JPH06325177A - 画像位置合せのためのサブエリア自動選択方法 - Google Patents

画像位置合せのためのサブエリア自動選択方法

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JPH06325177A
JPH06325177A JP6014455A JP1445594A JPH06325177A JP H06325177 A JPH06325177 A JP H06325177A JP 6014455 A JP6014455 A JP 6014455A JP 1445594 A JP1445594 A JP 1445594A JP H06325177 A JPH06325177 A JP H06325177A
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JP
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image
covariance
sub
subarea
calculating
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JP6014455A
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Robert T Frankot
ロバート・ティー・フランコット
Ralph E Hudson
ラルフ・イー・ハドソン
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Raytheon Co
Original Assignee
Hughes Aircraft Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/30Determination of transform parameters for the alignment of images, i.e. image registration
    • G06T7/35Determination of transform parameters for the alignment of images, i.e. image registration using statistical methods
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/30Determination of transform parameters for the alignment of images, i.e. image registration
    • G06T7/33Determination of transform parameters for the alignment of images, i.e. image registration using feature-based methods
    • G06T7/337Determination of transform parameters for the alignment of images, i.e. image registration using feature-based methods involving reference images or patches

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は画像位置合わせに使用する方法、特に
関係する画像間の画像位置合わせを改良するサブエリア
自動選択方法を提供することを目的とする。 【構成】画像位置合せ部11は不確実モデル14、サブ
エリア選択部15を有する。不確実モデル14はライブ
画像の画像位置合せに用いられる重要なエリアの不確実
性を決定する。サブエリア選択部15は参照画像の選択
されたサブエリアを出力する。オンライン処理部12は
ライブ画像21を基にして演算処理を実行する。選択さ
れたサブエリア18、抽出されたサブエリア26はマル
チサブエリア相関部23によって相関処理を施される。
相関処理部23の出力はライブ画像21と共に画像移動
部24に与えられる。画像移動部24は、カレント画像
を参照画像に対して位置合せする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に画像処理、特に
画像位置合わせにおいて使用されるサブエリア自動選択
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明において画像サブエリアの選択
は、1969年9月のSPIEJ,Vol.7,pp1
68−175に発表された、Anutaによる“多スペ
クトルビデオ画像の空間位置合わせ(Spatial
Registration ofMultispect
ral Video Imagery)”と題された論
文に記述されているような、“エッジ密度”または“エ
ントロピー”のスカラー測定に基づいている。従来の方
法では、サブエリアの位置とその位置合わせの精度の強
さを考慮した体系的な方法はなかった。位置合わせパラ
メータの不確かさを制限する一般的な方法は提供されて
いない。補足的な測定を扱うための一般的な方法は、測
定特性の指示がスカラー量に基づいているため、提供さ
