JPH0633980B2 - 管束式熱交換器を圧力パルス清掃する方法 - Google Patents

管束式熱交換器を圧力パルス清掃する方法

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JPH0633980B2 JP26050986A JP26050986A JPH0633980B2 JP H0633980 B2 JPH0633980 B2 JP H0633980B2 JP 26050986 A JP26050986 A JP 26050986A JP 26050986 A JP26050986 A JP 26050986A JP H0633980 B2 JPH0633980 B2 JP H0633980B2
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【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、熱交換器容器の底に蓄積した沈殿物すなわち
「スラッジ」をこのスラッジおよびフラッシング用流体
に導入して反復衝撃波を利用して除去することによって
原子炉水蒸気発生器その他の管束式熱交換器を清掃する
方法の改良に関する。衝撃波は熱交換器または水蒸気発
生器の底に沈殿した腐蝕物その他の成分の生成物を効果
的かつ安全に剥し、容器をフラッシングし、真空に引く
ことによってそれを除去するのを容易にする。
従来技術の説明 原子力発電所のような電力発生工場における主要構成要
素の1つは水蒸気発生器部分すなわち熱交換器部分であ
る。大規模熱交換器システムは、本質的に、流体を循環
させる多数の管を含む一次システムと、これらの管を囲
む二次流体からなる二次システムとからなり、これら両
システムをハウジングが囲んでいる。管を流れる流体か
ら二次システム内の流体に熱が伝達され、この二次流体
が最終的に水蒸気に変換される。水蒸気は順次電力を発
生するのに用いられる。
これらの熱交換器あるいは水蒸気発生器では、内部での
腐蝕、酸化、沈殿等の反応による生成物の蓄積による多
くの問題が経験されている。一次熱交換器管とこれらの
管を支持している支持板の接続部にマグネタイトが蓄積
し、さらに、管とこれら支持板の隙間にマグネタイトが
蓄積するという問題は米国特許第4,320,528号
において広範囲にわたって処理された。この米国特許は
超音波を用いてマグネタイトの除去を容易にする技術を
開示している。本発明者等は米国特許第4,320,5
28号の発明者と同じである。
熱交換器容器の底には管シートがある。これは厚肉の金
属板であり、多数の熱交換器管のための支持ベースとし
て作用する。一次熱交換器管およびそれらの支持板の接
続部および隙間に蓄積するマグネタイトの問題に加え
て、多年にわたって別の問題も水蒸気発生器にあった。
それは熱交換器容器の底に蓄積する沈殿物すなわち「ス
ラッジ」である。このスラッジというのは、酸化銅、マ
グネタイトその他の酸化物あるいは腐蝕生成物を含み、
管その他の表面に付着せず、底に蓄積するのである。ス
ラッジ堆積物は管シートの上および高い方の支持板の上
に載り、厚い層を形成する可能性がある。さらに、スラ
ッジは管シートと支えるためにこの管シート内に埋込ま
れた一次熱交換器管の間の隙間に蓄積すると共に管支持
板の上にも蓄積する。管シートの深い隙間に入ったスラ
ッジを除去するという問題は1982年4月22日に出
願された現在審査係属中の米国特許出願第06/37
0,826号に論議されている。この米国特許出願で
は、或る方法で所望の結果を得るように方向付けた特殊
な超音波を用いて深い隙間からスラッジを除去してい
る。
上記2つの従来技術に加えて、以下の米国特許が原子炉
水蒸気発生器を清掃するか、あるいは、汚れないように
清潔に保つのに超音波を使用する技術を示している。
(1) 米国特許第2,664,274 号(Worn等) (2) 米国特許第2,987,086 号(Branson) (3) 米国特許第3,033,710 号(Hightower 等) (4) 米国特許第3,240,063 号(Sasaki等) (5) 米国特許第3,295,596 号(Ostrofsky 等) (6) 米国特許第3,443,669 号(Kouril) (7) 米国特許第3,428,811 号(Harriman等) (8) 米国特許第3,447,965 号(Teumac等) (9) 米国特許第3,854,996 号(Frost 等) (10)米国特許第4,120,699 号(Kennedy 等) (11)米国特許第4,167,424 号(Jobenville等) 上記米国特許は、すべて、米国特許第4,320,52
8号あるいは1982年4月22日に出願された米国特
許出願第06/370,826に広範囲にわたって論議
されている。以下の2つの公知刊行物においてもこれら
の米国特許は論議されている。
(1)21th Ann.Conf.of Eng.(10/26/60)、Obrecht その
他著「Chemical Cleaning of BWR and Steam Water sys
tem at Dresden Nuc.Pw.Station 」第1〜18頁 (2)Bulat 著Special Tech.Pub.42(1962)ASTM「Role
of Cavitation in Sonic Energy Cleaning 」 (3)1981年4月発行のEPRI Journalの第52〜5
4頁に掲載されている、John J.Taylor 著「R & D Stat
us Report Nuclear Power Division」 管シートおよび上方管支持板上へのスラッジの蓄積は一
次システム内の流体から二次システム内の流体への熱伝
達を劣化させると共に、二次流体の流量を絞り、滞留域
を生じさせて管、管シートおよび支持板の腐蝕を促進す
る可能性もある。米国特許出願第06/370,826
号に記載されているように、管シートの隙間に入ったス
ラッジはさらに問題を生じさせ、熱交換器管に損傷を与
える。その結果、管シートの表面からスラッジを効果的
に除去するために熱交換器または水蒸気発生器を清掃す
ることは非常に重要である。先に記述した従来技術は、
すべて、超音波を使用している。従来技術、特に米国特
許第4,320,528号および米国特許出願第60/
370,826号に記載されている方法は非常に効果的
かつ価値のあるものであるが、超音波を使用する必要が
あるためにいくつかの重大な欠点を持つ。まず、超音波
を発生させるためには、高価なトランスジューサを使用
しなければならない。超音波トランスジューサを水蒸気
発生器の側に持って行き、水蒸気発生器の適切な部位に
