JPH06327411A - 組織化植物タン白製品およびその製造方法 - Google Patents

組織化植物タン白製品およびその製造方法

Info

Publication number
JPH06327411A
JPH06327411A JP6084879A JP8487994A JPH06327411A JP H06327411 A JPH06327411 A JP H06327411A JP 6084879 A JP6084879 A JP 6084879A JP 8487994 A JP8487994 A JP 8487994A JP H06327411 A JPH06327411 A JP H06327411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
slurry
tube
structured
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6084879A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiok Guat The
グアット テー シオク
Meliton Sumague Zarraga
スマグエ ザラガ メリトン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
Original Assignee
Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Societe des Produits Nestle SA, Nestle SA filed Critical Societe des Produits Nestle SA
Publication of JPH06327411A publication Critical patent/JPH06327411A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23J—PROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
    • A23J3/00—Working-up of proteins for foodstuffs
    • A23J3/22—Working-up of proteins for foodstuffs by texturising
    • A23J3/225—Texturised simulated foods with high protein content
    • A23J3/227—Meat-like textured foods
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23J—PROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
    • A23J3/00—Working-up of proteins for foodstuffs
    • A23J3/14—Vegetable proteins
    • A23J3/16—Vegetable proteins from soybean
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S426/00—Food or edible material: processes, compositions, and products
    • Y10S426/802—Simulated animal flesh

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 植物タン白源、特に大豆を使用して天然肉に
似た外観、テクスチャーおよび構造を有する組織化大豆
タン白模造肉及びその製造法の提供。 【構成】 大豆粉および水のドウ状スラリーはスラリー
を１００℃以上の温度に急速加熱し、タン白を急速組織
化する條件下で高速エマルジョンミル６の固定プレート
および急速回転プレート間の間隙にポンプ輸送する。熱
