JPH06335312A - ロータリカッタ - Google Patents
ロータリカッタInfo
- Publication number
- JPH06335312A JPH06335312A JP5151299A JP15129993A JPH06335312A JP H06335312 A JPH06335312 A JP H06335312A JP 5151299 A JP5151299 A JP 5151299A JP 15129993 A JP15129993 A JP 15129993A JP H06335312 A JPH06335312 A JP H06335312A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- stopper
- ring
- case
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Harvester Elements (AREA)
Abstract
が摩耗して短くなった場合、コードの出代(コード長
さ)を自動的に引出すようにする。 【構成】 対をなす両ケース1、2のうちケース2の内
側にコード収納部2aを一体に、またケース1の内面は
波形溝1aを夫々設ける。コード収納部2aの収納壁2
cには波形溝1aの凸部1bと相対する位置に凸起2d
を設け、両ケース1、2でリング4を挾持する。またリ
ング4に略U字形をしたストッパ3の一方の固定端3a
を支承、他方の揺動端3bの先端をケース1の波形溝1
aに緩挿し、さらに揺動端3bをリング4の内側に向か
うよう付勢したスプリング7を設け、前記コード収納部
2aに巻回されたコード5をストッパ3の揺動端3bを
介してリング4のコード引出口より引出すようにしたも
ので、コード5の出代の調整はスプリング7の付勢を変
えてストッパ3の作動領域を調整する。
Description
介して回転駆動されるケースの半径方向に延出されたナ
イロンコードにより草等の刈払い作業を行うための刈払
機用カッタに関するものである。
タにおいては、リールにナイロンコードを収納し、コー
ドが摩耗したとき、これを引出すために、回転中にカッ
タを地面に押圧したり、叩いてコードを引出すか、或い
はカッタの回転を上げることによりコードを引出す方式
のものが主であった。
方式ではコードを引出すために、前者ではカッタを回転
中、地面に押圧したり、叩いたりするため小石を飛散さ
せる危険があり、さらにコードが摩耗し過ぎるとコード
が出なくなったりした。
ードの引出しもエンジンを最高回転位に回転を上げてコ
ードを引出すため、両者共エンジン及びカッタに無理が
掛かったり、またコードの引出しも不安定で、非常に危
険であるという問題があった。
先に特願平3−353205号を提案したが、作業中コ
ードが短くなって自動的に繰り出される際、回転による
遠心力及び刈り草の抵抗等によりリングが急速に回わさ
れ、ストッパが系止するとき、強い衝撃力が発生し、こ
のためストッパが折れてしまう不具合があった。その対
策としてストッパを太くするとストッパ自体の重量が増
え、遠心力が大きくなって意に反して早く作動してコー
ドが長くなり過ぎてしまうという問題が生じた。
くしても意に反した作動(誤動作)を防止すると共に安
定した作業ができ、かつ構造も簡単なロータリカッタを
提供することである。
損しない程度に充分な太さにした場合、これによって発
生する遠心力の増大に対しスプリングによる付勢でスト
ッパの揺動端を押さえてストッパの作動領域を変えるよ
うにしたものである。
ッパを折損しない程度に充分太くしてその発生する遠心
力が増大しても、スプリングの付勢を変えることでコー
ドの出代(コード長さ)を調整することができる。さら
にエンジンの回転が低くコードとストッパとのバランス
が不安定な領域では、スプリングの作用によりストッパ
不作動領域を形成し、意に反した作動(誤作動)を防止
することができる。
図、図2は図1の断面図、図3は同じくロータリカッタ
の平面図、図4は図1のA−A断面図、図5はスプリン
グの平面図、図6はストッパ部分の要部斜視図である。
面に波形溝1aが円形状に配設されている。Aケース1
の中央部には駆動回転軸に固定するための取付孔1dが
設けられ、その外周には円筒壁1eが設けられ、その一
部には可撓なフック1cが一対設けられている。2はB
ケースで、前記円筒壁1eに緩挿する凹部が設けられ、
その外周にはコード収納部2aが設けられている。な
お、前記凹所には前記フック1cが係止する係止孔2b
が一対設けられ、Aケース1とBケース2は一体的に固
定することができる。
形のリング4がコード収納部2aの外周に両ケース1、
2で挾持され、リング4には略U字形をなすストッパ3
の一方の固定端3aにて、他端の揺動端3bが揺動可能
に取付けられ、またコード5の両端を外部に引出すため
の孔を有するコードガイド6が一対設けられている。な
おストッパ3の揺動端3bの先端は前記波形溝1aに緩
挿されており、ストッパ3の揺動により波形溝1aに沿
って移動可能になっている。
長の略中央部で係止されて巻回されたコード5は、その
端部が前記ストッパ3の揺動端3bが内方に押圧される
よう引掛けられて、一端がコード6の孔を挿通し、外方
に引出される。なおコード5の他端は、コード収納部2
aからそのままコードガイド6の孔を挿通し、外方に引
出される。またコード収納壁2cにはAケース1の波形
溝1aの凸部と相対する位置に、揺動端3bに係止する
凸起2dが設けられている。
く、それより充分な太さのものを使用すると、これによ
って発生する遠心力も増大するため出代(コード長さ)
の長さも狂うことになる。そこで、この遠心力に対抗す
る方向に付勢できるスプリング7を設ける。具体的には
ストッパ3の揺動端3bがリング4の内側に向うように
スプリング7を付勢して取付ける。
を変えることで、ストッパ3の遠心力による作動を変化
させることができ、従ってコード5の出代を調整するこ
