JPH06333343A - ディジタル信号処理回路 - Google Patents

ディジタル信号処理回路

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JPH06333343A
JPH06333343A JP5122319A JP12231993A JPH06333343A JP H06333343 A JPH06333343 A JP H06333343A JP 5122319 A JP5122319 A JP 5122319A JP 12231993 A JP12231993 A JP 12231993A JP H06333343 A JPH06333343 A JP H06333343A
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Tetsuya Mizushima
哲也 水島
Yoshinori Yamamoto
芳紀 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタルデータを記録再生するディジタル
信号記録再生装置のディジタル信号処理回路に関するも
のであり、同期ブロックの検出精度を高めることを目的
とする。 【構成】 同期ブロック検出に基づき同期ブロックの周
期ずれを考慮した前記同期ブロック検出のマスク動作を
行うマスク回路10と、再生ディジタルデータ中の第1
のマスク動作が許す同期ブロック長間隔離れた3箇所の
位置の同期パターンとIDとIDパリティとにより同期
ブロック検出する同期ブロック検出保護回路9と、同期
ブロック長よりも短いある範囲内に同期ブロックを2つ
以上検出した場合は後ろの同期ブロックを採用する第2
のマスク回路11を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルデータを記
録再生するディジタル信号処理回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】円筒状のシリンダ上に取り付けられたr
(rは1以上の整数)個のヘッドにより、テープ上の斜
めのトラックとして、ディジタル信号を記録再生するデ
ィジタル信号記録再生装置において、1トラック分の記
録信号は、ブロック化したディジタルデータの始まりを
示す同期パターンと、データの情報信号としての位置を
示しかつブロックの順番を示すIDと前記IDの誤りを
検出または訂正するIDパリティとを含むデータとから
成る同期ブロックを複数連結して構成される1個以上の
信号領域とから構成される。従来の一例として、1トラ
ック分の記録信号を、音声信号用Audio領域と、映
像信号用Video領域とから構成される場合を考え
る。図7にトラックパターンを示す。ここで、Audi
o領域とVideo領域は、ブロック化したディジタル
データの始まりを示す同期パターンと、ブロックの順番
を示すIDとIDの誤りを検出するIDパリティと映像
信号データまたは音声信号データを変調したパターンと
から成る同期ブロック単位で構成される。又各信号領域
間にはギャップが設けられている。図8に同期ブロック
の構成を示す。図8(a)は、変調前の同期ブロックの
構成であり、データの情報信号としての位置を示しかつ
同期ブロックの順番を示すIDとIDの誤りを検出する
IDパリティとから構成される。前記パターン(a)を
変調し、同期パターンを付加した同期ブロックの構成を
図8(b)に示す。
【0003】記録されたテープのAudio領域、Vi
deo領域の再生処理を行なう場合、再生ディジタルデ
ータ同期パターン検出とIDの値とIDパリティーによ
り同期ブロックを検出し、同期ブロックが存在するかど
うかを判定する。
【0004】以下、図面を参照しながら、従来の動作を
説明する。図9は従来のディジタル信号処理回路のブロ
ック図である。131は再生ディジタル信号151を1
同期ブロック長遅延させた信号152を出力する遅延回
路、132は遅延信号152を1同期ブロック長遅延さ
せた信号153を出力する遅延回路である。133は再
