JPH06338150A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
- Publication number
- JPH06338150A JPH06338150A JP12933993A JP12933993A JPH06338150A JP H06338150 A JPH06338150 A JP H06338150A JP 12933993 A JP12933993 A JP 12933993A JP 12933993 A JP12933993 A JP 12933993A JP H06338150 A JPH06338150 A JP H06338150A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide shaft
- shaft
- information recording
- carriage
- chassis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 案内軸の取付けにおける曲がりの発生を抑
え、トラック送り精度がよく、薄型化に対応できる情報
記録再生装置を提供する。 【構成】 シャーシ2の座面10とシャフトキーパー1
1の両方に突部13,14を設け、かつシャーシ2側の
突部13とシャフトキーパー11の突部14の位置をガ
イドシャフト9の略同一周面上に軸方向のずれなく一致
させることにより、曲げモーメントの発生を押さえた。
え、トラック送り精度がよく、薄型化に対応できる情報
記録再生装置を提供する。 【構成】 シャーシ2の座面10とシャフトキーパー1
1の両方に突部13,14を設け、かつシャーシ2側の
突部13とシャフトキーパー11の突部14の位置をガ
イドシャフト9の略同一周面上に軸方向のずれなく一致
させることにより、曲げモーメントの発生を押さえた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報記録再生装置に係
り、特に、ヘッドを搭載するキャリッジを案内する案内
軸をベースに取り付け固定し、情報の書き込み及び/ま
たは読み取りを行う情報記録再生装置に関する。
り、特に、ヘッドを搭載するキャリッジを案内する案内
軸をベースに取り付け固定し、情報の書き込み及び/ま
たは読み取りを行う情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の情報記録再生装置、例え
ばディスク駆動装置は、シャーシと、シャーシに昇降可
能に支持され、ディスクカートリッジが装置内へ挿入さ
れるとこれを保持するカートリッジホルダと、ディスク
カートリッジのケース内に収納されている例えば磁気デ
ィスクを搭載するためのターンテーブルと、シャーシの
底面側に配設されてターンテーブルを回転駆動するスピ
ンドルモータと、ターンテーブル上にロードされた磁気
ディスクの両面に対して信号の書き込み/読み出しを行
う上側磁気ヘッド及び下側磁気ヘッドと、自由端部に上
側磁気ヘッドを保持して回動可能なホールドケースと、
下側磁気ヘッドを保持するとともにホールドケースを回
動支持するキャリッジと、このキャリッジを磁気ディス
クの記録面に案内するガイドシャフトと、このキャリッ
ジを磁気ディスクの半径方向に移送するステッピングモ
ータ等とから構成されている。このガイドシャフト20
は、図6に示すように、シャフトキーパー21によりベ
ース部材22の座面23に挟持されていた。
ばディスク駆動装置は、シャーシと、シャーシに昇降可
能に支持され、ディスクカートリッジが装置内へ挿入さ
れるとこれを保持するカートリッジホルダと、ディスク
カートリッジのケース内に収納されている例えば磁気デ
ィスクを搭載するためのターンテーブルと、シャーシの
底面側に配設されてターンテーブルを回転駆動するスピ
ンドルモータと、ターンテーブル上にロードされた磁気
ディスクの両面に対して信号の書き込み/読み出しを行
う上側磁気ヘッド及び下側磁気ヘッドと、自由端部に上
側磁気ヘッドを保持して回動可能なホールドケースと、
下側磁気ヘッドを保持するとともにホールドケースを回
動支持するキャリッジと、このキャリッジを磁気ディス
クの記録面に案内するガイドシャフトと、このキャリッ
ジを磁気ディスクの半径方向に移送するステッピングモ
ータ等とから構成されている。このガイドシャフト20
は、図6に示すように、シャフトキーパー21によりベ
