JPH06329964A - インク、係るインクを用いた記録方法、及び、機器 - Google Patents
インク、係るインクを用いた記録方法、及び、機器Info
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- JPH06329964A JPH06329964A JP11607793A JP11607793A JPH06329964A JP H06329964 A JPH06329964 A JP H06329964A JP 11607793 A JP11607793 A JP 11607793A JP 11607793 A JP11607793 A JP 11607793A JP H06329964 A JPH06329964 A JP H06329964A
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Abstract
の被記録材上においても、良好な印字濃度、印字品位を
与え、信頼性に優れた水性顔料インク、記録方法、及
び、インクジェト記録機器を提供すること。 【構成】 水性媒体、及び、顔料分散液を含むインクに
おいて、前記顔料分散液が分散剤としてポリエチレンイ
ミンを含有することを特徴とするインク。
Description
画像形成方法、さらに記録ヘッドのオリフィスからエネ
ルギー、好ましくは熱エネルギーの作用によってインク
を飛翔させて被記録材に記録を行う記録方法及び記録装
置に関する。
音の発生が少なく、高集積のヘッドを使用することによ
り、高解像の記録画像が高速で得られるという利点を有
している。このようなインクジェット記録方式では、記
録液としてのインクとして各種の水溶性染料を水また
は、水と有機溶剤との混合液に溶解させたものが使用さ
れている。しかしながら、水溶性染料を用いた場合に
は、これらの水溶性染料は本来耐光性が劣るため、記録
画像の耐光性が問題になる場合が多い。
画像の耐水性が問題となる場合が多い。すなわち、記録
画像に雨、汗、あるいは飲食用の水がかかったりした場
合、記録画像がにじんだり、消失したりすることがあ
る。
具においても同様の問題があり、耐光性、耐水性の問題
を解決するために種々の文房具用水性顔料インクの提案
がなされている。水性顔料インク実用化のため、分散安
定性、ペン先でのインクの固化防止、ボールペンのボー
ルの摩耗防止を検討している例として特開昭58−80
368号公報、特開昭61−200182号公報、特開
昭61−247774号公報、特開昭61−27227
8号公報、特開昭62−568号公報、特開昭62−1
01671号公報、特開昭62−101672号公報、
特開平1−249869号公報、特開平1−30176
0公報等があげられる。最近では、水性顔料インクを用
いたボールペンや、マーカーが商品として市場にでるよ
うになってきた。また、水性顔料インクを用いたインク
ジェット用インクとしては、特開昭56−147859
号公報、特開昭56−147860号公報等に、特定の
水溶性溶剤と高分子分散剤を用いた顔料インクが提案さ
れている。また、特開平4−57859号公報、特開平
4−57860号公報等には、顔料と染料を併用したイ
ンクの提案がなされている。
の水性顔料インクは、特に、普通紙(コピー用紙、ボン
ド紙などの一般にオフィスに普及している紙)に記録を
行った場合、紙の種類によっては、印字品位、印字濃度
が、著しく劣化するという不都合が生じた。一般に、普
通紙は、インクジェット専用紙と異なり、紙の表面状態
が一定でないために、インクの吸収性、にじみかた等の
違いにより、印字物の品位が変化する。特に、印字物の
品位を大きく左右する印字濃度を考えた場合、水溶性染
料を用いたインクは、染料が紙の繊維に染着し、紙の表
面に残りやすいために、紙の表面状態が印字濃度へ与え
る影響は、比較的少ない。一方、水性顔料インクは、紙
の表面に顔料を残存させることにより、印字濃度を得て
いるために紙の表面状態が、印字物の印字濃度に大きな
影響を与える。即ち、水性顔料インクは分散剤としてア
ルカリ可溶型樹脂を用いている例が多く、これが紙面上
で凝集することによって印字濃度を上昇させていると考
えられるが、この場合、紙の種類によっては著しく印字
品位、印字濃度が劣化するものがある。この印字濃度、
印字品位を上昇させる一つの手段として、pHを酸性側
にさせる等の方法があるが、反面、分散状態を不安定に
させてしまい、インクジェット用インクとしての吐出安
定性、長期分散安定性、更に微細ノズル先端における長
期の放置による固化防止等多数の信頼性にかかわる問題
が残り、印字濃度、印字品位との両立は困難な状態にあ
る。また、一般的には、よりpH安定性の高い樹脂を分
散剤として用いた場合、信頼性にかかわる問題や紙種に
よる印字濃度の差というものはかなり改善されるが、印
字濃度、印字品位はかなり劣化してしまう。
信頼性、特にこの場合、分散安定性、吐出安定性を満足
しつつ、印字濃度、印字品位を改善させる手段の確立が
望まれている。
の問題点を解消し、どんな種類の被記録材上において
も、良好な印字濃度、印字品位を与え、信頼性に優れた
水性顔料インク、インクジェット記録方法、及び機器を
提供することにある。
以下の本発明によって達成される。
