JPH06332633A - 記憶装置の欠陥救済装置 - Google Patents

記憶装置の欠陥救済装置

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JPH06332633A
JPH06332633A JP11822493A JP11822493A JPH06332633A JP H06332633 A JPH06332633 A JP H06332633A JP 11822493 A JP11822493 A JP 11822493A JP 11822493 A JP11822493 A JP 11822493A JP H06332633 A JPH06332633 A JP H06332633A
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JP
Japan
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defective
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JP11822493A
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Nobuo Amano
宣夫 天野
Manabu Yamamoto
学 山本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶装置の欠陥救済を経済的、かつ高速に行
なう。 【構成】 欠陥番地記憶レジスタ103ー1、104ー
1は主記憶領域102の欠陥番地を記憶し、切り換え先
番地記憶レジスタ103ー2、104ー2はこれら欠陥
番地の切り換え先となる予備記憶領域105の番地を記
憶する。マッチャー107は主記憶領域102の番地指
定レジスタ106の内容とレジスタ103ー1または1
04ー1の欠陥番地を比較し、一致すると入力データ線
の入力データをアンドゲートを経て、予備記憶領域10
5の、レジスタ103ー2または104ー2の切り換え
先番地に書込み、あるいは該切り換え番地の読出しデー
タをアンドゲート121〜128、オアゲート171〜
178を経て出力する。制御装置は、欠陥番地と切り換
え先番地の対応表である欠陥番地登録表を持ち、レジス
タ103、104を書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOS RAM及び光
磁気ディスク等を使用したランダムアクセス型半導体記
憶素子やシリアル記憶等の記憶装置の欠陥救済装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、そのような記憶素子内の欠陥ビ
ット救済手段を有する従来の記憶装置のブロック図であ
る。半導体記憶素子301の領域「00」部分、半導体
記憶素子302の領域「01」部分、半導体記憶素子3
03の領域「10」部分、半導体記憶素子304の領域
「11」部分にそれぞれ欠陥ビットが存在し、領域「0
0」用の予備領域「000」、領域「01」用の予備領
域「001」、領域「10」用の予備領域「010」お
よび領域「11」用の予備領域「011」を有する予備
記憶素子305が設けられている。アンドゲート31
1、313、315、317、319はそれぞれ半導体
記憶素子301、302、303、304、予備記憶素
子305からの読出しデータDOUT1、DOUT2、DOUT3
OUT4、DOU T5の出力を制御するゲートである。アンド
ゲート312、314、316、318、320はそれ
ぞれ半導体記憶素子301、302、303、304、
予備記憶素子305への入力データDIN1 、DIN2 ,D
IN3 、DIN4 、DIN5 の書込みを制御するゲートであ
る。アドレス情報AD1、AD2は素子選択用レジスタ
321に記憶された後、デコーダ322でデコードされ
る。デコーダ322の4本の出力信号線はアンドゲート
311と312、アンドゲート313と314、アンド
ゲート315と316、アンドゲート317と318に
接続され、デコード結果に応じていずれかの信号線が
“1”になる。予備素子切り換え信号PSは通常は
“0”であり、半導体記憶素子301、302、30
3、304の欠陥領域にアクセスするとき“1”にな
る。この予備素子切り換え信号PSはアンドゲート31
9と320に入力され、またインバータ323で論理が
