステルが製造される。この方法にお
いて、温度は初期の140℃から210−220℃に上
げられる。遊離したアルコールは留去される。次いで縮
合が210−280℃の温度で行われ、その際圧力は段
階的に1トル以下にまで下げられ、それによって過剰の
ジオールが留去される。
【0043】本発明によって使用される熱可塑性ABS
重合体はゴム上に、スチレン及びメタクリル酸メチルか
ら選択された単量体、或いは95−50重量%のスチレ
ン、α−メチルスチレン、メタクリル酸メチル又はそれ
らの混合物、及び5−50重量%のアクリルニトリル、
メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、N−置換マレイ
ンイミド又はそれらの混合物から成る単量体混合物のい
ずれかがグラフト重合しているグラフト重合体である。
適当なゴムは特にブタジエン、最高30重量%の共重合
したスチレンを含むブタジエン/スチレン共重合体、ブ
タジエンと最高20重量%のアクリルニトリルとの共重
合体又はブタジエンと最高20重量%のアクリル−又は
メタクリル酸の低級アルキルエステル(例えばアクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル及び
メタクリル酸エチル)の共重合体との共重合体である。
重合体はゴム上に、スチレン及びメタクリル酸メチルか
ら選択された単量体、或いは95−50重量%のスチレ
ン、α−メチルスチレン、メタクリル酸メチル又はそれ
らの混合物、及び5−50重量%のアクリルニトリル、
メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、N−置換マレイ
ンイミド又はそれらの混合物から成る単量体混合物のい
ずれかがグラフト重合しているグラフト重合体である。
適当なゴムは特にブタジエン、最高30重量%の共重合
したスチレンを含むブタジエン/スチレン共重合体、ブ
タジエンと最高20重量%のアクリルニトリルとの共重
合体又はブタジエンと最高20重量%のアクリル−又は
メタクリル酸の低級アルキルエステル(例えばアクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル及び
メタクリル酸エチル)の共重合体との共重合体である。
【0044】グラフト共重合体は5−80重量%、特に
20−70重量%のゴム、及び95−20重量%、特に
80−30重量%のグラフト重合した単量体を含む。ゴ
ムはこれらのグラフト共重合体内に、平均粒径0.09
ないし5μm、特に0.1ないし1μmを有する部分的
に架橋した粒子の形状で存在している。かようなグラフ
ト共重合体はグラフトされるゴムの存在において、スチ
レン、α−メチルスチレン、アクリルニトリル、メタク
リル酸メチル及び無水マレイン酸から選択された単量体
のラジカル グラフト共重合により製造され、それらは
総て既知の化合物である。かようなグラフト共重合体の
好適な製造方法は乳化重合、溶液重合、塊状重合及び懸
濁重合である。
20−70重量%のゴム、及び95−20重量%、特に
80−30重量%のグラフト重合した単量体を含む。ゴ
ムはこれらのグラフト共重合体内に、平均粒径0.09
ないし5μm、特に0.1ないし1μmを有する部分的
に架橋した粒子の形状で存在している。かようなグラフ
ト共重合体はグラフトされるゴムの存在において、スチ
レン、α−メチルスチレン、アクリルニトリル、メタク
リル酸メチル及び無水マレイン酸から選択された単量体
のラジカル グラフト共重合により製造され、それらは
総て既知の化合物である。かようなグラフト共重合体の
好適な製造方法は乳化重合、溶液重合、塊状重合及び懸
濁重合である。
【0045】本発明によって使用される熱可塑性SAN
重合体は95−50重量部のスチレン、α−メチルスチ
レン、又はメタクリル酸メチル又はそれらの混合物、及
び5−50重量部のアクリルニトリル、メタクリロニト
リル、メタクリル酸メチル又はそれらの混合物の共重合
体である。これらの共重合体中で、約80−60重量%
のスチレン及び20−40重量%のアクリルニトリルか
ら得られた生成物、及び類似したα−メチルスチレンの
共重合体が特に好適である。
重合体は95−50重量部のスチレン、α−メチルスチ
レン、又はメタクリル酸メチル又はそれらの混合物、及
び5−50重量部のアクリルニトリル、メタクリロニト
リル、メタクリル酸メチル又はそれらの混合物の共重合
体である。これらの共重合体中で、約80−60重量%
のスチレン及び20−40重量%のアクリルニトリルか
ら得られた生成物、及び類似したα−メチルスチレンの
共重合体が特に好適である。
【0046】本発明により使用されるポリオレフィンは
例えばエチレン、プロピレン、ブチレン又はイソブチエ
レンのような脂肪族の不飽和炭化水素の重合体であり、
それらは慣用の方法、例えばラジカル重合によって得ら
れ、そして1000ないし3,000,000の重量平均
分子量(ゲルクロマトグラフィーにより測定)を有す
る。高圧ポリオレフィン及び低圧ポリオレフィンの両者
が使用できる。不飽和炭化水素は又既知の方法により他
のビニル単量体、例えば酢酸ビニルと共重合することも
できる。
例えばエチレン、プロピレン、ブチレン又はイソブチエ
レンのような脂肪族の不飽和炭化水素の重合体であり、
それらは慣用の方法、例えばラジカル重合によって得ら
れ、そして1000ないし3,000,000の重量平均
分子量(ゲルクロマトグラフィーにより測定)を有す
る。高圧ポリオレフィン及び低圧ポリオレフィンの両者
が使用できる。不飽和炭化水素は又既知の方法により他
のビニル単量体、例えば酢酸ビニルと共重合することも
できる。
【0047】個々の成分、即ちポリカーボネート、Al
2O3(H2O)3、通常の添加剤、他の熱可塑性樹脂及び/
又は衝撃強度改質剤の予備混合は既知の方法で室温で行
うことができる。
2O3(H2O)3、通常の添加剤、他の熱可塑性樹脂及び/
又は衝撃強度改質剤の予備混合は既知の方法で室温で行
うことができる。
【0048】本発明による発泡は通常の装置により行わ
れる。
れる。
【0049】本発明により得られる発泡体は任意の成形
品として成形するすることができ、又は発泡後必要な寸
法及び形状に裁断することができる。
品として成形するすることができ、又は発泡後必要な寸
法及び形状に裁断することができる。
【0050】本発明により得られる成形発泡体は、灯
火、容器又は事務機用の大表面のカバーの製造、又は大