散液を含むインクにおいて、前記顔料分散液が分散剤と
してポリエチレンイミンを含有することを特徴とするイ
ンクである。
せて画像を形成する画像形成方法において、前記インク
が、水性媒体、及び、顔料分散液を含み、且つ、前記顔
料分散液が分散剤としてポリエチレンイミンを含有する
ことを特徴とする画像形成方法である。
吐出させて記録を行うインクジェット記録方法におい
て、前記インクが、水性媒体、及び、顔料分散液を含
み、且つ、前記顔料分散液が分散剤としてポリエチレン
イミンを含有することを特徴とするインクジェット記録
方法。及び、係る記録に用いる機器である。
クを用いて普通紙上にインクジェット記録を行った場
合、紙の種類によって、印字品位、印字濃度が、著しく
劣化する原因を鋭意検討した結果、紙の表面状態が印字
品位、特に印字濃度に大きな影響を与えていることを見
いだし、本発明に至った。つまり、水性顔料インクは、
吐出したインクが紙の表面に到達した直後にインクが凝
集し、紙の表面に留まることによって印字濃度が得ら
れ、紙の表面状態が、インクの安定性を壊すものであれ
ば、良好な印字濃度が得られ、逆に、インクの凝集によ
り、浸透が先に起これば、望ましい印字濃度は得られな
いということである。一方、普通紙は、大きく酸性紙と
中性紙に分類されるが、その表面状態は、紙の用途によ
り、いろいろな処理が施されており、全ての紙におい
て、表面で瞬時に凝集が開始するようなインクを設計す
ることは、困難である。また、前述したように、インク
の分散状態を不安定にして、印字濃度を得るというイン
ク設計は、インクジェット用インクの要求される吐出安
定性、長期の貯蔵安定性、さらに、微細なノズル先端に
おける長期の放置による固化防止とは、相反するもので
ある。
いる分散剤に着目し、検討を行った結果、ポリエチレン
イミンを顔料分散剤として用いた顔料分散液を使用する
ことにより、イングシェット用インクに要求される吐出
安定性、長期の貯蔵安定性、さらに、微細なノズル先端
における長期の放置による固化防止と印字濃度、印字品
位の両立が可能となる事を知見した。即ち、ポリエチレ
ンイミン自体は一般に分散剤として用いられているアル
カリ可溶型樹脂に比べるとpH安定性が高く、又、再溶
解性にも優れるために、前記のインクジェット用インク
に要求される吐出安定性、長期の貯蔵安定性、さらに、
微細なノズル先端における長期の放置による固化防止に
対して非常に高い性能を示すと考えられる。逆にこのこ
とは前述したように、印字濃度、印字品位を低下させる
結果を招く事を一般には予想させるが、ここでは、ポリ
エチレンイミン自体が、紙成分との結合性が高いこと等
により、満足できる印字濃度、印字品位を与えることが
できたものと推測されるがその理由は定かではない。
た場合には、さっか性にも優れた性能を示すことを見出
した。
の水溶性樹脂はポリエチレンイミンであるが、このポリ
マーは完全な線状高分子ではなく、ある程度の枝分かれ
部分を有しており、第1、2、3級アミノ窒素を含んで
いる。又、適宜、アニオン変性、カチオン変性されてい
るものでも良好に用いることが出来る。具体的には、日
本触媒(株)製エポミンシリーズ等を上げることが出来
る。これらの重合体の重量平均分子量は1000〜40
000の範囲が好ましい。さらに、これらの重合体の分
有量はインク全重量に対して0.1から10重量%の範
囲である事が好ましい。
ク全重量に対して1〜20重量%、好ましくは、2〜1
2重量%の範囲で用いる事が好ましい。本発明で使用す
る顔料は上記性能を満足するものならばどのようなもの
でも使用可能だが、黒インクに使用されるカーボンブラ
ックとしては、ファーネス法、チャネル法で製造された
カーボンブラックで、一次粒子径が15〜40nm、B
ET法による比表面積が、50〜300平方m/g、D
BP吸油量が、40〜150ml/100g、揮発分
が、0.5〜10%、pH値が、2〜9を有し、例えば
NO.2300、NO.900、MCF88、NO.3
3、NO.40、NO.45、NO.52、MA7、M
A8、NO.2200B(以上三菱化成製)、RAVE
N1255(コロンビア製)、REGAL400R、R
EGAL330R、REGAL660R、MOGUL
L(キャボット製)、Color Black FW
1、Color Black FW18、Color
Black S170、Color Black S1
50、Printex 35、Printex U(デ
グッサ)等の市販品を使用することが出来る。イエロー
インクに使用される顔料としては、C.I.Pigme
nt Yellow 1、C.I.Pigment Y
ellow 2、C.I.Pigment Yello
w 3、C.I.Pigment Yellow 1
3、C.I.Pigment Yellow16、C.
I.Pigment Yellow 83、マゼンタイ
ンクとして使用される顔料としては、C.I.Pigm
ent Red 5、C.I.Pigment Red
7、C.I.Pigment Red 12、C.
I.Pigment Red 48(Ca)、C.I.
Pigment Red 48(Mn)、C.I.Pi
gment Red 57(Ca)、C.I.Pigm
ent Red 112、C.I.Pigment R
