JPH06327011A - Tv番組の放送システム及び録画再生システム - Google Patents

Tv番組の放送システム及び録画再生システム

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JPH06327011A
JPH06327011A JP5112977A JP11297793A JPH06327011A JP H06327011 A JPH06327011 A JP H06327011A JP 5112977 A JP5112977 A JP 5112977A JP 11297793 A JP11297793 A JP 11297793A JP H06327011 A JPH06327011 A JP H06327011A
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JP
Japan
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recording
code
timing signal
program
signal
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Application number
JP5112977A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Mishima
英俊 三嶋
Takashi Sakaguchi
貴司 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTR等の蓄積メディアのマンマシンインタ
ーフェイスが改善され、ユーザの有効なTVライフを可
能とするTV番組の放送及び録画再生システムを得るこ
と目的とする。 【構成】 本発明に係わるTV番組の放送及び録画再生
システムとはタイミング信号と称する信号とそのタイミ
ング信号に同期した番組タイトル情報の内少なくとも1
つを放送信号内に多重して送信する放送システム、及び
そのタイミング信号を検出することによって得たタイミ
ングと番組タイトル情報の内少なくとも1つを磁気テー
プと別媒体の内少なくとも1つに記録/再生する録画再
生システムに関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTV番組を放送及び録画
再生するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図41は、従来の録画システムの録画予
約装置を示す概略ブロック図であり、図において、1は
アンテナ、2はチューナー、3は録画制御回路、4は録
画部、5は予約録画情報入出力部、6は予約録画情報用
メモリ、7は予約録画制御回路、8はタイマー、9はメ
イン電源、10はスタンバイ電源を表す。
【0003】次に動作について説明する。従来、放送番
組を予約録画するこの種の録画システムは、録画したい
TV放送番組のチャンネル及び放送予定時刻(開始時刻
及び終了時刻)が設定されると、録画開始時刻にメイン
スイッチをONにし、所定のTVチャンネルで放送され
る番組を予め設定された時間だけ録画し、録画終了時刻
にメインスイッチをOFFするように録画を制御してい
た。
【0004】次にVTRの処理を図について説明する。
図42にそのブロック図を示す。図において、11は映
像・音声の信号処理回路、12はアンプ、13は録画ボ
タン、14はマイコン、15は磁気ヘッド、16は磁気
テープである。
【0005】次に動作について説明する。電波によって
放送を受信した場合、アンテナ1によってその放送され
た情報はVTRに入力される。さらにチューナ2によっ
て各放送局の周波数に同調され、特定の放送局からの放
送内容(映像、音声、音声モード情報、文字放送等)が
得られる。これらの情報は、信号処理回路11によって
テープ上に記録するべき情報に変換され、アンプ12、
ヘッド15を通してテープ16に記録される。しかし、
その指示はVTRの録画ボタン13でユーザーが行う。
(ただし、上述のように録画することを予めユーザーが
設定しておくようないわゆる録画予約の場合は、マイコ
ン14が所定の時刻に録画を指示する。)録画ボタン1
3からの指示はマイコン14に入力され信号処理回路1
1をコントロールし信号処理回路11を録画状態に設定
する。また、通常、ヘリカルスキャン型のVTRはリニ
アトラック上にサーボ信号のためのコントロールパルス
を記録する。これはマイコンからの信号をサーボ用のI
Cが受けコントロールパルスを作成しアンプ12、ヘッ
ド15を通し記録している場合もある。また、従来のこ
の種の録画再生システムにおいて受信していたのは映像
音声信号、文字信号のみであった。磁気テープ上に映像
音声信号以外に記録されていたのはVISS信号、VA
SS信号、タイムコードであった。通常VISSコード
は番組内容に関わらず録画開始時にCTLトラック上に
記録される。なお、VISS、VASS、タイムコード
はコントロールトラック上に記録される。これらの信号
はコントロールパルスのデューティを50パーセントか
ら崩すことによって1、0の信号を記録しコードを2進
数としてシリアルに記録する。
【0006】次に文字放送について説明する。図43は
文字放送の放送局側のブロック図である。図において、
17はテレビ番組送出装置、18は文字信号多重化装
置、19はテレビ送信器、20は文字放送番組製作装
置、21は文字放送番組送出装置である。
【0007】次に動作について説明する。文字放送は文
字放送番組製作装置20によってディジタルデータで作
成され、文字放送番組送出装置17によって映像信号上
に多重可能なアナログ信号に加工し送出される。一方、
テレビ番組送出装置17によって映像信号と音声信号が
送出されるが、文字信号は例えば図45に示したような
仕様で、映像信号の垂直ブランキング期間のある所定の
期間に文字放送多重化装置18によって時間軸多重され
る。文字放送の多重された映像信号と音声信号はテレビ
送信器19によって送信アンテナを通して放送される。
すなわち文字放送はこのようにして映像信号中に多重さ
れている。
【0008】次に音声モード信号作成システムについて
説明する。図44は音声モード信号作成ブロック図であ
る。図において、22はマイク、23はスイッチ、24
はステレオマトリクス、25は混合器、26は音声送信
機、27は副周波数変調器、28は副音声搬送波発信
機、29は発信機、30は振幅変調器、31はパイロッ
ト信号発信機、32は映像送信器機、33はダイプレク
サである。
【0009】次に、動作について説明する。2つのマイ
ク22から得られた信号は、ステレオ放送するときはス
テレオマトリクス24に通され左のマイクと右のマイク
の和と差をとり、受信側がモノラルでも簡素な構造で十
分な品質の信号が得られるように変換する。一方差信号
や音声多重モード時の副音声は、副音声搬送波発信機2
8によって発生された周波数で副周波数変調器27によ
り、周波数変調される。また、音声信号のモード信号は
パイロット信号を異なる2種の周波数の信号により振幅
変調を受けて作成される。この周波数差は60Hzであ
り、1フィールドでの識別を可能にしている。変調され
た副音声や差信号とモード信号は、和信号や主音声と混
合器により混合され音声送信機26を通して映像送信機
32を通った映像信号とダイプレクサ33によって周波
数多重され送信アンテナに供給される。なお、文字放送
信号の多重は映像信号送信機32の手前で行われて入力
されると考えて良い。
【0010】なお、文字放送信号の仕様表を図45に、
またその信号形状を図46に示す。文字信号は図に示し
たように、映像信号の垂直ブランキング期間のカラーバ
ースト後に時間軸多重されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のTV番組の放送
及び録画再生システムは以上のように設定されているの
で、放送信号内のどの部分にも、放送局から番組のスタ
ートされる時点をあらわすものは送信されない。またV
TR側において予約録画はVTR内時刻範囲によってし
か制御できない。そのため放送局と家庭内のVTRは時
刻という尺度でしかつながっておらず、録画番組の正確
な頭出しは実際には不可能であった。
【0012】また、受信側で検出できる形で放送局側か
ら番組情報を送信していないので、管理上ユーザは自分
で録画内容をラベル等に記入し、記録媒体に貼りつけな
ければならない。また通常、放送番組録画やカメラ記録
等によって蓄積されたソフトウエアテープは膨大な数に
なるため、テープカセットに貼り付けたラベルでの管理
は大変である。また、ラベルがはがれたり、ラベルをは
りつけ忘れてしまったりすれば、テープ上の記録内容を
確かめるためにいちいちテープを再生しなければならな
い。また、半導体メモリやハードディスク等による管理
を行うためにはユーザーの煩雑なボタン操作が必要にな
ってくる。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、番組の開始等を表す区切り信
号、番組内容を表す情報信号等をより安価な装置で放送
信号内に挿入し、またそれらの情報を用いて予約録画、
頭出し再生、テープライブラリ管理などを行うTV番組
及び録画再生システムを提供することにより、マンマシ
ンインターフェイスの優れたTVライフをユーザが享受
できることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願第1発明に係わる放
送システムは、映像信号を走査線に従って1次元の信号
に展開し、音声の情報を周波数変調して周波数多重して
映像信号とともに放送するか、PSKなどのディジタル
変調をして周波数多重して映像信号とともに放送し、課
金性などの問題からスクランブルして放送しても良い放
送システムにおいて、番組頭出し用、もしくは番組タイ
トル抽出用の内少なくとも1つの用途に用いるタイミン
グ信号を音声の領域やIDコードの領域に多重するタイ
ミング信号多重回路を備えたものである。
【0015】本願第2発明に係わる放送システムは、映
像信号と音声信号を多重して放送する放送システムにお
いて、タイミング信号に合わせて番組タイトルフレーム
を映像フレームとして挿入するタイトルフレーム挿入回
路を備えたものである。
【0016】本願第3発明に係わる放送システムは、映
像信号を走査線に従って1次元の信号に展開し、音声の
情報を周波数変調して周波数多重して映像信号とともに
放送するか、PSKなどのディジタル変調をして周波数
多重して映像信号とともに放送する放送システムにおい
て、タイミング信号に合わせて番組タイトルコードを文
字放送信号多重部に多重するタイトルコード多重回路を
備えたものである。
【0017】本願第4発明に係わる放送システムは、映
像信号を走査線に従って1次元の信号に展開し、音声の
情報を周波数変調して周波数多重して映像信号とともに
放送するか、PSKなどのディジタル変調をして周波数
多重して映像信号とともに放送する放送システムにおい
て、タイミング信号に合わせて番組タイトルコードを文
字放送信号多重部以外の垂直ブランキング期間に多重す
るタイトルコード多重回路を備えたものである。
【0018】本願第5発明に係わる放送システムは、映
像信号と音声信号を多重して映像搬送波によって振幅変
調して放送する放送システムにおいて、タイミング信号
に合わせて番組タイトルコードを各放送局の搬送波の直
交軸上に多重するタイトルコード多重回路とを備えたも
のである。
【0019】本願第6発明に係わる録画再生システム