スラリーは直接エマルジョンミルから遠心力による正圧
下に長い管７に送り、そこで組織化タン白は急速凝固し
て相互に結合した大豆タン白の明白な平行層を有する連
続塊を形成し、管から排出される場合その構造を保持す
る。連続塊は所望寸法の片に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は植物タン白材料から模造
肉製品の製造法に関する。特に、本発明は縞のある天然
厚切れ肉組織の積層外観、テクスチャーおよび構造を有
する組織化植物タン白製品の製造法に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、植物タン白材料、特に大豆から肉類似物の多数の製
造法が提案されている。代表的にはこのような肉類似物
は所定條件の水分、時間、温度および圧力下で大豆粉水
スラリーをエクストルージョンクッカーに通して膨脹生
成物を形成させ、またはタン白分離物水スラリーを紡糸
することにより製造される。最近模造肉製品を目的とす
る組織化大豆タン白片の製造に組織化法として蒸気の使
用が提案されている。
【０００３】しかし、製造した組織化タン白製品は天然
肉のテクスチャー、外観、物理構造および食感に欠ける
ので、これらの従来方法は十分に満足できるものではな
かった。例えば、大豆タン白を蒸気組織化して製造した
類似肉は横紋筋または骨格筋組織のものよりむしろ加熱
磨砕牛肉に似たテクスチャーおよび外観を有する。従来
方法は組織化タン白製品に天然肉片のテクスチャー、外
観および物理構造を付与することができなかった。厚切
れ天然肉とそっくりの組織化植物タン白を製造できない
ことが現在入手しうる類似肉製品が広く消費者に許容さ
れない第１の理由である。さらに、代表的には先行方法
は非常に複雑な装置および操作を使用するので、出発材
料が比較的安価な性質を有するに拘らず形成類似肉製品
は商品として魅力のないものになった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は植物タン白材料
を加工し、厚切れ天然肉の積層または縞のある外観、テ
クスチャーおよび物理構造を有する類似肉製品を形成す
る方法を供する。本発明類似肉製品は植物タン白材料、
特に大豆粉を水と混合してドウ状タン白スラリーを形成
することにより製造される。スラリーはミル内に固定プ
レートおよび急速回転するプレートを有するタイプの高
速エマルジョンミルにポンプ輸送し、スラリーはミル内
の固定プレートおよび急速回転プレート間の間隙を強制
的に通し、大豆タン白を急速組織化する十分な温度、代
表的には約１００℃以上の温度にスラリーを急速加熱す
る。本発明の好ましい態様では、ドウはドウ状スラリー
がエマルジョンミルの固定プレートおよび回転プレート
間の狭い間隙を通過することによる機械エネルギーによ
り組織化温度以上に加熱される。
【０００５】熱組織化タン白スラリーはエマルジョンミ
ルから長く延びた加工管中に遠心力による正圧下にポン
プ輸送され、そこで熱組織化大豆タン白は管の軸長に実
質的に直角の管の巾を横切って延びる組織化タン白の並
置層を形成する。熱加圧大豆タン白は組織化タン白層に
急速凝固する。積層タン白材料は自立性を有するように
十分に固化し、タン白材料の温度および圧力は積層構造
を破壊せずに管から環境條件にタン白材料を排出できる
だけ下げる。好ましい態様によれば、加工管の排出端の
組織化生成物は約１００℃および２．５バールより低い
温度および圧にあるように、加工管は例えば加工管外側
に冷却水を循環させることにより冷却する。
【０００６】組織化タン白製品は相互に結合した組織化
タン白の明白な層（層は手で分離できる）を有する積
層、非膨脹構造の連続塊として加工管から排出される。
組織化タン白の結合層は一方向に延び、すなわち代表的
には塊の巾を横切り、一般には加工管を通るタン白塊の
流れの方向に直角に延びる。回転切断ナイフ、ナイフグ
リッドなどのような適当な切断要素は加工管の排出端に
取り付けて所望寸法の片に組織化タン白塊を切断するこ
とが好ましい。
【０００７】こうして得た製品は相互に結合した組織化
大豆タン白の明白な層から成る横紋筋様構造を有し、外
