JPH06334433A - 全アパーチュアインターリーブ式空間重複ビーム成形マイクロストリップアンテナシステム - Google Patents
全アパーチュアインターリーブ式空間重複ビーム成形マイクロストリップアンテナシステムInfo
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- JPH06334433A JPH06334433A JP5334722A JP33472293A JPH06334433A JP H06334433 A JPH06334433 A JP H06334433A JP 5334722 A JP5334722 A JP 5334722A JP 33472293 A JP33472293 A JP 33472293A JP H06334433 A JPH06334433 A JP H06334433A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q25/00—Antennas or antenna systems providing at least two radiating patterns
- H01Q25/004—Antennas or antenna systems providing at least two radiating patterns providing two or four symmetrical beams for Janus application
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/52—Means for reducing coupling between antennas; Means for reducing coupling between an antenna and another structure
- H01Q1/521—Means for reducing coupling between antennas; Means for reducing coupling between an antenna and another structure reducing the coupling between adjacent antennas
- H01Q1/525—Means for reducing coupling between antennas; Means for reducing coupling between an antenna and another structure reducing the coupling between adjacent antennas between emitting and receiving antennas
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所要60dB分離を維持する送信/受信アン
テナシステムを提供すること。 【構成】 送信及び受信マイクロストリップアンテナ2
8、30はそれぞれの放射パッチエレメントのアレイを
有する。各アンテナが4本のビームを形成するようにこ
れらのアンテナの各々にはその片端部18、20から給
電される。隣接ライン間のカップリングを減少せしめる
ために各アンテナにはビームピッチ角度が導入される。
これによって、共通の矩形アパーチュア内でアンテナを
インターリーブする余地が与えられる。これにより別々
の供給がアパーチュアの互いに対向する端部で行われ
る。送信アンテナ28と受信アンテナ30の間に相互カ
ップリングを減少せしめるべく分離手段32が配設され
ている。
テナシステムを提供すること。 【構成】 送信及び受信マイクロストリップアンテナ2
8、30はそれぞれの放射パッチエレメントのアレイを
有する。各アンテナが4本のビームを形成するようにこ
れらのアンテナの各々にはその片端部18、20から給
電される。隣接ライン間のカップリングを減少せしめる
ために各アンテナにはビームピッチ角度が導入される。
これによって、共通の矩形アパーチュア内でアンテナを
インターリーブする余地が与えられる。これにより別々
の供給がアパーチュアの互いに対向する端部で行われ
る。送信アンテナ28と受信アンテナ30の間に相互カ
ップリングを減少せしめるべく分離手段32が配設され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドップラーレーダ航法
システムに関し、より詳細には、斯かる航法システムの
ための改良された送信/受信アンテナシステムであっ
て、特に海上での使用に良く適合され、且つ送受信アン
テナの各々に対して使用可能なアパーチュアの全体を利
用して、アンテナ利得を最大限にする改良された送信/
受信アンテナシステムに関する。
システムに関し、より詳細には、斯かる航法システムの
ための改良された送信/受信アンテナシステムであっ
て、特に海上での使用に良く適合され、且つ送受信アン
テナの各々に対して使用可能なアパーチュアの全体を利
用して、アンテナ利得を最大限にする改良された送信/
受信アンテナシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】海上ドップラーレーダ航法システムのた
めのアンテナは、非常に厳しい要求を満たさなければな
らない。斯かる応用に通常用いられるこの型式のアンテ
ナは通常はマイクロストリップアンテナと呼ばれ、基板
上に平面印刷回路として形成されており、この回路は直
列に相互接続された放射矩形パッチエレメントの平行ラ
インのアレイを含んでいる。このアンテナは、航空機の
胴体の下腹の胴体のリブによって形成された矩形アパー
チュア内に取り付けられている。斯くして、アンテナの
最大寸法はこれらのリブ間の間隔によって限定される。
これらのドップラーアンテナは画定されたアパーチュア
内に時分割ビームを発生する。ビーム幅はアパーチュア
寸法に反比例し、アンテナ利得はアパーチュア寸法に正
比例するため、各ビームに対してアンテナの出来るだけ
多くの部分を利用することが一つの要求である。
めのアンテナは、非常に厳しい要求を満たさなければな
らない。斯かる応用に通常用いられるこの型式のアンテ
ナは通常はマイクロストリップアンテナと呼ばれ、基板
上に平面印刷回路として形成されており、この回路は直
列に相互接続された放射矩形パッチエレメントの平行ラ
インのアレイを含んでいる。このアンテナは、航空機の
胴体の下腹の胴体のリブによって形成された矩形アパー
チュア内に取り付けられている。斯くして、アンテナの
最大寸法はこれらのリブ間の間隔によって限定される。
これらのドップラーアンテナは画定されたアパーチュア
内に時分割ビームを発生する。ビーム幅はアパーチュア
寸法に反比例し、アンテナ利得はアパーチュア寸法に正
比例するため、各ビームに対してアンテナの出来るだけ
多くの部分を利用することが一つの要求である。
【0003】陸上と海上の両方を飛行するドップラーシ
ステムの場合、航法精度は入射角(垂直線からの角度)
と実際の海の状態の関数である海上の後方散乱に因る測
定ドップラー周波数におけるシフトによって影響を受け
る。海が静かであればある程(海上の状態が低ければ低
い程)、海はより強い鏡面効果を及ぼすため、陸上から
