JPH06325597A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06325597A
JPH06325597A JP5111334A JP11133493A JPH06325597A JP H06325597 A JPH06325597 A JP H06325597A JP 5111334 A JP5111334 A JP 5111334A JP 11133493 A JP11133493 A JP 11133493A JP H06325597 A JPH06325597 A JP H06325597A
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JP
Japan
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signal
burn
memory device
semiconductor memory
row
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Application number
JP5111334A
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English (en)
Inventor
Noriaki Amano
典昭 天野
Hisakazu Kotani
久和 小谷
Kazuhiro Matsuyama
和弘 松山
Yoshiro Nakada
義朗 中田
Toshiaki Tsuji
敏明 辻
Hironori Akamatsu
寛範 赤松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バ−ンイン試験においてあらかじめチップ内
の全てのメモリセルトランジスタのゲ−ト酸化膜にスト
レスを加えるための時間を短縮する。 【構成】 複数のロウアドレス信号とバ−ンイン信号B
INを入力し、通常時は前記複数のロウアドレス信号か
ら選択されるワ−ド線のみを活性化し、かつバ−ンイン
試験時にバ−ンイン信号BINが活性化した場合は前記
ワ−ド線の多重選択を行う機能を有するロウデコ−ダブ
ロック11を有することにより、1度に複数のメモリセ
ルトランジスタのゲ−ト酸化膜にストレスを加えること
を特徴とする半導体記憶装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
半導体記憶装置における信頼性試験に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】DRAM等の半導体記憶装置の信頼性試
験の1つであるバーンイン試験では、あらかじめチップ
内のメモリセルトランジスタのゲ−ト酸化膜やメモリセ
ルキャパシタの容量酸化膜にある時間ストレスを加える
等した後、通常のDRAMの動作をするかの確認が行わ
れている。この試験により初期の段階で故障を見つけ出
すことができる。
【0003】DRAM等の半導体記憶装置の信頼性試験
は、常に重要な地位を占めている。バ−ンイン試験は、
信頼性試験の1項目であり、あらかじめ、チップ内のメ
モリセルトランジスタのゲ−ト酸化膜や、メモリセルキ
ャパシタの容量酸化膜にストレスを加えた後、正常にD
RAMが動作するか確認する方法等をとっている。
【0004】以下図面を参照しながら、上記した従来の
半導体記憶装置の一例について説明する。
【0005】図21は従来のDRAMのロウアドレス系
のデコード方式を示すものである。図21において、A
X0〜AXnはロウアドレス信号、WL0〜WLmはワ
ード線選択信号を示し、それぞれ、ロウデコーダブロッ
クの入力信号、出力信号となっている。また、図22は
メモリセルを示す図である。図22においてWLiはワ
−ド線選択信号、BITjはビット線、CDLjはコラ
ム線選択信号、Tmijはメモリセルトランジスタ、C
mijはメモリセルキャパシタ、Tcjはコラムスイッ
チトランジスタである。メモリセルトランジスタTmi
jにおいて、ゲ−トはワ−ド線選択信号WLiと、ドレ
インはビット線BITjと、ソ−スはメモリセルキャパ
シタCmijの一端と接続しており、メモリセルキャパ
シタCmijの他端は所定の電源Vaに保たれている。
また、コラムスイッチトランジスタTcjにおいて、ゲ
−トはコラム線選択信号CDLjと、ソ−スはビット線
BITjと接続し、ドレインからデ−タDQjが伝送さ
れる。
【0006】以上のように構成された半導体記憶装置で
は、ロウアドレス信号AX0〜AXnより選択されたワ
−ド線のみ選択されるようになっている。
【0007】バ−ンイン試験であらかじめ、チップ内の
全てのメモリセルトランジスタのゲ−ト酸化膜にストレ
スを加えるために、例えば16MbitDRAMの4k
リフレッシュ品では、前述の従来の構成で4k回ワ−ド
線を選択する必要がある。さらに、あらかじめ図22の
メモリセルキャパシタCmijの容量酸化膜にもストレ
スを加えたい場合には、ワード線選択信号WLiが選択
(メモリセルトランジスタTmijが導通)されている
間、コラム線選択信号CDLjが選択(コラムスイッチ
トランジスタTcjが導通)され、デ−タDQjをメモ
リセルトランジスタCmijの一端に書き込まなければ
ならない。前述のコラム線選択信号も複数あり、1回の
デ−タの書き込み動作において、コラム線選択信号は、
通常1本だけ選択される。チップ内の全てのメモリセル
キャパシタの容量酸化膜にストレスを加えるために、1
6MbitDRAMでは16M回書き込み動作をする必
要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、バ−ンイン試験であらかじめチップ内の
全てのメモリセルトランジスタのゲ−ト酸化膜にストレ
スを加えるために、4kリフレッシュでは4k回ワ−ド
線を選択する必要があり、さらにチップ内の全てのメモ
リセルキャパシタの容量酸化膜にもストレスを加えたい
場合には、1本のワ−ド線において全てのコラム線選択
信号が選択されるまで繰り返し、その動作を全てのワ−
ド線において繰り返す必要がある(16MbitDRA
Mでは16M回の繰り返し)のでかなり時間を要してい
た。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、バ−ンイン試
験であらかじめチップ内の全てのメモリセルトランジス
タのゲ−ト酸化膜にストレスを加えるための時間を短縮
する半導体記憶装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の半導体記憶装置は、バ−ンイン試験時、ワ
−ド線の多重選択を行うことにより、バ−ンイン試験
時、短時間でチップ内のメモリセルトランジスタのゲ−
ト酸化膜にストレスを加える手段を有することを特徴と
したものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、バ−ンイン試験
時に1度にワード線の多重選択が行われるので、バ−ン
イン試験であらかじめチップ内の全てのメモリセルトラ
ンジスタのゲ−ト酸化膜にストレスを加える時間を従来
よりも短縮できる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の実施例1の半導体記憶装置に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例
におけるDRAMのロウアドレス系のデコ−ド方式を示
す図である。図1において、AX0〜AXnはロウアド
レス信号、BINはバ−ンイン信号(電位幅は接地電源
VSSの電位から電源VCCの電位)、VXBINはバ
−ンイン信号(電位幅は接地電源VSSの電位から昇圧
された電源の電位)、VPPは外部から印加した昇圧さ
れた電源VHを送る昇圧電源線、VPPINTはチップ
内部で発生された昇圧された電源を送る昇圧電源線、W
L0〜WLmはワ−ド線選択信号、VHは昇圧された電
源(電源VCCの電位よりもMOSトランジスタのしき
い値電圧の絶対値よりも高電位)である。ロウアドレス
信号AX0〜AXn、バ−ンイン信号BIN、バ−ンイ
