JPH0633016Y2 - 消火栓用異型管 - Google Patents
消火栓用異型管Info
- Publication number
- JPH0633016Y2 JPH0633016Y2 JP8037089U JP8037089U JPH0633016Y2 JP H0633016 Y2 JPH0633016 Y2 JP H0633016Y2 JP 8037089 U JP8037089 U JP 8037089U JP 8037089 U JP8037089 U JP 8037089U JP H0633016 Y2 JPH0633016 Y2 JP H0633016Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire hydrant
- pipe
- branch pipe
- main pipe
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は上水道や工業用水道などに接続される消火栓用
異型管に関するものである。
異型管に関するものである。
従来の技術 消火栓においては、第４図にしめすようなフランジ付Ｔ
字管21を介して取付けられているものがある。このフラ
ンジ付Ｔ字管21は、上流側の給水管（図示せず）に接続
された本管部22と、一端側が本管部22上部に接続されて
いるとともにこの位置から上方に延ばされて他端側にフ
ランジ23が設けられた消火栓用分岐管部24とを有し、消
火栓用分岐管部24のフランジ23に消火栓26が取付けられ
ている。なお、第４図において、27は消火栓の排水口28
は消火栓開閉用シャフトである。
字管21を介して取付けられているものがある。このフラ
ンジ付Ｔ字管21は、上流側の給水管（図示せず）に接続
された本管部22と、一端側が本管部22上部に接続されて
いるとともにこの位置から上方に延ばされて他端側にフ
ランジ23が設けられた消火栓用分岐管部24とを有し、消
火栓用分岐管部24のフランジ23に消火栓26が取付けられ
ている。なお、第４図において、27は消火栓の排水口28
は消火栓開閉用シャフトである。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のフランジ付Ｔ字管21によれ
ば、消火栓26を開放して水を放出しても、比重の大きな
砂等の管内固形物ａは第５図に示すように、本管部22の
管底を流れるだけで分岐管部24には吸い上げられず、管
内固形物ａを良好に排出することができないとともに多
くの水が無駄となっていた。
ば、消火栓26を開放して水を放出しても、比重の大きな
砂等の管内固形物ａは第５図に示すように、本管部22の
管底を流れるだけで分岐管部24には吸い上げられず、管
内固形物ａを良好に排出することができないとともに多
くの水が無駄となっていた。
本考案は上記問題を解決するもので、管内固形物を良好
に排出することができる消火栓用異型管を提供すること
を目的とするものである。
に排出することができる消火栓用異型管を提供すること
を目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するために本考案の消火栓用異型管は、
本管部と消火栓用分岐管部とを有し、上記消火栓用分岐
管部の一端側が上記本管部の下部に接続され、他端側が
上向きに延ばされているものである。
本管部と消火栓用分岐管部とを有し、上記消火栓用分岐
管部の一端側が上記本管部の下部に接続され、他端側が
上向きに延ばされているものである。
作用 上記構成により、消火栓用分岐管部を本管部の下部に接
続したので、消火栓を開放して水を排出させると、給水
管の底部にたまっていた管内固形物が本管部から消火栓
用分岐管部に容易に流れ込み、消火栓から排出される。
続したので、消火栓を開放して水を排出させると、給水
管の底部にたまっていた管内固形物が本管部から消火栓
用分岐管部に容易に流れ込み、消火栓から排出される。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図において、１は消火栓で、消火栓用排水口２と消
火栓開閉用シャフト３とを有し、給水管（図示せず）の
途中に設けられた消火栓用異型管に接続されている。こ
の消火栓用異型管４は、上記給水管に接続された、口径
が例えば200mmの本管部５と、この本管部５から分岐さ
れた口径が例えば75mmの消火栓用分岐管部６とからな
る。そして、分岐管部６はその一端が本管部５の下側部
に互いの管底部が一致するように接続されこの接続部か
ら水平に延び、さらに上方に向かって延びた形状とされ
て、上端がフランジ６ａ，１ａを介して消火栓１に接続
されている。
火栓開閉用シャフト３とを有し、給水管（図示せず）の
途中に設けられた消火栓用異型管に接続されている。こ
の消火栓用異型管４は、上記給水管に接続された、口径
が例えば200mmの本管部５と、この本管部５から分岐さ
れた口径が例えば75mmの消火栓用分岐管部６とからな
る。そして、分岐管部６はその一端が本管部５の下側部
に互いの管底部が一致するように接続されこの接続部か
ら水平に延び、さらに上方に向かって延びた形状とされ
て、上端がフランジ６ａ，１ａを介して消火栓１に接続
されている。
上記構成により、消火栓１を開放すると、給水管内の水
が消火栓用異型管４および消火栓１を介して排出され
る。その際、給水管内の底部にたまった管内固形物Ａ
は、本管部５から、底面が面一状となった分岐管部６内
の水平部６ｂに容易に流れ込み、分岐管部６の垂直部６
ｃおよび消火栓１の排水口２を通って効果的に外部へ放
出される。
が消火栓用異型管４および消火栓１を介して排出され
る。その際、給水管内の底部にたまった管内固形物Ａ
は、本管部５から、底面が面一状となった分岐管部６内
の水平部６ｂに容易に流れ込み、分岐管部６の垂直部６
ｃおよび消火栓１の排水口２を通って効果的に外部へ放
出される。
