JPH0633975A - 防振ブッシュ - Google Patents
防振ブッシュInfo
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- JPH0633975A JPH0633975A JP20740892A JP20740892A JPH0633975A JP H0633975 A JPH0633975 A JP H0633975A JP 20740892 A JP20740892 A JP 20740892A JP 20740892 A JP20740892 A JP 20740892A JP H0633975 A JPH0633975 A JP H0633975A
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Landscapes
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 減衰性能に優れた防振ブッシュを提供する。
【構成】 内筒2及びそれに同心状に外嵌された外筒3
と、両筒2・3間において内筒2を囲繞するように配置
され両端部が外筒3の内壁面に固定された弾性部材4と
を備えた防振ブッシュ1において、弾性部材4を介して
両筒2・3間の相対変位を規制するストッパ機構10で
あって、外筒3に設けられた1対のシリンダ部材11
と、両シリンダ部材11に夫々装着された1対のピスト
ン部材12と、両ピストン部材12の内端に夫々固定さ
れた1対の規制プレート16であって振動吸収空間17
を介して弾性部材4に連結された1対の規制プレート1
6と、両シリンダ部材11の作動油室13を連通するパ
イプ部材14と、パイプ部材14の途中部に設けられた
オリフィス15とを備えたストッパ機構10を設け、ス
トッパ機構10の作動開始時の両筒2・3間の相対変位
量を入力荷重の増大に応じて小さくするようにした。
と、両筒2・3間において内筒2を囲繞するように配置
され両端部が外筒3の内壁面に固定された弾性部材4と
を備えた防振ブッシュ1において、弾性部材4を介して
両筒2・3間の相対変位を規制するストッパ機構10で
あって、外筒3に設けられた1対のシリンダ部材11
と、両シリンダ部材11に夫々装着された1対のピスト
ン部材12と、両ピストン部材12の内端に夫々固定さ
れた1対の規制プレート16であって振動吸収空間17
を介して弾性部材4に連結された1対の規制プレート1
6と、両シリンダ部材11の作動油室13を連通するパ
イプ部材14と、パイプ部材14の途中部に設けられた
オリフィス15とを備えたストッパ機構10を設け、ス
トッパ機構10の作動開始時の両筒2・3間の相対変位
量を入力荷重の増大に応じて小さくするようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防振ブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、防振ブッシュとして、図5に示
す防振ブッシュ100のように、内筒101及びそれに
同心状に外嵌された外筒102と、両筒101・102
間において内筒101を囲繞するように配置され両端部
が外筒102の内壁面に固定された弾性部材103とを
備え、弾性部材103の途中部に両筒101・102間
の相対変位を規制する変位ストッパ部103aを外筒1
02の内壁面と所定の隙間をあけて突出状に設けたもの
が広く採用されている。ところで、前記防振ブッシュ1
00では、変位ストッパ部103aが外筒102の内壁
面に当接することで両筒101・102間の異常な相対
変位を規制出来るが、衝撃荷重などが入力されると弾性
部材103の両端近傍部が急激に弾性変形して変位スト
ッパ部103aが外筒102の内壁面に激しく衝突し、
衝撃荷重を十分に吸収出来ないという問題がある。そこ
で、最近では、図6に示す防振ブッシュ110のよう
に、弾性部材103と外筒102間に1対の液室111
を設け、両液室111をオリフィス112を介して連通
するとともに液室111内に非圧縮性流体を充填し、オ
リフィス112を流通する非圧縮性流体の減衰作用によ
