JPH06327290A - 駆動制御装置 - Google Patents

駆動制御装置

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JPH06327290A
JPH06327290A JP5106960A JP10696093A JPH06327290A JP H06327290 A JPH06327290 A JP H06327290A JP 5106960 A JP5106960 A JP 5106960A JP 10696093 A JP10696093 A JP 10696093A JP H06327290 A JPH06327290 A JP H06327290A
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JP
Japan
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voltage
load
semiconductor switch
drive control
abnormal
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Application number
JP5106960A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Oya
哲司 大矢
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ツェーナーダイオードを無くしてコストの上昇
を抑え、しかもコンパクト化を図る駆動制御装置を提供
する。 【構成】直流モータ2に接続され、発電装置5に充電さ
れるバッテリー1と、前記直流モータ2とバッテリー1
とを接続又は切離しを行うトランジスタ3と、前記直流
モータ2に印加される電圧VB0を検出する抵抗8,9
と、前記抵抗8,9からの検出電圧VB1としきい値VH
とを比較するオペアンプ10と、前記オペアンプ10か
らの比較結果に基づいて検出電圧VB1がしきい値VH よ
り大きくなったとき、前記発電装置5から異常電圧が直
流モータ2に印加されていると判断して前記半導体スイ
ッチ3を動作させ、直流電源1と直流モータ2とを接続
する制御部6aとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動制御装置に係り、詳
しくは半導体スイッチのスイッチング制御により直流電
源と負荷とを接続又は非接続状態とし、前記直流電源を
充電する発電装置と該直流電源とが切り離されて負荷と
発電装置とが接続されることにより発生する異常電圧を
半導体スイッチにより吸収する駆動制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、駆動制御装置として図4に示すよ
うなものが提案されている。バッテリー51にはモータ
52及びパワートランジスタ(以下、単にトランジスタ
という)53が直列接続されている。尚、モータ52に
はダイオード54がバッテリー51に対して逆バイアス
となるように並列接続されている。又、バッテリー51
は発電機等により構成される発電装置55によって充電
される。
【0003】前記バッテリー51には駆動制御回路56
が接続され、この駆動制御回路56は前記トランジスタ
53をスイッチング制御する。即ち、図5に示すよう
に、駆動制御回路56は入力端子57からの入力信号V
INに基づいて制御信号VS をトランジスタ53のベース
に出力し、該トランジスタ53をオン・オフ制御(スイ
ッチング制御)してモータ52を駆動制御する。
【0004】ところで、通常、バッテリー51は発電装
置55に接続されている。しかし、バッテリー51の図
示しない電極端子が外れ、バッテリー51と発電装置5
5とが非接続状態となると、発電装置55からモータ5
2及びトランジスタ53の両端と、駆動制御回路56と
に通常の印加電圧(この場合、約12V)V0 より数倍
高い異常電圧(この場合、約110V)V1 が一瞬のあ
いだ(約100ms)、印加されるという問題がある。
【0005】そのため、この異常電圧V1 を吸収する目
的としてモータ52と、トランジスタ53との両端には
大型となるツェナーダイオード58が接続され、このツ
ェナーダイオード58が異常電圧V1 のエネルギーを吸
収するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発電装
置55からの発生する異常電圧V1 を吸収するための大
型となるツェナーダイオード58を設けなければならな
いという問題がある。
【0007】又、大型のツェナーダイオード58を駆動
制御回路56に設ける分だけ、コストが上昇してしまう
という問題がある。更に、上記の駆動制御回路56の基