生ディジタル信号151中の同期パターンを検出して同
期パターン検出パルス154を出力する同期パターン検
出回路、134は遅延信号152中の同期パターンを検
出して同期パターン検出パルス155を出力する同期パ
ターン検出回路、135は遅延信号153中の同期パタ
ーンを検出して同期パターン検出パルス156を出力す
る同期パターン検出回路、136は再生ディジタル信号
151中のIDを検出して検出されたID157を出力
し、検出されたID157とIDパリティにより誤りを
検出しID誤りフラッグ158を出力するID検出回
路、137は遅延信号152中のIDを検出して検出さ
れたID159を出力し、検出されたID159とID
パリティにより誤りを検出しID誤りフラッグ160を
出力するID検出回路、138は遅延信号153中のI
Dを検出して検出されたID161を出力し、検出され
たID161とIDパリティにより誤りを検出しID誤
りフラッグ162を出力するID検出回路である。13
9は、ウィンド166が真の時、同期パターン検出パル
ス154、155、156と、検出ID157、15
9、161とID誤りフラッグ158、160、162
とにより、再生ディジタルデータ151と遅延回路13
1の出力データ152と遅延回路132の出力データ1
53中に3つの同期ブロックが存在するかどうか判定し
て、3同期ブロック検出パルス163を発生し、出力デ
ータ153に存在する同期ブロックの推定されるIDを
修正ID164として出力する同期ブロック検出保護回
路である。140は、3同期ブロック検出パルス163
トリガで、動作するマスク回路であり、以下のような動
作をする。
【0005】3同期ブロック検出パルス163が出力さ
れたら出力153に検出した3つの同期ブロックの先頭
が出力されるタイミングを示す同期ブロック検出パルス
165を3同期ブロック分出力する。
【0006】また、3同期ブロック検出パルス163が
出力されたら、ウィンド166を偽にし、以降同期ブロ
ック検出保護回路で同期パターン検出パルス154、1
55、156と、検出ID157、159、161とI
D誤りフラッグ158、160、162とを検出するで
あろうタイミングで同期ブロック長間隔おきに1ビット
の幅で2回ウィンド166を真にし、その後1同期ブロ
ック後にウィンド166を常時真とする。141は、同
期ブロック検出パルス165と修正ID164とによ
り、データ153中の同期ブロックを復調し、かつ、誤
っているIDを修正し、復調データ168と同期ブロッ
クの先頭を示す同期ブロック先頭パルス169とを出力
する復調回路である。
【0007】同期ブロック検出回路139は、同期パタ
ーン検出パルスが2つ以上検出され、かつ、ID誤りフ
ラッグのたっていないIDが2つ以上存在し、かつその
IDの連続性が満たされている場合に、3つの同期ブロ
ックが存在すると判定し、3同期ブロック検出パルス1
63を発生する。また、修正ID139はID誤りフラ
ッグのたっていないIDから作成する。
【0008】図10と図11に従来のディジタル信号処
理回路の動作例を示す。上記回路構成により、再生ディ
ジタルデータ中から、同期ブロック長間隔で連続して3
箇所から同期パターンとIDとIDパリティとを検出
し、再生ディジタルデータ中の3箇所から取り出したデ
ータ中に同期ブロックが存在するかどうかを判定する。
【0009】まず、図10により、同期ブロック検出の
動作を説明する。同期ブロック検出回路139単独の動
作により、図10中のaに示すように、同期ブロック抜
けを補正し、かつ、図10中のbに示すように、周期性
の満たされていない偽の同期ブロックを排除する。
【0010】また、同期ブロック検出回路139とカウ
ンタ140とにより、図10中のcに示すように、同期
ブロック周期で発生する偽の同期ブロックを排除する。
【0011】次に、図11に誤動作する場合を示す。図
11中のd,fに示すように、再生クロックの誤動作な
どにより、再生ディジタルデータ中の同期パターンの周
期が変化した場合について説明する。