なお、第２図に示すように、消火栓用分岐管部７の一端
側を本管部５の底部の鉛直方向に接続し、下方から水平
に向かい、そして上方に向かって延ばすようにしてもよ
い。
側を本管部５の底部の鉛直方向に接続し、下方から水平
に向かい、そして上方に向かって延ばすようにしてもよ
い。
また、第３図は他の実施例に係るもので、上記実施例と
同様な構造の消火栓用異型管４にさらに斜めに屈曲した
消火栓用補助異型管８を接続し、この補助異型管８に消
火栓４接続している。これにより、消火栓４が、本管部
５の直上位置に配置されるようになっており、このよう
な構成によっても同様な作用効果が得られるとともに、
従来用いられていたフランジ付Ｔ字管の代わりに、消火
栓１の配置を変えることなく、上記消火栓用異型管４お
よび補助異型管８を配設交換することができる。
同様な構造の消火栓用異型管４にさらに斜めに屈曲した
消火栓用補助異型管８を接続し、この補助異型管８に消
火栓４接続している。これにより、消火栓４が、本管部
５の直上位置に配置されるようになっており、このよう
な構成によっても同様な作用効果が得られるとともに、
従来用いられていたフランジ付Ｔ字管の代わりに、消火
栓１の配置を変えることなく、上記消火栓用異型管４お
よび補助異型管８を配設交換することができる。
なお、本考案の消火栓用異型管および従来用いていたフ
ランジ付Ｔ字管における、それぞれ本管部の口径が200m
m、消火栓の口径75mmのものを流速0.5m／sの配水管にそ
れぞれ接続し、配水管上流側流量に対する排水流量の比
が0.5とした場合の排出効率（排出された砂の量／本管
部に投入した砂の量）を測定したところ、従来のフラン
ジ付Ｔ字管を用いたものでは０％であったが、本考案の
消火栓用異型管を用いた場合は95％であり、効果的に管
内固形物を排出できることが確認された。
ランジ付Ｔ字管における、それぞれ本管部の口径が200m
m、消火栓の口径75mmのものを流速0.5m／sの配水管にそ
れぞれ接続し、配水管上流側流量に対する排水流量の比
が0.5とした場合の排出効率（排出された砂の量／本管
部に投入した砂の量）を測定したところ、従来のフラン
ジ付Ｔ字管を用いたものでは０％であったが、本考案の
消火栓用異型管を用いた場合は95％であり、効果的に管
内固形物を排出できることが確認された。
考案の効果 以上のように本考案によれば、消火栓用分岐管部を本管
部の下部に接続したので、管内固形物が本管部から消火
栓用分岐管部内に流入し易くなり、これにより消火栓を
利用して管内固形物を良好に排出することができる。
部の下部に接続したので、管内固形物が本管部から消火
栓用分岐管部内に流入し易くなり、これにより消火栓を
利用して管内固形物を良好に排出することができる。
第１図〜第３図はそれぞれ本考案の実施例に係る消火栓
用異型管および消火栓を示す概略図、第４図および第５
図は従来のフランジ付Ｔ字管および消火栓を示す概略図
および作用を説明する図である。 １……消火栓、４……消火栓用異型管、５……本管部、
６．７……消火栓用分岐管部、８……消火栓用補助異型
管。
用異型管および消火栓を示す概略図、第４図および第５
図は従来のフランジ付Ｔ字管および消火栓を示す概略図
および作用を説明する図である。 １……消火栓、４……消火栓用異型管、５……本管部、
６．７……消火栓用分岐管部、８……消火栓用補助異型
管。
Claims (1)
- 【請求項１】本管部と消火栓用分岐管部とを有し、上記
消火栓用分岐管部の一端側が上記本管部の下部に接続さ
れ、他端側が上向きに延ばされていることを特徴とする
消火栓用異型管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8037089U JPH0633016Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 消火栓用異型管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8037089U JPH0633016Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 消火栓用異型管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0321473U JPH0321473U (ja) | 1991-03-04 |
| JPH0633016Y2 true JPH0633016Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31625368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8037089U Expired - Lifetime JPH0633016Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 消火栓用異型管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633016Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2649245B1 (en) * | 2010-12-09 | 2021-04-28 | Tyco Fire Products LP | Swiveled hydrant manifold |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP8037089U patent/JPH0633016Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0321473U (ja) | 1991-03-04 |
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