海上へのドップラーエラーが大きくなる。従って、本質
的に後方散乱表面に対して不変のドップラーシフトをも
たらす輪郭を有するようにビームを成形出来る固有の能
力を有することが斯かるアンテナのもう一つの要求であ
る。
ステムの場合、航法精度は入射角(垂直線からの角度)
と実際の海の状態の関数である海上の後方散乱に因る測
定ドップラー周波数におけるシフトによって影響を受け
る。海が静かであればある程(海上の状態が低ければ低
い程)、海はより強い鏡面効果を及ぼすため、陸上から
海上へのドップラーエラーが大きくなる。従って、本質
的に後方散乱表面に対して不変のドップラーシフトをも
たらす輪郭を有するようにビームを成形出来る固有の能
力を有することが斯かるアンテナのもう一つの要求であ
る。
【0004】FM/CWドップラーシステムの場合、送
受信アンテナのポート間の最小所要分離は60dBであ
る。これにより、ただ一つの時間重複アンテナではな
く、二つの別々の(空間重複された)送受信アンテナの
必要性が生じる。これらのアンテナは両方とも同一のア
パーチュアを占有しなければならないため、過去におい
て、これらのアンテナの各々に対するアパーチュアの完
全な使用が限定され、狭いビーム幅の要求と相反し、し
かも達成可能なアンテナ利得に影響を及ぼしている。
受信アンテナのポート間の最小所要分離は60dBであ
る。これにより、ただ一つの時間重複アンテナではな
く、二つの別々の(空間重複された)送受信アンテナの
必要性が生じる。これらのアンテナは両方とも同一のア
パーチュアを占有しなければならないため、過去におい
て、これらのアンテナの各々に対するアパーチュアの完
全な使用が限定され、狭いビーム幅の要求と相反し、し
かも達成可能なアンテナ利得に影響を及ぼしている。
【0005】斯かるアンテナシステムのもう一つの要求
は、固有的に温度補償及び周波数補償される必要がある
ということである。
は、固有的に温度補償及び周波数補償される必要がある
ということである。
【0006】ドップラーレーダ航法システムのための平
面マイクロストリップアンテナは周知である。例えば、
その内容が本明細書に援用されている米国特許第4、1
80、818号に開示されているように、海上でのシフ
トからの独立性を与えるために特別な輪郭を有するビー
ムを発生するためにアレイを傾斜せしめることも公知で
ある。その内容が本明細書に援用されている米国特許第
4、347、516号には、米国特許第4、180、8
18号の原理の矩形アンテナへの応用が開示されてい
る。しかしながら、米国特許第4、347、516号に
係るアンテナは、ビームの各々に対して使用可能なアパ
ーチュアの半分を利用するだけである。使用可能なアパ
ーチュアの全体を各ビームに利用出来るように直線アレ
イをインターリーブし、アンテナを基板の片側のみに印
刷出来るようにクロスオーバフィード構造体を用いるこ
とは公知である。斯かる構造体は、その内容が本明細書
に援用されている米国特許第4、605、931号に開
示されている。しかしながら、この米国特許第4、60
5、931号に開示されている構成は、全ての供給をア
ンテナの片方の端部から提供し、使用可能なアパーチュ
アの約半分だけが各ビームの成形に寄与しているという
結果しかもたらしていない。片端供給技術を用いている
アンテナの幅が、並行空間重複構成を収容するために半
分だけ減少すると、アパーチュアのビーム成形に寄与す
る部分も半分減少する。この減少したアパーチュアは許
容海上性能に要する程度のビーム成形を行うことが出来
ない。
面マイクロストリップアンテナは周知である。例えば、
その内容が本明細書に援用されている米国特許第4、1
80、818号に開示されているように、海上でのシフ
トからの独立性を与えるために特別な輪郭を有するビー
ムを発生するためにアレイを傾斜せしめることも公知で
ある。その内容が本明細書に援用されている米国特許第
4、347、516号には、米国特許第4、180、8
18号の原理の矩形アンテナへの応用が開示されてい
る。しかしながら、米国特許第4、347、516号に
係るアンテナは、ビームの各々に対して使用可能なアパ
ーチュアの半分を利用するだけである。使用可能なアパ
ーチュアの全体を各ビームに利用出来るように直線アレ
イをインターリーブし、アンテナを基板の片側のみに印
刷出来るようにクロスオーバフィード構造体を用いるこ
とは公知である。斯かる構造体は、その内容が本明細書
に援用されている米国特許第4、605、931号に開
示されている。しかしながら、この米国特許第4、60
5、931号に開示されている構成は、全ての供給をア
ンテナの片方の端部から提供し、使用可能なアパーチュ
アの約半分だけが各ビームの成形に寄与しているという
結果しかもたらしていない。片端供給技術を用いている
アンテナの幅が、並行空間重複構成を収容するために半
分だけ減少すると、アパーチュアのビーム成形に寄与す
る部分も半分減少する。この減少したアパーチュアは許
容海上性能に要する程度のビーム成形を行うことが出来
ない。
【0007】本明細書の出願者には公知であるように、
現在の技術状態においては、アパーチュアを、一方は受
信アンテナで、他方は送信アンテナの二つの部分に分割
している二つの別々の空間重複(並行)アンテナが要求
されている。一つの斯かる構成が米国特許出願第07/
980、270号に記載されている。この出願には、各
々が二つのインターリーブされたアレイの群を有してい
る送信及び受信アンテナを含む空間重複ビーム成形マイ
クロストリップアンテナシステムが開示されている。こ
れらのアレイ群は、互いに反対方向に傾斜しており、各
々はその割り当てられた減少した幅のアパーチュアを利
用して二つのビームに要求されるビーム輪郭を形成する
ようにアンテナの互いに対向する隅から供給される。こ
の開示された構成はアンテナと適当なビーム成形の間に
所要の60dB分離を与えるが、各々がアパーチュアの
半分を満たしている二つのアンテナの不都合は、各々の
アンテナがアパーチュア全体を満たす一つのアンテナよ
りも利得が3dB低いということである。又、ビームの
トラックを横断する幅は、アパーチュア全体が利用され
ていた場合の2倍となる。これはトラックを横断する速
度の精度が半分に減少するという結果をもたらす。斯く
して、海上ドップラーレーダ航法システムのための理想
的なアンテナは、送信及び受信アンテナの各々に対して
アパーチュア全体を利用し、所要の60dBの送信/受
信分離も達成するアンテナである。
現在の技術状態においては、アパーチュアを、一方は受
信アンテナで、他方は送信アンテナの二つの部分に分割
している二つの別々の空間重複(並行)アンテナが要求
されている。一つの斯かる構成が米国特許出願第07/
980、270号に記載されている。この出願には、各
々が二つのインターリーブされたアレイの群を有してい
る送信及び受信アンテナを含む空間重複ビーム成形マイ
クロストリップアンテナシステムが開示されている。こ
れらのアレイ群は、互いに反対方向に傾斜しており、各
々はその割り当てられた減少した幅のアパーチュアを利
用して二つのビームに要求されるビーム輪郭を形成する
ようにアンテナの互いに対向する隅から供給される。こ
の開示された構成はアンテナと適当なビーム成形の間に
所要の60dB分離を与えるが、各々がアパーチュアの
