JPH0633256Y2 - 難溶接性金属製容器のジヤケツト用ステー - Google Patents
難溶接性金属製容器のジヤケツト用ステーInfo
- Publication number
- JPH0633256Y2 JPH0633256Y2 JP4450089U JP4450089U JPH0633256Y2 JP H0633256 Y2 JPH0633256 Y2 JP H0633256Y2 JP 4450089 U JP4450089 U JP 4450089U JP 4450089 U JP4450089 U JP 4450089U JP H0633256 Y2 JPH0633256 Y2 JP H0633256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jacket
- stay
- body plate
- cooling
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
Landscapes
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として放射性溶解液槽等に使用されるジル
コニウムなどの難溶接性金属製容器のジャケット用ステ
ーに関するものである。
コニウムなどの難溶接性金属製容器のジャケット用ステ
ーに関するものである。
近年、放射性溶解槽用等に使用される金属製容器には、
容器の内外で大きな温度差があると共に、その容器内に
静水圧がかかるので、容器本体の変形の恐れがある。
容器の内外で大きな温度差があると共に、その容器内に
静水圧がかかるので、容器本体の変形の恐れがある。
また、この種の容器はその安全性保持などのため高度で
耐食性が要求されるため、ステンレス鋼では不充分であ
り、従来一般にはジルコニウム製容器が用いられている
が、このようなジルコニウムはチタニュウム合金等と同
様にもろい性質を有し、溶接が難しく、特に他の金属と
の溶接は非常に困難であるという問題がある。
耐食性が要求されるため、ステンレス鋼では不充分であ
り、従来一般にはジルコニウム製容器が用いられている
が、このようなジルコニウムはチタニュウム合金等と同
様にもろい性質を有し、溶接が難しく、特に他の金属と
の溶接は非常に困難であるという問題がある。
上記の容器の冷却又は加熱ジャケット材２は、第２図に
示すパイプステイ３、または第３図に示すディンプル加
工６を胴板材１の外周面に規則的に配列して冷却ジャケ
ット材２を保持するジャケット用ステーとしている。
示すパイプステイ３、または第３図に示すディンプル加
工６を胴板材１の外周面に規則的に配列して冷却ジャケ
ット材２を保持するジャケット用ステーとしている。
しかしながら、これらのジャケット用ステーでは、胴板
材１及び冷却又は加熱ジャケット材２とスミ肉溶接５な
どで片側溶接されていたり、ディンプル加工６のごと
く、絞り加工されており、これらの部分に応力が集中し
て疲労強度が低下して、金属のぜい化により信頼性が低
いという問題がある。
材１及び冷却又は加熱ジャケット材２とスミ肉溶接５な
どで片側溶接されていたり、ディンプル加工６のごと
く、絞り加工されており、これらの部分に応力が集中し
て疲労強度が低下して、金属のぜい化により信頼性が低
いという問題がある。
また、スミ肉溶接５部分のＸ線などにより非破壊検査が
充分に施工できず、溶接部の安全度の確認が困難である
という問題もある。
充分に施工できず、溶接部の安全度の確認が困難である
という問題もある。
本考案は、前記従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、ジャケット用ステー部分の溶接部に応力の
集中が少なく、信頼性の高い溶接部が得られ、しかもそ
の溶接部のＸ線などによる非破壊検査を可能とすること
により、難溶接性容器の特にジャケット用ステー部分の
信頼性を高めることを解決課題としたものである。
ものであり、ジャケット用ステー部分の溶接部に応力の
集中が少なく、信頼性の高い溶接部が得られ、しかもそ
の溶接部のＸ線などによる非破壊検査を可能とすること
により、難溶接性容器の特にジャケット用ステー部分の
信頼性を高めることを解決課題としたものである。
上記の課題を解決するための手段として、本考案の難溶
接性金属製容器のジャケット用ステーは、金属製容器の
胴板材の外周に冷却又は加熱用に設けられるものであ
り、そのジャケット用ステーを胴板材と同一材質の鍛造
材または棒材からの削り出し材で形成し、かつ胴板材と
冷却又は加熱ジャケット材とを両側突合せ溶接で接合す
ることにより構成され、これにより、従来の容器のジャ
ケット用ステー部分の絞り加工や、スミ肉溶接等による
短所を取り除き、Ｘ線などの非破壊検査の施工を容易に
している。
