JPH0632814B2 - 多段フラツシユ蒸発装置の洗浄方法 - Google Patents
多段フラツシユ蒸発装置の洗浄方法Info
- Publication number
- JPH0632814B2 JPH0632814B2 JP59226913A JP22691384A JPH0632814B2 JP H0632814 B2 JPH0632814 B2 JP H0632814B2 JP 59226913 A JP59226913 A JP 59226913A JP 22691384 A JP22691384 A JP 22691384A JP H0632814 B2 JPH0632814 B2 JP H0632814B2
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- brine
- evaporation chamber
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/06—Flash distillation
- B01D3/065—Multiple-effect flash distillation (more than two traps)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔本発明の産業分野〕 本発明は、多段フラツシユ蒸発装置（以下MSFE装置と略
記する）、例えば、MSFE型海水淡水化装置の運転停止・
保管中の腐食防止や装置内部に付着する汚物，スケール
等を除去するMSFE装置の洗浄方法に関する。
記する）、例えば、MSFE型海水淡水化装置の運転停止・
保管中の腐食防止や装置内部に付着する汚物，スケール
等を除去するMSFE装置の洗浄方法に関する。
〔背景技術〕 MSFE型海水淡水化装置の代表的な系統図を第１図に示
す。一般に、MSFE型海水淡水化装置は、第１図に示すよ
うに、上部に個々に凝縮器１を備えた多段の蒸発室２か
らなるエバポレータ本体と、蒸発室２と凝縮器１の間に
ブラインを循環させる循環ポンプ３、循環ブラインを外
部ボイラなどからの蒸気で加熱するブラインヒータ４、
補給する海水を脱気する脱気器５、蒸発室２を真空に引
くエジエクター６などからなる。なお、７はオリフイス
部である。
す。一般に、MSFE型海水淡水化装置は、第１図に示すよ
うに、上部に個々に凝縮器１を備えた多段の蒸発室２か
らなるエバポレータ本体と、蒸発室２と凝縮器１の間に
ブラインを循環させる循環ポンプ３、循環ブラインを外
部ボイラなどからの蒸気で加熱するブラインヒータ４、
補給する海水を脱気する脱気器５、蒸発室２を真空に引
くエジエクター６などからなる。なお、７はオリフイス
部である。
エバポレータ本体は一般にステンレス／炭素鋼のクラツ
ド鋼や炭素鋼、凝縮器チユーブは、キユープロニツケル
やチタン材等が使用されており、運転中は、海水は脱気
器５で脱気して供給され、蒸発室２では循環ブラインは
pH8.5〜9.0で、真空でフラツシユ蒸発が行われるため、
溶存酸素１０ppb以下になり、装置の腐食は殆んど問題
ない。
ド鋼や炭素鋼、凝縮器チユーブは、キユープロニツケル
やチタン材等が使用されており、運転中は、海水は脱気
器５で脱気して供給され、蒸発室２では循環ブラインは
pH8.5〜9.0で、真空でフラツシユ蒸発が行われるため、
溶存酸素１０ppb以下になり、装置の腐食は殆んど問題
ない。
しかし、運転を停止し、装置内部が一旦大気にさらされ
ると、海水及び海水を濃縮した循環ブラインは腐食性が
大きくなり、たとえこのブラインを液抜きしても、装置
内壁に付着した海塩粒子が腐食の原因となり、停止期間
中に装置が腐食し、問題となつている。
ると、海水及び海水を濃縮した循環ブラインは腐食性が
大きくなり、たとえこのブラインを液抜きしても、装置
内壁に付着した海塩粒子が腐食の原因となり、停止期間
中に装置が腐食し、問題となつている。
したがつて従来、MSFE型海水淡水化装置は液抜きした
後、(1)清水で内部をホース洗滌し、モツプ掛けした
り、(2)或いは清水を張り込んで循環する操作を２〜３
回繰り返すなどの対策を行つている。しかし、上記(1)
の方法は現在、中近東で稼動中の大型実装置では１基の
大きさが長さ６０ｍ，幅２０ｍ，高さ４ｍで内部が２０
数室に分かれており、洗滌，モツプ掛けに大変な労力と