半分を満たしている二つのアンテナの不都合は、各々の
アンテナがアパーチュア全体を満たす一つのアンテナよ
りも利得が3dB低いということである。又、ビームの
トラックを横断する幅は、アパーチュア全体が利用され
ていた場合の2倍となる。これはトラックを横断する速
度の精度が半分に減少するという結果をもたらす。斯く
して、海上ドップラーレーダ航法システムのための理想
的なアンテナは、送信及び受信アンテナの各々に対して
アパーチュア全体を利用し、所要の60dBの送信/受
信分離も達成するアンテナである。
【0008】共有アパーチュアに関して、分離に関する
現在の技術の水準は、その内容が本明細書に援用されて
いる米国特許第4、644、360号に記載されている
ように、45dBである。この特許には、共通のアパー
チュアを共有する別々の受信及び送信インターリーブ式
アレイであって、その各々が両端から供給されているア
レイが開示されている。しかしながら、これら二つの端
部における別々の送信及び受信供給は、アンテナ基板の
二つの互いに反対の面で行われるため回路が基板の両面
に印刷されなければならず、接続体を通しての供給が必
要となる。
現在の技術の水準は、その内容が本明細書に援用されて
いる米国特許第4、644、360号に記載されている
ように、45dBである。この特許には、共通のアパー
チュアを共有する別々の受信及び送信インターリーブ式
アレイであって、その各々が両端から供給されているア
レイが開示されている。しかしながら、これら二つの端
部における別々の送信及び受信供給は、アンテナ基板の
二つの互いに反対の面で行われるため回路が基板の両面
に印刷されなければならず、接続体を通しての供給が必
要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、送信/受信アンテナシステムであって、これら
のアンテナが共通アパーチュアを共有し、これによりビ
ーム幅が減少して利得が最大限になり、しかも送信アン
テナと受信アンテナとの所要60dB分離を維持する送
信/受信アンテナシステムを提供することにある。
目的は、送信/受信アンテナシステムであって、これら
のアンテナが共通アパーチュアを共有し、これによりビ
ーム幅が減少して利得が最大限になり、しかも送信アン
テナと受信アンテナとの所要60dB分離を維持する送
信/受信アンテナシステムを提供することにある。
【0010】本発明の別の目的は、基板の片面のみに全
体的に印刷出来る記載の型式のアンテナシステムを提供
することにある。
体的に印刷出来る記載の型式のアンテナシステムを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の及び付加的な目的
は、各々が放射パッチエレメントのそれぞれのアレイを
有する別々の送信及び受信マイクロストリップアンテナ
を提供することにより本発明の原理に従って達成され
る。これらのアンテナの各々はそれらの片端から給電さ
れ、これらアンテナは、別々の給電がアパーチュアの互
いに反対の端部において行われるように共通矩形アパー
チュア内でインターリーブされている。送信アンテナと
受信アンテナのラインの間には、その間の相互カップリ
ングを減少し、最小所要60dB分離を維持するべく分
離手段が配設されている。
は、各々が放射パッチエレメントのそれぞれのアレイを
有する別々の送信及び受信マイクロストリップアンテナ
を提供することにより本発明の原理に従って達成され
る。これらのアンテナの各々はそれらの片端から給電さ
れ、これらアンテナは、別々の給電がアパーチュアの互
いに反対の端部において行われるように共通矩形アパー
チュア内でインターリーブされている。送信アンテナと
受信アンテナのラインの間には、その間の相互カップリ
ングを減少し、最小所要60dB分離を維持するべく分
離手段が配設されている。
【0012】本発明の一つの様相によると、この分離手
段は送信アンテナと受信アンテナのラインの間に抵抗材
料を連続ライン状に含んでいる。
段は送信アンテナと受信アンテナのラインの間に抵抗材
料を連続ライン状に含んでいる。
【0013】本発明の更なる様相によると、各アンテナ
にピッチ角度を導入してこれらのアンテナの各々の接続
されたライン対内の間隔を減少して、これにより共通ア
パーチュア内の二つの完全なアンテナのインターリーブ
を可能にする合成されたギャップを与えるべく各アンテ
ナのアレイは位相調整されている。
にピッチ角度を導入してこれらのアンテナの各々の接続
されたライン対内の間隔を減少して、これにより共通ア
パーチュア内の二つの完全なアンテナのインターリーブ
を可能にする合成されたギャップを与えるべく各アンテ
ナのアレイは位相調整されている。
【0014】
【実施例】ここで図面について説明する。図1は例示的
にはヘリコプタである航空機10を示しており、この航
空機はドップラーレーダ航法システムを含んでいる。航
空機10の胴体は”表皮”によって覆われているリブの
矩形に交差するパターンから構成されている。従来と同
じように、航空機10の下腹の交差するリブによって形
成されている矩形アパーチュアには基板上に印刷された
平面マイクロストリップアンテナが取り付けられてい
る。このアンテナは4本の傾斜したビームを発生し、航
空機10がその上を飛行する陸又は海へのそれらの交差
は1、2、3及び4で示されている。斯くして、X軸に
沿った航空機10の飛行経路12の画定された前方向に
対して、ビーム1及び2は、前方向に傾斜しており、ビ
ーム3及び4は、後方向に傾斜している。更に、ビーム
1及び4は、右に傾斜しており、ビーム2及び3は左に
傾斜している。これらのビームの各々は実際にはアンテ
ナから放射された送信ビーム及びアンテナによって受信
又は吸収された反射ビームから構成された複合ビームで
あることが了解される。
にはヘリコプタである航空機10を示しており、この航
空機はドップラーレーダ航法システムを含んでいる。航
空機10の胴体は”表皮”によって覆われているリブの
矩形に交差するパターンから構成されている。従来と同
じように、航空機10の下腹の交差するリブによって形
成されている矩形アパーチュアには基板上に印刷された
平面マイクロストリップアンテナが取り付けられてい
る。このアンテナは4本の傾斜したビームを発生し、航
空機10がその上を飛行する陸又は海へのそれらの交差
は1、2、3及び4で示されている。斯くして、X軸に
沿った航空機10の飛行経路12の画定された前方向に
対して、ビーム1及び2は、前方向に傾斜しており、ビ
ーム3及び4は、後方向に傾斜している。更に、ビーム
1及び4は、右に傾斜しており、ビーム2及び3は左に
傾斜している。これらのビームの各々は実際にはアンテ
ナから放射された送信ビーム及びアンテナによって受信
又は吸収された反射ビームから構成された複合ビームで
あることが了解される。
【0015】空間重複アンテナシステムの場合、実際に
は二つの別々のアンテナ、即ち一つは送信機能に対し
て、もう一つは受信機能に対してのアンテナが配設され
ている。これらのアンテナは両方とも、航空機10の矩
形リブパターンによって形成されている一つの矩形アパ
ーチュア内に嵌合していなければならない。このアパー
チュアは航空機10の前進飛行経路12の方向に平行な
一対の側面を有している。過去において、送信アンテナ
