JPH0633832Y2 - 魚釣リールの道糸繰出し量検出ローラ - Google Patents

魚釣リールの道糸繰出し量検出ローラ

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JPH0633832Y2
JPH0633832Y2 JP1989020831U JP2083189U JPH0633832Y2 JP H0633832 Y2 JPH0633832 Y2 JP H0633832Y2 JP 1989020831 U JP1989020831 U JP 1989020831U JP 2083189 U JP2083189 U JP 2083189U JP H0633832 Y2 JPH0633832 Y2 JP H0633832Y2
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JP
Japan
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roller
spool
yarn
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fishing reel
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JP1989020831U
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JPH02111269U (ja
Inventor
利昭 宮前
Original Assignee
株式会社ミヤマエ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスプールに巻回した道糸に圧接されて該道糸の
繰出量を検出するためのローラの改良に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種ローラは第3図に示したように、ローラ
〔イ〕の外周面〔ロ〕にOリング〔ハ〕を嵌着し、スプ
リング(図示せず)によって上記ローラ〔イ〕を付勢し
てOリング〔ハ〕をスプールに巻回された道糸に圧接す
ることで、ローラ〔イ〕がスプールの回転と連動するよ
うにしたものである。そして、ローラ〔イ〕の側面に磁
石〔ニ〕を装着する一方、該磁石と対向するようにホー
ル素子〔ホ〕を配置してローラ〔イ〕の回転数を検出
し、これから道糸の繰出量を算出する。
〔考案が解決しようとする課題〕
通常、道糸はレベルワインダによってスプール軸に斜め
に巻回されるため、これに圧接するOリング〔ハ〕は、
その接触面積が少なく、しかも水中から巻上げられる道
糸が濡れているためスリップし易い上、しばしばスプー
ル軸に巻回された道糸の凹凸によってはね上げられるこ
とから、ローラ〔イ〕がスプールの回転に対して正確に
追跡しないという課題があった。又、道糸の繰出し量の
算出に当たっても、ローラ〔イ〕の直径〔D〕はOリン
グ〔ハ〕の外径が基準とされるが、実際にはOリング
〔ハ〕は常に最大外径の位置で道糸と当接するわけでは
ないため算出値に誤差が生じた。そして、これらローラ
〔イ〕のスリップや直径〔D〕の誤差は演算によっては
補正し得ないものであるため道糸繰出し量の正確な計測
ができないという致命的欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するため本考案は、スプールに巻回
された道糸に圧接する道糸繰出し量検出ローラにおい
て、外周を平面とする共に該面にローラの回転方向に対
して平行な縦溝とスプールへの道糸巻回角度に対応する
角度の斜溝を交差させて設けるという手段を用いた。
〔作用〕
上記構成の本考案に係るローラは、スプール上に巻回さ
れる道糸が海水などで濡れている場合でも、これにロー
ラの広い平面で接触すると同時にローラ外周面に設けら
れた縦溝と斜溝が、該溝内に入った水分の拡散を促進す
る一方、上記斜溝がレベルワインダを介してスプールに
斜めに巻回された各道糸を捉えて、これに追随するかた
ちをとり、道糸との接触を良好に維持するという格別の
作用を有する。
〔実施例〕
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に従って更に具
体的に述べると、1はリール本体、2は該リール本体に
軸支されたスプール、3は該スプールに巻回された道
糸、4は支持アーム5に軸支されたゴム製のローラであ
って、スプリング(図示せず)を介して上記スプール2
上の道糸3に圧接され、平坦な外周面にローラの回転方
向に対して平行な縦溝6aと道糸の巻回角度に対応する斜
溝6bを形成してなるものである。
而して、上記実施例におけるローラは、外周面の斜溝6b
がスプール2に斜めに巻回された道糸3を捉える一方、
縦溝6aおよび斜溝6bが道糸3に付着した海水などの通水
路となって水分の拡散が助長されるものである。
尚、スプールに巻取られる道糸の巻回角度は、スプール
径およびレベルワインダのトラバースカムの形状によっ
て異なるが、斜溝6bの角度はこれに対応した角度に設定
する。
〔考案の効果〕
本考案のローラは外周面を平面構成として、これに縦溝
と斜溝を設けたものであるから、スプール上の海水など
が付着した道糸に圧接した場合でも、スリップすること
なく、又特にその斜溝はレベルワインダによって巻取ら
れる道糸への追跡能力が高く、しかも巻回面の凹凸に影
響されずにスプールの回転に対して正確に連動すること
ができるのである。
この他、本案の検出ローラでは、従来のように別途にO
リング等を表着していないので、ローラの直径について
も計算上の誤差が生ずるおそれもないことから、正確な
道糸繰出量の計測が可能となってリールの性能を大幅に
向上することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のローラを装着したリールの底面図、第
2図は本考案ローラの正面図、第3図は従来例を示す部
分断面図である。 尚、図中2…スプール、3…道糸、4…ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプールに巻回された道糸に圧接する魚釣
    リールの道糸繰出し量検出ローラにおいて、ローラ外周
    を平面構成とした上、この面にローラの回転方向に対し
    て平行な縦溝と、スプールの道糸巻回角度に対応する角
    度の斜溝を交叉状に設けたことを特徴とする魚釣リール
    の道糸繰出し量検出ローラ。
JP1989020831U 1989-02-23 1989-02-23 魚釣リールの道糸繰出し量検出ローラ Expired - Lifetime JPH0633832Y2 (ja)

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JPH02111269U JPH02111269U (ja) 1990-09-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240156U (ja) * 1975-09-12 1977-03-22

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JPH02111269U (ja) 1990-09-05

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