り効果的に振動を吸収出来るようにした流体封入タイプ
の防振ブッシュ110が採用されつつある(特公平2−
26098号公報参照)。
す防振ブッシュ100のように、内筒101及びそれに
同心状に外嵌された外筒102と、両筒101・102
間において内筒101を囲繞するように配置され両端部
が外筒102の内壁面に固定された弾性部材103とを
備え、弾性部材103の途中部に両筒101・102間
の相対変位を規制する変位ストッパ部103aを外筒1
02の内壁面と所定の隙間をあけて突出状に設けたもの
が広く採用されている。ところで、前記防振ブッシュ1
00では、変位ストッパ部103aが外筒102の内壁
面に当接することで両筒101・102間の異常な相対
変位を規制出来るが、衝撃荷重などが入力されると弾性
部材103の両端近傍部が急激に弾性変形して変位スト
ッパ部103aが外筒102の内壁面に激しく衝突し、
衝撃荷重を十分に吸収出来ないという問題がある。そこ
で、最近では、図6に示す防振ブッシュ110のよう
に、弾性部材103と外筒102間に1対の液室111
を設け、両液室111をオリフィス112を介して連通
するとともに液室111内に非圧縮性流体を充填し、オ
リフィス112を流通する非圧縮性流体の減衰作用によ
り効果的に振動を吸収出来るようにした流体封入タイプ
の防振ブッシュ110が採用されつつある(特公平2−
26098号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記流体封
入タイプの防振ブッシュ110においても、変位ストッ
パ103aと外筒102間の距離が固定的に設定されて
いるので、衝撃荷重が入力されても変位ストッパ103
aが外筒102の内壁面に当接するまでの間は、変位ス
トッパ103aにより衝撃を吸収出来ないこと、高周波
の振動が入力されると、非圧縮性流体の移動が低下して
非圧縮性流体が略剛体として作用することから、減衰作
用が大幅に低下すること、などの問題がある。本発明の
目的は、減衰性能に優れた防振ブッシュを提供すること
である。
入タイプの防振ブッシュ110においても、変位ストッ
パ103aと外筒102間の距離が固定的に設定されて
いるので、衝撃荷重が入力されても変位ストッパ103
aが外筒102の内壁面に当接するまでの間は、変位ス
トッパ103aにより衝撃を吸収出来ないこと、高周波
の振動が入力されると、非圧縮性流体の移動が低下して
非圧縮性流体が略剛体として作用することから、減衰作
用が大幅に低下すること、などの問題がある。本発明の
目的は、減衰性能に優れた防振ブッシュを提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の防振ブッシュ
は、内筒及びそれに同心状に外嵌された外筒と、両筒間
において内筒を囲繞するように配置され両端部が外筒の
内壁面に固定された弾性部材とを備えた防振ブッシュに
おいて、前記弾性部材の一部を介して両筒間の相対変位
を規制するストッパ機構であって、その作動開始すると
きの両筒間の相対変位量を入力荷重の増大に応じて小さ
くするストッパ機構を設けたものである。請求項2の防
振ブッシュは、請求項1に記載の防振ブッシュにおい
て、前記ストッパ機構が、外筒に設けられた1対のシリ
ンダ部材と、両シリンダ部材に夫々装着された1対のピ
ストン部材と、両ピストン部材の内端に夫々固定された
1対の規制プレートであって弾性部材に隙間を介して連
結された1対の規制プレートと、両シリンダ部材の作動
油室を連通する流体通路と、流体通路の途中部に設けら
れたオリフィスとを備えたものである。請求項3の防振
ブッシュは、請求項2に記載の防振ブッシュにおいて、
前記オリフィスの通路面積を調節する為の調節手段を設
けたものである。
は、内筒及びそれに同心状に外嵌された外筒と、両筒間
において内筒を囲繞するように配置され両端部が外筒の
内壁面に固定された弾性部材とを備えた防振ブッシュに
おいて、前記弾性部材の一部を介して両筒間の相対変位
を規制するストッパ機構であって、その作動開始すると
きの両筒間の相対変位量を入力荷重の増大に応じて小さ