反転されて、アンドゲート311〜318に入力され
る。R/Wは読出し/書込み切り換え信号(読出しのと
き“0”、書込みのとき“1”)で、アンドゲート31
2、314、316、318、320に入力されるとと
もに、インバータ324で論理が反転されてアンドゲー
ト311、313、315、317、319に入力され
る。
【0003】半導体記憶素子301〜304の欠陥領域
へのアクセス時には予備素子切り換え信号PSによりア
ンドゲート311〜318が閉じられて、欠陥領域への
入力データDIN1 〜DIN4 の書込みおよび欠陥領域から
の読出しデータDOUT1〜DOU T4の出力が禁止されるとと
もに、アンドゲート319、320が開かれて予備記憶
素子305における対応予備記憶領域への入力データD
IN5 の書込みあるいは読出しデータDOUT5の出力が可能
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の記憶装
置では、半導体記憶素子301〜304を4分割等して
該分割した個々の領域毎に欠陥領域の救済をしているの
で、半導体記憶素子1個の記憶容量が、例えば4000
語である場合、1000語単位で救済することになる。
この場合、わずか1語の欠陥でも1000語単位で救済
することになるので、正常ビットの無駄が多く甚だ不経
済であった。しかも、欠陥ビットを予備記憶素子に切り
換える場合、記憶素子が多数になった時に、周辺の切り
換え金物量が多くなる欠点があった。
【0005】また、図は省略するが、光磁気ディスク記
憶装置等は、欠陥ビット等があった場合通常エラー訂正
コードで対処するが、欠陥領域が多数あったり、欠陥領
域が大きかった場合等交代処理方式という1セクタ(1
セクタは1024バイト)毎、代替領域へ切り換える方
式がとられていた。この場合、欠陥セクタ内の正常ビッ
トも切り換えられ、損失が大であった。
【0006】本発明の目的は、半導体記憶素子及び光磁
気ディスク内における欠陥の救済を経済的に、かつ高速
に行い得る、記憶装置の欠陥救済装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の、記憶装置の欠
陥救済装置は、単一または複数ビットからなる語から構
成される記憶ブロックを複数有する主記憶領域の番地を
指定する主記憶領域番地指定レジスタと、該主記憶領域
の欠陥番地を番地単位で切り換えて救済する予備記憶領
域と、前記記憶ブロックの欠陥番地および該欠陥番地の
切り換え先となる前記予備記憶領域の番地である切り換
え先番地を記憶する1個以上の切り換え先番地指定レジ
スタと、前記主記憶領域番地指定レジスタの内容が指定
された前記切り換え先番地指定レジスタの内容の一部で
ある欠陥番地と一致するかどうか調べるマッチング手段
と、前記マッチング手段の出力が不一致を示しておれ
ば、前記主記憶領域への入力データを前記主記憶領域へ
書込み、前記マッチング手段の出力が一致を示しておれ
ば、前記主記憶領域への入力データを前記予備記憶領域
の、前記切り換え先番地指定レジスタの内容の他の一部
である切り換え先番地に書込むゲート手段と、前記マッ
チング手段の出力が不一致を示しておれば、前記主記憶
領域の読出しデータを出力し、前記マッチング手段の出
力が一致を示しておれば、前記予備記憶領域の、前記切
り換え先番地指定レジスタの内容の他の一部である切り
換え先番地の読出しデータを出力するゲート手段と、前
記欠陥番地およびそれと対応する切り換え先番地の登録
表を有する記憶領域を持ち、前記主記憶領域のある記憶
ブロックにアクセスのあった時、アクセスの開始時ある
いは情報の連続転送の途中で、前記登録表から主記憶領
域の欠陥番地とそれに対応する前記予備記憶領域の切り
換え先番地を読出し、前記切り換え先番地指定レジスタ
が1個の場合には該欠陥番地と該切り換え先番地を前記
切り換え先番地指定レジスタに書込み、前記主記憶領域
の欠陥番地を前記予備記憶領域に切り換えるのを終了
後、次の欠陥番地とこれに対応する前記予備記憶領域の
切り換え先番地を前記切り換え先番地指定レジスタに書
き換え、前記切り換え先番地指定レジスタが2個以上の
場合にも前記と同様に欠陥番地と切り換え先番地を順次
書き換える制御を行なう制御装置を有する。
【0008】
【作用】主記憶領域にアクセスがあった時に、欠陥番地
がある毎に切り換え先番地指定レジスタの内容を欠陥番
地毎に順次書き換えるだけで良く、切り換えが連続して