観、テクスチャーおよび物理構造が厚切れ天然肉に似て
いる。
【０００８】本発明の積層、組織化肉類似製品は植物タ
ン白源、特に大豆から製造される。大豆粉は一般に植物
タン白源として好ましいが、他の植物起源由来のタン白
材料、例えば小麦、小麦グルテン、コーン、コーングル
テン、綿実、落花生、ゴマなども単独または大豆粉と組
み合せて使用できることは理解されるであろう。組織化
植物タン白の製造には、代表的には約４０〜４５％のタ
ン白を含有し、全粒大豆または破砕脱皮大豆をフィツツ
ミル、コンダックスハンマーミル、コミトロールグライ
ンダーなどのような適当な細砕装置で細砕して代表的に
は９０〜９５％の範囲の総固形含量を有する微粉大豆粉
を得る。大豆粉は十分量の水と混合して３５〜５０％、
好ましくは４０〜４５％の範囲の総固形含量を有するド
ウ状タン白スラリーを形成させる。水道水または熱水
（例えば、９０℃）は使用できる。大豆粉を植物タン白
材料として使用する場合、食用酸、どっちと云えば有機
酸をタン白スラリーに添加して約４．６〜５．４、通例
約５．０〜５．４のｐＨを有するスラリーを供すること
が好ましい。適当な酸は例えば、酢酸、乳酸、塩酸、リ
ン酸、クエン酸 、酒石酸およびリンゴ酸を含む。リン
酸溶液は酸性化スラリーから製造した組織化製品の味に
悪影響を与えずにタン白スラリーのｐＨを所望範囲に下
げるのに特に適する。
【０００９】次に酸性化大豆スラリーは適当な保持タン
クにポンプ輸送する。好ましい態様では、酸性化ドウ状
スラリーは例えば通例の真空スタッファを通してポンプ
輸送することにより脱気し、製品マトリックスを破壊し
てその結合能を低下できる吸蔵空気を除去する。
【００１０】保持タンクから、または脱気後（使用する
場合）、固定プレートおよび高速回転プレートを有し、
プレート間の間隙は約０．２〜１ｍｍ巾、好ましくは
０．４〜０．５ｍｍのオーダに維持するタイプの高速エ
マルジョンミルにポンプ輸送する。ドウ状スラリーは高
速乳化機の間隙を強制的に通すので、スラリーは機械エ
ネルギーにより約１００℃以上の温度に急速加熱され、
大豆タン白は急速変性および組織化を起こす。タン白ス
ラリーはエマルジョンミルで１０４〜１１５℃の範囲の
温度に加熱されることが好ましい。スラリー温度の調整
は高速乳化機中へのスラリー供給割合、乳化機の回転速
度、高速乳化機のプレート間の間隔などの因子を調整し
て行なうことができ、当業者には容易に決定できる。所
望する場合、過熱蒸気をエマルジョンミルに注入して粘
稠スラリーを所望温度に加熱することが有利である。
【００１１】熱タン白スラリーは高速エマルジョンミル
から直接長く延びた加工管中に遠心力による正圧下でポ
ンプ輸送され、熱加圧（例えば、３〜９バール）スラリ
ーは加工管の軸長に実質的に直角に延びる組織化タン白
の明白な並置弓形層に形成される。組織化タン白層は加
工管内に相互に結合した組織化大豆タン白の明白な平行
弓形層を有する連続タン白塊を急速に形成凝固する。組
織化タン白の結合層は塊の巾を横切る１方向に、一般に
加工管を通るタン白塊の流れの方向に直角に延びる。組
織化タン白の長い管内の滞留時間は重要ではなく、１ま
たは２分〜１０分まで、またはそれ以上、代表的には３
〜６分の範囲でよい。但し、積層タン白塊は組織化層が
加工管から排出される場合、その形状および積層構造を
保有するしっかりした生成物を十分に形成凝固するまで
長い管内に保留されることを條件とする。
【００１２】本発明の好ましい態様によれば、長く延び
た加工管は実質的にその長さ全体にわたって水ジャケッ
トで囲み、ジャケットを冷却水（例えば、５〜１２℃）
が循環するので管の排出端の組織化生成物は飽和蒸気温
度以下であり、排出端の温度および圧力はそれぞれ好ま
しくは約１００℃および２．５バール以下であり、積層
組織化大豆タン白材料を製品の積層構造を破壊せずに加
工管から環境條件に排出できる。
【００１３】加工管から排出された積層組織化タン白塊
は所望寸法の厚切れまたは片に切断する。所望する場
合、回転切断ナイフ、ナイフグリッドなどのような適当
な切断要素は管の排出端に取り付けて組織化塊を所望寸
法の片に切断することができ、次に場合により一層小さ