を受信アンテナの入力/出力ポートの間で所要の60d
Bの分離を達成するために、これらのアンテナの各々は
アパーチュアの二分中心軸のそれぞれの側面に置かれて
おり、従ってアパーチュア全体の半分だけしか利用出来
なかった。
は二つの別々のアンテナ、即ち一つは送信機能に対し
て、もう一つは受信機能に対してのアンテナが配設され
ている。これらのアンテナは両方とも、航空機10の矩
形リブパターンによって形成されている一つの矩形アパ
ーチュア内に嵌合していなければならない。このアパー
チュアは航空機10の前進飛行経路12の方向に平行な
一対の側面を有している。過去において、送信アンテナ
を受信アンテナの入力/出力ポートの間で所要の60d
Bの分離を達成するために、これらのアンテナの各々は
アパーチュアの二分中心軸のそれぞれの側面に置かれて
おり、従ってアパーチュア全体の半分だけしか利用出来
なかった。
【0016】本発明に係る改良されたアンテナシステム
を述べる前に、アンテナビームピッチとアレイ間隔を簡
単に論述するのが適切である。何となれば、アレイ間の
カップリングに対するこれら二つの特性の効果が本発明
に係るアンテナシステムの設計にとって重要だからであ
る。全てのドップラーアンテナは2対のビーム、即ち一
方の対は前方向を指し、他方は後方向(即ち機尾方向)
を指す2対のビームを発生する。クロスオーバフィード
構造を有するアンテナの場合、前記米国特許第4、60
5、931号に開示されているように、一組のアレイに
よって前方向を向いている対のビームが発生され、別の
組のアレイによって後方を向いている対のビームが発生
される。従来、両組のアレイは図2Aに示されているよ
うに、アンテナ表面14から等角度(通常約73°)に
それぞれのビーム対を形成するように位相調整されてい
る。この位相調整の結果、アンテナ内の2組のアレイ間
のエネルギの最大カップリングが生じ、斯くしてアレイ
間の特定の最小間隔を維持するという必要性が生じる。
しかしながら、両組のアレイの位相調整が両組のビーム
を前或いは後方に更にわずか傾斜せしめるように変化さ
せた場合、これらの組のアレイの間のカップリングが有
意に低くなり、アレイ間の間隔はこれによりかなり減少
し、斯くして本発明が可能になる。アンテナ表面14に
対してわずかに傾斜したビームの属性はビームピッチと
して知られている。このピッチ角度はアンテナ垂線16
(アンテナ表平面14に対して垂直な虚線)とビーム対
を二分するライン17との間の角度として定義される。
様々な試験によってアレイ間隔を減少しても傾斜ビーム
アンテナの性能には何ら影響を及ぼさないことが証明さ
れている。
を述べる前に、アンテナビームピッチとアレイ間隔を簡
単に論述するのが適切である。何となれば、アレイ間の
カップリングに対するこれら二つの特性の効果が本発明
に係るアンテナシステムの設計にとって重要だからであ
る。全てのドップラーアンテナは2対のビーム、即ち一
方の対は前方向を指し、他方は後方向(即ち機尾方向)
を指す2対のビームを発生する。クロスオーバフィード
構造を有するアンテナの場合、前記米国特許第4、60
5、931号に開示されているように、一組のアレイに
よって前方向を向いている対のビームが発生され、別の
組のアレイによって後方を向いている対のビームが発生
される。従来、両組のアレイは図2Aに示されているよ
うに、アンテナ表面14から等角度(通常約73°)に
それぞれのビーム対を形成するように位相調整されてい
る。この位相調整の結果、アンテナ内の2組のアレイ間
のエネルギの最大カップリングが生じ、斯くしてアレイ
間の特定の最小間隔を維持するという必要性が生じる。
しかしながら、両組のアレイの位相調整が両組のビーム
を前或いは後方に更にわずか傾斜せしめるように変化さ
せた場合、これらの組のアレイの間のカップリングが有
意に低くなり、アレイ間の間隔はこれによりかなり減少
し、斯くして本発明が可能になる。アンテナ表面14に
対してわずかに傾斜したビームの属性はビームピッチと
して知られている。このピッチ角度はアンテナ垂線16
(アンテナ表平面14に対して垂直な虚線)とビーム対
を二分するライン17との間の角度として定義される。
様々な試験によってアレイ間隔を減少しても傾斜ビーム
アンテナの性能には何ら影響を及ぼさないことが証明さ
れている。
【0017】本発明によると、且つ以下の論述から明白
となるように、送信アンテナは航空機10の後部方向の
送信アンテナの側部にクロスオーバフィード構造を有し
ており、受信アンテナは航空機10の前部方向の受信ア
ンテナの側部にクロスオーバフィード構造を有してい
る。斯くして、図2Bは送信フィード18から離れるよ
うに且つ航空機10の飛行経路12の前方向に向かって
3°のピッチ角度を有している送信アンテナビームを示
している。同様にして、図2Cは受信アンテナフィード
20の方向に且つ航空機10の飛行経路12の前方向に
3°のピッチ角度を有する受信アンテナビームを示して
いる。図2Dは、図2及び2Cに示されている送信及び
受信ビームの複合を示しており、この図は、これらのビ
ームが航空機10の飛行経路12の前方向に3°のピッ
チ角度を合わせて有することを示している。航空機10
が図1に示すようにヘリコプタであるとき、斯かる航空
機は通常、その通常の配向がその機首が約3°下方に傾
斜している状態で前方向に飛行する。それ故、図2Dに
示されているように、前方向に3°のアンテナビームピ
ッチ角度では、ビーム二等分線17が、航空機10がそ
の上を飛行している陸上又は海上表面に対して実質的に
垂直になり、これはビームにとって好ましい配向とな
る。
となるように、送信アンテナは航空機10の後部方向の
送信アンテナの側部にクロスオーバフィード構造を有し
ており、受信アンテナは航空機10の前部方向の受信ア
ンテナの側部にクロスオーバフィード構造を有してい
る。斯くして、図2Bは送信フィード18から離れるよ
うに且つ航空機10の飛行経路12の前方向に向かって
3°のピッチ角度を有している送信アンテナビームを示
している。同様にして、図2Cは受信アンテナフィード
20の方向に且つ航空機10の飛行経路12の前方向に
3°のピッチ角度を有する受信アンテナビームを示して
いる。図2Dは、図2及び2Cに示されている送信及び
受信ビームの複合を示しており、この図は、これらのビ
ームが航空機10の飛行経路12の前方向に3°のピッ
チ角度を合わせて有することを示している。航空機10
が図1に示すようにヘリコプタであるとき、斯かる航空
機は通常、その通常の配向がその機首が約3°下方に傾
斜している状態で前方向に飛行する。それ故、図2Dに
示されているように、前方向に3°のアンテナビームピ
ッチ角度では、ビーム二等分線17が、航空機10がそ
の上を飛行している陸上又は海上表面に対して実質的に
垂直になり、これはビームにとって好ましい配向とな
る。
【0018】図3は、本発明を実施するべく修正し得る
先行技術のクロスオーバフィードアンテナを示してい
る。図3に示されているアンテナは、米国特許第4、6
05、931号の図8に示されているアンテナと同じで
あり、該特許に記載されている参照数字を同一の参照数
字を有している。斯くして、図3に示されているよう
に、標準的な蛇行ライン46はアレイ1a−Naにクロ
スオーバフィードを通してアクセスする外部フィードと
