JPH0633703B2 - 井戸水頭装置 - Google Patents

井戸水頭装置

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JPH0633703B2
JPH0633703B2 JP61101242A JP10124286A JPH0633703B2 JP H0633703 B2 JPH0633703 B2 JP H0633703B2 JP 61101242 A JP61101242 A JP 61101242A JP 10124286 A JP10124286 A JP 10124286A JP H0633703 B2 JPH0633703 B2 JP H0633703B2
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casing
wall
leg
hanger
hole
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ラリー・ユージーン・レイマート
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Dril Quip Inc
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B33/00Sealing or packing boreholes or wells
    • E21B33/02Surface sealing or packing
    • E21B33/03Well heads; Setting-up thereof
    • E21B33/035Well heads; Setting-up thereof specially adapted for underwater installations
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B2200/00Special features related to earth drilling for obtaining oil, gas or water
    • E21B2200/01Sealings characterised by their shape

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  • Geology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般に、直径が順次小さくなるケーシング・ス
トリングの上端に接続されたケーシング・ハンガーが井
戸孔の最も外側のケーシングの中にストリングを吊すた
め海底レベルで最も外側のストリングに接続されたケー
シング・ヘツドの孔の中に下げられそこに置かれ、各ケ
ーシング・ストリングとその次の外側のストリングとの
間の環をハンガーとヘツドの孔との間の空間に接続する
各ハンガーの開口は、ストリングを井戸孔の中に接合し
たときセメントがそれを通つて循環できるようにしたも
のであって、ケーシングをセメントで結合したとき空間
内に下げられ固着されたシール・アセンブリ(シール組
立体)によつて閉じるようにされた型の海底井戸水頭装
置に関するものである。
新しい側面の1つに於いて、本発明は連続したハンガー
を互いに支持することによりすべてのハンガーとハンガ
ーで支持されるケーシングの荷重,ならびにシール・ア
センブリに加えられる試験流体による下向きの力がケー
シング・ヘツドの孔の中のシートによつて支持され、こ
のケーシング・ヘツドの上に外側ストリングに接続され
た最も下のハンガーが置かれるような上記の型の装置の
改良に関するものである。もう1つの新規性の側面に於
いて,本発明は上記の一般的な型の装置で、ハンガーを
置いたときシール・アセンブリを空間の上に保持する可
動ツールによつて各シール・アセンブリはハンガーとと
もに下げられ、可動ツールをその上に吊したドリル・ス
トリングの操作と流体圧の印加により、シール・アセン
ブリが下げられ、空間内で励起されて固定されるような
装置の改良に関連している。更にもう1つの新規性の側
面に於いて、本発明は上記の一般的な型の装置または他
の装置で、離れて配置された部材相互の間の環状空間を
閉じ、シール・アセンブリがケーシング・ヘツドの孔と
ハンガーの両方に対して金属対金属のシールと弾性シー
ルを形成するようにされた装置の改良に関するものであ
る。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題) 従来の井戸水頭装置としては、一方の金属体を有するシ
ール・アセンブリを備え、上記金属体の内側および外側
に、この金属体によって運ばれるシール・リングを持つ
ものがある(米国特許3,897,823)。このシー
ル・リングにより、上記金属体がケーシング・ヘッドの
孔とケーシング・ハンガーの外表面との間で下向きに力
を受けたとき、弾性シールだけでなく金属対金属シール
を形成するようになっている。上記ハンガーの表面と金
属体の内側面は円錐台形をなし、上記金属体の内側面は
鉛直方向に対してハンガーの外側面よりも幾分大きな鋭
角になっている。この結果、上記金属体の下端は、空間
に楔のように押し込まれたとき、半径方向外向きに力を
受ける。この装置はかなり機械的な利点を持っているけ
れども、上記空間に押し込まれるとき金属体の下端を外
側に曲がらせるためには、実質的な下向きの力が要求さ
れる。また、上記アセンブリの金属対金属シールは、環
状空間の下方からの流体圧によって圧力励起されること
がなく、実際に、そのような圧力はアセンブリを取り外
してしまう傾向を持つであろう。さらにまた、シール・
アセンブリはハンガーと別々に駆動され、金属体の内側
端および外側端のシール面が空間内に降ろされるにつれ
て、上記シール面は損傷を受ける。さらに、上記弾性シ
ールは金属対金属シールの撓みを通して圧力励起される
ことがないため、シール・アセンブリをセットするのに
より大きい力が要求される。
そこで、この発明の目的は、実質的に機械的な利点をも
って重みでセットされ、分解することなく取り外される
が、セットするのに下向きの力をあまり要せず、そのシ
ール面が保護され、金属対金属および弾性シールの両方
が空間の上方からだけでなく下方からも押圧されるシー
ル・アセンブリを持つ井戸水頭装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この発明の井戸水頭装置は、
最外側ケーシングに接続可能で、かつ貫通孔を有するケ
ーシング・ヘッドと、外ケーシング・ヘッドの孔を通し
て下げることができ、かつ周りにショルダを有し、該ヘ
ッドの孔の中におろすことができ、そして上記最外側ケ
ーシング内に外側ケーシングを吊るすため外側ケーシン
グに接続可能なケーシング・ハンガーを備え、該ケーシ
ング・ハンガーは、鉛直に対して所定の角度で上向きか
つ内向きに先細になっている、そのショルダ上の外表面
を有し、この外表面と上記ヘッドの孔の円筒部分との間
に円錐台形の環状空間を形成し、そして上記ケーシング
・ハンガーの開口はハンガーの下の外側ケーシングの周
りの円筒状空間を環状空間と接続するようになってお
り、上記環状空間を閉鎖するため上記環状空間内に下げ
ることができるシール・アセンブリを備え、該シール・
アセンブリが、下部内壁を有する金属体を含み、この下
部内壁は、その内側がまた鉛直に対して所定の角度で上
向きかつ内向きに先細になっており、かつアセンブリを
上記環状空間内に下げるにつれてハンガー表面に沿い下
向きに滑って外側に曲がるようになっており、上記内壁
の外側から伸びて且つ上記内壁の外側を取り囲む垂直に
間隔を置いて配置された脚を含み、上記の脚のうち第1
の脚は水平方向に対して鋭角で上記内壁から上向きかつ
外向きに延びており、そして上記の脚のうち第2の脚は
上記内壁から下向きかつ外向きに延びており、その結
果、内壁が外側に曲がることによって外端がケーシング
・ヘッドの孔に押し付けられたとき、第1の脚が上向き
に曲り且つ第2の脚が下向きに曲るようになっているこ
とを特徴としている。
また、上記内壁の外側の周りで、第1の脚の上、かつ第
2の脚の下に入れられ、孔とシール可能に係合する弾性
シール手段、および上記内壁の内側の周りで、ハンガー
の外側表面とシール可能に係合する弾性シール手段を含
むのが望ましい。
また、上記第1の脚が第2の脚の上にあり、かつ内壁の
外側の周りの上記弾性シール手段が、上部の脚の上方の
凹部に収容された上部シール部材および下部の脚の下方
の凹部に収容された下部シール部材を含むのが望まし
い。
また、上記第2の脚が第1の脚の上にあり、かつ内壁の
外側の周りの上記弾性シール手段が、第1の脚と第2の
脚との間の凹部に収容されたシール部材を含むのが望ま
しい。
また、上記内壁の内側の周りに、垂直方向にほぼ脚と脚
の中間にある第1のリブを含むのが望ましい。
また、第1のリブの上と下の内壁の内側の周りに第2お
よび第3のリブを含み、これらのリブはハンガー表面を
スライド可能であり、内壁が外側に曲げられるにつれ
て、ハンガー表面に密に押し付けられるのが望ましい。
(作用) ヘッドの孔の円筒状部との間に円錐台形の環状空間を形
成するために、ショルダの上方にあるケーシング・ハン
ガーの外表面は、鉛直に対して所定の角度で上方かつ内
向きに先細になっている(テーパがついている)。環状
空間を塞ぐためにこの環状空間の中に降ろされるシール
・アセンブリは、下部内壁を持った金属体を有する。こ
の下部内壁の内側もまた、上記ハンガーの外表面のそれ