費用がかかつている。又、(2)の方法は清水を張り込ん
だ深さの範囲までしか洗滌できず攪拌効果も不充分で時
間がかかり、２〜３回張り込みを繰り返すため、大量の
清水が必要などの問題がある。
後、(1)清水で内部をホース洗滌し、モツプ掛けした
り、(2)或いは清水を張り込んで循環する操作を２〜３
回繰り返すなどの対策を行つている。しかし、上記(1)
の方法は現在、中近東で稼動中の大型実装置では１基の
大きさが長さ６０ｍ，幅２０ｍ，高さ４ｍで内部が２０
数室に分かれており、洗滌，モツプ掛けに大変な労力と
費用がかかつている。又、(2)の方法は清水を張り込ん
だ深さの範囲までしか洗滌できず攪拌効果も不充分で時
間がかかり、２〜３回張り込みを繰り返すため、大量の
清水が必要などの問題がある。
本発明は、MSFE型海水淡水化装置のプラント動特性と装
置が備える機器を利用して、上記問題点を解決する効果
的なMSFE装置の洗滌方法を提供することを目的とする。
置が備える機器を利用して、上記問題点を解決する効果
的なMSFE装置の洗滌方法を提供することを目的とする。
本発明は、多段フラッシュ蒸発装置からブライン液を抜
き取った後、洗浄液を張り込んで循環し、多段フラッシ
ュ蒸発装置を洗浄する方法において、洗浄液を加熱器で
断続的に加熱して循環し、高温の洗浄液が該加熱器を通
過するときに加熱を繰り返すことにより、高温の洗浄液
が導入される蒸発室でフラッシュ蒸発させることを特徴
とする多段フラッシュ蒸発装置の洗浄方法である。
き取った後、洗浄液を張り込んで循環し、多段フラッシ
ュ蒸発装置を洗浄する方法において、洗浄液を加熱器で
断続的に加熱して循環し、高温の洗浄液が該加熱器を通
過するときに加熱を繰り返すことにより、高温の洗浄液
が導入される蒸発室でフラッシュ蒸発させることを特徴
とする多段フラッシュ蒸発装置の洗浄方法である。
先ず、プラント特性として、(a)MSFE型装置は第１図に
示すように、各蒸発室２はオリフイス部７で仕切られ、
２０数室に分かれており、ブラインや洗滌水が循環する
上部の凝縮器１も各蒸発室２毎にシエル／チユーブ式の
凝縮器１が設置され、それぞれ水室を通して連結され、
循環ポンプ３とブラインヒータ４を介して循環系を形成
している。すなわち、この循環系は上下共、非常に多室
に区分されているため、循環系はピストンフローに近い
流動を示し、全体としての混合特性は悪い。(b)次に各
蒸発室２は、オリフイス部７の流動抵抗に相当する段間
差圧（＝液レベル差＋液温度相当分圧差、すなわち各蒸
発室２の液レベルを一様に保つている時は段間差圧に相
当する液温度差）でバランスしている。各蒸発室２の液
レベルは、自由表面を形成しているため、上記の液温度
差のバランスが崩れるとそれに対応して上下に変動し、
より高温の洗浄液が入ってくると、液レベルは押し下げ
られ、液レベルが次段のオリフィス室の仕切り板の下端
より下になると、ガスが次段に吹き抜ける吹抜け現象を
起す。
示すように、各蒸発室２はオリフイス部７で仕切られ、
２０数室に分かれており、ブラインや洗滌水が循環する
上部の凝縮器１も各蒸発室２毎にシエル／チユーブ式の
凝縮器１が設置され、それぞれ水室を通して連結され、
循環ポンプ３とブラインヒータ４を介して循環系を形成
している。すなわち、この循環系は上下共、非常に多室
に区分されているため、循環系はピストンフローに近い
流動を示し、全体としての混合特性は悪い。(b)次に各
蒸発室２は、オリフイス部７の流動抵抗に相当する段間
差圧（＝液レベル差＋液温度相当分圧差、すなわち各蒸
発室２の液レベルを一様に保つている時は段間差圧に相
当する液温度差）でバランスしている。各蒸発室２の液
レベルは、自由表面を形成しているため、上記の液温度
差のバランスが崩れるとそれに対応して上下に変動し、
より高温の洗浄液が入ってくると、液レベルは押し下げ
られ、液レベルが次段のオリフィス室の仕切り板の下端
より下になると、ガスが次段に吹き抜ける吹抜け現象を
起す。
(c)次に蒸発室２での液のスプラツシユ状態は、単に清
水を張り込んで循環洗滌する場合は、液のスプラツシユ
は殆んど起きず液レベルより上部壁の洗滌は殆んど期待
できない。液温度が各段とも等しいのでオリフイス抵抗
分だけ前段の液位が順次高くなり、後段の上部は殆んど
洗滌できない。
水を張り込んで循環洗滌する場合は、液のスプラツシユ
