JPH06335486A - 拡張可能な人工血管およびその製造方法 - Google Patents

拡張可能な人工血管およびその製造方法

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JPH06335486A
JPH06335486A JP5129580A JP12958093A JPH06335486A JP H06335486 A JPH06335486 A JP H06335486A JP 5129580 A JP5129580 A JP 5129580A JP 12958093 A JP12958093 A JP 12958093A JP H06335486 A JPH06335486 A JP H06335486A
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JP
Japan
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blood vessel
yarn
artificial blood
covering yarn
covering
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JP5129580A
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Shinichi Sato
伸一 佐藤
Koji Watanabe
幸二 渡辺
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】拡張可能な小児および成人兼用可能な人工血管
に関するもので、小児期においては小口径であって、成
人期には成長した血管の口径に合ったより大きな口径
に、簡単な操作により、拡張可能な人工血管を提供する
にある。 【構成】カバリングヤーンとして、鞘ヤーンのオーバー
フィード率の高いものを用い、小児用の内径の細い人工
血管を形成し、成人期にバルーンカテーテルを挿入し、
バルーンを膨らませることによりカバリングヤーンの芯
ヤーンを切断し、鞘ヤーンの長さ一杯まで内径を拡張で
きるようにした人工血管。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小児期に植え込んだ人
工血管を、成人期に通常行なう交換手術を不要とした拡
張可能な人工血管とその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】人工血管として小児に適用されるものは、
小児の小さな血管サイズに合った小さな口径のものであ
る必要がある。従来の人工血管においても小児期では何
等問題ないが、小児が成人するに伴い生体の血管もそれ
につれ成長し太くなる。しかし、人工血管のサイズは元
のままであり、やがて両者のサイズのミスマッチが生じ
大きな問題となる。このため、ある時期において危険を
伴う再手術を行ない、より太い人工血管と交換しなくて
はならという患者にとって気の重い問題が絶えず付きま
とっていた。従って、このような人工血管の交換手術を
必要とせず、少なくとも極めて簡単な処置で、患者の成
長に見合った内径の拡張が可能な人工血管が強く望まれ
ていた。
【0003】しかし、このような人工血管は今まで全く
存在しなかったのが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、大が
かりな再手術が不要で、植え込まれたままで簡単な処置
により小児用の小サイズから成人用の大きいサイズに拡
張できる人工血管およびその製造方法を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
本発明の人工血管は、以下の構成からなる。
【0006】すなわち、少なくとも芯ヤーンの回りに鞘
ヤーンを絡ませたカバリングヤーンを用いた、織もしく
は編み構造の人工血管であって、該カバリングヤーンは
明瞭な降伏点を有し、この降伏点での強度は破断時の7
〜80%、伸度は5〜75%であり、人工血管を径方向
に拡張させカバリングヤーン中の芯ヤーンを切断するこ
とにより少なくとも人工血管径で20%以上拡張可能に