すえ付けるにはかなりの労力、費用を必要とする。次
に、有効レベルの超音波を得るには、水蒸気発生器壁の
一部を切り取り、この切り取った部分の位置にトランス
ジューサの面を置く必要がある。水蒸気発生器を組込ん
だ発電所の所有者の多くは、壁の一部を切り取り、水蒸
気発生器を清掃した後に溶接して塞ぐことを非常に嫌
う。
従来技術で生じる第3の問題は清掃作業を助けるべく腐
蝕性薬品を使用するということである。この薬品はスラ
ッジを除去するのに役立つが、水蒸気発生器の種々の構
成要素を腐食する作用も持つ。したがって、腐蝕性薬品
を使用する必要のない清掃方法が望まれる。従来技術で
公知の1つの方法は「ウォータ・ランシング」と呼ばれ
るものである。この技術では、水の噴流をスラッジ堆積
物に当ててスラッジを剥す。この「ウォータ・ランシン
グ」法にはいくつかの問題がある。管束の内部に水噴流
を侵入させるのが難しいのでスラッジを剥す効果があま
りなく、さらに、熱交換器管に衝突してしまうという問
題もある。噴流水は熱交換器管にスラッジ粒子を跳ね返
し、管に損傷を与える可能性もある。
したがって、薬品と組み合わせて超音波を使用すること
および噴流水を使用することは熱交換器または水蒸気発
生器の底にあるスラッジを除去するのに従来技術ではす
べて公知であるが、これらの方法を使用すると上記の重
要な問題が生じることになる。今のところ、薬品を使用
したり、水蒸気発生器の一部を切り取ったりすることな
く迅速かつ安価にスラッジを効果的に除去する方法は従
来技術にはない。
発明の概要 本発明は反復衝撃波を利用して熱交換器容器の底あるい
は高いところにある支持板の上に蓄積した沈殿物すなわ
ち「スラッジ」を除去することによって原子炉水蒸気発
生器その他の管束式熱交換器を清掃する改良方法に関す
る。衝撃波は熱交換器または水蒸気発生器の底に沈殿し
た腐蝕物その他の成分の生成物を効果的かつ安全に剥す
のに役立ち、その後、容器にフラッシング、真空作用を
施すことによってスラッジを容易に除去することができ
る。
本発明によれば、スラッジ堆積物に直接あるいはその上
方の水面に向けた衝撃波あるいは圧力パルスを発生する
のに高エネルギ源を使用した場合、衝撃波はスラッジに
衝突してそれを撹拌し、剥し、浮遊物とする。この浮遊
物は引続く水フラッシングおよび真空作用によって除去
することができる。
また、本発明によれば、スラッジを剥すのに衝撃波を使
用することにより、水蒸気発生器の構成要素に損傷を与
えるおそれのある腐蝕性薬品を使用することなく作業を
効果的に実施することができる。
またさらに、本発明によれば、所望に応じて圧力パル
ス、すなわち、衝撃波を化学溶剤と一緒に使用して水蒸
気発生器内の種々の部位に厚く積ったマグネタイトのよ
うな物質を除去することができる。
本発明のこれ以上の新規な特徴は添付図面に関連した以
下の詳細な説明から明らかとなろう。
好ましい実施例の詳細な説明 添付図面、特に第1図を参照して、ここには熱交換器ま
たは水蒸気発生器が10で示してある。この水蒸気発生
器10の外殻または囲み12は圧力容器である。この外
殻12内には多数の熱交換器管32がある。熱交換器管
32のベースには支持管板20がある。
水蒸気発生器10のベースには一次入口ノズル24があ
り、この一次入口ノズルは管シート20のすぐ下に位置
する入口室25に通じている。熱交換器10の反対側に
は出口室27と一次出口ノズル26がある。この出口室
27も管シート20のすぐ下に位置する。入口室25、
出口室27は金属壁22によって隔離してある。
最初、二次流体4は外殻12に設けた二次入口42、4
0を通って熱交換器または水蒸気発生器に入る。二次流
体4は水蒸気発生器10を満たし、熱交換器管32を囲
んでいる。
通常の作動では、一次流体2は原子炉のような熱源から
一次入口ノズル24を通って前記水蒸気発生器10に入
る。流体は入口室25に入り、熱交換器管32を通り、
水蒸気発生器または熱交換器10を通って圧送される。
第1図に示す熱交換器10はUベンド式であり、一次熱
交換器管32は水蒸気発生器または熱交換器10の長さ
の大部分にわたって延び、頂部で曲がってU字形を形成
する。一次熱交換器管32の最上方部に達すると、一次
流体2は一次熱交換器管32の反対側に流れ、出口室2
7に入り、一次出口ノズル26を通って熱交換器10を
出る。
一次流体2の運んだ熱は二次流体4に伝えられ、一次流
体2は熱交換器管32を通って循環する。充分な熱が二
次流体4に伝達されるので、出口ノズル26を去る一次
流体2は入口ノズル24を通って熱交換器に入ったとき
よりもかなり低い温度となっている。二次流体4は一次
流体2の運んできた熱を吸収し、この熱吸収過程で水蒸
気8となる。水蒸気8はセパレータ30に入り、ここ
で、水蒸気8から過剰の水分が除かれ、熱交換器または
水蒸気発生器10の頂で水蒸気出口11を通って外に出
る。次に、この高圧の水蒸気8を用いてタービンを駆動
することができる。
一次流体2は水であってもよい。ヘリウムのような気体
あるいは液体ナトリウムのような液体も一次流体として
使用することができる。二次流体は通常は水である。
上述の過程では、大量の水分および熱が水蒸気発生器1
0内に発生する。これは水蒸気発生器10の種々の部分
の腐蝕の原因となる。腐蝕物のあるものが金属上、特に
一次熱交換器管32と支持板16の接続部に残留する。
この問題については米国特許第4,320,528号に
おいて本発明者等が論議している。大量の腐蝕物その他
の化学反応物が金属上に残留することはないが、代り
に、水蒸気発生器10の底と上方支持板16の上に沈殿
する。熱交換器容器の底および支持板の上に蓄積するの
は沈殿物すなわち「スラッジ」である。第1図、第2図
に60で示すこのスラッジは酸化銅、マグネタイトその
他の酸化生成物あるいは腐蝕生成物を含み、これらは配
管その他の表面に付着することがなく、底に蓄積する。
第1図を参照して、ここに示すスラッジ堆積物60は管
シート20上に載り、一次熱交換器管32の露出下部を
囲んでいる。スラッジ60の存在は二次流体4の流量に
影響があるばかりでなく、一次系統内の流体から二次系
統内の流体への熱伝達率を低下もさせる。スラッジ層が
厚くなるにつれて、容器の最下方部分のみが熱交換器と
してやっと役に立つだけとなる。
スラッジ60の大部分を除去するのに超音波を使用する
ことについては米国特許第4,320,528号におい
て本発明者等が論議している。この米国特許では、スラ
ッジ堆積物60のレベルで金属ラッパー18の周面まわ
りにトランスジューサが設置してあり、熱交換器10が
適当な化学溶剤で満たしてあり、この化学溶剤がスラッ
ジ堆積物を覆っている。トランスジューサを作動させる