【0012】dに示すように同期ブロック周期が短くな
ってしまった場合、同期ブロック周期が短くなった後の
同期ブロックの同期パターンとIDは正常に検出できな
いため、同期パターンと検出IDに誤りがあると判定し
て、同期ブロック抜けを補正してしまう。従って、eに
示す同期ブロックデータ(ID=6)は誤ってしまう。
また、ウィンド167により、次の同期ブロックが検出
できなくなる。
【0013】fに示すように同期ブロック周期が長くな
ってしまった場合、同期ブロック周期が長くなった後の
同期ブロックの同期パターンとIDは正常に検出できな
いため、同期パターンと検出IDに誤りがあると判定し
て、同期ブロック抜けを補正してしまう。従って、hに
示す同期ブロックデータ(ID=10)は誤ってしま
う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディジタル信号処理回路では、再生クロックの誤動作な
どにより、再生ディジタルデータ中の同期パターンの周
期が変化した場合、正常に同期検出ができず、誤った同
期ブロックを検出してしまう。同期ブロックを誤ると、
同期ブロック内のデータ全てを誤ることになり、再生デ
ータに非常に大きな悪影響を与えてしまう。
【0015】本発明は上記のような課題を解決するもの
であって、再生データに悪影響を与えないディジタル信
号処理回路を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のディジタル信号処理回路は、円筒状のシリ
ンダ上に取り付けられたr個のヘッドにより、テープ上
の斜めのトラックとして記録された、ブロック化したデ
ィジタルデータの始まりを示す同期パターンとデータの
情報信号としての位置を示しかつブロックの順番を示す
IDと前記IDの誤りを検出または訂正するIDパリテ
ィとを含むデータとから成る同期ブロックを複数連結し
て構成される1個以上の信号領域のデータを再生するデ
ィジタル信号再生装置のディジタル信号処理回路であっ
て、再生ディジタルデータ中の第1のマスク手段が示す
同期ブロック長間隔離れた2以上のx箇所の位置を中心
に前mビット後ろnビットの幅から同期パターンを検出
し、同期ブロック長間隔離れたx箇所の位置を中心に前
mビット後ろnビットの幅に存在する同期パターンの位
置に対応する前記同期ブロック長間隔離れたx個の位置
を中心に前mビット後ろnビットの幅からIDとIDパ
リティを検出し、x個の同期パターン検出と前記(m+
n+1)ビットの幅のうちどの位置に同期パターンが存
在するかを示すx個の同期パターン検出位置と、x個の
検出IDと前記(m+n+1)ビットの幅のうちどの位
置に検出IDが存在するかを示すx個のID検出位置と
x個のIDパリティとにより、x以下のy個の同期ブロ
ックを検出する同期ブロック検出手段と、同期ブロック
検出手段がy個の同期ブロックを検出した場合、同期ブ
ロック検出手段が、以前に検出したy個の同期ブロック
のうち同期パターンに誤りがないかまたは検出したID
に誤りがないと判定される同期ブロックを検出できる範
囲で動作する間は、以前に検出した同期ブロック位置よ
り予想される同期ブロック位置を中心に前mビット後ろ
nビットの幅のみで同期ブロック検出動作を行い、同期
ブロック検出手段が、以前に検出したy個の同期ブロッ
クのうち同期パターンに誤りがないかまたは検出したI
Dに誤りがないと判定される同期ブロックを含まない同
期ブロックのみを検出できる範囲で動作する間は、以前
に検出した同期ブロック位置より予想される同期ブロッ
ク位置を中心に前iビット後ろjビットの幅(i>m,
j>n)で同期ブロック検出動作を行い、同期ブロック
検出手段が以前に検出したy個の同期ブロックを検出で
きる範囲外で動作する場合は、以前に検出したy個の同
期ブロック位置より予想される次の同期ブロック位置よ
りkビット前から常時同期ブロック検出動作を行えるよ
うな第1のマスク手段と、同期ブロック検出手段が、同
期ブロック長よりも短いjビットの期間内で同時に2つ
以上同期ブロックを検出した場合、後に検出された同期
