JPH06334249A - ガスレ−ザ発振器 - Google Patents

ガスレ−ザ発振器

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Publication number
JPH06334249A
JPH06334249A JP11823193A JP11823193A JPH06334249A JP H06334249 A JPH06334249 A JP H06334249A JP 11823193 A JP11823193 A JP 11823193A JP 11823193 A JP11823193 A JP 11823193A JP H06334249 A JPH06334249 A JP H06334249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
filter
circuit
gas laser
laser oscillator
Prior art date
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Pending
Application number
JP11823193A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
悟 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Electronic Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11823193A priority Critical patent/JPH06334249A/ja
Publication of JPH06334249A publication Critical patent/JPH06334249A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、接地漏洩電流が薬事法の規格を満
足すると共に、雑音端子電圧が規格を満足し、且つコン
パクト化を図ったガスレ−ザ発振器を提供することを目
的とする。 【構成】この発明のガスレ−ザ発振器は、接地ラインを
含む商用電源ラインにラインバイパスコンデンサC1 ,
C2 および第1のLCフィルタを有するラインフィルタ
回路13が接続され、このラインフィルタ回路に整流回
路6、定電圧スイッチング回路7、トリガ−回路8、ガ
スレ−ザ管9が接続されてなり、ラインフィルタ回路
は、ラインバイパスコンデンサと第1のLCフィルタと
の間に第2のLCフィルタが接続され、且つこのライン
バイパスコンデンサおよび第2のLCフィルタが磁気遮
蔽体14により覆われ、上記の目的を達成することが出
来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば空冷アルゴン
イオンレ−ザ装置に使用して好適なガスレ−ザ発振器に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば空冷アルゴンイオンレ−ザ装置
は、ガスレ−ザ管を内蔵したレ−ザヘッド部と、ガスレ
−ザ管の放電・発振・出力制御を行なうスイッチング電
源部とからなり、このスイッチング電源部にはガスレ−
ザ発振器が使用されている。この種のガスレ−ザ発振器
は、従来、図3に示すように構成され、図中の符号1,
2は入力端子、3は接地端子である。接地端子3に続く
接地ラインは接地され、入力端子1,2に続く商用電源
ライン上には、メインスイッチ4、ラインフィルタ回路
5、整流回路6、定電圧スイッチング回路7、トリガ−
回路8、ガスレ−ザ管9が順次直列に接続され、ライン
フィルタ回路5にはコントロ−ルボ−ド10が並列に接
続されている。そして、ラインフィルタ回路5内の符号
C11,C12はラインバイパスコンデンサでいずれも0.
01μF、L11はチョ−クコイルで1mH、C13はアク
ロスザラインコンデンサで2.2μFであり、L11とC
13とでLCフィルタを構成している。又、F11はヒュ−
ズ、R11は抵抗、11,12はリレ−である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、接地漏洩電流
は接地されている部品の漏れ電流の総和であるが、特に
ラインバイパスコンデンサC11,C12の漏れ電流が大き
く、従来は接地漏洩電流が387μAであった。この接
地漏洩電流に関しては全く考慮されず、薬事法の定める
規格(正常モ―ド時にて100μA以下)を満足してい
なかった。又、雑音端子電圧(ライン伝播ノイズ)つま
り周波数成分とノイズレベルとの関係が図4に示すよう
になり、チョ−クコイルL11とアクロスザラインコンデ
ンサC13とからなる1段のLCフィルタだけでは、2M
Hz以下の周波数域で、ドイツ電気技術者協会が定めて
いる規格(VDE規格)および米連邦通信委員会が定め
ている規格(FCC規格)を満足するのは困難であっ
た。
【0004】尚、一般にラインバイパスコンデンサC1
1,C12の静電容量を小さくすると、雑音端子電圧が増
大する。又、ラインバイパスコンデンサC11,C12の漏
れ電流は、コンデンサの静電容量に依存している。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、接地漏洩電流が薬事法の規格を満足すると共に、雑
音端子電圧がFCCおよびVDE各規格を満足し、且つ
コンパクト化を図ったガスレ−ザ発振器を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、接地ライン
を含む商用電源ラインにラインバイパスコンデンサおよ
び第1のLCフィルタを有するラインフィルタ回路が接
続され、このラインフィルタ回路に整流回路、定電圧ス
イッチング回路、トリガ−回路、ガスレ−ザ管が接続さ
れてなるガスレ−ザ発振器において、ラインフィルタ回
路は、ラインバイパスコンデンサと第1のLCフィルタ
との間に第2のLCフィルタが接続され、且つラインバ
イパスコンデンサおよび第2のLCフィルタが磁気遮蔽
体により覆われてなるガスレ−ザ発振器である。
【0007】
【作用】この発明によれば、接地漏洩電流が薬事法に準
じて正常モ―ド測定にて100μA以下となり、又、雑
音端子電圧がVDE,FCC各規格を共に満足する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について詳細に説明する。この発明によるガスレ−ザ発
振器は図1に示すように構成され、従来例(図3)と同
一箇所は同一符号を付すことにすると、図中の符号1,
2は入力端子、3は接地端子である。接地端子3に続く
接地ラインは接地され、入力端子1,2に続く商用電源
ライン上には、メインスイッチ4、ラインフィルタ回路
13、整流回路6、定電圧スイッチング回路7、トリガ