は、タイミング信号を検出するタイミング信号検出回路
と、これを検出した時に録画を開始するタイミング信号
同期録画開始制御回路とを備えたものである。
【0020】本願第7発明に係わる録画再生システム
は、タイミング信号を検出するタイミング信号検出回路
と、これを検出した時にヘッダを磁気テープ上に記録す
るヘッダ自動記録回路とを備えたものである。
【0021】本願第8発明に係わる録画再生システム
は、録画番組ID番号入力装置と、タイミング信号を検
出するタイミング信号検出回路と、これを検出した時に
前記録画番組ID番号をVASSコードとして磁気テー
プのCTLトラック上に自動的に記録するVASSコー
ド自動生成記録回路とを備えたものである。
【0022】本願の第9発明に係わる録画再生システム
は、タイミング信号を検出するタイミング信号検出回路
と、これを検出した時に日付・時刻からタイムコードを
自動的に生成し磁気テープのCTLトラック上に記録す
るタイムコード自動生成記録回路とを備えたものであ
る。
【0023】本願の第10発明に係わる録画再生システ
ムは、タイミング信号を検出するタイミング信号検出回
路と、これを検出した時に磁気テープ上絶対時間からタ
イムコードを自動的に生成し磁気テープのCTLトラッ
ク上に記録するタイムコード自動生成記録回路とを備え
たものである。
【0024】本願の第11発明に係わる録画再生システ
ムは、タイミング信号とそのタイミング信号に合わせて
映像フレームに挿入されたまたは番組タイトル映像内の
1部としての番組タイトルフレームとを含んで送信され
た放送信号を録画再生し、前記タイミング信号を検出す
るタイミング信号検出回路と、これを検出した時にヘッ
ダを磁気テープ上に記録するヘッダ自動記録回路と、タ
イトルサーチ時に前記ヘッダを利用して前記番組タイト
ルフレームを静止画再生する番組タイトルフレーム再生
回路を備えたものである。
【0025】本願の第12発明の係わる録画再生システ
ムは、タイミング信号とそのタイミング信号に合わせて
多重された番組タイトルコードとを含んで送信された放
送信号を録画再生し、前記タイミング信号を検出するタ
イミング信号検出回路と、これを利用して前記番組タイ
トルコードを検出するタイトルコード検出回路と、前記
タイミング信号を検出した時にヘッダを磁気テープ上に
記録するヘッダ自動記録回路と、このヘッダに合わせて
磁気テープの音声リニアトラック上に周波数多重して前
記番組タイトルコードを記録する番組タイトルコード記
録回路と、タイトルサーチ時に前記ヘッダを利用して前
記番組タイトルコードを再生し表示する番組タイトルコ
ード再生表示回路を備えたものである。
【0026】本願の第13発明に係わる録画再生システ
ムは、磁気テープ上位置検出用ヘッダを探す高速ヘッダ
サーチ回路と、前記高速ヘッダサーチ回路を用いて見つ
けた前記ヘッダに対応する位置に磁気テープ上絶対時間
を表すタイムコードが無い場合、磁気テープ上絶対時間
をタイムコードとして記録する磁気テープ上絶対時間追
加回路を備えたものである。
【0027】本願の第14発明に係わる録画再生システ
ムは、磁気テープ上位置検出用ヘッダを探す高速ヘッダ
サーチ回路と、前記高速ヘッダサーチ回路を用いて見つ
けた前記ヘッダに対応する位置にVASSコードデータ
が無い場合、録画番組ID番号をVASSコードとして
記録する録画番組ID番号追加回路を備えたものであ
る。
【0028】本願の第15発明に係わる録画再生システ
ムは、映像や音声を記録する媒体1のIDコードを入/
出力する媒体1IDコード入出力部と、前記媒体1とは
異なる媒体2を備え、その媒体2に対してタイミング信
号受信時に前記媒体1のIDコードとその時の磁気テー
プ上絶対時間とその時の日付時刻とVASSコードとタ
イムコードと番組タイトルフレームと番組タイトルコー
ドの内少なくとも1つを記録し、また2つ以上記録する
場合にはこれらを対応づけて記録する録画番組情報記録
回路と、この録画番組情報を再生表示する録画番組情報
再生表示部と、この録画番組情報を用いて録画番組の頭
出しを行う媒体2利用録画番組頭出し制御回路と、この
録画番組情報によって録画番組を管理する媒体2利用録
画番組ライブラリ管理回路を備えたものである。
【0029】本願の第16発明に係わる録画再生システ
ムは、高速サーチ時に再生した磁気テープ上VASSコ
ードとタイムコードとヘッダに対応した映像フレームと
ヘッダに対応した番組タイトルコードの内少なくとも1
つを、また2つ以上ある場合にはこれらを対応づけて一
時的にバッファメモリに蓄えるとともに、これらを同一
磁気テープの先頭部にヘッダと対応づけて記録する録画
番組情報再生記録回路と、前記磁気テープ先頭部の録画
番組情報を再生表示する録画番組情報再生表示部と、こ
の録画番組情報を用いて録画番組の頭出しを行うテープ
先頭部利用録画番組頭出し制御回路と、この録画番組情
報によって録画番組を管理するテープ先頭部利用録画番
組ライブラリ管理回路を備えたものである。
【0030】本願の第17発明に係わる録画再生システ
ムは、映像や音声を記録する媒体1のIDコードを入/
出力する媒体1IDコード入出力部と、前記媒体1とは
異なる媒体2を備え、高速サーチ時に再生した磁気テー
プ上VASSコードとタイムコードとヘッダに対応した
映像フレームとヘッダに対応した番組タイトルコードと
これらを発見した時の磁気テープ上絶対時間と媒体1の
IDコードの内少なくとも1つを、また2つ以上ある場
合にはこれらを対応づけて前記媒体2に記録する録画番
組情報再生記録回路を備えたものである。
【0031】本願の第18発明に係わる録画再生システ
ムは、映像や音声を記録する媒体1のIDコードを入/
出力する媒体1IDコード入出力部と、前記媒体1とは
異なる媒体2を備え、磁気テープの先頭部に記録された
VASSコードとタイムコードとヘッダに対応した映像
フレームとヘッダに対応した番組タイトルコードの内少
なくとも1つを再生し、これらと前記媒体1のIDコー
ドを媒体2に対応づけて記録する録画番組情報再生記録
回路を備えたものである。
【0032】本願の第19発明に係わる録画再生システ
ムは、磁気テープ上に対応づけて記録されているヘッダ
と、VASSコードと、タイムコードと、番組タイトル
フレームと、番組タイトルコード等を自由に修正、消
去、入力することができる録画番組情報編集部を備えた
ものである。
【0033】本願の第20発明に係わる録画再生システ
ムは、媒体2上に対応づけて記録されている媒体1のI
DコードとVASSコードとタイムコードと番組タイト
ルフレームと番組タイトルコードと媒体1上絶対時間と
番組開始日付時刻の内少なくとも1つを自由に修正、消
去、入力できる録画番組情報編集部を備えたものであ
る。
【0034】
【作用】本願の第1発明にかかるTV番組放送システム
は、音声のモード信号を従来と違ったモード信号にわず
かな時間に限ってきりかえる等のようにしたものであ
る。これにより、受信側で音声のパイロット信号の抽出
回路という一般的に普及している回路の一部を変更する
だけで容易にタイミング信号を抽出することができるた
め、受信機の生産コストはほとんど変わらないですむ。
また、スクランブルを前提とした放送ではIDコードの
中などに多重することでユーザはタイミング信号の受信
を特別なデコーダ無しで可能にする。
【0035】本願の第2発明にかかるTV番組放送シス
テムは、番組の開始前後等にタイミング信号を送信する
とともに、そのタイミング信号に合わせて、番組タイト
ルフレームを映像フレームとして挿入するようにしたも
のである。これにより、それらの放送を記録したりした
あとでライブラリを管理するために容易に使用すること
が可能となる。しかも放送局側では製作コストはほとん
ど変化しない。
【0036】本願の第3発明にかかるTV番組放送シス
テムは、番組の開始あるいは節目節目等にタイミング信
号を送信するとともに、そのタイミング信号に合わせ
て、番組タイトルコードを文字放送多重部に多重するよ
うにしたものである。これにより、それらの放送を記録
したりしたあとでライブラリを管理するために容易に使
用することが可能となる。
【0037】本願の第4発明にかかるTV番組放送シス
テムは、番組の開始あるいは節目節目等にタイミング信
号を送信するとともに、そのタイミング信号に合わせ
て、番組タイトルコードを文字放送信号多重部以外の垂
直ブランキング期間に多重するようにしたものである。
これにより、それらの放送を記録したりしたあとでライ
ブラリを管理するために容易に使用することが可能とな
る。
【0038】本願の第5発明にかかるTV番組放送シス
テムは、番組の開始あるいは節目節目等にタイミング信
号を送信するとともに、そのタイミング信号に合わせ
て、番組タイトルコードを各放送局の搬送波の直交軸上
に多重するようにしたものである。これにより、それら
の放送を記録したりしたあとでライブラリを管理するた
めに容易に使用することが可能となる。
【0039】本願の第6発明にかかる録画再生システム
は、放送局から送信されてきたタイミング信号を検出
し、そのタイミング信号に同期して録画を開始するよう
にしたものである。VTRの時刻設定等が何らかの原因
で本来の時刻とずれており、そのズレを知らずに録画予
約してしまう様な場合でもそのタイミング信号に同期し
て記録が始まるため、番組の開始時刻ちょうどから記録
が始められるようになる。
【0040】本願の第7発明にかかる録画再生システム
は、放送局から送信されてきたタイミング信号を検出
し、この検出に同期してヘッダを磁気テープのコントロ
ールトラック上に記録するようにしたものである。これ
により、それらの放送を記録したりしたあとでライブラ
リを管理したり、後で再生して見るときの参考として容
易に使用することが可能となる。
【0041】本願の第8発明にかかる録画再生システム
は、放送局から送信されてきたタイミング信号を検出
し、この検出に同期して録画番組のID番号をVASS
コードとして磁気テープのコントロールトラック上に自
動的に記録するようにしたものである。これにより、そ
れらの放送を記録したりしたあとでライブラリを管理し
たり、後で再生して見るときの参考にするために容易に
使用することが可能となる。
【0042】本願の第9発明にかかる録画再生システム
は、放送局から送信されてきたタイミング信号を検出
し、この検出に同期して日付、時刻等の情報から、また
は磁気テープ上の絶対時間からタイムコードを自動的に
記録するようにしたものである。これにより、それらの
放送を記録したりしたあとでライブラリを管理したり、
後で再生して見るときの参考にするために容易に使用す
ることが可能となる。
【0043】本願の第10発明にかかる録画再生システ
ムは、放送局から送信されてきたタイミング信号を検出
し、この検出に同期して磁気テープ上の絶対時間からタ
イムコードを自動的に記録するようにしたものである。
これにより、それらの放送を記録したりしたあとでライ
ブラリを管理したり、後で再生して見るときの参考にす
るために容易に使用することが可能となる。
【0044】本願の第11発明にかかる録画再生システ
ムは、サーチ時にヘッダに同期されて記録されている番
組タイトルフレームを所定時間静止画再生するようにし
た。これにより高速でなおかつ容易に記録内容を把握す
ることができるようになる。
【0045】本願の第12発明にかかる録画再生システ
ムは、放送局から送信されてきたタイミング信号を検出
し、この検出に同期してヘッダをコントロールトラック
上に記録し、番組のタイトルコードを検出して、音声の
リニアトラック上に周波数多重して、その番組のタイト