ed 122、シアンインクとして使用される顔料とし
ては、C.I.Pigment Blue 1、C.
I.Pigment Blue 2、C.I.Pigm
ent Blue3、C.I.Pigment Blu
e 15:3、C.I.PigmentBlue 1
6、C.I.Pigment Blue 22、C.
I.Va Blue 4、C.I.Va Blue 6
等が挙げられるが、本発明のために新たに製造されたも
のでももちろん使用可能である。
ジェット記録装置に使われている種々の部材の腐食の原
因となる場合があるので好ましくは4〜11の範囲とす
るのが望ましく、そのためにpH調整剤を含有させても
よい。
ルアミン、トリエタノールアミン等の各種有機アミン、
水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム等
のアルカリ金属の水酸物等の無機アルカリ剤、有機酸
や、鉱酸があげられる。
は、水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒であり、水として
は種々のイオンを含有する一般の水ではなく、イオン交
換水(脱イオン水)を使用するのが好ましい。
溶剤としては、例えば、メチルアルコール、エチルアル
コール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ルtert−ブチルアルコール等の炭素数1〜4のアル
キルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコ
ール等のケトンまたはケトアルコール類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル類;ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレン
グリコール類;エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、
ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等のアル
キレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコ
ール類;グリセリン;エチレングリコールモノメチル
(またはエチル)エーチル、ジエチレングリコールメチ
ル(またはエチル)エーテル、トリエチレングリコール
モノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコー
ルの低級アルキルエーテル類;N−メチル−2−ピロリ
ドン、2−ピロリドン、1.3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン等が挙げられる。これらの多くの水溶性有機
溶剤の中でもジエチレングリコール等の多価アルコー
ル、トリエチレングリコールモノメチル(またはエチ
ル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテ
ルが好ましい。
ール、あるいは、イソプロピルアルコール、または多価
アルコールの低級アルキルエーテル類を添加することが
効果的である。これはこれら溶剤を添加することによっ
てインクの薄膜抵抗体上での発泡をより安定に行うこと
ができるからと考えられる。
含有量は、一般にはインク全重量の3〜50重量%の範
囲であり、好ましくは、3〜40重量%の範囲であり、
使用する水は記録液全重量の10〜90重量%、好まし
くは30〜80重量%の範囲である。
に必要に応じて所望の物性値を持つインクとするため
に、界面活性剤、消泡材、防腐剤等を添加することがで
き、さらに、市販の水溶性染料などを添加することもで
きる。
保存安定性等の悪影響を及ぼさないものであれば特に限
られるものではなく、例えば、脂肪酸塩類、高級アルコ
ール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、
アルキルアリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活性
剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキ
シエチレンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソ
ルビタンアルキルエステル類、アセチレンアルコール、
アセチレングリコール等の非イオン性界面活性剤が挙げ
られ、これらの1種または、2種以上を適宜選択して使
用できる。その使用量は分散剤により異なるがインク全
重量に対して0.01〜5重量%が望ましい。インクジ
ェット記録に用いる際、インク液の表面張力は30dy
ne/cm以上になるように活性剤の添加する量を決定
する事が望ましい。なぜなら、インクの表面張力がこれ
より小さい値を示す事は、インクジェットな記録方式に
おいてはノズル先端のぬれによる印字よれ(インク滴の
着弾点のズレ)等好ましくない事態を引き起こしてしま
うからである。
めに、分散剤、水を少なくとも含有する水溶液に顔料を
添加し、かくはんした後、後述の分散手段を用いて分散