ン信号VXBIN、昇圧電源線VPP、昇圧電源線VP
PINTはロウデコ−ダブロック11の入力信号、ワ−
ド線選択信号WL0〜WLmはロウデコ−ダブロック1
1の出力信号となっている。昇圧電源線VPP、昇圧電
源線VPPINTに送られる電源の電位は電源VCCの
電位よりもMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値
よりも高い電位である。
【0013】図2は、図1のロウデコ−ダブロックにつ
いて詳細図であり、ロウデコ−ダブロック11の中にロ
ウデコ−ダサブブロック12が所定数含まれている場合
を示す。図2において、ロウアドレス信号バス、ロウプ
リデコ−ド信号Aはそれぞれロウプリデコ−ダ回路21
の入力信号、出力信号で、バ−ンイン信号BINはロウ
プリデコ−ダ回路21の入力信号である。ロウプリデコ
−ド信号A、ワ−ド線選択信号WLはそれぞれロウデコ
−ダ回路22の入力信号、出力信号である。あるロウプ
リデコ−ド信号Aはロウプリデコ−ダ回路21の出力信
号およびレベルシフタブロック23の入力信号で、ロウ
プリデコ−ド信号Bはレベルシフタブロック23の出力
信号およびロウデコ−ダ回路22の入力信号となってい
る。昇圧電源線VPPINT、昇圧電源線VPP、バ−
ンイン信号VXBINはレベルシフタブロック23の入
力信号である。ロウアドレス信号バスA,Bは各々ロウ
アドレス信号の下位ビット及び上位ビットが入力され
る。
【0014】図3a,bは、図2のロウプリデコ−ダ回
路21の回路図を示したものである。図3aにおいてN
AND31,32はNAND素子、INV33はインバ
−タ素子である。信号IN0〜INd(図2ではロウア
ドレス信号バスに相当する)は、NAND31の入力信
号、バ−ンイン信号BINはINV33の入力信号、信
号OUT(図2ではロウプリデコ−ド信号Aに相当す
る)はNAND32の出力信号である。また、NAND
31の出力信号とINV33の出力信号がNAND32
の入力信号となっている。
【0015】次に、図3aの回路動作を説明する。(表
1)に示すように、バ−ンイン信号BINの電位がLレ
ベルのとき(通常時)は、ロウアドレス信号の全ての電
位がHレベル(選択アドレス)ならばロウプリデコ−ド
信号の電位はHレベルで活性化し、ロウアドレス信号の
少なくとも1つが電位Lレベルならばロウプリデコ−ド
信号の電位はLレベルとなる。バ−ンイン信号BINの
電位がHレベルで活性化したとき(バ−ンイン試験時)
は、ロウアドレス信号はすべて無視されロウプリデコ−
ド信号の電位はHレベルで活性化される。
【0016】
【表1】
【0017】図3bにおいて、NAND31,32、I
NV33、信号IN0〜INd、OUT、BINは図3
aの同記号と一致する。また、AND34はAND素
子、N11はノ−ドである。信号IN0〜INi(iは
0〜d−1)は、NAND31の入力信号、バ−ンイン
信号BINはINV33の入力信号、信号OUTはAN
D34の出力信号である。また、NAND31の出力信
号とINV33の出力信号がNAND素子32の入力信
号、NAND32の出力信号と信号INi+1〜INdが
AND34の入力信号である。
【0018】次に、図3bの回路動作を説明する。(表
2)に示すように、ノ−ドN11、ロウアドレス信号I
Ni+1〜INdのすべての電位がHレベルのときロウプ
リデコ−ド信号の電位はHレベルで活性化され、ノ−ド
N11、ロウアドレス信号INi+1〜INdの少なくと
も1つが電位Lレベルのときロウプリデコ−ド信号の電
位はLレベルとなる。ノードN11は図3aにおいて信
号OUTに相当することから、バ−ンイン信号BINの
電位がLレベルのとき(通常時)は、ロウアドレス信号
の全ての電位がHレベル(選択アドレス)ならばロウプ
リデコ−ド信号の電位がHレベルとなり活性化され、ロ
ウアドレス信号の少なくとも1つが電位Lレベルならば
ロウプリデコ−ド信号の電位はLレベルとなる。バ−ン
イン信号の電位がHレベルのとき(バ−ンイン試験時)
は、ロウアドレス信号IN0〜INiは無視され、ロウ
アドレス信号INi+1〜INdの全ての電位がHレベル
ならばロウプリデコ−ド信号の電位がHレベルとなり活
性化され、ロウアドレス信号IN0〜INdの少なくと
も1つが電位Lレベルならばロウプリデコ−ド信号の電
位はLレベルとなる。
【0019】
【表2】
【0020】図4aはレベルシフタ回路23の1例を示
すもので、図2のレベルシフタブロック23中で用い
る。図4aにおいて、TP41〜43はP形MOSトラ
ンジスタ、TN44〜46はN形MOSトランジスタ、
INV47,48はインバ−タ素子である。また、N1
2〜15はノ−ドである。TP41において、ゲ−トは
ノ−ドN13とソ−スは昇圧電源線VPPINTとドレ
インはノ−ドN12と接続し、TP42において、ゲ−
トはノ−ドN12とソ−スは昇圧電源線VPPINTと
ドレインはノ−ドN13と接続し、TP43において、
ゲ−トはノ−ドN13とソ−スは昇圧電源線VPPIN
Tとドレインは信号OUTと接続している。TN44に
おいて、ゲ−トはノ−ドN14とドレインはノ−ドN1
2とソ−スは接地電源VSSと接続し、TN45におい
て、ゲ−トはノ−ドN15とドレインはノ−ドN13と
ソ−スは接地電源VSSと接続し、TN46において、
ゲ−トはノ−ドN13とドレインは信号OUTとソ−ス
は接地電源VSSと接続している。INV47におい
て、入力端子は信号INと出力端子はノ−ドN14と接
続し、INV48において、入力端子はノ−ドN14と
出力端子はノ−ドN15と接続している。図4bに示す
ように、INV47,48中のP形MOSトランジスタ
のソ−スは電源VCCと接続している。
【0021】次に図4の回路動作を説明する。信号IN
が接地電源VSSのときは、信号OUTには接地電源V
SSの電位が、信号INが電源VCCのときは、レベル
変換して信号OUTには昇圧電源線VPPINTに送ら
れる昇圧された電源の電位が出力される。
【0022】次に、ロウデコ−ダブロックの動作につい
て説明する。ここでは、ロウプリデコ−ダ回路21には
図3aの回路を用い、レベルシフタブロック23の入力
信号であるロウプリデコ−ド信号A(図2参照)と出力
信号であるロウプリデコ−ド信号B(図2参照)は、そ
れぞれ、図4のレベルシフタ回路の信号INと信号OU
Tに相当するものとする。
【0023】通常時は複数のロウプリデコ−ダ回路21
のうち所定のロウアドレスを入力とするロウプリデコ−
ダ回路の出力信号であるロウプリデコ−ド信号Aのみ電
位Hレベルとなり活性化される。これにより、あるロウ
デコ−ダサブブロック12の中のレベルシフタブロック
23に入力しているロウプリデコ−ド信号AはHレベル
で活性化し、他のロウデコ−ダサブブロック12の中の
レベルシフタブロック23に入力しているロウプリデコ
−ド信号AはLレベルとなり、かつHレベルに活性化さ
れたロウデコ−ダサブブロックの中ではあるロウデコ−
ダ回路に入力しているロウプリデコ−ド信号AのみHレ
ベルで活性化する。ロウプリデコ−ド信号AのHレベル
は電源VCCレベルであり、このときレベルシフタブロ
ック23(この場合レベルシフタ回路となる)により昇
圧電源線VPPINTの電圧レベルとなってロウプリデ
コ−ド信号Bに送られる。さらに、ロウデコ−ダ回路2
2は入力信号であるロウプリデコ−ド信号Aとロウプリ
デコ−ド信号Bが共にHレベルで活性化した時ワ−ド線
選択信号が活性化され、ワ−ド線に昇圧電源線VPPI
NTの電圧レベルを供給する機能を有しているので、あ
るロウデコ−ダサブブロック12の中のあるロウデコ−
ダ回路22の出力信号であるワ−ド線選択信号WLのみ
活性化し選択される。
【0024】バ−ンイン試験時はバ−ンイン信号BIN
の電位がHレベルで活性化されることにより全てのロウ
プリデコ−ダ回路21の出力信号であるロウプリデコ−
ド信号Aは活性化され、またロウプリデコ−ド信号Bも
電位Hレベルになるので、これにより、全てのロウデコ
−ダ回路の出力信号であるワ−ド線選択信号WLは活性
化され、1回の動作でチップ内の全てのワ−ド線に昇圧
電源線VPPINTの電圧レベルが供給される。
【0025】図5に各種信号の通常時及びバ−ンイン試