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
画像位置合わせに使用する方法、特に関係する画像間の
画像位置合わせを改良するサブエリア自動選択方法を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば位置合
わせ精度がカレント画像と参照画像の間で最適化される
SAR(合成開口面レーダ)画像のような参照画像か
ら、自動的にサブエリアを選択する方法を実行するコン
ピュータである。最適なサブエリア選択は、位置合わせ
の有効性のために要求されるオンライン計算と参照デー
タの蓄積を少なくする。本発明における方法は、画像間
の位置合せ誤差の総合平均平方の予測値(MSE)に相
当する費用関数を最小にする。総合MSEは、それぞれ
の対象となるサブエリアの位置と予測される測定共分散
により予測される。それぞれのサブエリアのための測定
共分散は局所画像の統計値から予測される。組合せの最
適化手順においては、総合MSEを最小にする所定のサ
ブエリアの数を選択する。誤差予測技術と、最適なサブ
エリアのセットの合成に関する方法は、一般の画像位置
合せ方法には使用されていない。
【0005】選択基準は、各サブエリアについてのベク
トルの特性(即ち、精度)マトリックスを含む。y方向
でなくx方向において高精度となる測定を適切に取り扱
う為に、サブエリア精度ベクトル測定、即ち、スカラ精
度測定ではなく共分散マトリックスを含む点が重要であ
る。共分散マトリックスは、任意の測定について誤差楕
円を規定する。先のサブエリア選択の近似は、局所測定
精度のスカラー表示に使用された。前述の従来の技術で
参照されたAnutaの方法は、画像位置合せのために
サブエリアを選択するエッジ密度の測定を用いている。
【0006】選択基準は、サブエリア位置(サブエリア
精度と共に)を有している。スケールファクタ(倍
率)、または回転等の理論的な変換より一般的なあらゆ
る変換について、位置合せの有効性は、測定値自身の精
度に加え、各測定の相対的な位置に依存している。例え
ば、画像中に適度に分散された正確な測定は、画像の角
部に集まる高精度の測定より、良い結果を生む。本発明
における方法は、サブエリアの配置と共分散を結合的に
考慮しているので、これらの場合を区別することができ
る。非常に正確で、しかし不十分に位置合せされた測定
値を付加するよりもほぼ縮退し(near-degenerate)、十
分に位置合せされた測定値を付加する方が有効である場
合でさえ取り扱うことができる。選択基準は、位置合せ
誤差モデルの次数に順応する。また、選択基準は位置合
せ誤差パラメータの相対的な不確かさに順応する。
【0007】本発明を利用して成された実験は、この方
法が2、3の要因により精度の損失なしにオンライン電
算を軽減することを示している。本発明における方法
は、多数の局所的な縮退測定において、もしそれらが共
に全階級の結果(相補的な測定)を生じるなら選択がで
きるように、それらの大きさに加えて測定誤差の方向を
考慮する。明瞭にサブエリア(測定)位置の効果を考慮
し、これに対して測定の内在精度を考量する。従来の不
確かさは、選択過程があらゆるパラメータを誤って用い
られることから妨げる選択過程に体系的に含まれる。ま
た、異なる位置合せパラメータ、例えば変換対スケール
等の競合する条件を平衡するための一般的な方法を提供
する。
【0008】
【作用】よって本発明は、変化検出、あるいは他の多数
の画像解析を支持するために提案された現存の位置合せ
方法の改良を提案している。本発明により提供される利
点は、より高度な補正要求の指示を及ぼす、より大きな
視界のために最も重要となる。本発明は、軍事上の偵
察、攻撃、窃盗防止への応用、民間の遠隔検査、および
地図作成等における使用に適しているであろう。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る画像位置合せ部11を適用
した画像処理システム10を示している。本実施例の画
像位置合せ部11は、ハードディスク装置のような記憶
装置に格納された参照(画像)データを基にして、オフ
ラインで演算処理を実行するものである。参照データ
は、較正された画像データでも良いし、較正されていな
い画像データでも構わない。
【0010】画像位置合せ部11は、不確実モデル14
およびサブエリア選択部15を有する。なお、画像位置
合せ部11の詳細は図2に示す。不確実モデル14は、
ライブ画像の画像位置合せに用いられる重要なエリアの
現実の位置を捜し当てる際の相対的な不確実性を決定す
る。サブエリア選択部15は、画像の位置合せの上で最
適であると決定された参照画像の選択されたサブエリア
18(位置データ)を出力する。不確実性データは、位
置データと結合され、画像処理システム10のオンライ
ン処理部12に与えられる。
【0011】オンライン処理部12は、ライブ画像21
を基にして演算処理を実行する。ライブ画像21は、
“ウィンドウ”を用いるサブエリア抽出部22によって
処理される。このウィンドウは、不確実性モデル14か
らの不確実性データとサブエリア選択部15からの位置
データによって得られる。選択されたサブエリア18の
回りに破線の箱の形で示したように、このウィンドウは
サブエリア抽出部22によって抽出された画像データを