行われ、主記憶領域を予備記憶領域へ瞬時に切り換える
ことができるため、転送が途切れることなく高速転送が
可能となる。また、欠陥領域を番地単位で救済している
ので、記憶ブロック等の複数番地単位でしか救済できな
かった従来装置に比べ、正常ビットの無駄が少なく経済
的になる。また、予備記憶領域への切り換え金物量も比
較的少なくて済む利点がある。さらに、多数欠陥のある
記憶素子でも、素子内で欠陥救済するのでなく、外部回
路で欠陥救済するので、非常に経済的である。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1および図2は、本発明の一実施例の記
憶装置の欠陥救済装置のブロック図である。主記憶領域
102はN個の記憶ブロック102−1〜102−Nか
ら構成される。各記憶ブロック102−1〜102−N
は例えば512語で構成され、各語は図示例では、8ビ
ットから成っているとする。各記憶ブロック102−1
〜102−N内の1語に対し1番地とする。×印は欠陥
ビットの位置を示し、記憶ブロック102−1における
101番地の4ビット目、251番地の1ビット目と6
ビット目、300番地の2ビット目と4ビット目と7ビ
ット目に欠陥ビットが存在する場合を示す。105は予
備記憶領域であり、3番地の5ビット目に欠陥ビットを
有する。これは、主記憶領域102に存在する欠陥ビッ
トを救済する予備記憶領域である。
【0011】第1の切り換え先番地指定レジスタ103
と第2の切り換え先番地指定レジスタ104は、主記憶
領域102の欠陥番地と予備記憶領域105の切り換え
先番地を記憶する。即ち、主記憶領域102の欠陥ビッ
トを有する番地に対応する番地と予備記憶領域105内
における当該欠陥番地の救済先の予備記憶領域105の
番地が各々1番地ずつ書込まれる。図示例では、切り換
え先番地指定レジスタ103、104の主記憶領域10
2の欠陥番地記憶レジスタ103−1、104−1にそ
れぞれ“101”、“251”が記憶されており、また
予備記憶領域105の切り換え先番地記憶レジスタ10
3−2、104−2にそれぞれ“1”、“2”が書込ま
れており、予備記憶領域105の番地“1”、“2”が
それぞれ救済先予備記憶領域の番地に指定されている。
なお、切り換え先番地記憶レジスタ103−2、104
−2から予備記憶領域105へのアドレスバスは図示省
略されている。
【0012】入力データ信号線181〜188は、アン
ドゲート131〜138を介して主記憶領域102に接
続されるとともに、アンドゲート141〜148を介し
て予備記憶領域105に接続されている。主記憶領域1
02の出力データは、アンドゲート111〜118およ
びオアゲート171〜178を介して出力データ線19
1〜198に接続され、予備記憶領域105の出力デー
タはアンドゲート121〜128およびオアゲート17
1〜178を介して同じく出力データ線191〜198
に接続されている。
【0013】制御装置100はマイクロコンピュータ等
の制御装置であり、その記憶回路に欠陥番地登録表10
1が記憶されている。この欠陥番地登録表101は記憶
ブロック名登録領域101−1と記憶ブロック内欠陥番
地登録領域101−2と切り換え先予備記憶領域番地登
録領域101−3とから構成されている。各記憶ブロッ
ク102−1〜102−N内の欠陥番地と予備記憶領域
105の切り換え先番地とが一対一に対応するように該
当番地を書込む。欠陥番地登録表101は、制御装置1
00により、主記憶領域102と予備記憶領域105の
各番地の各ビットを公知の方法で主記憶領域102と予
備記憶領域105を使用前に試験して作成する。即ち、
初期の試験で欠陥ビットが見つかったら欠陥ビットのあ
る番地とその予備記憶領域105の切り換え先番地とを
書込む。図示例では、記憶ブロック102−1内の欠陥
番地101番地に対応して予備記憶領域105の1番地
が登録されている。同様に、251番地に対応して予備
記憶領域105の切り換え先の2番地、300番地に対
応して予備記憶領域105の欠陥ビットのある3番地を
除いて次の4番地等、各記憶ブロック102−1〜10
2−Nの欠陥番地登録が行われる。
【0014】切り換え先番地指定レジスタ103、10
4の内容は、書き換え信号線110を介して制御装置1
00の制御のもとに欠陥番地登録表101の内容に従っ
て記憶ブロック102−1〜102−N内の欠陥番地1
番地毎に切り換え先番地指定レジスタ103、104を
