JPH06337018A - シャフト継手 - Google Patents

シャフト継手

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Publication number
JPH06337018A
JPH06337018A JP14864193A JP14864193A JPH06337018A JP H06337018 A JPH06337018 A JP H06337018A JP 14864193 A JP14864193 A JP 14864193A JP 14864193 A JP14864193 A JP 14864193A JP H06337018 A JPH06337018 A JP H06337018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking projection
locking
shaft
curved
connecting end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14864193A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Kawashima
昌文 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAISHIN SEISAKUSHO KK
Original Assignee
DAISHIN SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAISHIN SEISAKUSHO KK filed Critical DAISHIN SEISAKUSHO KK
Priority to JP14864193A priority Critical patent/JPH06337018A/ja
Publication of JPH06337018A publication Critical patent/JPH06337018A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を少なくし、組立て作業をきわめて
簡単にするとともに価格的にも有利で優れた耐久性をも
たせる。 【構成】 一方のシャフト2の接続端面21に首部22
を介して形成された全体がほぼ球状の係止突起3と、係
止突起3を挿入係止するためにもう一方のシャフト4の
接続端面41に形成された係止穴5とからなり、係止突
起3はその球面に幅方向に直線的で軸線に対して湾曲し
たそれぞれ同一の幅を有する複数個の湾曲面31が形成
されて軸線方向の中央部における横断面がほぼ正多角形
に形成されており、係止穴5は内壁面が前記係止突起の
各湾曲面に対向する複数の切欠面51が形成されて横断
面がほぼ正多角形に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば乗用車、運搬車、
フォークリフトなどの各種車輌、トラクターなどの各種
農業、土木建設機械やプレス機械などの各種産業機械に
用いられるシャフト継手に関するものである。
【従来の技術】
【0002】従来、例えば自動車など各種のホイール式
車両の操舵装置におけるステアリングシャフトのような
互いに角度を以て交わる二つのシャフトを軸線を中心と
して回動可能に連結する必要がある箇所には例えば図8
に示すような、いわゆる自在継手と称されるシャフト継
手が用いられている。
【0003】ところが、前記従来のシャフト継手は互い
に接続するシャフト1a,1bの接続端に形成されたヨ
ーク2a,2bを例えばコマ3a、3本のドライブピン
4aならびにカシメピン5aを用いて連結するものであ
る。
【0004】従って、構造が複雑で部品点数が多いとと
もに、組立ての際にカシメピン5aを用いてカシメなけ
ればならず組立て作業がきわめて煩雑で価格的にも高額
である、などの問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の前記従来のシャフト継手は構造が複
雑で部品点数が多いとともに、組立て作業がきわめて煩
雑で価格的にも高額である、という点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方のシャフ
トの接続端面に首部を介して形成された全体がほぼ球状
の係止突起と、前記係止突起を挿入係止するためにもう
一方のシャフトの接続端面に形成された係止穴とからな
り、前記係止突起はその球面に幅方向に直線的で軸線に
対して湾曲したそれぞれ同一の幅を有する複数個の湾曲
面が形成されて軸線方向の中央部における横断面がほぼ
正多角形に形成されており、前記係止穴は内壁面が前記
係止突起の各湾曲面に対向する複数の切欠面が形成され
て横断面がほぼ正多角形に形成されているとともに所定
位置に前記係止突起の抜出を防止するためのスナップリ
ングが配設されていることを特徴とし、部品点数が少な
く、組立て作業がきわめて簡単で価格的にも有利である
とともに耐久性にも優れたシャフト継手を提供する、と
いう目的を達成する。
【0007】
【作用】横断面がほぼ正多角形に形成された係止突起の
中央部が正多角形に形成されている係止穴の内壁面に嵌
装して両シャフトが軸線を中心として一緒に回転する。
【0008】係止突起の各湾曲面が対向する切欠面にお
いて軸線方向に揺動して角度のある交差を可能にする。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
【0010】図1乃至図7は本発明であるシャフト継手
の一実施例を示すものであり、シャフト継手1は、主と
して一方のシャフト2の接続端面21に所定の長さと太
さとを有する首部22を介して一体的に形成された全体
がほぼ球状の係止突起3と、この係止突起3を挿入係止
するためにもう一方のシャフト4の接続端面41に形成
された係止穴5とから形成される。
【0011】そして、図3ならびに図4に示すように係
止突起3は、その球面に幅方向に直線的で軸線に対して
湾曲したそれぞれ同一の幅を有する複数個の湾曲面31
が形成されて軸線方向の中央部における横断面がほぼ正
六角形に形成されており、更に、各湾曲面31の側端縁
が互いに交わる位置に適宜の幅と長さを有する面取32
が形成されている。
【0012】また、係止穴5は図5ならびに図6に示す
ように、係止突起3を挿入したときに首部22が露出し
た状態で係止突起3が没入する深さを有し、内壁面に係
止突起3の各湾曲面31に対向する複数の切欠面51が
