JPH06338424A - プリントコイル形トランス - Google Patents

プリントコイル形トランス

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JPH06338424A
JPH06338424A JP28915793A JP28915793A JPH06338424A JP H06338424 A JPH06338424 A JP H06338424A JP 28915793 A JP28915793 A JP 28915793A JP 28915793 A JP28915793 A JP 28915793A JP H06338424 A JPH06338424 A JP H06338424A
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JP
Japan
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coil
primary
transformer
winding
auxiliary
Prior art date
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Application number
JP28915793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanaga Takano
久永 高野
Kiyoharu Inao
清春 稲生
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールドコイルを有しながら積層数が増大し
ないプリントコイル形トランスを提供すること。 【構成】 トランスの一次巻線n1に相当する導体パタ
ーンの形成された一次側コイル10と、トランスの二次
巻線n2に相当する導体パターンの形成された二次側コ
イル20と、トランスの補助巻線n3に相当する導体パ
ターンの形成された補助コイル30を積層したプリント
コイル形トランスにおいて、前記補助コイルの導体パタ
ーンの一端は一次巻線側に接地されると共に、前記一次
側コイルの高い電圧の印加される面と、前記二次側コイ
ルとの対向面に前記補助コイルを挿入することを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器や電源装置に用
いられるトランスに係り、特にシールドを有するプリン
トコイル形トランスの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】シールドを有するトランスは、例えば本
出願人の提案に係る実開昭62−201915号公報に
開示されている。図9はこのような従来装置を用いたス
イッチング電源の回路図である。図において、トランス
の一次巻線n1には、商用の交流電源から送られた電力
をAC−DC変換部で直流化された直流電圧がその一端
に印加され、他端にはスイッチング素子Qが接続されて
いる。すると、二次巻線n2にはスイッチング信号が誘
起されるので、出力平滑化回路により直流化して負荷に
供給している。補助巻線n3は制御回路の動作用電力を
供給する。制御回路は、スイッチング素子にオンオフ制
御信号を送るもので、通常は負荷電流によらず出力電圧
が所定値となるようにオンオフ比を制御している。シー
ルドコイルは、一次巻線n1、二次巻線n2及び補助巻
線n3等の電力変換巻線とは独立して設けられるもの
で、電磁放射ノイズを低減する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シール
ドコイルを独立して設けると、一次二次巻線の間の漏れ
インダクタンスが大きくなると共に、電力変換巻線のト
ランスでの占有率を低下させ、トランスが大型になると
いう課題があった。本発明は上述の課題を解決したもの
で、一次コイルと二次コイルとの間のシールド効果が大
きなプリントコイル形トランスを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、トランスの一次巻線n1に相当する導体パ
ターンの形成された一次側コイル10と、トランスの二
次巻線n2に相当する導体パターンの形成された二次側
コイル20と、トランスの補助巻線n3に相当する導体
パターンの形成された補助コイル30を積層したプリン