ース部材22の座面23に挟持されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の情報
記録再生装置のベース部材であるシャーシはアルミダイ
キャストで形成されており、ガイドシャフトは比較的太
い径のものが使用されていた。そのため、ガイドシャフ
トの剛性が大きく、ベースへの取付においてガイドシャ
フトに曲がりが発生するようなことは少なかった。しか
しながら、情報記録再生装置の薄型化に伴ってガイドシ
ャフトの径が小径化してくると、取付におけるベース部
材のガイドシャフト座面の平坦度のバラツキや、ガイド
シャフト固定部材であるシャフトキーパーの平坦度のバ
ラツキによりガイドシャフトとの当接状態がバラツキ、
ガイドシャフトに曲がりが発生しやすくなってきた。す
なわち、図7に示すように、ベース部材22の座面23
にバラツキがあると、シャフトキーパー21による荷重
Gと、座面23によるガイドシャフト20の支持点Sと
がガイドシャフト20の軸方向でズレが生じ、ガイドシ
ャフト20に曲げモーメントが発生する。前述したガイ
ドシャフトの細径化によりガイドシャフトの剛性が小さ
くなっているので、シャフトは破線で示すように曲がっ
てしまう。このように曲がりが発生するとヘッドキャリ
ッジのトラック送り精度が悪くなり、ひいては装置間の
信号の書き込み・読み取りの互換性が悪くなるという問
題があった。本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、案内軸の取付における曲がりの発
生を抑え、トラック送り精度がよく、かつ薄型化に対応
できる情報記録再生装置を提供することにある。
記録再生装置のベース部材であるシャーシはアルミダイ
キャストで形成されており、ガイドシャフトは比較的太
い径のものが使用されていた。そのため、ガイドシャフ
トの剛性が大きく、ベースへの取付においてガイドシャ
フトに曲がりが発生するようなことは少なかった。しか
しながら、情報記録再生装置の薄型化に伴ってガイドシ
ャフトの径が小径化してくると、取付におけるベース部
材のガイドシャフト座面の平坦度のバラツキや、ガイド
シャフト固定部材であるシャフトキーパーの平坦度のバ
ラツキによりガイドシャフトとの当接状態がバラツキ、
ガイドシャフトに曲がりが発生しやすくなってきた。す
なわち、図7に示すように、ベース部材22の座面23
にバラツキがあると、シャフトキーパー21による荷重
Gと、座面23によるガイドシャフト20の支持点Sと
がガイドシャフト20の軸方向でズレが生じ、ガイドシ
ャフト20に曲げモーメントが発生する。前述したガイ
ドシャフトの細径化によりガイドシャフトの剛性が小さ
くなっているので、シャフトは破線で示すように曲がっ
てしまう。このように曲がりが発生するとヘッドキャリ
ッジのトラック送り精度が悪くなり、ひいては装置間の
信号の書き込み・読み取りの互換性が悪くなるという問
題があった。本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、案内軸の取付における曲がりの発
生を抑え、トラック送り精度がよく、かつ薄型化に対応
できる情報記録再生装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的は、ベースと、
記録媒体に対して情報の書き込み及び/または読み取り
を行うヘッドと、前記ヘッドを搭載するキャリッジと、
キャリッジを前記記録媒体の記録面に案内する案内軸
と、案内軸をベースに設けた座面とで挟持する固定部材
とを備えた情報記録再生装置において、前記固定部材に
は、前記案内軸との対向面側に突出して前記案内軸に接
触する突起を設けた第1の手段により達成される。前記
目的は、ベースと、記録媒体に対して情報の書き込み及
び/または読み取りを行うヘッドと、前記ヘッドを搭載
するキャリッジと、キャリッジを前記記録媒体の記録面
に案内する案内軸と、案内軸をベースに設けた座面とで
挟持する固定部材とを備えた情報記録再生装置におい
て、前記ベースの座面には、前記案内軸に接触する突起
を設けた第2の手段により達成される。
記録媒体に対して情報の書き込み及び/または読み取り
を行うヘッドと、前記ヘッドを搭載するキャリッジと、
キャリッジを前記記録媒体の記録面に案内する案内軸
と、案内軸をベースに設けた座面とで挟持する固定部材