験時の波形を示す。通常時はバ−ンイン信号BINの電
位はLレベルのままで/RAS信号のたち下がりで選択
されたワ−ド線のみ立ち上がる。バ−ンイン試験時はバ
−ンイン信号BINの電位はHレベルとなり、/RAS
のたち下がりでチップ内の全てのワ−ド線が立ち上が
る。なお、バ−ンイン試験時、ロウプリデコ−ダ回路に
おいてバ−ンイン信号によりロウアドレスを無視するこ
とによりワ−ド線の多重選択を行ったが、次に別の方法
を説明する。
【0026】図6はバ−ンイン試験時、ロウアドレス信
号を縮退させるロウアドレスバッファ回路の回路例を示
すものである。図6において、INV61〜64はイン
バ−タ素子、NOR65,66はNOR素子である。ま
た、BINは前述の同記号と一致する。INV61にお
いて、入力端子は外部アドレス信号Aと出力端子はIN
V62の入力端子及びNOR66の入力端子と接続し、
INV62において出力端子はNOR65の入力端子と
接続し、INV63において、入力端子はNOR素子6
5の出力端子と出力端子はロウアドレス信号AXと接続
し、INV64において、入力端子はNOR66の出力
端子と出力端子はロウアドレス信号XAXと接続する。
また、バ−ンイン信号BINはNOR65の入力端子及
びNOR66の入力端子と接続する。
【0027】次に図6の動作について説明する。(表
3)に示すように通常時はバ−ンイン信号BINの電位
はLレベルより、ロウアドレス信号AX及びロウアドレ
ス信号XAXの電位は共に外部アドレス信号Aの電位に
より決まり、バ−ンイン試験時バ−ンイン信号BINの
電位はHレベルで活性化されるので、ロウアドレス信号
AX及びロウアドレス信号XAXの電位は共に外部アド
レス信号Aの電位によらずHレベルで活性化する。バ−
ンイン試験時、全てのロウプリデコ−ダ回路(この場合
バ−ンイン信号BINを入力信号としていない)に入力
されるロウアドレス信号がすべてHレベルで活性化して
いるので、これにより全てのロウプリデコ−ド信号はH
レベルで活性化される。最終的にチップ内の全てのワ−
ド線は選択されることになる。
【0028】
【表3】
【0029】以上のように本実施例によれば、バ−ンイ
ン試験時、バ−ンイン信号によりワ−ド線の多重選択を
行う機能を有するロウデコ−ダブロックを持つことによ
り、バ−ンイン試験時、従来よりも短時間(16Mbi
tDRAMの4kリフレッシュ品で1/4k程度に短
縮)でチップ内の全てのメモリセルトランジスタのゲ−
ト酸化膜にストレスを加えることができる。
【0030】なお、図2の複数のロウプリデコ−ダ回路
はすべて同じとは限らず、例えば出力信号(ロウプリデ
コ−ド信号A)がレベルシフタブロックの入力信号とな
るロウプリデコ−ダ回路の入力信号(ロウアドレス信
号)数と、出力信号(ロウプリデコ−ド信号A)がロウ
デコ−ダ回路の入力信号となるロウプリデコ−ダ回路の
入力信号(ロウアドレス信号)数は異なってもよい。
【0031】(実施例2)以下本発明の実施例2の半導
体記憶装置について図面を参照しながら説明する。図7
は、本実施例におけるDRAMのロウアドレス系のデコ
−ド方式、センスアンプ系、コラムアドレス系のデコ−
ド方式を示す図である。図7において、EQはプリチャ
−ジ制御信号、SEはセンスアンプ制御信号、VPRE
はプリチャ−ジ電源を送るプリチャ−ジ電源線、BIT
0〜BITkはビット線、AY0〜AYgはコラムアド
レス信号、CDL0〜CDLhはコラム線選択信号であ
る。AX0〜AXn、BIN、VXBIN、VPP、V
PPINT、WL0〜WLmは図1の同記号と一致す
る。
【0032】プリチャ−ジ制御信号EQ、センスアンプ
制御信号SE、プリチャ−ジ電源線VPRE、バ−ンイ
ン信号BIN、バ−ンイン信号VXBIN、昇圧電源線
VPPINT、コラム線選択信号CDL0〜CDLhは
センスアンプブロックの入力信号である。また、コラム
アドレス信号AY0〜AYg、バ−ンイン信号BINは
コラムデコ−ダブロックの入力信号、コラム線選択信号
CDL0〜CDLhはコラムデコ−ダブロックの出力信
号である。
【0033】次に動作について説明する。このセンスア
ンプブロック72はバ−ンイン試験時、バ−ンイン信号
BIN、バ−ンイン信号VXBINによりセンスアンプ
ブロックに接続している複数のビット線(複数のビット
線対)に所定の電位を供給する機能を有する。実施例1
で示したように、ロウデコ−ダブロック71はバ−ンイ
ン試験時、1度に多数のワ−ド線を選択する機能をもっ
ているので、1度に多数のメモリセルキャパシタにビッ
ト線に供給した所定の電位を書き込むことができる。ロ
ウデコ−ダブロック71がバ−ンイン試験時1度にチッ
プ内の全てのワ−ド線を選択する機能を有しているなら
ば、1度にチップ内の全てのメモリセルキャパシタにビ
ット線に供給した所定の電位を書き込むことができる。
【0034】また、本実施例のようにバ−ンイン試験
時、図22で示したコラムスイッチを介してデ−タをメ
モリセルキャパシタに書き込むという通常の書き込み動
作をしないでメモリセルキャパシタに所定の電位を書き
込むので、バ−ンイン試験時、コラム線選択信号の非選
択(非活性化)が可能である。これにより図7に示すコ
ラムデコ−ダブロック73にバ−ンイン試験時、バ−ン
イン信号BINを活性化することによりビット線対を選
択するコラム線の非活性化を行う機能をもたせることが
できる。
【0035】図8に図7のコラムデコ−ダブロック73
に用いる回路例を示す。AY0〜AYg、BIN、CD
Li(iは0〜h)は前述の同記号と一致する。(表
4)に示すように図8に示すように通常時はバ−ンイン
信号BINの電位はLレベルなので、コラムアドレス信
号AY0〜AYgの電位がすべてHレベルならば、コラ
ム線選択信号CDLiの電位はHレベルとなり選択(活
性化)され、コラムアドレス信号AY0〜AYgのうち
少なくとも1つの電位がLレベルならば、コラム線選択
信号CDLiの電位はLレベルとなり非活性化となる。
バ−ンイン試験時、バ−ンイン信号BINの電位がHレ
ベルなのでコラムアドレス信号AY0〜AYgに関係な
くコラム線選択信号の電位はLレベルとなり非活性化と
なる。
【0036】
【表4】
【0037】以上のように本実施例によれば、実施例1
のロウデコ−ダブロックとバ−ンイン試験時に、バ−ン
イン信号の制御により活性化されるビット線対に所定の
電位を供給する機能を有することにより、バ−ンイン試
験時、従来よりも短時間にチップ内の全てのメモリセル
トランジスタのゲ−ト酸化膜及びメモリセルキャパシタ
の容量酸化膜にストレスを加えることができる。例え
ば、バ−ンイン試験時、1度に全てのワ−ド線を選択し
た場合は、バ−ンイン試験の時間は従来のものに比べて
16MbitDRAMの場合では1/16M程度にな
る。
【0038】(実施例3)以下本発明の実施例3の半導
体記憶装置について図面を参照しながら説明する。図9
は、本実施例における図7のセンスアンプブロック72
について示した図である。図9において、TP94はP
形MOSトランジスタ、TN91〜93はN形MOSト
ランジスタである。PBIN、NBINはバ−ンイン信
号、WLi、WLi+1はワ−ド線選択信号、BITj、
BITj+1はビット線である。BIN、EQ、SE、V
PREは前述の同記号と一致する。1個のセンスアンプ
回路に接続するビット線BITjとBITj+1でビット
線対を構成する。
【0039】ビット線BITj、BITj+1はセンスア
ンプ回路及びプリチャ−ジ回路と接続している。センス
アンプ制御信号SEはセンスアンプ回路の入力信号、バ
−ンイン信号BIN、プリチャ−ジ制御信号EQはセン
スアンプ制御回路1の入力信号、バ−ンイン信号PBI
N、NBINはセンスアンプ制御回路1の出力信号であ
る。プリチャ−ジ電源線VPRE、プリチャ−ジ制御信
号EQはプリチャ−ジ回路の入力信号である。TP94
において、ゲ−トはバ−ンイン信号PBIN、ドレイン
はビット線BITj、ソ−スは電源VCCと接続し、T
N91において、ゲ−トはバ−ンイン信号NBIN、ド
レインはビット線BITj+1、ソ−スは接地電源VSS
と接続する。TN92において、ゲ−トはプリチャ−ジ
制御信号EQ、ドレインはビット線BITj、ソ−スは