ルコードを音声信号とともに記録するようにした。これ
により、それらの放送を記録したあとでライブラリを管
理したり、後で再生して見るときの参考にするために容
易に使用することが可能となる。
【0046】本願の第13発明にかかる録画再生システ
ムは、テープのコントロールトラック上等に磁気テープ
上位置検出用ヘッダが記録されており、そのヘッダに対
応した磁気テープ上の絶対時間を表すタイムコードがな
い場合、その位置の絶対時間をタイムコードとして追加
記録するようにしたものである。これにより既存のテー
プライブラリ等、本願の発明機能をもたない録画再生シ
ステムで記録されたテープライブラリの管理が容易にな
る。
【0047】本願の第14発明にかかる録画再生システ
ムは、テープのコントロールトラック上等に磁気テープ
上位置検出用ヘッダが記録されており、そのヘッダに対
応したVASSコードデータがない場合、録画番組ID
コードをVASSコードとして記録するようにした。こ
れにより既存のテープライブラリ等、本願の発明機能を
もたない録画再生システムで記録されたテープライブラ
リの管理が容易になる。
【0048】本願の第15発明にかかる録画再生システ
ムは、映像や音声を記録するテープなどの記録媒体のI
Dコードと、その記録された情報を代表するような例え
ば番組のタイトルコードやVASSコードやタイトルコ
ードや番組のタイトルフレームを別の媒体例えば別のテ
ープやフロッピーディスクやハードディスクに記録する
ようにしたものである。これにより、複数の媒体の管理
が容易になり、どの番組がどのテープに入っているかな
どがテープを再生することなくわかるようになる。
【0049】本願の第16発明にかかる録画再生システ
ムは、高速サーチによって得られたVASSコードや映
像フレームや番組タイトルコードを一時的に半導体メモ
リなどの別の記憶媒体にいれ、磁気テープの先頭部に記
録する。さらにこのテープ先頭部の情報を再生して、ユ
ーザが監視し、ユーザが指定した位置へ頭出しするよう
にした。これにより、テープの中に入っている複数の番
組の管理が容易になる。
【0050】本願の第17発明にかかる録画再生システ
ムは、高速サーチによって得られたテープ媒体等の記録
媒体に記録されたVASSコードやタイムコードやヘッ
ダ等で設定された映像フレームや番組タイトルコード等
を該記録媒体のIDコードともに、別のテープやフロッ
ピーディスクやハードディスク等の別の記録媒体に記録
するようにした。これにより、複数の媒体の管理が容易
になり、どの番組がどのテープに入っているかなどがテ
ープを再生することなくわかるようになる。しかも、自
動的に情報が記録されて行くため、ユーザの手間が省け
る。
【0051】本願の第18発明にかかる録画再生システ
ムは、磁気テープの先頭等の所定位置に固められたVA
SSコードやタイムコードやヘッダなどで設定された映
像フレームや番組タイトルコード等を該記録媒体のID
コードともに、別のテープやフロッピーディスクやハー
ドディスク等の別の記録媒体に記録するようにした。こ
れにより、複数の媒体の管理が容易になり、どの番組が
どのテープに入っているかなどがテープを再生すること
なくわかるようになる。しかも、自動的に情報が記録さ
れて行くため、ユーザの手間が省ける。
【0052】本願の第19発明にかかる録画再生システ
ムは、テープ媒体等の記録媒体に記録されたVASSコ
ードやタイムコードやヘッダ等で設定された映像フレー
ムや番組タイトルコード等を消去や追加を含めて記録し
直すことができるようにしたようにした。これにより、
ユーザがテープを記録しなおしたりする場合にも容易に
追随できるようになる。
【0053】本願の第20発明にかかる録画再生システ
ムは、複数のテープなどの媒体1のIDコードと番組タ
イトルフレームやVASSコードやタイムコードや番組
タイトルコード等を管理する別の媒体において一度記録
された媒体1の情報を消去や追加を含めて記録し直すこ
とができるようにした。これにより、ユーザがテープを
記録しなおしたりする場合にも容易に追随できるように
なる。
【0054】本願の発明により、タイミング信号と称す
る信号を信号内のどこかにいれ、そのタイミング信号に
同期して番組情報を多重して放送し、受信側ではそのタ
イミング信号を検出して番組情報を得ることにより、V
TR等の蓄積メディアのマンマシンインターフェイスの
改善が可能となり有効なTVライフをユーザが享受でき
るようにしたものである。
【0055】
【実施例】まず本願の第1発明について説明する。本発
明は放送する側においてタイミング信号と称する信号を
信号内のどこかにいれ、そのタイミング信号に同期して
番組情報を多重して放送することで番組に関する情報を
盛り込むようにしたものである。具体的には音声のパイ
ロット信号をタイミング信号とした例で説明する。
【0056】音声のパイロット信号の様子を図1に示
す。NTSCと呼ばれる放送方式においては、音声は映
像のベースバンド信号に比して4.5MHzの位置に周
波数多重されて放送されている。この音声信号は、モノ
ラル、ステレオ、2ヵ国語放送等多用なサービスで放送
されている。これらのモード切り替えにはパイロット信
号をAM変調する際に変調信号を切り替えることで区別
されるように工夫して放送される。
【0057】具体的にはパイロットの搬送波から92
2.5Hz離れたところか、または982.5Hz離れ
たところにスペクトルをもつ信号にして放送している。
モノラル放送の時にはパイロット信号がなく(副音声信
号もない)、2ヵ国語放送時は922.5HzでAM変
調されたパイロット信号となり、ステレオ放送時は98
2.5HzでAM変調されたパイロット信号となる。ス
テレオ放送時は主音声にL+R、副音声にL−R信号が
割り当てられる。922.5Hzと982.5Hzは6
0Hz離れており1フィールドで識別されるように工夫
されている。ここに新たに別の周波数を割りあてると上
記タイミング信号として挿入することが可能となる。
【0058】図2にその実施例を示す。35はスイッ
チ、34はパイロットの変調信号発信回路である。
【0059】次にその動作について説明する。上記変調
信号をパイロットの変調信号発生器29にて発生する。
ここにさらに別の変調信号を発生させるパイロットの変
調信号発生回路34を設け、タイミング信号を発生させ
たいときは瞬間的に(例えば1フレーム分の時間)スイ
ッチ35をパイロットの変調信号発生回路34に接続す
ればよい。図2ではその周波数は862.5Hzとして
おり図1に示したパイロット信号のAより搬送波側へス
ペクトルが瞬間的に移動する。受信側はそのスペクトル
の移動を検知すればタイミング信号が送られたものだと
判断できる。なおこの周波数の選び方は必ずしも上記の
様に設定する必要はなく、他に与える妨害の量が小さく
なおかつ受信機側で検知可能な値であれば問題ない。こ
のスイッチ35の出力はパイロット信号55.07kH
zでAM変調器30によって振幅変調され主音声、副音
声と混合器25において混合される。さらにダイプレク
サ33にて映像信号と多重され、放送される。なお、ス
イッチ35が発信回路34に接続されている時間は1フ
レーム期間に限定される必要はない。
【0060】このパイロット信号の多重方法について他
の実施例を図3に示す。36は加算器である。
【0061】次にその動作について説明する。上記変調
信号をパイロットの変調信号発生器29にて発生する。
ここにそれらの変調信号の和をとる加算器36を設け、
タイミング信号を発生させたいときは瞬間的に(例えば
1フレーム分の時間)スイッチを加算器36に接続すれ
ばよい。その瞬間は図1のAB両方ともスペクトルがた
つことになり、これをタイミング信号とする。受信側で
はそのA及びBを帯域通過型型フィルタ等で個別にA及
びBのスペクトルを検知すればその両方のスペクトルが
検知された場合タイミング信号が送られたものだと判断
できる。このスイッチ35の出力はパイロット信号5
5.07kHzでAM変調器30によって振幅変調され
主音声、副音声と混合器25において混合される。さら
にダイプレクサ33にて映像信号と多重され、放送され
る。なお、スイッチ35が発信回路34に接続されてい
る時間は1フレーム期間に限定される必要はない。
【0062】これらの実施例においてタイミング信号の
多重は音声のパイロット信号を用いることを例にした
が、例えばBS放送などで音声のPCM領域などに多重
しても良いし、スクランブルを前提にした放送などにお
いてはIDコードなどの領域に多重しても同様の効果を
奏するのはいうまでもない。このようなタイミング信号
は後述する番組情報に比して非常に小さいためにわずか
な領域しか使用することがなく、有効に放送信号を利用
することが可能になる。
【0063】次に本願の第2発明に関して説明する。図
3において、37はタイトルフレーム発生回路、38は
スイッチである。
【0064】次に動作について説明する。図3ではタイ
ミング信号に対してタイトルフレームを映像信号中に挿
入する構成になっている。たとえば、タイトルフレーム
とは放送している番組名やジャンル、出演者や日付や番
組の象徴的な背景画像など様々な情報を静止画として映
像化しているものであり、これを発生させるのがタイト
ルフレーム発生回路である。これはメモリなどに計算機
などから登録された情報からタイトルフレームを自動生
成するような回路である。この映像をスイッチ38で切
り替えることによって番組を放送する代わりにこのタイ
トル映像を放送するようにする。この映像の時間はタイ
ミング信号と同期した1フレームないし数フレームでも
良いし数秒でも良い。ただしこの時間があまり長くなる
と視聴者に違和感を与えることになるため、この時間は
短い方がよい。また、わざわざ上述のようなタイトルフ
レームを生成する変わりに、その番組の最も象徴的なフ
レームになったときタイミング信号を発生しても結果と
しては同じことになる。また、他のタイトル情報と区別
するため図7に示したようにタイミング信号の間隔の情
報を用いれば、以下に説明する他のタイトル情報を同じ
チャンネルを用いて放送する場合にでもタイトルに関す
る情報同士の区別が明確になる。なおタイミング信号の
多重方法についてはこのような実施例にとらわれる必要
のないことはいうまでもない。
【0065】次に本願の第3発明に関して説明する。番
組タイトルの多重方法について他の実施例を図4に示
す。39はタイトルエンコーダ、40は多重回路、41
は文字放送エンコーダ、42は多重回路である。
【0066】次にその動作について説明する。この実施
例はタイトル情報を文字放送の中に多重することに特徴
がある。これによって上記実施例で生じるタイトル映像
時間がなく視聴者に違和感のないシステムが構築でき
る。タイトル情報はタイトルエンコーダ39によって文
字コード化され、多重回路40によって文字放送に多重
される。文字放送はさらに特定のフォーマットに従って
文字放送エンコーダ41によってエンコードされた後、
多重回路42によって映像信号中の所定の位置に時間軸
多重される。なお、タイトルコードは必ずしも文字放送
コード化する必要はなく、文字放送エンコード後に文字
放送エンコードルールに添わないでコード化したタイト
ルコードのディジタルデータとして時間軸多重により多
重した後、チェック符号を付し、図46に示したフォー
マットにして映像信号と多重しても良いし、チェック符
号を付した後にタイトルコードを時間軸多重して、図4
6のフォーマットにしても良いことはいうまでもない。
【0067】次に本願の第4発明に関して説明する。番
組のタイトルの別の多重方法について他の実施例を図5
に示す。43はタイトルコードエンコーダ、44は多重