包含する。選択されたサブエリア18および抽出された
サブエリア26は、マルチサブエリア相関処理部23に
よって、相関処理を施される。マルチサブエリア相関処
理部23の出力は、ライブ画像21と共に画像移動(再
サンプリング)部24に与えられる。画像移動部24
は、カレント画像を参照画像に対して位置合せする。な
お、その代りに、破線矢印で示される操舵指令26のよ
うに、マルチサブエリア相関処理部23の出力を、乗り
物を誘導するために用いられるような誘導システムに対
する入力として直接用いても良い。この位置合せされた
カレント画像は、表示装置、プリンタあるいは変化検出
処理部などに対する出力25となる。
【0012】図2は、本発明に係る画像位置合せ方法を
示す詳細な流れ図である。画像位置合せ方法は、初期化
処理30および組合わせ最適化処理35を有する。
【0013】概略的には、初期化処理30では、各々の
候補サブエリア(すなわち候補の局所的測定値)に対す
る共分散マトリックス31が予測される。サブエリア選
択部15によって、計算された複数のマトリックスから
選択された共分散マトリックス31と候補サブエリア1
8の位置が与えられ、共分散マトリックス31を生成す
るために、歪みモデルパラメータベクトル(A)の共分
散が予測される。歪みモデルパラメータベクトルAは、
多項式誤差係数の共分散を含み、共分散伝達重みは、多
項式誤差モデルの次数および画像サイズパラメータから
得られる。多項式歪みモデルでは、この共分散は歪みモ
デルパラメータベクトルAから独立しており、それゆえ
実際にAを計算することなく参照画像13のみから計算
される。
【0014】最適化のための最終の基準は、画像の各々
のピクセルに対する位置合せ誤差の局所的な平均平方
(MSE)39の計算を含む予測総和である。これは、
歪みモデルを用いて、Aの共分散を各々のピクセル中を
伝達させるこよによって得られる。総合MSEの計算
は、ピクセルレベルでの位置合せ精度におけるそれぞれ
の影響力に従った異なる共分散項に、客観的なスケーリ
ングを与え、パラメータ共分散項の特別なスケーリング
に対するいかなる要求も回避する。組合せ最適化処理
は、最小のMSE計算を与えるサブエリアの組合せを探
索する。この最適化処理の結果、サブエリア位置のリス
トが出力される。
【0015】最適なサブエリアのセットを合成するため
に、各々のサブエリアの総合MSEにおける影響力が計
算される。与えられたサブエリア18を削除する際の影
響力は、一般的に他の候補サブエリアに依存し、それゆ
え組合せ最適化手法が、最良のサブセット合成のために
用いられる。
【0016】画像位置合せ部11の処理には、次の2つ
が考えられる。1つ目の処理は、最大となるサブエリア
セットから開始し、総合MSEの増加分を最小にするも
のを削除する手法である。2つ目の処理は、最小のサブ
エリアセットから開始し、総合MSEの減少分を最大に
するものを加えていく手法である。2つ目の方法は、局
所的測定値のMSEのみの最小化に基づく選択やサブエ
リアのランダムな選択に比較して、計算の実行量を削減
したものである。
【0017】画像位置合せ部11に用いられるサブエリ
ア抽出(または選択)部22のための制御構造は、組合
せ最適化処理35である。なお、従来のサブエリア選択
方法は、組合せ最適化を用いていないものである。デー
タ初期化30は、組合せ最適化処理35に先行して実行
される。
【0018】図2に示されるように、サブエリア選択部
15における第1のステップ31では、局所的な測定値
共分散(特性)マトリックスを計算する。この処理にお
ける入力は、参照画像13(I1で表す)であり、出力
は、位置の不確実性(例えば共分散マトリックス)や精
度(例えば逆共分散あるいは情報マトリックス)を示す
各々の候補サブエリア18に対する2行2列の行列であ
る。逆共分散Ci -1は情報マトリックス31と称され、
局所的な画像の統計量、すなわち画像の空間的勾配の2
次モーメントから直接計算される。計算の詳細は、後に
式(7)〜式(10)に示す。
【0019】次のステップ32では、局所的な特性に従
ってサブエリアリストをプリソートする。この機能ブロ
ックでは、情報マトリックス31の計算に用いられたす
べてのサブエリアを獲得し、サブエリアリストを情報
(特性)の減少する順、またはMSE(精度)の増加す
る順にソートする。これは、各々のサブエリアに対する
スカラー量であり、他のサブエリアとの相互作用は考慮
に入れない。この処理における出力は、整列されたサブ
エリア位置のリストと情報マトリックス31である。例
えば、サブエリアは、式(1)に示す共分散マトリック
スのトレース(対角成分の総和)によって与えられる局
所的なMSEの増加順にプリソートされても良い。
【0020】
【数5】 次のステップ33では、初期サブエリアリストを生成す
る。この処理への入力は、プリソートのステップで得ら
れた整列されたリストである。このステップでは、局所
的なスカラーの基準に基づく最良の初期リストを提供す
るために、最良のK個のサブエリアを選択する。リスト
はソートされているので、リストは最初のK個のエント
リーを包含する。出力は、完全に整列されたリスト中の
各々の初期サブエリアのインデックスを特定するK個の
ポインタのセットである。
【0021】組合せ最適化処理35における制御ステッ
プ36は、新リストを形成するための現リストにどのリ