プリチャ−ジ電源線VPREと接続し、TN93におい
て、ゲ−トはプリチャ−ジ制御信号EQ、ドレインはビ
ット線BITj+1、ソ−スはプリチャ−ジ電源線VPR
Eと接続する。
【0040】また、図9bにメモリセルAの拡大図を示
してある。メモリセルトランジスタ(N形MOSトラン
ジスタ)Tmijにおいて、ゲ−トはワ−ド線選択信号
WLi、ドレインはビット線BITj、ソ−スはメモリ
セルキャパシタCmijの一端と、メモリセルキャパシ
タCmijの他端は所定の電源Vaが供給されている。
【0041】図10はセンスアンプ制御回路95の回路
例を示す図である。図10において、NAND103は
NAND素子、INV101,102はインバ−タ素子
である。BIN、NBIN、PBIN、EQは図9の同
記号と一致する。
【0042】NAND103において、2つの入力端子
はバ−ンイン信号BINとINV101の出力端子と接
続し出力端子はINV102の入力端子とバ−ンイン信
号PBINと接続する。INV101の入力端子はセン
スアンプ制御信号EQと、INV102の出力端子はバ
−ンイン信号NBINと接続する。
【0043】次に動作について説明する。バ−ンイン試
験時、バ−ンイン信号BINの電位はHレベルにより、
プリチャ−ジ制御信号EQの電位がLレベル(このとき
プリチャ−ジ動作は中止)のとき、センスアンプ制御回
路95により、バ−ンイン信号NBIN、PBINの電
位はそれぞれH、Lレベルとなる。このバ−ンイン信号
NBIN、PBINにより、ビット線BITjとBIT
+1はそれぞれ電源VCC(Hレベル)、接地電源VS
S(Lレベル)の電位が供給され、さらにワ−ド線選択
信号WLiとWLi+1が多重選択されているので、メモ
リセルキャパシタCmijの一端にHレベルの電位が書
き込まれることになる。通常時はバ−ンイン信号BIN
の電位はLレベルにより、センスアンプ制御回路95に
より、バ−ンイン信号NBIN、PBINの電位はそれ
ぞれL、Hレベルとなる。よって、TP94及びTN9
1は遮断する。
【0044】以上のように本実施例によれば、実施例1
のロウデコ−ダブロックとバ−ンイン試験時、バ−ンイ
ン信号によりセンスアンプ回路と接続するビット線対の
それぞれに異なる電位を供給することにより、バ−ンイ
ン試験時従来のチップ内のメモリセルの個数分の1程度
でチップ内の全てのメモリセルトランジスタのゲ−ト酸
化膜及びメモリセルキャパシタの容量酸化膜にストレス
を加えることができ、さらにバ−ンイン試験時センスア
ンプ動作を中止する機能を必ずしも必要としない。
【0045】(実施例4)以下本発明の実施例4の半導
体記憶装置について図面を参照しながら説明する。図1
1は、本実施例における図7のセンスアンプブロックを
示した図である。図11において、TN41,42はN
形MOSトランジスタである。EQIは内部プリチャ−
ジ制御信号、SEIは内部センスアンプ制御信号であ
る。WLi、WLi+1、BITj、BITj+1、VPR
E、BIN、VXBIN、SE、EQ、VPPINTは
図9の同記号と一致する。
【0046】ビット線BITj、BITj+1はセンスア
ンプ回路及びプリチャ−ジ回路と接続している。内部セ
ンスアンプ制御信号SEIはセンスアンプ回路の入力信
号、バ−ンイン信号BIN、バ−ンイン信号VXBI
N、センスアンプ制御信号SE、プリチャ−ジ制御信号
EQ、昇圧電源線VPPINTはセンスアンプ制御回路
2の入力信号、内部プリチャ−ジ制御信号EQI、内部
センスアンプ制御信号SEIはセンスアンプ制御回路9
6の出力信号である。
【0047】プリチャ−ジ電源線VPRE、内部プリチ
ャ−ジ制御信号EQIはプリチャ−ジ回路の入力信号で
ある。N形MOSトランジスタTN92において、ゲ−
トは内部プリチャ−ジ制御信号EQI、ドレインはビッ
ト線BITj、ソ−スはプリチャ−ジ電源線VPREと
接続し、N形MOSトランジスタTN92において、ゲ
−トは内部プリチャ−ジ制御信号EQI、ドレインはビ
ット線BITj+1、ソ−スはプリチャ−ジ電源線VPR
Eと接続する。
【0048】図12は図11のセンスアンプ制御回路9
6の回路例を示す図である。図12において、NAND
123はNAND素子、NOR124はNOR素子、I
NV121,122はインバ−タ素子である。EQ、V
XBIN、BIN、SE、EQI、SEIは図11の同
記号と一致する。
【0049】NAND123において、2つの入力端子
はバ−ンイン信号VXBINとINV121の出力端子
と接続し出力端子は内部プリチャ−ジ制御信号EQIと
接続し、INV121の入力端子はプリチャ−ジ制御信
号EQと接続する。NOR124において、2つの入力
端子はバ−ンイン信号BINとINV122の出力端子
と接続し出力端子は内部センスアンプ制御信号SEIと
接続し、INV122の入力端子はセンスアンプ制御信
号SEと接続する。
【0050】次に動作について説明する。バ−ンイン試
験時、バ−ンイン信号VXBIN、バ−ンイン信号BI
Nの電位は、それぞれLレベル、Hレベルにより、セン
スアンプ制御回路96により、内部プリチャ−ジ制御信
号EQI、内部センスアンプ制御信号SEIの電位はそ
れぞれH、Lレベルとなる。これにより、バ−ンイン試
験時センスアンプ回路動作を中止し、プリチャ−ジ電源
線VPREの所定の電位をプリチャ−ジ回路を通してビ
ット線BITj、BITj+1に供給し、さらにワ−ド線
選択信号WLi、WLi+1が多重選択されているので、
図11のメモリセルキャパシタの一端に所定の電位を書
き込むことができる。バ−ンイン試験時、TN92,T
N93は共に導通状態にある。
【0051】通常時、バ−ンイン信号VXBIN、バ−
ンイン信号BINの電位は、それぞれH、Lレベルによ
り、プリチャ−ジ時(EQの電位はHレベル、SEの電
位はLレベル、ワ−ド線選択信号はすべて非選択)は、
センスアンプ動作を中止しプリチャ−ジ電源線VPRE
の電位がビット線に供給され、センスアンプ動作時(E
Qの電位はLレベル、SEの電位はHレベル、あるワ−
ド線のみ選択)は、プリチャ−ジ動作を中止しビット線
BITjとBITj+1の電位差を増幅させる。
【0052】さらにバ−ンイン試験時、図11bに示す
様に通常時の電位(通常時は一定の電位)と異なるプリ
チャ−ジ電源をプリチャ−ジ電源線VPREに送ること
により、メモリセルキャパシタの一端に電位Hレベル及
び電位Lレベルを書き込むことができる。
【0053】以上のように本実施例によれば、実施例1
のロウデコ−ダブロックとバ−ンイン試験時バ−ンイン
信号によりセンスアンプ回路の動作を中止し、かつプリ
チャ−ジ動作を行い、センスアンプ回路と接続するビッ
ト線対に同じ所定の電位を供給することにより、バ−ン
イン試験時従来のチップ内のメモリセルの個数分の1程
度でチップ内の全てのメモリセルトランジスタのゲ−ト
酸化膜及びメモリセルキャパシタの容量酸化膜にストレ
スを加えることができ、さらに、バ−ンイン試験時、プ
リチャ−ジ電源を変えることにより、チップ内の全ての
メモリセルキャパシタの一端に異なる電位レベルを書き
込むことができ、メモリセルキャパシタの容量酸化膜に
電源Va(図9参照)に対して様々のストレスを加える
ことができる。
【0054】(実施例5)以下本発明の実施例5の半導
体記憶装置について図面を参照しながら説明する。図1
3は、本実施例におけるDRAMのロウアドレス系のデ
コ−ド方式、センスアンプ系、コラムアドレス系のデコ
−ド方式、ロウアドレスブロックを示す図である。図1
3において、PA0〜PAnはアドレスピン、A0〜A
nは外部アドレス信号、VPREINTはプリチャ−ジ
電源線である。AX0〜AXn、VPP、VPPIN
T、BIN、VXBIN、VPRE、EQ、SE、WL
0〜WLm、BIT0〜BITk、CLD0〜CLD
h、AY0〜AYgは前述の同記号と一致する。
【0055】アドレスピンPA0〜PAnと接続した外
部アドレス信号A0〜Anと昇圧電源線VPPINTと
プリチャ−ジ電源線VPREINTはロウアドレスブロ
ックの入力信号であり、ロウアドレス信号AX0〜AX
n、昇圧電源線VPP、バ−ンイン信号BIN、バ−ン
イン信号VXBIN、プリチャ−ジ電源線VPREはロ