なさしめたものである。
【0007】また、本発明の人工血管の製造方法は、カ
バリングヤーンとして、芯のヤーンにポリエステル繊維
およびそれとは溶剤溶解性もしくは分解性を異にする溶
解もしくは分解除去用繊維とを用い、鞘にポリエステル
繊維を用いたカバリングヤーンを形成し、このカバリン
グヤーンを用いて人工血管を形成後、溶解もしくは分解
除去用繊維を除去するか、先にカバリングヤーンの溶解
もしくは分解除去用繊維を除去した後人工血管を形成す
ることを特徴とする拡張可能な人工血管の製造方法であ
る。
【0008】
【作用】以下、本発明につきより具体的に説明する。
【0009】本発明の第一の要点は、明確な降伏点を有
するカバリングヤーンを用いて、まず小児用の内径の小
さな人工血管を形成するにある。かかる人工血管を小児
に植え込んだ後、内径を拡張するためには、バルーンカ
テーテルを他の部位から生体血管を通して人工血管内部
に導入し、ここでバルーンをカバリングヤーンの降伏点
(芯ヤーンの切断点)以上かつ鞘ヤーンの切断点以下の
応力となる様に膨らませることにより、径の拡張を可能
ならしめたものである。すなわち、この人工血管の基本
思想は、芯のヤーン強度を鞘のヤーン強度よりも弱く、
かつ伸度を小さくしたカバリングヤーンで人工血管を作
成し、バルーンで人工血管を膨らませて芯のヤーンを切
断した後、鞘ヤーンの伸度いっぱいまで拡張可能とした
ものである。この時点で人工血管の強度は今までの芯ヤ
ーンから鞘ヤーンで保持されるようにしたものである。
かかるカバリングヤーンの作成の一例としては、芯ヤー
ンの強度が鞘ヤーンの15〜85%のものを用い、通常
のカバリングヤーンの製法を利用し、芯ヤーンに対する
鞘ヤーンのオーバーフィード率を少なくとも20%以上
とし、撚として500〜3000t/mの撚を加えつつ
引取る方法が一般的である。このオーバーフィード率と
撚数は目的、状況に応じ任意に決め得る。本発明で芯お
よび鞘ヤーンに使用可能なものは原則として比較的生体
内での劣化および異物反応の少ない生体適合性にすぐれ
たものならいずれでも良いが、より具体的には、ポリエ
ステル、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリオレフィ
ン、各種フッソ系ポリマー、架橋コラーゲン、ポリアミ
ド、ポリホスファゼンなどであり、これら単独もしくは
組み合わせて用いることが可能である。
【0010】拡張率の高い人工血管が必要な場合は、高
いオーバーフィード率を持ったコアヤーンが必要とな
る。一般に、オバーフィード率を高くし過ぎると鞘ヤー
ンの弛みが生じ、これを吸収するためには撚数を高くす
ることが有効となる。しかし、あまりにもオバーフィー
ド率が高すぎると撚だけでは弛みを吸収しきれなくな
る。このような場合は芯のヤーンを太く、鞘のヤーンを
細くすることが有効である。しかし、この場合の問題
は、芯ヤーンの強度が強く、鞘ヤーンの強度が弱くな
り、目的とするカバリングヤーンの降伏点の強度範囲か
らずれる場合が生じ、人工血管の設計に大幅な制約を受
けることである。かかる問題を回避する手段として、芯
ヤーンとして、最終的に用いる繊維と、それとは溶剤溶
解性もしくは分解性を異にし、後工程で溶解もしくは分
解除去可能な繊維とを合わせて太くしたものを用い、こ
れに鞘ヤーンを絡ませた後溶解もしくは分解除去用繊維
を除去することで目的とする大幅なオーバーフィード率
を持ったカバリングヤーンを得ることができる。この場
合溶解もしくは分解除去用繊維の除去は、カバリングヤ
ーンの状態でも可能だが、全体的な加工性、製品品質の
安定性から見てチューブ形成後に行なった方が好まし
い。溶解もしくは分解除去用繊維としては、ポリビニル
アルコール、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリアミ
ド、ポリウレタン、アクリル、共重合ポリエステル繊維
などである。また、この考えを発展させたものとして溶
解もしくは分解除去用成分を一成分とした複合繊維を用
いることもできるし、多くの場合、かかる複合繊維を用
いるのが好ましい。このような複合繊維の代表例として
は高分子相互配列体繊維に代表される海島型繊維、星雲
状繊維、バイメタル型繊維、芯鞘型繊維などその他一般