ストを追加するか、および/または現リストからどのリ
ストを削除するかを決定し、現リストの総合MSEを新
リストの総合MSEと比較し、停止基準に適合したかど
うか、すなわちもっと良いサブエリアの組合せの探索を
続けるかどうかを決定する。この制御処理の2つの実現
方法、すなわち最急降下法および最急上昇法が後に示さ
れる。これら2つの方法が与えられることによって、さ
らに複雑な組合せ最適化手法の応用、すなわちバックト
ラックプログラミングが、当業者にとって慣用技術とな
るであろう。
【0022】次のステップ37では、候補サブエリアの
新リストを生成する。このステップ37では、現リスト
からKinc個の仮の候補サブエリアを追加あるいは削除
することによってサブエリアの新リストを作成する。こ
のステップでは、まず、最良の局所MSEを伴う候補の
追加/削除から開始し、それが引き起こされた各々の時
間ごとにリストのダウンを続ける。
【0023】次のステップ38では、総合MSEの計算
を行う(基準の最適化)。このステップにおける入力
は、ステップ37で得られた候補サブエリアの新リスト
である。出力は、総合MSEであり、その計算は後に示
す。
【0024】最後のステップ39では、総合MSE値を
比較する。このステップでは、候補サブエリアの新リス
トの各々に対する総合MSEを評価する。これは、受容
できる新リストを決定する制御プロセスを与える。
【0025】組合せ最適化処理35の本質は、基準すな
わち総合MSEを最適化することである。図3は、図2
の画像位置合せ処理35において実行される位置合せ誤
差の総合平均平方計算の流れ図を示している。位置合せ
誤差の総合平均平方の計算処理に対する入力は、サブエ
リア位置のリスト18、各々のサブエリア18に関連す
る局所的な情報マトリックス(あるいは共分散)31、
以前の多項式係数の共分散17C、および画像サイズ1
7Bからなる。
【0026】[多項式誤差モデル次数17A]好ましい
実施態様は、どの多項式係数がゼロ(あるいはアプリオ
リ(a priori)で既知)であるか、およびどれがゼロ(あ
るいは既知)でないかを示し、続いて実行される画像位
置合せ処理によって評価される2値フラグのセットであ
る。このモデルは、局所的なMSEから総合MSEへの
マッピングの決定を助ける。
【0027】[以前の多項式係数の共分散17C]以前
の共分散は、画像位置合せ処理の応用に先行する多項式
誤差モデル係数における不確実性を指示する行列B0
ある。これは、多項式誤差モデルフラグに類似している
が、2値の指示の代わりに、不確実性の程度を含む。例
えば、2次の多項式モデルにおいて、2次項における不
確実性が他の全ての低次項の不確実性よりもはるかに小
さい視線幾何学の操作限界から知ることができる。B0
を用いる不確実性の相対的な程度を指定することによっ
て、基準関数(後に示す式(17))が、2次項の効果
に不適当に支配されるのを防ぐことができる。
【0028】[共分散伝達重みの計算63]このプロセ
スに対する入力は、多項式誤差モデルの次数17Aおよ
び画像サイズ17Bである。計算は、これら与えられた
入力を用いて、オフラインで実行される。共分散伝達重
み(jk番目の多項式に対してrjkと示す)は、多項式
係数の共分散64から総合MSEへのマッピングを決定
する(ステップ34,38)。重みは、全体の画像を通
して画像座標の中心モーメントを加算することによって
計算される。使用されたモーメントの組合せは、多項式
モデル次数17Aから決定される。計算方法の詳細は、
後に式(22)〜式(35)に示す。
【0029】[多項式係数の共分散の計算64]この処
理に対する入力は、各々の候補サブエリア18に対する
情報マトリックス31と、各々の候補サブエリア18の
中心(xi,yi)の位置に対応するすべての多項式係数
i li mを含む。出力Bは、多項式誤差係数のために予
測された共分散マトリックス64である。これらの多項
式係数は、続いて実行される画像位置合せ処理12によ
って評価される。共分散マトリックス64は、これらの
係数がどのくらいの精度であると予測されるかを指示す
る。計算の詳細は、後に式(11)〜式(15)に示
す。プリオリ共分散B0を組み入れる修正された計算
は、後に示す式(37)にて指定される。
【0030】[位置合せ誤差の総合平均平方の計算6
5]この処理に対する入力は、共分散伝達重みrjkおよ
び多項式係数の共分散Bである。この機能ブロックで
は、共分散マトリックス34をスカラー特性(総合MS
E)に対して線形結合を通してマッピングする。この原
理および方法は、式(16)〜式(21)に示される。
【0031】[最適化基準計算]画像の位置合せは2つ
の画像の位置を調整する座標変換fの推定を必要とす
る。2つの画像は次のようにモデル化されるとする。
【0032】 I1)=I()+n1) (2) I2)=I(f())+n2) (3) ここで、関数Iは画像の繰返し、またはノイズフリー成
分、n1,n2関数Iに無関係な観察ノイズプロセスで
ある。最小化されるべき総合MSE基準は以下のような
推定である。
【0033】
【数6】 εi=fi)i (5) 最終的にxiは次ような相互相関を最大にすることに
より推定される。
【0034】
【数7】 ここで、Ωiはxi周囲のウインドウである。
【0035】[測定情報マトリックスの推定]MSEの
予測の第1ステップは各局所的測定結果の質を推定する