回路である。
【0068】次にその動作について説明する。タイトル
情報はタイトルエンコーダ43によってコード化され
る。このとき文字放送のエンコーダと一致している必要
はない。すなわち文字放送とは別の箇所にタイトル情報
を多重するのが多重回路44である。ただし、文字放送
信号とこのタイトル情報を切り替えて映像信号と多重し
ても良い。要は図46に示したフォーマット以外のフォ
ーマットでデータを多重すればよい。このとき受信側で
は専用のデコーダが必要になることは言うまでもない。
【0069】次に本願の第5発明に関して説明する。タ
イトルの別の多重方法について他の実施例を図6に示
す。45は多重回路、46及び47は振幅変調器、49
は90度位相器、51はVSBフィルタ、52はアップ
コンバータであり、点線内は映像送信器である。
【0070】次にその動作について説明する。映像信号
は特定の搬送波で振幅変調して伝送されている。そのた
めの振幅変調器が47であり、この搬送波を90度位相
器49が90度搬送波位相をシフトして、この90度位
相搬送波を用いてタイトルデータを振幅変調器46にて
映像信号と変調軸が直交するように変調する。それぞれ
の変調波を加算器50で加算して伝送する。また、タイ
トルデータはタイトルコードなどのタイトル情報をタイ
トルエンコーダ43にてコード化し、誤り訂正符号など
を付しデータ化される。またこの多重方法の場合伝送容
量に余裕があるため他の情報も多重して伝送することが
できる。例えば音声のPCMや高精細情報等との多重化
が可能である。受信機側では映像搬送波と同相の軸と直
交の軸とで検波しこのデータを得れば良い。なお受信機
側での搬送波のPLLの精度向上のため多重時間を制限
し例えばブランキング期間はデータを多重しないとか、
その逆に有効映像信号期間はデータを多重しない等の工
夫をすることも考えられる。
【0071】以上のような放送システムにおいて、番組
とタイミング信号との時刻関係は録画再生装置の機能と
受信者の要望に応じて放送局が設定すれば良く、例えば
番組開始時でも良いし、コーナー開始時でも良いし、ま
た、それらに準じる時刻でも良い。
【0072】次に上記のごとき信号を受信する機器につ
いての発明を示す。まず本願の第6発明に関して説明す
る。図10はタイミング信号検出時に録画を開始するシ
ステムを表す図である。図において、53はタイミング
検出器、54はタイミング信号同期録画開始制御回路で
ある。
【0073】次に動作について説明する。チューナー2
において上記番組に関する情報を含む形で各種信号が得
られる。そのうち映像信号や音声信号については通常の
信号処理がなされ、図10に示した様なテープ媒体の記
録であればテープ上にそれらの信号が記録される。VH
S等の記録方式であれば、映像信号を輝度信号と色信号
に分離し、輝度信号についてはエンファシスをかけFM
変調し、色信号については1ライン毎に位相シフトし、
さらに低周波領域に周波数変換して、FM変調された輝
度信号と周波数多重するという信号処理を経て記録され
る。
【0074】一方、番組に関する情報が例えば上記実施
例で送られた場合、音声のパイロット信号の様子を検知
しておけば番組録画開始タイミングを検出することが可
能で、チューナーから検知された信号をタイミング検出
器53にて検出する。図3の実施例の場合、放送におい
てほんの僅かな時間でも主音声、副音声の両方のパイロ
ット信号が検出されたら、その瞬間を番組録画開始タイ
ミングとして認識する。このときタイミング信号がタイ
ミング信号同期録画開始制御回路54に送られ録画を開
始する。このときのブロック図としてはマイコン等のソ
フトウエア制御機器などから映像信号及び音声信号処理
回路11に対して動作指令を送るだけで、必ずしも映像
信号及び音声信号処理回路11の出力を受ける必要がな
いのは言うまでもない。
【0075】現在、VTRの予約録画はタイマーによっ
て制御されており、タイマーの精度ずれ等により正確な
録画はできていない。本実施例を用いた場合、番組開始
予定時刻の例えば数分前にタイミング信号検知を開始す
れば正確な録画を行うことができる。
【0076】以上のような方法で放送局から送信された
録画開始用タイミング信号を検出すれば、時刻制御でな
く番組あるいは番組コーナーの開始タイミングで録画を
始めることができるようになり、無駄のない正確で精度
の良い録画を行うことができる。
【0077】また、本願の第1発明のようにタイミング
信号が送られてきている場合は上述の如くすれば記録開
始時刻が決定できるが、例えば番組情報がコード化され
て例えばタイトルコードのようなディジタルの情報が多
重されている場合は、記録の開始タイミングは図9の様
にすれば対応可能である。フリップフロップなどで1フ
レーム等の時間遅延させた信号と排他的論理和をとれば
図8に示したようにタイトルコードが変わることが検出
できる。これをタイミング信号と解釈すれば録画開始時
刻が決定できる。なお、これは番組予約された予約コー
ドとそれに対応したタイトルコードとの一致判定結果を
入力としても良い。
【0078】なお、上記の実施例では音声パイロットに
タイミング信号が多重されている場合について説明した
が、それ以外の多重方法でもよく、また、タイミング信
号は1ビットである必要はなく、番組を検知したタイミ
ングで上記コントロールをすればよいことは言うまでも
ない。また、上記コントロールはVHS方式のVTRで
説明したが、それ以外の蓄積媒体でVHS以外の方式で
も同様の制御が可能であるのは言うまでもない。例えば
β方式でもリニアトラック上に同様な記録ができる。以
下の実施例についても同様である。
【0079】次に本願の第7発明に関して説明する。図
11はタイミング信号検出時に磁気テープにヘッダを記
録するシステムを表す図である。図において、55はヘ
ッダ自動記録回路である。
【0080】次に動作について説明する。図11の実施
例の場合、上記図10を用いて説明した方法で検出され
たタイミング信号がヘッダ自動記録回路55に送られ録
画している媒体への番組開始区切り信号の記録等に用い
られる。通常ヘッダ自動記録回路55はマイコンなどで
実現される。
【0081】VTRにはコントロールトラックが存在す
るので、この領域に例えばVISSコードなどをヘッダ
として上記タイミングで記録すれば良い。ここでVIS
Sコードの他にVASSコードのヘッダまたはタイムコ
ードのヘッダなどを用いても良い。図11ではマイクロ
コンピュータ内でVISSコードを生成することを想定
したブロック図になっている。
【0082】以上のような方法で放送局から送信された
タイミング信号を検出すれば、番組または番組内コーナ
ーの開始タイミングでVISSコードを自動的に記録す
ることができるようになり、VISSコードによるイン
デックスサーチを行う場合に、録画開始タイミングでは
なく番組または番組内コーナーの開始タイミングで再生
を開始することが可能になる。
【0083】例えば、従来連続した2番組を1度に録画
した場合、録画開始時にだけしかVISS信号を入れる
ことができなかったので、2番目の録画番組の頭出し再
生は不可能であったが本実施例によれば可能になる。
【0084】次に本願の第8発明に関して説明する。図
12はタイミング信号検出時に録画番組ID番号をVA
SSコードとして記録するシステムを表す図、図13は
その動作説明用フローチャートである。図において、5
6は録画番組ID番号入力装置、57はVASSコード
自動生成記録回路である。
【0085】次に動作について説明する。タイミング信
号検出時に、VASSコード自動生成記録回路57は記
憶している録画番組ID番号をVASSコードとして磁
気テープに自動的に記録する。この時、このタイミング
信号を録画開始タイミングとして利用している場合には
録画を開始してから上記動作を行う。その後、録画番組
ID番号に1を加算しておく。ここで加算する数は1に
限らないことは言うまでもない。また録画番組ID番号
は入力装置56を通してユーザが任意に設定、変更する
ことができる。
【0086】以上のような方法で、放送局から送信され
たタイミング信号に対応させて録画番組ID番号をVA
SSコードとして磁気テープ上に記録しておけば、VA
SSコード記録を自動的に行うことができるだけでな
く、VASSコードサーチを利用して、録画開始タイミ
ングではなく番組または番組内コーナーの開始タイミン
グで再生を開始することができる。
【0087】次に本願の第9発明に関して説明する。図
14はタイミング信号検出時に録画番組開始日付時刻を
タイムコードとして記録するシステムの一実施例を表す
図、図15はそのコードデータの一実施例の説明図であ
る。図において、58はデータジェネレータ、59はタ
イムコード記録用マイコン。
【0088】次に動作について説明する。データジェネ
レータ58はタイミング信号検出時にタイマーからその
時の日付け、時刻を読み込み、タイムコードへの自動変
換を行う。この時このタイミング信号を録画開始タイミ
ングとして利用している場合には録画を開始してから上
記動作を行う。タイムコードの一例は図15に示した通
りであり、ヘッダ、ユーザデータ、タイムコードデータ
から成り、ユーザデータには4桁の数字として月日を、
タイムコードデータには時分秒を入力する。ここで、タ
イムコードの規格上、秒コードは偶数秒単位になる。作
成したタイムコードをタイムコード記録用マイコン59
によって磁気テープに記録する。これをタイムコード1
と呼ぶ。なお、他のタイムコードと併用する場合、ユー
ザデータが存在し、その1桁目が0もしくは1であるこ
とをうまく利用すれば良い。すなわち他のタイムコード
と併用する場合は、本願のタイムコードでユーザデータ
の1桁目に0もしくは1を使うため、それ以外の数字か
ら始めれば良いし、また、それ以外には、ユーザデータ
の各桁が4ビットで構成されているから、12月までの
区別は1桁で十分である。このためユーザデータの2桁
目に月のデータを4ビットで表現し、先頭の1桁は4ビ
ットのデータの内10進表現で用いないデータを割り当
てて本願のようなタイムコードの使用の仕方をするフラ
グとしても良い。
【0089】以上のような方法で、放送局から送信され
たタイミング信号に対応させて録画番組開始日付時刻を
タイムコードとして磁気テープ上の録画番組開始位置に
記録することにより、タイムコードサーチを利用した録
画番組開始日付時刻による頭出し再生が可能になる。
【0090】次に本願の第10発明に関して説明する。
図16はタイミング信号検出時に磁気テープ上絶対時間
をタイムコードとして記録するシステムの一実施例を表
す図、図17はそのコードデータの一例の説明図であ
る。図において、60は磁気テープ走行の駆動源である
回転リール、61は反射型ホトインタラプタ、62は反
射シールである。
【0091】次に動作について説明する。基本的な動作
は前記請求項8に対する実施例と同じである。データジ
ェネレータ58はタイミング信号検出時に回転リールの
回転周期を測定することにより磁気テープ上絶対時間を
求め、これをタイムコードとして磁気テープ上に記録す
る。これをタイムコード2と呼ぶ。
【0092】ここで、磁気テープ上絶対時間の求め方に
ついて少し触れる。データジェネレータ58はタイミン
グ信号検出時に反射型ホトインタラプタ61に信号を送
る。ホトインタラプタ61は回転リールに対して発光
し、その回転リールの1部に貼り付けられた反射シール
62からの反射光を受光する。測定は供給側、巻取り側
双方において行われ、データジェネレータ58はこの双
方の受光間隔すなわち回転リールの回転周期の差から磁