を行い、必要に応じて遠心分離処理を行い、所望の顔料
分散液を得る。次に、この分散液に上記で挙げたような
成分を加え、攪拌し本発明のインクとする。
にプレミキシングを30分間以上行うことも又好まし
い。このプレミキシング操作は、顔料表面の濡れ性を改
善し、顔料表面への吸着を促進するものである。
使用される分散機なら、如何なるものでも良いが、例え
ば、ボールミル、ロールミル、サンドミル等が挙げられ
る。
く、例えば、スーパーミル、サンドグラインダー、ビー
ズミル、アジテータミル、グレンミル、ダイノーミル、
パールミル、コボルミル(いずれも商品名)等が挙げら
れる。
顔料の分散体を得る方法としては、分散機の粉砕メデイ
アのサイズを小さくする、粉砕メデイアの充填率を大き
くする、また処理時間を長くする、吐出速度を遅くす
る、粉砕後フィルターや遠心分離機等で分級するなどの
手法が用いられる。またはそれらの手法の組合せが挙げ
られる。
ことを特徴とする記録方法であり、とりわけインクジェ
ット記録方法に好適に用いられるが、一般の筆記具とし
ても使用できることは云うまでもない。インクジェット
記録方法のなかでも特に、熱エネルギーによるインクの
発泡現象によりインクを吐出させるタイプのインクジェ
ット記録方法に適用する場合に特に好適である。
普通紙、即ち、被記録面に繊維が露呈してなる被記録材
を用いた場合に、その効果は顕著である。
適な装置としては、記録ヘッドの室内のインクに記録信
号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エネルギーによ
り液滴を発生させる装置が挙げられる。その装置の一例
を以下で説明する。
図1(b)、図2に示す。ヘッド13は、インクを通す
溝14を有するガラス、セラミックス、またはプラスチ
ック板などと、感熱記録に用いられる発熱ヘッド15
(図では薄膜ヘッドが示されているが、これに限定され
るものではない)とを接着して得られる。発熱ヘッド1
5は、酸化シリコンなどで形成される保護膜16、アル
ミニウム電極17−1、17−2、ニクロム等で形成さ
れる発熱抵抗体層18、蓄熱層19、アルミナ等の放熱
性の良い基板20より成っている。
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。
が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激
に発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生
し、その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が
吐出し、オリフィス22より記録小滴24となり被記録
材25に向かって飛翔する。図2には、図1(a)に示
すヘッドを多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該
マルチヘッドはマルチ溝26を有するガラス板27と、
図1(a)に説明したものと同様な発熱ヘッド28を接
着して作られている。
ド13の断面図であり、図1(b)は図1(a)のA−
B線での切断面である。
ジェット記録装置の一例を示す。図3において、61は
ワイピング部材としてのブレードであり、その一端はブ
レード保持部材によって保持されて固定端となりカンチ
レバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによる
記録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場合、
記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。
62はキャップであり、ブレード61に隣接するホーム
ポジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂直な
方向に移動して吐出面と当接しキャッピングを行う構成
を具える。さらに63はブレード61に隣接して設けら
れるインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘ
ッドの移動経路中に突出した形態で保持される。上記ブ
レード61、キャップ62、吸収体63によって吐出回
復部64が構成され、ブレード61及び吸収体63によ
ってインク吐出口面の水分、塵やほこり等の除去が行わ
れる。65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐出口を
配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐出して
記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を搭載し
て記録ヘッド65の移動を行うためのキャリッジであ
る。キャリッジ66は、ガイド軸67と摺動可能に係合
し、キャリッジ66の一部は、モータ68によって駆動
されるベルト69と接続(不図示)している。これによ
りキャリッジ66はカイド軸67に沿った移動が可能と
なり、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した