ことである。Ciをi番目の測定値(サブエリア)の2
×2の共分散マトリックスとする。情報マトリックスと
称される逆行列Ci-1が使れ、この逆行列は局所的画
像の統計量から直に計算される。説明の便宜上、その展
開は次のように要約される。
【0036】測定情報マトリックスの推定は以下のよう
に与えられる。
【0037】
【数8】 この推定は相互相関関数の導関数に対して有限差分近似
法を用いてI1,I2相関をとる過程で容易に求められ
る。しかしながら、オフラインのサブエリア自動選択に
対して望まれているように、単一の画像I1が観察され
るならば、この推定を行なうにはさらなる仮定が必要で
ある。
【0038】[ヘシアン項の間接的な計算]単一の画像
が与えられると、ヘシアン項の妥当な次のように与えら
れる。
【0039】
【数9】 ここで、第2項成分はIix,Ii yのノズの共分散に起
因する未知のバイアスを補償し、wは相関ウィンドウ、
*はx=(,y)におけるコンボリューション、肩字
(x)はx関する導関数を示す。
【0040】n1はほぼ白であり、(8)式の偏導関数
は中央の差分を用いて以下のように近似される。
【0041】 Iix(xy)=1/2(I1(x+1,y)−I1(x−1,y) (9) Iiyも同に近似される。Iix,Ii yからノイズ項は
およそ相関しないので、その結果次の関係が得られる。
【0042】
【数10】 ノイズ分散σn2を推するのはより困難である。例え
ば、単一視線(single-look)SARイメージについて、
アプリオリ値σn0=557dBが使われる。高解像度
のイメージをフィルタリング、及びダウンサンプリング
して得られた多視線(multi-look)SARイメージについ
ては、画像のノイズ帯域幅は多視線画素の分散を計算す
る際に計算される。他のセンサについては、項w*[Ii
x]2,*Iiy]2にいての次数統計量を用いてデー
タからノイズバイアスを推定することがより望ましい。
【0043】空間的に分離できるwについて、コンボリ
ューションは、wの面積の代わりにwの線形幅に比例す
る計算を必要とし、分離して行なうことができる。均一
なウィンドウについて、コンボリューションは画像サイ
ズに比例する計算を伴って繰返し行なわれる。合成過程
のメカニズム、システムアーキテクチャに基づいて最も
効率的な計算のアプローチは候補サブエリア18の中心
のみにおいて(10)式の数値を求めることである。
【0044】図4は図2の画像位置合せ方法11の際に
実行される情報マトリックス31の計算を示す流れ図で
ある。測定情報マトリックス31を計算する過程は以下
の通りである。ステップ41で導関数画像Iix,Ii y
する。b,Awを表から検索(ルックアップ)、ま
たは計算する。ステップ43でσnを推定する。各ヘシ
アン項について、ステップ44で(a)導関数の積、例
えば[Iix]2を算し、ステップ45で(b)積をウ
ィンドウwを用いてフィルタし、ステップ47で(c)
W/2でダウンサンプリングする。ここで、Wはwの等
価幅である。ダウンサンプリングされたヘシアン画像の
各点について、ステップ50で(a)(7)式を用いて
ヘシアン項を情報マトリックスに変換する。
【0045】[パラメータ共分散の推定]Aは変fの
特定の具体化を定義する位置合せパラメータのベクト
ル、Aは選されたサブエリアのセットSから得られた
測定値が与えられたときに推定されたそのベクトルの重
み付け最小二乗和である。
【0046】
【数11】
【数12】 [多項式モデルの簡単化]fが多式としてモデル化さ
れるならば、それはAにおて線形であり、その勾配
(Aに関る)∇FはAしない。すなわち、fは
i,yiについての以下のような多項式である。
【0047】
【数13】 pはAの長さである(すなわち、モデルの中のパラメー
タaの総数である)。pxはモデルのx成分fxに関係す
るパラメータの数である。勾配∇F中の応する項は次
のように表わされる。
【0048】
【数14】 したがって、(17)式は等号を維持し、BはAとは
関係に推定でき、基準データのみのオフ・ライン計算を
用いることによりサブエリアを選択することを可能とす
る。
【0049】いくらかの計算の後、最適化基準は次のよ
うになる。
【0050】 ここでijはBの(i,j番目の要素であり、pは
Aの長さ(すなわ、モデルの中のパラメータaの総
数)である。
【0051】
【数15】 (fx,fy)はfのxy成分でる。
【0052】項rijは、事実上、画素位置合せ共分散に
対する全体の寄与に応じたパラメータ共分散項を重み付
ける。これらの重みは特定の画像サイズ、モデルの次数
に対して1回だけ計算する必要がある。bij項は各候補
Sに対して再計算される。
【0053】この発明のより良い理解は、例を示すこと
により得られる。数例が以下に示される。
【0054】例1:アフィンf、N×N画像。
【0055】fの成分は下記のにより表される。
【0056】 fx=a1+a2x+a3y (23) fy=a4+a5x+a6y (24) この場合、偏導関数は次のようになる。
【0057】
【数16】 例2:原点に対して対称なΩの予め計算された重み、単
位サンプル空間、アフィンf。
【0058】対称は次のことを意味する。
【0059】
【数17】 故に、 J=(b11+b44)N2 +b22b33b55+66)4 /35 式(35)はBの対数項のみを含む。Bを計算するとき