くするストッパ機構を設けたものである。請求項2の防
振ブッシュは、請求項1に記載の防振ブッシュにおい
て、前記ストッパ機構が、外筒に設けられた1対のシリ
ンダ部材と、両シリンダ部材に夫々装着された1対のピ
ストン部材と、両ピストン部材の内端に夫々固定された
1対の規制プレートであって弾性部材に隙間を介して連
結された1対の規制プレートと、両シリンダ部材の作動
油室を連通する流体通路と、流体通路の途中部に設けら
れたオリフィスとを備えたものである。請求項3の防振
ブッシュは、請求項2に記載の防振ブッシュにおいて、
前記オリフィスの通路面積を調節する為の調節手段を設
けたものである。
【0005】
【作用】請求項1の防振ブッシュにおいては、内筒及び
外筒間の相対変位を弾性部材の一部を介して規制するス
トッパ機構であって、その作動開始するときの両筒間の
相対変位量を入力荷重の増大に応じて小さくするストッ
パ機構が設けられているので、衝撃荷重などの大きな荷
重が入力されると、両筒間の相対変位量が比較的小さな
入力初期の状態からストッパ機構が作動して、弾性部材
の一部により入力荷重が効果的に吸収される。請求項2
の防振ブッシュにおいては、内筒と外筒とが相対変位す
ると、1対のピストン部材が規制プレートを介して弾性
部材とともに移動し、両シリンダ部材の作動油室の非圧
縮性流体が流体通路及びオリフィスを介して流通するの
で、衝撃荷重などの大きな荷重が入力されると、非圧縮
性流体の流通抵抗が増大して規制プレートが略ロック状
態になり、両筒間の相対変位量が比較的小さい入力初期
の状態から弾性部材の一部が規制プレートに当接して、
弾性部材によるエネルギ吸収作用とオリフィスを流通す
る非圧縮性流体による減衰作用とで入力荷重が効果的に
吸収される。しかも、高周波数の振動が入力されたとき
には、非圧縮性流体の流通抵抗が高くなって規制プレー
トは略ロック状態になるが、弾性部材と規制プレート間
の隙間を介して弾性部材の一部が弾性変形することによ
り高周波振動を効果的に吸収出来る。請求項3の防振ブ
ッシュにおいては、オリフィスの通路面積を調節する為
の調節手段が設けられているので、防振ブッシュの減衰
特性を容易に変更出来る。
外筒間の相対変位を弾性部材の一部を介して規制するス
トッパ機構であって、その作動開始するときの両筒間の
相対変位量を入力荷重の増大に応じて小さくするストッ
パ機構が設けられているので、衝撃荷重などの大きな荷
重が入力されると、両筒間の相対変位量が比較的小さな
入力初期の状態からストッパ機構が作動して、弾性部材
の一部により入力荷重が効果的に吸収される。請求項2
の防振ブッシュにおいては、内筒と外筒とが相対変位す
ると、1対のピストン部材が規制プレートを介して弾性
部材とともに移動し、両シリンダ部材の作動油室の非圧
縮性流体が流体通路及びオリフィスを介して流通するの
で、衝撃荷重などの大きな荷重が入力されると、非圧縮
性流体の流通抵抗が増大して規制プレートが略ロック状
態になり、両筒間の相対変位量が比較的小さい入力初期
の状態から弾性部材の一部が規制プレートに当接して、
弾性部材によるエネルギ吸収作用とオリフィスを流通す
る非圧縮性流体による減衰作用とで入力荷重が効果的に
吸収される。しかも、高周波数の振動が入力されたとき
には、非圧縮性流体の流通抵抗が高くなって規制プレー
トは略ロック状態になるが、弾性部材と規制プレート間
の隙間を介して弾性部材の一部が弾性変形することによ
り高周波振動を効果的に吸収出来る。請求項3の防振ブ
ッシュにおいては、オリフィスの通路面積を調節する為
の調節手段が設けられているので、防振ブッシュの減衰
特性を容易に変更出来る。
【0006】
【発明の効果】前記作用の項で説明したように次のよう
な効果が得られる。請求項1の防振ブッシュによれば、
内筒及び外筒間の相対変位を弾性部材の一部を介して規
制するストッパ機構であって、その作動開始するときの
両筒間の相対変位量を入力荷重の増大に応じて小さくす
るストッパ機構を設けてあるので、衝撃荷重などの大き
な荷重が入力された場合には、両筒間の変位相対変位量
が比較的小さな入力初期の状態からストッパ機構が作動