は殆んど起きず液レベルより上部壁の洗滌は殆んど期待
できない。液温度が各段とも等しいのでオリフイス抵抗
分だけ前段の液位が順次高くなり、後段の上部は殆んど
洗滌できない。
次に液温度を上げ真空フラツシユ蒸発を行うと各室一様
の液位を保つことができ、オリフイス上部で沸騰状態で
スプラツシユが飛散し、上部壁も一応洗滌できる。この
スプラツシユの飛散状態を第２図に基づいて説明する
と、第２図は凝縮器−蒸発室の一部拡大横断面図であ
り、オリフイス部７から沸騰状態で蒸発室２内にスプラ
ツシユが飛散することとなり、凝縮器１の底外壁も一応
洗浄できるようになる。
の液位を保つことができ、オリフイス上部で沸騰状態で
スプラツシユが飛散し、上部壁も一応洗滌できる。この
スプラツシユの飛散状態を第２図に基づいて説明する
と、第２図は凝縮器−蒸発室の一部拡大横断面図であ
り、オリフイス部７から沸騰状態で蒸発室２内にスプラ
ツシユが飛散することとなり、凝縮器１の底外壁も一応
洗浄できるようになる。
更に前記吹き抜け現象を起すと、吹き抜けるガスが液を
同伴して吹き上げ蒸発室内に烈しいスプラツシユ状態を
生じ、上部壁の効果的な洗滌効果が期待できる。これを
第３図に基づいて説明すると、第３図は第２図と同様凝
縮器−蒸発室の一部拡大横断面図である。この第３図に
示すように、前記吹き抜けガスが液を同伴してオリフイ
ス部７から吹き上げ、蒸発室２内に烈しいスプラツシユ
状態が生ずるものである。
同伴して吹き上げ蒸発室内に烈しいスプラツシユ状態を
生じ、上部壁の効果的な洗滌効果が期待できる。これを
第３図に基づいて説明すると、第３図は第２図と同様凝
縮器−蒸発室の一部拡大横断面図である。この第３図に
示すように、前記吹き抜けガスが液を同伴してオリフイ
ス部７から吹き上げ、蒸発室２内に烈しいスプラツシユ
状態が生ずるものである。
本発明は上記プラント特性を利用し、ブライン液抜き
後、清水を張り込んで循環し、ブライン・ヒータに蒸気
を供給して循環液温度を上げ、真空フラツシユ蒸発が起
る状態にした後、ブライン・ヒータに供給する蒸気量を
断続的に多くし、循環液の液温度が部分的に高い部分を
作る。一般にこの部分的高温部は液の循環によつて、前
後の液と混合し、一様になる傾向があるが、MSFE型装置
は上記プラント特性(a)で述べたようにピストンフロー
であるため一様になりにくい特性があり、更に液循環の
周期に合せて高温部に断続的に加熱を繰り返すことによ
つて部分的高温部を保持することができる。この高温部
が流入する蒸発室は順次上記プラント特性(b)で述べた
吹き抜け現象を起し、特性(d)の烈しいスプラツシユで
効果的な洗滌を行うことができる。なお、通常のフラツ
シユ蒸発状態で全体の液位を下げ、吹き抜け現象を起す
ことはできるが、吹き抜け現象は不安定で全体を一様に
吹き抜け現象を起すのは難かしく、上記のように上段か
ら下段に向つて順次吹き抜けを起す方法が確実で効果的
である。
後、清水を張り込んで循環し、ブライン・ヒータに蒸気
を供給して循環液温度を上げ、真空フラツシユ蒸発が起
る状態にした後、ブライン・ヒータに供給する蒸気量を
断続的に多くし、循環液の液温度が部分的に高い部分を
作る。一般にこの部分的高温部は液の循環によつて、前
後の液と混合し、一様になる傾向があるが、MSFE型装置
は上記プラント特性(a)で述べたようにピストンフロー
であるため一様になりにくい特性があり、更に液循環の
周期に合せて高温部に断続的に加熱を繰り返すことによ
つて部分的高温部を保持することができる。この高温部
が流入する蒸発室は順次上記プラント特性(b)で述べた
吹き抜け現象を起し、特性(d)の烈しいスプラツシユで
効果的な洗滌を行うことができる。なお、通常のフラツ
シユ蒸発状態で全体の液位を下げ、吹き抜け現象を起す
ことはできるが、吹き抜け現象は不安定で全体を一様に
吹き抜け現象を起すのは難かしく、上記のように上段か
ら下段に向つて順次吹き抜けを起す方法が確実で効果的
である。
この参考例で使用した装置は次のものである。
短管式MSFE型海水淡水化装置 蒸発能力：２３，０００ton/day 装置寸法：６５mL×２０mw×４mH 段数：２２段 上記装置を使用しての洗浄方法（従来法）は次のとおり
である。
である。
ブライン液抜き後、清水を張り込み循環洗滌（第１回目
洗浄）し、この洗滌液を液抜きし、再度清水を張り込み