に使用されるxおよび内部和(inner sum)を予め計算す
るために使用されるxに対して同じ単を使用すること
に注意すべきである。
【0060】先のパラメータの使用が評価される。位置
合わせパラメータの初期評価およびその評価の正確さの
程度を表し、または少なくともその不確定の境界付をす
るものとする。例えば、2次元の多項式モデルにおい
て、2次項の共分散は全てのより低い次元項よりも非常
に小さいところの幾何を鑑みて作動的リミットから知る
かも知れない。このとき、基準関数(17)の2次項の
共分散の効果によって不適性に支配される。これは、以
下に述べるように式にアプリオリ共分散を含めることに
よってシステム的に防止できる。
【0061】
【数18】 但し、X’は実際測定ベトルである。
【0062】同じサブエリア選択手順が取られるが、次
のような簡単な変形で行なわれる。共分散マトリックス
の使用、即ちBの代わりに次式とする。
【0063】
【数19】 例3:共分散マトリックスは対角行列であり、B0=d
iag(b0k;k=1,…,)およびB=diag
(bkk;k=1,…,)であると仮定すると、(3
2)式は次のようになる。
【数20】 これは、次の不等式に従ってk番目のパラメータの影響
に制限を設ける。
【0064】
【数21】 [最適サブエリアの合成]Jを計算する手段が与えられ
ると、問題はJを最小にするサブエリアのセットを合成
することである。サブエリアを消去または加算するJの
効果は▽Fを介して全てののサブエリアに依存でき
る。故に、合成最適化が最善のSを合成するために使用
される。最善のKが選択されるKtot通りの可能なサ
エリアの合計があるとすれば、Lに関して次のような膨
大な評価の検索を必要となる。
【0065】 Ktot!/(KtotK)!K! (41) Ktot=1024、おびK=16の代表的な値に対し
て、これはJの1034評価値以上を必とする。このよ
うな膨大な最適化は明らかに実行できない。
【0066】しかしながら、効率的探索手順は計算要求
をかなり減ずることができる。バックトラックプログラ
ミング(backtrack programming)は、S.W.Gol
omb、ほか、J.ACM,Vol.12,頁516−
524、1965年10月、“バックトラック プログ
ラミング”に記載されているように最適サブセットを解
くための方法を提供している。準最適な解決の2つのア
プローチはコストをJのO(K2tot)またはO
tot)評価に減じるとができることを以下に説明
されている。それらは探索手順でバックトラッキングを
含まないので、準最適化である。
【0067】手順1:最大セットのサブエリアで開始
し、総合MSEの増加を最小にするものを消去する。
【0068】初期化は、(a)ダウンサンプル情報マト
リックス画像を算出し、(b)Ktot=ダウンサンプ
画像のポイント数を計算し、(c)共分散伝達重みrを
探索または算出し、
【数22】 (e)xk=ダウンサンプ画像からk番目の点の原画
像の位置を計算することによって行われる。Kincを増
加単位としk=Ktot乃至Kに対して
【数23】 (b)最大J(Sk−i)を有するKincアクティブサブ
リア(活性サブエリア)を不活性化する。
【0069】Kinc=1ならば、JSk−i)が毎回ス
クラッチから再計算され、暴力的ガウス消去法(brute
force Gaussian elimination)がBを計算するために使
用されれば、この手順は、O(p3K2tot)の計算をす
但し、pが位置合わせパラメータの数である。Kin
c=k/2、即ちクティブサブエリアの半分が各ステ
ップで消去される場合の加速計算がこれをO(p3K2to
tlogKtot)に減少する。率的マトリックス反転が
これをpの因数だけ減少し、上記保存(savings)と合
成され、O(p3K3tot)logKtot の計算コストと
る。
【0070】手順2:サブエリアの最小セットで開始
し、それから総合MSEの減少を最小にするサブエリア
を加算する。初期化は、(a)ダウンサンプル情報マト
リックス画像を算出し、(b)Ktot=ダウンサンプ
画像のポイント数を計算し、(c)共分散伝達重みrij
を検索、または出し、(d)xk=ダウンサンプ
像からk番目の点の原画像の位置を計算し、
【数24】 (f)最小tr(Ci)を持つKmin〜/2サブア
を活性化することによって行われる。Kincを増加単位
としk=Kmin乃至Kに対して
【数25】 J(Sk−i)を計算し、(b)最小J(Sk+i)を有
するKincアクティブ素子活性化する。
【0071】例4:平均化された視線Nlooksを有する
N×NのSAR画像。
【0072】wが次式(42)のエリアを有する矩形ウ
ィンドウであれば、式(43)が成り立つ。
【0073】 Aw=W2 (42)
【数26】 デシメイション(decimation)後の情報画像は、実施態
様に依存して次式(44)以下のサンプルを含む。
【0074】 Ktot=[2N/W]2 (44) 例5:平均化された4視線を有する512×512のS
AR画像に対する設計。 W=32
(45) Aw=322_102 (46) Ktot=[2×51232]2=1024 (47) であれば、選択サブエリアの所望数が K=16 (48) である。
【0075】手順1は、例えば、Kinc=1であれば、