板には大型となるツェナーダイオード58を基板上に載
せることにより、その分、駆動制御回路56が大型化し
てしまうという問題がある。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はツェーナーダイオードを
無くしてコストの上昇を抑え、しかもコンパクト化を図
ることができる駆動制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、請求項1記載の発明は、負荷に接続され、
発電装置に充電される直流電源と、前記負荷と直流電源
とを接続又は切離しを行う半導体スイッチと、前記負荷
に印加される電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧
検出手段からの検出電圧と予め定められた基準電圧とを
比較する電圧比較手段と、前記電圧比較手段からの比較
結果に基づいて検出電圧が予め定められた基準電圧より
大きくなったとき、前記発電装置から異常電圧が負荷に
印加されていると判断して前記半導体スイッチを動作さ
せ、直流電源と負荷とを接続するスイッチング制御手段
とを備えたことをその要旨とする。
【0010】請求項2記載の発明は、発電装置により充
電され、負荷を動作させる直流電源と、前記直流電源と
負荷とを接続又は切離しを行い、前記負荷に接続される
発電装置と直流電源とが非接続状態となったとき、前記
発電装置から負荷に印加される異常電圧のエネルギーを
安全動作領域内で吸収する半導体スイッチと、前記負荷
に印加される電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧
検出手段からの検出電圧と予め定められた基準電圧とを
比較する電圧比較手段と、前記電圧比較手段からの比較
結果に基づいて検出電圧が予め定められた基準電圧より
大きくなったとき、発電装置と直流電源とが非接続状態
となり、該発電装置により発生した異常電圧が負荷に印
加されたと判断する異常判断手段と、前記異常判断手段
からの判断結果に基づいて異常電圧が負荷に印加された
とき、前記半導体スイッチを強制的に動作させて発電装
置と負荷とを接続し、該発電装置により発生した異常電
圧のエネルギーを半導体スイッチの安全動作領域内で吸
収させるスイッチング制御手段とを備えたことをその要
旨とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明においては、半導体スイッ
チにより負荷と直流電源とが接続されたり切り離された
りする。又、電圧検出手段は負荷に印加される電圧を検
出する。電圧比較手段は電圧検出手段からの検出電圧と
予め定められた基準電圧とを比較する。そして、検出電
圧が予め定められた基準電圧より大きくなったとき、発
電装置から負荷に異常電圧が印加されていると判断して
スイッチング制御手段は半導体スイッチを動作させ、直
流電源と負荷とを接続し、異常電圧によるエネルギーを
半導体スイッチの動作により吸収する。
【0012】請求項2記載の発明においては、半導体ス
イッチにより発電装置にて充電される直流電源と負荷と
が接続されたり切り離されたりする。電圧検出手段は負
荷に印加される電圧を検出する。電圧比較手段は電圧検
出手段からの検出電圧と予め定められた基準電圧とを比
較する。電圧比較手段からの比較結果に基づいて検出電
圧が予め定められた基準電圧より大きくなったとき、異
常判断手段は発電装置と直流電源とが非接続状態とな
り、該発電装置により発生した異常電圧が負荷に印加さ
れたと判断する。異常判断手段による判断結果に基づい
て発電装置から異常電圧が負荷に印加されたとき、スイ
ッチング制御手段は半導体スイッチを強制的に動作させ
て負荷と発電装置とを接続し、該発電装置により発生し
た異常電圧のエネルギーを半導体スイッチの安全動作領
域内で吸収する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の駆動制御装置を車両に搭載し
て具体化した一実施例を図1,図2に基づいて説明す
る。
【0014】図1に示すように、車両に搭載された直流
電源としてのバッテリー1にはファン等を回転させる負
荷としての直流モータ2と半導体スイッチとしてのトラ
ンジスタ3とが直列に接続されている。尚、直流モータ
2にはフライホイールダイオード4がバッテリー1に対
して逆バイアスとなるように並列接続されている。
【0015】そして、トランジスタ3をスイッチング制
御することにより、直流モータ2がバッテリー1に接続
されたり、切り離されたりして該直流モータ2に印加さ
れる平均電圧が調整されるようになっている。
【0016】バッテリー1には車両に設けられた発電機
等により構成される発電装置5が並列に接続され、この
発電装置5によってバッテリー1が充電されるようにな
っている。