して、弾性部材の一部により入力荷重を効果的に吸収す
ることが出来る。請求項2の防振ブッシュによれば、シ
リンダ部材とピストン部材と規制プレートと流体通路と
オリフィスとからなる簡単な構成のストッパ機構によ
り、衝撃荷重などの大きな荷重が入力されたときには、
弾性部材によるエネルギ吸収作用とオリフィスを流通す
る非圧縮流体による減衰作用とで入力荷重を効果的に吸
収出来、高周波数の振動が入力されたときには、弾性部
材と規制プレート間の隙間を介して弾性部材の一部が弾
性変形することにより高周波振動を効果的に吸収出来
る。請求項3の防振ブッシュによれば、オリフィスの通
路面積を調節する為の調節手段を設けてあるので、防振
ブッシュの減衰特性を容易に変更出来る。
な効果が得られる。請求項1の防振ブッシュによれば、
内筒及び外筒間の相対変位を弾性部材の一部を介して規
制するストッパ機構であって、その作動開始するときの
両筒間の相対変位量を入力荷重の増大に応じて小さくす
るストッパ機構を設けてあるので、衝撃荷重などの大き
な荷重が入力された場合には、両筒間の変位相対変位量
が比較的小さな入力初期の状態からストッパ機構が作動
して、弾性部材の一部により入力荷重を効果的に吸収す
ることが出来る。請求項2の防振ブッシュによれば、シ
リンダ部材とピストン部材と規制プレートと流体通路と
オリフィスとからなる簡単な構成のストッパ機構によ
り、衝撃荷重などの大きな荷重が入力されたときには、
弾性部材によるエネルギ吸収作用とオリフィスを流通す
る非圧縮流体による減衰作用とで入力荷重を効果的に吸
収出来、高周波数の振動が入力されたときには、弾性部
材と規制プレート間の隙間を介して弾性部材の一部が弾
性変形することにより高周波振動を効果的に吸収出来
る。請求項3の防振ブッシュによれば、オリフィスの通
路面積を調節する為の調節手段を設けてあるので、防振
ブッシュの減衰特性を容易に変更出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、自動車の防振ブッシュに本発明を適
用した場合のものである。図1・図2に示すように、防
振ブッシュ1の構成について説明すると、パワートレー
ンやサスペンション装置などの振動発生源に図示外のブ
ラケット部材を介して固定された内筒2が設けられ、内
筒2には車体フレームに図示外のブラケットを介して固
定された外筒3が同心状に外嵌され、内筒2と外筒3間
には合成ゴム製の弾性部材4が設けられ、弾性部材4の
左右両端部は外筒3の内周面に加硫接着され、弾性部材
4の両端近傍部には内筒2から入力された振動を吸収す
る振動吸収部4aが形成され、弾性部材4と外筒3間に
は上下1対の空間部5が形成され、弾性部材4の途中部
には空間部5内に突出状に延びる上下1対の変位ストッ
パ部4bが一体的に形成され、変位ストッパ部4bの略
中央部には突起部4cが一体的に形成され、変位ストッ
パ部4bに対応する外筒3の内壁面には左右1対の補助
ストッパ6が突出状に形成されている。
する。本実施例は、自動車の防振ブッシュに本発明を適
用した場合のものである。図1・図2に示すように、防
振ブッシュ1の構成について説明すると、パワートレー
ンやサスペンション装置などの振動発生源に図示外のブ
ラケット部材を介して固定された内筒2が設けられ、内
筒2には車体フレームに図示外のブラケットを介して固
定された外筒3が同心状に外嵌され、内筒2と外筒3間
には合成ゴム製の弾性部材4が設けられ、弾性部材4の
左右両端部は外筒3の内周面に加硫接着され、弾性部材
4の両端近傍部には内筒2から入力された振動を吸収す
る振動吸収部4aが形成され、弾性部材4と外筒3間に
は上下1対の空間部5が形成され、弾性部材4の途中部
には空間部5内に突出状に延びる上下1対の変位ストッ
パ部4bが一体的に形成され、変位ストッパ部4bの略
中央部には突起部4cが一体的に形成され、変位ストッ
パ部4bに対応する外筒3の内壁面には左右1対の補助
ストッパ6が突出状に形成されている。
【0008】前記防振ブッシュ1には、両筒2・3間の
相対変位を規制するストッパ機構10であって、その作
動開始時における両筒2・3間の相対変位量を入力荷重