接性金属製容器のジャケット用ステーは、金属製容器の
胴板材の外周に冷却又は加熱用に設けられるものであ
り、そのジャケット用ステーを胴板材と同一材質の鍛造
材または棒材からの削り出し材で形成し、かつ胴板材と
冷却又は加熱ジャケット材とを両側突合せ溶接で接合す
ることにより構成され、これにより、従来の容器のジャ
ケット用ステー部分の絞り加工や、スミ肉溶接等による
短所を取り除き、Ｘ線などの非破壊検査の施工を容易に
している。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第１図は本考案の一実施例における難溶接性金属製容器
のジャケット用ステーを示す要部側断面図である。
のジャケット用ステーを示す要部側断面図である。
まず、この容器は、ジルコニウム製のものであり、その
胴板材１の外周に冷却又は加熱用のジャケット４を形成
する冷却又は加熱ジャケット材２が設けられているが、
この冷却ジャケット材２を胴板材１に対して保持するた
めのジャケット用ステー７が、上記胴板材１及び冷却ジ
ャケット材２とそれぞれ両側突合せ溶接８で接合されて
いる。
胴板材１の外周に冷却又は加熱用のジャケット４を形成
する冷却又は加熱ジャケット材２が設けられているが、
この冷却ジャケット材２を胴板材１に対して保持するた
めのジャケット用ステー７が、上記胴板材１及び冷却ジ
ャケット材２とそれぞれ両側突合せ溶接８で接合されて
いる。
この場合、まずジャケット用ステー７と胴板材１とを溶
接した後、Ｘ線撮影などによる非破壊検査をその溶接部
に施工し、その後にジャケット用ステー７と冷却又は加
熱ジャケット材２とを溶接し、Ｘ線などによる非破壊検
査を施工している。
接した後、Ｘ線撮影などによる非破壊検査をその溶接部
に施工し、その後にジャケット用ステー７と冷却又は加
熱ジャケット材２とを溶接し、Ｘ線などによる非破壊検
査を施工している。
また、このジャケット用ステー７は、胴板材１と同一材
質である。例えば本実施例のジルコニウムで形成してお
り、丸鍛造材などの鍛造材、または丸棒などの棒材から
の削り出し材で、角部に矢印のごとくＲ部を形成して応
力集中が起りにくくしており、特にこの実施例のごと
く、ジャケット用ステー７は胴板材１の外周面に竪及び
横方向に規則的に配列することが望ましい。
質である。例えば本実施例のジルコニウムで形成してお
り、丸鍛造材などの鍛造材、または丸棒などの棒材から
の削り出し材で、角部に矢印のごとくＲ部を形成して応
力集中が起りにくくしており、特にこの実施例のごと
く、ジャケット用ステー７は胴板材１の外周面に竪及び
横方向に規則的に配列することが望ましい。
なお、上記ジャケット用ステー７と胴板材１と接合され
る冷却又は加熱ジャケット材２の材質もジャケット用ス
テー７と同一材質のジルコニウム製とすることが好まし
い。
る冷却又は加熱ジャケット材２の材質もジャケット用ス
テー７と同一材質のジルコニウム製とすることが好まし
い。
以上に説明したごとく、本考案の金属製容器のジャケッ
ト用ステーによれば、そのジャケット用ステーの胴板材
との溶接部に応力の集中が少なく、従来のスミ肉溶接な
どの片側溶接による溶接部の劣化がなく、クラックの発
生がないので信頼性の高い溶接が得られるという効果が
ある。
ト用ステーによれば、そのジャケット用ステーの胴板材
との溶接部に応力の集中が少なく、従来のスミ肉溶接な
どの片側溶接による溶接部の劣化がなく、クラックの発
生がないので信頼性の高い溶接が得られるという効果が
ある。
また、ジャケット用ステーの角部もＲ加工を施せば応力
集中がなく、疲労強度も高めることができ、溶接部分は
両側突合せ溶接であり、Ｘ線撮影などの非破壊検査の施
工を可能にしており、その容器の信頼性が向上するとい
う効果がある。
集中がなく、疲労強度も高めることができ、溶接部分は
両側突合せ溶接であり、Ｘ線撮影などの非破壊検査の施
工を可能にしており、その容器の信頼性が向上するとい
う効果がある。
従って、本考案により、放射性溶解液等の危険性物質貯
槽用の容器のごとく、容器本体に耐食性の金属材料、例
えば難溶接性金属であるジルコニウム等の使用が容易に
なるという利点がある。
槽用の容器のごとく、容器本体に耐食性の金属材料、例
えば難溶接性金属であるジルコニウム等の使用が容易に
なるという利点がある。
第１図は本考案の一実施例の金属性容器の要部側断面
図、第２図及び第３図はそれぞれ異なる従来例における
ジルコニウム製容器の冷却用のジャケット部分を示す要
部側断面図である。 １……胴板材、２……冷却又は加熱ジャケット材、４…
…ジャケット、７……ジャケット用ステー、８……両側
突合せ溶接。
図、第２図及び第３図はそれぞれ異なる従来例における
ジルコニウム製容器の冷却用のジャケット部分を示す要
部側断面図である。 １……胴板材、２……冷却又は加熱ジャケット材、４…
