JPH06334557A - 移動無線機 - Google Patents
移動無線機Info
- Publication number
- JPH06334557A JPH06334557A JP5141408A JP14140893A JPH06334557A JP H06334557 A JPH06334557 A JP H06334557A JP 5141408 A JP5141408 A JP 5141408A JP 14140893 A JP14140893 A JP 14140893A JP H06334557 A JPH06334557 A JP H06334557A
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- Japan
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- antenna
- hand strap
- radio
- wireless device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動無線機の通信中において、アンテナの共
振周波数・受信感度・指向性を変化さない。 【構成】 無線機本体１の一側部側にアンテナ３を設
け、無線機本体１の他側部側に接続部５を設ける。接続
部５に空気と同一または近い誘電率を有する材料にてリ
ング状に形成したハンドストラップ６を取り付けた。ま
た、接続部５は空気と同一または近い誘電率を有する材
料で構成してよい。
振周波数・受信感度・指向性を変化さない。 【構成】 無線機本体１の一側部側にアンテナ３を設
け、無線機本体１の他側部側に接続部５を設ける。接続
部５に空気と同一または近い誘電率を有する材料にてリ
ング状に形成したハンドストラップ６を取り付けた。ま
た、接続部５は空気と同一または近い誘電率を有する材
料で構成してよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は無線機本体にアンテナ
とハンドストラップとを有する移動無線機であって、特
に、アンテナの共振周波数・受信感度・指向性に悪影響
を与えないようにハンドストラップを具備させる構造に
関するものである。
とハンドストラップとを有する移動無線機であって、特
に、アンテナの共振周波数・受信感度・指向性に悪影響
を与えないようにハンドストラップを具備させる構造に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７は従来の移動無線機を示す斜視図、
図８は同移動無線機に使用する無線機本体を示す斜視
図、図９は図８に示すＡ−Ａ線に沿う断面図、図１０は
同移動無線機に使用するハンドストラップを示す斜視図
である。これらの類似構造は、例えば、実開平３−９０
１５１号公報、実開昭６３−３００３４号公報、実開昭
６１−１８２８９４号公報などに開示されている。
図８は同移動無線機に使用する無線機本体を示す斜視
図、図９は図８に示すＡ−Ａ線に沿う断面図、図１０は
同移動無線機に使用するハンドストラップを示す斜視図
である。これらの類似構造は、例えば、実開平３−９０
１５１号公報、実開昭６３−３００３４号公報、実開昭
６１−１８２８９４号公報などに開示されている。
【０００３】図８において、２１は無線機本体、２２は
無線機本体２１の上面、２３は上面２２の一側部に配置
されたアンテナ、２４は無線機本体２１のアンテナ２３
を配置した側である一側面、２５は一側面２４の上部に
形成された凹部、２６は凹部２５内に設けられた金属棒
からなる接続部２６である。この接続部２６の両端は、
図９に示すように、無線機本体２１の凹部２５を画成す
る上下壁に埋め込まれて結合されている。
無線機本体２１の上面、２３は上面２２の一側部に配置
されたアンテナ、２４は無線機本体２１のアンテナ２３
を配置した側である一側面、２５は一側面２４の上部に
形成された凹部、２６は凹部２５内に設けられた金属棒
からなる接続部２６である。この接続部２６の両端は、
図９に示すように、無線機本体２１の凹部２５を画成す
る上下壁に埋め込まれて結合されている。
【０００４】図１０において、２７はハンドストラッ
プ、２８はハンドストラップ２７における繊維織物・繊
維編物・合成樹脂などのいずれか一つまたは複合にてリ
ング状に形成されたストラップ本体、２９はストラップ
本体２８に結合された金属製の取り付け部、３０は取り
付け部２９のストラップ本体２８との結合側を支点とし
て弾性変位可能なアーム部、３１はアーム部３０とで取
り付け部２９を構成するフック部である。
プ、２８はハンドストラップ２７における繊維織物・繊
維編物・合成樹脂などのいずれか一つまたは複合にてリ
ング状に形成されたストラップ本体、２９はストラップ
本体２８に結合された金属製の取り付け部、３０は取り
付け部２９のストラップ本体２８との結合側を支点とし
て弾性変位可能なアーム部、３１はアーム部３０とで取
り付け部２９を構成するフック部である。