に実質的に平行に、ある角度でテーパがついている。な
お、これらの角度は、シール・アセンブリが上記環状空
間に楔のように押し込まれるのに要求される角度であ
る。上記角度は、表面間の公差を調節するためには十分
大きくあるべきだが、上記環状空間を保つためには小さ
なことを要する。上記下部内壁は、シール・アセンブリ
が環状空間内に降ろされるとき、上記ハンガー表面に沿
って下方へスライドし、外側に曲がるようになってい
る。この結果、上記シール・アセンブリは、セットする
のに下向きの力をあまり要することなく、自身の重みに
よって上記環状空間にセットされる。しかも、シール面
はスライドするので損傷を受けることがない。
上記内壁の外側から上下の脚が伸びている。この結果、
内壁が外向きに曲げられたとき、それらの外側端は動か
されて、ケーシング・ヘッドの孔と金属対金属の係合を
なすようになっている。より詳しくは、水平に対してあ
る角度で、第1の脚は上向きかつ外向きに伸び、第2の
脚は下向きかつ外向きに伸びる。この結果、それらの外
側端が孔と係合した状態で、シール・アセンブリが上記
環状空間の中へ降ろされると、外向きに曲がる内壁によ
って、第1の脚は上向きに曲げられ、第2の脚は下向き
に曲げられる。
上記内壁は、外向きに曲がることができ、かつ、上記シ
ール・アセンブリの上下の金属体に比して比較的薄いけ
れども、それにもかかわらず、上記環状空間内からシー
ル・アセンブリを取り出すために上向きの力が必要な場
合に、分解または破砕を妨げるのに十分強いものであ
る。したがって、上記シール・アセンブリは分解するこ
となく取り外される。
さらに、上記アセンブリの上方と下方のどちらからの流
体圧でも、上記内壁の外側の脚を、上記ヘッドの孔とよ
りきつく係合させるだろう。つまり、シール・アセンブ
リがセットされた状態で上方と下方のどちらから流体圧
がかかったとしても、ケーシング・ヘッドの孔に対して
上向きに曲がって係合している第1の脚と下向きに曲が
って係合している第2の脚とのどちらかが、上記流体圧
によってヘッドの孔に対してより強く圧力励起されるか
らである。
この発明の望ましい態様では、上記シール・アセンブリ
は、シール・アセンブリの金属体とハンガーおよびヘッ
ドとの間で、金属対金属シールをバックアップするため
の弾性シールを有している。例えば、弾性シール手段
が、第1の脚の上方および第2の脚の下方の内壁の外側
に設けられている。上記弾性シールは、ケーシング・ヘ
ッドの孔とシール可能に係合するためのもので、圧縮さ
れるべき位置にあり、それゆえ、上記脚が曲がると上記
孔とよりきつく係合される。上記弾性シールは、上記空
間の上方と下方のどちらから流体圧がかかったとして
も、金属対金属シールをバックアップする。つまり、金
属対金属シールと弾性シールの両方が流体圧を受けて、
ヘッドの孔に対してより強く押圧される。また、弾性手
段が上記ハンガーの外側表面とシール可能に係合するた
めの内壁の内側の周りに設けられる。したがって、シー
ル・アセンブリは、ケーシング・ヘッドの孔とハンガー
の外表面との両方に対して金属対金属シールのためのバ
ックアップ密封を構成する。
また、第1の脚が第2の脚の上にあり、かつ内壁の外側
の周りの弾性シール手段が、上部の脚の上方の凹部に収
容された上部シール部材および下部の脚の下方の凹部に
収容された下部シール部材を含んでいても良い。また、
第2の脚が第1の脚の上にあり、かつ内壁の外側の周り
の弾性シール手段が、第1の脚と第2の脚との間の凹部
に収容されたシール部材を含んでいても良い。いずれの
場合も、上記弾性シール手段は金属対金属シールのため
のバックアップ密封を構成することができる。
また、上記内壁の内側の周りに、鉛直方向にほぼ脚と脚
の中間にある第1のリブを備える場合、シール・アセン
ブリが上記環状空間内を下向きに動くとき、上記第1の
リブが外向きに押されることによって、上記内壁が内側
に曲がる。この第1のリブの上方と下方の内壁の内側に
第2および第3のリブが設けられ、これらのリブは、ハ
ンガー表面をスライド可能であり、上記内壁が外向きに
曲げられるとハンガー表面に内向きに押し付けられる。
したがって、第2および第3のリブはハンガーの表面と
係合する。したがって、上記内壁の内側とハンガーの表
面との間に一層ぴったりした係合が得られる。
(実施例) 図面を通じて同じ部品は同じ参照番号で表わしてある。
本発明の第1の形式を示す第1図から第10図に於い
て、全体を20で表わしたケーシング・ヘツドには孔2
1が貫通しており、孔を中心として上を向いたシート2
2がある。前述したように、ケーシング・ヘツドは通
常、海底に配置され、その下端が最も外側のケーシング
23に接続される。ケーシング23はケーシング・ヘツ
ドから下向きに井戸の孔の中に伸びる。ケーシング・ヘ
ツドの上端は漏出防止スタツク(図示しない)に接続さ
れ、漏出防止スタツクは立ち管に接続され、立ち管は表
面に伸び、立ち管を通つて後述する装置が井戸の穴あけ
と完成の間に上下される。
ケーシング・ハンガー24はケーシング・ヘツドの孔2
1のまわりのシート22の中に下げられそこに置かれ
る。外側のケーシング25はその下端に接続され、最も
外側のケーシング23の中に吊される。図に示すよう
に、ケーシング・ハンガー24には管状体26とそのま
わりのシヨルダ28が含まれる。管状体26には孔27が
貫通しており、外側ケーシング25の上部延長を構成す
る。シヨルダ28はケーシング・ヘツドのシート22の
上にのる。シヨルダ28の上のケーシング・ハンガーの
本体の外側表面29はケーシング・ヘツドの孔21から
隔てられており、それとの間に環状空間ASが形成され
る。ハンガー本体を中心として円周方向に間隔を置いて
スロツト30が形成され、開口を作る。ハンガーをヘツ
ドのシートの上に置いたとき、この開口は最も外側のケ
ーシング23と外側のケーシングとの間の円筒状空間を
環状空間ASと接続する。スロツトが形成される本体の
直径の小さくなつた部分を中心としてナツト31がねじ山
を切つて接続され、シヨルダ28がナツトの下端に形成
される。
全体が参照番号32で表わされた可動ツールにより、ハ
ンガーがケーシング・ヘツドの中に下げられる。可動ル
ーツ32には心棒33と管状体36Aが含まれる。心棒
33は上端でドリル・ストリングDS(第1A図参照)
にねじ山接続されている。管状本体36Aはその上端の
フランジ37Bを介して心棒によつて運ばれ、心棒とと
もに回転し、それとの間に環状空間37を形成する。可
動ツールにはスリーブ34とスリーブ35も含まれてい
る。スリーブ34は心棒によつて動かされて垂直運動を
行ない、ハンガーの孔27を中心としたシート25Aの
上に支持される。スリーブ35は支持スリーブ34のま
わりにねじ山接続される。両方のスリーブの上端は後述
する空間37で受ける。スリーブ35は管状体に接続さ
れ、管状本体とともに回転する。これにより、心棒が回
転してスリーブ35が第1の下の位置(第1A図および
第2図)と第2の上の位置(第4,5,7および8図)
との間に動く。第1の下の位置では、スリーブ34、した
がつて心棒がハンガーに接続され、管状本体したがつて
心棒がハンガーによつて支持される。第2の上の位置で
は、スリーブのハンガーに対する接続およびスリーブ3
5からの支持が解放される(第4図および第5図)。
全体を参照番号40で表わしたシール・アセンブリが管
状体36Aの下端に解放可能なように接続され、可動ツ
ール、ハンガー、およびシール・アセンブリがケーシン
グ・ヘツドの孔の中に下げられるにつれ、管状体ととも
に第1B図の上昇した位置から第5図の低下した位置に
下る。このとき、シール・アセンブリは第6図に示すよ
うに環状空間の中を下向きに動き、充分に低下した位置
に達する。これにより、ハンガー表面とケーシング・ハ
ンガーの孔の両方に対して金属対金属のシールならびに
弾性シールが形成される。このような位置に達したと
き、シール・アセンブリはハンガーに固定され、以下に
説明するようにケーシング・ヘツドの中の上向きの動き
に抗して保持される。
ケーシング・ハンガーにはその本体26の他にキヤリア
・リング41が含まれている。このキヤリア・リングは
シヨルダ28の下に本体を中心として配置され、本体の
スロツトがある部分の下端を中心として接続されたナツ
ト42により支持される。キヤリア・リングがナツト4
2の上に支持されたとき、これはナツトのまわりの上に
伸びるフランジ43によりハンガー本体に対して同心円
状に配置される。キヤリア・リング41には複数の円周
方向に離れた開口すなわちウインドー44が設けられて
いる。そしてスプリツト・リング45の外側に伸びた歯セ
グメント46がウインドを通つて伸び、それによつて支
持されて第1図の短縮位置(あるいは収縮位置)と第2図
の伸長位置との間を動く。リング45が短縮していると
き、歯セグメントは自由に動き、シート22の下でケー
シング・ヘツドの孔のまわりに形成された溝47に対向
する位置に入る。リング45が伸長しているときは、歯
セグメントは溝の中にはまるので、ヘツドから支持され
る。
スプリツト支持リング45は通常、短縮位置を取るよう
に構成されている。したがつて、ハンガーがケーシング
・ヘツドの孔の中に下るにつれて、その内径は本体の外
径が大きくなつた部分50の下端の下向きで内側向きに
伸びたカム表面49の下のハンガー本体のカム表面の円
筒表面48とかみ合う。更に詳しくは、短縮した支持リ
ングの上端はハンガー本体の下にあり、本体のシヨルダ
28はキヤリア・リングの上端の上にある。ハンガーが下
向きに第1B図の位置に動いたとき、キヤリア・リング
の上端のまわりのシヨルダ50Aはケーシング・ヘツド