して用いられ、クロスオーバフィードはアレイ1b−N
bに直接アクセスする。公知のように、これらの組のア
レイ1a−Na又は1b−Nbの一つは前方発射アレイ
であり、他方は後方発射アレイである。内部クロスオー
バフィード52は蛇行フィードライン46に全体に平行
なフィードラインを構成している相互接続個別クロスオ
ーバ構造体54を含んでいる。これらのアレイ48及び
フィード46及び52の両方は同一の平面に配置されて
いる。
先行技術のクロスオーバフィードアンテナを示してい
る。図3に示されているアンテナは、米国特許第4、6
05、931号の図8に示されているアンテナと同じで
あり、該特許に記載されている参照数字を同一の参照数
字を有している。斯くして、図3に示されているよう
に、標準的な蛇行ライン46はアレイ1a−Naにクロ
スオーバフィードを通してアクセスする外部フィードと
して用いられ、クロスオーバフィードはアレイ1b−N
bに直接アクセスする。公知のように、これらの組のア
レイ1a−Na又は1b−Nbの一つは前方発射アレイ
であり、他方は後方発射アレイである。内部クロスオー
バフィード52は蛇行フィードライン46に全体に平行
なフィードラインを構成している相互接続個別クロスオ
ーバ構造体54を含んでいる。これらのアレイ48及び
フィード46及び52の両方は同一の平面に配置されて
いる。
【0019】最左のクロスオーバフィード構造体に説明
を集中する。第一の入力ポート58は図示のポート端子
71に接続されている。ポート60はポート58と対角
になっており、最左のクロスオーバ構造体54を隣接的
に相互接続されているクロスオーバ構造体に接続セグメ
ント56によって接続している。相互接続されたクロス
オーバ構造体のこのパターンは、第2ポート端子72が
最右に配置されているクロスオーバ構造体のポート61
に接続されるまでクロスオーバフィード52の長さ部分
に沿って反復されている。最左のクロスオーバ構造体の
相互接続セグメント56はアレイ1bにアクセスし、こ
れらのアレイに対するこのアクセスパターンはアレイN
bを含むアレイまで全ての偶数に配置されたアレイに対
して反復されている。
を集中する。第一の入力ポート58は図示のポート端子
71に接続されている。ポート60はポート58と対角
になっており、最左のクロスオーバ構造体54を隣接的
に相互接続されているクロスオーバ構造体に接続セグメ
ント56によって接続している。相互接続されたクロス
オーバ構造体のこのパターンは、第2ポート端子72が
最右に配置されているクロスオーバ構造体のポート61
に接続されるまでクロスオーバフィード52の長さ部分
に沿って反復されている。最左のクロスオーバ構造体の
相互接続セグメント56はアレイ1bにアクセスし、こ
れらのアレイに対するこのアクセスパターンはアレイN
bを含むアレイまで全ての偶数に配置されたアレイに対
して反復されている。
【0020】ポート端子74は蛇行フィードライン46
の左端部62に直接接続されている。蛇行フィードのこ
の端部は図3に示されているように、最左に配置されて
いるクロスオーバ構造体のポートに直接接続されてい
る。このクロスオーバ構造体の対角的に対向するポート
64はアレイ1aをアクセスする。同様の接続が蛇行フ
ィードライン46の右端部65に連通しているアレイN
aを含むアレイまで残りのクロスオーバフィード構造体
及び全ての奇数の配置されたアレイに対して存在してい
る。このポート端子73はフィードライン右端部65に
直接接続されており、これにより、これら4つの端子7
1、72、73及び74とアレイ48との接続が完成す
る。所望の位相補正を達成するために蛇行フィードライ
ン46の中心における蛇行曲線が拡大されている。
の左端部62に直接接続されている。蛇行フィードのこ
の端部は図3に示されているように、最左に配置されて
いるクロスオーバ構造体のポートに直接接続されてい
る。このクロスオーバ構造体の対角的に対向するポート
64はアレイ1aをアクセスする。同様の接続が蛇行フ
ィードライン46の右端部65に連通しているアレイN
aを含むアレイまで残りのクロスオーバフィード構造体
及び全ての奇数の配置されたアレイに対して存在してい
る。このポート端子73はフィードライン右端部65に
直接接続されており、これにより、これら4つの端子7
1、72、73及び74とアレイ48との接続が完成す
る。所望の位相補正を達成するために蛇行フィードライ
ン46の中心における蛇行曲線が拡大されている。
【0021】本発明に係る全アパーチュアインターリー
ブ式空間重複ビーム成形マイクロストリップアンテナシ
ステムは、図3に示されている一般の型式の二つの別々
のアンテナから成っており、これらのアンテナの各々
は、図4に示されているように、各々の接続されたアレ
イ対における前発射アレイと後方発射アレイとの間隔を
減少することにより修正されている。前記のように、こ
の間隔の減少はこれらのアレイの位相調整を変更してこ
れらビームの各々に対してピッチ角度を導入することに
より達成出来る。これは放射パッチ間の位相リンクの長
さを変えることにより達成される。このようにピッチ角
度を導入することにより二つの利点がもたらされる。第
一の利点は、アレイ間のカップリングが減少して、これ
により間隔を減少できることである。第二の利点は、ビ
ームのピッチ角度が航空機10の通常の飛行配向を利用
出来ることである。
ブ式空間重複ビーム成形マイクロストリップアンテナシ
ステムは、図3に示されている一般の型式の二つの別々
のアンテナから成っており、これらのアンテナの各々
は、図4に示されているように、各々の接続されたアレ
イ対における前発射アレイと後方発射アレイとの間隔を
減少することにより修正されている。前記のように、こ
の間隔の減少はこれらのアレイの位相調整を変更してこ
れらビームの各々に対してピッチ角度を導入することに
より達成出来る。これは放射パッチ間の位相リンクの長
さを変えることにより達成される。このようにピッチ角
度を導入することにより二つの利点がもたらされる。第
一の利点は、アレイ間のカップリングが減少して、これ
により間隔を減少できることである。第二の利点は、ビ
ームのピッチ角度が航空機10の通常の飛行配向を利用
出来ることである。
【0022】斯くして、図4に示されているように、各
アンテナは直列に相互接続された放射矩形パッチエレメ
ントの第一の複数の平行ライン22a,...,22n
を含む第一アレイ群22を含んでおり、第一の複数の平
行ライン22a,...,22nの各々は飛行経路12
の前方向に対して平行となっている。このアンテナは更
に、直列に相互接続された放射矩形パッチエレメントの
第二の複数の平行ライン24a,...,24nを含む
第二アレイ群24を含んでおり、第二の複数の平行ライ
ン24a,...,24nの各々は飛行経路12の前方
向に対して平行となっている。これら第一及び第二複数
のラインはインターリーブされており、第一複数のライ
ン22a,...,22nの各々は第一端部を第二複数
のライン24a,...,24nの対応の隣接の一つの
第一端部に接続せしめている。第一複数及び第二複数の
第二端部には、クロスオーバフィード構造体26が配設
されており、これは第一及び第二アレイ群に供給して一
対の前方向ビーム1及び2並びに一対の後方向ビーム3