とを備えた情報記録再生装置において、前記固定部材に
は、前記案内軸との対向面側に突出して前記案内軸に接
触する突起を設けた第1の手段により達成される。前記
目的は、ベースと、記録媒体に対して情報の書き込み及
び/または読み取りを行うヘッドと、前記ヘッドを搭載
するキャリッジと、キャリッジを前記記録媒体の記録面
に案内する案内軸と、案内軸をベースに設けた座面とで
挟持する固定部材とを備えた情報記録再生装置におい
て、前記ベースの座面には、前記案内軸に接触する突起
を設けた第2の手段により達成される。
【0005】
【作用】前記手段によれば、案内軸に曲げモーメントが
発生しないので、曲がりが生じない。
発生しないので、曲がりが生じない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1ないし図5は本発明の一実施例に係る情報記
録再生装置を説明するためのもので、図1は本発明の一
実施例に係る情報記録再生装置の分解斜視図、図2は本
発明の一実施例に係る情報記録再生装置の案内軸取り付
け状態を示す要部斜視図、図3(a),(b)は図2の
ガイドシャフトに沿った方向での断面図及びガイドシャ
フトに直交方向での断面図、図4は本発明の一実施例に
係る情報記録再生装置のシャーシのガイドシャフトと各
突部の関係を示す説明図、図5(a),(b)は本発明
の一実施例に係る情報記録再生装置のシャフトキーパー
の底面図及び拡大断面図である。情報記録再生装置、例
えばディスク駆動装置1は、図1に示すように、スピン
ドルモータ(図示せず)を配設されたシャーシ2と、こ
のシャーシ2上に設けられ、先端に一対の磁気ヘッド
3,4を備えたキャリッジ5と、キャリッジ5を図示し
ない磁気ディスクの半径方向に移送するキャリッジ移送
装置6と、シャーシ2上に突出しシャーシ2に取付られ
た前記スピンドルモータによって回転駆動されるターン
テーブル等を備えている。なお、この図1では図面表示
の都合上、キャリッジ移送装置6を90°向きを変えて
示してある。シャーシ2は、アルミ合金のプレス加工に
よって形成され、図1に示すように、ディスク駆動装置
1の後部側にキャリッジ移送装置6が設けられ、前部側
の円形の開口部7にターンテーブルが設けられ、さらに
このターンテーブルを中心として図示しないカートリッ
ジホルダ及びスライド板が設けられている。キャリッジ
移送装置6は、図1に示すように、下側磁気ヘッド3を
搭載したキャリッジ5と、このキャリッジ5の反磁気ヘ
ッド搭載端で揺動自在に支持され、上側磁気ヘッド6を
搭載したホールドケース8と、キャリッジ5の中央下部
でこのキャリッジ5を支持するガイドシャフト9と、こ
の案内軸であるガイドシャフト9と平行に配設され、外
周部に螺旋状の送り溝が刻設されたスクリューシャフト
(図示せず)とから主に構成されている。このキャリッ
ジ5は、軸受を介してガイドシャフト9に摺動自在に支
持され、ターンテーブルに装着された磁気ディスクの半
径方向に沿って移動自在になっている。スクリューシャ
フトは、図示していないが、一端側がステッピングモー
タに連結され、ステッピングモータの回転と同期して回
転するようになっており、スクリューシャフトが回転す
ると、キャリッジ移送装置6より突出し、スクリューシ
ャフトの送り溝と係合するフォロワピンがその回転運動
を直線運動に変換し、キャリッジ5はスクリューシャフ
トの回転量に応じてガイドシャフト9に沿って往復動
し、指令された磁気ディスクのトラック位置に移送され
る。
する。図1ないし図5は本発明の一実施例に係る情報記
録再生装置を説明するためのもので、図1は本発明の一
実施例に係る情報記録再生装置の分解斜視図、図2は本
発明の一実施例に係る情報記録再生装置の案内軸取り付
け状態を示す要部斜視図、図3(a),(b)は図2の
ガイドシャフトに沿った方向での断面図及びガイドシャ
フトに直交方向での断面図、図4は本発明の一実施例に
係る情報記録再生装置のシャーシのガイドシャフトと各
突部の関係を示す説明図、図5(a),(b)は本発明
の一実施例に係る情報記録再生装置のシャフトキーパー
の底面図及び拡大断面図である。情報記録再生装置、例
えばディスク駆動装置1は、図1に示すように、スピン
ドルモータ(図示せず)を配設されたシャーシ2と、こ
のシャーシ2上に設けられ、先端に一対の磁気ヘッド
3,4を備えたキャリッジ5と、キャリッジ5を図示し
ない磁気ディスクの半径方向に移送するキャリッジ移送