い厚切れに切断できる。
【００１４】形成製品は十分に組織化された大豆タン白
の厚切れ、または片からなり、各厚切れは相互に結合し
た組織化大豆タン白の多数の明白な並置平行層を有し、
外観、テクスチャーおよび構造は天然厚切れ肉に似てい
る。相互に結合する一方で、厚切れの明白な層は厚切れ
肉のきめに沿って切断したように手で分離できる。組織
化製品は代表的には約４０〜５０％の範囲の固形含量を
有し、完全に、または主として大豆材料から成る。こう
して製造した厚切れは工業的に缶詰およびレトルト処理
する場合でもその積層構造を保有するので、厚切れは類
似肉として使用する場合特によく適する。
【００１５】製造した組織化厚切れは類似肉として使用
することができ、または別法では厚切れは使用前乾燥ま
たは冷凍できる。乾燥または冷凍した組織化厚切れは、
消費するための再構成または加熱する場合、その明白な
積層構造およびその肉様テクスチャーおよび外観を保持
する。
【００１６】本発明の１態様を図面を引用して説明す
る。予め計量した脱皮大豆粉１および所定量の酸性化水
２をリボンブレンダーのような適当な混合要素３に導入
し、所望範囲内の総固形含量およびｐＨを有するドウ状
スラリーを形成させる。こうして形成したスラリーはミ
キサーパドルブレードを有する開放スロートモノポンプ
のようなポンプ要素４に送られ、真空スタッファ５にポ
ンプ輸送してドウ状スラリーを脱気する。スラリーは真
空スタッファ５から高速エマルジョンミル６に連続ポン
プ輸送される。エマルジョンミル６は固定プレートおよ
び約１４００〜１６００ｒｐｍの速度で回転する高速回
転プレートを含み、約０．２〜１．０ｍｍ巾の間隙がプ
レート間に保持される。粘稠スラリーが乳化機６のプレ
ート間の間隙を通してポンプ輸送されるので、スラリー
は約１００℃以上、好ましくは１０４〜１１５℃間の温
度に急速加熱される。熱スラリーは直接エマルジョンミ
ル６から長い加工管７に遠心力による正圧下でポンプ輸
送される。加工管７はその長さの実質的部分にわたって
水ジャケット８で囲まれ、それを通して冷水９が循環し
て管内のタン白スラリーの温度および圧力の降下を促進
し、その結果生成物が環境温度および圧力條件に管から
排出される場合、生成物の積層テクスチャーは破壊され
ない。長い管７から排出される積層組織化製品は適当な
切断要素（図示せず）により所望寸法の厚切れ１０に切
断され、厚切れ１０は次の加工に対しエンドレスベルト
１１で保持容器１２に運ばれる。
【００１７】長い管７の寸法は重要ではない。管の長さ
は十分であるので、組織化スラリーは組織化層が十分に
しっかりした生成物を形成凝固するまで管内に保留され
る。組織化生成物の温度および圧力は管の排出端で約１
００℃および２．５バール以下である。管の直径は閉塞
を予防するだけの大きさであり、管内の所望温度および
圧力條件を維持するのに有利なように小さくすべきであ
る。
【００１８】以下の特定例は本発明の性質を一層十分に
説明するためのものである。例中および明細書のどの部
分においても部および％は特記しない限り重量を表わ
す。
【００１９】例１ 天然肉片の外観、テクスチャーおよび構造を有する組織
化大豆タン白類似肉を次の方法により製造する。約８％
の水分含量および約４０〜４５％（乾物基準）のタン白
を有する脱皮大豆量を２．０ｍｍ篩を有するコンダック
スハンマーミルで粉砕する。１００ｋｇの脱皮大豆粉を
予め１．３０ｋｇのリン酸（８５％）を添加して酸性化
した１１０．０〜１２０．０ｋｇの水道水とリボンブレ
ンダーで約１７分混合して約４１．５％の総固形含量、
約５．３のｐＨおよび約３０．５℃の温度のドウ状スラ
リーを形成させる。スラリーは開放スロートモノポンプ
に排出し、真空スタッファにポンプ輸送してスラリーを
脱気する。脱気後粘稠スラリーはエマルジョンミルの固
定プレートおよび急速回転プレート間に約０．４〜０．
５ｍｍ巾の間隙を有する高速エマルジョンミルにポンプ
輸送する。スラリーが間隙を通過する時、ほとんど瞬間
的に機械エネルギーにより約１０８〜１１４℃の温度に
加熱される。このような温度で大豆タン白の組織化は急
速に進行する。熱スラリーは遠心力による正圧下で直接