及び4を形成するのに利用される。第一アレイ群22は
後方発射アレイであり、これに対して第二アレイ群24
は前方発射アレイである。
アンテナは直列に相互接続された放射矩形パッチエレメ
ントの第一の複数の平行ライン22a,...,22n
を含む第一アレイ群22を含んでおり、第一の複数の平
行ライン22a,...,22nの各々は飛行経路12
の前方向に対して平行となっている。このアンテナは更
に、直列に相互接続された放射矩形パッチエレメントの
第二の複数の平行ライン24a,...,24nを含む
第二アレイ群24を含んでおり、第二の複数の平行ライ
ン24a,...,24nの各々は飛行経路12の前方
向に対して平行となっている。これら第一及び第二複数
のラインはインターリーブされており、第一複数のライ
ン22a,...,22nの各々は第一端部を第二複数
のライン24a,...,24nの対応の隣接の一つの
第一端部に接続せしめている。第一複数及び第二複数の
第二端部には、クロスオーバフィード構造体26が配設
されており、これは第一及び第二アレイ群に供給して一
対の前方向ビーム1及び2並びに一対の後方向ビーム3
及び4を形成するのに利用される。第一アレイ群22は
後方発射アレイであり、これに対して第二アレイ群24
は前方発射アレイである。
【0023】図示のように、クロスオーバフィード26
は各々が4ポートのブランチアームハイブリッド構造体
を有するクロスオーバフィード構造体を含んでいる。図
4に示されているように、アレイ群を適切に位相調整し
て、後方発射ライン22a,...,22nと前方発射
ライン24a,...,24nとのカップリングを最小
限にすることにより、隣接して接続されている発射ライ
ンの間の間隔を各ハイブリッド構造体の対角線の長さの
半分以下まで減少することが出来、これにより、これ以
降より詳細に述べるように、接続されたライン対の間に
インターリーブされる別の同様のアンテナの余地が与え
られる。
は各々が4ポートのブランチアームハイブリッド構造体
を有するクロスオーバフィード構造体を含んでいる。図
4に示されているように、アレイ群を適切に位相調整し
て、後方発射ライン22a,...,22nと前方発射
ライン24a,...,24nとのカップリングを最小
限にすることにより、隣接して接続されている発射ライ
ンの間の間隔を各ハイブリッド構造体の対角線の長さの
半分以下まで減少することが出来、これにより、これ以
降より詳細に述べるように、接続されたライン対の間に
インターリーブされる別の同様のアンテナの余地が与え
られる。
【0024】図5に略示されているように、アンテナ内
の各々の接続されたライン対内の間隔を減少することに
より、送信アンテナ28と受信アンテナ30をインター
リーブしてこれらが両方とも使用可能なアパーチュアを
完全に利用させることが出来る。これらの送信アンテナ
28と受信アンテナ30は、送信アンテナ28がそのフ
ィード18から離れるようにビームピッチ角度を有して
おり、受信アンテナ30がそのフィード20の方向にビ
ームピッチ角度を有するというそれらの内部位相調整を
除いて、実質的に同等である。アンテナ28及び30が
図5に示されているように、インターリーブされると、
送信アンテナ28の前方発射アレイラインが受信アンテ
ナ30の前方発射アレイラインに隣接し、送信アンテナ
28の後方発射アレイラインは受信アンテナ30の後方
発射アレイラインに隣接することが銘記される。これに
より、アンテナ28と30とのカップリングの減少に寄
与する。
の各々の接続されたライン対内の間隔を減少することに
より、送信アンテナ28と受信アンテナ30をインター
リーブしてこれらが両方とも使用可能なアパーチュアを
完全に利用させることが出来る。これらの送信アンテナ
28と受信アンテナ30は、送信アンテナ28がそのフ
ィード18から離れるようにビームピッチ角度を有して
おり、受信アンテナ30がそのフィード20の方向にビ
ームピッチ角度を有するというそれらの内部位相調整を
除いて、実質的に同等である。アンテナ28及び30が
図5に示されているように、インターリーブされると、
送信アンテナ28の前方発射アレイラインが受信アンテ
ナ30の前方発射アレイラインに隣接し、送信アンテナ
28の後方発射アレイラインは受信アンテナ30の後方
発射アレイラインに隣接することが銘記される。これに
より、アンテナ28と30とのカップリングの減少に寄
与する。
【0025】送信アンテナ28と受信アンテナ30との
間には直接的な回路接続が存在しないが、それらの近接
関係の故に、アンテナ28と30との間にある程度の表
面波カップリングが存在するであろうと予測される。マ
イクロストリップからの放射は、アンテナ回路における
不連続性の存在によってもたらされる。不連続性は、
隅、鋭い曲がり等のマイクロストリップラインにおける
突然の変化、或いは幅の突然の変化が存在する回路にお
ける任意の点である。これらの点における電界状態の変
化によって、特定の量のエネルギがアンテナを囲む空間
に放射される故にこのように呼ばれている、空間波の形
で放射される。不幸にも、これらの不連続性によって表
面波も発生し、この表面波はマイクロストリップ回路と
接地平面との間の基板層内を伝播する。この表面波は基
板中に捕捉された状態を保ち、エネルギを回路の他の部
分に送ってしまうことがある。
間には直接的な回路接続が存在しないが、それらの近接
関係の故に、アンテナ28と30との間にある程度の表
面波カップリングが存在するであろうと予測される。マ
イクロストリップからの放射は、アンテナ回路における
不連続性の存在によってもたらされる。不連続性は、
隅、鋭い曲がり等のマイクロストリップラインにおける
突然の変化、或いは幅の突然の変化が存在する回路にお
ける任意の点である。これらの点における電界状態の変
化によって、特定の量のエネルギがアンテナを囲む空間
に放射される故にこのように呼ばれている、空間波の形
で放射される。不幸にも、これらの不連続性によって表
面波も発生し、この表面波はマイクロストリップ回路と
接地平面との間の基板層内を伝播する。この表面波は基
板中に捕捉された状態を保ち、エネルギを回路の他の部
分に送ってしまうことがある。
【0026】記載された型式のドップラーレーダマイク
ロストリップアンテナの場合、表面波はアレイにおける
各放射パッチの縁において発生する。従って、アンテナ
内の表面波の相互作用又はカップリングの程度は、特に
これらのアレイが本発明におけるように接近するとかな
りのものになる。それ故、本発明によると、送信アンテ
ナ28のポートと受信アンテナ30のポートとの間の最
小所要60dB分離を保証するために、それらの間の相
互カップリングを減少するための送信アンテナ28と受
信アンテナ30のライン間に分離手段が配設されてい
る。図5に示されているように、この分離手段は送信ア
ンテナ28のラインを受信アンテナ30のラインから分
離する抵抗材料32の連続ラインを含んでいる。抵抗材
料32のラインによって、これらのアレイの長さ部分に
沿って各不連続点に発生した表面波の間の相互作用が実
質的に減少し、互いに対向するアンテナの入力/出力ポ
ート間の所要最小60dBの分離が達成され得る。
ロストリップアンテナの場合、表面波はアレイにおける
各放射パッチの縁において発生する。従って、アンテナ