交互に書き換える。この書き換えは使用する記憶ブロッ
クにアクセスのあった時に、第1の切り換え先番地指定
レジスタ103と第2の切り換え先番地指定レジスタ1
04に1番地ずつ交互に実施される。この動作はダイレ
クトメモリアクセス(DMA)等を用いて高速で行え
る。アンドゲート151〜153、154〜156は、
切り換え先番地指定レジスタ103、104に書き換え
信号線110の信号を入力するためのアンドゲートであ
り、信号線108の信号によって切り換え先番地指定レ
ジスタ103または104に入力する情報の通過をゲー
ト制御する。アンドゲート157〜159、160〜1
62は切り換え先番地指定レジスタ103、104の出
力を、オアゲート163〜165を通して主記憶領域1
02の番地指定レジスタ106との一致をとるマッチャ
ー107(マッチング手段)へ入力するためのアンドゲ
ートであり、信号線109の信号によってマッチャー1
07に入力する情報の通過をゲート制御する。ただし、
アンドゲート152〜153、155〜156、158
〜159、161〜162、164〜165の間には、
複数個のアンドゲート、オアゲートがあるが、これらは
省略されている。
【0015】次に、本実施例の装置の動作概要を説明す
る。ここで、通常の読み書き動作時には、切り換え先番
地指定レジスタ103、104へ、アクセスの初期に1
03−1に“101”、103−2に“1”、104−
1に“251”、104−2に“2”を制御装置200
から書込む。従って、例えば記憶ブロック102−1の
記憶内容を1記憶ブロック分連続して読み出す場合、0
番地〜100番地、102番地〜250番地、252番
地〜299番地、301番地〜511番地は、切り換え
先番地指定レジスタ103、104と主記憶領域番地レ
ジスタ106とは内容が不一致であり、マッチャー10
7の出力が“0”となるので記憶ブロック102−1の
内容がそのまま出力データ線191〜198に出力され
る。しかし、101番地、251番地は主記憶領域10
2の欠陥番地記憶レジスタ103−1、104−1の内
容であり、これが主記憶領域102の番地指定レジスタ
106の出力と一致した時、それぞれ予備記憶領域10
5の切り換え先番地記憶レジスタ103−2、104−
2の内容が“1”、“2”であるので主記憶領域102
の番地指定レジスタ106の出力が“101”となった
時、マッチャー107の出力は“1”となり、予備記憶
領域105の出力が有効となる。従って、101番地ア
クセス時には、予備記憶領域105の1番地の記憶内容
が出力データ線191〜198に出力され、251番地
アクセス時には、前記と同じように予備記憶領域2番地
の記憶内容が出力データ線191〜198に出力され
る。
【0016】ここで、切り換え先番地指定レジスタ10
3が使用された段階で、切り換え先番地指定レジスタ1
03には新たに103−1に記憶ブロック102−1の
欠陥番地300番地を書き込み、103−2に予備記憶
領域105の4番地を書込む。そして、記憶ブロック1
02−1の300番地のアクセス時には、予備記憶領域
105の4番地の記憶内容が出力データ線191〜19
8に出力される。
【0017】もし、記憶ブロック102−1に欠陥番地
が多数あった場合は、切り換え先番地指定レジスタ10
3と104を交互に順次用いる。記憶ブロック102−
1への書込み時にも同様に、101番地、251番地、
300番地アクセス時のみマッチャー107の出力によ
り、アンドゲート131〜138が閉、アンドゲート1
41〜148が開となり、記憶ブロック102−1の欠
陥番地が予備記憶領域105へ切り換えられる。他の記
憶ブロック102−2〜202−Nにアクセスのあった
時も同様に制御装置100の制御下で欠陥番地登録表1
01の該当する記憶ブロックの登録内容を信号線108
に適当な信号を付加することにより、切り換え先番地指
定レジスタ103、104へ交互に書込み、前述と同様
に欠陥番地を予備記憶領域105へ切り換えを行う。
【0018】このように本実施例の場合、アクセスのあ
った時に、欠陥番地がある毎に切り換え先番地指定レジ
スタ103、104の内容を欠陥番地毎に交互に書き換
えるだけで良く、切り換えが連続して行われ、主記憶領
域102を予備記憶領域105へ瞬時に切り換えること
ができるため、転送が途切れることなく高速転送が可能
となる。また、欠陥領域を番地単位で救済しているの
