JPH063390Y2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH063390Y2
JPH063390Y2 JP1986137039U JP13703986U JPH063390Y2 JP H063390 Y2 JPH063390 Y2 JP H063390Y2 JP 1986137039 U JP1986137039 U JP 1986137039U JP 13703986 U JP13703986 U JP 13703986U JP H063390 Y2 JPH063390 Y2 JP H063390Y2
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stirring
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JP1986137039U
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JPS6343154U (ja
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圭二 加藤
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は、現像装置本体の上方にトナーを供給するト
ナーホッパを受け、現像装置本体内に現像ローラと攪拌
ローラとを設けた現像装置に関する。
(b)従来の技術 一般に、現像装置は感光体ドラムの側方部に配置され、
露光工程によって感光体ドラムの表面に形成された静電
潜像にトナーを供給することにより現像を行う。この現
像装置は、現像装置本体上方にトナーホッパを設け、こ
のトナーホッパから現像装置内にトナーを補給し、その
トナーを攪拌ローラで現像装置本体内のキャリアと攪拌
する。さらに、現像ローラによって感光体ドラム表面の
静電潜像部にそのトナーを供給するとともに、この現像
ローラに適正な現像バイアスを加えることにより感光体
ドラム表面の静電潜像部を顕像化する。
ところで、このような現像装置本体内のトナーは熱可塑
性樹脂の微粉末であるため凝固しやすく、温度および室
温の上昇等に起因して互いに固着し現像剤中において偏
在しやすい。そのため、トナー補給後、攪拌ローラで充
分キャリアと攪拌する必要がある。この攪拌量が少ない
とトナーとキャリアの摩擦帯電が不十分となり、帯電さ
れていないトナーが現像ローラ側に吹き出し、画像品質
を低下させる原因となる。そこで、従来、トナーの攪拌
性を上げるために、第4図に示すように攪拌ローラの回
転軸に複数の攪拌フィンを設けたり、さらに、この攪拌
フィンに、実開昭58−128457号公報の第9図に
示すように、攪拌フィン間に軸方向全域にリブを設け
て、トナーホッパから供給されるトナーを効率的に攪拌
する方法が提案されている。また、実開昭60−140
969号公報には、第2図及び第3図において、現像剤
の攪拌ローラを、スパイラル状に形成した一本の攪拌羽
根を設け、その攪拌のためのスパイラル羽根の一部に半
径方向にフラット羽根を軸方向に交互に設けることで、
攪拌効果を増す技術が提案されている。
(c)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような現像装置では、攪拌フィン
にリブを取りつけるとトナーホッパから補給されたトナ
ーがリブに当たり攪拌量は増えるがこの攪拌ローラの回
転軸に係る負荷トルクが増大して定着装置の駆動系の負
荷が増えるため、その負荷値にあった駆動トルクの大き
い駆動系にしなければならなくなる。また、実開昭60
−140969号公報に提案された現像装置であれば、
スパイラル状の羽根間ではなく、羽根間の一部にフラッ
ト羽根を設けるものであっても、回転のための駆動トル
クは多少は軽減されるものの、大幅な回転トルクの軽減
は望めない。またこの公報による提案は、フラット羽根
による攪拌効果をより増すためには、そのフラット羽根
をより長く、スパイラル羽根間まで延長する必要がある
が、これであれば、1本のスパイラル羽根による軸方向
への現像剤の搬送が遮蔽される。そのために、どうして
もフラット羽根の長さを短くする必要があり、これによ
る攪拌効果が低減される。
本考案は、上述の欠点に鑑み、攪拌ローラによる回転駆
動トルクの軽減を行うと同時に、トナーの混合及び攪拌
効果をより高めることができる攪拌ローラを備えた現像
装置を提供することを目的とする。
(d)問題点を解決するための手段 本考案の現像装置は、 現像装置本体に一部が感光体と対向し現像を行う現像ロ
ーラ、補給トナーを現像剤と混合及び攪拌し上記現像ロ
ーラへ攪拌した現像剤を供給する攪拌ローラとを設け、
該攪拌ローラは回転軸に複数の単片よりなり一定間隔毎
に固定された攪拌フィンを設けた現像装置において、 上記回転軸に固定された隣接する攪拌フィン間にそれぞ
れの端部が取り付けられたメッシュ状のを半径方向に設
け、該リブを回転軸に対して上記攪拌フィン間に交互に
設けたことを特徴とする。
(e)作用 本考案による現像装置によれば、攪拌ローラが回転する
ことで、現像剤が攪拌ローラの回転軸方向に搬送される
と同時に攪拌され、一部が現像ローラへと供給される。
この時、トナーが補給されると、攪拌フィンにて補給ト
