JPH06332612A - ポインティング位置検出方法 - Google Patents

ポインティング位置検出方法

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JPH06332612A
JPH06332612A JP11814993A JP11814993A JPH06332612A JP H06332612 A JPH06332612 A JP H06332612A JP 11814993 A JP11814993 A JP 11814993A JP 11814993 A JP11814993 A JP 11814993A JP H06332612 A JPH06332612 A JP H06332612A
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JP
Japan
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pointing
display surface
display device
projection type
laser light
Prior art date
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Pending
Application number
JP11814993A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yuji
弘幸 湯地
Koji Oga
幸治 大賀
Setsuo Arita
節男 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】投影型大型表示装置の表示面21をレーザ光の
透過しやすい材料で構成し、表示面21の後方に赤外線
カメラ3を設置する。赤外線カメラ3と画像処理装置4
で構成されるポインティング位置検出手段により、ポイ
ンティング装置11より出力された赤外線レーザ12が
投影型大型表示装置の表示面21を透過した位置を検出
しポインティング位置とする。 【効果】大型表示装置に対するポインティング位置検出
手段が人影などで支障を来さないシステムとなり、シス
テムの安全性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投影型大型表示装置に
対し、レーザ光を用いたポインティング装置で所望の位
置を指示し、カメラで撮影した投影型大型表示装置の表
示面の映像を画像処理装置で処理してポインティング位
置を検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、発電プラントの運転制御室には大
型表示装置が採用されている。それに伴い、大型表示装
置に対して移動しながらポインティングできる装置が必
要となり開発が進められている。
【0003】例えば、特開平3−179517 号公報には、運
転制御盤などで使用する、移動しながらのポインティン
グの可能な装置の一例として、赤外線レーザを用いたポ
インティング装置で指示された表示装置上の位置を、表
示装置前方に固定設置された赤外線カメラと指示位置検
出手段により認識し、該認識された指示位置に指示マー
カを表示するシステムが記載されている。
【0004】また特開平4−37922号公報には、スクリー
ンまたは壁面にソフトコピー画像を投射するプレゼンテ
ーション装置の一例として、スクリーン上に投影された
画像の所用の位置を、先端に発光器(豆電球や発光ダイ
オード)を取り付けた指示棒により指示し、指示位置を
スクリーンの全画像を収めるように設置されたテレビカ
メラと画像処理装置により検出するシステムが記載され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】発電プラントの運転制
御室に設けた大型表示装置に表示される情報は、数名の
運転員が共有する情報であり、運転員が運転制御室のど
の位置からでも参照できるようになっている。また、プ
ラント運転中には、運転員は運転制御室内を移動するこ
とが多く、特にプラント異常時などはその頻度が非常に
高くなる。
【0006】このような状況下にある発電プラントの運
転制御室に、従来例のシステムを導入した場合、次のよ
うな問題が発生する。
【0007】従来例では、ポインティング装置と該ポイ
ンティング装置により指示された表示画面(及びスクリ
ーン)上の位置を検出するカメラが、表示画面(及びス
クリーン)の前方に設置されている。運転員の移動が多
い運転制御室においては、検出手段であるカメラと表示
装置の間を運転員がふさいだり、横切ったりしてポイン
ティング位置の検出を妨害する可能性がある。
【0008】本発明の目的は、大型表示装置に対するポ
インティング位置を検出する手段が、人影などで支障を
来さないシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】投影型大型表示装置の表
示面をレーザ光の透過しやすい材質で構成し、投影型大
型表示装置の表示面を透過したポインティング装置のレ
ーザ光を検出する。
【0010】
【作用】投影型大型表示装置の表示面をレーザ光の透過
しやすい材質で構成したことにより、ポインティング装
置から発せられるレーザ光は投影型大型表示装置の表示
面の後方で検出することができる。そこで、カメラを投
影型大型表示装置の表示面の後方に設置し、ポインティ
ング装置から発せられたレーザ光が投影型大型表示装置
の表示面のどの位置を透過したかを検出することによ
り、ポインティング装置により指示された位置を判定す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0012】図1は、本発明の実施例を示すシステムの
ブロック図である。
【0013】11はポインティング装置であり、ポイン
ティング装置11からは赤外線レーザ12が出力され
る。赤外線レーザ光12はポインティング装置11に設
けたプッシュボタンを押すことにより出力される。
【0014】21は投影型大型表示装置の表示面であり
レーザ光を透過しやすい材質で構成されている。22は
投影型大型表示装置の投影器であり、表示面21の後方
に設置されている。
【0015】ポインティング装置11より出力された赤
外線レーザ光12が、投影型大型表示装置の表示面21
にあたり反射したものが反射光13,投影型大型表示装
置の表示面21を透過したものが透過光14である。
【0016】3は赤外線カメラであり、投影型大型表示