−回路8、ガスレ−ザ管9が順次直列に接続され、ライ
ンフィルタ回路13にはコントロ−ルボ−ド10が並列
に接続されている。そして、ラインフィルタ回路13内
の符号C1 ,C2 はラインバイパスコンデンサで商用電
源ラインと接地ラインとの間に接続され、いずれも10
00pFで、その静電容量が0.01μFよりも小さく
設定されている。又、L1 はチョ−クコイルで1mH、
C3 はアクロスザラインコンデンサで10μFであり、
L1 とC3 とでLCフィルタを構成している。これらラ
インバイパスコンデンサC1 ,C2 、チョ−クコイルL
1 、アクロスザラインコンデンサC3 は、シ−ルドボッ
クス14に覆われ磁気遮蔽されており、このシ−ルドボ
ックス14は接地されている。更に、符号L2 はチョ−
クコイルで1mH、C4 はラインコンデンサで2.2μ
Fであり、L2 とC4 とでLCフィルタを構成してい
る。尚、L2 とC4 はそれぞれ従来例(図3)のL11と
C13に相当する。又、F1 はヒュ−ズ、R1 は抵抗、1
1,12はリレ−である。
【0009】この発明ではラインバイパスコンデンサC
1 ,C2 の静電容量は従来より小さく設定されている。
この結果、接地漏洩電流が抑制されるが、雑音端子電圧
が増大する。しかし、上記のようにLCフィルタを新た
に設けることにより、雑音端子電圧も抑制される。
【0010】尚、LCフィルタ部をコンパクトにするこ
とにより生じるチョ−クコイルL2との近接による相互
干渉を抑えるために、チョ−クコイルL1 は磁気遮蔽体
例えば強磁性金属のシ−ルドボックス14で覆われてい
るが、このシ−ルドボックス14は例えば金属メッシュ
からなっている。又、チョ−クコイルL2 からの不要輻
射を抑えるために、上記の各部品はいずれも金属ケ−ス
に覆われており、一般機器への応用も可能となってい
る。
【0011】接地漏洩電流が、正常モ―ド測定にて従来
例では387μAであったが、この実施例では81μA
であり、規格を満足するものであった。又、雑音端子電
圧も従来例ではVDE,FCC各規格ともに未達であっ
たが、この実施例では図2に示すようになり各規格を十
分満足することが確認された。尚、同図にはFCC規格
のカ−ブを示していないが、それはVDE規格よりも僅
か緩やかである。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、ラインフィルタ回路
は、ラインバイパスコンデンサと第1のLCフィルタと
の間に第2のLCフィルタが接続され、更にラインバイ
パスコンデンサは従来よりもその静電容量が小さく設定
され、且つラインバイパスコンデンサおよび第2のLC
フィルタが磁気遮蔽されているので、次のような優れた
効果が得られる。
【0013】(1) 接地漏洩電流を規格以下に抑えること
が出来、医用機器への用途拡大が図れる。 (2) 雑音端子電圧の規格を満足することが出来、他の機
器への障害を軽減出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るガスレ−ザ発振器を
示す回路構成図。
【図2】この発明のガスレ−ザ発振器における周波数成
分とノイズレベルとの関係を示す特性曲線図。
【図3】従来のガスレ−ザ発振器を示す回路構成図。
【図4】従来のガスレ−ザ発振器における周波数成分と
ノイズレベルとの関係を示す特性曲線図。
【符号の説明】
1,2…入力端子、3…接地端子,4…メインスイッ
チ、6…整流回路、7…定電圧スイッチング回路、8…
トリガ−回路、9…ガスレ−ザ管、13…ラインフィル
タ回路、14…シ−ルドボックス(磁気遮蔽体)、C1
,C2 …ラインバイパスコンデンサ、C3 ,C4 …ラ
インコンデンサ、L1 ,L2 …チョ−クコイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地ラインを含む商用電源ラインにライ
    ンバイパスコンデンサおよび第1のLCフィルタを有す
    るラインフィルタ回路が接続され、このラインフィルタ
    回路に整流回路、定電圧スイッチング回路、トリガ−回
    路、ガスレ−ザ管が接続されてなるガスレ−ザ発振器に
    おいて、 上記ラインフィルタ回路は、上記ラインバイパスコンデ
    ンサと上記第1のLCフィルタとの間に第2のLCフィ
    ルタが接続され、且つ該ラインバイパスコンデンサおよ
    び上記第2のLCフィルタが磁気遮蔽体により覆われて
    なることを特徴とするガスレ−ザ発振器。
JP11823193A 1993-05-20 1993-05-20 ガスレ−ザ発振器 Pending JPH06334249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11823193A JPH06334249A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 ガスレ−ザ発振器

Applications Claiming Priority (1)

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JP11823193A JPH06334249A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 ガスレ−ザ発振器

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Publication Number Publication Date
JPH06334249A true JPH06334249A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14731477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11823193A Pending JPH06334249A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 ガスレ−ザ発振器

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JP (1) JPH06334249A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7830935B2 (en) 2007-04-26 2010-11-09 Fanuc Ltd Laser

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7830935B2 (en) 2007-04-26 2010-11-09 Fanuc Ltd Laser

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