トコイル形トランスにおいて、前記補助コイルの導体パ
ターンの一端は一次巻線側に接地されると共に、前記一
次側コイルの高い電圧の印加される面と、前記二次側コ
イルとの対向面に前記補助コイルを挿入することを特徴
としている。
【0005】
【作用】補助コイルは、一次側に接地されると共に、一
次側コイルの高い電圧の印加される面と二次側コイルと
の対向面に挿入されることで、シールドコイルとしての
働きを兼用している。このため独立にシールドコイルを
設ける必要がなく、トランスの積層数が少なくて済む。
【0006】
【実施例】以下図面を用いて、本発明を説明する。図1
は本発明の一実施例を示す組立状態の構成斜視図であ
る。図において、コア40は、いわゆるEE形コアで、
ここでは両側コア41は断面矩形になっており、中足コ
ア42は断面円形になっている。連結部43は両側コア
41と中足コア42を連結するコア材で、断面矩形にな
っている。プリントコイル積層体50は、トランスの一
次巻線の機能を有する一次側コイル10と、トランスの
二次巻線の機能を有する二次側コイル20と、補助巻線
の機能を有する補助コイル30よりなるもので、中央に
設けられたコア挿入孔56に中足コア32を挿入すると
共に、外側を両側コア31で挟んで磁気回路を形成して
いる。端子60は、トランスとする際に一次側と二次側
の信号線を接続するのに用いるもので、一次側端子61
と二次側端子62を有している。そして、プリントコイ
ル積層体50の表面には、中央にコア40の連結部43
が位置し、この両側に一次側端子61と二次側端子62
が位置する。
【0007】図2はプリントコイル積層体50の上面図
である。コア挿入孔56が中央に位置し、左右の両端に
は一次用接続孔51と二次用接続孔52が、それぞれ5
個一列に設けられている。組立後は、一次用接続孔51
に一次側端子61がはんだ付けされ、二次用接続孔52
に二次側端子62がはんだ付けされている。内部接続孔
53は、プリントコイル積層体50内部の一部の層間を
接続するもので、一次用接続孔51と二次用接続孔52
の近傍や、コア挿入孔56の近傍に設けられている。導
体形成面54は、プリントコイル積層体50のコア挿入
孔56と一次用接続孔51並びに二次用接続孔52に挟
まれた領域で、渦巻状の導体パターン55が必要に応じ
て形成されている。
【0008】図3はプリントコイル積層体50の展開図
で、(A)は表面パターンの番号、(B)は表面絶縁シ
ート層、(C)は表面パターン、(D)はベース、
(E)は裏面パターン、(F)は裏面絶縁シート層、
(G)は裏面パターンの番号、(H)はベースの折り畳
みの際の折り曲げ状態、(I)はベースの層番号並びに
トランスにおける導体パターンの巻線との対応関係を示
しているものである。
【0009】まず、図3(H)を用いて各導体パターン
の配置について説明する。ベースを折り畳んでコアに収
容したときの最上層に第1層の裏面パターンS01が位置
し、この裏に表面パターンS02が位置する。第2層の表
面パターンS101は第1層の表面パターンS02と対向し
ており、裏側に第2層の裏面パターンS102が位置して
いる。以下、裏面パターンS102とS103の組、表面パタ
ーンS104とS03の組、裏面パターンS04とS201の組、
表面パターンS202とS203の組、裏面パターンS204
205の組、表面パターンS206とS207の組、裏面パタ
ーンS208とS2 09の組、表面パターンS210とS211
組、裏面パターンS212とS05の組、表面パターンS06
とS31の組、裏面パターンS32とS105の組、表面パタ
ーンS106とS107の組が対向する導体パターン面で、必
要に応じて絶縁シートで両面間の絶縁がとられている。
裏面パターンS108は第14層目のシートであって、最
下層に位置すると共に、表面パターンS107の反対側に
位置している。
【0010】次に、トランスの巻線を単位に説明する。
一次側コイル10はシートの第2層と第3層を用いてお
り、第2層の表面パターンS101が一次用接続孔51の
一次巻線用端子511、512に接続されると共に、裏
面パターンS102、S103並びに表面パターンS104が一
次巻線に割り当てられている。他の一次側コイル10は
シートの第13層と第14層を用いており、第13層の
表面パターンS106が一次用接続孔51の一次巻線用端
子513、512に接続されると共に、裏面パターンS