【０００５】次に従来のハンドストラップ２７を無線機
本体２１に取り付ける場合について説明する。ハンドス
トラップ２７の取り付け部２９を無線機本体２１の凹部
２５に挿入し、アーム部３０の自由端側を接続部２６に
押し付けつつ、アーム部３０をそれ自身の弾性に抗して
開き、接続部２６をフック部３１内に取り込む。この接
続部２６がフック部３１内に取り込まれると同時に、ア
ーム部３０が弾性力にて復元して閉じる。これにより、
図７に示すように、ハンドストラップ２７が無線機本体
２１に取り付け部２９と接続部２６の係合を介して取り
付けられる。
本体２１に取り付ける場合について説明する。ハンドス
トラップ２７の取り付け部２９を無線機本体２１の凹部
２５に挿入し、アーム部３０の自由端側を接続部２６に
押し付けつつ、アーム部３０をそれ自身の弾性に抗して
開き、接続部２６をフック部３１内に取り込む。この接
続部２６がフック部３１内に取り込まれると同時に、ア
ーム部３０が弾性力にて復元して閉じる。これにより、
図７に示すように、ハンドストラップ２７が無線機本体
２１に取り付け部２９と接続部２６の係合を介して取り
付けられる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動無線機は、
上記のようにハンドストラップ２７側の取り付け部２９
と無線機本体２１側の接続部２６が金属材料にて形成さ
れているとともに、接続部２６とアンテナ２１とが同一
側というように近接配置された構成になっているので、
図７に示すように、ハンドストラップ２７を無線機本体
２１に取り付けた状態における無線通信中において、ハ
ンドストラップ２７が取り付け部２９を係合した接続部
２６を中心として動くことにより、アンテナ２３の近傍
で金属が可動し、アンテナ２３の受信感度が低下した
り、アンテナ２３の共振周波数や指向性が変化する問題
点があった。
上記のようにハンドストラップ２７側の取り付け部２９
と無線機本体２１側の接続部２６が金属材料にて形成さ
れているとともに、接続部２６とアンテナ２１とが同一
側というように近接配置された構成になっているので、
図７に示すように、ハンドストラップ２７を無線機本体
２１に取り付けた状態における無線通信中において、ハ
ンドストラップ２７が取り付け部２９を係合した接続部
２６を中心として動くことにより、アンテナ２３の近傍
で金属が可動し、アンテナ２３の受信感度が低下した
り、アンテナ２３の共振周波数や指向性が変化する問題
点があった。
【０００７】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、アンテナの共振周波数・受信感度
・指向性を変化させずに無線通信ができる移動無線機を
得ることを目的とする。
めになされたもので、アンテナの共振周波数・受信感度
・指向性を変化させずに無線通信ができる移動無線機を
得ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】第１の発明における移動
無線機は、無線機本体の一側部側にアンテナを設け、無
線機本体の他側部側にハンドストラップ取り付け用の接
続部を設けたものである。
無線機は、無線機本体の一側部側にアンテナを設け、無
線機本体の他側部側にハンドストラップ取り付け用の接
続部を設けたものである。
【０００９】第２の発明における移動無線機は、無線機
本体にアンテナとハンドストラップ取り付け用の接続部
とを無線通信に使用する波長の１／１０以上離して設け
たものである。
本体にアンテナとハンドストラップ取り付け用の接続部
とを無線通信に使用する波長の１／１０以上離して設け
たものである。
【００１０】第３の発明における移動無線機は、ハンド
ストラップ取り付け用の接続部を空気と同一または近い
誘電率を有する材料にて形成したものである。
ストラップ取り付け用の接続部を空気と同一または近い
誘電率を有する材料にて形成したものである。
【００１１】第４の発明における移動無線機は、ハンド
ストラップ側の取り付け部を空気と同一または近い誘電
率を有する材料にて形成したものである。
ストラップ側の取り付け部を空気と同一または近い誘電
率を有する材料にて形成したものである。
【００１２】
【作用】第１の発明における移動無線機は、アンテナと
ハンドストラップ取り付け用の接続部とが無線機本体の
一側部側と他側部側とに離間配置されたことにより、無
線通信中にハンドストラップが動いても、アンテナ近傍
に金属が可動状態に存在しなくなる。よって、アンテナ
の共振周波数・受信感度・指向性を変化させずに無線通
信が行える。
ハンドストラップ取り付け用の接続部とが無線機本体の
一側部側と他側部側とに離間配置されたことにより、無
線通信中にハンドストラップが動いても、アンテナ近傍
に金属が可動状態に存在しなくなる。よって、アンテナ
の共振周波数・受信感度・指向性を変化させずに無線通
信が行える。
【００１３】第２の発明における移動無線機は、アンテ
ナとハンドストラップ取り付け用の接続部との配置間隔
を無線通信に使用する波長の１／１０以上に設定したこ