領域の移動が可能となる。
部、52は不図示のモータにより駆動される紙送りロー
ラである。これら構成によって記録ヘッドの吐出口面と
対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行するに
つれて排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙される。
終了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64
のキャリッジ62は記録ヘッド65の移動経路から退避
しているが、ブレード61は移動経路中に突出してい
る。この結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピング
される。なお、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面
に当接してキャッピングを行う場合、キャップ62は記
録ヘッドの移動経路中へ突出するように移動する。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても、記録ヘッド65の
吐出口面はワイピングされる。
の移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録
ヘッドが記録のために記録領域を移動する間に所定の間
隔で記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、こ
の移動に伴って上記ワイピングが行われる。
して供給されるインクを収容したインクカートリッジ4
5の一例を示す図である。ここで40は供給用インクを
収納したインク袋であり、その先端にはゴム製の栓42
が設けられている。この栓42に針(不図示)を挿入す
ることにより、インク袋40中のインクをヘッドに供給
可能にできる。44は廃インクを受容するインク吸収体
である。
置としては、上記のごときヘッドとインクカートリッジ
とが別体となったものに限らず、図5に示すごときそれ
らが一体になったものも好適に用いられる。
であって、この中にはインクを含浸させたインク吸収体
が収納されており、かかるインク吸収体中のインクが複
数のオリフィスを有するヘッド部71からインク滴とし
て吐出される構成になっている。72はカートリッジ内
部を大気に連通させるための大気連通口である。
図3で示す記録ヘッド65に代えて用いられるものであ
って、キャリッジ66に対して着脱自在になっている。
体的に説明する。尚、文中部とあるのは特に断りの無い
限り重量基準である。
0、Mw 10000)4部 ・イオン交換水 80部 ・ジエチレングリコール 5部
℃に加温し、樹脂分を完全に溶解させる。この溶液にカ
ーボンブラック(MCF88 三菱化成製 1次粒径
18nm)10部、イソプロピルアルコール1部を加
え、30分間プレミキシングを行った後、下記の条件で
分散処理を行った。 分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メディア ジルコニウムビーズ 1mm径 粉砕メディアの充填率 50%(体積) 粉砕時間 3時間 さらに遠心分離処理(12000RPM、20分間)を
行い、粗大粒子を除去して顔料分散液とした。
応じた熱エネルギーを付与することによりインクを吐出
させるオンデマンド型マルチ記録ヘッドを有するインク
ジェット記録装置を用いて試験を行った。
0、Mw 30000)5部 ・イオン交換水 75部 ・ジエチレングリコール 5部 上記成分を混合し、ウォーターバスで70℃に加温し、
樹脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブラッ
ク(MCF88、三菱化成製 1次粒径18nm)15
部を加え、30分間プレミキシングを行った後、下記の
条件で分散処理を行った。 分散機 パールミル(アシザワ製) 粉砕メデイア ガラスビーズ 1mm径 粉砕メデイアの充填率 50%(体積) 吐出速度 100ml/min. さらに遠心分離処理(12000RPM、20分間)を
行い、粗大粒子を除去して顔料分散液とした。
応じた熱エネルギーを付与することによりインクを吐出
させるオンデマンド型マルチ記録ヘッドを有するインク
ジェット記録装置を用いて試験を行った。
2、Mw 1200)5部 ・イオン交換水 78部 ・エチレングリコール 5部
℃に加温し、樹脂分を完全に溶解させる。この溶液に新
たに試作されたカーボンブラック(S170、デグサ
製、1次粒径 17nm)11部、イソプロピルアルコ
ール1部を加え、60分間プレミキシングを行った後、
下記の条件で分散処理を行った。 分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メデイア ジルコニウムビーズ 0.5mm径 粉砕メデイアの充填率 70%(体積) 粉砕時間 10時間 さらに遠心分離処理(12000RPM、20分間)を
行い、粗大粒子を除去して顔料分散液とした。
0.3部 ・イオン交換水 34.7部
応じた熱エネルギーを付与することによりインクを吐出
させるオンデマンド型マルチ記録ヘッドを有するインク