エマルジョンミルから約１０ｃｍの内径および６．７ｍ
の長さを有する長い加工管にポンプ輸送される。管を通
るタン白スラリーの流速は、スラリーが管の長さにわた
って管の断面積を実質的に満たし、スラリーに約４〜５
分の管内滞留時間を供するように調整される。冷水（５
℃）は実質的に管の全体の長さにわたって管の周りの水
ジャケットを通して循環し、管の長さ全体の管内スラリ
ーの温度および圧力を下げる。エマルジョンミルに隣接
する管の入口端で、スラリーの温度および圧力は約１０
８〜１１４℃および５〜８バールであり、一方管の排出
端で温度および圧力は約１００℃および２．５バール未
満である。タン白スラリーを大豆タン白が急速に組織化
する温度まで急速加熱し、長い加工管に遠心力による正
圧下に熱スラリーをポンプ輸送し、熱スラリーを組織化
タン白が凝固するまで管内で加圧下に保持する結果、加
工管にポンプ輸送される熱組織化大豆タン白スラリーは
急速凝固する組織化タン白の実質的に平行の並置層を形
成し、管から排出される際保有される積層肉様構造およ
び外観を供する。インラインの垂直ワイヤー切断器が加
工管の排出端に設置されて組織化塊を約２５〜３０ｃｍ
長さの片に連続切断し、次に片はトリーフダイサーによ
り１２×１２×１２ｍｍ寸法の厚切れに切断される。加
工管から排出される組織化製品は約４０〜５０％、通例
約４５〜４６％の総固形含量および５．３〜５．４のｐ
Ｈを有する。厚切れは組織化大豆タン白の明白な平行層
を有し、これは相互に結合して明白な等間隔の縞および
積層肉様外観を製品に供する。製品は天然肉片に似た僅
かにゴム状の噛みごたえおよびテクスチャーを有する。
組織化製品は保全性にすぐれ、缶詰およびレトルト処
理、乾燥および再水和処理、または冷凍、解凍および加
熱処理した場合分解せずにその積層構造を保有する。本
発明は特に組織化タン白類似肉の製造法を目的とし、こ
の方法では植物タン白材料のみ、特に全粒大豆粉または
脱皮大豆粉および酸性化水を成分として使用する。しか
し、塩、脂肪、着色料、フレーバ付与剤および／または
動物タン白材料のような少量の添加物は組織化するタン
白スラリーに大豆粉と一緒に含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の組織化植物タン白製品の製造法の１態
様を示す。
【符号の説明】
１ 脱皮大豆粉 ２ 酸性化水 ３ 混合要素 ４ ポンプ要素 ５ 真空スタッファ ６ エマルジョンミル ７ 加工管 ８ 水ジャケット ９ 冷水 １０ 厚切れ １１ エンドレスベルト １２ 保持容器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 未組織化微粉植物タン白材料および水を
    混合して、約３５〜５０％の総固形含量を有するスラリ
    ーを形成し、 スラリーを約１００℃以上の温度に急速加熱して、タン
    白を急速組織化し、 遠心力による正圧下で約１００℃以上の温度の加熱スラ
    リーを加工管に導入し、そこで組織化タン白は急速凝固
    して加工管内に相互に結合した組織化タン白の明白な平
    行層を有する連続タン白塊を形成し、層は管を通るスラ
    リー流の方向に一般に直角に延び、 組織化凝固タン白を、組織化層が十分に凝固して加工管
    から排出時その積層構造を保有するしっかりした製品を
    形成するまで加工管内に保留し、 積層組織化タン白塊を加工管から排出させ、そして組織
    化タン白塊を所望寸法の片に切断し、片は相互に結合し
    た組織化植物タン白の複数の明白な層を有することを特
    徴とする、積層肉様外観およびテクスチャーを有する組
    織化植物タン白製品の製造方法。
  2. 【請求項２】 植物タン白材料は約４０〜５０％のタン
    白含量を有する大豆粉である、請求項１記載の方法。
  3. 【請求項３】 大豆粉は十分な食用酸で酸性化した水と
    混合してスラリーに４．６〜５．４の範囲のｐＨを供す
    る、請求項２記載の方法。
  4. 【請求項４】 スラリーは約５．０〜５．４のｐＨを有
    する、請求項３記載の方法。
  5. 【請求項５】 スラリーは高速エマルジョンミルの固定