気テープ上絶対時間を求めるのである。ここで、本実施
例では回転リールの回転周期の測定方法として反射型ホ
トインタラプタを用いた方法について説明したが、透過
型ホトインタラプタを用いた測定等、その他の測定方法
を用いても良い。
【0093】こうして求めた磁気テープ上絶対時間はデ
ータジェネレータ58にてタイムコードに自動変換され
る。このとき磁気テープ上録画番組開始位置の絶対時間
を表すコードがユーザデータとして設定される。頭出し
再生に利用するときに他のタイムコードと区別するため
である。例えば図17のように4桁のIDコードとして
9000等のデータを入力する。前記タイムコード1と
併用する場合等のことを考えるとなるべく大きい数字が
良いであろう。磁気テープ上絶対時間はタイムコードデ
ータとして変換される。
【0094】例えば、ある磁気テープの約3時間半(3
倍モード)の位置から始まる録画番組を再生したい時、
3時間15分から3時間45分の間にあるタイムコード
2の位置から再生するように設定しておけばよい。
【0095】以上のような方法で、放送局から送信され
たタイミング信号に対応させて磁気テープ上絶対時間を
タイムコードとして記録することにより、タイムコード
サーチを利用した磁気テープ上絶対時間による知的録画
番組頭出し再生が可能になる。
【0096】なお、既存VTRの中に、記録/再生中に
タイムコードとして磁気テープ上絶対時間をある一定時
間毎に記録しておきこれを利用して時間頭出し(タイム
カウンターサーチ)を行う製品があるが、これはあくま
で時間頭出しであり、録画番組の頭出しはできない。
【0097】次に本願の第11発明に関して説明する。
図18は番組タイトルフレーム記録システムを表す図、
図19はヘッダとタイトルフレームの同期を表す図、図
20は番組タイトルフレーム再生システムを表す図、図
21は番組タイトルフレームの内容を表す図である。図
において、63はメモリ、64はタイミング検出用のマ
イコン、65はモータ駆動回路、66はモータである。
【0098】ここで番組タイトルフレーム記録時の動作
について説明する。チューナーにて受信した放送信号内
に番組タイトルフレーム用タイミング信号が含まれてい
る場合、タイミング検出器にてこれを検出する。通常、
録画/録音中以外は検出を行わない。番組タイトルフレ
ーム用タイミング信号を検出した場合、これと同期して
番組タイトルフレームが映像信号内に盛り込まれてい
る。この時、ヘッダ自動記録回路は検出したタイミング
信号を利用して再生時検出用ヘッダを磁気テープ上に記
録する。
【0099】ここでヘッダとは番組タイトルフレーム高
速サーチ中にタイトルフレームを検出するための信号で
ある。ヘッダにVASS信号またはタイムコードの11
ビットのヘッダやVISS信号そのものである63ビッ
トのヘッダを用いても良いが、これらのヘッダを区別す
ることができない。そこで区別をするために、例えばV
ISS信号と同じ方式で記録する長さが30ビットのC
TLパルス信号を専用ヘッダにしたり、または音声リニ
アトラック上に長さが10ビットの専用ヘッダを設けて
も良い。
【0100】次に番組タイトルフレーム再生時の動作に
ついて説明する。番組タイトルフレーム高速サーチ中に
タイトルフレーム用ヘッダをマイコン64にて検出した
場合、モータ駆動回路65を制御して、このヘッダと同
期して磁気テープ上に記録されている番組タイトルフレ
ームの記録されているトラックをなぞり、メモリ63に
蓄えて静止画再生し、次のタイトルフレームを検索する
ようにモータ駆動回路65を制御する。なお、メモリ6
3は必ずしも必須ではなくスチル再生モードを使用して
も良いことは言うまでもない。
【0101】番組タイトルフレームの内容が任意である
ことは言うまでもないが、参考までに一例として標準的
であると思われる番組タイトルフレームを図21に示
す。この例には番組タイトル、シリーズ内放送回数、放
送日時、出演者等が含まれている。
【0102】以上のような方法で、放送局から送信され
た番組タイトルフレームをヘッダと同期させて記録する
ことにより、録画番組情報を知り、記録再生することが
できるとともに、これを高速サーチすることができる。
【0103】次に本願の第12発明に関して説明する。
図22は番組タイトルコード記録システムを表す図、図
23はヘッダとタイトルコードとの同期を表す図、図2
4は番組タイトルコード再生システムを表す図、図25
は番組タイトルコードの内容を表す図である。図におい
て、67はタイトルコード検出回路、68はタイトルコ
ードエンコーダ、69は変調回路、70は加算器、71
はキャラクタジェネレータ、72はデコーダ、73は復
調回路、74はフィルタである。
【0104】ここで番組タイトルコード記録時の動作に
ついて説明する。チューナーにて受信した放送信号内に
番組タイトルコード用タイミング信号が含まれている場
合、タイミング検出器にてこれを検出する。通常、録画
/録音中以外は検出を行わない。番組タイトルコード用
タイミング信号を検出した場合、このタイミング信号と
同期して番組タイトルコードが放送信号内に盛り込まれ
ているので、これをタイトルコード検出回路67にて検
出し、タイトルコードエンコーダ68にてエンコードし
て、変調回路69にて周波数変調等の変調をして、加算
器70にてリニア音声上に周波数多重しリニアトラック
上に記録する。この時、ヘッダ自動記録回路53は再生
時検出用ヘッダをこの番組タイトルコードに同期させて
磁気テープ上に記録する。なお、この発明においてはタ
イミング信号は必須ではなくタイトルコードさえ検出で
きれば良いことは言うまでもない。
【0105】ここで、ヘッダにVASS信号またはタイ
ムコードの11ビットのヘッダやVISS信号そのもの
である63ビットのヘッダを用いても良いが、これらの
ヘッダを区別することができない。そこで区別をするた
めに、例えばVISS信号と同じ方式で記録する長さが
40ビットのCTLパルス信号を専用ヘッダにしたり、
または音声リニアトラック上に長さが20ビットの専用
ヘッダを設けても良い。
【0106】次に番組タイトルコード再生時の動作につ
いて説明する。番組タイトルコード高速サーチ中にタイ
トルコード用ヘッダを検出したとき、このヘッダと同期
して磁気テープ音声リニアトラック上に記録されている
番組タイトルコードの再生/表示を行う。具体的には周
波数多重された番組タイトルコード以外の帯域をフィル
タ74で抑圧し、復調回路73にて復調され、番組タイ
トルコードをデコーダ72にてデコードし、キャラクタ
ジェネレータ71にて画面上に多重しユーザが理解でき
るよう表示する。
【0107】番組タイトルコードの内容が任意であるこ
とは言うまでもないが、参考までに標準的であると思わ
れる番組タイトルコードを2例、図25に示す。第1例
は番組タイトル、放送日だけを盛り込んだ概略情報コー
ドの1例であり、第2例はこれにシリーズ内放送回数、
放送(年、曜日、時刻)、出演者等を加えた詳細情報コ
ードである。
【0108】以上のような方法で、放送局から送信され
た番組タイトルコードをヘッダと同期させて記録するこ
とにより、録画番組情報を知り、記録再生することがで
きるとともに、これを高速サーチすることができる。な
お本実施例はヘッドのインダクタ等を考慮し、高速サー
チによる信号帯域の向上はコントロールヘッドにのみ負
担させたるために、ヘッダを記録したが、音声用のヘッ
ドのインダクタが高速サーチに耐えられるだけ広帯域に
なるように設定されていれば、コントロールトラックへ
のヘッダの書き込みは必ずしも必要ではない。
【0109】次に本願の第13発明に関して説明する。
図26は磁気テープ上番組頭出し用コードの付加システ
ムを表す図、図27はタイムコード2の付加を表す図で
ある。
【0110】ここでタイムコード2付加システムの動作
を図27を用いて説明する。磁気テープ上で高速ヘッダ
サーチによって発見したVASSコードまたはタイムコ
ードのヘッダやVISSコードやタイトルフレーム用ヘ
ッダやタイムコード用ヘッダ等と対応する位置に磁気テ
ープ上絶対時間を表すタイムコード(タイムコード2)
が存在しない場合、タイムコード2をそのヘッダと対応
した位置に他のヘッダと重ならないように自動記録す
る。ここで対応する位置とは例えばヘッダの位置からC
TLトラック上のある一定距離L前後の範囲等とすれば
よい。Lの長さとは例えばVHSやS−VHSのフォー
マットのテープ上で数センチメートルでよく、コントロ
ールパルスで言えば数百本分に設定するのがよい。もち
ろんこれより長くても短くても実現は可能であるが、実
現の容易さを考えるとこの程度の値がよい。
【0111】なお、タイムカウンターサーチ用タイムコ
ードのヘッダに対しては本願の目的とは別の目的で付せ
られたものであり、テープ上に一定の短い間隔で記録さ
れている。このため、そのようなヘッダに対応したタイ
ムコード2は付加する必要が無い。これに対しては、例
えばユーザデータのチェックにより無視すればよい。具
体的にはタイムコードを使用する場合のユーザデータで
タイムカウンターサーチ用のタイムコードかどうかが判
別できる。例えば、図17の例ではユーザデータが90
00以外の数であればタイムカウンターサーチ用のタイ
ムコードのヘッダであると判断でき検出可能となる。
【0112】図26において、マイコンはCTLトラッ
ク上の各種コードの記録・再生を制御する働きの他、ヘ
ッダを発見後そのヘッダに対応する範囲内にタイムコー
ド2が無く、その範囲内にタイムコード2を記録すると
き一旦テープを逆走行させる等テープの走行を制御する
働きをもつ。また、メモリはヘッダサーチ中、常に直前
L範囲分のCTLトラック上の情報を記憶している。
【0113】なお、本実施例ではタイトルフレームある
いはタイトルコード用のヘッダがCTLトラック上に記
録されている場合について説明したが、音声リニアトラ
ック上に記録されている場合でも同様にしてタイムコー
ド2を追加することができる。
【0114】以上のような方法を用いれば、任意の番組
頭出し用ヘッダに対して磁気テープ上絶対時間を表すタ
イムコードを対応させて自動追加記録することができ、
磁気テープ上絶対時間による知的録画番組頭出しが充実
する。
【0115】次に本願の第14発明に関して説明する。
図28は番組ID用VASSコードの付加を表す図であ
る。
【0116】ここで番組ID用VASSコード付加シス
テムの動作を図28を用いて説明する。磁気テープ上で
高速ヘッダサーチによって発見したタイムコード1また
はタイムコード2のヘッダやVISSコードやタイトル
フレーム用ヘッダやタイムコード用ヘッダ等と対応する
位置に番組ID用VASSコードが存在しない場合、番
組ID用VASSコードをそのヘッダと対応した位置に
他のヘッダと重ならないように自動記録する。ここで対
応する位置とは例えばヘッダの位置からCTLトラック
上のある一定距離L前後の範囲等とすればよい。Lの長
さとは例えばVHSやS−VHSのフォーマットのテー
プ上で数センチメートルでよく、コントロールパルスで
言えば数百本分に設定するのがよい。もちろんこれより
長くても短くても実現は可能であるが、実現の容易さを
考えるとこの程度の値がよい。
【0117】なお、タイムカウンターサーチ用タイムコ
ードのヘッダに対しては本願の目的とは別の目的で付せ
られたものであり、テープ上に一定の短い間隔で記録さ
れている。このため、そのようなヘッダに対応したタイ
ムコード2は付加する必要が無い。これには、例えばユ
ーザデータのチェックにより無視すればよい。
【0118】ハードウエアとしては図26と同じにな
る。図26において、マイコンはCTLトラック上の各