ウアドレスブロックの出力信号である。
【0056】図14は図13のロウアドレスブロック1
31を示した図である。図14において、VPP、VP
PINT、BIN、VXBIN、VPRE、VPREI
NTは前述の同記号と一致する。外部アドレス信号AA
は図13の外部アドレス信号A0〜Anaの中の1つの
信号、外部アドレス信号ABは図13の外部アドレス信
号Ana+1〜Anbの中の1つの信号、外部アドレス信
号ACは外部アドレス信号Anb〜Anの中の1つの信
号を示す。
【0057】外部アドレス信号AA、昇圧電源線VPP
INTはバ−ンイン発生回路の入力信号、バ−ンイン信
号BIN、バ−ンイン信号VXBINはバ−ンイン発生
回路の出力信号である。外部アドレス信号AA、バ−ン
イン信号VXBINはロウアドレスバッファ回路141
の入力信号、ロウアドレス信号AA、ロウアドレス信号
XAA、昇圧電源線VPPはロウアドレスバッファ回路
141の出力信号である。外部アドレス信号AB、バ−
ンイン信号VXBINはロウアドレスバッファ回路14
2の入力信号、ロウアドレス信号AB、ロウアドレス信
号XAB、プリチャ−ジ電源線VPREIはロウアドレ
スバッファ回路142の出力信号である。外部アドレス
信号ACはロウアドレスバッファ回路143の入力信
号、ロウアドレス信号AC、ロウアドレス信号XACは
ロウアドレスバッファ回路143の出力信号である。バ
−ンイン信号VXBIN、プリチャ−ジ電源線VPRE
I、プリチャ−ジ電源線VPREINT、昇圧電源線V
PPINTはプリチャ−ジ切り替え回路の入力信号、プ
リチャ−ジ電源線VPREはプリチャ−ジ切り替え回路
の出力信号である。
【0058】図15は図14のロウアドレスバッファ回
路141の回路例を示す図である。図15において、T
P153はP形MOSトランジスタ、INV151,1
52はインバ−タ素子である。TP153において、ゲ
−トはバ−ンイン信号VXBINとドレインは外部アド
レス信号AAとソ−スは昇圧電源線VPPと接続する。
INV151において、入力端子は外部アドレス信号A
Aと出力端子はロウアドレス信号XAAと接続し、IN
V152において、入力端子はロウアドレス信号XAA
と出力端子はロウアドレス信号AAと接続する。
【0059】次に図15の動作について説明する。バ−
ンイン試験時、バ−ンイン信号VXBINの電位はLレ
ベルなので、出力電源線VPPに外部アドレス信号AA
の電源(外部から印加した昇圧された電源)が送られ
る。通常時、バ−ンイン信号VXBINの電位はHレベ
ルなのでTP153は遮断する。また、図15の回路で
は、常時、ロウアドレス信号AA、ロウアドレス信号X
AAにそれぞれ、外部アドレス信号AA(バ−ンイン試
験時は昇圧された電源、通常時は外部アドレスが送られ
る)と同レベル、反転レベルの電位が送られる。なお、
INV151及びINV152に用いられているP形M
OSトランジスタのソ−スは電源VCCと接続している
ので、ロウアドレス信号AA及びロウアドレス信号XA
Aの電位Hレベル、Lレベルはそれぞれ電源VCCの電
位、接地電源VSSの電位となる。
【0060】図16は図14のロウアドレスバッファ回
路142の回路例を示す図である。図16において、T
N156はN形MOSトランジスタ、TP155はP形
MOSトランジスタ、INV151、INV152、I
NV154はインバ−タ素子である。TP155におい
て、ゲ−トはバ−ンイン信号VXBINとドレインは外
部アドレス信号ABとソースはプリチャ−ジ電源線VP
REIと接続し、TN156において、ゲ−トはINV
154の出力端子とソ−スは外部アドレス信号ABとド
レインはプリチャ−ジ電源線VPREIと接続する。I
NV151において、入力端子は外部アドレス信号AB
と出力端子はロウアドレス信号XABと接続し、INV
152において、入力端子はロウアドレス信号XABと
出力端子はロウアドレス信号ABと接続し、INV15
4において、入力端子はバ−ンイン信号VXBINと接
続する。
【0061】次に図16の動作について説明する。バ−
ンイン試験時、バ−ンイン信号VXBINの電位はLレ
ベルなので出力電源線VPREIに外部アドレス信号A
Bの電源(外部から印加したプリチャ−ジ電源)が送ら
れる。通常時、バ−ンイン信号VXBINの電位はHレ
ベルなのでTP155及びTN156は遮断する。ま
た、図16の回路では常時、ロウアドレス信号AB、X
ABにそれぞれ外部アドレス信号AB(バ−ンイン試験
時はプリチャ−ジ電源、通常時は外部アドレスが送られ
る)と同レベル、反転レベルの電位が送られる。なお、
INV151及びINV152に用いられているP形M
OSトランジスタのソ−スは電源VCCと接続している
ので、ロウアドレス信号AB及びロウアドレス信号XA
Bの電位Hレベル、Lレベルはそれぞれ電源VCCの電
位、接地電源VSSの電位となる。
【0062】ロウアドレスバッファ回路153は常時、
ロウアドレス信号AC、XACにそれぞれ外部アドレス
信号ACと同レベル、反転レベルの電位が送られる機能
をもつ。
【0063】図17は図14のプリチャ−ジ切り替え回
路144の回路例を示す図である。VXBIN、VPR
EINT、VPREI、VPREは図14の同記号と一
致する。TN171、TN172はN形MOSトランジ
スタ、INV173はインバ−タ素子である。TN17
1において、ゲ−トはバ−ンイン信号VXBINとドレ
インはプリチャ−ジ電源線VPREINTとソ−スはプ
リチャ−ジ電源線VPREと接続し、TN172におい
て、ゲ−トはINV173の出力端子とドレインはプリ
チャ−ジ電源線VPREIとソ−スはプリチャ−ジ電源
線VPREと接続し、INV173において、入力端子
はバ−ンイン信号VXBINと接続する。なお、INV
173のP形MOSトランジスタのソ−スは内部で発生
させる昇圧された電源を送る昇圧電源線VPPINTと
接続する。
【0064】次に図17の回路動作について説明する。
バ−ンイン試験時、バ−ンイン信号VXBINの電位は
Lレベルなので出力電源線VPREにプリチャ−ジ電源
線VPREIの電源(外部から印加した電源)が送ら
れ、通常時、バ−ンイン信号VXBINの電位はHレベ
ルなので出力電源線VPREにプリチャ−ジ電源線VP
REINTの電源(チップ内部で発生させた電源)が送
られる。
【0065】バ−ンイン発生回路は、バ−ンイン試験
時、バ−ンイン信号BINの電位をHレベル、バ−ンイ
ン信号VXBINの電位をLレベルにして活性化する機
能を有する。
【0066】以上のように構成されたロウアドレスブロ
ックによりバ−ンイン試験時、昇圧された電源VHを所
定数のアドレスピンPA0〜PAnaより印加し、その
電源VHを出力電源線VPPに送ることができる。ま
た、バ−ンイン試験時、プリチャ−ジ電源VPを所定数
のアドレスピンPAna+1〜PAnbより印加し、その
電源Vpを出力電源線VPREに送ることができる。な
お、バ−ンイン試験時、ワ−ド線選択信号の多重選択が
なされており、さらにコラム線選択信号が非選択の場合
所定数のアドレスピンが縮退アドレスピンとなる。この
ため、縮退したアドレスピンよりバ−ンイン試験時上述
の電源を印加できる。
【0067】以上のように本実施例によれば、チップ内
部で発生させる昇圧された電源及びプリチャ−ジ電源を
バ−ンイン試験時外部から供給することにより電源の供
給能力を向上し、1度に選択された全てのワ−ド線及び
ビット線にそれぞれ昇圧された電源及びプリチャ−ジ電
源を供給できる。さらにバ−ンイン試験時縮退されるア
ドレスピンから電源を供給するので新たにパッドを設け
る必要もないし、その縮退されるアドレスピンは複数個
あり、昇圧された電源及びプリチャ−ジ電源をそれぞれ
所定数の縮退アドレスピンからすべて供給することによ
り電源の供給能力をさらに向上できる。
【0068】(実施例6)以下本発明の実施例6の半導
体記憶装置について図面を参照しながら説明する。図1
8は、本実施例における図2のレベルシフタブロック2
3について示した図である。図18において、INは入
力信号、OUTは出力信号でそれぞれ図2のロウプリデ
コ−ド信号A、ロウプリデコ−ド信号Bに相当する。V