記パラメータによって計算的には禁止できる。先に述
べた加速戦略は、活性化サブエリアの数が各繰り返しで
半分となった場合に減少シーケンスを選択する。
【0076】特に、 Kinc={512,26,128,64,32,1} (49) [実験結果]手順2は実現され、SAR画像に適用され
た。12の選択されたサブエリアの4つの異なるセット
(各セットは異なる方法によって選択された)が参照画
像に重ねられる。これら4つのテストケースは、ランダ
ムに選択されたサブエリア;局所的なMSEtr(C
i)だけの最小化;総合MSEの最小化,J=tr
(B)=tr[(ΣiCiー1)ー1]の場デル;
総合MSBの最小化,J=tr[(ΣiXiTCiー1)ー1]
ルファクタモデルであった。
【0077】総合MSEアプローチのために、基準2は
両ケースに使用される。運転開始セットは最小tr(C
i)を有する単一サブエリアによって構成した。そのと
き、サブエリアは、Jが最小となるように一度に1つ加
算された。
【0078】fのスケールファクタだけのモデルは次式
で示される。
【0079】 x’=axx (50) y’=ayy (51) いくぶん人工的であるが、このモデルは1次項(および
より高次項)の精度が位置に影響され、所定のパラメー
タのこの効果が他のパラメータの計算要求とバランスさ
れねばならないということを示している。選択されたサ
ブエリアの位置はxおよびy方向にむしろ広く分布して
おり、サブエリアは画像の中心近くに位置しない。なぜ
ならば、上で仮定したモデルによると、位置はその点で
正確には既知である。変換および線形パラメータを含む
ことは、選択されたサブエリアの異なったレイアウトを
生み出すであろう。
【0080】本発明のベクトルアプローチを用いたサブ
エリア自動選択方法の利点につき、図5に示す例を参照
して説明する。図5には、本発明の利点をもたらすに有
用なサブエリア態様を示す矩形領域を含む重畳されたサ
ブエリアをもつ画像が示されている。三個のサブエリア
中から二個を選択すると仮定すると、従来例に従ったサ
ブエリア特性のスカラー測定は、この例では、各サブエ
リア及び任意の二個のサブエリアの組合せを互いに等し
くランク付けしてしまう。本発明の方法では、サブエリ
ア1から得られる測定の為の位置誤差楕円は、サブエリ
ア2及びサブエリア3の位置誤差楕円と相補的となる。
従って、当該方法は、サブエリア1,2からサブエリア
1,3を適切に選択することができる。
【0081】選択基準は、各サブエリアについてのベク
トルの特性(即ち、精度)マトリックスを含む。y方向
でなくx方向において高精度となる測定を適切に取り扱
う為に、サブエリア精度ベクトル測定、即ち、スカラ精
度測定ではなく共分散マトリックスを含む点が重要であ
る。共分散マトリックスは、任意の測定について誤差楕
円を規定する。
【0082】選択基準は、サブエリア位置(サブエリア
精度と共に)を有している。スケールファクタ(倍
率)、または回転等の理論的な変換より一般的なあらゆ
る変換について、位置合せの有効性は、測定値自身の精
度に加え、各測定の相対的な位置に依存している。例え
ば、画像中に適度に分散された正確な測定は、画像の角
部に集まる高精度の測定より、良い結果を生む。本発明
における方法は、サブエリアの配置と共分散を結合的に
考慮しているので、これらの場合を区別することができ
る。非常に正確で、しかし不十分に位置合せされた測定
値を付加するよりもほぼ縮退し(near-degenerate)、十
分に位置合せされた測定値を付加する方が有効である場
合でさえ取り扱うことができる。選択基準は、位置合せ
誤差モデルの次数に順応する。また、選択基準は位置合
せ誤差パラメータの相対的な不確かさに順応する。
【0083】この利点につき図6を参照して説明する。
図6は、本発明により達成されるサブエリア配置及びサ
ブエリア配置の結合、ベクトル精度測定、及び不確定性
モデルの重要性を示している。六個のサブエリアの中か
ら二個のサブエリアが選択されると仮定する。説明を簡
略化の為に、不確定性モデルがx軸方向についてのみ変
換及びスケーリングを有しているとする。画像位置合せ
処理24は、画像中の異なる位置で測定された二個もし
くはそれ以上のオフセットを比較することによりスケー
リングを評価する。当該方法11はサブエリア3,5を
自動的に選択する。なぜなら、これらがx軸方向に広く
分散しており、x軸方向では十分に正確であるから。配
置を考慮しない処理では、サブエリア2,3を誤選択す
るであろう。配置を考慮するがしかしスカラー精度のみ
であるような処理では、サブエリア3,4を誤選択する
であろう。
【0084】本発明の方法は、極めて一般化され且つ柔
軟性がある。実験結果によれば、固定またはランダムな
サブエリア選択(またはオンライン計算)について精度
を改善することができる。当該方法は、特に、二次また
はより高次の変換モデルに適用されれば、より有効とな
る。当該技術は、その一般性の為に種々の応用が期待で
きる。
【0085】従って、前述された本発明の画像位置合せ
に適用されるサブエリア自動選択方法は、本発明の概念
を説明するために提示された前述の実施例に限定される
ことはない。本発明は当業者によりその概念を逸脱する
ことなく種々に変形され、応用され得ることは勿論であ
る。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像位置合わせに使用する方法、特に関係する画像間の画