【0017】バッテリー1には駆動制御回路6が接続さ
れ、該バッテリー1によって起動するようになってい
る。又、駆動制御回路6には入力信号VINが入力される
入力端子7が設けられている。入力端子7から入力信号
VINが入力されると、この入力信号VINに基づいて駆動
制御回路6の制御部6aはトランジスタ3のベースに制
御信号をVS 出力してトランジスタ3を動作させるよう
になっている。
【0018】又、入力端子7から入力信号VINが入力さ
れなくなると、駆動制御回路6の制御部6aはトランジ
スタ3のベースに制御信号VS を出力せず、トランジス
タ3の動作を停止させるようになっている。従って、入
力信号VINに基づいて駆動制御回路6の制御部6aはト
ランジスタ3のスイッチング制御を行い、直流モータ2
に印加する平均電圧を制御するようになっている。
【0019】前記駆動制御回路6には直列接続された電
圧検出手段としての抵抗8,9が設けられ、抵抗8の一
端はバッテリー1の正極側に接続されるモータ2に接続
されている。又、抵抗9の他端は接地されている。前記
抵抗8と抵抗9との間にはオペアンプ10の反転入力端
子が接続されている。従って、モータ2に印加される電
圧VB0を抵抗8,9によって分圧し、この分圧された電
圧VB1(検出電圧)が反転入力端子を介して電圧比較手
段及び異常判断手段としてのオペアンプ10に入力され
るようになっている。
【0020】前記オペアンプ10の非反転入力端子には
抵抗12を介して基準電圧Vref が接続され、この電圧
Vが非反転入力端子を介してオペアンプ10に入力され
るようになっている。又、オペアンプ10の非反転入力
端子と出力端子は抵抗13によって接続され、正帰還回
路が構成されている。そして、図2に示すように、オペ
アンプ10には基準電圧としてのしきい値VH ,VL が
それぞれ設定されている。更に、オペアンプ10の出力
端子は駆動制御回路6の制御部6aに接続されている。
【0021】前記オペアンプ10は抵抗8,9によって
分圧された電圧VB1としきい値VH,VL とを比較する
ようになっている。即ち、分圧された電圧VB1がしきい
値VH を越える場合、オペアンプ10の出力端子から駆
動制御回路6の制御部6aにHレベル(高電位)が出力
されるようになっている。又、分圧された電圧VB1がし
きい値VL に達した場合、オペアンプ10の出力端子か
ら駆動制御回路6の制御部6aにLレベル(低電位)が
出力されるようになっている。
【0022】そして、駆動制御回路6の制御部6aにオ
ペアンプ10からHレベルが入力されると、該制御部6
aは入力端子7からの入力信号VINの有無に拘わらずト
ランジスタ3のベースに制御信号VS を出力してトラン
ジスタ3を動作させるようになっている。
【0023】通常、バッテリー1は発電装置5と接続さ
れ、発電装置5によってバッテリー1が充電されるよう
になっている。ここで、例えばバッテリー1の電極に接
続される接続端子が外れたりしてバッテリー1と発電装
置5とが非接続状態となると、発電装置5によって直流
モータ2や駆動制御回路6に一瞬のあいだ(約100m
s)、異常電圧としての高電圧(約110V)が印加さ
れるという現象(ロードダンプ)が発生する。
【0024】このとき、直流モータ2に印加される電圧
VB0を抵抗8,9を介して分圧した電圧VB1にしてオペ
アンプ10は検出し、該オペアンプ10は分圧された電
圧VB1としきい値VH ,VL と比較するようになってい
る。そして、分圧された電圧VB1がしきい値VH を越え
ようとすると、オペアンプ10は直流モータ2に高電圧
が印加されていると判断して駆動制御回路6の制御部6
aにHレベルを出力するようになっている。制御部6a
はオペアンプ10からのHレベルに基づいて制御信号V
S をトランジスタ3のベースに出力してトランジスタ3
を動作させるようになっている。
【0025】すると、モータ2は発電装置5に接続され
て動作し、トランジスタ3にはコレクタ電流IC が流れ
る。このトランジスタ3が発電装置5によって発生した
高電圧のエネルギーを吸収するようになっている。本実
施例においては、トランジスタ3の安全動作領域内に発
電装置5によって発生した高電圧のエネルギーを充分吸
収できるトランジスタ3を使用しているため、トランジ
スタ3が破損するようなことはない。
【0026】次に、上記のように構成された駆動制御装
置の作用について説明する。まず、入力信号VINが入力
端子7を介して駆動制御回路6に入力されると、制御部
6aはこの入力信号VINに基づいてトランジスタ3のベ
ースに制御信号VSを出力し、トランジスタ3をスイッ
チング制御する。そのため、バッテリー1から直流モー
タ2に印加される平均電圧が制御され、この平均電圧に
基づいて直流モータ2は駆動する。又、バッテリー1は
過放電状態とならないように充電装置5によって充電さ