表面の戸棚製作用機素の製造のための成形部品として有
利に使用することができる。
火、容器又は事務機用の大表面のカバーの製造、又は大
表面の戸棚製作用機素の製造のための成形部品として有
利に使用することができる。
【0051】
【実施例1】30重量%の短繊維グラスファイバー(E
−ガラス)含量を有する、87.5重量%の分子量Mw
約30,000の2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパンのホモポリカーボネート、10重量%の
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
と2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパンの共重合ポリカーボネートから成る
ポリカーボネートと、顔料07/394(TiO2及び
カーボンブラックの混合物)を2%、及びAl2O3(H2
O)3を0.5重量%混合した混合物を押出す。押出は1
Dの一定のピッチ、D=37mmのスクリュー直径、L
=25のスクリュー長さ及び1:2.5のピッチ比[取
り出し(ejection)区分/取り入れ(intake)区分]を有す
る三区分(three-zone)一軸スクリュー押出機を用いて押
出しを行った。各区分の温度は270℃、250℃及び
230℃であった。発泡は寸法規制を行うことなく自由
発泡の条件下で実施された。0.65g/cm3の密度を
有する微細な気孔を持った独立気泡発泡体が得られた。
−ガラス)含量を有する、87.5重量%の分子量Mw
約30,000の2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパンのホモポリカーボネート、10重量%の
2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
と2,2−ビス−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパンの共重合ポリカーボネートから成る
ポリカーボネートと、顔料07/394(TiO2及び
カーボンブラックの混合物)を2%、及びAl2O3(H2
O)3を0.5重量%混合した混合物を押出す。押出は1
Dの一定のピッチ、D=37mmのスクリュー直径、L
=25のスクリュー長さ及び1:2.5のピッチ比[取
り出し(ejection)区分/取り入れ(intake)区分]を有す
る三区分(three-zone)一軸スクリュー押出機を用いて押
出しを行った。各区分の温度は270℃、250℃及び
230℃であった。発泡は寸法規制を行うことなく自由
発泡の条件下で実施された。0.65g/cm3の密度を
有する微細な気孔を持った独立気泡発泡体が得られた。
【0052】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
である。
【0053】1.熱可塑性芳香族ポリカーボネートを
0.01重量%ないし10重量%、好適には0.1重量%
ないし3重量%のAl2O3(H2O)3と混合し、混合物
を真空を用いることなく220℃ないし320℃の温度
で押出機中で押出して発泡成形品を製造するか、或いは
真空を用いることなく290℃ないし330℃の温度で
射出成形機中で射出成形して発泡成形品を製造すること
を特徴とする、熱可塑性芳香族ポリカーボネートの発泡
方法。
0.01重量%ないし10重量%、好適には0.1重量%
ないし3重量%のAl2O3(H2O)3と混合し、混合物
を真空を用いることなく220℃ないし320℃の温度
で押出機中で押出して発泡成形品を製造するか、或いは
真空を用いることなく290℃ないし330℃の温度で
射出成形機中で射出成形して発泡成形品を製造すること
を特徴とする、熱可塑性芳香族ポリカーボネートの発泡
方法。
【0054】2.熱可塑性芳香族ポリカーボネートの発
泡にAl2O3(H2O)3を使用すること。
泡にAl2O3(H2O)3を使用すること。
【0055】3.上記1に記載の方法により得られるポ
リカーボネートの発泡成形品。
リカーボネートの発泡成形品。
【0056】4.熱可塑性芳香族ポリカーボネートが通
常の添加剤の添加後に発泡されることを特徴とする、上
記1に記載の方法。
常の添加剤の添加後に発泡されることを特徴とする、上
記1に記載の方法。
【0057】5.上記4に記載の方法により得られる、
添加剤を含有するポリカーボネート成形品。
添加剤を含有するポリカーボネート成形品。
【0058】6.熱可塑性ポリカーボネートを最大限等
重量の他の熱可塑性樹脂と混合して発泡することを特徴
とする、上記1及び4に記載の方法。
重量の他の熱可塑性樹脂と混合して発泡することを特徴
とする、上記1及び4に記載の方法。
【0059】7.更に他の熱可塑性樹脂及び随意通常の
添加剤を含んで成る、上記6に記載の方法によって得ら
れるポリカーボネートの発泡成形品。
添加剤を含んで成る、上記6に記載の方法によって得ら
れるポリカーボネートの発泡成形品。
【0060】8.発泡が行われる前に、ポリカーボネー
トの重量を基準として最大限10重量%の量の衝撃強度
改質剤をポリカーボネートに添加することを特徴とす
る、上記1、4及び6に記載の方法。
トの重量を基準として最大限10重量%の量の衝撃強度
改質剤をポリカーボネートに添加することを特徴とす
る、上記1、4及び6に記載の方法。
【0061】9.上記8に記載の方法によって得られる
ポリカーボネートの発泡成形品。
ポリカーボネートの発泡成形品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 69:00 (72)発明者 クラウス・キルヒヤー ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・アルフレート−クビン−シユトラ ーセ2 (72)発明者 クラウス・ホルン ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエルト 1・ボーデルシユビングシユトラーセ12 (72)発明者 ヨハン・ピオンテク ドイツ連邦共和国デー4047ドルマーゲン・ プフアウエンシユトラーセ37 (72)発明者 ブルクハルト・ケーラー ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエルト 11・ミユンデルハイマーシユトラーセ94 (72)発明者 ボルフガング・エベルト ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエルト 1・デルペルホフシユトラーセ31