105、S108並びに表面パターンS107が一次巻線に割り
当てられている。ここでは、一次巻線用端子512によ
り両一次側コイル10は直列に接続される。
【0011】二次側コイル20はシートの第5層から第
10層までが割り当てられており、ここでは各層の表面
パターンと裏面パターンを一組として6組の二次側コイ
ル20が並列に接続されている。各組の組合せは、第1
組がパターンS201とS202、第2組がパターンS204
203、第3組がパターンS205とS206、第4組がパタ
ーンS208とS207、第5組がパターンS209とS210、第
6組がパターンS212とS211の組になっている。各組と
も裏面パターンが二次用接続孔52の二次巻線用端子5
21に接続され、表面が二次巻線用端子522に接続さ
れている。
【0012】補助コイル30はシートの第12層を用い
ており、例えば一次側回路の補助電源用に使用される。
ここでは、第12層の表面パターンS31が一次用接続孔
51の一次巻線用端子515に接続されると共に、裏面
パターンS32が一次巻線用端子514に接続されてい
る。また、シートの第1層、第4層並びに第11層に
は、導体パターンがいずれも設けられていない。これは
各巻線間の絶縁距離を十分に確保すると共に、シートを
折り畳んでいるため各シートの層間での整合を取りやす
くするためである。スイッチング電源では、一般に一次
側には商用の交流電源が接続されることから数百ボルト
の電圧が加わるので、シートの両面に絶縁シートを貼付
して対向する導体パターン間で高い絶縁電圧を確保して
いる。他方、二次側では通常10ボルト程度の低電圧が
発生するのに過ぎないから、シートのいずれか片面のみ
に絶縁シートを貼付して層間の厚さを薄くしている。
【0013】次に各シートでの、一次用接続孔51と二
次用接続孔52の形成状態を説明する。本来、全ての層
に一次用接続孔51と二次用接続孔52を形成してもよ
い。しかし、単位シート長さ当たりの導体形成面の数が
少なくなって、製造コストが増大すると共に、各層での
折り畳み位置が重なってプリントコイル積層体50の厚
さが増す。そこで、シートの第1層、第11層並びに第
14層に一次用接続孔51と二次用接続孔52を形成し
て、挿入される端子61,62の両側を拘束するが、残
余の層については形成されるパターンの巻線と、折り畳
みに起因する幾何学的制限を考慮して必要とされる接続
孔のみ形成する。従って、第2層、第12層並びに第1
3層には一次用接続孔51のみを設ける。また第4層か
ら第10層までは二次用接続孔52のみを設ける。そし
て、第3層には、いずれの接続孔も設けない。尚、一次
側コイル10では内部接続孔53を用いているので、第
2層と第3層の間、並びに第13層と第14層の間に内
部接続孔53を形成している。
【0014】図4はスイッチング電源に適用する場合の
回路図である。一次側コイル10には直流電圧Vinが印
加され、トランジスタ等のスイッチング素子Qによりオ
ンオフされている。ここでは、一次巻線用端子513に
直流電圧Vinが印加され、一次巻線用端子511にスイ
ッチング素子Qが接続されている。一次巻線用端子51
2はセンタータップであるが、ここでは二つに区分され
た一次側コイル10間を直列に接続するために用いられ
ている。ここでは、スイッチング素子のオンオフに起因
して発生する交流電圧は、一次巻線用端子513に比較
してよりスイッチング素子に近い一次巻線用端子511
で高い電位になっている。
【0015】二次側コイル20は6個並列に接続されて
いるので、これを図面で明示的に示している。二次巻線
に誘起されたスイッチング信号は、二次巻線用端子52
1,522の間に発生するので、出力平滑回路により整
流平滑化して、負荷側に直流電圧を供給している。通常
は、出力電圧を安定化するためスイッチング素子Qにフ
ィードバック制御信号を帰還する制御回路が設けられて
いる。
【0016】図5は図3のプリントコイル形トランスを
組立てたときの各層の配置説明図である。ここでは、図
3(H)に示すように、一次側コイル10を導体形成面
10 1〜S104よりなるPaと、導体形成面S105〜S108
よりなるPbとで2分割し、両者の間に二次巻線Sを有
する導体形成面S201〜S212を挟んでいる。そして、一
次側コイルPaと二次側コイルSとの間に補助コイルA
UXを挿入している。ここで、補助コイル30(AU
X)は、スイッチング電源の一次側に設けられた制御回