れている。
【0027】又、直流モータ2に印加される電圧VB0は
抵抗8,9によって分圧され、分圧された電圧VB1は反
転入力端子を介してオペアンプ10に入力される。オペ
アンプ10はしきい値VH ,VL と分圧された電圧VB1
とを比較する。この場合、分圧された電圧VB1がしきい
値VH を越えないため、オペアンプ10は出力端子を介
して駆動制御回路6の制御部6aにLレベルを出力す
る。
【0028】従って、駆動制御回路6の制御部6aは制
御信号VS をトランジスタ3のベース出力しないため、
トランジスタ3は入力信号VINに基づき駆動制御回路6
の制御部6aによりスイッチング制御される。
【0029】ここで、例えばバッテリー1の電極端子に
接続される接続端子が外れたりして、バッテリー1と発
電装置5とが非接続状態となると、一瞬のあいだ(約1
00ms)発電装置5により直流モータ2や駆動制御回
路6に高電圧が印加される。
【0030】このとき、抵抗8,9により分圧された電
圧VB1も上昇し、この分圧された電圧VB1が反転入力端
子を介してオペアンプ10に入力される。オペアンプ1
0は分圧された電圧VB1としきい値VH ,VL と比較す
る。そして、分圧された電圧VB1がしきい値VH を越え
ると、オペアンプ10はHレベルを駆動制御回路6の制
御部6aに出力する。
【0031】駆動制御回路6の制御部6aはオペアンプ
10からのHレベルに基づいて制御信号VS をトランジ
スタ3のベースに出力し、トランジスタ3を動作させ
る。トランジスタ3が動作すると、コレクタ電流IC が
流れるので、直流モータ2に印加される電圧VB0が降下
する。そのため、抵抗8,9により分圧された電圧VB1
も降下し、その分圧された電圧VB1が反転入力端子を介
してオペアンプ10に入力される。
【0032】オペアンプ10は分圧された電圧VB1とし
きい値VH ,VL と比較する。そして、分圧された電圧
VB1がしきい値VL より下回ると、オペアンプ10はL
レベルを駆動制御回路6の制御部6aに出力する。
【0033】駆動制御回路6の制御部6aはオペアンプ
10からのLレベルに基づいて制御信号VS の出力を停
止し、トランジスタ3を停止させる。トランジスタ3が
停止すると、コレクタ電流IC が遮断されるので、直流
モータ2に印加される電圧VB0が上昇する。
【0034】そして、分圧された電圧VB1が再びしきい
値VH を越えると、上記と同じ手順によりトランジスタ
3を動作させて直流モータ2に印加される電圧VB0を降
下させる。その後、発電装置5からの高電圧が直流モー
タ2に印加されなくなると、オペアンプ10はLレベル
を駆動制御回路6の制御部6aに出力してトランジスタ
3を動作させないようにする。
【0035】尚、トランジスタ3の動作により直流モー
タ2が動作するが、この直流モータ2はファン等を回す
ものであるため、若干回転しても回りに悪影響を与える
ことはない。
【0036】従って、バッテリー1と発電装置5とが非
接続状態となり、該発電装置5による高電圧が直流モー
タ2や駆動制御回路6に印加されても、トランジスタ3
のスイッチング制御により、高電圧によるエネルギーが
吸収される。しかも、トランジスタ3は発電装置5によ
って発生した高電圧のエネルギーを安全動作領域内で充
分吸収できるため、トランジスタ3が破損するようなこ
とはない。
【0037】この結果、従来とは異なり、ツェナーダイ
オードを無くすことができるので、コストの上昇を抑え
ることができ、しかもツェナーダイオードを基板上に設
けなくてもよいため、駆動制御装置6のコンパクト化を
図ることができる。
【0038】又、ツェナーダイオードの代わりに抵抗
8,9,11,12、オペアンプ10等を設けている
が、これらは駆動制御回路6内に配設された図示しない
半導体集積回路に内蔵されている。この結果、ツェナー
ダイオードよりも低コストにすることができるととも
に、駆動制御装置のコンパクト化に影響を与えないよう
にすることができる。
【0039】本実施例においては、オペアンプ10が分
圧された電圧VB1としきい値VH ,VL とを比較し、こ
の比較結果に基づいてトランジスタ3を強制的にスイッ
チング制御した。
【0040】この他に、図3に示すように、オペアンプ
10の非反転入力端子を介して抵抗8,9により分圧さ
れた電圧VB1を入力し、オペアンプ10の反転入力端子
を介して入力される基準電圧Vref を入力する。この分
圧された電圧VB1と基準電圧Vref とをオペアンプ10
が比較する。
【0041】そして、分圧された電圧VB1が基準電圧V
ref より大きくなったとき、Lレベルをタイマー回路1
5に出力する。このタイマー回路15はコンパレータ1
0から出力されるLレベルに基づいて所定時間のあいだ
(約150ms)だけHレベルを駆動制御回路6の制御
部6aに出力する。そして、制御部6aはタイマー回路