種コードの記録・再生を制御する働きの他、ヘッダ発見
後対応する範囲内に番組ID用VASSコードが無くそ
の範囲内に番組ID用VASSコードを記録するとき一
旦テープを逆走行させる等テープの走行を制御する働き
をもつ。また、メモリはヘッダサーチ中、常にサーチし
ている位置の直前L範囲分のCTLトラック上の情報を
記憶している。
【0119】なお、本実施例ではタイトルフレームある
いはタイトルコード用のヘッダがCTLトラック上に記
録されている場合について説明したが、音声リニアトラ
ック上に記録されている場合でも同様にして番組ID用
VASSコードを追加することができる。
【0120】以上のような方法を用いれば、任意の番組
頭出し用ヘッダに対して番組ID用VASSコードを対
応させて自動追加記録することができ、番組IDによる
録画番組頭出しが充実する。
【0121】次に本願の第15発明に関して説明する。
図29は録画番組情報を別の媒体に記録/再生する方法
を示したブロック図、図30はその動作の一例を具体的
に説明した図である。図において、75は媒体イ、76
はIDコード入出力部、77は媒体ロ、78は録画番組
情報記録回路、79は録画番組情報再生回路、80は録
画番組情報生成部、81は録画番組頭出し制御回路、8
2は録画番組ライブラリ管理回路、83は録画番組ID
番号入力装置である。
【0122】次に、動作について説明する。本発明にお
ける録画再生システムはIDコード入出力部をもち、ユ
ーザは磁気テープ等の映像や音声を記録する媒体イ75
のIDコードを表示しながら入力することができる。録
画中に番組情報を受信すると録画番組情報記録回路78
は、その時のデータジェネレータ58により得られる磁
気テープ上絶対時間とタイマーから得られるその時の日
付時刻と媒体イ75のIDコード入出力部より得られた
媒体イIDコードとテープ上から得られたVASSコー
ドとタイムコードと番組タイトルフレームと番組タイト
ルコードの内少なくとも1つの録画番組情報を録画番組
情報生成部80により得て、これらを自動的に対応づけ
てメモリやディスク等の媒体ロ77に記録する。録画番
組情報生成部は例えば図30の媒体ロ上に記録されるべ
き情報を生成する。このときの媒体ロ上の記録アドレス
等は録画ライブラリ管理回路82によって得られる。こ
こで番組情報とは放送局から送信されたタイミング信
号、番組タイトルフレーム、番組タイトルコード等を表
す。
【0123】録画番組ライブラリ管理回路は大量のテー
プ上の番組情報を検索するような機能をも有している。
例えば、図29の例示された番組はどのテープに入って
いるかを膨大なデータ中から探すのは容易なことではな
い。意中の番組名を入力すると媒体ロ上から探してき
て、図30に示したような意中の番組の再生表示画面を
出力する機能ももつ。もっと知的な検索としては出演者
などのキーワードから検索するなどの機能であっても良
い。
【0124】ユーザは見たいTV録画番組を探す時、図
29に示すような録画番組情報再生回路78により得た
録画番組情報をCRTなどのモニタリング装置に出力す
るなどして媒体ロの中にライブラリ管理された録画番組
情報を再生/表示することにより、容易にどの媒体イの
どの位置にいつ頃放送されたどんな番組が記録されてい
るのかを知ることができる。ユーザは媒体イにシール等
を利用してIDコードを記入しておけば良い。また、こ
のような情報から見たい部分を選択すると媒体イを挿入
後、録画番組頭出し制御回路81により記録された位置
に高速でアクセスし頭出しができるため従来のようにテ
ープをいちいち再生しては記録された番組を探すという
ことがなくなる。また、これは放送信号により自動的に
記録された信号を見ればわかるためいちいち番組に関す
る情報をユーザが入力するといったわずらわしさもな
い。
【0125】次に本願の第16発明に関して説明する。
図31は磁気テープ上の録画番組情報を再生し同一磁気
テープの先頭部に記録する方法を示したブロック図、図
32はその動作を説明するための図である。図におい
て、84は映像信号再生回路、85はバッファメモリ、
86はマイコンである。
【0126】次に、動作について説明する。本発明にお
ける録画再生システムは録画番組情報再生記録の役割を
受け持つマイコン86を備え、前方向または後方向の高
速サーチ時にこれを機能させると、磁気テープ上VAS
Sコードとタイムコードとヘッダに対応して記録された
番組タイトルフレームと番組タイトルコードの内少なく
とも1つを発見した時、これらを再生し、その時の磁気
テープ上絶対時間をタイムコードに変換したものと合わ
せて対応づけて一時的にバッファメモリに蓄えるととも
に、これらを同一磁気テープの先頭部に記録する。VA
SSコードやタイムコードは本願では基本的に番組の情
報を何らかの形で反映させたものであったため、これら
の情報は記録された番組を検索するのに大いに役立つ。
また、番組タイトルフレームは基本的にヘリカルトラッ
クに記録されているためこれを正確に再生しようと思え
ば高速サーチ動作を一時中断し通常再生速度に制御して
テープ走行させ、番組タイトルフレームに相当する映像
情報を映像信号再生回路84にて再生しバッファメモリ
85に記憶させ終わったら、再び高速サーチ走行するよ
うに制御すれば良い。また、テープ先頭部に記録する場
合、番組タイトルフレームはヘリカルトラックに記録さ
れるべきものであるし、それ以外はコントロールトラッ
クでよい。もちろん番組タイトルフレーム以外の信号は
ヘリカルトラックにディジタル記録しても良いことは言
うまでもない。また、番組タイトルフレームは縮小して
幾枚かの番組タイトルフレームにまとめても良い。なお
テープ先頭部のどの位置に書くかなどは録画番組ライブ
ラリ管理回路82によって得られる。また、この先頭部
のライブラリを利用した頭出しの際には、この先頭部の
データから得られた位置に録画番組頭出し制御回路によ
ってアクセスされ頭出しされる。
【0127】録画番組ライブラリ管理回路は大量のテー
プ上の番組情報を検索するような機能をも有している。
例えば、図30の例示された番組はテープのどの位置に
入っているかを探すのは容易なことではない。意中の番
組名を入力するとテープの先頭に記録されている番組情
報から探してきてその番組の図30の再生表示画面を出
力するような機能ももつ。もっと知的な検索としては出
演者などのキーワードから検索するなどの機能であって
も良い。また、その検索がユーザによって了解を得れ
ば、録画番組頭出し制御回路81によって見たい番組を
頭出しする。
【0128】これにより、ユーザは磁気テープの先頭部
に記録された録画番組情報を再生するだけで、容易にそ
の磁気テープ内の全ての位置の放送された日時やどんな
番組が記録されているのか等の情報を知ることができ
る。
【0129】次に本願の第17発明に関して説明する。
図33は磁気テープ上の録画番組情報を再生し媒体ロに
記録する方法を示したブロック図、図34はその動作を
説明するための図である。
【0130】次に、動作について説明する。本発明にお
ける録画再生システムは、図34に示したように前後い
ずれかの方向の高速サーチ時にこれを機能させると、磁
気テープ上から得られたVASSコードとタイムコード
とヘッダに対応して記録された番組タイトルフレームと
番組タイトルコードの内少なくとも1つを発見した時、
これらを再生し、その時の磁気テープ上絶対時間をタイ
ムコードに変換したものと、媒体イIDコード入出力部
76より得られたその磁気テープのIDコードとを合わ
せて対応づけて媒体ロに記録する。VASSコードやタ
イムコードは本願では基本的に番組の情報を何らかの形
で反映させたものであったため、これらの情報は記録さ
れた番組を検索するのに大いに役立つ。また、番組タイ
トルフレームは基本的にヘリカルトラックに記録されて
いるためこれを正確に再生しようと思えば高速サーチ動
作を一時中断し通常再生速度に制御してテープ走行さ
せ、番組タイトルフレームに相当する映像情報を再生し
終わったら、再び高速サーチ走行するように制御すれば
良い。なお、番組タイトルフレームを媒体ロに記録する
ためには映像信号処理回路が必要であることは言うまで
もない。
【0131】これにより、ユーザは媒体ロに記録された
録画番組情報を再生すれば、容易にその磁気テープ内の
どの位置にいつ頃放送されたどんな番組が記録されてい
るのかを知ることができる。また、この発明の最も大き
な利点はユーザは媒体ロに未登録の録画番組情報が磁気
テープ上に存在する場合、磁気テープから容易に媒体ロ
に自動登録することができる。ユーザは媒体イにシール
等を利用してIDコードを記入しておけば良い。また、
このような情報から見たい部分を選択すると媒体イを挿
入後、記録された位置に高速でアクセスできるため従来
のようにテープをいちいち再生しては記録された番組を
探すということがなくなる。また、これは放送信号によ
り自動的に記録された信号を見ればわかるためいちいち
番組に関する情報をユーザがいれるといったわずらわし
さもない。この機能を用いれば、例えば他己録した磁気
テープ上の録画番組情報を容易に媒体ロ上に登録するこ
とができ、媒体ロによるライブラリ管理が充実する。
【0132】次に本願の第18発明に関して説明する。
図35は磁気テープ上先頭部の録画番組情報を再生し媒
体2に記録する方法を示したブロック図、図36はその
動作を説明するための図である。
【0133】次に、動作について説明する。本発明にお
ける録画再生システムは、磁気テープの先頭部に記録さ
れたVASSコードとタイムコードとヘッダに対応して
記録された番組タイトルフレームと番組タイトルコード
の内少なくとも1つの録画番組情報を再生し、これらと
媒体イIDコード入出力部より得られたその磁気テープ
のIDコードとを合わせて対応づけて媒体ロに記録す
る。つまり、様々なテープの先頭部に図36のように記
録されているものを先頭部の情報を読みとって媒体2上
に登録するのである。
【0134】媒体ロに未登録の録画番組情報が磁気テー
プの先頭部に記録されている場合、ユーザは磁気テープ
から容易に媒体ロに自動登録することができる。すなわ
ちテープ上に録画番組情報の記録されている領域が集中
しているので媒体ロへの登録は非常に短い時間で行うこ
とができる。この機能を用いれば、多数の番組を記録し
た場合、磁気テープ上先頭部の録画番組情報を容易に媒
体ロ上に登録することができ、媒体ロによるライブラリ
管理が充実する。
【0135】次に本願の第19発明に関して説明する。
図37は媒体1に記録された録画番組情報を修正、消
去、入力するシステムを表すブロック図、図38はその
動作の概念を分かりやすく示した図である。図におい
て、87は録画番組情報編集部、88は入力部である。
【0136】次に、動作について説明する。入力部88
によりどのような内容に編集されるか(消去などを含め
て)外部からユーザが入力し、コントローラに相当する
録画番組情報編集部87に送られる。この録画番組情報
編集部87はマイコンや映像信号処理装置に編集内容の
具体的な信号を送る。マイコンでは本願の番組情報を表
したVISS、VASS、タイムコードや番組タイトル
コードなどが編集後のコードを生成し記録する。消去す
る場合は、コントロールトラックでは通常のデューティ
50のコントロールパルスを書き込めば良いし、音声の
リニアトラックに周波数多重する場合には一度音声信号
を再生し音声信号だけ再度書き込めば良い。再度書き込
むと遅延時間が生じ音声と映像がずれてくるといった問
題が生じるが、これを解決するには、映像タイトルコー
ドの記録信号が高周波である場合、記録電流を最適化す
ることで低周波で記録された深層部の音声信号を消すこ