と、化学溶剤と横方向の音波エネルギの相乗効果でスラ
ッジ堆積物を撹拌し、剥し、溶解させる。超音波清掃は
化学溶剤と一緒に用いたとき最も効果的である。水蒸気
発生器の所有者は水蒸気発生器内に化学溶剤を導入する
のを嫌う。さらに、多数のトランスジューサをすえ付け
るのは高価かつ煩雑である。
したがって、本発明の主目的は、超音波およびそれに組
み合わせたトランスジューサの使用が不要であり、溶剤
として水のみを使用する、スラッジ60を除去する方法
を作り出すことにある。本発明の一般的なアイデアは原
子力発電設備の水蒸気発生器その他の管束式熱交換器か
ら腐蝕付着物を除去するのに「エアガン」装置を使用す
ることにある。この概念はスラッジ60の頂にある流体
層に反復して衝撃波を導いて撹拌作用を与え、スラッジ
を剥し、引続いてのフラッシング作業で剥れたスラッジ
を除去するのを容易にすることにある。
代表的には、スラッジ堆積物60はばらばらの鉄や銅の
金属、粒状の酸化物が数分の1インチから数フィートに
積った層であり、これを剥すのは砂を剥すことに匹敵す
る。本発明の或る応用例では、高圧空気源からなるエア
ガンを使用する。この空気源は、たとえば、1ヘルツの
振動数で急な立ち上がり時間値によって変調した200
0psi(140キログラム/毎平方センチメートル)
であって、スラッジ堆積物70の上方の流体層およびこ
のスラッジ堆積物そのもの内に衝撃および圧力変動を反
復して生じさせる。これら反復衝撃波はスラッジ60を
剥し、水蒸気発生器10の底を横切って移動させること
になる。次いでフラッシングや真空の作用によって除去
することができる。好ましい実施例において、スラッジ
堆積物は水その他の流体4で、たとえば、スラッジ堆積
物60上方約12インチ(30.48センチメートル)
の高さまで覆われている。衝撃波は水その他の流体4内
に導かれ、この流体が衝撃波をスラッジ堆積物60に伝
える。従来使用されていた超音波は高振動数の波であ
り、その主目的はキャビテーションを生じさせることに
ある。高振動数の超音波は波長が短く、振幅が小さく、
したがって、エネルギは低い。逆に、本発明の概念は、
非常に強力でコンパクトな源から発生し、頻繁な反復に
よって強められる圧力パルス衝撃波を使用するというこ
とにある。こうして発生した衝撃波は振動数は低いが、
エネルギはかなり高く、したがって、波長は多くなり、
それが衝突する物体にそれ相当に大きな運動を与える。
こうして、圧力パルス衝撃波はスラッジ堆積物上方の水
またはスラッジ堆積物を横切って断続的に移動し、スラ
ッジを剥す。
本発明の概念を説明したので、上記の結果を得る1つの
実施例が第1図、第2図に示してある。たいていの実施
例において、水蒸気発生器の外殻12は一連の小さな穴
を有し、これらの穴は外殻の下部および支持管シート付
近に設けた「手穴」として知られている。これらの穴は
直径約1インチ(2.54センチメートル)から6イン
チ(15.24センチメートル)であることが多い。ま
た、利用できるならば、マンホール、ドレン管路、通気
管路も使用し得る。このような穴の1つが第1図に14
で示してある。明らかなように、普通の水蒸気発生器は
外殻12の周囲まわりに設けたこのような穴を多数持っ
ており、これらの穴が外殻に沿っていくつかの縦列状態
に設けてあることもある。第1図にはこのような穴14
が1つしか示してないが、任意数のこのような穴14を
水蒸気発生器10の周囲まわりに1つまたはそれ以上の
縦列で設けてもよいことは了解されたい。
圧力パルス衝撃波源80が水蒸気発生器10の外側に前
記手穴14の対応したものと整合して設けてある。或る
実施例では、圧力パルス衝撃波源80は手穴14内に直
接装着してもよい。他の実施例では、第1図に示すよう
に、インターフェース手段70が圧力パルス衝撃波源8
0を手穴14に結合している。ただ1つの圧力パルス衝
撃波源80とそれに組み合ったインターフェース手段7
0しか第1図に示していないが、本発明の範囲が対応し
た手穴14内で互いに隣接して設けるか、あるいは、外
殻12の周方向に同じ縦列あるいは種々の縦列にある間
隔を置いた部位に設けた任意数の圧力パルス衝撃波源8
0をそれに組み合わせたインターフェース手段70の有
無にかかわりなく利用することも含んでいることは了解
されたい。あるいは、手穴、マンホール、ドレン管路お
よび通気管路を利用しながら、圧力パルス衝撃波源80
を水蒸気発生器10の内部に設けてもよいし、また、水
蒸気発生器10内の任意位置に設置してもよい。或る場
合には、外殻貫通孔から手を伸ばすことのできる管束の
内部の隙間内に圧力パルス衝撃波源を設置すると望まし
いこともある。また、1つ以上の圧力パルス衝撃波源8
0を熱交換器10の内部およびそれに隣接して使用して
もよい。さらにまた、圧力パルス衝撃波源80を高い部
位に設け、それを浸漬するように流体層のレベルを高め
てもよい。
本発明の好ましい方法は次の通りである。複数の圧力パ
ルス衝撃波源80を外殻12の周囲まわりに設置し、1
つの圧力パルス衝撃波源80を対応した1つの手穴14
内に置くようにする。使用する圧力パルス衝撃波源80
のタイプによるが、インターフェース手段70が圧力パ
ルス衝撃波源80を手穴14内に連結している。スラッ
ジ堆積物60は水のような液体媒体4で、スラッジ堆積
物60上方約12インチ(30.48センチメートル)
の深さまで覆われている。明らかなように、12インチ
よりも高いかあるいは低い他の水レベルも本発明の精
神、範囲内にある。水のような液体4は外殻12に設け
た他の手穴、マンホールおよび貫通孔を通して水蒸気発
生器10内に導入することができる。次に、圧力パルス
衝撃波源80を作動させて非常に強力な衝撃波72を発
生させ、この衝撃波はスラッジ堆積物60上方で液体4
内に直接伝わる。衝撃波(たとえば、球形衝撃波)は液
体4からスラッジ堆積物60に伝わり、このスラッジ堆
積物60に衝突し、それを撹拌し、剥すことになる。
好ましい実施例において、1つまたは複数の圧力パルス
衝撃波源80が50〜5000ポンド/毎平方インチ
(3.5〜350キログラム/毎平方センチメートル)
で高圧衝撃波を発生する。圧力パルス衝撃波源80は弁
を包含し、この弁が急激に反復して開閉を行なって圧力
パルスを発生させる。たとえば、弁は約1秒毎に開閉す
ることができる。圧力対時間のスケールで言えば、1メ
ートルのところで約100分の1バールから100バー
ルの圧力を発生する衝撃波を作り出すことが好ましい。
望ましい圧力スケールは、Roy C.Johnston(ARCO Oil &
Gas Co.)およびByron Cain(Geophysical Service Inc.)