路に電力を供給すると共に、シールドコイルとも兼用さ
れるものである。図3の積層順序によれば、一次側コイ
ル10の導体パターンの電位は、次の順序で高くなって
いる。 S107<S108<S105<S106<S104<S103<S102<S101 (1)
【0017】即ち、一次側コイル10が二つに分割され
ており、二次側コイル20と実質的に対向しているもの
はパターンS104とパターンS105である。ここで、一次
巻線の巻数は1導体パターンでの巻数が5であるから、
8面の導体形成面の割り当てられていることを考慮する
と40ターンになっている。また、二次巻線の巻数は1
導体パターンでの巻数が3であるから、一つの並列巻線
には2面の導体形成面の割り当てられていることを考慮
すると6ターンになっている。更に、補助巻線について
は全部で10ターンになっている。このように構成する
と、一次二次間の磁気結合が高まると共に、巻線間に存
在する浮遊容量が低下して、トランスとしての基本特性
が良好になる。
【0018】図6はシールドを用いない場合の静電エネ
ルギの説明図で、(A)は半径r方向の積層図、(B)
は電位の半径方向での分布図で、角度方向の影響は無視
してある。そして、一次側コイルの低電位側Pbと二次
側コイルSとの間の静電エネルギEL1、並びに一次側コ
イルの高電位側Paと二次側コイルSとの間の静電エネ
ルギEH1は次式で表される。
【数1】 ここで、Vpは一次側コイルの両端に印加されるAC電
圧で、例えば商用交流電源を用いる場合には100V程
度になる。従って全静電エネルギは次式のように表せ
る。 EL1+EH1=1/3・CVp2 (2)
【0019】他方、図5の実施例での静電エネルギは次
のような関係になっている。
【数2】 ここで、EL2は一次側コイルの低電位側Pbと二次側コ
イルSとの間の静電エネルギ、EH2は一次側コイルの高
電位側Paと二次側コイルSとの間の静電エネルギ、V
AUXは補助コイルの両端に発生するAC電圧で、一般に
入力AC電圧Vpに比較して小さな値になっている。従
って全静電エネルギは次式のように表せ、図6の従来例
に比較して1/8程度に削減されている。 EL2+EH2=1/24・C(VAUX 2+Vp2) =1/24・CVp2{(VAUX/Vp)2+1} (3)
【0020】図7は本発明の第2の実施例を示す積層図
である。図5の実施例では、補助巻線コイルにシールド
コイルとしての働きを兼用させて、トランスのコイル積
層数の低減させて、トランスを小型化する方式を提案し
ている。しかし、一次コイルの高AC電位側と二次コイ
ルとの間はシールドされていたが、一次コイルの低AC
電位側と二次コイルとの間はシールドされておらず、従
来例に比較するとシールド効果が増大したものの、用途
によっては尚充分でないという課題があった。
【0021】このような課題を解決するのが第2実施例
である。図において、一次側コイルを二つのコイル面P
a,Pbに分割して、二次側コイルSを挟み込むと共
に、補助コイルを二つに分割してAUXa,AUXbと
なしている。そして、一次側コイルの高電位側Paと二
次側コイルSとの対向面に補助コイルAUXaが挿入さ
れ、一次側コイルの低電位側Pbと二次側コイルSとの
対向面に補助コイルAUXbが挿入されている。また、
補助コイルの一端を一次巻線側に接地することで、静電
エネルギを実質的に小さくしている。そして静電エネル
ギは次のような関係になっている。
【数3】 ここで、EL3は一次側コイルの低電位側Pbと二次側コ
イルSとの間の静電エネルギ、EH3は一次側コイルの高
電位側Paと二次側コイルSとの間の静電エネルギであ
る。従って全静電エネルギは次式のように表せ、VAUX
=0.2Vpとすると、図5の実施例に比較して更に1/3程
度削減されている。 EL3+EH3=1/3・CVAUX 2=1/3・CVp2(VAUX/Vp)2 (4)
【0022】尚、一次側コイルと補助コイルの対向のさ
せ方は2通りあるが、電位差のある方がシールド効果が
高いという性質がある。そこで、一次側コイルの高電位
側Paに補助コイルの低電位側AUXaを対向させ、一
次側コイルの低電位側Pbに補助コイルの高電位側AU
Xbを対向させるのが、二次側への結合を低減できて好
ましい。また、図7の実施例によれば、積層コイルの構
成が中心に対して上下対称になり、磁気結合特性が良好
になるためコイル損失が低減されるという効果もある。