的多成分系繊維が含まれる。これらの内でも特に1成分
を除去することにより極細繊維化可能なものが好まし
い。これら複合繊維において1成分を生体適合性成分、
他成分を溶解もしくは分解除去用成分としたものを用い
る。溶解もしくは分解除去用成分としては、ポリスチレ
ン、ポリオレフィン、ポリエチレングリコール、共重合
ポリエステルおよびポリアミド、などである。複合繊維
における両者の成分比率は人工血管の拡張率を参考に決
められる。カバリングヤーンにおける芯および鞘ヤーン
の組み合わせは、人工血管の設計目的により異なるため
一概に説明し難い。要は、目的の降伏点の強度、伸度範
囲になるように、ヤーンの強度、伸度、デニールなど適
宜判断し決める必要がある。好ましい例としては、芯ヤ
ーンのデニールは15〜150デニール、強力50〜5
00gが一つの目安になる。小児の時期においてはコア
ヤーンの強度で人工血管の強度を保持する必要があり、
そのためには信頼できる強度確保は必要である。しか
し、この強度が強過ぎると、今度は拡張操作が困難とな
る。従って、コアヤーンの強度(デニール)は、ある範
囲に限定される。鞘ヤーンは芯ヤーンの状況をみて決定
する必要がある。鞘ヤーンの強度は高いにこしたことは
ない。これは、人工血管の拡張は芯ヤーンを切断し鞘ヤ
ーンを十分に引き伸ばした状態にすることによって行な
うためである。鞘ヤーンの強度が高いと、鞘ヤーンを切
断せずに芯ヤーンのみを切断することが容易になり、バ
ルーンの拡張操作がより安全に行なえるためである。し
かし、強度を上げるためにヤーンのデニールを太くし過
ぎると人工血管として壁が厚いものとなり、取扱性やフ
ィット性の点で問題が生じる。かかる要因を考慮すると
鞘ヤーンとしては30〜400デニールがひとつの目安
となる。また全体的に用いる生体適合性繊維としては通
常の太さのものでよいが、1デニール以下の極細繊維を
単独もしくは通常の太い繊維と組み合わせて用いること
により柔軟性、生体適合性、生体中での追従性などの点
から特に好ましい。
【0011】本発明は、かかるカバリングヤーンを用い
てまず人工血管チューブを形成する。このカバリングヤ
ーンは、経糸、緯糸としていずれでも使用可能である。
縦方向(長さ方向)の拡張性が不要な場合は縦糸には通
常の繊維を用いることもできる。最も基本的にはこのカ
バリングヤーンを緯糸に用いるのが無難である。組織と
しては平織り、朱子織り、綾織、からみ織りいずれでも
よい。人工血管の拡張に必要なバルーン圧力は、織りで
の打ち込み密度によってある程度は可能である。すなわ
ち、打ち込み密度を甘くするとわずかなバルーン圧力で
人工血管の拡張が可能となる。しかし、密度が甘いと血
液が漏れやすくなり両者の兼ね合いが必要となる。この
バランスを勘案すると打ち込み密度は10〜90本/c
m、より好ましくは20〜60本/cmである。
【0012】カバリングヤーンの場合糸として太いもの
となりがちで、特に織物の場合は人工血管の断端でのほ
つれが問題となりやすい。このほつれを止めるために
は、レーザーメスでの溶断が有効である。さらにより安
全な手段としては人工血管を起毛し、これをウオーター
ジェットパンチ加工し、起毛された繊維を絡ませるのが
よい。この起毛は通常の針布起毛やバフ起毛で可能であ
る。ウオータージェットパンチ加工はチューブの中に心
棒もしくはフィルム状物を挟むことにより行なうことが
できる。今まで簡便のため織物の場合を主体に説明した
が、編み物の場合も、もちろん同様に行ない得る。
【0013】また本発明による人工血管に対し、細胞と
の親和製を促進すると見做される処置、たとえばキチ
ン、キトサン、コラゲン、ゼラチンなどで処理すること
も本発明を有効に活かすために推奨されるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかる人工血管は、大がかりな
人工血管の置換手術をすることなしに、バルーンカテー
テルのような簡単な操作により小児用の小口径から成人
用の大口径への拡張が容易に行なえる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明す
る。
【0016】実施例1 カバーリングヤーンとして次のものを作成した。すなわ