共著の技術論文OTC4255「Marine Seismic Energ
y Sources"Acoustic Performance Comparison 」の第A
17図に示されている。ここで、好ましい実施例におい
て、スラッジ堆積物を水その他の液体の層で覆わなけれ
ばならないことが明らかとなろう。こうして生じた強力
な圧力により、スラッジ上方の液体層をカップのように
作用させ、衝撃の強さを吸収する助けとする必要があ
る。衝撃波の波長は約0ヘルツから1000ヘルツの範
囲に入る。したがって、その効果は、水に穴を穿ち、ス
ラッジに衝突させ、スラッジを撹拌し、スラッジを剥
し、浮遊物とする。これは容易に除去できる。圧力源が
スラッジを浮遊物として保つように作用している間、水
蒸気発生器10を水で連続的にフラッシングしてスラッ
ジを除去する。外殻12のマンホール、手穴あるいは他
の貫通孔を用いてこのフラッシングのための入口、出口
としてもよい。フラッシング水は熱交換器の外で瀘過し
てスラッジ粒子を除去する。スラッジ粒子を水蒸気発生
器の外側でフラッシング水から除去するのは、フィル
タ、沈殿槽、セパレータあるいはこれらの組み合わせを
使用する。スラッジの大きさ、使用した圧力パルスの量
および強度に応じて、圧力パルスを加える時間は約1時
間から約24時間である。
圧力パルス技術を用いるもう1つの利点は、発生した球
形衝撃波が熱交換器管32の種々の面から反射して衝撃
波の直接衝突する面はもちろん管の背面も清掃できると
いうことにある。これは使用する圧力パルス衝撃波源8
0の数を節約する。任意タイプの空気圧力発生源が本発
明の精神、範囲内にあるが、窒素のような非酸化気体を
放出するものが好ましい。この場合、酸素が水蒸気発生
器10内に存在することがない。これは、本発明が目的
としてる問題そのものである。酸素が水蒸気発生器構成
要素を腐蝕させるという問題を解決するので重要であ
る。
今まで本発明を空気源の使用について説明してきたが、
水を用いたり電気火花を用いたりする別の圧力パルス衝
撃波源も本発明の精神、範囲内にある。空気源、水源お
よび電気火花源は、すべて、源から半径方向外方へ伝幡
してその経路にある物体に衝撃を与える衝撃波または圧
力パルスを発生する限り、本発明で有効に使用し得る。
反復率は先に述べた振動数、圧力で1秒毎に約1回であ
る。
これまで本発明をスラッジ堆積物60を覆うキャップと
して作用する水についてのみ説明してきたが、先にも説
明したように、本発明の一利点は、水蒸気発生器10の
構成要素に損傷を与える可能性のある腐蝕性薬品を使用
しないということにある。しかしながら、本発明では水
と関連してあるいはそれと無関係に清掃用の溶剤および
薬品を用いることもできる。薬品を使用する場合、清掃
用溶剤、水あるいは薬品内で発生した反復衝撃波または
圧力パルスは撹拌作用によりスラッジを剥離すると共に
腐蝕性堆積物を移動させ、新しい溶剤を腐蝕物・溶剤境
界面に持たらす。したがって、この技術は熱交換器管3
2とそれに組み合わせた管支持板16の接続部からマグ
ネタイトのような頑固に積った付着物を除去するのに使
用できる。圧力パルスまたは衝撃波は管支持シートと熱
交換器管の接続部内およびその側方に移動して、使用し
た溶剤を除去すると共に新しい化学溶剤を接続部に到達
させ、積ったマグネタイトに作用させる。
したがって、要約すれば、本発明は、管シート状に沈殿
したスラッジの堆積物を除去する方法であって、複数の
手穴、マンホール、ドレン管路および通気口のうちの1
つまたはそれ以上の穴内に圧力パルス衝撃波源を設置
し、水蒸気発生器を液体でスラッジ堆積物上方のレベル
まで満たし、圧力パルス衝撃波源を作動させて位置連の
反復衝撃波を毎秒約1回、液体内におよび液体からスラ
ッジ堆積物内に発生させ、0ヘルツから1000ヘルツ
の振動数で発生して1メートルのところで約100分の
1バールから100バールの圧力を発生する衝撃波を5
0〜5000ポンド/毎平方インチ(3.5〜350キ
ログラム/毎平方センチメートル)の圧力で発生した反
復衝撃波を継続し、衝撃波の衝突を約1時間から24時
間続け、それによって、スラッジを撹拌して剥し、浮遊
物にし、次いで液体によるフラッシングを行なった後に
真空を作用させ、液体を取り出すときに一緒にスラッジ
も運び出すという方法を提供するものである。
上記の説明は底管支持シートからスラッジを除去するこ
とに限定してきたが、本発明は管支持板16の頂に蓄積
したスラッジを除去するのにも使用し得る。その場合で
も過程は同じであるが、液体レベルは除去すべきスラッ
ジのレベル上方数インチまで高める。圧力パルス衝撃波
源もそれ相当に高くし上方レベルでの衝撃波を強化し得
るが、これは不要であるかも知れない。同様に、フラッ
シング水は上方支持板に向けるかあるいは案内してこれ
らの区域からスラッジを運び去れるようにするとよい。
もちろん、本発明はここに開示したいかなる特定の形
態、配置、構造あるいはいかなる特定の用途にも限定す
るつもりはない。本発明の精神あるいは範囲から逸脱す
ることなく種々の変更、修正が可能であり、今まで説明
し、図示した方法はほんの例示であり、本発明がこれに
限定されることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は一次流体が循環する管束を含む代表的な熱交換
器あるいは水蒸気発生器の側断面図である。 第2図は第1図の2−2線に沿った熱交換器あるいは水
蒸気発生器の横断面図である。 図面において、2……一次流体、4……二次流体、8…
…水蒸気、10……熱交換器あるいは水蒸気発生器、1
2……外殻、14……穴、16……支持板、20……支
持管シート、24一次入口ノズル、25……入口室、2
6……一次出口ノズル、27……出口室、30……セパ
レータ、32……熱交換器管、40、42……二次入
口、60……スラッジ、70……インターフェース手
段、80……圧力パルス衝撃波源
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−52560(JP,U) 特表 昭55−500355(JP,A)

Claims (80)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管束式熱交換器壁と、この管束式熱交換器
    壁の内面の下部付近にある管シートとして知られる厚肉
    金属板とを包含し、管シートが多数の熱交換器管の下端
    を支えており、管束式熱交換器壁がさらに手穴、マンホ
    ール、ドレン管路、通気口として知られる、管シート上
    方で周方向に設けた多数の小さな穴を包含する管束式熱
    交換器の底に沈殿したスラッジとして知られる腐蝕、酸
    化、沈降等による化学反応の生成物を除去する方法であ
    って、管シート上に沈殿したスラッジ堆積物を除去する
    方法において、 a.管束式熱交換器外側に少なくとも1つのエアガン式
    圧力パルス衝撃波源を設置し、前記手穴、マンホール、
    ドレン管路、通気口の1つまたはそれ以上を通して圧力
    パルス衝撃波を導入できるようにする段階と、 b.前記スラッジ堆積物上方のレベルまで前記管束式熱
    交換器を液体で満たす段階と、 c.前記エアガン式圧力パルス衝撃波源を作動させて前
    記液体に、そして、前記液体から前記スラッジ堆積物に
    爆発性の瞬間的な衝撃波を反復して発生させ、爆発性の
    瞬間的な衝撃波およびその結果の液体の動きでスラッジ
    を撹拌してゆるめる段階と、 d.約50ポンド/毎平方インチ(3.5キログラム/
    毎平方センチメートル)から5000ポンド/毎平方イ
    ンチ(350キログラム/毎平方センチメートル)の圧
    力で爆発性の瞬間的な衝撃波の反復発生を継続し、パル
    ス毎に主として1ヘルツから1000ヘルツの周波数範
    囲のエネルギを発生させ、1メートルのところで液体内
    に約100分の1バールから100バールの圧力レベル
    で圧力を発生させる段階と、 e.約1時間から24時間衝撃波の衝撃を継続し、反復
    した爆発性の瞬間的な衝撃波の衝撃とその結果の液体の
    動きで液体内のスラッジを機械的に撹拌して移動させる
    段階と、 f.熱交換器から液体を排出させ、前記エアガン式圧力
    パルス衝撃波源を取り出す段階と を包含することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、前記管束式熱交換器がスラッジ堆積物上方約12イ
    ンチ(30.48センチメートル)のレベルまで液体を