のシート22の上にのり、支持リング45はその歯セグ
メント46がケーシング・ヘツド内の溝47と対向する
ように位置が定められる。
キヤリア・リングしたがつて支持リングはそれ以上の下
向きの移動に抗して保持されるので、ドリル・ストリン
グの重量により本体のカム表面49が支持リング45の上
端の上を滑り、溝47の中のロツク位置に入る。ハンガ
ー本体が更に下降してシヨルダ28をシート22の上に
のせたとき、カム表面49の上のハンガー本体のまわり
の直径の大きくなつた部分50は支持リング45の内径
の中を下向きに動き、これを外側向きにロツク位置に保
持する。そして部分50の上端のシヨルダ52は支持リ
ング45の上端の上にのり、支持リングの下向きの荷重
を溝47の支持表面に移す。同時に、本体のシヨルダ2
8はシートの上にのり、荷重を直接ヘツドに移す。そし
てシヨルダ28の半径方向内側のハンガー本体の下端の
シヨルダ53は下向きに動いてキヤリア・リングの下端5
4の上にのることにより、キヤリア・リングと支持リン
グを介してハンガーの荷重をヘツドの溝47に移す。
前述したように、スリーブ34は可動ツールの心棒によ
つて動かされ、それに対して垂直に移動する。ハンガー
が定位位置に下げられたとき、スリーブは心棒で支持さ
れ、そこから支持されたスリーブのまわりの下向きのシ
ヨルダ55を介して心棒のまわりの上向きのシヨルダ5
6の上にたれ下る。このようにスリーブがハンガーに接
続された状態で、後述するようにハンガーは可動ツール
の心棒で支持され、第1B図に示す位置に下り、キヤリ
ア・リングがシート22の上にのる。可動ツールの心棒
が下り続けると、ハンガー本体が下向きに動き、シート
とキヤリア・リングの上端の上にのり、第2図に示すよ
うに心棒がスリーブに対して下る。しかし、このときシ
ール・アセンブリ40はまだ環状空間ASに対して上昇
した位置にある。
次にドリル・ストリングしたがつて可動ツールの心棒が
回転してロツキング・スリーブ35をスリーブ34に対
して上昇することにより、第4図に示すようにスリーブ
35のハンガーへの接続と可動ツールの管状体のロツキ
ング・スリーブからの支持が解放される。これにより第
5図に示すようにシール・アセンブリは管状体とともに
下向きに環状空間の中に動くことができる。このため、
スリーブ35の上端35Aはねじ山57によつてスリー
ブ34に接続され、上端に回転可能なように接続された
下端35Bはハンガーの孔に対してキー溝接続を有する
スリーブ34の耳58相互の間を垂直に滑る。更に詳し
く述べると、第1B図および第2図に示すようにスリー
ブ34に対して第1の下の位置で、ロツキング・スリー
ブ35は回転せずに垂直運動するためキー59によつて
管状体36A、心棒の外側部材36Bに接続される。し
たがつて管状体の回転により心棒とドリル・ストリング
を介してスリーブ35はスリーブ34に対して上向きに
動き、第2図の位置から第4図の位置に達する。
スリーブ35を上昇させるとその下端はスプリツト・リ
ング60の中から上る。スプリツト・リング60のまわ
りの歯はキー溝付き耳の下のハンガーの孔のまわりに形
成されたロツキング溝61の中にはまるように構成され
ている。このように、リング60は第4図に示すように
通常その短縮位置をとるように構成されている。この場
合、耳の下のスリーブ34の外径が小さくなつた部分の
中に引き込まれる。同時に、スリーブ35の中の孔63
の中で半径方向に動くように実装されたセグメント62
はスリーブとともに上昇し、スリーブ34の上端のまわ
りの溝66に対向する位置に達する。溝の中で外向きに
動いたとき、セグメントは可動ツールの管状体36Aを
解放することにより、それに対してしたがつてスリーブ
34およびハンガーに対して下向きに動く。すなわち、
心棒が第1B図から第2図の位置に下降したことによ
り、ロツキング・セグメントによつて支持された管状体
の外壁の内側に形成されたキー溝59の部分はロツキン
グ・セグメントの外側に通過して自由に下降できる。
したがつて、セグメント62の半径方向の厚さはスリー
ブ35の厚さより大きくしてそれらが図示する両方の位
置の間で半径方向に動けるようにしている。スリーブ3
5がその低い方の位置にあつてスプリツト・リング60
を溝61の中に保持することによりスリーブをハンガー
に接続しているとき、セグメントは溝66の下でスリー
ブ34の外径のまわりに配置されることにより外測の位
置に保持され、管状体に形成されたキー溝59の下部と
かみ合う。前述の通り、スリーブ35は相対的に回転可
能な上部35Aと下部35Bで構成され、上部35Aに
はねじ山57が形成され、セグメント62が動かされ、
下部35Bの脚が耳58の間に形成されたスロツト70
を通つて下向きに伸びる。また図から明らかなように、
耳58はスリーブ34の直径の小さくなつた部分の下端
の上に間隔を置いて配置され、ロツク位置と非ロツク位
置の間で伸長、短縮するためスプリツト・リング60を
受け入れる。
シール・リング71は心棒の外径のまわりに動かされ、
相対的な垂直運動の間、スリーブ34の内径と共同して
滑りシールを形成する。シール・リング72はスリーブ
34の下端の外径のまわりに動かされて、シール可能な
ようにシール25の上のハンガーの孔とかみ合う。した
がつて、後で第9図および第10図を参照して詳細に説
明するようにシール・アセンブリ40が下降して孔およ
びハンガーとシールかみ合わせ状態になり、ケーシング
・ヘツドの上の噴出防止スタツク(図示しない)のラム
が可動ツールの心棒が吊されているドリル・ストリング
のまわりで閉じているとき、ラムの下の空間に対する試
験圧力がシール・アセンブリの上端の上に働いて、これ
を下に動かす。ラムのシールかみ合わせによつて通常ド
リル・パイプの降下が防止されるので、フランジ37B
の上の心棒33に滑り接合または垂直から動き接続(図
示しない)を設けることができる。この際シール・アセ
ンブリはそれを横切つて働く圧力流体の力により下向き
に動き、第6図の位置に達する。
シール・アセンブリ40には本体75が含まれ、これは
ねじ山を切つた上部75Aおよび下部75Bで構成され
る。下部75Bには内壁80が含まれ、これは環状空間
ASの中に下げられて、ケーシング・ヘツドの孔とハン
ガーのまわりの環状表面29に対してシールするように
構成され、上部75Aは可動ツールの管状体の下端に解
放可能なように接続することができる。この後者の目的
のため、シール・アセンブリ上部75Aの上端の内径に
スロツト76が形成される。そして下向きのシヨルダ7
9の下の管状体の外径の凹部78の外径に耳77が形成
される。74で示すように本体36Aの外壁にスロツト
が形成され、シール・アセンブリを上げてケーシング2
5を井戸孔の中でセメントで結合しているときシール・
アセンブリを通つてセメントが容易に還流できるように
する。
第5A,7A、および8A図に示すように、スロツト7
6には第1の部分76Aおよび部分76Bが含まれてい
る。第1の部分76Aはシール・アセンブリ部分75A
の上端から下向きに伸び、部分76Bは部分76Aの上
端と下端の中間から横に伸びている。更に詳しく述べる
と、部分76Bは耳77をぴつたり受け入れる高さにな
つているので、管状体を図示の回転位置に入れた状態で
耳がスロツト部分76Bの中に位置し、管状体とともに
シール・アセンブリを容易に上下できる。これはもちろ
ん、第5図に示すようにシール・アセンブリを心棒とと
もに環状空間の中に下げたとき耳が占める位置である。
第6図の位置にあるときシール・アセンブリが圧力を保
持しないことがわかつた場合、耳77がまだスロツト位
置76Bの中にあるので可動ツールの上昇時にシール・
アセンブリをハンガーから持ち上げることができる。こ
れに関連し、そして前に述べたように可動ツールのスリ
ーブ34はハンガーから切り離されているので、心棒と
ともにハンガーから自由に上昇する。次に、心棒がスリ
ーブに対して上昇したとき、心棒のシヨルダ56はスリ
ーブ55とかみ合つてこれを上昇させる。シール・アセ
ンブリが圧力を保持している場合には、防止ラムの引込
みに続いて心棒、したがつて管状体は(下を見た状態
で)左に回転することができるので、第7A図に示すよ
うに耳77がスロツト部分76Bから出て部分76Aに
入る。これにより心棒は下向きに動いてシール・アセン
ブリに対して下つてシール・アセンブリをハンガーにロ
ツクした後、そこから上向きに動いて可動ツールを再び
捕捉できるようにする。
前に述べたように、そのシヨルダの上のハンガーの外表
面29は鉛直に対して小さい角度、たとえば4度て上向
きかつ内側向きに先細になつている。シール・アセンブ
リ本体の下部75Bの内側も同様に先細になつているの
で、シール・アセンブリが下つて管状空間ASの中に入る
と表面29にほぼ平行となる。前に述べたように、上下
の脚81および82が壁80の外側から伸びる。上の脚
は水平に対して上向きで外向きに伸び、下の脚82は水
平に対して下向きで外向きに伸びる。
環状シール・リング84を受け入れるため脚81の上の
シール・アセンブリの下部に凹部83が形成され、環状
シール・リング86を受け入れるため脚82の下に凹部
85が形成される。第9図に最も良く示されているよう
に、各シール・リングは凹部の上と下のシール・アセン
ブリ体の下部75Bの上と下の拡がつた端の外側とほぼ
揃つたシール・リングの外側表面でその凹部をほぼみた
す。他方、脚81および82の外側端は内側に少し離れ
ている。いずれにしても、アセンブリが環状空間の中に
下げられて壁80の内側が第9図に示すようにハンガー
の表面29とかみ合うので、これらの表面はケーシング