となく上書きすることが可能である。本発明における録
画再生システムは録画番組情報編集部を利用することに
より、図38のように、媒体イに対してVISSコー
ド、VASSコード、タイムコード、番組タイトルフレ
ームと番組タイトルコード等を自由に修正、消去、入力
することができる。
【0137】この機能を用いれば、磁気テープ上の録画
番組情報を自由に編集することができるだけでなく、録
画番組情報記録機能をもたない録画システムにて録画さ
れた番組に関してでも録画番組情報を付加することがで
きる。例えば、カメラ一体形VTRで録画された画像に
対して、録画内容、録画状況を付加することができる等
の利用が考えられる。
【0138】次に本願の第20発明に関して説明する。
図39は媒体ロに記録された録画番組情報を修正、消
去、入力するシステムを表すブロック図、図40はその
その動作の概念を分かりやすく示した図である。
【0139】次に、動作について説明する。入力部88
によりどのような内容に編集するかを(消去などを含め
て)外部からユーザが入力することにより、コントロー
ラに相当する録画番組情報編集部87に送られる。この
録画番組情報編集部87は編集内容の具体的な信号生成
し、媒体ロに書き込む(上書きでよい)。本発明におけ
る録画再生システムは録画番組情報編集部を利用するこ
とにより、媒体ロに対してVISSコード、VASSコ
ード、タイムコード、番組タイトルフレーム、番組タイ
トルコード等の番組の情報、これらに対応する媒体イ上
絶対時間、録画日付時刻と媒体イのIDコード等を図4
0のように自由に修正、消去、入力することができる。
【0140】この機能を用いれば、媒体ロ上の録画番組
情報を自由に編集することができ、充実した磁気テープ
並びに録画番組のライブラリ管理が可能になる。
【0141】
【発明の効果】以上のように、本発明によればVTR等
の蓄積メディアのマンマシンインターフェイスが改善さ
れ、ユーザの有効なTVライフを可能とするTV番組の
放送システム及び録画再生システムを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明の一実施例による音声のパイロ
ット信号の様子を表す図である。
【図2】本願の第1発明の一実施例によるTV放送送信
システムの概略ブロック図である。
【図3】本願の第1発明の他の実施例による、または本
願の第2発明の一実施例によるTV放送送信システムの
概略ブロック図である。
【図4】本願の第3発明の一実施例によるTV放送送信
システムの概略ブロック図である。
【図5】本願の第4発明の一実施例によるTV放送送信
システムの概略ブロック図である。
【図6】本願の第5発明の一実施例によるTV放送送信
システムの概略ブロック図である。
【図7】本願の第1〜第5発明の一実施例におけるタイ
ミング信号の比較図である。
【図8】本願の第3〜第5発明の一実施例における連続
して送信するタイトルコード中にタイミング信号をはさ
む方法を示す図である。
【図9】本願の第3〜第5発明の一実施例における連続
して送信するタイトルコード中にタイミング信号をはさ
む回路を表す図である。
【図10】本願の第6発明の一実施例によるタイミング
信号検出時に録画を開始するシステムを表す図である。
【図11】本願の第7発明の一実施例によるタイミング
信号検出時に磁気テープにヘッダを記録するシステムを
表す図である。
【図12】本願の第8発明の一実施例によるタイミング
信号検出時に録画番組ID番号をVASSコードとして
記録するシステムを表す図である。
【図13】本願の第8発明の一実施例の動作説明用フロ
ーチャートである。
【図14】本願の第9発明の一実施例によるタイミング
信号検出時に録画番組開始日付時刻をタイムコードとし
て記録するシステムを表す図である。
【図15】本願の第9発明の一実施例のコードデータの
説明図である。
【図16】本願の第10発明の一実施例によるタイミン
グ信号検出時に磁気テープ上絶対時間をタイムコードと
して記録するシステムを表す図である。
【図17】本願の第10発明の一実施例のコードデータ
の説明図である。
【図18】本願の第11発明の一実施例による番組タイ
トルフレーム記録システムを表す図である。
【図19】本願の第11発明の一実施例におけるヘッダ
とタイトルフレームの同期を表す図である。
【図20】本願の第11発明の一実施例による番組タイ
トルフレーム再生システムを表す図である。
【図21】本願の第11発明の一実施例による番組タイ
トルフレームの内容を表す図である。
【図22】本願の第12発明の一実施例による番組タイ
トルコード記録システムを表す図である。
【図23】本願の第12発明の一実施例におけるヘッダ
とタイトルコードとの同期を表す図である。
【図24】本願の第12発明の一実施例による番組タイ
トルコード再生システムを表す図である。
【図25】本願の第12発明の一実施例による番組タイ
トルコードの内容を表す図である。
【図26】本願の第13発明の一実施例または本願の第
14発明の一実施例における磁気テープ上番組頭出し用
コードの付加システムを表す図である。
【図27】本願の第13発明の一実施例によるタイムコ
ード2の付加を表す図である。
【図28】本願の第14発明の一実施例による番組ID
用VASSコードの付加を表す図である。
【図29】本願の第15発明の一実施例による録画番組
情報を別の媒体に記録/再生する方法を示したブロック
図である。
【図30】本願の第15発明の一実施例の内容説明図で
ある。
【図31】本願の第16発明の一実施例による磁気テー
プ上の録画番組情報を再生し同一磁気テープの先頭部に
記録する方法を示したブロック図である。
【図32】本願の第16発明の一実施例の内容説明図で
ある。
【図33】本願の第17発明の一実施例による磁気テー
プ上の録画番組情報を再生し媒体2に記録する方法を示
したブロック図である。
【図34】本願の第17発明の一実施例の内容説明図で
ある。
【図35】本願の第18発明の一実施例による磁気テー
プ上先頭部の録画番組情報を再生し媒体2に記録する方
法を示したブロック図である。
【図36】本願の第18発明の一実施例の内容説明図で
ある。
【図37】本願の第19発明の一実施例による媒体1に
記録された録画番組情報を修正、消去、入力するシステ
ムを表すブロック図である。
【図38】本願の第19発明の一実施例の内容説明図で
ある。
【図39】本願の第20発明の一実施例による媒体2に
記録された録画番組情報を修正、消去、入力するシステ
ムを表すブロック図である。
【図40】本願の第20発明の一実施例の内容説明図で
ある。
【図41】従来の録画システムを示す概略ブロック図で
ある。
【図42】従来の録画システムの信号処理のブロック図
である。
【図43】従来の文字放送送信システムのブロック図で
ある。
【図44】従来のTV放送送信システムにおける音声モ
ード信号作成ブロック図である。
【図45】従来の文字放送信号の仕様表である。
【図46】従来の文字放送信号の形状を表す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナー 3 録画制御回路 4 録画部 5 予約録画情報入出力部 6 予約録画情報用メモリ 7 予約録画制御回路 8 タイマー 9 メイン電源 10 スタンバイ電源 11 映像音声信号処理回路 12 アンプ 13 録画ボタン 14 マイコン 15 磁気ヘッド 16 テープ 17 テレビ番組送出装置 18 文字多重化装置 19 テレビ送出器 20 文字放送番組製作装置 21 文字放送番組送出装置 22 マイク 23 スイッチ 24 ステレオマトリックス 25 混合器 26 音声送信器 27 副音声周波数変調器 28 副音声搬送波発振器 29 発振器 30 振幅変調器 31 パイロット信号発振器 32 映像送信器 33 ダイプレクサ 34 タイミング信号パイロット用発振器 35 スイッチ 36 加算器 37 タイトルフレーム作成器 38 スイッチ 39 タイトルコード作成器 40 タイトルコード多重回路 41 文字放送エンコーダ 42 多重回路 43 タイトルコードエンコーダ 44 多重回路 45 タイトルコード多重回路(ECC込) 46 振幅変調器 47 振幅変調器 48 発振器 49 90°位相器 50 加算器 51 VSBフィルタ 52 アップコンバータ 53 タイミング検出器 54 タイミング信号同期録画開始制御回路 55 ヘッダ自動記録回路(マイコン) 56 録画番組ID番号入力装置 57 VASSコード自動生成記録回路 58 データジェネレータ 59 タイムコード記録用マイコン 60 回転リール 61 反射型ホトインタラプタ 62 反射シール 63 メモリ 64 マイコン(タイミング検出) 65 モータ駆動回路 66 モータ 67 タイトルコード検出回路 68 タイトルコードエンコーダ 69 変調器 70 加算器 71 キャラクタジェネレータ 72 デコーダ 73 復調器 74 フィルタ 75 媒体イ 76 媒体イIDコード入出力部 77 媒体ロ 78 録画番組情報記録回路 79 録画番組情報再生回路 80 録画番組情報 81 録画番組頭出し制御回路 82 録画番組ライブラリ管理回路 83 録画番組ID番号入力装置 84 映像信号再生回路 85 バッファ 86 マイコン 87 コントローラ(録画番組情報編集) 88 入力部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【作用】本願の第1発明にかかるTV番組放送システム
は、音声のモード信号を従来と違ったモード信号にわず
かな時間に限ってきりかえる等のようにしたものであ
る。これにより、受信側で音声のパイロット信号の抽出
回路という一般的に普及している回路の一部を変更する
だけで容易にタイミング信号を抽出することができるた
め、受信機の生産コストはほとんど変わらないですむ。
また、スクランブルを前提とした放送ではIDコードの
中などに多重することでユーザはスクランブル放送のみ
のデコーダで、すなわちタイミング信号の受信をする
別なタイミング信号受信用デコーダ無しでタイミング信
号の受信を可能にする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0139
【補正方法】変更
【補正内容】
【0139】次に、動作について説明する。まず、ユー
ザが入力部88に編集内容を(消去などを含めて)入力
する。この内容は、コントローラに相当する録画番組情
報編集部87に送られる。この録画番組情報編集部87
は編集内容の具体的な信号生成し、媒体ロに書き込む
(上書きでよい)。本発明における録画再生システムは
録画番組情報編集部を利用することにより、媒体ロに対
してVISSコード、VASSコード、タイムコード、
番組タイトルフレーム、番組タイトルコード等の番組の
情報、これらに対応する媒体イ上絶対時間、録画日付時
刻と媒体イのIDコード等を図40のように自由に修
正、消去、入力することができる。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を走査線に従って1次元の信号
    に展開し、音声の情報を周波数変調して周波数多重して
    映像信号とともに放送するか、PSKなどのディジタル
    変調をして周波数多重して映像信号とともに放送し、課
    金性などの問題からスクランブルして放送しても良い放
    送システムであって、 上記周波数変調された音声のパイロット領域とディジタ
    ル音声領域と課金の為のIDコードのうち少なくとも1
    つの領域を利用して、番組の区切りなどを表すタイミン