    満たしてあることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、前記液体が水であることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の方法におい
    て、前記管束式熱交換器がスラッジ堆積物上方約12イ
    ンチ(30.48センチメートル)のレベルまで水を満
    たしてあることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、熱交換器を排出して残留廃棄物を取り出した後に管
    シートをフラッシングする段階をさらに包含することを
    特徴とする方法。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、継続する衝撃波衝撃、反復爆発性の瞬間的な衝撃波
    およびその結果生じた液体の動きでスラッジを前記液体
    内に浮遊物として残し、前記液体を外部清掃システムを
    通して循環させて熱交換器を連続的にフラッシングし、
    熱交換器に戻す前に前記液体から浮遊し、溶解した汚染
    物を除去することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項記載の方法におい
    て、液体の外部清掃を瀘過作用によって行なうことを特
    徴とする方法。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第6項記載の方法におい
    て、液体の外部清掃をイオン交換作用によって行なうこ
    とを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、前記液体が化学溶剤であることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、前記熱交換器が水蒸気発生器であることを特徴とす
    る方法。
  11. 【請求項11】管束式熱交換器壁と、この管束式熱交換
    器壁の内面の下部付近にある管シートとして知られる厚
    肉金属板とを包含し、管シートが多数の熱交換器管の下
    端を支えており、管束式熱交換器壁がさらに手穴、マン
    ホール、ドレン管路、通気口として知られる、管シート
    上方で周方向に設けた多数の小さな穴を包含する管束式
    熱交換器の底に沈殿したスラッジとして知られる腐蝕、
    酸化、沈降等による化学反応の生成物を除去する方法で
    あって、管シート上に沈殿したスラッジ堆積物を除去す
    る方法において、 a.前記多数の手穴、マンホール、ドレン管路、通気口
    の1つまたはそれ以上を通して少なくとも1つのエアガ
    ン式圧力パルス衝撃波源を導入し、前記エアガン式圧力
    パルス衝撃波源を管束式熱交換器内に設置する段階と、 b.前記スラッジ堆積物上方のレベルまで前記管束式熱
    交換器を液体で満たす段階と、 c.前記エアガン式圧力パルス衝撃波源を作動させて前
    記液体に、そして、前記液体から前記スラッジ堆積物に
    爆発性の瞬間的な衝撃波を反復して発生させ、爆発性の
    瞬間的な衝撃波およびその結果の液体の動きでスラッジ
    を撹拌してゆるめる段階と、 d.約50ポンド/毎平方インチ(3.5キログラム/
    毎平方センチメートル)から5000ポンド/毎平方イ
    ンチ(350キログラム/毎平方センチメートル)の圧
    力で爆発性の瞬間的な衝撃波の反復発生を継続し、パル
    ス毎に主として1ヘルツから1000ヘルツの周波数範
    囲のエネルギを発生させ、1メートルのところで液体内
    に約100分の1バールから100バールの圧力レベル
    で圧力を発生させる段階と、 e.約1時間から24時間衝撃波の衝撃を継続し、反復
    した爆発性の瞬間的な衝撃波の衝撃とその結果の液体の
    動きで液体内のスラッジを機械的に撹拌して移動させる
    段階と、 f.熱交換器から液体を排出させ、前記エアガン式圧力
    パルス衝撃波源を取り出す段階と を包含することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第11項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器がスラッジ堆積物上方約12
    インチ(30.48センチメートル)のレベルまで液体
    を満たしてあることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第11項記載の方法にお
    いて、前記液体が水であることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第13項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器がスラッジ堆積物上方約12
    インチ(30.48センチメートル)のレベルまで水を
    満たしてあることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第11項記載の方法にお
    いて、熱交換器を排出して残留廃棄物を取り出した後に
    管シートをフラッシングする段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第11項記載の方法にお
    いて、継続する衝撃波衝撃、反復爆発性の瞬間的な衝撃
    波およびその結果生じた液体の動きでスラッジを前記液
    体内に浮遊物として残し、前記液体を外部清掃システム
    を通して循環させて熱交換器を連続的にフラッシング
    し、熱交換器に戻す前に前記液体から浮遊し、溶解した
    汚染物を除去することを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲第16項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃を瀘過作用によって行なうことを
    特徴とする方法。
  18. 【請求項18】特許請求の範囲第16項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃をイオン交換作用によって行なう
    ことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】特許請求の範囲第11項記載の方法にお
    いて、前記液体が化学溶剤であることを特徴とする方
    法。
  20. 【請求項20】特許請求の範囲第11項記載の方法にお
    いて、前記熱交換器が水蒸気発生器であることを特徴と
    する方法。
  21. 【請求項21】管束式熱交換器壁と、多数の熱交換器管
    の長手軸線に対して横方向に配置してありかつこの長手
    軸線に沿って順次隔たっており、熱交換器管との接続部
    を形成している一連の管支持板とを包含し、さらに熱交
    換器壁の下部付近に管シートとして知られる厚肉金属板
    を包含し、管シートが多数の熱交換器管の下端を支えて
    おり、管束式熱交換器壁がさらに手穴、マンホール、ド
    レン管路、通気口として知られる、管シートの周方向で
    管束式熱交換器の高さに沿って設けた多数の小さな穴を
    包含する管束式熱交換器の底に沈殿したスラッジとして
    知られる腐蝕、酸化、沈降等による化学反応の生成物を
    除去する方法であって、管シート上および熱交換器管と
    管支持板の接続部上に沈殿したスラッジ堆積物を除去す
    る方法において、 a.管束式熱交換器外側に少なくとも1つのエアガン式
    圧力パルス衝撃波源を設置し、前記手穴、マンホール、
    ドレン管路、通気口の1つまたはそれ以上を通して圧力
    パルス衝撃波を導入できるようにする段階と、 b.清掃しようとしている前記管支持板のレベルあるい
    はそれの上方のレベルまで前記管束式熱交換器を液体で
    満たす段階と、 c.前記エアガン式圧力パルス衝撃波源を作動させて前
    記液体に、そして、前記液体から前記スラッジ堆積物
    に、また、管支持板と熱交換器管の接続部内に爆発性の
    瞬間的な衝撃波を反復して発生させ、爆発性の瞬間的な
    衝撃波およびその結果の液体の動きでスラッジを撹拌し
    てゆるめる段階と、 d.約50ポンド/毎平方インチ(3.5キログラム/
    毎平方センチメートル)から5000ポンド/毎平方イ
    ンチ(350キログラム/毎平方センチメートル)の圧
    力で爆発性の瞬間的な衝撃波の反復発生を継続し、パル
    ス毎に主として1ヘルツから1000ヘルツの周波数範
    囲のエネルギを発生させ、1メートルのところで液体内