装置の表示面21の後方の投影器22による画像の表示
に支障を来さない位置に、表示面21全てが撮影できる
ように設置されている。
【0017】4は、赤外線カメラ3が撮影した投影型大
型表示装置の表示面21の後方の映像を基に、赤外線レ
ーザ光12が表示面21のどの位置を透過したか(ポイ
ンティング装置によるポインティング位置)を判定する
画像処理装置である。
【0018】5は、画像処理装置4が判定したポインテ
ィング位置に指示カーソル6を表示する計算機である。
計算機5では、投影型大型表示装置に表示する全ての画
像を作成する。
【0019】図2は、画像処理装置4の処理フローチャ
ートである。
【0020】画像処理装置4は、赤外線カメラ3が撮影
している投影型大型表示装置の表示面21の映像を画像
として入力(ステップ201)し、最高輝度と最低輝度
とに二値化(ステップ202)する。
【0021】図3に、赤外線カメラ3が撮影した映像を
二値化した画像を示す。
【0022】300は赤外線カメラ3が撮影した範囲を
示しており、投影型大型表示装置の表示面21全面であ
る。301はポインティング装置11から出力された赤
外線レーザ光12が、投影型大型表示装置の表示面21
を透過した位置である。赤外線カメラ3により可視光を
除去することで、赤外線レーザ光12が表示面21を透
過した位置の輝度が高くなり、さらに二値化(ノイズ除
去)することで、赤外線レーザ光12が表示面21を透
過した位置を容易に判別することができる。
【0023】次に、二値化された画像に対し輝度データ
の投影分布(ステップ203)をとり、この投影分布の
変化点の抽出(ステップ204)を行う。ちなみに、輝
度データの投影分布をとる処理、及び投影分布の変化点
抽出処理は、画像処理装置には一般的に備わっている機
能なので処理の詳細な説明は省略する。
【0024】図4に、輝度データの投影分布の変化点を
検出した結果を示す。
【0025】401は赤外線レーザ光12が表示面21
を透過した位置301のX軸方向の投影分布、402は
Y軸方向の投影分布である。X軸方向の投影分布に対す
る変化点の判定基準をxdとすると、X軸方向の投影分
布の変化点は403と404であり、変化点403の座
標はx1,変化点404の座標はx2である。また、Y
軸方向の投影分布に対する変化点の判定基準をydとす
ると、Y軸方向の投影分布の変化点は405と406で
あり、変化点405の座標はy1,変化点406の座標は
y2である。
【0026】次に、各々の変化点座標をもとに、赤外線
レーザ光12が表示面21を透過した位置301の中心
座標(ステップ205)を求める。
【0027】赤外線レーザ光12が表示面21を透過し
た位置301の中心座標を(xc,yc)とすると、 xc=x1+(x2−x1)/2,yc=y1+(y2
−y1)/2 となる。これを、ポインティング位置座標とする。
【0028】最後に、ポインティング位置座標(xc,
yc)を計算機5に出力(ステップ206)して、ステ
ップ201に処理を戻す。
【0029】図5は、計算機5が行う指示カーソルの表
示処理フローチャートである。
【0030】本処理は、画像処理装置4よりポインティ
ング位置座標を入力(ステップ501)し、あらかじめ設定
しておいた形状の指示カーソルを投影型大型表示装置に
表示(ステップ502)する。
【0031】
【発明の効果】本発明はポインティング装置より出力さ
れる赤外線レーザ光が投影型大型表示装置の表示面を透
過した位置を、投影型大型表示装置の表示面の後方に設
けた赤外線カメラと画像処理装置で構成されるポインテ
ィング位置検出手段で検出するようにしたものである。
【0032】したがって、本発明によれば、大型表示装
置に対するポインティング位置検出手段が人影などで支
障を来さないシステムが提供できる。
【0033】本発明による、安全性の改善効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成のブロック
図。
【図2】画像処理装置の処理フローチャート。
【図3】赤外線カメラが撮影した映像を二値化した画像
の説明図。
【図4】輝度データの投影分布の変化点を検出した結果
の説明図。
【図5】計算機の指示カーソル表示処理フローチャー
ト。
【符号の説明】
3…赤外線カメラ、4…画像処理装置、5…計算機、6
…指示カーソル、11…ポインティング装置、12…赤
外線レーザ光、13…反射光、14…透過光、21…投
影型大型表示装置の表示面、22…投影型大型表示装置
の投影器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投影型大型表示装置の表示面に対し、レー
    ザ光を用いた移動しながらポインティングできる装置で
    所望の位置を指示し、カメラで撮影した投影型大型表示
    装置の表示面の映像をもとにポインティング位置を検出
    するシステムにおいて、投影型大型表示装置の表示面を
    透過したポインティング装置のレーザ光を検出し、指示
    位置を判定することを特徴とするポインティング位置検
    出方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記投影型大型表示装
    置の表示面は、レーザ光を透過しやすい材質で構成する
    ポインティング位置検出方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記ポインティング装
    置のレーザ光に赤外線を用い、赤外線カメラで投影型大
    型表示装置の表示面を透過した赤外線レーザ光を検出す
    ることで、可視光を除去するポインティング位置検出方
    法。
JP11814993A 1993-05-20 1993-05-20 ポインティング位置検出方法 Pending JPH06332612A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010111760A (ko) * 2000-06-13 2001-12-20 이호균 위치 및 제어 신호 입력 시스템
JP2007200353A (ja) * 2007-04-09 2007-08-09 Sony Corp 情報処理装置及び情報処理方法
JP2007323660A (ja) * 2007-06-25 2007-12-13 Sony Corp 描画装置、及び描画方法

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