・ヘツドの孔とかみ合わなくなる。
第1のリブ87が脚81と82のほぼ中間の壁80の内
側に形成され、第2および第3のリブ88および89がリ
ブ87の上と下の壁80の内側に形成される。シール・
アセンブリが空間内を下向きに動くとき、リブ87は外
向きに押されるので内壁80が外向きに回り、リブ88
および89は表面29とかみ合うように動く。シール・
アセンブリを継続的に下げると、脚81および82の外
側端、ならびにシール・リング84および86の外側が
動いてケーシング・ヘツドの孔とかみ合い、リブ88お
よび89がハンガーの表面29に一層ぴつたりと押され
る。最後に、内壁80に対する内側端の接続を中心とし
て脚81,82がそれぞれ上向きと下向きに曲げられ
る。これにより、ケーシング・ヘツドの孔の中の脚81
と82の外側端の間、ならびにリブ88および89とハ
ンガーの表面29との間に非常にぴつたりした金属対金
属の接触が得られ、シール・リングが押し付けられてケ
ーシング・ヘツドの孔とより緊密にかみ合う。
内壁を外側に曲げることによりリブ88および89を中
心として内壁の上端と下端を内側に曲げたとき、第10
図に示すようにシール・リング90および91が壁80
の内側を中心として溝の中を動いて表面29と密封かみ
合わせを形成する。このように、シール・アセンブリは
孔とケーシング・ハンガーの両方に対して金属対金属の
封止のための弾力的なバツクアツプ密封を構成する。更
に第10図でわかるように、脚81および82ならびに
壁80の内側のシール・リングの構成により、シール・
アセンブリの上からの流体圧力が脚81およびリブ88
を孔と一層緊密にかみ合わせ、シール・アセンブリの下
からの流体圧力は脚82およびリブ89を孔とハンガー
の表面29と一層緊密にかみ合わせる。これは密封を行
なう上で有用であるだけでなく、シール・リング84お
よび86が脚81を越えて下向き、または脚82を超え
て上向きに突き出さないようにする上でも有用である。
ハンガー表面29の上端に溝100が形成される。第6
図に示すようにシール・アセンブリをできる限り下向き
に動かしたとき、溝に対向した位置のシール・アセンブ
リ体75の内側のシヨルダ102にスプリツト・ロツク
・リング101が支持される。リング101の上の本体
の上部75Aの下端にシヨルダ103が形成され、シヨ
ルダ104をロツク溝100の上のハンガーの上端とか
み合わせ、シール・アセンブリの下向きの運動を制限す
る。
シール・アセンブリ体の上部75Aの内側には、下部7
5Bの上端に対するねじ山接続に隣接して垂直スロツト
110が形成される。ロツク・スリーブまたはアクチユ
エータ体111の下端はスロツトを通つて下に伸び、ロ
ツク・リング101の先細になつた外側上端に隣接して
先細端112が配置される。このように、ロツク・スリ
ーブ111を第7図に示す位置に下げたとき、通常は外
側のアンロツク位置に拡げられているロツク・リング1
01は内側向きに押されて溝100に入り、シール・ア
センブリをハンガーに対してロツクする。
第5A図に示すように心棒の耳77がスロツト部分76
Bの中に配置されて心棒からシール・アセンブリを支持
するとき、上端114が可動ツールの管状体のあたりの
シヨルダ79の真下に配置された外側に拡げられたロツ
ク・リング101によつてアクチュエータ体またはロツ
ク・スリーブ111が第5図に示す位置に保持される。
ロツク・スリーブ111をロツク位置に下げるため、心
棒したがつて管状体がシール・アセンブリに対して回転
することにより耳77がスロツトの部分74Aに入る。
このように耳77がスロツト部分74Aの下端の中を下
向きに動くにつれて、管状体が下降し、スリーブ111
がその第6図の位置から第7図に示すロツク位置へ下向
きに動く。もちろん、管状体はスリーブ34および35
に対し、そしてハンガーに対して自由に回転する。その
上に形成されたキー59の部分がスリーブ35の上に形
成された部分より下にあるからである。
スロツトの下のシール・アセンブリの本体部分75Aの
内側部分に溝115および116が形成される。そして
心棒の外側にシヤー・ピン117が搭載され、シール・
アセンブリに対する管状体36Aの相対垂直位置に応じ
て溝の1つに入る。したがつて、本体が第6図の位置に
あつて耳77によりシール・アセンブリに対して垂直運
動しないように保持されているとき、シヤー・ピン11
7はばね117Aの力で上の溝115に入る。しかし、
シヤー・ピンの下側は先細になつている。したがつて、
管状体が回転して下降し、ロツク・スリーブ111を下
げてロツク位置に入れたとき、シヤー・ピン117が引
つ込んで、下降し溝116の中に入る。ロック・リング
がロツク位置に動かなかつた場合、シヤー・ピンはシー
ル・アセンブリが可動ツールとともに上昇できるように
する。他方、ロツク・リングがロツク位置に動いた場
合、可動ツールの上昇によりシヤー・ピン117は可動
ツールがシール・アセンブリとハンガーから戻れるよう
にする。
可動ツールが戻つた後、管状空間ASの中からシール・
アセンブリを取り除きたい場合、適当なツールがケーシ
ング・ヘツドの孔の中に下つて、ロツク・スリーブの上
端114とかみ合つて上方に持ち上げて第6図に示す位
置まで上方に上げる。この位置、ロツク・リング101
は外側に拡がつた位置に自由に動くことができる。この
とき、スリーブ111の内側の上を向いたシヨルダ118
は耳77に対向したシール・アセンブリの上部に下向き
のシヨルダとかみ合う。これにより、シール・アセンブ
リはロツク・スリーブとともに上昇することができる。
シール・アセンブリがその最低位置にあるときシール・
アセンブリの上端にほぼ対向するケーシング・ヘッドの
孔に一連の水平な溝125が形成される。スプリツト・
リング126が本体下部75Bの上端で動かされ、その
外側に溝125とほぼ同じ構成で対向配置された歯があ
る。更に詳しく述べると、リング126の先細になつた
上端127はロツク・スリーブ111の外側の下向きに
先細になつたシヨルダ128の下にある。したがつて、
ロツク・スリーブがそのロツク位置に下ると、リング・
126は外側に動かされ、その歯を溝125とかみ合わ
せる。更に重要なことであるが、充分な溝125が設け
られていてシール・アセンブリと孔との間の数個の相対
垂直位置でリング126の歯とかみ合えるようにしてい
る。これにより、垂直公差に拘わらずハンガーとシール
・アセンブリを孔に対して垂直運動しないように抑える
ことができる。
リングの歯は溝125の中に充分に入らず、溝の中に少
しだけ入つてその峰が溝の峰の下とかみ合うように考え
られている。ゴム・リング130がリング126の下端
と本体部分75Bの上端との間に配置される。これによ
り、起りそうもないが峰同士が互いに対向した場合、歯
が溝とかみ合うことができる。
ハンガーおよびシール・アセンブリは最初、第1B図に
示すように可動シールで組み立てられ、ハンガーのキヤ
リア・リングをケーシング・ヘツドのシート22の上に
下げることができる。次に重量が可動ツールの上でゆる
められるにつれ、これによつて支持された心棒したがつ
てスリーブ34は更に下に動くことができ、シート22
の下のケーシング・ヘツドの孔の中の溝47の中に支持
リング45が拡がり、ナツトの下端53が下り、おろさ
れたキヤリア・リングの上端の上に下る。このように、
可動ツールの管状体の外壁の上にあるキー59の部分は
第1B図の位置から第2図の位置に下つて、セグメント
62とかみ合つた後、これを下げる。セグメント62は
スリーブ35および34を下げることにより、ハンガー
を下降させる。これによりもちろん、第2図に示すよう
に心棒上のシヨルダ56がシヨルダ55より下に下る。
ケーシング25を井戸孔の中にセメントで結合した後、
ドリル・ストリングしたがつて可動ツールを右手方向に
回転してスリーブ35を上昇させることができる。これ
により第4図に示すように、スリーブ34のハンガーに
対する接続が開放され、更に管状体がスリーブ35上の
支持位置から開放される。このとき第5図に示すよう
に、本体36Aを下向きに動かしてシール・アセンブリ
40を環状空間ASの中に入れることができ、それに続
いて可動ツールに加えられた付加重量がシール・アセン
ブリを更に下向きに動かす。次に漏出防止器のラムが閉
じられて、第6図に示すように流体圧力がシール・アセ
ンブリをその最低の位置に動かす。シール・アセンブリ
の圧力励起の他に、これはシール・アセンブリの圧力試
験をも可能とする。したがつて、これが圧力を保持しな
い場合、ヘツド内にロツクされたハンガーから可動ツー
ルとともに元に戻すことができる。
充分に下降したときソール・アセンブリが圧力を保持す
ると仮定すれば、ドリル・ストリングが左に回転するこ
とにより、耳77はシール・アセンブリのスロット76
に対して第7A図に示す位置に動く。次に管状体がスロ
ツト部分76Aの下端内に下降することにより、ロツク
・スリーブ111が下降して、シール・アセンブリをハ
ンガーにロツクする。同時に、リング126が外向きに
押されてその歯をケーシング・ヘツドの孔の溝125と
かみ合わせ、ハンガーとシール・アセンブリを抑え、ヘ
ツドに対して上昇運動しないようにする。スリープをこ
のように下げたとき、操作者はこれを上げるだけで可動
ツールを元に戻すことができる。これにより第8A図に
示すように耳77はスロツト部分76Aの開放上端を通
つて上向きに動く。
本発明の代替形式が第11,12および13図に示され
ている。これらの図の部品の多くは第1図から第10図
を参照して図示し説明した形成の部品に相当しており、
400が追加された他は同じ参照番号が付与されてい