    に約100分の1バールから100バールの圧力レベル
    で圧力を発生させる段階と、 e.約1時間から24時間衝撃波の衝撃を継続し、反復
    した爆発性の瞬間的な衝撃波の衝撃とその結果の液体の
    動きで液体内のスラッジを機械的に撹拌して移動させる
    段階と、 を包含することを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】特許請求の範囲第21項記載の方法にお
    いて、熱交換器から液体を排出させ、前記エアガン式圧
    力パルス衝撃波源を取り出す段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  23. 【請求項23】特許請求の範囲第21項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器が液体で満たしてあり、液体
    のレベルを選択的に変えることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】特許請求の範囲第21項記載の方法にお
    いて、前記液体が水であることを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】特許請求の範囲第22項記載の方法にお
    いて、熱交換器を排出して残留廃棄物を取り出した後に
    管シートをフラッシングする段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  26. 【請求項26】特許請求の範囲第21項記載の方法にお
    いて、継続する衝撃波衝撃、反復爆発性の瞬間的な衝撃
    波およびその結果生じた液体の動きでスラッジを前記液
    体内に浮遊物として残し、前記液体を外部清掃システム
    を通して循環させて熱交換器を連続的にフラッシング
    し、熱交換器に戻す前に前記液体から浮遊し、溶解した
    汚染物を除去することを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】特許請求の範囲第26項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃を瀘過作用によって行なうことを
    特徴とする方法。
  28. 【請求項28】特許請求の範囲第26項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃をイオン交換作用によって行なう
    ことを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】特許請求の範囲第21項記載の方法にお
    いて、前記液体が化学溶剤であることを特徴とする方
    法。
  30. 【請求項30】特許請求の範囲第21項記載の方法にお
    いて、前記熱交換器が水蒸気発生器であることを特徴と
    する方法。
  31. 【請求項31】管束式熱交換器壁と、多数の熱交換器管
    の長手軸線に対して横方向に配置してありかつこの長手
    軸線に沿って順次隔たっており、熱交換器管との接続部
    を形成している一連の管支持板とを包含し、さらに熱交
    換器壁の下部付近に管シートとして知られる厚肉金属板
    を包含し、管シートが多数の熱交換器管の下端を支えて
    おり、管束式熱交換器壁がさらに手穴、マンホール、ド
    レン管路、通気口として知られる、管シートの周方向で
    管束式熱交換器の高さに沿って設けた多数の小さな穴を
    包含する管束式熱交換器の底に沈殿したスラッジとして
    知られる腐蝕、酸化、沈降等による化学反応の生成物を
    除去する方法であって、管シート上および熱交換器管と
    管支持板の接続部上に沈殿したスラッジ堆積物を除去す
    る方法において、 a.前記多数の手穴、マンホール、ドレン管路、通気口
    の1つまたはそれ以上を通して少なくとも1つのエアガ
    ン式圧力パルス衝撃波源を導入し、前記エアガン式圧力
    パルス衝撃波源を管束式熱交換器内に設置する段階と、 b.清掃しようとしている前記管支持板のレベルあるい
    はそれの上方のレベルまで前記管束式熱交換器を液体で
    満たす段階と、 c.前記エアガン式圧力パルス衝撃波源を作動させて前
    記液体に、そして、前記液体から前記スラッジ堆積物
    に、また、管支持板と熱交換器管の接続部内に爆発性の
    瞬間的な衝撃波を反復して発生させ、爆発性の瞬間的な
    衝撃波およびその結果の液体の動きでスラッジを撹拌し
    てゆるめる段階と、 d.約50ポンド/毎平方インチ(3.5キログラム/
    毎平方センチメートル)から5000ポンド/毎平方イ
    ンチ(350キログラム/毎平方センチメートル)の圧
    力で爆発性の瞬間的な衝撃波の反復発生を継続し、パル
    ス毎に主として1ヘルツから1000ヘルツの周波数範
    囲のエネルギを発生させ、1メートルのところで液体内
    に約100分の1バールから100バールの圧力レベル
    で圧力を発生させる段階と、 e.約1時間から24時間衝撃波の衝撃を継続し、反復
    した爆発性の瞬間的な衝撃波の衝撃とその結果の液体の
    動きで液体内のスラッジを機械的に撹拌して移動させる
    段階と、 を包含することを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】特許請求の範囲第31項記載の方法にお
    いて、熱交換器から液体を排出させ、前記エアガン式圧
    力パルス衝撃波源を取り出す段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  33. 【請求項33】特許請求の範囲第31項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器が液体で満たしてあり、液体
    のレベルを選択的に変えることを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】特許請求の範囲第31項記載の方法にお
    いて、前記液体が水であることを特徴とする方法。
  35. 【請求項35】特許請求の範囲第32項記載の方法にお
    いて、熱交換器を排出して残留廃棄物を取り出した後に
    管シートをフラッシングする段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  36. 【請求項36】特許請求の範囲第31項記載の方法にお
    いて、継続する衝撃波衝撃、反復爆発性の瞬間的な衝撃
    波およびその結果生じた液体の動きでスラッジを前記液
    体内に浮遊物として残し、前記液体を外部清掃システム
    を通して循環させて熱交換器を連続的にフラッシング
    し、熱交換器に戻す前に前記液体から浮遊し、溶解した
    汚染物を除去することを特徴とする方法。
  37. 【請求項37】特許請求の範囲第36項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃を瀘過作用によって行なうことを
    特徴とする方法。
  38. 【請求項38】特許請求の範囲第36項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃をイオン交換作用によって行なう
    ことを特徴とする方法。
  39. 【請求項39】特許請求の範囲第31項記載の方法にお
    いて、前記液体が化学溶剤であることを特徴とする方
    法。
  40. 【請求項40】特許請求の範囲第31項記載の方法にお
    いて、前記熱交換器が水蒸気発生器であることを特徴と
    する方法。
  41. 【請求項41】管束式熱交換器壁と、この管束式熱交換
    器壁の内面の下部付近にある管シートとして知られる厚
    肉金属板とを包含し、管シートが多数の熱交換器の下端
    を支えており、管束式熱交換器壁がさらに手穴、マンホ
    ール、ドレン管路、通気口として知られる、管シート上
    方で周方向に設けた多数の小さな穴を包含する管束式熱
    交換器の底に沈殿したスラッジとして知られる腐蝕、酸
    化、沈降等による化学反応の生成物を除去する方法であ
    って、管シート上に沈殿したスラッジ堆積物を除去する
    方法において、 a.管束式熱交換器外側に少なくとも1つの加圧ガス式
    圧力パルス衝撃波源を設置し、前記手穴、マンホール、
    ドレン管路、通気口の1つまたはそれ以上を通して圧力
