JPH06338176A - ビデオサーチ表示装置 - Google Patents

ビデオサーチ表示装置

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JPH06338176A
JPH06338176A JP12364993A JP12364993A JPH06338176A JP H06338176 A JPH06338176 A JP H06338176A JP 12364993 A JP12364993 A JP 12364993A JP 12364993 A JP12364993 A JP 12364993A JP H06338176 A JPH06338176 A JP H06338176A
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video
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fast
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Kazuo Saida
和夫 齋田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオ再生装置での正方向又は逆方向の送り
ないしは早送りの際、既に送りないしは早送りされたテ
ープ量をより容易に把握する。 【構成】 サーチ入力手段12は、正方向又は逆方向の
送りないしは早送りのサーチ操作を行う。送り量検出器
16は、実際に送りないしは早送りされるテープ量の検
出機能を備える。相対サーチ時間算出手段18は、前記
サーチ操作の開始時を基準とした相対的なテープ量を、
録画内容の再生時の実時間に換算した相対サーチ時間と
して求める。CRT表示回路22は、前記相対サーチ時
間を、ビデオテープの映像をも表示する際にも用いるC
RT装置24へと表示する。送りないしは早送りされる
テープ量を把握することで、不必要な往復サーチ操作等
を減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ録画再生装置あ
るいは少なくとも再生機能を有するビデオ再生装置等に
備えるのに好適な、特に、ビデオ再生装置での正方向又
は逆方向の送りないしは早送りのサーチ操作の際に、既
に送りないしは早送りされた送り量をより容易に把握で
きるようにし、不必要な往復サーチ操作等を減少するこ
とでサーチ時間の短縮を図ったり、又、不必要な機構動
作の減少でテープ駆動機構部等の寿命の延長等を図るこ
とが可能なビデオサーチ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主としてテレビ放送番組の録画・再生等
に用いられるビデオ録画再生装置が、大抵の家庭に備え
られるようになっており、又複数台備えるようにした家
庭も多くなって久しい。このようにビデオ録画再生装置
が普及する一方、より便利な機能がこのようなビデオ録
画再生装置に備えられるようになっている。
【0003】例えば、所定のスキップボタンを押すこと
で、30秒あるいは60秒等の所定時間だけ再生中のビ
デオテープを早送りするというスキップ機能あるいはス
キップサーチ等と称する機能を備えたものがある。この
ようなスキップ機能あるいはスキップサーチ機能では、
例えば、所定のスキップボタンを1回押すと約30秒の
ビデオテープの早送りを行い、該スキップボタンを続け
て2回押した場合には、約60秒間ビデオテープを早送
りするというものである。
【0004】又、従来からビデオ録画再生装置に備えら
れている機能として、サーチ先を時間指定することで、
所望のテープ位置を直接頭出しするというタイムカウン
タサーチ機能を備えたものがある。このタイムカウンタ
サーチ機能は、例えば、ビデオテープの最初からの、絶
対的なテープ位置を、ビデオテープの最初からの累積時
間にて指定するというものがある。又、現在のビデオテ
ープ上での位置を基準とすべく、現在のビデオテープ上
でのテープカウンタの時間を基準とした相対的時間指定
にて頭出しするというものがある。
【0005】更に、このようなビデオ録画再生装置にお
けるビデオテープの頭出し機能として、ラッチモード付
シャトルサーチ機能と称するものがある。これは、ビデ
オテープ再生中に早送りないしは巻き戻しボタンを一度
押した場合には、このような早送りないしは巻き戻しボ
タンを押している間、そのビデオテープを早送りないし
は巻き戻ししながら再生するというものである。一方、
このような早送りないしは巻き戻しボタンを続けて2回
押した場合には、再生ボタン等が次に押されるまでの
間、このような早送りないしは巻き戻しボタンを押し続