…ジャケット、７……ジャケット用ステー、８……両側
突合せ溶接。
Claims (1)
- 【請求項１】金属製容器の胴板材の外周に設けられる冷
却又は加熱ジャケット用ステーが、胴板材と同一材質の
鍛造材または棒材からの削り出し材で形成され、かつ胴
板材及び冷却又は加熱ジャケット材と両側突合せ溶接で
接合されている難溶接性金属製容器のジャケット用ステ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4450089U JPH0633256Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 難溶接性金属製容器のジヤケツト用ステー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4450089U JPH0633256Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 難溶接性金属製容器のジヤケツト用ステー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02135770U JPH02135770U (ja) | 1990-11-13 |
| JPH0633256Y2 true JPH0633256Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31557860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4450089U Expired - Lifetime JPH0633256Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 難溶接性金属製容器のジヤケツト用ステー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633256Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP4450089U patent/JPH0633256Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02135770U (ja) | 1990-11-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS58111799A (ja) | 放射性物質を貯蔵する容器 | |
| JPH071548Y2 (ja) | 難溶接性金属製容器 | |
| JPH0633256Y2 (ja) | 難溶接性金属製容器のジヤケツト用ステー | |
| JPH066984B2 (ja) | チタン合金製耐圧容器の製造方法 | |
| JPH069740Y2 (ja) | 難溶接性金属製容器 | |
| WO2001074669A2 (en) | A fusion welded liquefiable gas cylindrical vessel | |
| US1978610A (en) | Lined pressure vessel nozzle | |
| JPH065019Y2 (ja) | 矩形圧力容器 | |
| JPH07102454B2 (ja) | 圧力容器の配管溶接構造 | |
| JPH0564758B2 (ja) | ||
| JPH03114675A (ja) | 接合構造 | |
| JP2015030533A (ja) | 薬液用大型タンク | |
| JPS60129499A (ja) | 圧力容器の溶接方法 | |
| Rack et al. | Post test evaluation of a fire tested rail spent fuel cask | |
| JPH01289582A (ja) | 異種金属の接合方法とその継手 | |
| JP6897110B2 (ja) | 拡散接合体の溶接方法 | |
| JP5062686B2 (ja) | キャニスタ及びコンクリートキャスク | |
| JP2023006122A (ja) | 二重殻容器の内容物入出口構造及び二重殻容器の製造方法 | |
| JP2015030503A (ja) | 薬液用大型タンク | |
| JP2001087881A (ja) | 容器本体と蓋板又は底板との溶接部構造及び溶接方法 | |
| JPH0569166A (ja) | 金属缶の隙間を埋める方法 | |
| JPS5832576A (ja) | 溶接方法 | |
| JPH0624800Y2 (ja) | 漏水検知機構を設けた貯蔵プ−ルの二重壁構造 | |
| JPH07115175B2 (ja) | 圧力容器の配管接合方法 | |
| JPH0422672B2 (ja) |