し循環洗滌（第２回目洗浄）した。この２回の循環洗滌
時の蒸発室初段入口の循環液の電導度を追跡した。
洗浄）し、この洗滌液を液抜きし、再度清水を張り込み
し循環洗滌（第２回目洗浄）した。この２回の循環洗滌
時の蒸発室初段入口の循環液の電導度を追跡した。
この第１回目洗浄及び第２回目洗浄の電導度追跡結果を
第４図及び第５図に示す。この第４〜５図から明らかな
ように、ブライン液抜き後、装置内の液抜き困難なデツ
ドスペースに残つたブラインが洗滌水の循環と共に周期
的に高い電導度を示し、２〜３時間（３〜５回）の循環
で簡単に一様にはならない（即ち、洗滌できない）こと
を示している。これはまた、前述したように循環系がピ
ストン・フローに近い流動をしていることを示してい
る。また、装置内壁に付着していたＣ濃度は１００cm
2当り洗滌前５０mgに対し、上記２回目洗滌後は1.2mgで
あつた。洗滌液に浸されていない上部壁は４５mgで洗滌
前と略同じであつた。
第４図及び第５図に示す。この第４〜５図から明らかな
ように、ブライン液抜き後、装置内の液抜き困難なデツ
ドスペースに残つたブラインが洗滌水の循環と共に周期
的に高い電導度を示し、２〜３時間（３〜５回）の循環
で簡単に一様にはならない（即ち、洗滌できない）こと
を示している。これはまた、前述したように循環系がピ
ストン・フローに近い流動をしていることを示してい
る。また、装置内壁に付着していたＣ濃度は１００cm
2当り洗滌前５０mgに対し、上記２回目洗滌後は1.2mgで
あつた。洗滌液に浸されていない上部壁は４５mgで洗滌
前と略同じであつた。
この実施例で使用する装置は、上記参考例で使用した装
置と同一であるが、洗浄方法としては、ブライン液抜き
後、清水を張り込み、常温で２時間循環洗滌し、この洗
滌液を液抜きし、再度清水を張り込み、循環し、初段液
温度が70℃の真空フラツシユ蒸発状態まで昇温した後、
５〜８分間パルス加熱洗滌を行つた。
置と同一であるが、洗浄方法としては、ブライン液抜き
後、清水を張り込み、常温で２時間循環洗滌し、この洗
滌液を液抜きし、再度清水を張り込み、循環し、初段液
温度が70℃の真空フラツシユ蒸発状態まで昇温した後、
５〜８分間パルス加熱洗滌を行つた。
このパルス・フタツシユ洗滌時の電導度変化を第６図に
示す。第６図から明らかなように、電導度の経時変化は
従来法と大差はない。しかし装置内壁に付着していた洗
滌後のＣ濃度は液レベルの下部，上部共に１００cm2
当り１mg以下で非常によく洗滌されていた。
示す。第６図から明らかなように、電導度の経時変化は
従来法と大差はない。しかし装置内壁に付着していた洗
滌後のＣ濃度は液レベルの下部，上部共に１００cm2
当り１mg以下で非常によく洗滌されていた。
本発明は、以上詳記したように、循環洗滌液の循環周期
に合せて断続的に加熱し、部分的に高温部分を有する循
環洗滌液を循環させる方法であり、このようにパルス・
フラツシユにより装置内に烈しいスプラツシユ状態が生
じ、その結果、装置内部を十分に洗滌できる効果が生ず
るものである。このように本発明では、MSFE装置の運転
停止中及び保管中の腐食が完全に防止でき、装置内部に
付着する汚物，スケールなどを完全に除去できる顕著な
効果が生ずるものである。
に合せて断続的に加熱し、部分的に高温部分を有する循
環洗滌液を循環させる方法であり、このようにパルス・
フラツシユにより装置内に烈しいスプラツシユ状態が生
じ、その結果、装置内部を十分に洗滌できる効果が生ず
るものである。このように本発明では、MSFE装置の運転
停止中及び保管中の腐食が完全に防止でき、装置内部に
付着する汚物，スケールなどを完全に除去できる顕著な
効果が生ずるものである。
第１図はMSFE壁造水装置の代表的な系統図である。第２
図及び第３図は凝縮器−蒸発室の一部拡大横断面図であ
つて、蒸発室内でのスプラツシユ状態を説明するための
図である。第４図及び第５図は従来法による第１回目洗
浄及び第２回目洗浄の電導度追跡結果を示し、第６図は
本発明によるパルス・フラツシユ洗浄時の電導度変化を
示す。 １……凝縮器 ２……蒸発室 ３……循環ポンプ ４……ブラインヒータ ５……脱気器 ６……エジエクター ７……オリフイス部
図及び第３図は凝縮器−蒸発室の一部拡大横断面図であ
つて、蒸発室内でのスプラツシユ状態を説明するための
図である。第４図及び第５図は従来法による第１回目洗