    グ信号を多重するタイミング信号多重手段を備えたこと
    を特徴とする放送システム。
  2. 【請求項2】 映像信号と音声信号を多重して放送する
    放送システムであって、番組タイトルフレーム用タイミ
    ング信号を多重するタイミング信号多重回路と前記タイ
    ミング信号に合わせて番組タイトルフレームを映像フレ
    ームとして挿入するタイトルフレーム挿入回路を備えた
    ことを特徴とする放送システム。
  3. 【請求項3】 映像信号を走査線に従って1次元の信号
    に展開し、音声の情報を周波数変調して周波数多重して
    映像信号とともに放送するか、PSKなどのディジタル
    変調をして周波数多重して映像信号とともに放送する放
    送システムであって、番組タイトルコード用タイミング
    信号を多重するタイミング信号多重回路と前記タイミン
    グ信号に合わせて番組タイトルコードを文字放送信号多
    重部に多重するタイトルコード多重手段とを備えたこと
    を特徴とする放送システム。
  4. 【請求項4】 映像信号を走査線に従って1次元の信号
    に展開し、音声の情報を周波数変調して周波数多重して
    映像信号とともに放送するか、PSKなどのディジタル
    変調をして周波数多重して映像信号とともに放送する放
    送システムであって、番組タイトルコード用タイミング
    信号を多重するタイミング信号多重回路と前記タイミン
    グ信号に合わせて番組タイトルコードを文字放送信号多
    重部以外の垂直ブランキング期間に多重するタイトルコ
    ード多重手段とを備えたことを特徴とする放送システ
    ム。
  5. 【請求項5】 映像信号と音声信号を多重して映像搬送
    波によって振幅変調して放送する放送システムであっ
    て、番組タイトルコード用タイミング信号を多重するタ
    イミング信号多重回路と前記タイミング信号に合わせて
    番組タイトルコードを各放送局の搬送波の直交軸上に多
    重するタイトルコード多重手段とを備えたことを特徴と
    する放送システム。
  6. 【請求項6】 タイミング信号を含む放送信号を録画再
    生するシステムにおいて、前記タイミング信号を検出す
    るタイミング信号検出手段と、これを検出した時に録画
    を開始するタイミング信号同期録画開始制御手段とを備
    えたことを特徴とする録画再生システム。
  7. 【請求項7】 タイミング信号を含む放送信号を録画再
    生するシステムにおいて、前記タイミング信号を検出す
    るタイミング信号検出手段と、これを検出した時にヘッ
    ダを磁気テープ上に記録するヘッダ自動記録手段とを備
    えたことを特徴とする録画再生システム。
  8. 【請求項8】 タイミング信号を含む放送信号を受信し
    て録画再生するシステムにおいて、録画番組ID番号入
    力装置と、前記タイミング信号を検出するタイミング信
    号検出手段と、これを検出した時に前記録画番組ID番
    号をVASSコードとして磁気テープのCTLトラック
    上に自動的に記録するVASSコード自動生成記録手段
    とを備えたことを特徴とする録画再生システム。
  9. 【請求項9】 タイミング信号を含む放送信号を受信し
    て録画再生するシステムにおいて、前記タイミング信号
    を検出するタイミング信号検出手段と、これを検出した
    時に日付・時刻からタイムコードを自動的に生成し磁気
    テープのCTLトラック上に記録するタイムコード自動
    生成記録手段とを備えたことを特徴とする録画再生シス
    テム。
  10. 【請求項10】 タイミング信号を含む放送信号を受信
    して録画再生するシステムにおいて、前記タイミング信
    号を検出するタイミング信号検出手段と、これを検出し
    た時に磁気テープ上絶対時間からタイムコードを自動的
    に生成し磁気テープのCTLトラック上に記録するタイ
    ムコード自動生成記録手段とを備えたことを特徴とする
    録画再生システム。
  11. 【請求項11】 タイミング信号とそのタイミング信号
    に合わせて映像フレームに挿入されたまたは番組タイト
    ル映像内の1部としての番組タイトルフレームとを含ん
    で送信された放送信号を録画再生するシステムにおい
    て、前記タイミング信号を検出するタイミング信号検出
    手段と、これを検出した時にタイトルフレーム検出用ヘ
    ッダを磁気テープ上に記録するヘッダ自動記録手段と、
    タイトルサーチ時に前記タイトルフレーム検出用ヘッダ
    を利用して前記番組タイトルフレームを静止画再生する
    番組タイトルフレーム再生手段を備えたことを特徴とす
    る録画再生システム。
  12. 【請求項12】 タイミング信号とそのタイミング信号
    に合わせて多重された番組タイトルコードとを含んで送
    信された放送信号を録画再生するシステムにおいて、前
    記タイミング信号を検出するタイミング信号検出手段
    と、これを利用して前記番組タイトルコードを検出する
    タイトルコード検出手段と、前記タイミング信号を検出
    した時にタイトルコード検出用ヘッダを磁気テープ上に
    記録するヘッダ自動記録手段と、このタイトルコード検
    出用ヘッダに合わせて磁気テープの音声リニアトラック
    上に周波数多重して前記番組タイトルコードを記録する
    番組タイトルコード記録手段と、タイトルサーチ時に前
    記タイトルコード検出用ヘッダを利用して前記番組タイ
    トルコードを再生し表示する番組タイトルコード再生表
    示手段を備えたことを特徴とする録画再生システム。
  13. 【請求項13】 磁気テープ上位置検出用ヘッダを探す
    高速ヘッダサーチ手段と、前記高速ヘッダサーチ回路を
    用いて見つけた前記ヘッダに対応する位置に磁気テープ
    上絶対時間を表すタイムコードが無い場合、磁気テープ
    上絶対時間をタイムコードとして記録する磁気テープ上
    絶対時間追加手段を備えたことを特徴とする録画再生シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 磁気テープ上位置検出用ヘッダを探す
    高速ヘッダサーチ手段と、前記高速ヘッダサーチ回路を
    用いて見つけた前記ヘッダに対応する位置にVASSコ
    ードデータが無い場合、録画番組ID番号をVASSコ
    ードとして記録する録画番組ID番号追加手段を備えた
    ことを特徴とする録画再生システム。
  15. 【請求項15】 映像や音声を記録する媒体1のIDコ
    ードを入/出力する媒体1IDコード入出力部と、前記
    媒体1とは異なる媒体2を備え、その媒体2に対してタ
    イミング信号受信時に前記媒体1のIDコードとその時
    の磁気テープ上絶対時間とその時の日付時刻とVASS
    コードとタイムコードと番組タイトルフレームと番組タ
    イトルコードの内少なくとも1つを記録し、また2つ以
    上記録する場合にはこれらを対応づけて記録する録画番
    組情報記録手段と、この録画番組情報を再生表示する録
    画番組情報再生表示部と、この録画番組情報を用いて録
    画番組の頭出しを行う媒体2利用録画番組頭出し制御手
    段と、この録画番組情報によって録画番組を管理する媒
    体2利用録画番組ライブラリ管理手段を備えたことを特
    徴とする録画再生システム。
  16. 【請求項16】 高速サーチ時に再生した磁気テープ上
    VASSコードとタイムコードとヘッダに対応した映像
    フレームとヘッダに対応した番組タイトルコードの内少
    なくとも1つを、また2つ以上ある場合にはこれらを対
    応づけて一時的にバッファメモリに蓄えるとともに、こ
    れらを同一磁気テープの先頭部にヘッダと対応づけて記
    録する録画番組情報再生記録手段と、前記磁気テープ先
    頭部の録画番組情報を再生表示する録画番組情報再生表
    示部と、この録画番組情報を用いて録画番組の頭出しを
    行うテープ先頭部利用録画番組頭出し制御回路と、この
    録画番組情報によって録画番組を管理するテープ先頭部
    利用録画番組ライブラリ管理手段を備えたことを特徴と
    する録画再生システム。
  17. 【請求項17】 映像や音声を記録する媒体1のIDコ
    ードを入/出力する媒体1IDコード入出力部と、前記
    媒体1とは異なる媒体2を備え、高速サーチ時に再生し
    た磁気テープ上VASSコードとタイムコードとヘッダ
    に対応した映像フレームとヘッダに対応した番組タイト
    ルコードとこれらを発見した時の磁気テープ上絶対時間
    と媒体1のIDコードの内少なくとも1つを、また2つ
    以上ある場合にはこれらを対応づけて前記媒体2に記録
    する録画番組情報再生記録手段を備えたことを特徴とす
    る録画再生システム。
  18. 【請求項18】 映像や音声を記録する媒体1のIDコ
    ードを入/出力する媒体1IDコード入出力部と、前記
    媒体1とは異なる媒体2を備え、磁気テープの先頭部に
    記録されたVASSコードとタイムコードとヘッダに対
    応した映像フレームとヘッダに対応した番組タイトルコ
    ードの内少なくとも1つを再生し、これらと前記媒体1
    のIDコードを媒体2に対応づけて記録する録画番組情
    報再生記録手段を備えたことを特徴とする録画再生シス
    テム。
  19. 【請求項19】 磁気テープ上に対応づけて記録されて
    いるヘッダと、VASSコードと、タイムコードと、番
    組タイトルフレームと、番組タイトルコード等を自由に
    修正、消去、入力することができる録画番組情報編集部
    を備えたことを特徴とする録画再生システム。
  20. 【請求項20】 媒体2上に対応づけて記録されている
    媒体1のIDコードとVASSコードとタイムコードと
    番組タイトルフレームと番組タイトルコードと媒体1上
    絶対時間と番組開始日付時刻の内少なくとも1つを自由
    に修正、消去、入力できる録画番組情報編集部を備えた
    ことを特徴とする録画再生システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000224554A (ja) * 1999-02-02 2000-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd しおり情報伝送システムおよびしおり情報記録再生装置
JP2013017022A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> オーディオ信号ミキシング装置およびそのプログラム、ならびに、オーディオ信号復元装置およびそのプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013017022A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> オーディオ信号ミキシング装置およびそのプログラム、ならびに、オーディオ信号復元装置およびそのプログラム

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