    パルス衝撃波を導入できるようにする段階と、 b.前記スラッジ堆積物上方のレベルまで前記管束式熱
    交換器を液体で満たす段階と、 c.前記加圧ガス式圧力パルス衝撃波源を作動させて前
    記液体に、そして、前記液体から前記スラッジ堆積物に
    爆発性の瞬間的な衝撃波を反復して発生させ、爆発性の
    瞬間的な衝撃波およびその結果の液体の動きでスラッジ
    を撹拌してゆるめる段階と、 d.約50ポンド/毎平方インチ(3.5キログラム/
    毎平方センチメートル)から5000ポンド/毎平方イ
    ンチ(350キログラム/毎平方センチメートル)の圧
    力で爆発性の瞬間的な衝撃波の反復発生を継続し、パル
    ス毎に主として1ヘルツから1000ヘルツの周波数範
    囲のエネルギを発生させ、1メートルのところで液体内
    に約100分の1バールから100バールの圧力レベル
    で圧力を発生させる段階と、 e.約1時間から24時間衝撃波の衝撃を継続し、反復
    した爆発性の瞬間的な衝撃波の衝撃とその結果の液体の
    動きで液体内のスラッジを機械的に撹拌して移動させる
    段階と、 f.熱交換器から液体を排出させ、前記加圧ガス式圧力
    パルス衝撃波源を取り出す段階と を包含することを特徴とする方法。
  42. 【請求項42】特許請求の範囲第41項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器がスラッジ堆積物上方約12
    インチ(30.48センチメートル)のレベルまで液体
    を満たしてあることを特徴とする方法。
  43. 【請求項43】特許請求の範囲第41項記載の方法にお
    いて、前記液体が水であることを特徴とする方法。
  44. 【請求項44】特許請求の範囲第43項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器がスラッジ堆積物上方約12
    インチ(30.48センチメートル)のレベルまで水を
    満たしてあることを特徴とする方法。
  45. 【請求項45】特許請求の範囲第41項記載の方法にお
    いて、熱交換器を排出して残留廃棄物を取り出した後に
    管シートをフラッシングする段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  46. 【請求項46】特許請求の範囲第41項記載の方法にお
    いて、継続する衝撃波衝撃、反復爆発性の瞬間的な衝撃
    波およびその結果生じた液体の動きでスラッジを前記液
    体内に浮遊物として残し、前記液体を外部清掃システム
    を通して循環させて熱交換器を連続的にフラッシング
    し、熱交換器に戻す前に前記液体から浮遊し、溶解した
    汚染物を除去することを特徴とする方法。
  47. 【請求項47】特許請求の範囲第46項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃を瀘過作用によって行なうことを
    特徴とする方法。
  48. 【請求項48】特許請求の範囲第46項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃をイオン交換作用によって行なう
    ことを特徴とする方法。
  49. 【請求項49】特許請求の範囲第41項記載の方法にお
    いて、前記液体が化学溶剤であることを特徴とする方
    法。
  50. 【請求項50】特許請求の範囲第41項記載の方法にお
    いて、前記熱交換器が水蒸気発生器であることを特徴と
    する方法。
  51. 【請求項51】管束式熱交換器壁と、この管束式熱交換
    器壁の内面の下部付近にある管シートとして知られる厚
    肉金属板とを包含し、管シートが多数の熱交換器管の下
    端を支えており、管束式熱交換器壁がさらに手穴、マン
    ホール、ドレン管路、通気口として知られる、管シート
    上方で周方向に設けた多数の小さな穴を包含する管束式
    熱交換器の底に沈殿したスラッジとして知られる腐蝕、
    酸化、沈降等による化学反応の生成物を除去する方法で
    あって、管シート上に沈殿したスラッジ堆積物を除去す
    る方法において、 a.管束式熱交換器内部に設置した少なくとも1つの加
    圧ガス式圧力パルス衝撃波源によって前記手穴、マンホ
    ール、ドレン管路、通気口の1つまたはそれ以上を通し
    て圧力パルス衝撃波を発生させる段階と、 b.前記スラッジ堆積物上方のレベルまで前記管束式熱
    交換器を液体で満たす段階と、 c.前記加圧ガス式圧力パルス衝撃波源を作動させて前
    記液体に、そして、前記液体から前記スラッジ堆積物に
    爆発性の瞬間的な衝撃波を反復して発生させ、爆発性の
    瞬間的な衝撃波およびその結果の液体の動きでスラッジ
    を撹拌してゆるめる段階と、 d.約50ポンド/毎平方インチ(3.5キログラム/
    毎平方センチメートル)から5000ポンド/毎平方イ
    ンチ(350キログラム/毎平方センチメートル)の圧
    力で爆発性の瞬間的な衝撃波の反復発生を継続し、パル
    ス毎に主として1ヘルツから1000ヘルツの周波数範
    囲のエネルギを発生させ、1メートルのところで液体内
    に約100分の1バールから100バールの圧力レベル
    で圧力を発生させる段階と、 e.約1時間から24時間衝撃波の衝撃を継続し、反復
    した爆発性の瞬間的な衝撃波の衝撃とその結果の液体の
    動きで液体内のスラッジを機械的に撹拌して移動させる
    段階と、 f.熱交換器から液体を排出させ、前記加圧ガス式圧力
    パルス衝撃波源を取り出す段階と を包含することを特徴とする方法。
  52. 【請求項52】特許請求の範囲第51項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器がスラッジ堆積物上方約12
    インチ(30.48センチメートル)のレベルまで液体
    を満たしてあることを特徴とする方法。
  53. 【請求項53】特許請求の範囲第51項記載の方法にお
    いて、前記液体が水であることを特徴とする方法。
  54. 【請求項54】特許請求の範囲第53項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器がスラッジ堆積物上方約12
    インチ(30.48センチメートル)のレベルまで水を
    満たしてあることを特徴とする方法。
  55. 【請求項55】特許請求の範囲第51項記載の方法にお
    いて、熱交換器を排出して残留廃棄物を取り出した後に
    管シートをフラッシングする段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  56. 【請求項56】特許請求の範囲第51項記載の方法にお
    いて、継続する衝撃波衝撃、反復爆発性の瞬間的な衝撃
    波およびその結果生じた液体の動きでスラッジを前記液
    体内に浮遊物として残し、前記液体を外部清掃システム
    を通して循環させて熱交換器を連続的にフラッシング
    し、熱交換器に戻す前に前記液体から浮遊し、溶解した
    汚染物を除去することを特徴とする方法。
  57. 【請求項57】特許請求の範囲第56項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃を瀘過作用によって行なうことを
    特徴とする方法。
  58. 【請求項58】特許請求の範囲第56項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃をイオン交換作用によって行なう
    ことを特徴とする方法。
  59. 【請求項59】特許請求の範囲第51項記載の方法にお
    いて、前記液体が化学溶剤であることを特徴とする方
    法。
  60. 【請求項60】特許請求の範囲第51項記載の方法にお
    いて、前記熱交換器が水蒸気発生器であることを特徴と
    する方法。
  61. 【請求項61】管束式熱交換器壁と、多数の熱交換器管
    の長手軸線に対して横方向に配置してありかつこの長手
    軸線に沿って順次隔たっており、熱交換器管との接続部
    を形成している一連の管支持板とを包含し、さらに熱交
    換器壁の下部付近に管シートとして知られる厚肉金属板
    を包含し、管シートが多数の熱交換器管の下端を支えて
    おり、管束式熱交換器壁がさらに手穴、マンホール、ド
    レン管路、通気口として知られる、管シートの周方向で