ジェット記録装置を用いて試験を行った。
(キャボット製、1次粒径24nm)に変更した以外は
全く同様にしてインクを調整し、記録信号に応じた熱エ
ネルギーを付与することによりインクを吐出させるオン
デマンド型マルチ記録ヘッドを有するインクジェット記
録装置を用いて試験を行った。
(キャボット製、1次粒径24nm)に変更した以外は
全く同様にしてインクを調整し、記録信号に応じた熱エ
ネルギーを付与することによりインクを吐出させるオン
デマンド型マルチ記録ヘッドを有するインクジェット記
録装置を用いて試験を行った。
クリル酸−アクリル酸ブチルランダム共重合体(酸価1
35、重量平均分子量5500)に変更し、他は全く実
施例1と同様にして顔料分散液、インクを作成し、印字
試験を行った。
スチレン−マレイン酸ランダム共重合体 SMAレジン
1440(商品名、ARCO Chem.Co.製、酸
価175、重量平均分子量2500)に変更し、他は全
く実施例2と同様にして顔料分散液、インクを作成し、
印字試験を行った。
縮合ナフタレンスルホン酸ソーダ塩 ローマD(商品
名、サンノプコ製、重量平均分子量1800)に変更
し、他は全く実施例3と同様にして顔料分散液、インク
を作成し、印字試験を行った。
024コピー用紙、キヤノン NP−DRYコピー用
紙、FOX RIVER:PLOVER BOND 用
紙、及びコクヨレポート用紙に印字を行い、印字物の印
字濃度をマクベス濃度計(TR918)で測定した。
を用いて、連続印字を行い、インクの不吐出が発生した
枚数目をチェックした。
カ月間保存した後、顔料粒子の凝集が起こったり増粘と
いった問題が発生したものを×、発生しなかったものを
○とした。
すり、指に付いていないものを○、少し付いているもの
を△、明らかに付いているものを×とした。
熱エネルギーを利用したインクジェット記録に適用して
も、印字物の堅牢性に優れることはもちろんのこと、駆
動条件の変動や長時間の使用で常に安定した吐出を行う
ことが出来、信頼性、長期保存安定性に優れている状態
において、どのような種類の普通紙に印字した場合にも
印字品位、印字濃度に優れ、さっか性も良好であるとい
う効果を有する。
面図である。(b)は図1−(a)のA−B線での切断
面を説明する断面図である。
ルチヘッドを説明する外観図である。
録装置を説明する斜視図である。
るインクを収容したインクカートリッジの一例を説明す
る断面図である。
ンクジェット記録装置の例を説明する斜視図である。
Claims (23)
- 【請求項1】 水性媒体、及び、顔料分散液を含むイン
クにおいて、前記顔料分散液が分散剤としてポリエチレ
ンイミンを含有することを特徴とするインク。 - 【請求項2】 前記ポリエチレンイミンの重量平均分子
量が1000〜40000の範囲である請求項1記載の
インク。 - 【請求項3】 前記ポリエチレンイミンがインク中に、
インク前重量に対して0.1〜10重量%含有されてい
る請求項1記載のインク。 - 【請求項4】 前記水性媒体がメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノールから選ばれる少なくとも
1種の有機溶剤を含有する請求項1記載のインク。 - 【請求項5】 インクジェット記録用である請求項1記
載のインク。 - 【請求項6】 被記録材にインクを付着させて画像を形
成する画像形成方法において、前記インクが、水性媒
体、及び、顔料分散液を含み、且つ、前記顔料分散液が
分散剤としてポリエチレンイミンを含有することを特徴
とする画像形成方法。 - 【請求項7】 前記ポリエチレンイミンの重量平均分子
量が1000〜40000の範囲である請求項6記載の
画像形成方法。 - 【請求項8】 前記ポリエチレンイミンがインク中に、
インク全重量に対して0.1〜10重量%含有されてい
る請求項6記載の画像形成方法。 - 【請求項9】 前記水性媒体がメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノールから選ばれる少なくとも
1種の有機溶剤を含有する請求項6記載の画像形成方
法。 - 【請求項10】 前記被記録剤が被記録面に繊維が露呈
してなる被記録材である請求項6記載の画像形成方法。 - 【請求項11】 インクをインク滴として吐出させて記
録を行うインクジェット記録方法において、前記インク
が、水性媒体、及び、顔料分散液を含み、且つ、前記顔
料分散液が分散剤としてポリエチレンイミンを含有する
ことを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項12】 前記ポリエチレンイミンの重量平均分
子量が1000〜40000の範囲である請求項11記
載のインクジェット記録方法。 - 【請求項13】 前記ポリエチレンイミンがインク中
に、インク全重量に対して0.1〜10重量%含有され
ている請求項11記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項14】 前記水性媒体がメタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノールから選ばれる少なくとも
1種の有機溶剤を含有する請求項11記載のインクジェ