Claims (4)
- 【請求項1】 熱可塑性芳香族ポリカーボネートを0.
01重量%ないし10重量%のAl2O3(H2O)3と混
合し、混合物を真空を用いることなく220℃ないし3
20℃の温度で押出機中で押出して発泡成形品を製造す
るか、或いは真空を用いることなく290℃ないし33
0℃の温度で射出成形機中で射出成形して発泡成形品を
製造することを特徴とする、熱可塑性芳香族ポリカーボ
ネートの発泡方法。 - 【請求項2】 熱可塑性芳香族ポリカーボネートが通常
の添加剤の添加後に発泡されることを特徴とする、請求
項1に記載の方法。 - 【請求項3】 熱可塑性ポリカーボネートを最大限等重
量の他の熱可塑性樹脂と混合して発泡することを特徴と
する、請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 発泡が行われる前に、ポリカーボネート
の重量を基準として最大限10重量%の量の衝撃強度改
質剤をポリカーボネートに添加することを特徴とする、
請求項1、2又は3に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4100201.6 | 1991-01-05 | ||
DE4100201A DE4100201A1 (de) | 1991-01-05 | 1991-01-05 | Verfahren zum verschaeumen von thermoplastischen polycarbonaten |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06339966A true JPH06339966A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=6422603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3356755A Pending JPH06339966A (ja) | 1991-01-05 | 1991-12-26 | 熱可塑性ポリカーボネートの発泡方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5308558A (ja) |
EP (1) | EP0494441A1 (ja) |
JP (1) | JPH06339966A (ja) |
DE (1) | DE4100201A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023190679A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | マクセル株式会社 | 押出発泡シート並びに押出発泡シートの検査方法及び検査装置 |
Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
US5314925A (en) * | 1992-12-03 | 1994-05-24 | General Electric Company | Use of polytetrafluoroethylene resins as a nucleating agent for foam molded thermoplastics |
DE10052873A1 (de) * | 2000-08-23 | 2002-03-07 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von Polycarbonat und Produkten daraus |
US7887909B2 (en) * | 2007-07-26 | 2011-02-15 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Light transmissive foamed polymer sheet and methods for making the same |
US8859091B2 (en) * | 2008-11-20 | 2014-10-14 | Sabic Global Technologies B.V. | Colored diffusion sheets, methods of manufacture thereof and articles comprising the same |
DE102009035807A1 (de) * | 2009-08-01 | 2011-02-03 | Bayer Materialscience Ag | Verbesserte Haftung zwischen Thermoplasten und Polyurethan |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE532543A (ja) * | 1953-10-16 | |||
GB841652A (en) * | 1958-02-28 | 1960-07-20 | Ici Ltd | Production of filaments, films and other shaped articles |
DE2400086A1 (de) * | 1973-01-02 | 1974-07-04 | Gen Electric | Schaeumbares polykarbonatharz |
DE1201991C2 (de) * | 1964-03-12 | 1979-03-01 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Herstellen von glasfaserhaltigem granulat aus hochmolekularen, thermoplastisschen polycarbonaten |
US3567813A (en) * | 1968-07-11 | 1971-03-02 | Gen Electric | Process for preparing color and melt viscosity stable polycarbonate resins |
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