とにより、上記アンテナと接続部間の間隔が必要以上に
広くならず、無線機本体の小形化に支障を招くことな
く、無線通信中にハンドストラップが動いても、無線通
信が良好に行える。
ナとハンドストラップ取り付け用の接続部との配置間隔
を無線通信に使用する波長の１／１０以上に設定したこ
とにより、上記アンテナと接続部間の間隔が必要以上に
広くならず、無線機本体の小形化に支障を招くことな
く、無線通信中にハンドストラップが動いても、無線通
信が良好に行える。
【００１４】第３の発明における移動無線機は、ハンド
ストラップ取り付け用の接続部を空気と同一または近い
誘電率を有する材料にて形成したことにより、アンテナ
と接続部とを離間配置せずに、空気と同一または近い誘
電率を有する材料にて取り付け部を形成したハンドスト
ラップを上記接続部に取り付ければ、無線通信中にハン
ドストラップが動いても、アンテナ近傍に金属が可動状
態に存在することがなく、無線通信が良好に行える。
ストラップ取り付け用の接続部を空気と同一または近い
誘電率を有する材料にて形成したことにより、アンテナ
と接続部とを離間配置せずに、空気と同一または近い誘
電率を有する材料にて取り付け部を形成したハンドスト
ラップを上記接続部に取り付ければ、無線通信中にハン
ドストラップが動いても、アンテナ近傍に金属が可動状
態に存在することがなく、無線通信が良好に行える。
【００１５】第４の発明における移動無線機は、ハンド
ストラップの取り付け部を空気と同一または近い誘電率
を有する材料にて形成したことにより、無線通信中にハ
ンドストラップが動いても、アンテナ近傍に金属が可動
状態に存在することがなく、無線通信が良好に行える。
ストラップの取り付け部を空気と同一または近い誘電率
を有する材料にて形成したことにより、無線通信中にハ
ンドストラップが動いても、アンテナ近傍に金属が可動
状態に存在することがなく、無線通信が良好に行える。
【００１６】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図１乃至図６を
用いて説明する。
用いて説明する。
【００１７】実施例１．図１は実施例１としての移動無
線機を示す斜視図、図２は同移動無線機に使用するハン
ドストラップを示す斜視図、図３と図４は同移動無線機
にハンドストラップを取り付ける過程を示す斜視図であ
る。
線機を示す斜視図、図２は同移動無線機に使用するハン
ドストラップを示す斜視図、図３と図４は同移動無線機
にハンドストラップを取り付ける過程を示す斜視図であ
る。
【００１８】図１において、無線機本体１の上面２の一
側部にはアンテナ３を有し、無線機本体１のアンテナ３
が配置される側とは反対側に位置する他側面４の上部に
はハンドストラップ取り付け用の金属製の接続部５を有
する。この接続部５は円弧状の把手のような形状を有す
る。この接続部５は無線機本体１の他側面４に縦方向へ
突出しつつ固定的に設けられている。この接続部５には
ハンドストラップ６を取り付けてある。
側部にはアンテナ３を有し、無線機本体１のアンテナ３
が配置される側とは反対側に位置する他側面４の上部に
はハンドストラップ取り付け用の金属製の接続部５を有
する。この接続部５は円弧状の把手のような形状を有す
る。この接続部５は無線機本体１の他側面４に縦方向へ
突出しつつ固定的に設けられている。この接続部５には
ハンドストラップ６を取り付けてある。
【００１９】図２おいて、ハンドストラップ６は、空気
と同一または近い誘電率を有する繊維織物・繊維編物・
合成樹脂などのいずれか一つまたは複合材料にてリング
状に形成されている。このハンドストラップ６は、リン
グの一部を紐のように細く可撓性に富む取り付け部７と
して形成し、リングの残部を取り付け部７よりも太いス
トラップ本体８として形成してある。このストラップ本
体８と取り付け部７の連設部９は、ストラップ本体８側
から取り付け部７側へと徐々に細くなっている。
と同一または近い誘電率を有する繊維織物・繊維編物・
合成樹脂などのいずれか一つまたは複合材料にてリング
状に形成されている。このハンドストラップ６は、リン
グの一部を紐のように細く可撓性に富む取り付け部７と
して形成し、リングの残部を取り付け部７よりも太いス
トラップ本体８として形成してある。このストラップ本
体８と取り付け部７の連設部９は、ストラップ本体８側
から取り付け部７側へと徐々に細くなっている。
【００２０】次に実施例１のハンドストラップ６を無線
機本体１に取り付ける場合について説明する。図３に示
すように、ハンドストラップ６の取り付け部７を無線機
本体１の他側面４と接続部５間の隙間１０に通す。次い
で、図４に示すように、ハンドストラップ６を接続部５
側に曲げつつ、ストラップ本体８を取り付け部７の接続
部５より突出する輪部分内に挿入して引っ張る。これに
より、図１に示すように、取り付け部７が接続部５に結
束され、ハンドストラップ６が無線機本体１に取り付け
部７と接続部５の結束を介して取り付けられる。