けなくても、継続して、ビデオテープの早送りないしは
巻き戻しをしながらその再生を行うというものである。
【0006】このように、近年のビデオ録画再生装置に
備えられた機能は、ビデオテープの頭出しに関するもの
だけでも、様々な便利なものが提供されている。このよ
うな頭出し機能によれば、例えばいわゆる留守番録画さ
れているテレビ放送番組を、例えばコマーシャル放送部
分等を能率良く早送りしながら、しかも所望のテレビ放
送番組部分はより確実に見ることができる。又、洋画や
テレビ放送のドラマ番組等においても、所望の場面を、
より能率良く頭出しすることが可能である。
【0007】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来からあったビデオテープの頭出し機能で
は、例えば洋画やテレビ放送のドラマ番組等において、
能率良く頭出しすることが難しい場合があった。例え
ば、所望の位置にビデオテープを頭出しするまでの間
に、繰返し、種々のサーチ操作を行わなければならなか
ったり、正方向や逆方向の早送り等の不必要な往復サー
チを行わなければならない場合もあった。
【0008】このような不必要な往復サーチ等は、所望
の位置が頭出しされるまでの時間が長くなってしまうと
いう問題があるだけでなく、不必要な機構動作によって
そのビデオテープの寿命を短縮してしまったり、更には
テープ駆動機構部等の寿命を短縮してしまう恐れもあ
る。
【0009】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、ビデオ再生装置での正方向又は逆方
向の早送りのサーチ操作の際に、既に送りないしは早送
りされた送り量をより容易に把握できるようにし、不必
要な往復サーチ操作等を減少することでサーチ時間の短
縮を図ったり、又、不必要な機構動作の減少で録画記録
媒体の駆動機構部等の寿命の延長等を図ることが可能な
ビデオサーチ表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を達成するための手段】本発明は、正方向又は逆
方向の早送りのサーチ操作を行うサーチ入力手段と、前
記サーチ操作に従って、その正方向又は逆方向の方向に
応じて積算又は減算される相対サーチ時間を求める相対
サーチ時間算出手段と、前記相対サーチ時間を、ビデオ
の映像を表示する際にも用いるCRT(cathode ray tu
be)上へと表示するCRT表示回路とを備えたことによ
り、前記課題を達成したものである。
【0011】又、前記ビデオサーチ表示装置において、
前記相対サーチ時間算出手段が、実際にビデオが早送り
される有効な正方向の前記サーチ操作時にはその操作時
間を積算し、実際にビデオが早送りされる有効な逆方向
の前記サーチ操作時にはその操作時間を減算すること
で、前記相対サーチ時間を求めるものであることによ
り、前記課題を達成したものである。
【0012】又、前記サーチ操作に従って実際に送りな
いしは早送りされるビデオの送り量を検出する送り量検
出器を備えると共に、前記相対サーチ時間算出手段が、
前記送り量検出器により検出される前記送り量に基づい
て、前記サーチ操作の開始時を基準とした相対的な前記
送り量に応じて前記相対サーチ時間を求めるものである
ことにより、前記課題を達成したものである。
【0013】又、所定の無操作確認時間以上の、いずれ
の前記サーチ操作の無い操作無し期間が経過したか否か
を判定するための無操作確認タイマを更に備え、又、前
記相対サーチ時間算出手段が、前記相対サーチ時間を求
める際の基準となる前記サーチ操作の開始時の確定を、
前記操作無し期間の後、いずれかの前記サーチ操作が始
めてあった時とするものであることにより、前記課題を
達成したものである。
【0014】
【作用】本発明は、前述のような従来あったビデオテー
プの頭出し機能での問題を解決すべく、種々の状況で
の、一連のビデオテープの頭出し操作を観察し、又分析
して成されたものである。このような観察や分析によっ
て、ビデオテープの頭出しにおける正方向又は逆方向の
送りないしは早送りの際に、その送りないしは早送りの
開始位置からの、ビデオテープに録画されている内容で
の時間についての相対的位置関係(以降、単に相対的時
間関係と称する)を、より容易に把握できるようにする
ことが重要であることを見出して成されたものである。
【0015】なお、本発明は、ビデオテープの再生装置
に限定するものではなく、録画機能を有するものであっ
てもよい。又、レーザディスクの再生装置や、CDRO
M(compact disc read only memory )等の何らかの記
録媒体に記録されたビデオ画像を再生する装置にも適用
できる。
【0016】図1は、本発明の要旨を示すブロック図で