浄及び第２回目洗浄の電導度追跡結果を示し、第６図は
本発明によるパルス・フラツシユ洗浄時の電導度変化を
示す。 １……凝縮器 ２……蒸発室 ３……循環ポンプ ４……ブラインヒータ ５……脱気器 ６……エジエクター ７……オリフイス部
Claims (1)
- 【請求項１】多段フラッシュ蒸発装置からブライン液を
抜き取った後、洗浄液を張り込んで循環し、多段フラッ
シュ蒸発装置を洗浄する方法において、洗浄液を加熱器
で断続的に加熱して循環し、高温の洗浄液が該加熱器を
通過するときに加熱を繰り返すことにより、高温の洗浄
液が導入される蒸発室でフラッシュ蒸発させることを特
徴とする多段フラッシュ蒸発装置の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59226913A JPH0632814B2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 多段フラツシユ蒸発装置の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59226913A JPH0632814B2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 多段フラツシユ蒸発装置の洗浄方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61107987A JPS61107987A (ja) | 1986-05-26 |
| JPH0632814B2 true JPH0632814B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=16852561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59226913A Expired - Lifetime JPH0632814B2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 多段フラツシユ蒸発装置の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632814B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997026093A1 (en) * | 1994-06-27 | 1997-07-24 | Ad/Vantage, Inc. | Fuel system cleaning apparatus |
| US5503683A (en) * | 1994-06-27 | 1996-04-02 | Ad/Vantage Inc. | Fuel system cleaning apparatus |
| US6498410B1 (en) | 2000-03-28 | 2002-12-24 | Ibiden Co., Ltd. | Motor and pressure generating apparatus incorporating the motor |
| WO2006095397A1 (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Hitachi Zosen Corporation | 多段フラッシュ式海水淡水化装置 |
| WO2011135589A2 (en) * | 2010-04-29 | 2011-11-03 | Shree Renuka Sugars Limited | Evaporation system |
| CN114870419B (zh) * | 2022-05-26 | 2024-04-12 | 云南云天化红磷化工有限公司 | 一种提高磷酸闪蒸室清洗效率的方法 |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP59226913A patent/JPH0632814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61107987A (ja) | 1986-05-26 |
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