とができる。さらに、エンジンの回転が低く、コード5
とストッパ3とのバランスが不安定な領域ではスプリン
グ7の作用によりストッパ不作動領域を形成し、意に反
した作動(誤作動)を防止できる。
7Aにおいて作動曲線A(スプリング無し)の場合、回
転数0(零)から作動荷重(A)になる回転数の間で、
遠心力によりストッパ3は常に外側に作動しようとして
いる(図の斜線領域)。
回転が安定せず、コード5の遠心力とストッパ3の遠心
力のバランスが崩れ易く、誤作動を起こすことがある。
有り)とスプリング荷重Cとの関係を示したもので、ス
プリング7の荷重はストッパ3の遠心力に対抗している
ため、斜線部分に示すように不作動領域と作動領域とに
分かれ、かつストッパ3を太くして遠心力を増大させて
いるので、ねらいの作動荷重(A)、(B)とも同一に
設定することができる。
ンジンの回転数が低い場合は、ストッパ3の不作動領域
に重なってくるので、意に反する作動(誤作動)を防止
することができる。
よればコードの出代が短かくなれば、遠心力の変化によ
り作動中でも自動的にコードが引出される外、ストッパ
の取り換えによって発生する遠心力の増大に対してもス
プリングの付勢を変えることで出代が調整できる。また
エンジンの回転が安定せず、コードの遠心力とストッパ
の遠心力のバランスが崩れ易くなっても誤作動を起こす
ことがない等の効果がある。
る。
リングが無い場合を示す図、(B)はスプリングが有る
場合を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 コードを使用した刈払機用カッタにおい
て、回転駆動され、対をなす両ケースのうち、一方のケ
ース内側にはコード収納部が、また他方のケースの内面
には波形溝がそれぞれ設けられ、かつコード収納部の収
納壁には前記波形溝の凸部と相対する位置に凸起を有
し、両ケース間にはケースに対して回転可能なリングが
挾持され、かつリングには略U字形をしたストッパが揺
動可能にその一端が保持され、他方の揺動端は前記ケー
スの波形溝に先端を緩挿し、さらにストッパの揺動端が
リングの内側に向かうように付勢したスプリングを設
け、前記コード収納部に巻回されたコードはストッパの
揺動端を介してリングに設けられたコード引出し口を挿
通して引き出されることを特徴とするロータリカッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15129993A JP3207298B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ロータリカッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15129993A JP3207298B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ロータリカッタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06335312A true JPH06335312A (ja) | 1994-12-06 |
JP3207298B2 JP3207298B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=15515653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15129993A Expired - Lifetime JP3207298B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ロータリカッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207298B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0840999A1 (en) * | 1996-11-06 | 1998-05-13 | Maria Rosa Calcinai | Cord-type grase-cutting head with means for lengthening the worn cord |
JP2007312769A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-12-06 | Starting Ind Co Ltd | 刈払い機用ロータリカッタ |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP15129993A patent/JP3207298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0840999A1 (en) * | 1996-11-06 | 1998-05-13 | Maria Rosa Calcinai | Cord-type grase-cutting head with means for lengthening the worn cord |
US6163964A (en) * | 1996-11-06 | 2000-12-26 | Arnetoli Motor Di Fabrizio | Cord-type grass-cutting head with means for lengthening the worn cord |
JP2007312769A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-12-06 | Starting Ind Co Ltd | 刈払い機用ロータリカッタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3207298B2 (ja) | 2001-09-10 |
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