ブロックのみを採用する第2のマスク手段とにより構成
される。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成により、再生ディジタル
データ中の同期ブロック長間隔離れた2以上のx箇所の
位置を中心に前mビット後ろnビットの幅から同期ブロ
ックの情報を検出するため、同一の同期ブロックが存在
する位置を、少なくともx回検出し、x回同期ブロック
と判定される機会が存在し、これにより、偽の同期ブロ
ックの排除、同期ブロック検出抜けの補正の精度を上げ
ることができる。また、(m+n+1)ビットの幅を持
っているため+nビットから−mビットまでの同期ブロ
ックの周期ずれを含めて検出できる。
【0018】更に、第1のマスク動作により、周期性の
ある偽の同期ブロックを排除すると共に、第1のマスク
動作において検出された同期ブロックの状態により、ウ
ィンドの幅を変えることと、第2のマスク動作で同期ブ
ロック長よりも短い期間内で同時に2つ以上同期ブロッ
クを検出した場合、後に検出された同期ブロックのみを
採用することとにより、更に大きな+jビットから−i
ビットまでの同期ブロックの周期ずれにも対応すること
ができる。
【0019】前記同期ブロック検出回路で(m+n+
1)ビットの幅を持って検出することは、同期ブロック
の周期ずれに有効ではあるが、幅を広くすればするほ
ど、回路が複雑にかつ規模も大きくなる。そこで、第1
のマスク動作と第2のマスク動作により、回路を複雑に
することなく、同期ブロックの周期ずれに対応すること
ができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0021】円筒状のシリンダ上に取り付けられたk
(kは1以上の整数)個のヘッドにより、テープ上の斜
めのトラックとして、ディジタル信号を記録再生するデ
ィジタル信号記録再生装置において、1トラック分の記
録信号は、ブロック化したディジタルデータの始まりを
示す同期パターンと、データの情報信号としての位置を
示しかつブロックの順番を示すIDと前記IDの誤りを
検出または訂正するIDパリティとを含むデータとから
成る同期ブロックを複数連結して構成される1個以上の
信号領域とから構成される。従来の一例として、1トラ
ック分の記録信号を、音声信号用Audio領域と、映
像信号用Video領域とから構成される場合を考え
る。図7にトラックパターンを示す。トラックパターン
は従来例と同じ構成である。ここで、Audio領域と
Video領域は、ブロック化したディジタルデータの
始まりを示す同期パターンと、ブロックの順番を示すI
DとIDの誤りを検出するIDパリティと映像信号デー
タまたは音声信号データを変調したパターンとから成る
同期ブロック単位で構成される。又各信号領域間にはギ
ャップが設けられている。図8に同期ブロックの構成を
示す。同期ブロックの構成は従来例と同じ構成である。
図8(a)は、変調前の同期ブロックの構成であり、デ
ータの情報信号としての位置を示しかつ同期ブロックの
順番を示すIDとIDの誤りを検出するIDパリティと
から構成される。前記パターン(a)を変調し、同期パ
ターンを付加した同期ブロックの構成を図8(b)に示
す。
【0022】記録されたテープのAudio領域、Vi
deo領域の再生処理を行なう場合、再生ディジタルデ
ータ同期パターン検出とIDの値とIDパリティーによ
り同期ブロックを検出し、同期ブロックが存在するかど
うかを判定する。
【0023】図1は本発明の一実施例のディジタル信号
処理回路のブロック図である。1は再生ディジタル信号
14を1同期ブロック長遅延させた信号15を出力する
遅延回路、2は遅延信号15を1同期ブロック長遅延さ
せた信号16を出力する遅延回路である。3は再生ディ
ジタル信号14中の同期パターンを検出して同期パター
ン検出パルス17を出力する同期パターン検出回路、4
は遅延信号15中の同期パターンを検出して同期パター
ン検出パルス18を出力する同期パターン検出回路、5