像位置合わせを改良するサブエリア自動選択方法が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従った画像位置合せ方法を応用
した画像処理システムを示す図。
【図2】本発明の画像位置合せ方法を示す流れ図。
【図3】図2に示した位置合せ方法で実施される位置合
せ誤差の総合平均平方の計算を示す図。
【図4】図2に示した位置合せ方法で実施される情報マ
トリックスの計算を示す図。
【図5】本発明の効果を説明するのに役立つサブエリア
の範囲を示す矩形を含むサブエリアが重畳された画像を
示す図。
【図6】本発明により達成された、サブエリアのレイア
ウトの重要性と、サブエリアのレイアウトとベクトル特
性測定値と不確実モデルの結合の重要性とを示す図。
【符号の説明】
10…画像処理システム、11…オフライン参照データ
準備、12…オンライン処理、13…参照データ、14
…不確実モデル、15…サブエリア選択、21…ライブ
画像、22…サブエリア抽出、23…マルチサブエリア
相関、24…画像移動(再サンプリング)、27…操舵
指令。
フロントページの続き (72)発明者 ラルフ・イー・ハドソン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 90064、ロサンゼルス、バトラー・アベニ ュー 2712

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カレント画像及び参照画像間での最適位
    置合せをもたらすために参照画像からサブエリアを自動
    的に選択する方法において、 参照画像を生成する工程と、 前記参照画像の複数の画像サブエリアの各サブエリアに
    ついて逆共分散を含む測定情報マトリックスを計算する
    工程と、 前記測定情報マトリックスの相対値に基づいて前記複数
    の画像サブエリアの中から複数の画像サブエリア候補を
    選択する工程と、 前記参照画像の共分散の伝達重みを計算する工程と、 前の多項式誤差係数の共分散及び算出された共分散の伝
    達重みを用いて前記サブエリア候補の各々の多項式誤差
    係数の共分散を計算する工程と、 位置及び予想される測定共分散に関して各サブエリア候
    補について位置合せ誤差の総合平均平方を計算する工程
    と、 前記位置合せ誤差の総合平均平方から得られるサブエリ
    ア位置のリストを出力する工程とを具備し、 前記位置合せ誤差の総合平均平方は前記サブエリア候補
    を相関させるように用いられ、前記相関サブエリアはカ
    レント画像を参照画像に位置合せするために用いられる
    ことを特徴とするサブエリア自動選択方法。
  2. 【請求項2】 前記測定情報マトリックスを計算する工
    程は、 導関数画像Ii x,Ii yを計算する工程と、 b及びAwを計算、またはルックアップする工程と、 σnを評価する工程と、 各ヘシアン項について導関数の積[Ii x2を計算し、
    該積をウィンドウwでフィルタ処理し、W/2(Wはw
    の等価幅)によりダウンサンプリングする工程と、 ダウンサンプリングされたヘシアン画像中の各点につい
    て 【数1】 を用いてヘシアン項を前記情報マトリックスに変換する
    工程とを含む請求項1に記載のサブエリア自動選択方
    法。
  3. 【請求項3】 最適サブエリアセットを合成する工程
    は、 ダウンサンプリングされた情報マトリックス画像を計算
    する工程と、 各ダウンサンプリングされた画像での画点数Ktotを計
    算する工程と、 該ダウンサンプリングされた画像について共分散の伝達
    重みrを決定する工程と、 【数2】 前記ダウンサンプリングされた画像からk番目の原画像
    の位置k を計算する工程と、 【数3】 を含む請求項1に記載のサブエリア自動選択方法。
  4. 【請求項4】 前記共分散の伝達重みrを決定する工程
    は、共分散の伝達重みrを計算する工程を含む請求項3
    に記載のサブエリア自動選択方法。
  5. 【請求項5】 前記共分散の伝達重みrを決定する工程
    は、前記共分散の伝達重みrを検索する工程を含む請求
    項3に記載のサブエリア自動選択方法。
  6. 【請求項6】 最適サブエリアセットを合成する工程
    は、 ダウンサンプルされた情報マトリックス画像を計算する
    工程と、 各ダウンサンプリングされた画像での画点数Ktotを計
    算する工程と、 該ダウンサンプリングされた画像について共分散の伝達
    重みrを決定する工程と、 前記ダウンサンプリングされた画像からk番目の原画像
    の位置xkを計算する工程と、 【数4】 を含む請求項1に記載のサブエリア自動選択方法。
  7. 【請求項7】 前記共分散の伝達重みrを決定する工程
    は、前記共分散の伝達重みrを計算する工程を含む請求
    項6に記載のサブエリア自動選択方法。
  8. 【請求項8】 前記共分散の伝達重みrを決定する工程
    は、前記共分散の伝達重みrをルックアップする工程を
    含む請求項6に記載のサブエリア自動選択方法。
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