の増大に応じて小さく設定可能な次のような構成のスト
ッパ機構10が設けられている。図1・図2に示すよう
に、上下の変位ストッパ部4bに対応する外筒3の部分
には上下方向向きのシリンダ部材11が夫々設けられ、
シリンダ部材11内には外筒3を貫通して内方側へ延び
るピストン部材12が油密摺動自在に装着され、上下の
シリンダ部材11の作動油室13はパイプ部材14を介
して連通され、作動油室13及びパイプ部材14内には
非圧縮性流体が充填され、パイプ部材14の途中部には
オリフィス15が形成され、ピストン部材12の内端部
には規制プレート16がその内端面を突起部4cに当接
させた状態に固定され、変位ストッパ部4bの左右両端
部には外方側へ延びる1対の保持部4dが弾性部材4と
一体的に形成され、規制プレート16の左右両端部は保
持部4dを介して弾性部材4に連結され、変位ストッパ
部4bと規制プレート16間には上下の規制プレート1
6間において変位ストッパ部4bの弾性変形を許容する
変位吸収空間17が形成されている。
相対変位を規制するストッパ機構10であって、その作
動開始時における両筒2・3間の相対変位量を入力荷重
の増大に応じて小さく設定可能な次のような構成のスト
ッパ機構10が設けられている。図1・図2に示すよう
に、上下の変位ストッパ部4bに対応する外筒3の部分
には上下方向向きのシリンダ部材11が夫々設けられ、
シリンダ部材11内には外筒3を貫通して内方側へ延び
るピストン部材12が油密摺動自在に装着され、上下の
シリンダ部材11の作動油室13はパイプ部材14を介
して連通され、作動油室13及びパイプ部材14内には
非圧縮性流体が充填され、パイプ部材14の途中部には
オリフィス15が形成され、ピストン部材12の内端部
には規制プレート16がその内端面を突起部4cに当接
させた状態に固定され、変位ストッパ部4bの左右両端
部には外方側へ延びる1対の保持部4dが弾性部材4と
一体的に形成され、規制プレート16の左右両端部は保
持部4dを介して弾性部材4に連結され、変位ストッパ
部4bと規制プレート16間には上下の規制プレート1
6間において変位ストッパ部4bの弾性変形を許容する
変位吸収空間17が形成されている。
【0009】次に、前記防振ブッシュ11の作用につい
て、図3の特性図を参照しながら説明する。前記防振ブ
ッシュ11は、基本的にストッパ機構10のオリフィス
15による減衰作用で、変位ストッパ部4bが規制プレ
ート16に当接して入力荷重を吸収し始めるまでの両筒
2・3間の相対変位量、つまりストッパ機構10が作動
開始するときの両筒2・3間の相対変位量が入力荷重の
増大に応じて小さくなるように作用する。即ち、図3に
曲線Aで示すように、小さな入力荷重が内筒2に対して
入力された場合には、上下の作動油室13の非圧縮性流
体が略抵抗なくオリフィス15を流通し、規制プレート
16と変位ストッパ部4bとが略一体的に移動するの
で、振動吸収部4aの弾性変形により入力荷重が効果的
に吸収され、相対変位が点aの位置で規制プレート16
が補助ストッパ6に当接してからストッパ機構10が作
動を開始し、その後は変位ストッパ部4bの弾性変形を
介して衝撃が吸収される。
て、図3の特性図を参照しながら説明する。前記防振ブ
ッシュ11は、基本的にストッパ機構10のオリフィス
15による減衰作用で、変位ストッパ部4bが規制プレ
ート16に当接して入力荷重を吸収し始めるまでの両筒
2・3間の相対変位量、つまりストッパ機構10が作動
開始するときの両筒2・3間の相対変位量が入力荷重の
増大に応じて小さくなるように作用する。即ち、図3に
曲線Aで示すように、小さな入力荷重が内筒2に対して
入力された場合には、上下の作動油室13の非圧縮性流
体が略抵抗なくオリフィス15を流通し、規制プレート
16と変位ストッパ部4bとが略一体的に移動するの
で、振動吸収部4aの弾性変形により入力荷重が効果的
に吸収され、相対変位が点aの位置で規制プレート16
が補助ストッパ6に当接してからストッパ機構10が作
動を開始し、その後は変位ストッパ部4bの弾性変形を
介して衝撃が吸収される。
【0010】一方、図3に曲線Bで示すように、前記の