    管束式熱交換器の高さに沿って設けた多数の小さな穴を
    包含する管束式熱交換器の底に沈殿したスラッジとして
    知られる腐蝕、酸化、沈降等による化学反応の生成物を
    除去する方法であって、管シート上および熱交換器管と
    管支持板の接続部上に沈殿したスラッジ堆積物を除去す
    る方法において、 a.管束式熱交換器外側に少なくとも1つの加圧ガス式
    圧力パルス衝撃波源を設置し、前記手穴、マンホール、
    ドレン管路、通気口の1つまたはそれ以上を通して圧力
    パルス衝撃波を導入できるようにする段階と、 b.清掃しようとしている前記管支持板のレベルあるい
    はそれの上方のレベルまで前記管束式熱交換器を液体で
    満たす段階と、 c.前記加圧ガス式圧力パルス衝撃波源を作動させて前
    記液体に、そして、前記液体から前記スラッジ堆積物
    に、また、管支持板と熱交換器管の接続部内に爆発性の
    瞬間的な衝撃波を反復して発生させ、爆発性の瞬間的な
    衝撃波およびその結果の液体の動きでスラッジを撹拌し
    てゆるめる段階と、 d.約50ポンド/毎平方インチ(3.5キログラム/
    毎平方センチメートル)から5000ポンド/毎平方イ
    ンチ(350キログラム/毎平方センチメートル)の圧
    力で爆発性の瞬間的な衝撃波の反復発生を継続し、パル
    ス毎に主として1ヘルツから1000ヘルツの周波数範
    囲のエネルギを発生させ、1メートルのところで液体内
    に約100分の1バールから100バールの圧力レベル
    で圧力を発生させる段階と、 e.約1時間から24時間衝撃波の衝撃を継続し、反復
    した爆発性の瞬間的な衝撃波の衝撃とその結果の液体の
    動きで液体内のスラッジを機械的に撹拌して移動させる
    段階と、 を包含することを特徴とする方法。
  62. 【請求項62】特許請求の範囲第61項記載の方法にお
    いて、熱交換器から液体を排出させ、前記加圧ガス式圧
    力パルス衝撃波源を取り出す段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  63. 【請求項63】特許請求の範囲第61項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器が液体で満たしてあり、液体
    のレベルを選択的に変えることを特徴とする方法。
  64. 【請求項64】特許請求の範囲第61項記載の方法にお
    いて、前記液体が水であることを特徴とする方法。
  65. 【請求項65】特許請求の範囲第62項記載の方法にお
    いて、熱交換器を排出して残留廃棄物を取り出した後に
    管シートをフラッシングする段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  66. 【請求項66】特許請求の範囲第61項記載の方法にお
    いて、継続する衝撃波衝撃、反復爆発性の瞬間的な衝撃
    波およびその結果生じた液体の動きでスラッジを前記液
    体内に浮遊物として残し、前記液体を外部清掃システム
    を通して循環させて熱交換器を連続的にフラッシング
    し、熱交換器に戻す前に前記液体から浮遊し、溶解した
    汚染物を除去することを特徴とする方法。
  67. 【請求項67】特許請求の範囲第66項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃を瀘過作用によって行なうことを
    特徴とする方法。
  68. 【請求項68】特許請求の範囲第66項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃をイオン交換作用によって行なう
    ことを特徴とする方法。
  69. 【請求項69】特許請求の範囲第61項記載の方法にお
    いて、前記液体が化学溶剤であることを特徴とする方
    法。
  70. 【請求項70】特許請求の範囲第61項記載の方法にお
    いて、前記熱交換器が水蒸気発生器であることを特徴と
    する方法。
  71. 【請求項71】管束式熱交換器壁と、多数の熱交換器管
    の長手軸線に対して横方向に配置してありかつこの長手
    軸線に沿って順次隔たっており、熱交換器管との接続部
    を形成している一連の管支持板とを包含し、さらに熱交
    換器壁の下部付近に管シートとして知られる厚肉金属板
    を包含し、管シートが多数の熱交換器管の下端を支えて
    おり、管束式熱交換器壁がさらに手穴、マンホール、ド
    レン管路、通気口として知られる、管シートの周方向で
    管束式熱交換器の高さに沿って設けた多数の小さな穴を
    包含する管束式熱交換器の底に沈殿したスラッジとして
    知られる腐蝕、酸化、沈降等による化学反応の生成物を
    除去する方法であって、管シート上および熱交換器管と
    管支持板の接続部上に沈殿したスラッジ堆積物を除去す
    る方法において、 a.前記多数の手穴、マンホール、ドレン管路、通気口
    を通して少なくとも1つの加圧ガス式圧力パルス衝撃波
    源を導入し、それを管束式熱交換器内に設置する段階
    と、 b.清掃しようとしている前記管支持板のレベルあるい
    はそれの上方のレベルまで前記管束式熱交換器を液体で
    満たす段階と、 c.前記加圧ガス式圧力パルス衝撃波源を作動させて前
    記液体に、そして、前記液体から前記スラッジ堆積物
    に、また、管支持板と熱交換器管の接続部内に爆発性の
    瞬間的な衝撃波を反復して発生させ、爆発性の瞬間的な
    衝撃波およびその結果の液体の動きでスラッジを撹拌し
    てゆるめる段階と、 d.約50ポンド/毎平方インチ(3.5キログラム/
    毎平方センチメートル)から5000ポンド/毎平方イ
    ンチ(350キログラム/毎平方センチメートル)の圧
    力で爆発性の瞬間的な衝撃波の反復発生を継続し、パル
    ス毎に主として1ヘルツから1000ヘルツの周波数範
    囲のエネルギを発生させ、1メートルのところで液体内
    に約100分の1バールから100バールの圧力レベル
    で圧力を発生させる段階と、 e.約1時間から24時間衝撃波の衝撃を継続し、反復
    した爆発性の瞬間的な衝撃波の衝撃とその結果の液体の
    動きで液体内のスラッジを機械的に撹拌して移動させる
    段階と、 を包含することを特徴とする方法。
  72. 【請求項72】特許請求の範囲第71項記載の方法にお
    いて、熱交換器から液体を排出させ、前記加圧ガス式圧
    力パルス衝撃波源を取り出す段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  73. 【請求項73】特許請求の範囲第71項記載の方法にお
    いて、前記管束式熱交換器が液体で満たしてあり、液体
    のレベルを選択的に変えることを特徴とする方法。
  74. 【請求項74】特許請求の範囲第71項記載の方法にお
    いて、前記液体が水であることを特徴とする方法。
  75. 【請求項75】特許請求の範囲第72項記載の方法にお
    いて、熱交換器を排出して残留廃棄物を取り出した後に
    管シートをフラッシングする段階をさらに包含すること
    を特徴とする方法。
  76. 【請求項76】特許請求の範囲第71項記載の方法にお
    いて、継続する衝撃波衝撃、反復爆発性の瞬間的な衝撃
    波およびその結果生じた液体の動きでスラッジを前記液
    体内に浮遊物として残し、前記液体を外部清掃システム
    を通して循環させて熱交換器を連続的にフラッシング
    し、熱交換器に戻す前に前記液体から浮遊し、溶解した
    汚染物を除去することを特徴とする方法。
  77. 【請求項77】特許請求の範囲第76項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃を瀘過作用によって行なうことを
    特徴とする方法。
  78. 【請求項78】特許請求の範囲第76項記載の方法にお
    いて、液体の外部清掃をイオン交換作用によって行なう
    ことを特徴とする方法。
  79. 【請求項79】特許請求の範囲第71項記載の方法にお
    いて、前記液体が化学溶剤であることを特徴とする方
    法。
  80. 【請求項80】特許請求の範囲第71項記載の方法にお
    いて、前記熱交換器が水蒸気発生器であることを特徴と
    する方法。
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