形成されて横断面がほぼ正六角形に形成されているとと
もに、軸線方向の所定位置に係止突起3の抜出を防止す
るためのスナップリング6が配設されている。
【0013】尚、図面中、符号52は各切欠面51に形
成されたスナップリング6の嵌装溝である。
【0014】かかる実施例は図1ならびに図2に示すよ
うに係止突起3をスナップリング6の内側方向への押圧
力に抗して係止穴5に差し込むだけの簡単な作業で組立
てることができる。
【0015】そして、横断面がほぼ正六角形に形成され
た係止突起3の中央部が正六角形に形成されている係止
穴5の内壁面に嵌装して両シャフト2,4が軸線を中心
として一緒に回転する。
【0016】また、図7に示すように係止突起3の湾曲
面31が対向する係止穴5の切欠面51において軸線方
向に揺動して角度のある交差を可能にする。
【0017】殊に、本実施例は係止突起3は、各湾曲面
31の側端縁が互いに交わる位置に適宜の幅と長さを有
する面取32が形成されているため、係止突起3の湾曲
面31が対向する係止穴5の切欠面51における軸線方
向の揺動がきわめて円滑に行なわれるものであり、ま
た、各面取32においても各湾曲面31と同様に軸線方
向に揺動して角度のある交差を可能にすることができる
ものである。
【0018】尚、本実施例は、係止突起3の球面に6個
の湾曲面31を形成して軸線方向の中央部における横断
面がほぼ正六角形に形成されているため、両シャフト
2,4が確実に軸線を中心として一緒に回転するととも
に大きな角度での交差を可能にしているが、湾曲面31
ならびに係止穴5の切欠面51の数はシャフト2,4の
使用箇所、シャフト2,4の径やなどに応じて例えば8
個の湾曲面31を形成して軸線方向の中央部における横
断面がほぼ正八角形に形成するなど適宜定めればよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、一方のシャフトの接続端面に
形成されたほぼ球状の係止突起と、この係止突起を挿入
係止するためにもう一方のシャフトの接続端面に形成さ
れた係止穴とから形成される。
【0020】従って、部品点数の多い従来のシャフト継
手に比べて製造が容易で部品管理の点でも優れている。
【0021】また、係止突起をスナップリングの内側方
向への押圧力に抗して係止穴に差し込むだけの簡単な作
業で組立てることができるため、組立作業が極めて簡単
で生産性にも富んでいる。
【0022】更に、従来のシャフト継手と同様に互いに
角度を以て交わる二つのシャフトを軸線を中心として回
動可能に確実に連結することはいうまでもなく、ピンを
用いずにボール継手のように係止突起を係止穴に嵌める
構成であるため耐久性にも優れているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部を切截した側面図
である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1に示した実施例の係止突起側のシャフト端
部を示す側面図である。
【図4】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】図1に示した実施例の係止穴側のシャフト端部
を示す一部を切截した側面図である。
【図6】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図7】図1に示した実施例の異なる状態における一部
を切截した側面図である。
【図8】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シャフト継手 2 シャフト 3 係止突起 4 シャフト 5 係止穴 6 スナップリング 21 接続端面 22 首部 31 湾曲面 41 接続端面 51 切欠面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のシャフトの接続端面に首部を介し
    て形成された全体がほぼ球状の係止突起と、前記係止突
    起を挿入係止するためにもう一方のシャフトの接続端面
    に形成された係止穴とからなり、前記係止突起はその球
    面に幅方向に直線的で軸線に対して湾曲したそれぞれ同
    一の幅を有する複数個の湾曲面が形成されて軸線方向の
    中央部における横断面がほぼ正多角形に形成されてお
    り、前記係止穴は内壁面が前記係止突起の各湾曲面に対
    向する複数の切欠面が形成されて横断面がほぼ正多角形
    に形成されているとともに所定位置に前記係止突起の抜
    出を防止するためのスナップリングが配設されているこ
    とを特徴とするシャフト継手。
JP14864193A 1993-05-27 1993-05-27 シャフト継手 Pending JPH06337018A (ja)

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JP14864193A JPH06337018A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 シャフト継手

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JP14864193A JPH06337018A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 シャフト継手

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JPH06337018A true JPH06337018A (ja) 1994-12-06

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ID=15457343

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JP14864193A Pending JPH06337018A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 シャフト継手

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100351414B1 (ko) * 1997-12-30 2002-11-18 주식회사 만도 유니버설 조인트
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