15からHレベルが出力されているあいだだけトランジ
スタ3を動作させる制御信号VS を出力するように構成
している。
【0042】又、タイマー回路15内にディレイ回路を
設け、このディレイ回路に基準電圧Vref を越える抵抗
8,9から分圧された電圧VB1が入力されたとき、タイ
マー回路15が駆動制御回路6の制御部6aにHレベル
を所定時間のあいだ出力するように構成することも可能
である。
【0043】この別例の場合、トランジスタ3をスイッ
チング制御しなくてよいため、トランジスタ3のスイッ
チング損失を防止することができる。本実施例において
は、負荷として直流モータ2を使用したがその他のもの
でってもよい。
【0044】又、本実施例においては、駆動制御装置を
車両に搭載したが、そのたの分野に適応させてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ツ
ェーナーダイオードを無くしてコストの上昇を抑え、し
かもコンパクト化を図ることができる優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動制御装置の電気回路図であ
る。
【図2】駆動制御装置の動作を説明するタイムチャート
図である。
【図3】駆動制御装置の別例を示す電気回路図である。
【図4】従来の駆動制御装置の電気回路図である。
【図5】従来の駆動制御装置の動作を説明するタイムチ
ャート図である。
【符号の説明】
1…直流電源としてのバッテリー、2…負荷としての直
流モータ、3…半導体スイッチとしてのトランジスタ、
6a…スイッチング制御手段としての制御部、8,9…
電圧検出手段としての抵抗、10…電圧比較としてのコ
ンパレータ、VB1…検出電圧としての分圧された電圧、
VH ,VL …基準電圧としてのしきい値

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に接続され、発電装置に充電される
    直流電源と、 前記負荷と直流電源とを接続又は切離しを行う半導体ス
    イッチと、 前記負荷に印加される電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段からの検出電圧と予め定められた基準
    電圧とを比較する電圧比較手段と、 前記電圧比較手段からの比較結果に基づいて検出電圧が
    予め定められた基準電圧より大きくなったとき、前記発
    電装置から異常電圧が負荷に印加されていると判断して
    前記半導体スイッチを動作させ、直流電源と負荷とを接
    続するスイッチング制御手段とを備えた駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 発電装置により充電され、負荷を動作さ
    せる直流電源と、 前記直流電源と負荷とを接続又は切離しを行い、前記負
    荷に接続される発電装置と直流電源とが非接続状態とな
    ったとき、前記発電装置から負荷に印加される異常電圧
    のエネルギーを安全動作領域内で吸収する半導体スイッ
    チと、 前記負荷に印加される電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段からの検出電圧と予め定められた基準
    電圧とを比較する電圧比較手段と、 前記電圧比較手段からの比較結果に基づいて検出電圧が
    予め定められた基準電圧より大きくなったとき、発電装
    置と直流電源とが非接続状態となり、該発電装置により
    発生した異常電圧が負荷に印加されたと判断する異常判
    断手段と、 前記異常判断手段からの判断結果に基づいて異常電圧が
    負荷に印加されたとき、前記半導体スイッチを強制的に
    動作させて発電装置と負荷とを接続し、該発電装置によ
    り発生した異常電圧のエネルギーを半導体スイッチの安
    全動作領域内で吸収させるスイッチング制御手段とを備
    えた駆動制御装置。
JP5106960A 1993-05-07 1993-05-07 駆動制御装置 Pending JPH06327290A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104797349A (zh) * 2012-11-23 2015-07-22 佩玛技术两合有限公司 用于借助润滑剂分配器计量输出润滑脂的方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104797349A (zh) * 2012-11-23 2015-07-22 佩玛技术两合有限公司 用于借助润滑剂分配器计量输出润滑脂的方法

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