で、記憶ブロック等の複数番地単位でしか救済できなか
った従来装置に比べ、正常ビットの無駄が少なく経済的
になる。また、予備記憶領域105への切り換え金物量
も比較的少なくて済む利点がある。さらに、記憶素子内
で欠陥救済する場合、救済できる欠陥ビットの数は限ら
れているが、本装置では多数欠陥のある素子、製造後欠
陥ビットが発生した記憶素子を、素子内で欠陥救済する
のでなく、外部回路で欠陥救済ができ、非常に経済的に
有利な方式といえる。
【0019】ここで、切り換え先番地指定レジスタの数
は、書込み速度が遅い場合等は3個以上にして順次に切
り換えて使用してもよい。また、切り換え先番地指定レ
ジスタは1つのみの場合でも、リード・モディファイ・
ライトモード動作等のように読み出したら即座に次の情
報を書込む動作を使用すれば、1個のレジスタで行える
ことができる利点がある。
【0020】さらに、主記憶領域の語が1ビットや2ビ
ット誤り等少ないビット数誤り等を含む時は、予備記憶
領域も語単位だけでなく、語単位と1ビットあるいは2
ビット単位等の複合構成とすれば、予備記憶領域を有効
に活用でき、金物量の節約が可能となる。勿論、その時
は、主記憶領域の語の欠陥ビットの位置は指定できるよ
うにしておく。
【0021】また、図は省略するが、本実施例のように
予備記憶領域105を別個に設けるのではなく、主記憶
領域102の各記憶ブロック102−1〜102−Nの
記憶領域中の一部分の番地を予備記憶領域として用い、
主記憶領域102に欠陥番地が有った時、その欠陥番地
を主記憶領域102中の予備記憶領域へ切り換えること
により、欠陥救済を行える金物を構成することも可能で
ある。但し、主記憶領域102の番地指定レジスタ10
6および切り換え先番地指定レジスタ103、104お
よびその他周辺回路は、上記のことができるように構成
しておく。本構成によれば、予備記憶領域を別に設ける
必要が無く、金物量が少なくて済む利点がある。
【0022】また、本発明は、光磁気ディスクのような
データがシリアルに記録されている記憶装置にも応用で
きる。例えば図3に示すように、201を光磁気ディス
ク基板とする。202をデータトラックとする。このデ
ータトラック202は、●印を“1”、○印を“0”と
すると、203のようにシリアルに“1”、“0”の情
報が記録されている。このシリアルなトラックデータも
204のようにデータを折り返して考えれば、番地をバ
イト単位の8ビットの語とみなすことができる。このた
め、204に示すような形に変形したとすれば一見シリ
アルに記録する記憶も複数ビットの語からなる単位と同
様な考え方ができる。ここで、前記実施例で示す1記憶
ブロックは、光磁気ディスク上の1データトラックとか
1セクタに対応しているとして置き換えれば考えやす
い。
【0023】さらに、光磁気ディスクのようにシリアル
記憶の場合は、1語当り1ビットで構成されると考えて
も前記実施例で示す同様の方法が応用できる。
【0024】以上述べてきたように、MOS RAM等
ランダム記憶装置や光磁気ディスク等シリアル記憶装置
だけでなく、光ディスクや磁気ディスクのような他の回
転体状の記憶装置にも応用できる利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果がある。
【0026】(1)請求項1の発明は、主記憶領域の欠
陥領域を番地単位で、切り換え先番地レジスタで指定さ
れた、予備記憶領域の番地に切り換えることにより、従
来例と比べて主記憶領域の欠陥領域を小さい単位で救済
できると同時に、主記憶領域の容量が大となった時等、
切り換え先番地指定レジスタ等の周辺の切り換え回路の
金物量が少なくて済むため経済的であり、かつ欠陥領域
の救済を高速に行なうことができる。
【0027】(2)請求項2の発明は、主記憶領域の各
記憶ブロック内の一部の領域を予備記憶領域として用い
ることにより、金物量がさらに少なくて済む。
【0028】(3)請求項3の発明は、予備記憶領域の
一語が、異なるビット数から構成される複数の予備記憶
領域からなることにより、予備記憶領域を有効に活用で
き、金物量の節約が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の記憶装置の欠陥救済装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の記憶装置の欠陥救済装置の
ブロック図である。
【図3】光磁気ディスクの基板とトラック上のデータの
