JPH063253A - 粒子検出システム - Google Patents

粒子検出システム

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JPH063253A
JPH063253A JP4185654A JP18565492A JPH063253A JP H063253 A JPH063253 A JP H063253A JP 4185654 A JP4185654 A JP 4185654A JP 18565492 A JP18565492 A JP 18565492A JP H063253 A JPH063253 A JP H063253A
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JP
Japan
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particle
laser
optical fiber
cylindrical member
light
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Pending
Application number
JP4185654A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Nakada
重範 仲田
Masanori Yamaguchi
真典 山口
Seisaku Kamiya
誠作 神谷
Shintaro Sato
信太郎 佐藤
Takahiro Uchiyama
隆博 内山
Kazuyoshi Ueki
和義 植木
Shinya Iida
進也 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Publication date
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Priority to JP4185654A priority Critical patent/JPH063253A/ja
Publication of JPH063253A publication Critical patent/JPH063253A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒径サイズの小さなパーティクルを感度良く
検出できる粒子検出システムを提供する。 【構成】 軸線方向に長くてパーティクルが進入する開
口を側部に有する筒状部材と、その内部の一端側に配置
された光学系素子と、他端側に配置されたビームストッ
パーと、前記開口に隣接して前記筒状部材の内部に配置
された光センサーと、He−CdレーザやArレーザ等
の高出力短波長レーザのようなガスレーザ管とよりな
り、光学系素子とガスレーザ管を光ファイバで連結した
構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空装置内で浮遊又は
降下する微粒子、または真空装置の排気ラインに排出さ
れる微粒子を高感度で検出する粒子検出システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造装置をはじめとして、
LCDやディスク製造における薄膜形成装置、エッチン
グ装置、CVD装置などの真空装置は、その内部が極め
て清浄であることが要求されている。その結果、それら
の装置の内部に、ミクロン、サブミクロンオーダーの大
きさの「ごみ」などの異物であるパーティクルが存在し
て、ウエハやディスクなどに付着すると歩留りが大きく
低下する。ことに最近では、半導体産業において、半導
体装置の集積度が非常に高いDRAMが量産されてお
り、パーティクルが生産歩留りに与える影響はきわめて
大きい。このため、パーティクルを測定するパーティク
ルモニターが実用化されており、その測定値に基づいて
プロセス条件を最適化し、更には、突発的なパーティク
ルの発生を検知して歩留りの低下の防止を図っている。
【0003】一般に、半導体装置の生産プロセスにおい
て、歩留り向上のため、パターンの回路線幅の1/3〜
1/10のサイズのパーティクルまでも管理する必要が
ある。そして、現在では、回路線幅が0.8μmの製品
が作られている。また、今後、半導体装置の集積度の高
度化にともない、回路線幅が0.5μmから0.35μ
mと、ますます狭くなっていくと考えられる。その結
果、より小さなパーティクルまでも検出できる粒子検出
システムが必要になっている。
【0004】従来、真空装置内におけるパーティクルモ
ニターとして、特開平2ー55937号が開示している
ものが知られている。それを図2を用いて説明する。A
は従来のセンサーヘッドを示す。詳細に説明すると、図
中、100 はステンレス鋼で形成されているカバー筒状部
材、90はカバー100 に設けられた開口、10は発振波長7
80nm,出力30mWの半導体レーザ、20は半導体レ
ーザ10から出力されたレーザ光線、30は光学系素子例え
ば収束レンズ、40はレーザ光線30の両側に設けられた光
センサーとしてのフォトダイオード、50は過剰の迷光を
効果的に取り除くためのフィルター、60はフォトダイオ
ードを所定の位置に保持するラバーマウント、70はビー
ムスットパー、80はケーシングをそれぞれ示す。なお、
パーティクル検出領域は、開口90の下方に位置する、向
かい合うフィルター50,50の間である。
【0005】次に動作を説明する。半導体レーザ10から
出力されるレーザ光線20は、収束レンズ30を通過する。
そして、レーザ光線20はケーシング80の軸線に沿って進
行する。そして、レーザ光線20は、フィルター50,50間
の検出領域を通過し、ビームスットパー70に衝突し吸収
される。レーザ光線20が、フィルター50,50間の検出領
域を通過する際、開口90より進入してきたパーティクル
と衝突すると、散乱光が発生する。そして、発生した散
乱光は、フィルター50によって、レーザの発振波長以外
の光が除かれた後フォトダイオード40で検出され、パー
ティクルとしてカウントされる。 なお、検出信号に基
づくカウントの方式については、特開昭62ー2158
43号に説明されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、より小
さいパーティクルの検出のためには、半導体レーザの出
力密度を上げなければならない。その理由として、パー
ティクルにあったて反射する散乱光が強くなり、より小
さいパーティクルまで検出することができるからであ
る。ところが、半導体レーザの出力を上げれば、それに
ともない、該半導体自身が昇温してしまう。この昇温た
め、半導体レーザの出力効率が低下し、また、急速に寿
命が短くなるという欠点が生じる。一例として、半導体
の温度が10度上昇すると、該半導体の寿命は半分程度
まで激減する。
【0007】また、パーティクルの検出のための光源の
波長は、短いほど強い散乱光が得られる。現在、半導体
レーザの発振波長は、高出力タイプのものでは780n
mより長い波長のものしか得られない。研究段階として
は、半導体レーザで670nm付近の波長を得ることに
成功している。しかし、その場合、半導体レーザの出力
は10mW程度しか得られず、現段階において、商業ベ
ースにのせることはできない。
【0008】そこで、本発明は、かかる課題を解決する
ためになされたもので、半導体レーザに変えて、He−
Cdレーザ(発振波長325nm)やArレーザ(発振
波長448nm)等の高出力短波長レーザを使用し、粒