装置6と、シャーシ2上に突出しシャーシ2に取付られ
た前記スピンドルモータによって回転駆動されるターン
テーブル等を備えている。なお、この図1では図面表示
の都合上、キャリッジ移送装置6を90°向きを変えて
示してある。シャーシ2は、アルミ合金のプレス加工に
よって形成され、図1に示すように、ディスク駆動装置
1の後部側にキャリッジ移送装置6が設けられ、前部側
の円形の開口部7にターンテーブルが設けられ、さらに
このターンテーブルを中心として図示しないカートリッ
ジホルダ及びスライド板が設けられている。キャリッジ
移送装置6は、図1に示すように、下側磁気ヘッド3を
搭載したキャリッジ5と、このキャリッジ5の反磁気ヘ
ッド搭載端で揺動自在に支持され、上側磁気ヘッド6を
搭載したホールドケース8と、キャリッジ5の中央下部
でこのキャリッジ5を支持するガイドシャフト9と、こ
の案内軸であるガイドシャフト9と平行に配設され、外
周部に螺旋状の送り溝が刻設されたスクリューシャフト
(図示せず)とから主に構成されている。このキャリッ
ジ5は、軸受を介してガイドシャフト9に摺動自在に支
持され、ターンテーブルに装着された磁気ディスクの半
径方向に沿って移動自在になっている。スクリューシャ
フトは、図示していないが、一端側がステッピングモー
タに連結され、ステッピングモータの回転と同期して回
転するようになっており、スクリューシャフトが回転す
ると、キャリッジ移送装置6より突出し、スクリューシ
ャフトの送り溝と係合するフォロワピンがその回転運動
を直線運動に変換し、キャリッジ5はスクリューシャフ
トの回転量に応じてガイドシャフト9に沿って往復動
し、指令された磁気ディスクのトラック位置に移送され
る。
【0007】ガイドシャフト9はその両端をシャーシ2
に形成された座面10,10にそれぞれ載置され、固定
部材であるシャフトキーパー11,11によりネジ止め
固定されている。この座面10は、図2ないし図4に示
すように、ベースであるシャーシ2にプレス加工により
凹段部を形成して構成されている。この座面10の底部
10a、側部10bはガイドシャフト9との当接面さ
れ、この底部10a、側部10bの断面形状は本実施例
では中央を最突出部とした弧状の,いわゆるかまぼこ状
で、その最突出部(頂部)がそれぞれガイドシャフト9
の径方向に沿って延びるようにして突部13がプレス加
工により形成されている。ここで本実施例では突部13
の形状はかまぼこ状にしてあるが本発明はこれに限るも
のではなく、半球体状あるいは台形状あるいは山形形状
等、ガイドシャフト9との当接がほぼ点接触あるいはガ
イドシャフト9の周方向に線接触となるような形状であ
ればよい。シャフトキーパー11は、図5(a),
(b)に示すように、ばね性を有する薄板からなり、ガ
イドシャフト9との当接部分には半球状の突起14が形
成されている。この突起14の形状についても例えばv
字型などガイドシャフト9との当接がほぼ点接触あるい
は周方向に線接触となるような形状であればよい。
に形成された座面10,10にそれぞれ載置され、固定
部材であるシャフトキーパー11,11によりネジ止め
固定されている。この座面10は、図2ないし図4に示
すように、ベースであるシャーシ2にプレス加工により
凹段部を形成して構成されている。この座面10の底部
10a、側部10bはガイドシャフト9との当接面さ
れ、この底部10a、側部10bの断面形状は本実施例
では中央を最突出部とした弧状の,いわゆるかまぼこ状
で、その最突出部(頂部)がそれぞれガイドシャフト9
の径方向に沿って延びるようにして突部13がプレス加
工により形成されている。ここで本実施例では突部13
の形状はかまぼこ状にしてあるが本発明はこれに限るも
のではなく、半球体状あるいは台形状あるいは山形形状
等、ガイドシャフト9との当接がほぼ点接触あるいはガ
イドシャフト9の周方向に線接触となるような形状であ
ればよい。シャフトキーパー11は、図5(a),
(b)に示すように、ばね性を有する薄板からなり、ガ
イドシャフト9との当接部分には半球状の突起14が形
成されている。この突起14の形状についても例えばv
字型などガイドシャフト9との当接がほぼ点接触あるい
は周方向に線接触となるような形状であればよい。
【0008】次に、ガイドシャフト9の取り付け状態を
説明すると、図2ないし図4に示すように、シャフトキ
ーパー11によりガイドシャフト9は座面10の底部1