    プレートおよび急速回転プレート間に保持された間隙を
    通してポンプ輸送し、それにより機械エネルギーによっ
    て急速加熱する、請求項２記載の方法。
  6. 【請求項６】 プレート間の間隙は約０．２〜１ｍｍ巾
    である、請求項５記載の方法。
  7. 【請求項７】 スラリーは約１０４〜１１５℃の温度に
    加熱する、請求項５記載の方法。
  8. 【請求項８】 スラリーは約１０８〜１１４℃の範囲の
    温度および約３〜９バールの範囲の圧力で加工管に導入
    する、請求項５記載の方法。
  9. 【請求項９】 組織化タン白は組織化タン白の温度およ
    び圧力がそれぞれ約１００℃および２．５バールを超え
    なくなるまで加工管に保留する、請求項８記載の方法。
  10. 【請求項１０】 組織化タン白は約３〜６分加工管に保
    留する、請求項９記載の方法。
  11. 【請求項１１】 加工管は冷水を管の外側に循環して冷
    却する、請求項１記載の方法。
  12. 【請求項１２】 加工管から排出される組織化タン白片
    は約４０〜５０％の総固形含量を有する、請求項１記載
    の方法。
  13. 【請求項１３】 組織化タン白片は約５％の水分含量ま
    で乾燥する、請求項１２記載の方法。
  14. 【請求項１４】 組織化タン白片は凍結する、請求項１
    ２記載の方法。
  15. 【請求項１５】 塩、脂肪、着色料、フレーバ付与剤、
    動物タン白材料およびその混合物から成る群から選択し
    た少量の添加物をスラリーに含む、請求項１記載の方
    法。
  16. 【請求項１６】 請求項１記載の方法により製造した組
    織化タン白の複数の明白な並置層を有する組織化植物タ
    ン白製品。
JP6084879A 1993-04-23 1994-04-22 組織化植物タン白製品およびその製造方法 Withdrawn JPH06327411A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/051,418 US5433968A (en) 1993-04-23 1993-04-23 Process for producing a simulated meat product
US051418 1993-04-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06327411A true JPH06327411A (ja) 1994-11-29

Family

ID=21971187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6084879A Withdrawn JPH06327411A (ja) 1993-04-23 1994-04-22 組織化植物タン白製品およびその製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5433968A (ja)
EP (1) EP0620980B1 (ja)
JP (1) JPH06327411A (ja)
AT (1) ATE181799T1 (ja)
AU (1) AU668020B2 (ja)
BR (1) BR9401565A (ja)
CA (1) CA2121749A1 (ja)
DE (1) DE69419348T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010505424A (ja) * 2006-10-05 2010-02-25 ソレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 構築した植物性タンパク質製品のテクスチャーを改変するための低ｐＨの使用

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH689102A5 (fr) * 1995-04-06 1998-10-15 Nestle Sa Fabrication de protéines texturées.