ある。
【0017】この図1に示される通り、本発明のビデオ
サーチ表示装置は、主として、サーチ入力手段12と、
相対サーチ時間算出手段18と、CRT表示回路22と
を備えたものである。又、所望のCRT装置24を備え
ると共に、必要に応じて、送り量検出器16を備える。
【0018】まず、前記サーチ入力手段12は、正方向
又は逆方向の送りないしは早送りのサーチ操作を行うも
のである。これは、正方向あるいは逆方向の指定、又、
単なる送りかあるいは早送り等の送り速度の指定を行う
もので、例えば押ボタンスイッチや、何等かの操作レバ
ーや操作ハンドル又操作ダイヤル等であってもよい。本
発明は、該サーチ入力手段12の具体的な形態を限定す
るものではなく、例えば正方向又は逆方向の早送りの操
作のみを行うものであって、その早送りの速度は一定
(入力による選択無し)であってもよい。
【0019】なお、このような前記サーチ入力手段12
による、目的のビデオの再生箇所までの頭出し操作を、
以降、サーチ操作と総称する。このサーチ操作には、そ
の操作動作時にビデオ再生表示を行わない正方向や逆方
向の早送り、又逆方向の送り等を含む。又、このサーチ
操作には、その操作動作時に、送り又は早送りされるビ
デオの再生表示をも行う、正方向や逆方向の早送り、又
正方向や逆方向の送り等をも含む。
【0020】前記送り量検出器16は、実際に送りない
しは早送りされる送り量の検出機能を備える。この送り
量の検出機能は具体的に限定されるものではないが、そ
のビデオテープの先頭部分と尾端部分との間で一般的に
生じる早送り速度の格差の影響を受けることなく、実際
の送り量、例えばビデオテープ再生装置では、ビデオテ
ープの送り量に対応する分量を検出できるものであれば
よい。
【0021】前記相対サーチ時間算出手段18は、前記
サーチ操作に従って、その正方向又は逆方向の方向に応
じて積算又は減算される相対サーチ時間を求めるもので
ある。本発明は該相対サーチ時間算出手段18を具体的
に限定するものではない。
【0022】例えば、該相対サーチ時間算出手段18
は、実際にビデオが早送りされる有効な正方向の前記サ
ーチ操作時にはその操作時間を積算し、実際にビデオが
早送りされる有効な逆方向の前記サーチ操作時にはその
操作時間を減算することで、前記相対サーチ時間を求め
るものである。このような相対サーチ時間算出手段18
によれば、当該相対サーチ時間算出手段18自体の構成
を簡略化することができる。
【0023】あるいは、送り量検出器16を備えるよう
にした場合では、前記相対サーチ時間算出手段は、前記
送り量検出器16により検出される前記送り量に基づい
て、前記サーチ操作の開始時を基準とした相対的な前記
送り量に応じて前記相対サーチ時間を求めるものであっ
てもよい。このような相対サーチ時間算出手段18によ
れば、ビデオ録画されている内容での時間に対応した前
記相対サーチ時間を求めることができる。
【0024】前記CRT表示回路22は、前記相対サー
チ時間算出手段18にて求められた前記相対サーチ時間
を、ビデオ映像を表示する際にも用いるCRT上へと表
示するための回路である。該CRT表示回路22は、ビ
デオテープ等の画像記録媒体を駆動する駆動部等によっ
て録画されている映像が表示されている際には、この映
像の表示に対して、前記相対サーチ時間を重ね合わせて
表示できるものであることが好ましい。例えば、早送り
等がなされている映像の表示に対して、左上や左下等の
画面エリアへと、前記相対サーチ時間を表示するもので
あってもよい。
【0025】なお、該CRT表示回路22、及び該CR
T表示回路22にて表示される前記CRT装置24は、
このように文字通りのCRTを対象としたものに限定さ
れるものではなく、例えば液晶表示装置、あるいはその
他の形態の表示装置であってもよいことは言うまでもな
い。又、本発明では、前記サーチ入力手段12での操作
等による一連のサーチ操作及びその動作を、該動作中に
再生表示を行わず、単にビデオを送りないしは早送りす
るものに限定するものではない。例えば、このような送
りないしは早送り中に、その送りないしは早送りされて
いるものの映像を再生表示するものであってもよい。
【0026】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0027】図2は、本発明が適用された第1実施例あ
るいは第2実施例のビデオサーチ表示装置を備えるテレ
ビ受像機及びそのリモコン装置の斜視図である。
【0028】この図2において、テレビ受像機1は、ビ
デオテープ録画再生装置をも備えたものである。又、前
記第1実施例では、前記リモコン装置3a 及び前記テレ
ビ受像機1において、本発明が適用されている。一方、