内の表面波の相互作用又はカップリングの程度は、特に
これらのアレイが本発明におけるように接近するとかな
りのものになる。それ故、本発明によると、送信アンテ
ナ28のポートと受信アンテナ30のポートとの間の最
小所要60dB分離を保証するために、それらの間の相
互カップリングを減少するための送信アンテナ28と受
信アンテナ30のライン間に分離手段が配設されてい
る。図5に示されているように、この分離手段は送信ア
ンテナ28のラインを受信アンテナ30のラインから分
離する抵抗材料32の連続ラインを含んでいる。抵抗材
料32のラインによって、これらのアレイの長さ部分に
沿って各不連続点に発生した表面波の間の相互作用が実
質的に減少し、互いに対向するアンテナの入力/出力ポ
ート間の所要最小60dBの分離が達成され得る。
【0027】図6は、本発明に従って構成された全アパ
ーチュアインターリーブ空間重複ビーム成形マイクロス
トリップアンテナシステムの放射平面の全体の平面図で
あり、蛇行して送信アンテナ28を受信アンテナ30か
ら完全に分離している抵抗材料ライン32を示してい
る。図7は、図6の左下隅の拡大図である。斯くして、
図示のように、送信アンテナ28はそのフィード18を
アパーチュアの一端に置いており、受信アンテナ30は
そのフィード20をアパーチュアの他端に置いている。
送信アンテナ28を構成している平行ラインは飛行経路
12の前方向に対して平行なフィード18から延設して
おり、受信アンテナ30を構成している複数のラインは
飛行経路12の前方向に対して平行なフィード20から
延設している。これらのアンテナの各々のライン対は、
それらのそれぞれのフィードから遠隔の端部において接
続されており、ビームピッチ角度を形成し、且つそれら
の間のカップリングを減少し、これによりそれらの間隔
が減少して他方のアンテナのライン対のインターリーブ
に対する余地が提供されるように位相調整されている。
尚、抵抗材料32のラインは送信アンテナ28を受信ア
ンテナ30から分離している。
ーチュアインターリーブ空間重複ビーム成形マイクロス
トリップアンテナシステムの放射平面の全体の平面図で
あり、蛇行して送信アンテナ28を受信アンテナ30か
ら完全に分離している抵抗材料ライン32を示してい
る。図7は、図6の左下隅の拡大図である。斯くして、
図示のように、送信アンテナ28はそのフィード18を
アパーチュアの一端に置いており、受信アンテナ30は
そのフィード20をアパーチュアの他端に置いている。
送信アンテナ28を構成している平行ラインは飛行経路
12の前方向に対して平行なフィード18から延設して
おり、受信アンテナ30を構成している複数のラインは
飛行経路12の前方向に対して平行なフィード20から
延設している。これらのアンテナの各々のライン対は、
それらのそれぞれのフィードから遠隔の端部において接
続されており、ビームピッチ角度を形成し、且つそれら
の間のカップリングを減少し、これによりそれらの間隔
が減少して他方のアンテナのライン対のインターリーブ
に対する余地が提供されるように位相調整されている。
尚、抵抗材料32のラインは送信アンテナ28を受信ア
ンテナ30から分離している。
【0028】図8は、図6のアンテナシステムを構成す
るための好ましい材料積層体の断面図である。このアン
テナシステムは幾つかの層から構成されており、図8の
上層は外層である。層34はアルミニウム接地平面であ
り、層36は誘電基板である。基板36を構成している
材料は、広い温度にわたって高い安定性を保ち、これに
より高度のアンテナビーム安定性を提供する誘電率を有
しているロジャースコーポレーション製造のジュロイド
6002であることが好ましい。層38は抵抗層であ
り、層40は銅箔層である。層38及び40はオメガプ
ライの商品名でオメガテクノロジー社製造の抵抗裏打ち
銅箔として購入されるのが好ましい。この材料は基板3
6に積層される。次に層40は従来の方法でエッチング
されて送信アンテナ28と受信アンテナ30のためのパ
ターンが形成される。次に第二エッチング工程が実行さ
れ抵抗材料32のラインの所望構成が生成される。層4
2は、これもジュロイド6002から構成されているの
が好ましいレードームを構成している誘電基板である。
層44は銅箔であり、エッチングされてアパーチュアの
周辺の回りのマスクを形成する。
るための好ましい材料積層体の断面図である。このアン
テナシステムは幾つかの層から構成されており、図8の
上層は外層である。層34はアルミニウム接地平面であ
り、層36は誘電基板である。基板36を構成している
材料は、広い温度にわたって高い安定性を保ち、これに
より高度のアンテナビーム安定性を提供する誘電率を有
しているロジャースコーポレーション製造のジュロイド
6002であることが好ましい。層38は抵抗層であ
り、層40は銅箔層である。層38及び40はオメガプ
ライの商品名でオメガテクノロジー社製造の抵抗裏打ち
銅箔として購入されるのが好ましい。この材料は基板3
6に積層される。次に層40は従来の方法でエッチング
されて送信アンテナ28と受信アンテナ30のためのパ
ターンが形成される。次に第二エッチング工程が実行さ
れ抵抗材料32のラインの所望構成が生成される。層4
2は、これもジュロイド6002から構成されているの
が好ましいレードームを構成している誘電基板である。
層44は銅箔であり、エッチングされてアパーチュアの
周辺の回りのマスクを形成する。
【0029】
【発明の効果】斯くして、改良された全アパーチュアイ
ンターリーブ式空間重複ビーム成形マイクロストリップ
アンテナシステムが開示されている。このシステムは各
アンテナの各アンテナの接続されたライン対間のカップ
リングを減少するビームピッチ角度を導入している。こ
のカップリングの減少の故に、接続されたライン対間の
間隔を減少することが出来、送信及び受信アンテナのイ
ンターリーブを可能にする。これらのインターリーブさ
れたアンテナはそれぞれアパーチュアの全体を利用し
て、最大利得を達成することが出来る。これらのアンテ
ナの間を遮蔽することによりそれらの間の分離が最大限
になる。
ンターリーブ式空間重複ビーム成形マイクロストリップ
アンテナシステムが開示されている。このシステムは各
アンテナの各アンテナの接続されたライン対間のカップ
リングを減少するビームピッチ角度を導入している。こ
のカップリングの減少の故に、接続されたライン対間の
間隔を減少することが出来、送信及び受信アンテナのイ
ンターリーブを可能にする。これらのインターリーブさ
れたアンテナはそれぞれアパーチュアの全体を利用し
て、最大利得を達成することが出来る。これらのアンテ
ナの間を遮蔽することによりそれらの間の分離が最大限
になる。
【図1】ヘリコプタの中に設置されたドップラーレーダ
航法システムから放射された4本の傾斜ビームを示す図
である。
航法システムから放射された4本の傾斜ビームを示す図
である。
【図2】航空機の飛行経路の方向に対して相対的な種々
のアンテナビームピッチ配向を示す図であり、図2Aは
無ピッチの状態を示しており、図2Bはフィードから離
れる方向に且つ飛行経路の前方向に向かって3°傾斜し
ている送信アンテナビームを示しており、図2Cはフィ
ードの方向に且つ飛行経路の前方向に向かって3°傾斜