機本体１に取り付ける場合について説明する。図３に示
すように、ハンドストラップ６の取り付け部７を無線機
本体１の他側面４と接続部５間の隙間１０に通す。次い
で、図４に示すように、ハンドストラップ６を接続部５
側に曲げつつ、ストラップ本体８を取り付け部７の接続
部５より突出する輪部分内に挿入して引っ張る。これに
より、図１に示すように、取り付け部７が接続部５に結
束され、ハンドストラップ６が無線機本体１に取り付け
部７と接続部５の結束を介して取り付けられる。
【００２１】要するに、この実施例１によれば、図１に
示すように、無線機本体１の一側部側にアンテナ３を設
け、無線機本体１の他側部側に接続部５を設けたことに
より、アンテナ３と接続部５とが離間配置されるので、
無線通信中において、ハンドストラップ６が動いても、
アンテナ３以外の金属製部品がアンテナ３の近傍に可動
状態で存在せず、、アンテナ３の受信感度を低下するこ
とがなく、アンテナ３の共振周波数や指向性を変化する
ことがない。
示すように、無線機本体１の一側部側にアンテナ３を設
け、無線機本体１の他側部側に接続部５を設けたことに
より、アンテナ３と接続部５とが離間配置されるので、
無線通信中において、ハンドストラップ６が動いても、
アンテナ３以外の金属製部品がアンテナ３の近傍に可動
状態で存在せず、、アンテナ３の受信感度を低下するこ
とがなく、アンテナ３の共振周波数や指向性を変化する
ことがない。
【００２２】また、上記実施例１によれば、ハンドスト
ラップ６の取り付け部７を空気と同一または近い誘電率
を有する材料にて形成したので、無線通信中において、
ハンドストラップ６が動いてもアンテナ３の受信感度を
低下することがなく、アンテナ３の指向性を変化するこ
ともない。
ラップ６の取り付け部７を空気と同一または近い誘電率
を有する材料にて形成したので、無線通信中において、
ハンドストラップ６が動いてもアンテナ３の受信感度を
低下することがなく、アンテナ３の指向性を変化するこ
ともない。
【００２３】実施例２．上記実施例１ではアンテナ３を
無線機本体１の一側部側に配置し、接続部５を無線機本
体１の他側部側に配置した例を示したが、図５に示すよ
うに、アンテナ３と接続部５間の間隔Ｌを、無線通信に
使用する波長λの１／１０以上離しておけばよい。
無線機本体１の一側部側に配置し、接続部５を無線機本
体１の他側部側に配置した例を示したが、図５に示すよ
うに、アンテナ３と接続部５間の間隔Ｌを、無線通信に
使用する波長λの１／１０以上離しておけばよい。
【００２４】例えば、移動無線機として現在使用されて
いる携帯電話機は８００ＭＨｚ帯の電波が使用されてお
り、その電波の波長λは３７．５ｃｍである。この波長
λ＝３７．５ｃｍの１／１０の距離Ｌは３．７５ｃｍと
なる。したがって、上記接続部５はアンテナ３から３．
７５ｃｍ以上離なれていれば、接続部５と取り付け部７
とが金属材料で形成されていても、無線通信中において
ハンドストラップ６が動いても、アンテナ３以外の金属
製部品としての取り付け部７がアンテナ３の近傍に可動
せずアンテナ３へ悪影響を及ばすことはない。また、現
用の小形移動無線機において、その無線機本体１の外形
寸法を変更せずに、アンテナ３と接続部５とを３．７５
ｃｍ程度離して配置することは可能であることから、無
線機本体１の小形化を阻害しない。
いる携帯電話機は８００ＭＨｚ帯の電波が使用されてお
り、その電波の波長λは３７．５ｃｍである。この波長
λ＝３７．５ｃｍの１／１０の距離Ｌは３．７５ｃｍと
なる。したがって、上記接続部５はアンテナ３から３．
７５ｃｍ以上離なれていれば、接続部５と取り付け部７
とが金属材料で形成されていても、無線通信中において
ハンドストラップ６が動いても、アンテナ３以外の金属
製部品としての取り付け部７がアンテナ３の近傍に可動
せずアンテナ３へ悪影響を及ばすことはない。また、現
用の小形移動無線機において、その無線機本体１の外形
寸法を変更せずに、アンテナ３と接続部５とを３．７５
ｃｍ程度離して配置することは可能であることから、無
線機本体１の小形化を阻害しない。
【００２５】実施例３．上記実施例１では接続部５を金
属製とした例を示したが、図６に示すように、無線機本
体１に設ける接続部１１を、空気と同一または近い誘電
率を有する合成樹脂のような材料にて形成してもよい。
この場合、無線機本体１のハウジング（筐体）を上記接
続部１１と同一材料にて構成し、接続部１１をハウジン
グと同時成形することが可能となる。
属製とした例を示したが、図６に示すように、無線機本
体１に設ける接続部１１を、空気と同一または近い誘電
率を有する合成樹脂のような材料にて形成してもよい。
この場合、無線機本体１のハウジング（筐体）を上記接
続部１１と同一材料にて構成し、接続部１１をハウジン
グと同時成形することが可能となる。
【００２６】この実施例３において、上記空気と同一ま
たは近い誘電率を有する材料にて形成した接続部１１
に、上記実施例１で示した空気と同一または近い誘電率
を有する材料にて形成したハンドストラップ６を取り付