る。したがつて、たとえば孔421が貫通してケーシン
グ・ヘツド420を海底に据え付け、その下端(図示しな
い)をケーシング・ヘツドから下に伸びて井戸孔に入る
外側ケーシングに接続する。本発明の前述の形式と同
様、ケーシング・ヘツドの上端は漏出防止スタツク(図
示しない)に接続されるようにされる。この漏出防止ス
タツクは表面に伸びる立上り管に接続され、この立上り
管を介して後述のハンガーとシール・アセンブリを井戸
の完成中に上下させる。
本発明の前述の形式で説明したように第11,12およ
び13図にハンガー424が示されており、ケーシング
・ヘツドの孔の中のシート(図示しない)の上に置か
れ、孔の中にロツクされる。これにより、ケーシング・
ヘツドがそれに接続された最も外側のケーシングの中
に、ハンガーの下端に接続された外側のケーシング(図
示しない)が吊される。本発明の前述の形式と同様、ハ
ンガー424には管状本体426が含まれており、管状
本体426には孔427が貫通しており、ハンガーから
吊された外側ケーシングの上部延長を構成する、外側表
面429はケーシング・ヘツドの孔421から離れてお
り、それとの間に管状空間が形成される。本体にスロツ
ト430が形成され、最も外側のケーシングと外側のケ
ーシングとの間の環が環状空間に接続される。
ハンガー424はヘツド内の停止位置に下げられた後、
全体を参照番号432で表わした可動ツールによつてそ
こにロツクされる。可動ツール432には心棒433と
環状体436Aが含まれている。心棒433はドリル・
ストリングDSの下端で動かされる。管状体436Aは
心棒によつて動かされ、フランジ437を介して心棒と
ともに回転し、心棒と管状体との間に管状空間436Bを形
成し、またシール・アセンブリ440に解放可能なよう
に接続されてこれをハンガーとヘツドの孔との間の環状
空間に下げる。可動ツール432は前述の可動ツールと類
似している。すなわち第1のスリーブ434と第2のス
リーブ435が含まれている。第1のスリーブ434は
心棒に動かされてそれに対して垂直運動を行ない、また
ハンガーに解放可能に接続されたこれをケーシング・ヘ
ツドの孔の中の停止ロツク位置に下げる。第2のスリー
ブ435には支持スリーブ434のまわりにねじ山が切
つてあり、それに対して垂直に動けるようになつてい
る。更に詳しくは、スリーブ435は環状体436Aと
ともに回転し、環状体436Aに対して軸方向に動くよ
うに接続されている。したがつて、心棒したがつて管状
体の回転時に、スリーブ435は第1の下の位置と第2
の上の位置との間を動くことができる。この第1の下の
位置では、第11図に示すようにスリーブ434がハン
ガーに接続され、スリーブ435が管状体436Aした
がつて心棒を支持する。第2の上の位置では第12図に
示すように、スリーブのハンガーに対する接続およびス
リーブ435による管状体の支持が除かれる。このよう
に、ドリル・ストリングの重みをゆるめてスリーブ43
5およびハンガーに対して管状体を下げることができ、
したがつて第12図に示すようにシール・アセンブリを
環状空間の中に下げることができる。
本発明の前述の形式と同様、スリーブ434は可動ツー
ルの心棒433から支持され、ハンガーを停止位置に向
つて下げるにつれて、心棒の上の上向きシヨルダ456
とかみ合える心棒のまわりの下向きシヨルダ455を介
して心棒433からたれさがる。次に、ハンガーがヘツ
ドの孔の中におろされロツクされると、管状体したがつ
て心棒が第11図の位置に下る。次に、管状体がスリー
ブ上の支持から解放され、シール・アセンブリがそれと
ともに環状空間の中に下げられると、第12図に示すよ
うに心棒は更にハンガーに対して下降する。
やはり本発明の前述の形式と同様、スリーブ235には
上端435Aと下端435Bがある。上端435Aはね
じ山457によつてスリーブ434に接続されている。
下端435Bは上端に回転可能なように接続され、ハン
ガーにキーみぞを付けたスリーブ234の耳458相互
の間を垂直に滑る。更に詳しく述べると、第11図に示
すようにスリーブ434に対して第1の低い位置では、
ロツク・スリーブ435が環状体436Aにキー459
によつて接続され、それに対して回転せずに垂直に運動
する。このように、可動ツールの管状体の回転によつ
て、スリーブ435がスリーブ434に対して第11図
の位置から第12図の位置へ上方に動く。
その低い位置で、スリーブ435はまわりに歯のあるス
プリツト・リング460の中にはまり、耳458を受け
るキーの下のハンガーの孔のまわりに形成されたロツク
溝に歯をはめ込む。本発明の前述の形式と同様、リング
460はスリーブ434のまわりのシヨルダに支持さ
れ、またスリーブ435の下端がその内径から除かれた
とき第12図に示すようにその内径から取り除かれて、
スリーブ434のハンガーに対する接続を解放する。耳
462は孔463の中で半径方向に動くためスリーブ4
35に搭載され、スリーブ434の上端で溝466に対
向する位置までスリーブとともに上昇したとき管状体4
36Aを支持する位置にある。溝の中で外向きに動いた
ときキー459の下端から耳が取り除かれるため、可動ツ
ールの管状体436Aが解放され、それに対してしたが
つてスリーブおよびハンガーに対して下向きに動く。
スリーブ434の内径にシール・リング471が設けら
れて、管状体436Aの管状部530の内側管状部材の
外径に対して封入する。管状部材の内径にシール・リン
グ531が設けられて、心棒433の外径に対して封入
する。更に詳しくは、そして後述するように、管状部材
はピストン531をそなえ、ピストン531はスリーブ4
34相互の間の環状空間内で垂直に往復運動する。した
がつて、シール・リング471および531はこのよう
な往復運動の間、滑りシールを構成する。シール・リン
グ472がスリーブ434の下端の外径に設けられて、
その中のシート425の上のハンガーの孔と封止可能な
ようにかみ合う。したがつて、第12図に示すようにシ
ール・アセンブリ440が下降してケーシング・ヘツド
の孔およびハンガーと封止かみ合わせを行ない、漏出防
止スタツクのラムがドリル・ストリングのまわりで閉じ
たとき、ラムの上の空間に入つた試験流体がシール・ア
センブリに働きかけて更に下に押す。後述するように、
この圧力は以後の励起とシール・アセンブリの試験に有
用であるだけでなく、シール・アセンブリをハンガーに
ロツクする上でも有用である。
シール・アセンブリ440は上下のねじ山接続された部
分475Aおよび475Bで構成された本体475を含
んでいる点に於いて本発明の前述の形式のシール・アセ
ンブリに類似している。したがつて、本発明の前述の形
式と同様、その下端はハンガーの上向き、内向きに先細
になつた表面429およびヘツドの孔の円筒形表面の中
で下に滑り、それらに対して封止するように構成されて
いる。実際、そして図示するように、シール・アセンブ
リの下部475Bは本発明の前述の形式のシール・アセ
ンブリの下部と同一である。
このように、シール・アセンブリ本体の下部475Bに
は内壁480が含まれている。内壁480の内側は同様
に先細になつているので、シール・アセンブリを環状空
間の中に下げたとき表面429にほぼ平行となる。更に
詳しく述べると、シール・アセンブリの本体部分475
Bは壁480の外側から伸びる上下の脚481および48
2を含む点で、前述の形式のシール・アセンブリの相当
部分に類似している。しかし本発明の前述の形式と対照
的に、上の脚は下向きで外向きに伸び、下の脚はこれに
対して上向きで外向きに伸びている。したがつて、両方
の脚はその間に凹部483を形成している。そして環状
シール・リング484は凹部に受け入れられ、凹部をほぼ
充たしている。その外表面は脚481および482の外
側端から少し突き出ており、内壁の両端で垂直方向に金
属体の外側とほぼそろつている。
間隔の密なリブ・セクシヨンをそなえたリブ487が脚
481および482の壁480との交点のほぼ中間の壁
480の内側に形成される。上と下のリブ488および
489がそれぞれリブ487の上と下の壁480の内側
に形成される。上側のリブ488は脚481の壁480
との交点に横方向にほぼ対向しており、下側のリブ48
9は脚482の内側の壁480との交点に横方向にほぼ
対向している。
第14図に示すようにシール・アセンブリを環状空間の
中に下げたとき、リブ489はケーシング・ハンガーの
本体の表面429とかみ合い、可動ツールのおもりをゆ
るめたとき表面429の上を下向きに滑る。これによ
り、リブ482の外側端がケーシング・ヘツドの孔とか
み合う。ほぼ同時に、リブ487が更に下向きに動い
て、それらが形成される壁480の部分を外側に曲げる
ことにより、シール・リング484の中央部分をケーシ
ング・ヘツドの孔に向つて動かす。シール・アセンブリ
のそれ以上の下向きの運動の端に向つて、上のリブ48
8は動いて先細になつた表面429とかみ合う。但し、
先細表面の傾斜のため、リブ488に対向する脚481
の外側端はケーシング・ヘツドの孔とかみ合つていな
い。シール・リング490は中央リブ・セクシヨン487
相互の間の環状凹部の中を動く。このシール・リングの
外側表面ならびに脚481および482から突き出たシ
ール・リング484の下部の外側表面がそれぞれケーシ
ング・ヘツドの孔の先細表面429との初期接触を形成
している。
シール・アセンブリが更に下向きに動くと、リブ488
は半径方向外側に動き、脚481の外側端がケーシング
・ヘツドの孔とかみ合う。同時に、リブ489の連続的
な半径方向外向きの運動によつて第16図に示すように