ち、芯ヤーンに30デニール(D)−12f(フィラメ
ント)のポリエステル繊維と40d−12fのポリビニ
ルアルコール繊維を用い、鞘ヤーンに240D−40f
の高分子相互配列対繊維を用い、鞘ヤーンのオーバーフ
ィード率75%、撚数1800t/mとした。ここで用
いた高分子相互配列対繊維は島数成分ポリエチレンテレ
フタレート、海成分ポリスチレン、島数36本/f、島
/海比率=80/20であった。ちなみに、このカバリ
ングヤーンをトリクロルエチレンに浸漬し、ポリスチレ
ンを除去した後乾燥し、強伸度を測定した。このヤーン
は明瞭な降伏点を有し、降伏点での強度は104g、伸
度は35%で、それぞれ破断時の13%および43%で
あった。
【0017】トリクロルエチレン浸漬前のカバリングヤ
ーンを緯糸として、50D−36fのポリエチレンテレ
フタレートを経糸として平織り組織による袋織りにより
チューブを形成した。このチューブをトリクロルエチレ
ンに浸漬し、乾燥後起毛機にかけ軽く起毛した後ウオー
タージェットパンチ加工を行なった。このチューブに心
棒を通し、円筒状になるように熱セットし、さらにクリ
ンプ加工を行ない人工血管とした。この人工血管の内径
は8mmφであった。この人工血管にバルーンカテーテ
ルを通しバルーンを徐々に、最終5kg/cm2 まで加
圧した。この結果、当初内径は8mmφのものが最終的
には内径が12mmφまで均一に拡張したものとなっ
た。
【0018】実施例2 芯ヤーンに30D−12fのポリエステル、鞘ヤーンに
150D−72fのポリスルホン繊維を用いてオーバー
フィード率50%でカバリングヤーンを作成した。この
カバリングヤーンの降伏点での強度および伸度の破断点
に対する割合はそれぞれ61%と52%であった。この
カバリングヤーンを緯糸に、75D−36fのポリエチ
レンテレフタレートを経糸に用い、実施例1と同様に内
径6.5mmφの人工血管を作成した。これを犬の下降
大動脈に植え込み、2ケ月後に大腿部からバルーンカテ
ーテルを挿入し、5kgまで加圧した。血管造影で人工
血管が約11mmφに拡張したことが認められた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも芯ヤーンの回りに鞘ヤーンを絡
    ませたカバリングヤーンを用いた、織もしくは編み構造
    の人工血管であって、該カバリングヤーンは明瞭な降伏
    点を有し、この降伏点での強度は破断時の7〜80%、
    伸度は5〜75%であり、人工血管を径方向に拡張させ
    カバリングヤーン中の芯ヤーンを切断することにより少
    なくとも人工血管径で20%以上拡張可能にならしめた
    ことを特徴とする拡張可能な人工血管。
  2. 【請求項2】カバリングヤーンとして、芯のヤーンにポ
    リエステル繊維と、それとは溶剤溶解性もしくは分解性
    を異にする溶解もしくは分解除去用繊維とを用い、鞘に
    ポリエステル繊維を用いたカバリングヤーンを形成し、
    このカバリングヤーンを用いて人工血管を形成後、溶解
    もしくは分解除去用繊維を除去するか、先にカバリング
    ヤーンの溶解もしくは分解除去用繊維を除去した後人工
    血管を形成することを特徴とする拡張可能な人工血管の
    製造方法。
JP5129580A 1993-05-31 1993-05-31 拡張可能な人工血管およびその製造方法 Pending JPH06335486A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137301A1 (ja) * 2009-05-26 2010-12-02 泉工医科工業株式会社 ステントグラフト、人工血管、生体埋込材料、複合糸、及び複合糸、生体埋込材料の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137301A1 (ja) * 2009-05-26 2010-12-02 泉工医科工業株式会社 ステントグラフト、人工血管、生体埋込材料、複合糸、及び複合糸、生体埋込材料の製造方法

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