更に、熱的特性も従来例に比較して向上するという効果
がある。
【0023】図8は本発明の第3の実施例を示す積層図
である。ここでは、一次側コイル10を中心におき、二
次側コイル20を二つに分割して挟んでいる。そして、
補助コイル30は、一次側コイルの高い電圧の印加され
る側の面と、二次側コイル20の対向面に挿入される。
ここで、一次側コイルの低い電圧の印加される側の面
と、二次側コイル20の対向面に挿入しないのは、電位
が低ければシールドを必要としないためである。尚、二
次側コイルを二つのコイル面Sa,Sbに分割して、一
次側コイルPを挟み込むと共に、補助コイルを二つに分
割してAUXa,AUXbとなし、これを二次側コイル
と一次側コイルの対向面に挿入してもよい。このように
すると、図8の実施例と比較すると、図7の実施例と類
似の効果が加わるのでシールド効果が高くなる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一次側コイル10の高い電圧の印加される側と二次側コ
イル20の間に補助コイル30を挿入すると共に、補助
コイルを一次側に接地しているので、補助コイルがシー
ルドコイルとしての働きも兼用する。そこで、プリント
コイル形トランスでは専用のシールドコイルを設けるこ
となくシールド効果が得られるから、積層数が増加せ
ず、トランスが薄型になるという効果がある。また、請
求項2記載の発明に対応する第2実施例によれば、一次
側コイル又は二次側コイルの一方を二つのコイル面に分
割して他方のコイルを挟み込むと共に、補助コイルを二
つに分割して一次側コイルと二次側コイルの対向面に挿
入し、且つ前記補助コイルの一端を一次巻線側に接地し
ているので、シールド効果が更に高くなるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す組立状態の構成斜視図
である。
【図2】プリントコイル積層体50の上面図である。
【図3】プリントコイル積層体50の展開図である。
【図4】スイッチング電源に適用する場合の回路図であ
る。
【図5】図3のプリントコイル形トランスを組立てたと
きの各層の配置説明図である。
【図6】シールドを用いない場合の静電エネルギの説明
図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す積層図である。
【図8】本発明の第3の実施例を示す積層図である。
【図9】従来装置を用いたスイッチング電源の回路図で
ある。
【符号の説明】
10 一次側コイル 20 二次側コイル 30 補助コイル 40 コア 50 プリントコイル積層体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスの一次巻線(n1)に相当する導
    体パターンの形成された一次側コイル(10)と、トラ
    ンスの二次巻線(n2)に相当する導体パターンの形成
    された二次側コイル(20)と、トランスの補助巻線
    (n3)に相当する導体パターンの形成された補助コイ
    ル(30)を積層したプリントコイル形トランスにおい
    て、 前記補助コイルの導体パターンの一端は一次巻線側に接
    地されると共に、 前記一次側コイルの高い電圧の印加される面と、前記二
    次側コイルとの対向面に前記補助コイルを挿入すること
    を特徴とするプリントコイル形トランス。
  2. 【請求項2】トランスの一次巻線(n1)に相当する導
    体パターンの形成された一次側コイル(10)と、トラ
    ンスの二次巻線(n2)に相当する導体パターンの形成
    された二次側コイル(20)と、トランスの補助巻線
    (n3)に相当する導体パターンの形成された補助コイ
    ル(30)を積層したプリントコイル形トランスにおい
    て、 前記一次側コイル又は二次側コイルの一方を二つのコイ
    ル面に分割して他方のコイルを挟み込むと共に、前記補
    助コイルを二つに分割して前記一次側コイルと二次側コ
    イルの対向面に挿入し、且つ前記補助コイルの一端を一
    次巻線側に接地することを特徴とするプリントコイル形
    トランス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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