前記第2発明では、前記テレビ受像機1は、本発明が適
用されたビデオサーチ表示装置を備える。リモコン装置
3a は、前記ビデオ受像器1に内蔵されるリモコン受信
部3b と共に用いられ、前記テレビ受像機1でのテレビ
放送番組チャネルの選択や、該テレビ受像機1に内蔵さ
れる前記ビデオテープ録画再生装置の操作に用いられ
る。
【0029】例えば、該リモコン装置3a は、該ビデオ
テープ録画再生装置の、再生操作や、正方向又は逆方向
の送りないしは早送りのサーチ操作、あるいはこれらの
停止操作等を行うものである。前記サーチ操作は、該リ
モコン装置3a が有するサーチボタン12a 及び12b
にて行う。前記サーチボタン12a は、逆方向の早送り
のサーチの操作を行うものである。一方、前記サーチボ
タン12b は、正方向の早送りのサーチ操作を行うもの
である。該リモコン装置3a には、再生ボタン12d
や、停止ボタン12c も、前記サーチボタン12a 及び
12b と同一操作面に取り付けられている。
【0030】図3は、前記第1実施例に用いられるリモ
コン装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【0031】この図3において、前記図2にも示された
前記リモコン装置3a は、主として、サーチボタン12
a 及び12b と、停止ボタン12c と、再生ボタン12
d と、相対サーチ時間算出部18a と、相対サーチ時間
コマンド生成部84と、ビデオコマンド生成部82と、
リモコン送信部86a とにより構成されている。
【0032】前記サーチボタン12a は、逆方向時のサ
ーチ操作に用いられる。前記サーチボタン12b は、正
方向時のサーチ操作に用いられる。前記再生ボタン12
d によって、ビデオテープの再生を行う。前記停止ボタ
ン12c は、前記サーチボタン12a や12b によって
スタートしているサーチ動作を停止させたり、前記再生
ボタン12d によってスタートしているビデオテープの
再生を停止させる際に用いられる。
【0033】前記相対サーチ時間算出部18a は、前記
サーチボタン12b 又は12a によるサーチ操作に従っ
て、その正方向又は逆方向の方向に応じて積算又は減算
される相対サーチ時間を求める。該相対サーチ時間算出
手段は、実際にビデオテープが早送りされる有効な正方
向の前記サーチ操作時にはその操作時間を積算し、実際
にビデオテープが早送りされる有効な逆方向の前記サー
チ操作時にはその操作時間を減算することで、前記相対
サーチ時間を求めるものである。前記ビデオテープが早
送りされる有効な正方向の前記サーチ操作時とは、前記
サーチボタン12b が押下されてから前記停止ボタン1
2d が押下されるまでの期間で、このような期間の時間
が積算される。又、前記ビデオテープが早送りされる有
効な逆方向の前記サーチ操作とは、前記サーチボタン1
2a が押下されてから前記停止ボタン12d が押下され
るまでの期間で、このような期間の時間が減算される。
【0034】前記相対サーチ時間コマンド生成部84
は、前記相対サーチ時間算出部18aにて積算又は減算
される相対サーチ時間を、前記リモコン送信部86a を
経て前記テレビ受像機1へと伝達する際に必要とされる
コマンドを生成する。前記ビデオコマンド生成部82
は、前記サーチボタン12a 及び12b 、前記再生ボタ
ン12d 、又前記停止ボタン12c の押下を、前記テレ
ビ受像機1へと伝達する際に必要とされるコマンドを生
成する。
【0035】又、前記リモコン送信部86a は、前記相
対サーチ時間コマンド生成部84で生成されたコマン
ド、又前記ビデオコマンド生成部82で生成されたコマ
ンドを、実際に前記テレビ受像機1へと伝達する。これ
は、該リモコン送信部86a が備える発光送信部によっ
てそのコマンドにて変調された赤外線を、前記テレビ受
像機1の前記リモコン受信部3b へと送信するというも
のである。
【0036】図4は、前記第1実施例の前記テレビ受像
機の主要部の構成を示すブロック図である。
【0037】この図4に示されるように、本実施例の前
記テレビ受像機1は、主として、リモコン受信部3b
と、相対サーチ時間コマンド解析部88と、ビデオコマ
ンド解析部92と、本体上操作部13と、テープ駆動機
構部15と、CRT表示回路22と、CRT装置24と
により構成されている。
【0038】まず、前記リモコン受信部3b は、赤外線
にて前述のリモコン装置3a から送信されるコマンドを
受信する。該リモコン受信部3b は、受信したコマンド
のうち、前記相対サーチ時間コマンド生成部84で生成
されたものは前記相対サーチ時間コマンド解析部88へ
送り、前記ビデオコマンド生成部82で生成されたもの
は前記ビデオコマンド解析部92へと送る。