PPINT、VPP、VXBINは図1の同記号と一致
する。TP183、TP184はP形MOSトランジス
タ、TN181、TN182はN形MOSトランジスタ
である。NAND186はNAND素子、AND187
はAND素子、INV185はインバ−タ素子である。
N61〜N64はノ−ドである。
【0069】TN181において、ゲ−トは信号VXB
INとドレインはノ−ドN61とソ−スは出力信号OU
Tと接続し、TP183においてゲ−トはノ−ドN62
とソ−スはノ−ドN61とドレインは出力信号OUTと
接続し、TP184において、ゲ−トはノ−ドN63と
ソ−スは昇圧電源線VPPとドレインは出力信号OUT
と接続し、TN182において、ゲ−トはノ−ドN64
とソ−スは接地電源VSSとドレインは出力信号OUT
と接続する。NAND186において、2つの入力端子
はそれぞれノ−ドN61とノ−ドN62と出力端子はノ
−ドN63と接続し、AND187において、入力端子
はそれぞれノ−ドN62と、ノ−ドN63と出力端子は
ノ−ドN64と接続し、INV185において、入力端
子はバ−ンイン信号VXBINと出力端子はノ−ドN6
2と接続する。また、INV185、NAND186、
AND187中のP形MOSトランジスタのソ−スはチ
ップ内部で発生させる昇圧された電源を送る昇圧電源線
VPPINTと接続している。
【0070】次に、図18の回路動作を説明する。ここ
で、図18のレベルシフタ回路の出力信号が選択された
とき(ノ−ドN61の電圧レベルが昇圧電源線VPPI
NTの電圧レベル)について話す。通常時はバ−ンイン
信号VXBINの電圧レベルがHレベル(昇圧電源線V
PPINTの電圧レベル)なので、TN181とTP1
83はON(導通)状態、TP184とTN182はO
FF(遮断)状態となり、結果として選択された1本の
ワ−ドには昇圧電源線VPPINTから電源が供給され
る。バ−ンイン試験時はバ−ンイン信号VXBINの電
圧レベルがLレベル(接地電源VSSの電圧レベル)な
ので、TN181とTP183とTN182はOFF状
態、TP184はON状態となり、結果として選択され
た全てのワ−ド線には昇圧電源線VPPから電源が供給
される。ここで昇圧電源線VPPINTの電源はチップ
内部で昇圧されたものであり、昇圧電源線VPPの電源
は外部から印加されたものである。本実施例のようにレ
ベルシフタ回路188の後段に切り替え手段189を設
けた理由はバ−ンイン試験時、全てのワ−ド線に昇圧さ
れた電源を供給しなければならないので、内部で昇圧さ
れた電源だけでは供給が困難であることによる。
【0071】以上のように本実施例によれば、レベルシ
フタ回路の出力が切り替え手段の入力となることを特徴
とするレベルシフタブロックを設けることにより、バ−
ンイン試験時選択された全てのワ−ド線に昇圧された電
源を供給できる。
【0072】(実施例7)以下本発明の実施例7の半導
体記憶装置について図面を参照しながら説明する。図1
9は、本実施例における図2のレベルシフタブロック2
3について示した図で切り替え手段190がレベルシフ
タ回路188の前段に設ける場合である。図19におい
て、INは入力信号、OUT出力信号でそれぞれ図2の
コラムプリデコ−ド信号A、コラムプリデコ−ド信号B
に相当する。VPPINT、VPP、VXBINは図1
の同記号と一致する。TP191はP形MOSトランジ
スタで、ゲートはバ−ンイン信号VXBINと、ソ−ス
は昇圧電源線VPPINTとドレインは昇圧電源線VP
Pと接続する。
【0073】次に、図19の回路動作を説明する。通常
時バ−ンイン信号VXBINの電圧レベルはHレベルな
のでP形MOSトランジスタTP191はOFF状態、
バ−ンイン試験時バ−ンイン信号VXBINの電圧レベ
ルはLレベルなのでP形MOSトランジスタ191はO
N状態となるので、通常時はチップ内部で昇圧された電
源が、バ−ンイン試験時は外部から印加した昇圧された
電源及びチップ内部で昇圧された電源がレベルシフタ回
路に入力することになる。これによりバ−ンイン試験
時、全ての選択されたワ−ド線に昇圧された電源を供給
することができる。本実施例のレベルシフタブロックは
実施例6のレベルシフタブロックと異なり切り替え手段
190をレベルシフタ回路の前段に設けるので、切り替
え手段190をチップの周辺に置くことができる点でレ
イアウトが容易である。
【0074】以上のように本実施例によれば、切り替え
手段の出力がレベルシフタ回路の入力となることを特徴
とするレベルシフタブロックを設けることにより、バ−
ンイン試験時、全ての選択されたワ−ド線に昇圧された
電源を供給でき、さらに切り替え手段2をチップ周辺に
置け本実施例6のレベルシフタブロックよりもレイアウ
トが容易である。
【0075】(実施例8)以下本発明の実施例8の半導
体記憶装置について図面を参照しながら説明する。図1
4に示すように、外部アドレス信号AA、昇圧電源線V
PPINTはバ−ンイン発生回路の入力信号、バ−ンイ
ン信号BIN、バ−ンイン信号VXBINはバ−ンイン
発生回路の出力信号である。
【0076】バ−ンイン発生回路は外部アドレス信号A
Aの電圧レベルによりバ−ンイン信号BINとバ−ンイ
ン信号VXBINを発生させる機能をもつ。外部アドレ
スの電位幅が0V〜3.3Vで、昇圧電源が5Vのよう
に通常時とバ−ンイン試験時の外部アドレス信号AAの
電位が異なるときこのバ−ンイン発生回路が有効とな
る。この手段では、バ−ンイン信号のためのパッドを要
しない。
【0077】以上のように本実施例によれば、チップ内
部で昇圧された電源とアドレスピンから印加した外部ア
ドレスあるいは昇圧された電源を送る外部アドレス信号
を入力とし、外部アドレス信号の電圧レベルによりバ−
ンイン信号を発生させる機能を有するバ−ンイン発生回
路によりバ−ンイン信号のためのパッドを新たに設ける
必要はない。さらに、バ−ンイン試験時、昇圧された電
源を送る外部アドレス信号は所定数あるのでこれらをす
べて入力し通常時ノイズ等により誤動作してバ−ンイン
信号が発生しないようにしてもよい。
【0078】(実施例9)以下本発明の実施例9の半導
体記憶装置について図面を参照しながら説明する。図2
0は、本実施例における図14のバ−ンイン発生回路1
45の回路例を示すものである。図20において、VP
PINT、BIN、VXBINは図15の同記号と一致
する。TP201〜205はP形MOSトランジスタ、
TN206〜208はN形MOSトランジスタである。
また、N91はノ−ドである。TP201において、ゲ
−トは外部アドレス信号AAとソ−スは昇圧電源線VP
PINTとドレインはバ−ンイン信号VXBINと接続
し、TP202において、ゲ−トは電源VCCとドレイ
ンはノ−ドN91とソ−スは外部アドレス信号AAと接
続する。TP203において、ゲ−トはノ−ドN91と
ソ−スは昇圧電源線VPPINTとドレインはバ−ンイ
ン信号VXBINと接続し、TN206において、ゲ−
トはノ−ドN91とドレインはバ−ンイン信号VXBI
Nとソ−スは接地電源VSSと接続し、TP204にお
いて、ゲ−トはバ−ンイン信号VXBINとソ−スは昇
圧電源線VPPINTとドレインはノ−ドN91と接続
し、TN207において、ゲ−トはバ−ンイン信号VX
BINとドレインはノ−ドN91とソ−スは接地電源V
SSと接続する。TP205において、ゲ−トはバ−ン
イン信号VXBINとソ−スは電源VCCとドレインは
バ−ンイン信号BINと接続し、TN208において、
ゲ−トはバ−ンイン信号VXBINとドレインはバ−ン
イン信号BINとソ−スは接地電源VSSと接続する。
【0079】次に図18の回路動作を説明する。バ−ン
イン試験時は、アドレスピンから印加した昇圧された電
源VHが外部アドレス信号AAに送られる。この昇圧さ
れた電源VHは電源VCCの電位よりもMOSトランジ
スタのしきい値電圧の絶対値よりも高くチップ内部で発
生される昇圧された電源を送る昇圧電源線VPPINT
と同電位である。これにより、TP201は遮断状態、
TP202は導通状態となるのでノ−ドN91は昇圧さ
れた電源VHの電位となる。ノードN91が昇圧された
電源VHの電位によりTP203は遮断状態、TN20