けることにより、無線機本体１とハンドストラップ６の
結合部分から金属製部品を払拭することができ、無線通
信中においてハンドストラップ６が動いたとしても、ア
ンテナ３の共振周波数・受信感度・指向性は的確に確保
できる。
たは近い誘電率を有する材料にて形成した接続部１１
に、上記実施例１で示した空気と同一または近い誘電率
を有する材料にて形成したハンドストラップ６を取り付
けることにより、無線機本体１とハンドストラップ６の
結合部分から金属製部品を払拭することができ、無線通
信中においてハンドストラップ６が動いたとしても、ア
ンテナ３の共振周波数・受信感度・指向性は的確に確保
できる。
【００２７】
【発明の効果】以上のように、この第１の発明によれ
ば、無線機本体の一側部側にアンテナを設け、無線機本
体の他側部側にハンドストラップ取り付け用の接続部を
設けたので、無線通信中においてハンドストラップが動
いても、アンテナ近傍に金属が可動状態に存在せず、ア
ンテナの共振周波数・受信感度・指向性が変化すること
がなく、無線通信を良好に行うことができる効果があ
る。
ば、無線機本体の一側部側にアンテナを設け、無線機本
体の他側部側にハンドストラップ取り付け用の接続部を
設けたので、無線通信中においてハンドストラップが動
いても、アンテナ近傍に金属が可動状態に存在せず、ア
ンテナの共振周波数・受信感度・指向性が変化すること
がなく、無線通信を良好に行うことができる効果があ
る。
【００２８】また、この第２の発明によれば、無線機本
体にアンテナとハンドストラップ取り付け用の接続部と
を無線通信に使用する波長の１／１０以上離して設けた
ことにより、無線機本体の小形化に支障を招くことな
く、無線通信中にハンドストラップが動いても、無線通
信を良好に行うことができる効果がある。
体にアンテナとハンドストラップ取り付け用の接続部と
を無線通信に使用する波長の１／１０以上離して設けた
ことにより、無線機本体の小形化に支障を招くことな
く、無線通信中にハンドストラップが動いても、無線通
信を良好に行うことができる効果がある。
【００２９】また、この第３の発明によれば、、ハンド
ストラップ取り付け用の接続部を空気と同一または近い
誘電率を有する材料にて形成したことにより、アンテナ
と接続部とを離間配置せずに、空気と同一または近い誘
電率を有する材料にて取り付け部を形成したハンドスト
ラップを上記接続部に取り付ければ、無線通信中にハン
ドストラップが動いても、アンテナ近傍に金属が可動状
態に存在することがなく、無線通信を良好に行うことが
できる効果がある。
ストラップ取り付け用の接続部を空気と同一または近い
誘電率を有する材料にて形成したことにより、アンテナ
と接続部とを離間配置せずに、空気と同一または近い誘
電率を有する材料にて取り付け部を形成したハンドスト
ラップを上記接続部に取り付ければ、無線通信中にハン
ドストラップが動いても、アンテナ近傍に金属が可動状
態に存在することがなく、無線通信を良好に行うことが
できる効果がある。
【００３０】さらに、この第４の発明によれば、無線機
本体に取り付けるハンドストラップの取り付け部を空気
と同一または近い誘電率を有する材料にて形成したこと
により、無線通信中にハンドストラップが動いても、ア
ンテナ近傍に金属が可動状態に存在することがなく、無
線通信を良好に行うことができる効果がある。
本体に取り付けるハンドストラップの取り付け部を空気
と同一または近い誘電率を有する材料にて形成したこと
により、無線通信中にハンドストラップが動いても、ア
ンテナ近傍に金属が可動状態に存在することがなく、無
線通信を良好に行うことができる効果がある。
【図１】この発明の実施例１による移動無線機を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】実施例１に使用するハンドストラップを示す斜
視図である。
視図である。
【図３】実施例１によるハンドストラップを無線機本体
の接続部に取り付ける第１過程を拡大して示す斜視図で
ある。
の接続部に取り付ける第１過程を拡大して示す斜視図で
ある。
【図４】実施例１によるハンドストラップを無線機本体
の接続部に取り付ける第２過程を拡大して示す斜視図で
ある。
の接続部に取り付ける第２過程を拡大して示す斜視図で
ある。
【図５】この発明の実施例２による移動無線機を示す斜
視図である。
視図である。
【図６】この発明の実施例３による移動無線機の無線機
本体を示す斜視図である。
本体を示す斜視図である。
【図７】従来の移動無線機を示す斜視図である。
【図８】従来の移動無線機の無線機本体を示す斜視図で
ある。
ある。
【図９】図８に示すＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図１０】従来の移動無線機に使用するハンドストラッ
プを示す斜視図である。
プを示す斜視図である。
１ 無線機本体 ３ アンテナ ５ 接続部 ６ ハンドストラップ ７ 取り付け部 ８ ストラップ本体 Ｌ 間隔
Claims (4)