【0039】又、これら相対サーチ時間コマンド解析部
88及びビデオコマンド解析部92は、受け取ったコマ
ンドの内容を解析し、それぞれ前記CRT表示回路22
あるいは前記テープ駆動機構部15へと、その解析結果
を送る。即ち、前記相対サーチ時間コマンド解析部88
は、そのコマンド解析によって前記相対サーチ時間算出
部18a で積算あるいは減算された前記相対サーチ時間
を得て、これを表示すべく、前記CRT表示回路22へ
と送る。一方、前記ビデオコマンド解析部92は、その
コマンド解析によって前記リモコン装置3a 上の前記操
作ボタン12a〜12d の押下を検出し、これを前記テ
ープ駆動機構部15へと送る。
【0040】前記本体上操作部13は、前記リモコン装
置3a 上に備える前述のような操作ボタン12a 〜12
d それぞれを備える。又、該本体上操作部13は、これ
が備えるこのような操作ボタンの押下を前記テープ駆動
機構部15へと伝達する。
【0041】前記テープ駆動機構部15は、前記ビデオ
コマンド解析部92から伝達される前記リモコン装置3
a 上の前記操作ボタン12a 〜12d の押下に従って、
ビデオテープのサーチ動作及び再生動作を行う。又、該
テープ駆動機構部15は、前記本体上操作部13が備え
る操作ボタンの押下にも従って、ビデオテープのサーチ
動作及び再生動作をも行う。
【0042】前記CRT表示回路22は、まず、前記テ
ープ駆動機構部15等を用いて再生される映像を、前記
CRT装置24にて表示するために用いられる回路であ
る。又、該CRT表示回路22は、前記相対サーチ時間
算出手段18にて求められた前記相対サーチ時間を、前
記CRT装置24へと表示するものである。このような
前記相対サーチ時間の表示の際に、ビデオテープの映像
が前記CRT装置24へと表示されている最中の場合に
は、該相対サーチ時間をその映像へと重ね合わせて表示
するものである。この重ね合わせの表示等(ビデオ画像
未表示を含む)は、前記図2の前記CRT装置24上に
示される破線24a の如く、該CRT装置24の右下の
部分エリアへと表示するというものである。
【0043】図5は、前記第2実施例に用いられるリモ
コン装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【0044】この図5において、前記図2にも示された
前記リモコン装置3a は、主として、サーチボタン12
a 及び12b と、停止ボタン12c と、再生ボタン12
d と、ビデオコマンド生成部82と、リモコン送信部8
6a とにより構成されている。
【0045】前記サーチボタン12a は、逆方向時のサ
ーチ操作に用いられる。前記サーチボタン12b は、正
方向時のサーチ操作に用いられる。前記再生ボタン12
d によって、ビデオテープの再生を行う。前記停止ボタ
ン12c は、前記サーチボタン12a や12b によって
スタートしているサーチ動作を停止させたり、前記再生
ボタン12d によってスタートしているビデオテープの
再生を停止させる際に用いられる。
【0046】前記ビデオコマンド生成部82は、前記サ
ーチボタン12a 及び12b 、前記再生ボタン12d 、
又前記停止ボタン12c の押下を、前記テレビ受像機1
へと伝達する際に必要とされるコマンドを生成する。
又、前記リモコン送信部86aは、前記ビデオコマンド
生成部82で生成されたコマンドを、実際に前記テレビ
受像機1へと伝達する。これは、該リモコン送信部86
a が備える発光発信部によってそのコマンドにて変調さ
れた赤外線を、前記テレビ受像機1の前記リモコン受信
部3b へと送信するというものである。
【0047】図6は、前記第2実施例のテレビ受像機の
主要部の構成を示すブロック図である。
【0048】この図6において、前記テレビ受像機1
は、主として、前記リモコン受信部3b と、ビデオコマ
ンド解析部92と、前記本体上操作部13と、前記テー
プ駆動機構部15とテープ送り量検出器16a と、前記
相対サーチ時間算出部18b と、前記CRT表示回路2
2と、前記CRT装置24と、無操作確認タイマ19に
より構成されている。
【0049】まず、前記リモコン受信部3b は、赤外線
にて前述のリモコン装置3a から送信されるコマンドを
受信する。該リモコン受信部3b は、受信したコマン
ド、即ち、前記ビデオコマンド生成部82で生成された
ものを前記ビデオコマンド解析部92へと送る。又、該
ビデオコマンド解析部92は、受け取ったコマンドの内
容を解析する。即ち、該ビデオコマンド解析部92は、
そのコマンド解析によって前記リモコン装置3a 上の前
記操作ボタン12a 〜12d の押下を検出する。
【0050】前記本体上操作部13は、前記リモコン装