は遅延信号16中の同期パターンを検出して同期パター
ン検出パルス19を出力する同期パターン検出回路、6
は再生ディジタル信号14中のIDを検出して検出され
たID20を出力し、検出されたID20とIDパリテ
ィにより誤りを検出しID誤りフラッグ21を出力する
ID検出回路、7は遅延信号15中のIDを検出して検
出されたID22を出力し、検出されたID22とID
パリティにより誤りを検出しID誤りフラッグ23を出
力するID検出回路、8は遅延信号16中のIDを検出
して検出されたID24を出力し、検出されたID24
とIDパリティにより誤りを検出しID誤りフラッグ2
5を出力するID検出回路である。
【0024】9は、ウィンド29が真の時、同期パター
ン検出パルス17、18、19と、検出ID20、2
2、24とID誤りフラッグ21、23、25とによ
り、再生ディジタルデータ14と遅延回路1の出力デー
タ15と遅延回路2の出力データ16中に3つの同期ブ
ロックが存在するかどうか判定して、3同期ブロック検
出パルス26とビットスリップ対策パルス27を発生
し、出力データ16に存在する同期ブロックの推定され
るIDを修正ID28として出力する同期ブロック検出
保護回路である。同期ブロック検出保護回路は、3つの
同期パターン検出パルス17、18、19のうち2つ以
上真で、かつ、検出ID20、22、24とID誤りフ
ラッグ21、23、25とにより誤りがなく連続性が満
たされているIDが2つ以上存在する場合、3つの同期
ブロックが存在するとして、3同期ブロック検出パルス
26を真とする。また、3同期ブロック検出パルス26
を真とする時、同期パターン検出パルス17が偽で、か
つ、ID誤りフラッグ21が真で、検出ID20に誤り
がある場合、再生データ14に存在すると認識された同
期ブロックは、同期ブロックの周期ずれのため、ずれた
所に存在する可能性があることを示すビットスリップ対
策パルス27を真とする。
【0025】10は、3同期ブロック検出パルス26ト
リガで、動作するカウンタで構成される第1のマスク回
路であり、図2に示すような動作をする。
【0026】3同期ブロック検出パルス26が真の場
合、出力16に前記検出した3つの同期ブロックの先頭
が出力されるタイミングを示す同期ブロック検出パルス
30を3同期ブロック分出力する。
【0027】また、3同期ブロック検出パルス26が真
で、かつ、ビットスリップ対策パルス27が偽の場合、
ウィンド29を偽にし、同期ブロック検出保護回路で前
記同期パターン検出パルス17、18、19と、検出I
D20、22、24とID誤りフラッグ21、23、2
5とを検出すると予想されるタイミングでウィンド29
を真にする動作を2回行い、次に同期ブロック検出保護
回路で同期パターン検出パルス17、18、19と、検
出ID20、22、24とID誤りフラッグ21、2
3、25とを検出すると予想されるタイミングよりkビ
ット前からウィンド29を常時真とする。3同期ブロッ
ク検出パルス26が真で、かつ、ビットスリップ対策パ
ルス27が真の場合、ウィンド29を偽にし、同期ブロ
ック検出保護回路で前記同期パターン検出パルス17、
18、19と、検出ID20、22、24とID誤りフ
ラッグ21、23、25とを検出すると予想されるタイ
ミングでウィンド29を真にし、次に、同期ブロック検
出保護回路で同期パターン検出パルス17、18、19
と、検出ID20、22、24とID誤りフラッグ2
1、23、25とを検出すると予想されるタイミングを
中心に前iビット後ろjビットの幅でウィンド29を真
にし、次に、同期ブロック検出保護回路で同期パターン
検出パルス17、18、19と、検出ID20、22、
24とID誤りフラッグ21、23、25とを検出する
と予想されるタイミングよりkビット前からウィンド2
9を常時真とする。
【0028】11は、同期ブロック長よりも短いjビッ
トの期間内で同時に2つ以上同期ブロック検出パルス3
0に真が存在した場合、後に検出された同期ブロック検
出パルスのみを採用してマスクされた同期ブロック検出
パルス31を出力する第2のマスク回路である。図3