場合よりも大きな入力荷重が入力される場合には、非圧
縮性流体の流通抵抗が高くなり、規制プレート16の移
動速度が遅くなるので、変位ストッパ部4bが規制プレ
ートに当接して弾性変形し、振動吸収部4a及び変位ス
トッパ部4bの弾性変形によるエネルギ吸収作用とオリ
フィス15を流通する非圧縮性流体の減衰作用により入
力荷重が効果的に吸収される。しかも、入力荷重の増大
に応じて非圧縮性流体の流通抵抗が高くなって規制プレ
ート16の移動速度が遅くなるので、変位ストッパ部4
bが規制プレート16に当接して入力荷重を吸収し始め
る(点bの位置)までの両筒2・3間の相対変位量が実
質的に入力荷重の増大に応じて小さくなる。また、図3
に曲線Cで示すように、前記の場合ようりも大きな衝撃
荷重が入力された場合には、両筒2・3間の相対変位量
が略零の状態で規制プレート16がロック状態になっ
て、入力初期の状態(点cの位置)から変位ストッパ部
4bが弾性変形して衝撃荷重が効果的に吸収される。
場合よりも大きな入力荷重が入力される場合には、非圧
縮性流体の流通抵抗が高くなり、規制プレート16の移
動速度が遅くなるので、変位ストッパ部4bが規制プレ
ートに当接して弾性変形し、振動吸収部4a及び変位ス
トッパ部4bの弾性変形によるエネルギ吸収作用とオリ
フィス15を流通する非圧縮性流体の減衰作用により入
力荷重が効果的に吸収される。しかも、入力荷重の増大
に応じて非圧縮性流体の流通抵抗が高くなって規制プレ
ート16の移動速度が遅くなるので、変位ストッパ部4
bが規制プレート16に当接して入力荷重を吸収し始め
る(点bの位置)までの両筒2・3間の相対変位量が実
質的に入力荷重の増大に応じて小さくなる。また、図3
に曲線Cで示すように、前記の場合ようりも大きな衝撃
荷重が入力された場合には、両筒2・3間の相対変位量
が略零の状態で規制プレート16がロック状態になっ
て、入力初期の状態(点cの位置)から変位ストッパ部
4bが弾性変形して衝撃荷重が効果的に吸収される。
【0011】ここで、入力荷重の振動数が高くなるにつ
れて、オリフィス15を流通する非圧縮性流体の流通抵
抗が大きくなるので低周波振動が入力されたときには、
規制プレート16と変位ストッパ部4bとが略一体的に
移動して、振動吸収部4aの弾性変形により入力荷重が
効果的に吸収され、高周波振動が入力されたときには、
規制プレート16はロック状態になるが、変位吸収空間
17を介して変位ストッパ部4bが弾性変形することで
入力振動が効果的に吸収される。以上のように、簡単な
構成のストッパ機構10を設けるとで、高周波振動や衝
撃荷重を効果的に吸収することが出来る。
れて、オリフィス15を流通する非圧縮性流体の流通抵
抗が大きくなるので低周波振動が入力されたときには、
規制プレート16と変位ストッパ部4bとが略一体的に
移動して、振動吸収部4aの弾性変形により入力荷重が
効果的に吸収され、高周波振動が入力されたときには、
規制プレート16はロック状態になるが、変位吸収空間
17を介して変位ストッパ部4bが弾性変形することで
入力振動が効果的に吸収される。以上のように、簡単な
構成のストッパ機構10を設けるとで、高周波振動や衝
撃荷重を効果的に吸収することが出来る。
【0012】尚、図4に示すように、前記オリフィス1
5の通路面積を可変に調節可能なニードル弁体20を有
する調節ネジ21を設けてもよい。また、前記ニードル
弁体20を図示外のソレノイドアクチュエータなどのア
クチュエータで進退駆動するようにし、入力荷重の周波
数に応じてこのアクチュエータを制御してもよい。尚、
前記防振ブッシュ1は、自動車以外の産業機械や工作機
械の防振ブッシュとしても適用出来る。
5の通路面積を可変に調節可能なニードル弁体20を有
する調節ネジ21を設けてもよい。また、前記ニードル
弁体20を図示外のソレノイドアクチュエータなどのア
クチュエータで進退駆動するようにし、入力荷重の周波
数に応じてこのアクチュエータを制御してもよい。尚、
前記防振ブッシュ1は、自動車以外の産業機械や工作機
械の防振ブッシュとしても適用出来る。
【図1】防振ブッシュの斜視図である。