置3a 上に備える前述のような操作ボタン12a 〜12
d それぞれを備える。又、該本体上操作部13が備える
このような操作ボタンの押下、又、前記ビデオコマンド
解析部92にて検出された前記操作ボタン12a 〜12
d の押下は、前記テープ駆動機構部15、前記相対サー
チ時間算出部18b 、又無操作確認タイマ19へと伝達
される。
【0051】前記テープ駆動機構部15は、前記ビデオ
コマンド解析部92から伝達される前記リモコン装置3
a 上の前記操作ボタン12a 〜12d の押下に従って、
ビデオテープのサーチ動作及び再生動作を行う。又、該
テープ駆動機構部15は、前記本体上操作部13が備え
る操作ボタンの押下にも従って、ビデオテープのサーチ
動作及び再生動作をも行う。
【0052】更に、前記テープ送り量検出器16a は、
前記サーチ操作に従って実際に送りないしは早送りされ
るテープ量の検出機能を有する。
【0053】前記相対サーチ時間算出部18b は、前記
サーチ操作の開始時を基準とした相対的なテープ量を、
録画内容の再生時の実時間に換算した相対サーチ時間と
して求める。即ち、前記相対サーチ時間算出部18b
は、前記テープ送り量検出器16a により検出される前
記テープ送り量に基づいて、前記サーチ操作の開始時を
基準とした相対的な前記テープ送り量に応じて前記相対
サーチ時間を求めるものである。
【0054】前記無操作確認タイマ19は、所定の無操
作確認時間以上の、いずれの前記サーチ操作の無い操作
無し期間が経過したか否かを判定するものである。本実
施例においては、通常、前記無操作確認時間は約3秒と
なっている。該無操作確認時間は、前記テレビ受像機1
上の所定操作スイッチにて変更可能となっている。又、
該無操作確認時間は、前記リモコン装置3a 側から変更
可能としてもよい。該無操作確認タイマ19は、前記リ
モコン装置3a や前記本体上操作部13による前述のよ
うなサーチ操作が全く無く、且つ、このようなサーチ操
作に基づいた前記テープ駆動機構部15の動作の無い期
間が、前記無操作確認時間以上経過したか否かを判定す
るものである。このように前記無操作確認時間以上経過
した場合には、これを操作無し期間と判定する。
【0055】又、本実施例で用いられる前記相対サーチ
時間算出部18b は、前記無操作確認タイマ19の出力
にも従って前記相対サーチ時間を求める基準となる時刻
を定める。即ち、該相対サーチ時間算出部18b は、前
記相対サーチ時間を求める際の基準となる前記サーチ操
作の開始位置の確定を、前記無操作確認タイマ19によ
って判定される前記操作無し期間の後、いずれかの前記
サーチ操作が始めてあった時とする。この時から、該相
対サーチ時間算出部18b は、前記相対サーチ時間を積
算し求めるというものである。
【0056】従って、本実施例においては、正方向又は
逆方向の送りないしは早送り等の個々のサーチ操作を2
回行った際、これら2回のサーチ操作間の時間が前記無
操作確認時間(約3秒)以内であれば、2回目のサーチ
操作の際にも1回目のサーチ操作での前記相対サーチ時
間が続けて用いられる。これは、前記無操作確認時間以
内の時間間隔で、複数の前述のような個々のサーチ操作
を行っても同様である。又、これらサーチ操作の方向
(正方向又は逆方向)が互いに異なっても、このような
相対サーチ時間は、途中でリセットされることなく継続
して求められる。
【0057】前記CRT表示回路22は、まず、前記テ
ープ駆動機構部15等を用いて再生される映像を、前記
CRT装置24にて表示するために用いられる回路であ
る。又、該CRT表示回路22は、前記相対サーチ時間
算出部18b にて求められた前記相対サーチ時間を、前
記CRT装置24へと表示するものである。このような
前記相対サーチ時間の表示の際に、ビデオテープの映像
が前記CRT装置24へと表示されている最中の場合に
は、該相対サーチ時間をその映像へと重ね合わせて表示
するものである。この重ね合わせの表示等(ビデオ未表
示を含む)は、前記図2の前記CRT装置24上に示さ
れる破線24a の如く、該CRT装置24の右下の部分
エリアへと表示するというものである。
【0058】以上説明した通り、前記第1実施例、又は
前記第2実施例によれば、本発明を適用して前記相対サ
ーチ時間を表示することができ、これによって送りない
しは早送りされたテープ量をより容易に把握できるよう
にすることができる。又、前記第2実施例においては、
1回のサーチ操作でビデオテープの所望の頭出しが行え
なかったとしても、リセットされない前記相対サーチ時
間を継続して表示することができ、最終的に頭出しでき
るまでその送りないしは早送りされたテープ量をより容