US5773057A (en) 1996-06-26 1998-06-30 Swift-Eckrich, Inc. Low-fat ground meat products
EP1267636B1 (en) * 2000-03-22 2006-05-24 Société des Produits Nestlé S.A. Pet food composition and method of manufacture
WO2002005666A2 (en) * 2000-07-15 2002-01-24 Midwest Grain Products, Inc. Wheat gluten-based emulsified sausage products and method of pro duction thereof
US6648501B2 (en) * 2000-12-19 2003-11-18 Wenger Manufacturing, Inc. System for homogeneously mixing plural incoming product streams of different composition
US20040136261A1 (en) * 2001-02-12 2004-07-15 Huber Gordon R. System for homogeneously mixing plural incoming product streams of different composition
US20030059518A1 (en) * 2001-09-14 2003-03-27 Andrew Miller Meat broth-infused soy pieces and process for producing the same
US8277852B2 (en) * 2002-01-25 2012-10-02 Akzo Nobel Surface Chemistry Llc Bioactive botanical cosmetic compositions and processes for their production
US7442391B2 (en) * 2002-01-25 2008-10-28 Integrated Botanical Technologies, Llc Bioactive botanical cosmetic compositions and processes for their production
US20050255222A1 (en) * 2003-08-20 2005-11-17 Kraft Foods Holdings, Inc. Method and apparatus for acceleration ingredient diffusion in meat
US20050255224A1 (en) * 2003-08-20 2005-11-17 Kraft Foods Holdings, Inc. Integrated continuous meat processing system
US20050249862A1 (en) * 2003-08-20 2005-11-10 Kraft Foods Holdings, Inc. Method and apparatus for controlling texture of meat products
US20050276903A1 (en) * 2003-08-20 2005-12-15 Kraft Foods Holdings, Inc. Method and apparatus for meat product manufacturing
US7871655B2 (en) * 2003-08-20 2011-01-18 Kraft Foods Global Brands Llc Method and apparatus for accelerating formation of functional meat mixtures
US8172545B2 (en) * 2003-08-20 2012-05-08 Kraft Foods Global Brands Llc Method for controlling ground meat flow rates
US7857500B2 (en) * 2003-08-20 2010-12-28 Kraft Foods Global Brands Llc Apparatus for vacuum-less meat processing
US7169421B2 (en) * 2003-08-20 2007-01-30 Kraft Foods Holdings, Inc. Method of making processed meat products
US7731998B2 (en) * 2003-08-20 2010-06-08 Kraft Foods Global Brands Llc Method for reducing protein exudate on meat product
US7488502B2 (en) * 2003-08-20 2009-02-10 Kraft Foods Global Brands Llc Method of making processed meat products
MXPA06007942A (es) 2004-01-12 2007-02-16 Integrated Botan Technologies Composiciones bioactivas de plantas de theacea y procesos para su produccion y uso.
US7270469B2 (en) * 2004-06-09 2007-09-18 Cemen-Tech, Inc. Apparatus and method for adding pigmentation to concrete mix
US20090291188A1 (en) * 2008-05-22 2009-11-26 Milne Jeffrey J Vegetable protein meat analogues and methods of making the same
US8641263B2 (en) 2008-11-24 2014-02-04 Kraft Foods Group Brands Llc Method and apparatus for continuous processing of whole muscle meat products
US8308342B2 (en) 2008-11-24 2012-11-13 Kraft Foods Global Brands Llc Processing elements for mixing meat products
US8187651B2 (en) * 2008-11-24 2012-05-29 Kraft Foods Global Brands Llc Method and apparatus for continuous processing of whole muscle meat products
EP2765865B1 (en) 2011-10-14 2017-07-05 Hill's Pet Nutrition, Inc. Process for preparing a food composition
WO2015172002A2 (en) 2014-05-09 2015-11-12 USPET Nutrition, LLC Meat like pet food chunks
PL3203856T3 (pl) * 2014-10-10 2019-09-30 Nestec S.A. Bezmięsne produkty spożywcze o wyglądzie i teksturze gotowanego mięsa
WO2016185409A1 (en) 2015-05-21 2016-11-24 Nestec Sa Wet pet food formulated to be served in a form selected by the pet
US20190150475A1 (en) * 2016-04-06 2019-05-23 Nestec S.A. A process for preparing a shelf-stable protein snack
IL273546B (en) * 2020-03-24 2021-10-31 Redefine Meat Ltd Textured protein packaging and its uses
EP4000409A1 (en) 2020-11-16 2022-05-25 Source Technology ApS Meat analogue food product