ット記録方法。 - 【請求項15】 前記記録方法が、熱エネルギーを作用
させて前記インクをインク滴として吐出させる方法であ
る請求項11記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項16】 インクを収容したインク収容部、前記
インクをインク滴として吐出させるためのヘッド部を備
えた記録ユニットにおいて、前記インクが請求項1〜4
に記載のインクであることを特徴とするインクジェット
記録ユニット。 - 【請求項17】 前記ヘッド部がインクに熱エネルギー
を作用させてインク滴を吐出させるヘッドを含む請求項
16記載の記録ユニット。 - 【請求項18】 インクを収容したインク収容部を備え
たインクカートリッジにおいて、前記インクが請求項1
〜4に記載のインクであることを特徴とするインクカー
トリッジ。 - 【請求項19】 インクを収容したインク収容部と、前
記インクをインク滴として吐出させるためのヘッド部を
有する記録ユニットを備えたイクジェット記録装置にお
いて、前記インクが請求項1〜4に記載のインクである
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項20】 前記ヘッド部がインクに熱エネルギー
を作用させてインク滴を吐出させるヘッドを含む請求項
19記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項21】 インクを収容したインク収容部を備え
たインクカートリッジと、前記インクをインク滴として
吐出させるための記録ヘッドを備えたインクジェット記
録装置において、前記インクが請求項1〜4記載のイン
クであることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項22】 前記インクカートリッジに収容したイ
ンクを前記記録ヘッドに対して供給するインク供給部を
有する請求項21記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項23】 前記記録ヘッドがインクに熱エネルギ
ーを作用させてインク滴を吐出させるヘッドを含む請求
項21〜22記載のインクジェット記録装置。
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US08/227,407 US6011098A (en) | 1993-04-26 | 1994-04-14 | Water-based ink |
EP02020055A EP1270691A3 (en) | 1993-04-26 | 1994-04-19 | A water based ink, ink jet recording method using same, and equipment using same |
EP94106082A EP0622429B1 (en) | 1993-04-26 | 1994-04-19 | A water-based ink, ink jet recording method using same, and equipment using same |
DE69432276T DE69432276T2 (de) | 1993-04-26 | 1994-04-19 | Wässrige Tinte, Tintenstrahl-Aufzeichnungsverfahren und Vorrichtung unter Verwendung derselben |
AT94106082T ATE234902T1 (de) | 1993-04-26 | 1994-04-19 | Wässrige tinte, tintenstrahl- aufzeichnungsverfahren und vorrichtung unter verwendung derselben |
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Cited By (2)
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JP2003003093A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-08 | Seiko Epson Corp | インクセット |
JP2011202087A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Seiko Epson Corp | インク組成物、インクジェット記録方法及び記録物 |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP11607793A patent/JP3302098B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003003093A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-08 | Seiko Epson Corp | インクセット |
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