に、回路例を示す。ここで、j=6としている。36、
37、38、39、40はDフリップフロップ、41、
42、43、44、45はアンドゲート、46は反転ゲ
ートである。47は、動作クロックである。
【0029】動作例を、図4に示す。12は、同期ブロ
ック検出パルス31と修正ID28とにより、データ1
6中の同期ブロックを復調し、かつ、誤っているIDを
修正し、復調データ32と同期ブロックの先頭を示す同
期ブロック先頭パルス33とを出力する復調回路であ
る。
【0030】図5と図6に本発明の一実施例のディジタ
ル信号処理回路の動作例を示す。上記回路構成により、
再生ディジタルデータ中から、同期ブロック長間隔で連
続して3箇所から同期パターンとIDとIDパリティと
を検出し、再生ディジタルデータ中の3箇所から取り出
したデータ中に同期ブロックが存在するかどうかを判定
する。
【0031】まず、図5により、同期ブロック検出の動
作を説明する。同期ブロック検出保護回路9単独の動作
により、図5中のaに示すように、同期ブロック抜けを
補正し、かつ、図5中のbに示すように、周期性の満た
されていない偽の同期ブロックを排除する。
【0032】また、同期ブロック検出回路9と第1のマ
スク回路10とにより、図5中のcに示すように、同期
ブロック周期で発生する偽の同期ブロックを排除する。
【0033】次に、図6に同期ブロックの周期がずれる
場合の動作を示す。図6中のd,fに示すように、再生
クロックの誤動作などにより、再生ディジタルデータ中
の同期パターンの周期が変化した場合について説明す
る。
【0034】dに示すように同期ブロック周期が短くな
ってしまった場合(iビット以内)、ID=6の同期ブ
ロックが早めに現れることになるが、第1のマスク回路
における図2(b)の動作により、ウィンドが早めに真
となるため、ID=6の同期ブロック以降も誤らずに検
出できる。
【0035】fに示すように同期ブロック周期が長くな
ってしまった場合(jビット以内)、同期ブロック周期
が長くなった後の同期ブロックの同期パターンとIDは
正常に検出する前に、同期ブロック抜けと判断して同期
ブロック検出パルス30をhで真としてしまい、誤った
同期ブロックを出力してしまう。また、第1のマスク回
路における図2(b)の動作により、同期ブロック周期
が長くなった後の同期ブロックも検出でき、同期ブロッ
ク検出パルス30をgで真とする。従って、同じID=
10と認識した同期ブロックがjビット内に、2つ存在
することになってしまう。しかし、第2のマスク回路
で、gの同期ブロック検出パルスをマスクすることによ
り、同期ブロック周期が長くなってしまった場合も正常
に動作することができる。
【0036】本実施例は、同期ブロック検出保護回路9
は、同期ブロック長間隔離れた3箇所の位置に同期ブロ
ックが存在すると仮定して動作するが、3個の同期ブロ
ック検出に限らず一般に、同期ブロック長間隔離れた2
以上のx箇所の位置に同期ブロックが存在すると仮定し
て、その内のy個(y<x)の同期ブロックを採用する
動作にしても同様の効果が得られる。
【0037】上記の場合、第1のマスク回路10は、y
個の同期ブロックのうち同期パターンに誤りがないかま
たは検出したIDに誤りがないと判定される全ての同期
ブロックの同期ブロックデータを出力する間は、前記検
出した同期ブロック位置のみで同期ブロック検出動作を
行い、前記y個同期ブロックのうち最後に連続して存在
する同期パターンに誤りがありかつ検出したIDに誤り
があると判定される同期ブロックの同期ブロックデータ
を出力する間は、前記検出した同期ブロック位置を中心
に前iビット後ろjビットの幅で同期ブロック検出動作
を行い、前記検出したy個の同期ブロックデータの最終
ビットからkビット前のデータを出力以降は常時同期ブ
ロック検出動作を行うようなマスク動作をする。
【0038】また、同期ブロック検出保護回路9を同期
ブロック長間隔離れた2以上のx箇所の位置を中心に前
mビット後ろnビットの幅に同期ブロックが存在すると