上向きかつ内向きに下側の脚482がゆがむ。シール・
アセンブリの最後の下向き運動の間、下のリブ489は
管ハンガー近傍で先細表面429の下の円筒表面429
Aに入る。これにより、上のリブ488が半径方向外向
きに動いて上の脚481を下向きに曲げたとき、下の脚
482に加わる力が軽減される。壁480の内側のリブ
と脚481および482の外側端は管ハンガーと弾性シ
ールによつてバツクアツプされたケーシング・ヘツドの
孔との間の緊密な金属対金属の封止部を形成する。
このシール・アセンブリは井戸の中の圧力が上下に循環
する場合でもハンガーとケーシング・ヘツドの孔との間
の封止を維持する上で特に有用と考えられる。このよう
に、脚481と482は垂直方向に互いに離れているの
で、上向きまたは下向きの圧力に対して独立に働く。更
に、シール・リング484,490はともにケーシング
・ヘツドの孔とケーシング・ハンガーの表面に対して脚
の外側端と中間リブによつて捕捉される。
しかし、上部本体部分475Aはそれを可動ツールの管
状体に接続し、またそれから解放する方法に於いて、本
発明の前述の形式の可動ツールの相当する本体部分と異
なる。したがつて、可動ツールの管状体の耳477は端
に本体上部475Aの上端とかみ合つてシール・アセン
ブリを一緒に下に動かす。そして本体部分は環状体で支
持され、シヤー・ピン417によつて管状体とともに下
げられる。シヤー・ピン417は管状体の外側の孔の中
を動かされ、シール・アセンブリの本体部分475Aに
形成された溝416に出入りする。シヤー・ピンはシー
ル・アセンブリをハンガーにロツクした後、可動ツール
を持ち上げて復旧できるようにすることによつて切られ
るまで、ばね419によつて外側に押されてシール・アセ
ンブリを支持する。このように本体部分475Aにはそ
こから耳を取り除かなければならないスロツトを設ける
必要はない。何故なら、可動ツールの復旧時にシール・
アセンブリから解放するため可動ツールが構成されてい
るからである。
本発明の前述の形式と同様、ハンガーの本体の外表面に
溝500が形成され、またシール・アセンプリを第12
図の位置に下げたとき溝に対向する位置でシール・アセ
ンブリの下部475Bの内側のシヨルダの上にスプリツ
ト・ロツク・リング501が支持される。また、リング
501の上のシール・アセンブリ本体部分475Aの下
端にシヨルダ503が形成され、溝500の上のハンガ
ーの上端シヨルダ504とかみ合う。これにより、シー
ル・アセンブリ本体の第12図の位置からの下向きの動
きが制限され、リング501が溝500に対向して位置
ぎめされる。
やはり本発明の前述の形式と同様、シール・アセンブリ
の上部の外側には下部475Bの上部に対するねじ山接
続に隣接して垂直スロツト510が形成される。そして
アクチユエータ本体の下端またはロツク・スリーブ51
1がスロツトを通つて下向きに伸び、その先細になつた
下端512がロツク・リング501の上の先細になつた
外側のヘリに隣接して配置される。したがつて、後述す
る方法でロツク・スリープを第12図の位置から第13
図の位置に下げたとき、普通は拡がつているロツク・リ
ング501が溝500の中に入つてシール・アセンブリ
をハンガーに対してロツクする。
この可動ツールが本発明の前述の形式の可動ツールと異
なる点は一緒に回転するためフランジ437によつて可
動ツールの心棒に接続された管状体のもう1つの管状部
532に対して管状部530およびそのピストン531
が垂直に動けることである。更に詳しく述べると、シー
ル・アセンブリは管状部532によつて支持され、管状
部530はピストン531に試験流体が印加されてこれ
を管状部532に対して下げるのに応動してロツク・ス
リーブ511をロツク位置に下げるように構成されてい
る。
シヤー・ピン417および耳477はボルト532Bに
よつてフランジ437から支持された管状部分532の
たれ下つた管状部材532Aの上に形成される。フラン
ジ437には心棒のピン534を受けるため垂直スロツ
ト535が形成されている。これにより、フランジ43
7したがつて管状部532の管状部材532Aが回転せ
ずに心棒に対して垂直に動くことができる。管状体53
0のピストン531はピストンの上端にボルト締めさ
れ、ボルド532Bを受ける孔530Cをそなえたフラ
ンジ530Bによつて外側管状部材530Aに接続され
ている。これにより、管状部532とともに管状部53
0が回転し、それらの間で相対的垂直運動が行なえる。
図示するように、管状部材530Aが部材532Aを取
り囲み、そして第12図に示すように上の位置にあると
きはスリーブ511の上端のすぐ上の位置まで下方に伸
びた下端を取り囲む。
図示の通り、管状部材532Aの内径にキー459が形
成される。したがつて第11図の位置では、部材532
Aがスリーブ435から支持されることにより、シール
・アセンブリがハンガーとヘツドとの間の環状空間の上
に保持される。管状体部分532は心棒とともに回転
し、この回転をボルト532Aを介して管状体部分53
0に伝える。更に詳しく説明すると、管状体部分530
は最初管状部分532から支持される。これにより、フ
ランジ537の下の管状部分532のシヨルダ541の
上に支持されたスプリツト・リング540を含むもどり
止めによつて管状部材530Aの下端が第11図の位置に
保持される。したがつて第12図に示すような正常に収
縮した位置では、もどり止めリングの上端近傍の先細シ
ヨルダがピストン530の拡がつた上端近傍の先細シヨ
ルダ542の上に配置される。これにより、ピストンの
上端がフランジ437の下端およびシール・リング53
3の上の心棒433近傍のシヨルダに対して正規に保持
される。
可動ツールを下げてハンガーをヘツドの中に入れた後こ
れを回転して、管状体部分532したがつて本体部分5
30をスリーブ435による支持から解放したとき、ド
リル・ストリングの重さをゆるめてシール・アセンブリ
をハンガーとヘツドの孔との間の管状空間の中に下げる
ことができる。このとき第12図に示すように、漏出防
止ラムがドリル・パイプ近傍で閉じられ、ラムの下の空
間に試験流体が導入される。これにより、ハンガーおよ
びヘツドの孔と封止可能なようにかみ合わさつたシール
・アセンブリの下端に動作し、シール・アセンブリを空
間531の中に下げ、これと管状体部分531を下げ
る。試験流体もピストン530の横断領域を横切つて動
作する。しかし最初は、管状体部分530Aのこの下向
きの力はもどり止めリング540を介して管状体部分5
32に伝えられ、付加的な力を加えてシール・アセンブ
リを下げる。シール・アセンブリに作動してこれを圧力
動作させる試験流体がこれを環状空間の中に充分に下げ
ない場合に特に有用である。すなわち、環状体部分53
2に伝えられ、また耳477を介してシール・アセンブリ
体に伝えられるこの最初の下向きの力によつて、シヨル
ダ503がシヨルダ504の上に置かれ、ロツク・リン
グ501がハンガー内の溝500に対向する。
次に試験流体の力がもどり止めリング540を拡げる。
これにより、ピストン531したがつて環状体部分53
0が環状部分532したがつてシール・アセンブリの本
体に対して下向きに動く。その結果、環状部材530A
の下端はロツク・スリーブ511を第13図の位置に下
げることにより、ロツク・リング501を溝500の中
のロツク位置に動かす。本発明の前述の形式と同様、伸
縮可能なロツク・リング526が先細シヨルダの下のロ
ツク・スリーブ511近傍に設けられ、シール・アセン
ブリ下部475Bの上端に支持される。スリーブがロツ
ク位置に下ると、リング526はロツク・スリーブによつ
て外向きに分けられ、ケーシング・ヘツドの孔に形成さ
れた溝525とかみ合う。これにより、シール・アセン
ブリがハンガーにロツクされるだけでなく、シール・ア
センブリしたがつてハンガーもヘツドの中にロツクされ
る。もちろんこのとき本発明の前述形式の説明から明ら
かなように、端にドリル・パイプを持ち上げて、可動シ
ールをシール・アセンブリに解放可能なように接続する
ピン417を切るだけで可動ツールをハンガーおよびシ
ール・アセンブリから取り除くことができる。
(発明の効果) 以上より明らかなように、この発明の井戸水頭装置は、
シール・アセンブリが環状空間内に降ろされるとき、シ
ール・アセンブリの下部内壁がハンガーの外表面をスラ
イドし、外側に曲がる。したがって、上記シール・アセ
ンブリを、セットするのに下向きの力をあまり要するこ
となく、自身の重みによって上記環状空間にセットする
ことができる。しかも、シール面はスライドするので損
傷を受けることがない。
上記シール・アセンブリの内壁は、外向きに曲がること
ができる程薄いけれども、それにもかかわらず、上記環
状空間内からシール・アセンブリを取り出すために上向
きの力が必要な場合に、分解または破砕を防げるのに十
分強く構成され得る。したがって、上記シール・アセン
ブリを分解することなく容易に取り外すことができる。
また、第1の脚が第2の脚の上にあり、かつ内壁の外側
の周りの弾性シール手段が、上部の脚の上方の凹部に収
容された上部シール部材および下部の脚の下方の凹部に
収容された下部シール部材を含む場合、上記弾性シール
手段は金属対金属シールのためのバックアップ密封を構
成することができる。
また、第2の脚が第1の脚の上にあり、かつ内壁の外側
の周りの弾性シール手段が、第1の脚と第2の脚との間
の凹部に収容されたシール部材を含む場合、上記弾性シ
ール手段は金属対金属シールのためのバックアップ密封
を構成することができる。
また、上記内壁の内側の周りに、垂直方向にほぼ脚と脚