ナーが現像剤が混合され攪拌される。また、攪拌フィン
間に取り付けられたメッシュ状のリブによっても合わせ
て混合及び攪拌が行われる。メッシュ状のリブは、トナ
ーの一部をこのメッシュを透過し、他の一部は軸と直交
する方向に搬送する。これにより、きめ細かな均一な攪
拌が可能になる。また、メッシュの大きさを調整するこ
とによで、メッシュを通過するトナーと通過しないトナ
ーとの比率を設定することができる。そのため、適当な
大きさの目を有するメッシュを適宜用いることで、攪拌
性を大きくすることができる。これに応じて、攪拌ロー
ラを回転させるための駆動トルクを大きくしなくても良
くなる。
また、メッシュ状のリブの回転軸方向に交互に設けるこ
とで、リブの側方にも攪拌フィンによる現像剤の流れと
合わせて一部のトナーが流れ、その方向の攪拌も合わせ
て行え、攪拌効果をより高めることができる。また、攪
拌ローラの1回転にてメッシュ状のリブが一度現像剤に
作用する、つまり1個のリブが設けられているため、少
ないトルクで最大の攪拌効率を得ることができる。
(f)実施例 第3図は、この考案の実施例である現像装置を備えた複
写機の概略機構図である。
複写機本体31の内部のほぼ中央部には感光体ドラム3
2が設けられている。この感光体ドラム32の外周部近
傍には帯電チャージャ46、現像装置1、転写チャージ
ャ47、剥離チャージャ48、クリーナ49および除電
チャージャ50が備えられ、複写プロセス部33を構成
している。この複写プロセス部33の右側には用紙カセ
ット36,37が装着され、給紙ローラ34,35を備
えた給紙部38が構成されている。また、複写プロセス
部33の左方には、搬送ベルト51および定着装置39
が設けられている。さらに、その左側には排紙ローラ4
0と排紙トレイ41を備えた排紙部42が構成されてい
る。
複写機本体31の上面には原稿台45が形成されてい
る。この原稿台45の下方には、レンズ43,光源44
を含む光学系装置が矢印LまたはM方向に往復移動可能
に備えられている。
以上の構成によって複写プロセス時には光学系装置が有
する光源44により原稿台45に載置された原稿の画像
を走査する。光源44の光は原稿台45上の原稿に反射
し、その反射光は図中一点鎖線で示すようにレンズ43
を通過して露光光として感光体ドラム32の表面に配光
される。
複写プロセスの開始と同時に感光体ドラム32は矢印C
方向に回転し、露光位置の前方において帯電チャージャ
46により単一極性の電荷が帯電され露光光の照射によ
って静電潜像が形成される。この後、感光体ドラム32
の表面に現像装置1からトナーが供給され、静電潜像が
顕像化される。感光体ドラム32の回転の同期して給紙
部38から用紙が複写プロセス部33に導かれ、転写チ
ャージャ47により用紙の表面上にトナー画像が転写さ
れ、剥離チャージャ48により感光体ドラム32の表面
への吸着力を軽減された後搬送ベルト51により定着装
置39に導かれる。定着装置39により、用紙のトナー
現像が加熱および加圧されることにより定着される。こ
の後、この用紙が排紙ローラ40によって排紙トレイ4
1上に排紙される。
第2図はこの考案の実施例である現像装置の正面断面図
である。
第2図に示すように、現像装置1は感光体ドラム30の
左側部に配置されている。現像装置1の感光体ドラム3
2に対向する部分には下方にドクタ1bが設けられた開
口部1aが形成されている。この開口部1aから現像装
置1の内部に矢印b方向に回転するスリーブ3bを備え
た現像ローラ3が露出している。
現像ローラ3は内部に軸方向に設けられた図示しない磁
極の周りを回転し、現像剤5を感光体ドラム32の表面
に供給する。このとき、ドクタ1bは現像ローラ上に吸
着する現像剤の高さを規制する。
現像装置1の内部において、現像ローラ3の右方には攪
拌ローラ2が矢印c方向に回転するように支持されてい
る。攪拌ローラ2の上方の現像装置本体には、トナー補
給口1cが形成され、このトナー補給口1cに嵌合する
ようにトナーホッパ4が配設されている。さらに、トナ
ーホッパ4の下方にはトナー補給ローラ4aが設けられ
ている。また、現像装置1の上方の壁面にはトナー濃度
検知センサ6が設けられている。
現像装置本体内のトナー濃度が下がると、その状態がト
ナー濃度検知センサ6によって検出され、図示しないト
ナー補給回路をオンさせる。トナー補給回路がオンする
とトナーホッパ4内の補給ローラ4aが駆動しトナーを
現像装置本体内に送る。
次に、第1図を参照して攪拌ローラ2の構造を説明す
る。
第1図は第2図に示した現像装置の上部カバーの一部を
取り外した一部斜視図である。
同図において、攪拌ローラ2の回転軸2aは現像装置本
体の左右壁に備えられた図示しない軸受部に軸支されて
いる。この回転軸2aには一定間隔に複数の単片からな
る攪拌フィン2bが固定されて設けられいる。この攪拌
フィン2bは、図から明らかなように回転軸2a方向へ
の現像剤の搬送を可能にするために、一部が切り欠かれ
ており、その切り欠き部は、隣接する攪拌フィン2b同
志が互い違いに180゜ずれた状態で回転軸2aに固定され
ている。
また、この攪拌フィン間にはメッシュ状のリブ2cが回
転軸2aから半径方向に設けられており、隣接するメッ
シュ状のリブ2cは、回転軸2aに対して交互に逆方向