6は導通状態となるのでバ−ンイン信号VXBINはL
レベル(接地電源VSSのレベル)となる。バ−ンイン
信号VXBINの電位がLレベルよりTP204は導通
状態、TN207は遮断状態となり、ノ−ドN91は昇
圧された電源の電位のまま保持され、さらにTP205
は導通状態、TN208は遮断状態となり、バ−ンイン
信号BINの電位はHレベル(電源VCCレベル)とな
る。
【0080】通常時は、外部アドレス信号AAに送られ
る電位は電源VCCの電位と電源VSSの電位の間であ
る。これにより、TP201は導通状態、TP202は
遮断状態となるのでバ−ンイン信号VXBINは昇圧さ
れた電源の電位となる。バ−ンイン信号VXBINの電
位が昇圧された電位によりTP204は遮断状態、TN
207は導通状態となるのでノ−ドN91はLレベルと
なり、TP202のソ−ス及びドレインは共に電源VC
Cの電位以下となるので遮断状態となる。また、ノ−ド
N91の電位はLレベルより、TP203は導通状態、
TN206は遮断状態となるのでバ−ンイン信号VXB
INの電位は昇圧された電源の電位のまま保持される。
さらにTP205は遮断状態、TN208は導通状態と
なるのでバ−ンイン信号BINの電位はLレベルとな
る。なお、バ−ンイン信号VXBINの電位Hレベルは
昇圧された電源の電位、バ−ンイン信号BINの電位H
レベルは電源VCCの電位でレベルが異なる。
【0081】以上のように本実施例によれば、外部アド
レス信号の電圧レベルにより、バ−ンイン試験時、バ−
ンイン信号VXBIN及びバ−ンイン信号BINを活性
化(それぞれLレベル、Hレベル)にすることができ
る。
【0082】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、実施例2でピーク電流を減らすために、メ
モリセルをn個のブロックに分割し、ワ−ド線をブロッ
ク毎に多重選択(ブロック内で全てのワ−ド線を選択)
しこれをn回繰り返すことで、チップ内の全てのメモリ
セルトランジスタのゲ−ト酸化膜及びメモリセルキャパ
シタにストレスを加えることができるように、本発明の
趣旨に基づいて様々の変形が可能であり、これらを本発
明の範囲から排除するものではない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればバ
−ンイン試験時、バ−ンイン信号によりワ−ド線の多重
選択を行う機能を有するロウデコ−ダブロックを持つこ
とにより、バ−ンイン試験時、ワ−ド線の選択の繰り返
しの回数を減少した分、従来よりも短時間(16Mbi
tDRAMの4kリフレッシュ品では1/4k程度に短
縮)でチップ内のメモリセルトランジスタのゲ−ト酸化
膜にストレスを加えることができる。また、前述のロウ
デコ−ダブロックとバ−ンイン試験時、バ−ンイン信号
により複数のビット線に所定の電位を供給する機能を有
することによりワ−ド線選択の繰り返し回数とコラム線
選択の繰り返し回数を減少した分、従来よりも短時間
(16MbitDRAMでは1/16M程度に短縮)で
チップ内のメモリセルトランジスタのゲ−ト酸化膜及び
メモリセルキャパシタにストレスを加えることができ
る。さらに、バ−ンイン試験時、縮退されるアドレスピ
ンから、昇圧された電源と所定のプリチャ−ジ電源を印
加することにより新たにパッドを設ける必要がないので
その実用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるDRAMのロウアド
レス系のデコ−ド方式を示す図
【図2】図1のロウデコ−ダブロックの詳細図
【図3】図2のロウプリデコ−ダ回路の回路図
【図4】レベルシフタ回路の回路図
【図5】各種信号の通常時及びバ−ンイン試験時の波形
【図6】バ−ンイン試験時、ロウアドレス信号を縮退さ
せるロウアドレスバッファ回路の回路図
【図7】本発明の実施例2におけるDRAMのロウアド
レス系のデコ−ド方式、センスアンプ系、コラムアドレ
ス系のデコ−ド方式を示す図
【図8】図7のコラムデコ−ダブロックに用いる回路図
【図9】本発明の実施例3における図7のセンスアンプ
ブロック(ビット線対に異なる電位を供給する場合)を
示した図
【図10】図9のセンスアンプ制御回路1の回路図
【図11】本発明の実施例4における図7のセンスアン
プブロック(ビット線に同じ電位を供給する場合)を示
した図
【図12】図11のセンスアンプ制御回路2の回路図
【図13】本発明の実施例5におけるDRAMのロウア
ドレス系のデコ−ド方式、センスアンプ系、コラムアド
レス系のデコ−ド方式、ロウアドレスブロックを示す図
【図14】図13のロウアドレスブロックを示した図
【図15】図14のロウアドレスバッファ回路1の回路
【図16】図14のロウアドレスバッファ回路2の回路
【図17】図14のプリチャ−ジ切り替え回路の回路図
【図18】本発明の実施例6における図2のレベルシフ
タブロック(切り替え手段をレベルシフタ回路の後段に
設ける場合)を示した図
【図19】本発明の実施例7における図2のレベルシフ
タブロック(切り替え手段をレベルシフタ回路の前段に
設ける場合)を示した図
【図20】本発明の実施例9における図14のバ−ンイ
ン発生回路の回路図
【図21】従来のDRAMのロウアドレス系のデコ−ド
方式を示した図
【図22】DRAMのメモリセルを示す図
【符号の説明】
AX0〜AXn ロウアドレス信号 BIN バ−ンイン信号 VXBIN バ−ンイン信号 VPP 昇圧電源線 VPPINT 昇圧電源線 WL0〜WLm ワ−ド線選択信号
フロントページの続き (72)発明者 中田 義朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 辻 敏明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 赤松 寛範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バ−ンイン試験時、ワ−ド線の多重選択を
    行うことにより、1度に複数のメモリセルトランジスタ
    のゲ−ト酸化膜にストレスを加えることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバ−ンイン試験時、バ−ン
    イン信号を活性化にすることにより複数のロウアドレス
    信号の一部あるいは全部が縮退されワ−ド線の多重選択
    を行う半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】複数のロウアドレス信号とバ−ンイン信号
    を入力し、通常時は前記複数のロウアドレス信号から選
    択されるワ−ド線のみを活性化し、かつバ−ンイン試験
    時に前記バ−ンイン信号が活性化した場合は前記ワ−ド
    線の多重選択を行う機能を有するロウデコ−ダブロック
    を有することにより、1度に複数のメモリセルトランジ
    スタのゲ−ト酸化膜にストレスを加えることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のロウデコ−ダブロックは、
    所定数のロウデコ−ダ回路と所定数のロウプリデコ−ダ
    回路とを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のロウプリデコ−ダ回路は、
    複数のロウアドレス信号の一部あるいは全部とバ−ンイ
    ン信号を入力とし、通常時は前記ロウアドレス信号から
    選択されるロウプリデコ−ド信号を出力し、かつ前記バ
    −ンイン信号が活性化した場合は前記ロウアドレス信号
    の一部あるいは全部を無視してワ−ド線を多重選択する
    ように前記ロウプリデコ−ド信号を出力することを特徴
    とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のロウデコ−ダブロックはレ
    ベルシフタ回路を有し、ロウプリデコ−ド信号を第1の
    レベルから第2のレベルに変換することを特徴とする半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】請求項4記載のロウデコ−ダ回路は、入力