仮定して、その内のy個(y<x)の同期ブロックを採
用する動作にしても同様の効果が得られる。上記の場
合、第1のマスク回路と第2のマスク回路のi,j,k
は、i>m,j>n,k>mの関係である。
【0039】同期ブロック長間隔離れたx箇所の位置を
中心に(m+n+1)ビットの範囲で同期ブロックを検
出することは、同期ブロックの周期ずれも考慮したx個
の同期ブロック検出位置からのデータを利用するため、
同期ブロックの周期ずれに有効な検出方法である。特
に、同期ブロック検出の引き込み時につまり周期性のあ
る偽の同期ブロックを排除するためのマスク動作の開始
時に有効である。しかし、幅を広くすればするほど、回
路が複雑にかつ規模も大きくなるという欠点がある。
【0040】そこで、第1のマスク動作と第2のマスク
動作により、回路を複雑にすることなく、同期ブロック
の更に大きな周期ずれに対応することができる。
【0041】同期ブロック検出保護回路9に(m+n+
1)の幅を持たせて検出する1例を以下に述べる。
【0042】再生処理速度を低くする方法として、再生
データをシリアルデータからqビットのパラレルデータ
に変換して動作クロックの周波数をq分の1にする方法
がある。この場合、同期ブロック検出保護回路9では、
同期ブロック長間隔離れた2以上のx箇所から1クロッ
ク内にqビットの幅を持って同期パターンとIDを検出
することになる。つまり、同期ブロック長間隔離れたx
箇所の位置を中心に(m+n+1)=qビットの幅で同
期ブロックを検出することになる。
【0043】また、ID検出回路6、7、8において、
IDパリティにより誤りを検出しているが、ID検出回
路6、7、8にIDパリティにより誤り訂正の機能を加
えて、訂正できなかったIDにID誤りフラッグが発生
するとしても良い。
【0044】また、遅延回路1、2を用いた上記構成に
より、上記動作を実現したが、上記構成を用いないで
も、再生ディジタルデータ中の同期ブロック長間隔離れ
た2以上のx箇所から同期ブロックの情報を取り出すこ
とにより、同様の効果を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記した構成により、再生ディ
ジタルデータ中の同期ブロック長間隔離れた2以上のx
箇所の位置を中心に前mビット後ろnビットの幅から同
期ブロックの情報を検出するため、同一の同期ブロック
が存在する位置を、少なくともx回検出し、x回同期ブ
ロックと判定される機会が存在し、これにより、偽の同
期ブロックの排除、同期ブロック検出抜けの補正の精度
を上げることができる。また、(m+n+1)ビットの
幅を持っているため+nビットから−mビットまでの同
期ブロックの周期ずれを含めて検出できる。
【0046】更に、第1のマスク動作により、周期性の
ある偽の同期ブロックを排除すると共に、第1のマスク
動作において検出された同期ブロックの状態により、ウ
ィンドの幅を変えることと、第2のマスク動作で同期ブ
ロック長よりも短い期間内で同時に2つ以上同期ブロッ
クを検出した場合、後に検出された同期ブロックのみを
採用することとにより、更に大きな+jビットから−i
ビットまでの同期ブロックの周期ずれにも対応すること
ができる。
【0047】前記同期ブロック検出回路で(m+n+
1)ビットの幅を持って検出することは、同期ブロック
の周期ずれに有効ではあるが、幅を広くすればするほ
ど、回路が複雑にかつ規模も大きくなる。そこで、第1
のマスク動作と第2のマスク動作により、回路を複雑に
することなく、同期ブロックの周期ずれに対応すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディジタル信号処理回路
【図2】第1のマスク回路の動作説明のためのタイミン
グ図
【図3】第2のマスク回路図
【図4】第2のマスク回路の動作説明のためのタイミン
グ図
【図5】本発明の実施例の動作説明のためのタイミング
【図6】本発明の実施例の動作説明のためのタイミング
【図7】トラックパターンの一例を示す模式図
【図8】同期ブロックの一例を示す模式図