の中間にある第1のリブを備える場合、シール・アセン
ブリが上記環状空間内を下向きに動くとき、上記第1に
リブが外向きに押されることによって、上記内壁を内側
に曲げることができる。
また、上記第1のリブの上方と下方の内壁の内側に第2
および第3のリブを含み、これらのリブは、ハンガー表
面をスライド可能であり、上記内壁が外側に曲げられる
につれて、ハンガー表面に密に押し付けられる場合、第
2および第3のリブはハンガーの表面と係合する。した
がって、上記内壁の内側とハンガーの表面とを一層ぴっ
たりと係合させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は本発明に従つて構成されたハ
ンガー、シール・アセンブリ、および可動ツールの上部
および下部の垂直半断面図であり、それらは可動ツール
の上で下げられてケーシング・ヘツドの孔の中に入り、
ハンガーのキヤリア・リングがヘツドのシートの上に置
かれ、可動ツールによつてケーシング・ヘツドの孔とケ
ーシング・ハンガーの外側表面との間の環状空間の上の
位置にシール・アセンブリが支持される。 第2図は第1B図と同様の垂直断面図であるが、第1B
図の位置から可動ツールを継続的に下げて、ハンガー本
体をケーシング・ヘツドの孔の中のシートの上に置い
て、キヤリア・リングによつて支持された支持リングを
動かしてそのシートの下のケーシング・ヘツドの孔のま
わりの溝の中の支持位置に入れる。 第3図は第2図の破線3−3に沿つて見たときのケーシ
ング・ヘツドとハンガーの横断面図である。 第4図は第2図と同様の半垂直断面図であるが、ドリル
・ストリングの下端に接続された可動ツールの心棒の回
転によつて、ハンガー本体に対する可動ツールのスリー
ブの接続が解放され、スリーブからの心棒によつて動か
される可動ツールの管状体の支持が解放される。 第5図はシール・アセンブリと管状体の下端の拡大垂直
断面図であリ、アセンブリをケーシング・ヘツドとハン
ガーの外表面との間の環状空間の中のある位置まで下
げ、この位置で内壁の内側のリブおよびその外側の脚は
それぞれ外側のハンガー表面およぶケーシング・ヘツド
と封止的にかみ合う。 第5A図はシール・アセンブリに対する管状体のピンお
よびスロツト接続のもう1つの拡大垂直断面図であり、
第5図の破線5A−5Aに沿つて見た図である。 第6図は第5図と同様の、可動ツールの管状体とシール
・アセンブリのもう1つの拡大垂直断面図であるが、重
量または流体圧力またはその両方に応じてシール・アセ
ンブリをハンガー上の充分おろした位置まで下げ、この
位置でそれによつて動かされるロツク・リングがハンガ
ーのロツク溝と対向する。 第7図は第6図と同様の、もう1つの拡大部分垂直断面
図であるが、可動ツールの管状体を回転して下げること
により、ハンガーの溝の中にロツク・リングを保持する
位置にシール・アセンブリのロツク・スリーブが下げら
れ、その結果、ハンガーに対してシール・アセンブリが
ロツクされ、シール・アセンブリによつて動かされる有
歯リングが孔の溝とかみ合う位置に押し込まれて、ハン
ガーとシール・アセンブリがヘツドに対して押えられ
る。 第7A図は第5A図と同様の、管状体とシール・アセン
ブリのピンおよびスロツト接続のもう1つの拡大垂直断
面図であるが、第7図の破線7A−7Aに沿って見た図
である。 第8図は第7図と同様の垂直断面図であるが、可動ツー
ルの管状体が持ち上げられ、管状体がシール・アセンブ
リに対する接続から解放される。 第8A図は第5A図および第7A図と同様の、ピンおよ
びスロツト接続のもう1つの拡大垂直断面図であるが、
第8図の破線8−8Aに沿つて見た図である。 第9図は第1図から第8図のシール・アセンブリの下端
の詳細断面図であるが、第5図の位置まで下つている。 第10図は第9図に類似した図であるが、シール・アセ
ンブリが第7図の位置まで下げられている。 第11図は本発明の代替形式に従つて構成されたハンガ
ー、シール・アセンブリ、および可動ツールの部分の半
垂直断面図であり、ハンガーは降りているが、シール・
アセンブリはハンガーの外表面とケーシング・ヘツドの
孔との間の空間の上の可動ツールの管状体によつて支持
される。 第12図は第11図に類似した図であるが、可動ツール
の心棒を回転することにより、可動ツールの管状体がハ
ンガーから解放され、管状体のスリーブからの支持が解
放されて、シール・アセンブリが管状体とともに空間内
に下ることができる。 第13図は第12図に類似した図であるが、心棒が接続
されたドリル・パイプのまわりで閉じられたラムの下の
空間に試験流体が加えられて、シール・アセンブリが圧
力駆動され、管状体の一部でピストンが駆動されてシー
ル・アセンブリに接続されたもう1つの部分に対して下
降し、これによりアセンブリ本体の運ぶロツク部品がハ
ンガーのまわりの溝の中に入る。 第14図は第11図から第13図のシール・アセンブリ
の下端の拡大図であり、ハンガーのまわりの空間の中に
下げられた状態を示している。 第15図は第14図に類似した図であるが、シール・ア
センブリが更に下げられている。 第16図は第15図に類似した図であるが、ラムが閉じ
られ、試験圧力が供給されて、第13図に示すようにシ
ール・アセンブリが更に下つて空間内にロツクされる。 符号の説明 20……ケーシング・ヘツド、22……シート、24…
…ケーシング・ハンガー、32……可動ツール、33…
…心棒、36A……管状体、37……環状空間、40…
…シール・アセンブリ、60……スプリツト・リング、
90,91……シール・リング。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最外側ケーシングに接続可能で、かつ貫通
    孔を有するケーシング・ヘッドと、 該ケーシング・ヘッドの孔を通して下げることができ、
    かつ周りにショルダを有し、該ヘッドの孔の中におろす
    ことができ、そして上記最外側ケーシング内に外側ケー
    シングを吊るすため外側ケーシングに接続可能なケーシ
    ング・ハンガーを備え、 該ケーシング・ハンガーは、鉛直に対して所定の角度で
    上向きかつ内向きに先細になっている、そのショルダ上
    の外表面を有し、この外表面と上記ヘッドの孔の円筒部
    分との間に円錐台形の環状空間を形成し、そして上記ケ
    ーシング・ハンガーの開口はハンガーの下の外側ケーシ
    ングの周りの円筒状空間を環状空間と接続するようにな
    っており、 上記環状空間を閉鎖するため上記環状空間内に下げるこ
    とができるシール・アセンブリを備え、 該シール・アセンブリが、下部内壁を有する金属体を含
    み、この下部内壁は、その内側がまた鉛直に対して所定
    の角度で上向きかつ内向きに先細になっており、かつア
    センブリを上記環状空間内に下げるにつれてハンガー表
    面に沿い下向きに滑って外側に曲がるようになってお
    り、 上記内壁の外側から伸びて且つ上記内壁の外側を取り囲
    む垂直に間隔を置いて配置された脚を含み、 上記の脚のうち第1の脚は水平方向に対して鋭角で上記
    内壁から上向きかつ外向きに延びており、そして上記の
    脚のうち第2の脚は上記内壁から下向きかつ外向きに延
    びており、その結果、内壁が外側に曲がることによって
    外端がケーシング・ヘッドの孔に押し付けられたとき、
    第1の脚が上向きに曲り且つ第2の脚が下向きに曲るよ
    うになっていることを特徴とする井戸水頭装置。
  2. 【請求項2】最外側ケーシングに接続可能で、かつ貫通
    孔を有するケーシング・ヘッドと、 該ケーシング・ヘッドの孔を通して下げることができ、
    かつ周りにショルダを有し、該ヘッドの孔の中におろす
    ことができ、そして上記最外側ケーシング内に外側ケー
    シングを吊るすため外側ケーシングに接続可能なケーシ
    ング・ハンガーを備え、 該ケーシング・ハンガーは、鉛直に対して所定の角度で
    上向きかつ内向きに先細になっている、そのショルダ上
    の外表面を有し、この外表面と上記ヘッドの孔の円筒部
    分との間に円錐台形の環状空間を形成し、そして上記ケ
    ーシング・ハンガーの開口はハンガーの下の外側ケーシ
    ングの周りの円筒状空間を環状空間と接続するようにな
    っており、 上記環状空間を閉鎖するため上記環状空間内に下げるこ
    とができるシール・アセンブリを備え、 該シール・アセンブリが、下部内壁を有する金属体を含
    み、この下部内壁は、その内側がまた鉛直に対して所定
    の角度で上向きかつ内向きに先細になっており、かつア
    センブリを上記環状空間内に下げるにつれてハンガー表
    面に沿い下向きに滑って外側に曲がるようになってお
    り、 上記内壁の外側から伸びて且つ上記内壁の外側を取り囲
    む垂直に間隔を置いて配置された脚を含み、 上記の脚のうち第1の脚は水平方向に対して鋭角で上記
    内壁から上向きかつ外向きに延びており、そして上記の
    脚のうち第2の脚は上記内壁から下向きかつ外向きに延
    びており、その結果、内壁が外側に曲がることによって
    外端がケーシング・ヘッドの孔に押し付けられたとき、
    第1の脚が上向きに曲り且つ第2の脚が下向きに曲るよ
    うになっており、 上記内壁の外側の周りで、第1の脚の上、かつ第2の脚
    の下に入れられ、孔とシール可能に係合する弾性シール
    手段、および 上記内壁の内側の周りで、ハンガーの外側表面とシール
    可能に係合する弾性シール手段を含むことを特徴とする