易に把握することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ビ
デオ再生装置での正方向又は逆方向の送りないしは早送
りのサーチ操作の際に、既に送りないしは早送りされた
送り量をより容易に把握できるようにし、不必要な往復
サーチ操作等を減少することでサーチ時間の短縮を図っ
たり、又、不必要な機構動作の減少で録画記録媒体の駆
動機構部等の寿命の延長等を図ることができるという優
れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明が適用された第1実施例及び第2実施例
に関するテレビ受像機及びこれのリモコン装置の斜視図
【図3】前記第1実施例のリモコン装置の構成を示すブ
ロック図
【図4】前記第1実施例のテレビ受像機の構成を示すブ
ロック図
【図5】前記第2実施例のリモコン装置の構成を示すブ
ロック図
【図6】前記第2実施例のテレビ受像機の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1…テレビ受像機 3a …リモコン装置 3b …リモコン受信部 5a 、5b …サーチボタン 12…サーチ入力手段 12a 〜12d …操作ボタン 13…本体上操作部 14…コントロール部 15…テープ駆動機構部 16…送り量検出器 18…相対サーチ時間算出手段 18a 、18b …相対サーチ時間算出部 19…無操作確認タイマ 22…CRT表示回路 24…CRT装置 24a …相対サーチ時間表示エリア 82…ビデオコマンド生成部 84…相対サーチ時間コマンド生成部 86a 、86b …リモコン送信部 88…相対サーチ時間コマンド解析部 92…ビデオコマンド解析部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正方向又は逆方向の早送りのサーチ操作を
    行うサーチ入力手段と、 前記サーチ操作に従って、その正方向又は逆方向の方向
    に応じて積算又は減算される相対サーチ時間を求める相
    対サーチ時間算出手段と、 前記相対サーチ時間を、ビデオの映像を表示する際にも
    用いるCRT上へと表示するCRT表示回路とを備えた
    ことを特徴とするビデオサーチ表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記相対サーチ時間算出手段が、実際にビデオが早送り
    される有効な正方向の前記サーチ操作時にはその操作時
    間を積算し、実際にビデオが早送りされる有効な逆方向
    の前記サーチ操作時にはその操作時間を減算すること
    で、前記相対サーチ時間を求めるものであることを特徴
    とするビデオサーチ表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 更に、前記サーチ操作に従って実際に送りないしは早送
    りされるビデオの送り量を検出する送り量検出器を備え
    ると共に、 前記相対サーチ時間算出手段が、前記送り量検出器によ
    り検出される前記送り量に基づいて、前記サーチ操作の
    開始時を基準とした相対的な前記送り量に応じて前記相
    対サーチ時間を求めるものであることを特徴とするビデ
    オサーチ表示装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 所定の無操作確認時間以上の、いずれの前記サーチ操作
    の無い操作無し期間が経過したか否かを判定するための
    無操作確認タイマを更に備え、 又、前記相対サーチ時間算出手段が、前記相対サーチ時
    間を求める際の基準となる前記サーチ操作の開始時の確
    定を、前記操作無し期間の後、いずれかの前記サーチ操
    作が始めてあった時とするものであることを特徴とする
    ビデオサーチ表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970076178A (ko) * 1996-05-10 1997-12-12 김주용 비디오cd 플레이어에서의 빠른 탐색방법 및 회로
US8170403B2 (en) 2005-03-17 2012-05-01 Funai Electric Co., Ltd. Video data reproduction apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970076178A (ko) * 1996-05-10 1997-12-12 김주용 비디오cd 플레이어에서의 빠른 탐색방법 및 회로
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