径サイズの小さなパーティクルを精度良く検出できる、
粒子検出システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の粒子検出システムは、長手方向に長形
の開口を有する筒状部材と、前記筒状部材の内部の一端
側に配置された光学系素子と、前記筒状部材の内部の他
端側に配置されたビームストッパーと、前記開口に隣接
して前記筒状部材の内部に配置された光センサーと、ガ
スレーザ管と、前記光学系素子と前記ガスレーザ管を連
結する光ファイバとからなることを特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成によって、センサーヘッド内部
の半導体レーザに変え、センサーヘッド外部より光ファ
イバを介して、高出力短波長のレーザ光線をセンサーヘ
ッド内に導き、それを光源とする。そして、該高出力短
波長のレーザ光線がパーティクルにあるので反射する散
乱光が強くなり、より小さなパーティクルまでも検出で
きる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である粒子検出
システムの概略説明図を示す。初めに、構成を説明す
る。Bはこの実施例のセンサーヘッドを示す。詳細に説
明すると、図中、Cは高出力短波長レーザ、31は光学系
素子例えばコリメータレンズ、21はコリメータレンズを
通過して、平行光に整形されたレーザ光線、11は光ファ
イバをそれぞれ示す。光学系素子としては、レンズ系,
プリズム系,光ファイバなどいろいろ利用しても良い。
なお、その他、図2と同じ符号は同一部分を示す。次
に、動作を説明する。センサーヘッドBの外部に設置さ
れた高出力短波長レーザCからのレーザ光線を光ファイ
バ11を介して、センサーヘッドBの内部に、光源として
導く。次に、光ファイバ11から出射されたレーザ光線は
約60°の広がりがあるが、コリメータレンズ31を通過
して、平行なレーザ光線21となる。そして、レーザ光線
21は、ケーシング80の軸線に沿って進行し、検出領域を
通過し、ビームスットパー70に衝突し吸収される。次
に、この発明における、粒子検出方法について説明す
る。コリメータレンズ31を通過した平行なレーザ光線21
は、フィルター50,50間を通過する。その際、開口90よ
り進入してきたパーティクルに、レーザ光線21が衝突す
る。その結果、散乱光が発生する。そして、発生した散
乱光は、フィルター50を通過した後フォトダイオード40
で検出され、パーティクルとしてカウントされる。
【0012】一般に、粒子による光の散乱は、Mie散
乱と呼ばれている。この散乱様式は粒子パラメータαに
よって特徴づけられる。ここで、光源からの光の波長を
λ、粒子の粒径をDとすると、粒子パラメータα=πD
/λとなる。特に、α<2の場合は、Rayleigh散乱に近
づき、散乱光強度は粒子の径の6乗に比例し、波長の4
乗に逆比例する。一例として、レーザの発振出力を同じ
30mWにしておいて、半導体レーザの発振波長780
nmとHe−Cdレーザの発振波長325nmとを用い
た場合の散乱光強度を比較すると、(325/780)
-4=33.18となり、He−Cdレーザの場合の方が
30倍以上の散乱光強度が得られる。従って、He−C
dレーザ(発振波長325nm)やArレーザ(発振波
長448nm)のような高出力短波長レーザを使用する
ことにより、パーティクルにあたって反射する散乱光が
つよくなる。その結果、従来、散乱光が弱くてフォトダ
イオードで検出不可能であった微小粒子が検出可能にな
った。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、センサーヘッド外
部より高出力短波長レーザから出力されるレーザ光線を
光ファイバを介して、センサーヘッド内部に光源として
導くことにより、より一層粒径の小さいパーティクルを
検出できる。すなわち、センサーヘッドとガスレーザ管
を連結するのが光ファイバであるので、レーザ光の損失
が少ない。また、光ファイバのフレキシビリティを生か
してガスレーザ管は、センサーヘッドの使用位置から任
意の離れた位置に自由に配置できるので、大型高出力の
短波長ガスレーザ管を光源として利用でき、一方、セン
サーヘッドも真空装置内の任意の位置に設置できる。こ
のため、パーティクルの検出感度を著しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である粒子検出システムの概
略説明図を示す。
【図2】従来の粒子検出システムの概略説明図を示す。
【符号の説明】
10 半導体レーザ 11 光ファイバ 20 レーザ光線 21 レーザ光線 30 収束レンズ 31 コリメータレンズ 40 フォトダイオード 50 フィルター 60 ラバーマウント 70 ビームストッパー 80 ケーシング 90 開口 100 カバー A センサーヘッド B センサーヘッド C 高出力短波長レーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 信太郎 静岡県御殿場市駒門1−90 ウシオ電機株 式会社内 (72)発明者 内山 隆博 静岡県御殿場市駒門1−90 ウシオ電機株 式会社内 (72)発明者 植木 和義 神奈川県横浜市緑区石川町6409 ウシオ電 機株式会社内 (72)発明者 飯田 進也 神奈川県横浜市緑区石川町6409 ウシオ電 機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に長形の開口を有する筒状部材
    と、 前記筒状部材の内部の一端側に配置された光学系素子
    と、 前記筒状部材の内部の他端側に配置されたビームストッ
    パーと、 前記開口に隣接して前記筒状部材の内部に配置された光
    センサーと、 ガスレーザ管と、 前記光学系素子と前記ガスレーザ管を連結する光ファイ
    バとからなることを特徴とする粒子検出システム。
JP4185654A 1992-06-22 1992-06-22 粒子検出システム Pending JPH063253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4185654A JPH063253A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 粒子検出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4185654A JPH063253A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 粒子検出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063253A true JPH063253A (ja) 1994-01-11

Family

ID=16174546

Family Applications (1)

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JP4185654A Pending JPH063253A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 粒子検出システム

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JP (1) JPH063253A (ja)

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