0a、側部10bに押し付けられて固定されている。そ
して、ガイドシャフト9はシャフトキーパー11の突起
14及び座面10の突部13,13で接触して挟持され
ている。これらの接触点A,B,Bは、そのガイドシャ
フト9の略同一周面上(図4で破線で示す)に軸方向の
ずれがほとんどなく設定されている。したがって、シャ
ーシ2等に歪みなどが生じてガイドシャフト9とシャー
シ2の座面10と誤差が発生しても、座面10の突部1
3,13(接触点B)の変動がほとんどなく、シャフト
キーパー11の突起14に対しガイドシャフト9の軸方
向のずれもほとんどないので、曲げモーメントの発生を
押さえてガイドシャフトの曲がり発生を小さくすること
ができる。
説明すると、図2ないし図4に示すように、シャフトキ
ーパー11によりガイドシャフト9は座面10の底部1
0a、側部10bに押し付けられて固定されている。そ
して、ガイドシャフト9はシャフトキーパー11の突起
14及び座面10の突部13,13で接触して挟持され
ている。これらの接触点A,B,Bは、そのガイドシャ
フト9の略同一周面上(図4で破線で示す)に軸方向の
ずれがほとんどなく設定されている。したがって、シャ
ーシ2等に歪みなどが生じてガイドシャフト9とシャー
シ2の座面10と誤差が発生しても、座面10の突部1
3,13(接触点B)の変動がほとんどなく、シャフト
キーパー11の突起14に対しガイドシャフト9の軸方
向のずれもほとんどないので、曲げモーメントの発生を
押さえてガイドシャフトの曲がり発生を小さくすること
ができる。
【0009】このように構成された前記実施例にあって
は、シャーシ2の座面10あるいはシャフトキーパー1
1に突部13,14を設けたので、ガイドシャフト9と
の接触がほぼ点接触あるいは周方向に線接触となりガイ
ドシャフト9の曲がり発生を抑えることができ、小径の
ガイドシャフト9を使用してもトラック送り精度のよい
薄型化に対応した情報記録再生装置を提供することがで
きる。また、前記実施例にあっては、シャーシ2の座面
10とシャフトキーパー11の両方に突部13,14を
設け、かつシャーシ2側の突部13とシャフトキーパー
11の突部14の位置をガイドシャフト9の略同一周面
上に軸方向のずれなく一致させることにより、曲げモー
メントの発生を押さえて更にガイドシャフト9の曲がり
発生を小さくすることができる。
は、シャーシ2の座面10あるいはシャフトキーパー1
1に突部13,14を設けたので、ガイドシャフト9と
の接触がほぼ点接触あるいは周方向に線接触となりガイ
ドシャフト9の曲がり発生を抑えることができ、小径の
ガイドシャフト9を使用してもトラック送り精度のよい
薄型化に対応した情報記録再生装置を提供することがで
きる。また、前記実施例にあっては、シャーシ2の座面
10とシャフトキーパー11の両方に突部13,14を
設け、かつシャーシ2側の突部13とシャフトキーパー
11の突部14の位置をガイドシャフト9の略同一周面
上に軸方向のずれなく一致させることにより、曲げモー
メントの発生を押さえて更にガイドシャフト9の曲がり
発生を小さくすることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定部材あるいはベースの座面に突部を設け、その突部
で案内軸と当接するようにし、案内軸との接触をほぼ点
接触あるいは線接触としたので、案内軸の曲がりの発生
を抑えることができ、小径の案内軸を使用してもトラッ
ク送り精度のよい薄型化に対応した情報記録再生装置を
提供することができる。
固定部材あるいはベースの座面に突部を設け、その突部
で案内軸と当接するようにし、案内軸との接触をほぼ点
接触あるいは線接触としたので、案内軸の曲がりの発生
を抑えることができ、小径の案内軸を使用してもトラッ
ク送り精度のよい薄型化に対応した情報記録再生装置を
提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る情報記録再生装置の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る情報記録再生装置の案
内軸取り付け状態を示す要部斜視図である。
内軸取り付け状態を示す要部斜視図である。
【図3】(a),(b)は図2のガイドシャフトに沿っ
た方向での断面図及びガイドシャフトに直交方向での断
面図である。
た方向での断面図及びガイドシャフトに直交方向での断