    井戸水頭装置。
  3. 【請求項3】最外側ケーシングに接続可能で、かつ貫通
    孔を有するケーシング・ヘッドと、 該ケーシング・ヘッドの孔を通して下げることができ、
    かつ周りにショルダを有し、該ヘッドの孔の中におろす
    ことができ、そして上記最外側ケーシング内に外側ケー
    シングを吊るすため外側ケーシングに接続可能なケーシ
    ング・ハンガーを備え、 該ケーシング・ハンガーは、鉛直に対して所定の角度で
    上向きかつ内向きに先細になっている、そのショルダ上
    の外表面を有し、この外表面と上記ヘッドの孔の円筒部
    分との間に円錐台形の環状空間を形成し、そして上記ケ
    ーシング・ハンガーの開口はハンガーの下の外側ケーシ
    ングの周りの円筒状空間を環状空間と接続するようにな
    っており、 上記環状空間を閉鎖するため上記環状空間内に下げるこ
    とができるシール・アセンブリを備え、 該シール・アセンブリが、下部内壁を有する金属体を含
    み、この下部内壁は、その内側がまた鉛直に対して所定
    の角度で上向きかつ内向きに先細になっており、かつア
    センブリを上記環状空間内に下げるにつれてハンガー表
    面に沿い下向きに滑って外側に曲がるようになってお
    り、 上記内壁の外側から伸びて且つ上記内壁の外側を取り囲
    む垂直に間隔を置いて配置された脚を含み、 上記の脚のうち第1の脚は水平方向に対して鋭角で上記
    内壁から上向きかつ外向きに延びており、そして上記の
    脚のうち第2の脚は上記内壁から下向きかつ外向きに延
    びており、その結果、内壁が外側に曲がることによって
    外端がケーシング・ヘッドの孔に押し付けられたとき、
    第1の脚が上向きに曲り且つ第2の脚が下向きに曲るよ
    うになっており、 上記内壁の外側の周りで、第1の脚の上、かつ第2の脚
    の下に入れられ、孔とシール可能に係合する弾性シール
    手段、および 上記内壁の内側の周りで、ハンガーの外側表面とシール
    可能に係合する弾性シール手段を含み、 上記第1の脚が第2の脚の上にあり、かつ 内壁の外側の周りの上記弾性シール手段が、上部の脚の
    上方の凹部に収容された上部シール部材および下部の脚
    の下方の凹部に収容された下部シール部材を含むことを
    特徴とする井戸水頭装置。
  4. 【請求項4】最外側ケーシングに接続可能で、かつ貫通
    孔を有するケーシング・ヘッドと、 該ケーシング・ヘッドの孔を通して下げることができ、
    かつ周りにショルダを有し、該ヘッドの孔の中におろす
    ことができ、そして上記最外側ケーシング内に外側ケー
    シングを吊るすため外側ケーシングに接続可能なケーシ
    ング・ハンガーを備え、 該ケーシング・ハンガーは、鉛直に対して所定の角度で
    上向きかつ内向きに先細になっている、そのショルダ上
    の外表面を有し、この外表面と上記ヘッドの孔の円筒部
    分との間に円錐台形の環状空間を形成し、そして上記ケ
    ーシング・ハンガーの開口はハンガーの下の外側ケーシ
    ングの周りの円筒状空間を環状空間と接続するようにな
    っており、 上記環状空間を閉鎖するため上記環状空間内に下げるこ
    とができるシール・アセンブリを備え、 該シール・アセンブリが、下部内壁を有する金属体を含
    み、この下部内壁は、その内側がまた鉛直に対して所定
    の角度で上向きかつ内向きに先細になっており、かつア
    センブリを上記環状空間内に下げるにつれてハンガー表
    面に沿い下向きに滑って外側に曲がるようになってお
    り、 上記内壁の外側から伸びて且つ上記内壁の外側を取り囲
    む垂直に間隔を置いて配置された脚を含み、 上記の脚のうち第1の脚は水平方向に対して鋭角で上記
    内壁から上向きかつ外向きに延びており、そして上記の
    脚のうち第2の脚は上記内壁から下向きかつ外向きに延
    びており、その結果、内壁が外側に曲がることによって
    外端がケーシング・ヘッドの孔に押し付けられたとき、
    第1の脚が上向きに曲り且つ第2の脚が下向きに曲るよ
    うになっており、 上記内壁の外側の周りで、第1の脚の上、かつ第2の脚
    の下に入れられ、孔とシール可能に係合する弾性シール
    手段、および 上記内壁の内側の周りで、ハンガーの外側表面とシール
    可能に係合する弾性シール手段を含み、 上記第2の脚が第1の脚の上にあり、かつ 内壁の外側の周りの上記弾性シール手段が、第1の脚と
    第2の脚との間の凹部に収容されたシール部材を含むこ
    とを特徴とする井戸水頭装置。
  5. 【請求項5】最外側ケーシングに接続可能で、かつ貫通
    孔を有するケーシング・ヘッドと、 該ケーシング・ヘッドの孔を通して下げることができ、
    かつ周りにショルダを有し、該ヘッドの孔の中におろす
    ことができ、そして上記最外側ケーシング内に外側ケー
    シングを吊るすため外側ケーシングに接続可能なケーシ
    ング・ハンガーを備え、 該ケーシング・ハンガーは、鉛直に対して所定の角度で
    上向きかつ内向きに先細になっている、そのショルダ上
    の外表面を有し、この外表面と上記ヘッドの孔の円筒部
    分との間に円錐台形の環状空間を形成し、そして上記ケ
    ーシング・ハンガーの開口はハンガーの下の外側ケーシ
    ングの周りの円筒状空間を環状空間と接続するようにな
    っており、 上記環状空間を閉鎖するため上記環状空間内に下げるこ
    とができるシール・アセンブリを備え、 該シール・アセンブリが、下部内壁を有する金属体を含
    み、この下部内壁は、その内側がまた鉛直に対して所定
    の角度で上向きかつ内向きに先細になっており、かつア
    センブリを上記環状空間内に下げるにつれてハンガー表
    面に沿い下向きに滑って外側に曲がるようになってお
    り、 上記内壁の外側から伸びて且つ上記内壁の外側を取り囲
    む垂直に間隔を置いて配置された脚を含み、 上記の脚のうち第1の脚は水平方向に対して鋭角で上記
    内壁から上向きかつ外向きに延びており、そして上記の
    脚のうち第2の脚は上記内壁から下向きかつ外向きに延
    びており、その結果、内壁が外側に曲がることによって
    外端がケーシング・ヘッドの孔に押し付けられたとき、
    第1の脚が上向きに曲り且つ第2の脚が下向きに曲るよ
    うになっており、 上記内壁の内側の周りに、垂直方向にほぼ脚と脚の中間
    にある第1のリブを含むことを特徴とする井戸水頭装
    置。
  6. 【請求項6】最外側ケーシングに接続可能で、かつ貫通
    孔を有するケーシング・ヘッドと、 該ケーシング・ヘッドの孔を通して下げることができ、
    かつ周りにショルダを有し、該ヘッドの孔の中におろす
    ことができ、そして上記最外側ケーシング内に外側ケー
    シングを吊るすため外側ケーシングに接続可能なケーシ
    ング・ハンガーを備え、 該ケーシング・ハンガーは、鉛直に対して所定の角度で
    上向きかつ内向きに先細になっている、そのショルダ上
    の外表面を有し、この外表面と上記ヘッドの孔の円筒部
    分との間に円錐台形の環状空間を形成し、そして上記ケ
    ーシング・ハンガーの開口はハンガーの下の外側ケーシ
    ングの周りの円筒状空間を環状空間と接続するようにな
    っており、 上記環状空間を閉鎖するため上記環状空間内に下げるこ
    とができるシール・アセンブリを備え、 該シール・アセンブリが、下部内壁を有する金属体を含
    み、この下部内壁は、その内側がまた鉛直に対して所定
    の角度で上向きかつ内向きに先細になっており、かつア
    センブリを上記環状空間内に下げるにつれてハンガー表
    面に沿い下向きに滑って外側に曲がるようになってお
    り、 上記内壁の外側から伸びて且つ上記内壁の外側を取り囲
    む垂直に間隔を置いて配置された脚を含み、 上記の脚のうち第1の脚は水平方向に対して鋭角で上記
    内壁から上向きかつ外向きに延びており、そして上記の
    脚のうち第2の脚は上記内壁から下向きかつ外向きに延
    びており、その結果、内壁が外側に曲がることによって
    外端がケーシング・ヘッドの孔に押し付けられたとき、
    第1の脚が上向きに曲り且つ第2の脚が下向きに曲るよ
    うになっており、 上記内壁の内側の周りに、垂直方向にほぼ脚と脚の中間
    にある第1のリブを含み、また 第1のリブの上と下の内壁の内側の周りに第2および第
    3のリブを含み、これらのリブはハンガー表面をスライ
    ド可能であり、内壁が外側に曲げられるにつれて、ハン
    ガー表面に密に押し付けられることを特徴とする井戸水
    頭装置。
JP61101242A 1985-05-02 1986-05-02 井戸水頭装置 Expired - Lifetime JPH0633703B2 (ja)

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US730378 1986-03-14
US06/839,571 US4757860A (en) 1985-05-02 1986-03-14 Wellhead equipment
US839571 1986-03-14

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