【図2】防振ブッシュの縦断面図である。
【図3】防振ブッシュの特性図である。
【図4】変形例に係る防振ブッシュのオリフィス付近の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図5】従来技術に係る防振ブッシュの縦断面図であ
る。
る。
【図6】従来技術に係るオイル封入タイプの防振ブッシ
ュの縦断面図である。
ュの縦断面図である。
1 防振ブッシュ 2 内筒 3 外筒 4 弾性部材 10 ストッパ機構 11 シリンダ部材 12 ピストン部材 13 作動油室 14 パイプ部材 15 オリフィス 16 規制プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋野 浩 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 江藤 康生 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 入江 浩之 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 細川 肇之 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 内筒及びそれに同心状に外嵌された外筒
と、両筒間において内筒を囲繞するように配置され両端
部が外筒の内壁面に固定された弾性部材とを備えた防振
ブッシュにおいて、 前記弾性部材の一部を介して両筒間の相対変位を規制す
るストッパ機構であって、その作動開始するときの両筒
間の相対変位量を入力荷重の増大に応じて小さくするス
トッパ機構を設けたことを特徴とする防振ブッシュ。 - 【請求項2】 前記ストッパ機構が、外筒に設けられた
1対のシリンダ部材と、両シリンダ部材に夫々装着され
た1対のピストン部材と、両ピストン部材の内端に夫々
固定された1対の規制プレートであって弾性部材に隙間
を介して連結された1対の規制プレートと、両シリンダ
部材の作動油室を連通する流体通路と、流体通路の途中
部に設けられたオリフィスとを備えたことを特徴とする
請求項1に記載の防振ブッシュ。 - 【請求項3】 前記オリフィスの通路面積を調節する為
の調節手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の
防振ブッシュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20740892A JPH0633975A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 防振ブッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20740892A JPH0633975A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 防振ブッシュ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633975A true JPH0633975A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16539249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20740892A Pending JPH0633975A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 防振ブッシュ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633975A (ja) |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP20740892A patent/JPH0633975A/ja active Pending
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