並べ換えの説明図である。
【図4】従来の欠陥救済装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 制御装置 101 欠陥番地登録表 101−1 記憶ブロック名登録領域 101−2 記憶ブロック内欠陥番地登録領域 101−3 切り換え先予備記憶領域番地登録領域 102 主記憶領域 102−1〜102−N 記憶ブロック 103 第1の切り換え先番地指定レジスタ 103−1、104−1 欠陥番地記憶レジスタ 104 第2の切り換え先番地指定レジスタ 103−2、104−2 切り換え先番地記憶レジス
タ 105 予備記憶領域 106 主記憶領域102の番地指定レジスタ 107 マッチャー 108,109 信号線 110 切り換え先番地指定レジスタ103と104
の書き換え信号線 111〜118,121〜128、131〜138、1
41〜148、151〜162 アンドゲート 163〜165,171〜178 オアゲート 181〜188 入力データ信号線 191〜198 出力データ信号線 201 光磁気ディスク基板 202 トラック 203 トラック202上のデータを直線的に描いた
もので、●印は“1”、○印は“0” 204 トラック202上のデータを8ビット単位に
並べ変えて整理したもの

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一または複数ビットからなる語から構
    成される記憶ブロックを複数有する主記憶領域の番地を
    指定する主記憶領域番地指定レジスタと、 該主記憶領域の欠陥番地を番地単位で切り換えて救済す
    る予備記憶領域と、 前記記憶ブロックの欠陥番地および該欠陥番地の切り換
    え先となる前記予備記憶領域の番地である切り換え先番
    地を記憶する1個以上の切り換え先番地指定レジスタ
    と、 前記主記憶領域番地指定レジスタの内容が指定された前
    記切り換え先番地指定レジスタの内容の一部である欠陥
    番地と一致するかどうか調べるマッチング手段と、 前記マッチング手段の出力が不一致を示しておれば、前
    記主記憶領域への入力データを前記主記憶領域へ書込
    み、前記マッチング手段の出力が一致を示しておれば、
    前記主記憶領域への入力データを前記予備記憶領域の、
    前記切り換え先番地指定レジスタの内容の他の一部であ
    る切り換え先番地に書込むゲート手段と、 前記マッチング手段の出力が不一致を示しておれば、前
    記主記憶領域の読出しデータを出力し、前記マッチング
    手段の出力が一致を示しておれば、前記予備記憶領域
    の、前記切り換え先番地指定レジスタの内容の他の一部
    である切り換え先番地の読出しデータを出力するゲート
    手段と、 前記欠陥番地およびそれと対応する切り換え先番地の登
    録表を有する記憶領域を持ち、前記主記憶領域のある記
    憶ブロックにアクセスのあった時、アクセスの開始時あ
    るいは情報の連続転送の途中で、前記登録表から主記憶
    領域の欠陥番地とそれに対応する前記予備記憶領域の切
    り換え先番地を読出し、前記切り換え先番地指定レジス
    タが1個の場合には該欠陥番地と該切り換え先番地を前
    記切り換え先番地指定レジスタに書込み、前記主記憶領
    域の欠陥番地を前記予備記憶領域に切り換えるのを終了
    後、次の欠陥番地とこれに対応する前記予備記憶領域の
    切り換え先番地を前記切り換え先番地指定レジスタに書
    き換え、前記切り換え先番地指定レジスタが2個以上の
    場合にも前記と同様に欠陥番地と切り換え先番地を順次
    書き換える制御を行なう制御装置とを有する、記憶装置
    の欠陥救済装置。
  2. 【請求項2】前記主記憶領域の各記憶ブロック内の一部
    の領域が予備記憶領域として用いられている請求項1記
    載の欠陥救済装置。
  3. 【請求項3】前記予備記憶領域の一語が、異なるビット
    数から構成される複数の予備記憶領域からなる請求項1
    記載の欠陥救済装置。
JP11822493A 1993-05-20 1993-05-20 記憶装置の欠陥救済装置 Pending JPH06332633A (ja)

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