EP4230054A1 (en) * 2022-02-21 2023-08-23 Bühler AG Extrusion process for liquid protein concentrate or isolate
DE102022202087A1 (de) * 2022-03-01 2023-09-07 Coperion Gmbh Austragsvorrichtung und Verfahren zur Texturierung einer Lebensmittelzusammensetzung sowie Anlage zur Herstellung einer Lebensmittelzusammensetzung
CN218551187U (zh) * 2022-08-04 2023-03-03 林旻颐 生产机具

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3814823A (en) * 1970-09-30 1974-06-04 Procter & Gamble Meat analogs having the fiber structure of meat
US3693533A (en) * 1970-12-28 1972-09-26 Procter & Gamble Meat analog apparatus
US3968269A (en) * 1973-07-12 1976-07-06 Ralston Purina Company Protein food product and method of making
US3950564A (en) * 1974-08-02 1976-04-13 Central Soya Company, Inc. Process of making a soy-based meat substitute
US4230738A (en) * 1976-10-22 1980-10-28 Miles Laboratories, Inc. Process for preparing textured protein concentrate
US4062987A (en) * 1975-12-31 1977-12-13 Campbell Soup Company Protein texturization by centrifugal spinning
US4038432A (en) * 1975-12-31 1977-07-26 Campbell Soup Company Protein texturization by steam injection
US4197324A (en) * 1976-05-14 1980-04-08 General Mills, Inc. Preparation of meat analog
US4073962A (en) * 1976-06-01 1978-02-14 Ralston Purina Company Process for the production of a protein product
JPS5347557A (en) * 1976-10-08 1978-04-28 Ajinomoto Kk Method of producing food like multiiphase meat
US4204005A (en) * 1976-12-27 1980-05-20 Asahimatsu Koridofu Kabushiki Kaisha Process for producing fibrous food materials
US4205094A (en) * 1978-05-03 1980-05-27 The Procter & Gamble Company Texturizing and steam deflavoring soy protein with high-speed turbine mixing
US4376134A (en) * 1979-05-07 1983-03-08 The Quaker Oats Company Low-cholesterol sausage analog and process therefor
US4495205A (en) * 1983-10-03 1985-01-22 General Foods Corporation Meat analog product
US4551351A (en) * 1984-02-09 1985-11-05 Fuji Oil Company, Limited Process for producing meat block-like protein material
JPS6363359A (ja) * 1986-09-03 1988-03-19 Nisshin Oil Mills Ltd:The 豆腐加工食品の製造法
US4781939A (en) * 1986-10-28 1988-11-01 Nestec, S.A. Layered meat emulsion product and method of producing same
US4888198A (en) * 1986-12-15 1989-12-19 Central Soya Company Compressed texturized soy protein product and process for making same
US4863749A (en) * 1987-10-15 1989-09-05 Otsuka Foods Co., Ltd. Process for the production of a low-cholesterol all-vegetable meat analog
US4943441A (en) * 1989-03-03 1990-07-24 Nestec S.A. Method of producing simulated meat product from whole soybeans
DE3933528C1 (ja) * 1989-10-04 1990-12-06 Effem Gmbh, 2810 Verden, De
US5206050A (en) * 1991-02-01 1993-04-27 Rudolph Holscher Food analog and process for making the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010505424A (ja) * 2006-10-05 2010-02-25 ソレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 構築した植物性タンパク質製品のテクスチャーを改変するための低ｐＨの使用

Also Published As

Publication number Publication date
AU668020B2 (en) 1996-04-18
CA2121749A1 (en) 1994-10-24
US5433968A (en) 1995-07-18
ATE181799T1 (de) 1999-07-15
AU5943194A (en) 1994-10-27
EP0620980B1 (en) 1999-07-07
DE69419348D1 (de) 1999-08-12
DE69419348T2 (de) 1999-11-04
EP0620980A1 (en) 1994-10-26
BR9401565A (pt) 1994-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06327411A (ja) 組織化植物タン白製品およびその製造方法
EP1231846B1 (en) Meat emulsion product
US5437885A (en) Method of making a non-porous vegetable protein fiber product
JPS63123356A (ja) 層状の肉エマルジヨン製品およびその製造方法
US11333441B2 (en) Methods and devices for heating or cooling viscous materials
KR800000073B1 (ko) 식물성 단백질로부터 치밀하고 꼬이지 않은 규칙적인 층을 가진 육류대용품을 제조하는 방법
WO1982003750A1 (en) Low cost texturized vegetable protein

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010703