【図9】従来のデジタル信号処理回路のブロック図
【図10】従来のディジタル信号処理回路の動作説明の
ためのタイミング図
【図11】従来のディジタル信号処理回路の動作説明の
ためのタイミング図
【符号の説明】
1 遅延回路 2 遅延回路 3 同期パターン検出回路 4 同期パターン検出回路 5 同期パターン検出回路 6 ID検出回路 7 ID検出回路 8 ID検出回路 9 同期ブロック検出保護回路 10 第1のマスク回路 11 第2のマスク回路 12 復調回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体上に記録された、ブロック化したデ
    ィジタルデータの始まりを示す同期パターンとデータの
    情報信号としての位置を示しかつブロックの順番を示す
    IDと前記IDの誤りを検出または訂正するIDパリテ
    ィとデータとから成る同期ブロックを複数連結して構成
    される信号領域のデータを再生するディジタル信号再生
    装置のディジタル信号処理回路であって、 再生ディジタルデータ中の第1のマスク手段が示す同期
    ブロック長間隔離れた2以上のx箇所の位置を中心に前
    mビット後ろnビットの幅から同期パターンを検出し、
    前記同期ブロック長間隔離れたx箇所の位置を中心に前
    mビット後ろnビットの幅に存在する同期パターンの位
    置に対応する前記同期ブロック長間隔離れたx個の位置
    を中心に前mビット後ろnビットの幅からIDとIDパ
    リティを検出し、x個の前記同期パターン検出と前記
    (m+n+1)ビットの幅のうちどの位置に同期パター
    ンが存在するかを示すx個の同期パターン検出位置と、
    x個の前記検出IDと前記(m+n+1)ビットの幅の
    うちどの位置に前記検出IDが存在するかを示すx個の
    ID検出位置とx個の前記IDパリティとにより、x以
    下のy個の同期ブロックを検出する同期ブロック検出手
    段を有することを特徴とするディジタル信号処理回路。
  2. 【請求項2】 同期ブロック検出手段がy個の同期ブロ
    ックを検出した場合、同期ブロック検出手段が、以前に
    検出した前記y個の同期ブロックのうち同期パターンに
    誤りがないかまたは検出したIDに誤りがないと判定さ
    れる同期ブロックを検出できる範囲で動作する間は、以
    前に検出した前記同期ブロック位置より予想される同期
    ブロック位置を中心に前mビット後ろnビットの幅のみ
    で同期ブロック検出動作を行い、 同期ブロック検出手段が、以前に検出した前記y個の同
    期ブロックのうち同期パターンに誤りがないかまたは検
    出したIDに誤りがないと判定される同期ブロックを含
    まない同期ブロックのみを検出できる範囲で動作する間
    は、以前に検出した前記同期ブロック位置より予想され
    る同期ブロック位置を中心に前iビット後ろjビットの
    幅(i>m,j>n)で同期ブロック検出動作を行い、 同期ブロック検出手段が以前に検出した前記y個の同期
    ブロックを検出できる範囲外で動作する場合は、以前に
    検出した前記y個の同期ブロック位置より予想される次
    の同期ブロック位置よりkビット前から常時同期ブロッ
    ク検出動作を行えるような第1のマスク手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のディジタル信号処理回
    路。
  3. 【請求項3】 同期ブロック検出手段が、同期ブロック
    長よりも短いjビットの期間内で同時に2つ以上同期ブ
    ロックを検出した場合、後に検出された同期ブロックの
    みを採用する第2のマスク手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載のディジタル信号処理回路。
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