- 【請求項１】 無線機本体にアンテナとハンドストラッ
プ取り付け用の接続部とを有する移動無線機において、
上記アンテナを無線機本体の一側部側に配置し、上記接
続部を無線機本体の他側部側に配置したことを特徴とす
る移動無線機。 - 【請求項２】 無線機本体にアンテナとハンドストラッ
プ取り付け用の接続部とを有する移動無線機において、
上記アンテナと接続部とを無線通信に使用する波長の１
／１０以上離して無線機本体に配置したことを特徴とす
る移動無線機。 - 【請求項３】 無線機本体にアンテナとハンドストラッ
プ取り付け用の接続部とを有する移動無線機において、
上記接続部を空気と同一または近い誘電率を有する材料
にて形成したことを特徴とする移動無線機。 - 【請求項４】 無線機本体にアンテナとハンドストラッ
プ取り付け用の接続部とを有する移動無線機において、
上記接続部にハンドストラップを取り付けるためにハン
ドストラップに設ける取り付け部を空気と同一または近
い誘電率を有する材料にて形成したことを特徴とする移
動無線機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5141408A JPH06334557A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 移動無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5141408A JPH06334557A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 移動無線機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334557A true JPH06334557A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=15291317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5141408A Pending JPH06334557A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 移動無線機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06334557A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09298370A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-18 | Nec Corp | 携帯機器用ハンドストラップ |
| EP0993068A1 (en) * | 1998-10-08 | 2000-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mobile wireless device |
| US7457650B2 (en) | 2002-07-31 | 2008-11-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Portable radio communication apparatus provided with boom portion with through hole |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP5141408A patent/JPH06334557A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09298370A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-18 | Nec Corp | 携帯機器用ハンドストラップ |
| EP0993068A1 (en) * | 1998-10-08 | 2000-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mobile wireless device |
| EP0993068B1 (en) * | 1998-10-08 | 2002-08-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mobile wireless device |
| US7457650B2 (en) | 2002-07-31 | 2008-11-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Portable radio communication apparatus provided with boom portion with through hole |
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