    信号であるロウプリデコ−ド信号が活性化した時出力信
    号であるワ−ド線を活性化することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項2記載のロウアドレス信号を縮退さ
    せる手段として外部アドレス信号とバ−ンイン信号を入
    力し、通常時前記外部アドレス信号の情報を前記ロウア
    ドレス信号に送り、バ−ンイン試験時前記バ−ンイン信
    号を活性化にすることにより前記外部アドレス信号を無
    視し、前記ロウアドレス信号を活性化にするロウアドレ
    スバッファ回路を有することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  9. 【請求項9】バ−ンイン試験時にバ−ンイン信号を活性
    化することにより活性化されるビット線対に所定の電位
    を供給する機能を有することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】請求項9記載において、ロウデコ−ダブ
    ロックを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載のバ−ンイン試験時、バ
    −ンイン信号によりセンスアンプ回路と接続するビット
    線対のそれぞれに異なる所定の電位を供給することを特
    徴とする半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】請求項10記載のバ−ンイン試験時、バ
    −ンイン信号によりセンスアンプ回路の動作を中止し、
    かつプリチャ−ジ動作を行い前記センスアンプ回路と接
    続するビット線対に同じ所定の電位を供給することを特
    徴とする半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載のバ−ンイン試験時、プ
    リチャ−ジ電源を変える半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】請求項11、12記載のバ−ンイン信号
    が活性化したときビット線対を選択するコラム線選択信
    号を非活性化にすることを特徴とする半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】チップ内部で発生させている電源をバ−
    ンイン試験時に外部から供給することを特徴とする半導
    体記憶装置。
  16. 【請求項16】通常時は外部アドレスを入力し、バ−ン
    イン試験時は電源を外部から印加するピンを有すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載のバ−ンイン試験時、ピ
    ンから印加された電源を出力する切り替え手段を備えた
    アドレスバッファ回路を有する半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載のバ−ンイン試験時、ピ
    ンから昇圧された電源を印加することを特徴とする半導
    体記憶装置。
  19. 【請求項19】請求項17記載のバ−ンイン試験時、ピ
    ンからプリチャ−ジ電源を印加することを特徴とする半
    導体記憶装置。
  20. 【請求項20】請求項17記載のピンはバ−ンイン試験
    時縮退されるアドレスピンであることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  21. 【請求項21】請求項19記載のバ−ンイン試験時では
    ピンから印加したプリチャ−ジ電源を、通常時ではチッ
    プ内部で発生させているプリチャ−ジ電源をプリチャ−
    ジ電源線に出力するプリチャ−ジ切り替え回路を有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  22. 【請求項22】請求項18記載において、レベルシフタ
    回路とバ−ンイン試験時、ピンより印加した昇圧された
    電源を送る切り替え手段をもつレベルシフタブロックを
    有することを特徴とする半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】請求項22記載のレベルシフタブロック
    は、レベルシフタ回路の出力が切り替え手段の入力とな
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  24. 【請求項24】請求項22記載のレベルシフタブロック
    は、切り替え手段の出力がレベルシフタ回路の入力とな
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  25. 【請求項25】チップ内部で昇圧された電源とピンから
    印加した外部アドレスあるいは昇圧された電源を送る外
    部アドレス信号を入力とし、前記外部アドレス信号の電
    圧レベルによりバ−ンイン信号を発生させる機能を有す
    るバ−ンイン発生回路をもつことを特徴とする半導体記
    憶装置。
  26. 【請求項26】請求項25記載のバ−ンイン発生回路
    は、第1のP形MOSトランジスタのゲ−トは外部アド
    レス信号とソ−スは電源VCCの電位に対しMOSトラ
    ンジスタのしきい値電圧の絶対値よりも高い電位をもつ
    チップ内部で発生された昇圧された電源とドレインはバ
    −ンイン信号と接続し、第2のP形MOSトランジスタ
    のゲ−トは電源VCCとソ−スは前記外部アドレス信号
    とドレインは第1のノ−ドと接続し、第3のP形MOS
    トランジスタのゲ−トは前記第1のノ−ドとソ−スは前
    記チップ内部で発生された昇圧された電源とドレインは
    前記バ−ンイン信号と接続し、第4のP形MOSトラン
    ジスタのゲ−トは前記バ−ンイン信号とソースは前記チ
    ップ内部で発生された昇圧された電源とドレインは前記
    第1のノ−ドと接続し、第1のN形MOSトランジスタ
    のゲ−トは前記第1のノ−ドとソ−スは接地電源VSS
    とドレインは前記バ−ンイン信号と接続し、第2のN形
    MOSトランジスタのゲ−トは前記パ−ンイン信号とソ
    −スは接地電源VSSとドレインは前記第1のノ−ドと
    接続することを特徴とする半導体記憶装置。
  27. 【請求項27】請求項26記載のバ−ンイン信号を第3
    のレベルから第4のレベルに変換する回路を有すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0945098A (ja) * 1995-06-07 1997-02-14 Sgs Thomson Microelectron Inc 集積化メモリ装置用の減少させたピンカウントストレステスト回路及びその方法
US6551846B1 (en) 1999-08-30 2003-04-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device capable of correctly and surely effecting voltage stress acceleration
JP2008293658A (ja) * 2002-02-04 2008-12-04 Renesas Technology Corp 薄膜磁性体記憶装置

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US6551846B1 (en) 1999-08-30 2003-04-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device capable of correctly and surely effecting voltage stress acceleration
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