面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る情報記録再生装置のシ
ャーシのガイドシャフトと各突部の関係を示す説明図で
ある。
ャーシのガイドシャフトと各突部の関係を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の一実施例に係る情報記録再生装置のシ
ャフトキーパーの説明図である。
ャフトキーパーの説明図である。
【図6】従来のディスク駆動装置の案内軸取り付け状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図7】従来のディスク駆動装置の案内軸取り付けにお
ける案内軸の曲がり発生状態を示す説明図である。
ける案内軸の曲がり発生状態を示す説明図である。
1 ディスク駆動装置 2 シャーシ 3 下側磁気ヘッド 4 上側磁気ヘッド 5 キャリッジ 6 キャリッジ移送装置 9 ガイドシャフト 10 座面 11 シャフトキーパー 13,14 突部
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースと、記録媒体に対して情報の書き
込み及び/または読み取りを行うヘッドと、前記ヘッド
を搭載するキャリッジと、キャリッジを前記記録媒体の
記録面に案内する案内軸と、案内軸をベースに設けた座
面とで挟持する固定部材とを備えた情報記録再生装置に
おいて、前記固定部材には、前記案内軸との対向面側に
突出して前記案内軸に接触する突起を設けたことを特徴
とする情報記録再生装置。 - 【請求項2】 ベースと、記録媒体に対して情報の書き
込み及び/または読み取りを行うヘッドと、前記ヘッド
を搭載するキャリッジと、キャリッジを前記記録媒体の
記録面に案内する案内軸と、案内軸をベースに設けた座
面とで挟持する固定部材とを備えた情報記録再生装置に
おいて、前記ベースの座面には、前記案内軸に接触する
突起を設けたことを特徴とする情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5129339A JP2987025B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5129339A JP2987025B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 情報記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06338150A true JPH06338150A (ja) | 1994-12-06 |
JP2987025B2 JP2987025B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=15007165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5129339A Expired - Fee Related JP2987025B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2987025B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100468759B1 (ko) * | 2002-08-13 | 2005-01-29 | 삼성전자주식회사 | 광 디스크 플레이어의 가이드 샤프트 지지용 캠홀더 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP5129339A patent/JP2987025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100468759B1 (ko) * | 2002-08-13 | 2005-01-29 | 삼성전자주식회사 | 광 디스크 플레이어의 가이드 샤프트 지지용 캠홀더 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2987025B2 (ja) | 1999-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990914 |
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