に設けられている。特に、リブ2cは図に示す通り、回
転軸2aの半径方向に端部が隣接する攪拌フィン2b間
に取り付けされたおり、攪拌ローラ2による攪拌時の機
械的強度においても充分に対応できる。また、このリブ
2cのメッシュの目の大きさはトナーの大きさよりやや
大きく形成されている。
このような攪拌ローラを備えることによって、攪拌ロー
ラ2が回転すると、一部が切り欠かれた攪拌フィン2b
によって、回転軸2a方向への現像剤の搬送が確保さ
れ、現像剤が搬送されると共に、トナーホッパ4から供
給されるトナーが、攪拌フィン2bによって現像剤と混
合及び攪拌される。また、この攪拌フィン2b間に設け
られたメッシュ状のリブ2cによっても攪拌される。ま
た、このリブ2cのメッシュの目の大きさはトナーの大
きさよりやや大きく形成されているため、メッシュの目
の間にトナーの一部が通過する。このような作用によ
り、メッシュの目の大きさを選択することでリブによる
て攪拌量と攪拌されずにメッシュを通過する量との比を
調整することができ、これによって攪拌効果を向上する
とともに、駆動トルクもそれほど大きくしなくてよくな
る。
(g)考案の効果 以上のように、この考案によれば、攪拌ローラの攪拌フ
ィン間にメッシュ状のリブを設けることにより、トナー
ホッパから供給されるトナーはメッシュ状のリブによっ
ても攪拌され、しかもその一部は攪拌されたメッシュの
目を通過するため、メッシュの目の大きさを適当に選ぶ
ことにより、攪拌効率を上げながら、攪拌軸の駆動トル
クをそれほど大きくならない適当な値に設定できる。従
って従来の現像装置に適用する場合に駆動部をトルクの
大きなものに変えなくてもよい利点がある。
メッシュ状のリブを攪拌フィン間に取り付け、かつこれ
を回転軸に対し交互に設けたことから、リブの攪拌時の
機械的強度を充分に対応でき、きめ細かな攪拌を行える
と同時に回転トルクを上げることなく、非常に少ないト
ルクにて攪拌効率を充分に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である現像装置の上部カバー
の一部を取り外した一部斜視図である。第2図は同現像
装置の正面断面図である。第3図は同現像装置を備えた
複写機の概略構成を示す図である。第4図は従来の現像
装置の上部カバーの一部を取り外した一部斜視図であ
る。 1……現像装置、 2……攪拌ローラ、 2a……攪拌ローラの回転軸、 2b……攪拌フィン、 2c……メッシュ状のリブ、 3……現像ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像装置本体に一部が感光体と対向し現像
    を行う現像ローラ、補給トナーを現像剤と混合及び攪拌
    し上記現像ローラへ攪拌した現像剤を供給する攪拌ロー
    ラとを設け、該攪拌ローラは回転軸に複数の単片よりな
    り一定間隔毎に固定された攪拌フィンを設けた現像装置
    において、 上記回転軸に固定された隣接する攪拌フィン間にそれぞ
    れの端部が取り付けられたメッシュ状のリブを半径方向
    に設け、該リブを回転軸に対して上記攪拌フィン間に交
    互に設けたことを特徴とする現像装置。
JP1986137039U 1986-09-05 1986-09-05 現像装置 Expired - Lifetime JPH063390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986137039U JPH063390Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986137039U JPH063390Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05 現像装置

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Publication Number Publication Date
JPS6343154U JPS6343154U (ja) 1988-03-23
JPH063390Y2 true JPH063390Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=31040717

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986137039U Expired - Lifetime JPH063390Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05 現像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040230U (ja) * 1973-07-27 1975-04-24
JPS58128457U (ja) * 1982-02-23 1983-08-31 コニカ株式会社 現像装置

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JPS6343154U (ja) 1988-03-23

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