している受信アンテナビームを示しており、図2Dは飛
行経路の方向に向かって3°傾斜しているインターリー
ブされた送信及び受信アンテナビームを示している。
のアンテナビームピッチ配向を示す図であり、図2Aは
無ピッチの状態を示しており、図2Bはフィードから離
れる方向に且つ飛行経路の前方向に向かって3°傾斜し
ている送信アンテナビームを示しており、図2Cはフィ
ードの方向に且つ飛行経路の前方向に向かって3°傾斜
している受信アンテナビームを示しており、図2Dは飛
行経路の方向に向かって3°傾斜しているインターリー
ブされた送信及び受信アンテナビームを示している。
【図3】米国特許第4、605、931号のクロスオー
バフィードを有する先行技術のインターリーブ式アンテ
ナの放射平面の平面図である。
バフィードを有する先行技術のインターリーブ式アンテ
ナの放射平面の平面図である。
【図4】本発明に係るアレイ間隔の減少したクロスオー
バフィードアンテナの放射平面の平面図である。
バフィードアンテナの放射平面の平面図である。
【図5】本発明に係る全アパーチュアインターリーブ式
アンテナシステムの略図である。
アンテナシステムの略図である。
【図6】本発明に従って構成された全アパーチュアイン
ターリーブ式空間重複ビーム成形マイクロストリップア
ンテナシステムの放射平面の全体の平面図である。
ターリーブ式空間重複ビーム成形マイクロストリップア
ンテナシステムの放射平面の全体の平面図である。
【図7】図6のアンテナシステムの一隅の拡大図であ
る。
る。
【図8】図6のアンテナシステムを構成するための好ま
しい材料積層体の断面図である。
しい材料積層体の断面図である。
10 航空機 12 飛行経路 14 アンテナ表平面 16 アンテナ垂線 17 二等分線 18 送信フィード 20 受信アンテナフィード 22 第一アレイ群 24 第二アレイ群 28 送信アンテナ 30 受信アンテナ 32 抵抗材料 36 基板 38 抵抗層 40 銅箔層 42 誘電基板 46 蛇行フィードライン 48、1a−Na,1b−Nb アレイ 54 クロスオーバ構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レナード・シュワルツ アメリカ合衆国ニュージャージー州07045, モントヴィル,ヨーク・ストリート 4
Claims (7)
- 【請求項1】 送信及び受信機能のための放射パッチエ
レメントの別々のアレイを有する且つ温度、周波数及び
海上でのシフトに対して補償される航空機等のドップラ
ーレーダ航法システムのための平面マイクロストリップ
アンテナシステムであって、上記航空機の前飛行の画定
された方向に対して平行な一対の側部を有する画定され
た矩形アパーチュアを満たしている平面マイクロストリ
ップアンテナシステムにおいて、 直列に相互接続された放射矩形パッチエレメントの第一
の複数の平行ラインを含む第一アレイ群であって、上記
第一複数のラインの各々が上記の画定された方向に対し
て平行である第一アレイ群、 直列に相互接続された放射矩形パッチエレメントの第二
の複数の平行ラインを含む第二アレイ群であって、上記
第二複数のラインの各々が上記の画定された方向に対し
て平行であり、上記複数の第二複数のラインが上記第一
アレイ群の上記第一複数のラインにインターリーブされ
ており、上記第二複数のラインが第一端部において上記
第一複数のラインの対応の隣接する一つの第一端部に接
続されている第二アレイ群、及び一対の前方向ビーム及
び一対の後方向ビームを形成するために上記第一及び第
二アレイ群に上記第一及び第二複数のラインの各々の第
二端部から供給するための送信アンテナ供給手段、 を備える送信アンテナと、 直列に相互接続された放射矩形パッチエレメントの第三
の複数の平行ラインを含む第三アレイ群であって、上記
第三複数のラインの各々が上記の画定された方向に対し
て平行である第三アレイ群、 直列に相互接続された放射矩形パッチエレメントの第四
の複数の平行ラインを含む第四アレイ群であって、上記
第四複数のラインの各々が上記の画定された方向に対し
て平行であり、上記複数の第四複数のラインが上記第三
アレイ群の上記第三複数のラインにインターリーブされ
ており、上記第四複数のラインが第一端部において上記
第三複数のラインの対応の隣接する一つの第一端部に接
続されている第四アレイ群、及び一対の前方向ビーム及
び一対の後方向ビームを形成するために上記第三及び第
四アレイ群に上記第三及び第四複数のラインの各々の第
二端部から供給するための受信アンテナ供給手段、 を含む受信アンテナと、 を具備し、上記送信アンテナの隣接した接続対のライン
の間に上記受信アンテナの接続された対のラインが配設
されるように上記送信及び受信アンテナがインターリー
ブされ、上記送信アンテナ供給手段が上記受信アンテナ
ラインの第一端部に隣接しており、上記受信アンテナ供
給手段が上記送信アンテナラインの第一端部に隣接して
おり、 上記送信アンテナと受信アンテナとの間の相互カップリ
ングを減少せしめるための上記送信アンテナと受信アン
テナのラインの間に配置されている分離手段を含むこと
を特徴とする平面マイクロストリップアンテナシステ
ム。 - 【請求項2】 上記分離手段が上記送信アンテナと受信
アンテナのラインの間に連続ラインを形成する抵抗材料
を含むことを特徴とする請求項1のアンテナシステム。 - 【請求項3】 上記4本の送信アンテナビームに所定の
ピッチ角度を与えるべく且つ上記第一アレイ群と第二ア
レイ群との間のカップリングを減少せしめるべく、上記
送信アンテナの上記第一アレイ群が上記送信アンテナの
上記第二アレイ群から異なるように位相調整されてお
り、且つ上記4本の受信アンテナビームに上記所定のピ
ッチ角度を上記4本の送信アンテナビームのピッチ角度
と同一方向に与えるべく且つ上記第三アレイ群と第四ア
レイ群との間のカップリングを減少せしめるべく上記受
信アンテナの上記第三アレイ群が上記受信アンテナの上
記第四アレイ群から異なるように位相調整されているこ
とを特徴とする請求項1のアンテナシステム。 - 【請求項4】 上記所定のピッチ角度が飛行経路の前方
に向かって約3°であることを特徴とする請求項3のア
ンテナシステム。 - 【請求項5】 上記送信アンテナ供給手段及び上記受信
アンテナ供給手段の各々が4ポートのブランチアームハ
イブリッド構造体を有するクロスオーバフィード構造体
を含んでおり、且つ、上記送信及び受信アンテナの接続
されたライン対が上記ハイブリッド構造体の対角線の長
さによって画定される間隔内にインターリーブされ得る
ように各アンテナが各アンテナ内の隣接した非接続ライ
ン間の間隔より短くなっており、これにより二つの完全
な空間重複アンテナが共通のアパーチュア内に収容さ
れ、各アンテナが上記共通のアパーチュアの全体を利用
できるようにしていることを特徴とする請求項3のアン
テナシステム。 - 【請求項6】 上記所定のピッチ角度が飛行経路の前方
に向かって約3°であることを特徴とする請求項5のア
ンテナシステム。 - 【請求項7】 上記分離手段が上記送信アンテナと受信
アンテナのラインの間に連続ラインを形成する抵抗材料
を含むことを特徴とする請求項5のアンテナシステム。
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