JPH06325063A - 公営競技等における在席投票装置 - Google Patents

公営競技等における在席投票装置

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JPH06325063A
JPH06325063A JP11078693A JP11078693A JPH06325063A JP H06325063 A JPH06325063 A JP H06325063A JP 11078693 A JP11078693 A JP 11078693A JP 11078693 A JP11078693 A JP 11078693A JP H06325063 A JPH06325063 A JP H06325063A
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JP
Japan
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voting
seat
prepaid card
card
terminal device
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JP11078693A
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English (en)
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Hideto Todaka
秀人 戸高
Tetsuo Tanaka
哲男 田中
Hiroo Watabe
広夫 渡部
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 在席のままで、くじのキャッシュレス,ペー
パーレスの投票と投票結果の確認等を行なうことのでき
る公営競技等における在席投票装置を提供する。 【構成】 プリペイドカード発行端末装置11でプリペ
イドカードを発行し、在席投票端末装置21でIDカー
ド,プリペイドカードを用いた予想投票をキャッシュレ
ス,ペーパーレスで行ない、投票に伴う各種データ情報
等は在席投票中央管理装置42に登録すると共に、トー
タリゼータシステム41では投票結果の集計,配当金の
確定を処理する。そして、投票清算端末装置31でカー
ド現金残高を清算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、公営競技等における
在席投票装置に係り、さらに詳しくは、公営競技場等の
観覧席において、磁気カードを利用した在席投票によ
り、在席したままでくじの投票と投票結果の確認等を行
ない得るようにした公営競技等における在席投票装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の公営競技としては、自
転車競技法に基づいた競輪レース,競馬法に基づいた競
馬レース等が知られており、観覧者は各レース毎にくじ
の投票を行っている。
【0003】ところで、この場合のくじの発行は、観覧
者が例えばマークシートに所定の事項を記載して、所定
の窓口に行き、投票券を購入するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の投票システムの場合、各レース毎に投票券を発行し
ているので、各競技レースの終了の度毎に、多数のはず
れ投票券が発生し、これが競技場内に広く散乱して全体
的な美観を損ない、またその清掃作業にも多大の労力を
要するいう問題点があった。
【0005】また、現在のシステムでは各レース毎に投
票窓口に行って投票券を購入しなければならないので、
1レース毎に観覧席と投票窓口との間を行き来しなけれ
ばならず、投票券購入がわずらわしいという問題点があ
った。
【0006】さらに、現在のシステムでは、レース中継
等が屋内でも観戦できるようにモニタテレビが競技場の
各所に配設されているが、これらは立ったままで見なけ
ればならず、またその数も充分ではないので、入場者に
とってはモニタ情報が利用しずらいという問題点があっ
た。
【0007】そして、現在までのところ、これらの欠点
を是正し得る有効な対策は、未だ講じられてはおらず、
くじ投票券の購入および投票に基づく関連操作を適切か
つ効果的に行ない得る手段,例えば、当該投票とその関
連操作を電気的に処理し得る装置の実現が要望されてい
た。
【0008】この発明は、上記の如き従来の課題に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、在席のま
まで、かつ、ペーパーレスでの投票券の購入を可能にし
た公営競技等における在席投票装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、投票データの集計や払い戻し金の確
定処理を行う中央制御部を有し、くじ購入者は在席にて
くじの購入ができる公営競技等における在席投票装置で
あって、くじ購入用のプリペイドカードを発行するプリ
ペイドカード発行端末装置と、くじを購入する各観覧者
の席上に設置されて、所定カードを利用することにより
在席にてくじの購入ができる在席投票端末装置と、上記
プリペイドカードの現金残高を清算する投票清算端末装
置と、を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明では、プリペイドカードを発行するプ
リペイドカード発行端末装置と、各観覧者の席上に設置
されて所定カードを利用することによって在席にてくじ
の購入ができる在席投票端末装置とを有し、くじを購入
しようとするものは予めプリペイドカード等の所定カー
ドを所持して在席投票端末装置の前に着座すると、該カ
ードを利用することによって在席にてくじの購入ができ
る。
【0011】また、プリペイドカードを利用したくじ投
票後の清算は投票清算端末装置でできる。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る公営競技等における在
席投票装置の実施例につき、図面を参照して詳細に説明
する。
【0013】なお、以下の説明では、本装置を競輪場の
特別観覧席における車券発行システムに適用した場合に
ついて説明する。
【0014】ところで、この実施例の在席投票装置は、
特別観覧席に在席するファンが、在席したままでくじ投
票券の購入と投票結果の確認とが行なえるもので、ここ
での特別観覧席に入場するファンについては、次のよう
に、年間会員と当日会員とに大別される。
【0015】すなわち、前者の年間会員は、主催者との
間で所定の契約を交わすことにより、年間を通じて有効
な磁気カードからなるメンバーズカード(以下、年間会
員IDカード,もしくは単にIDカードという)を所持
し、投票券の購入金額の決済および配当金の払戻しが、
指定した銀行における会員の預金口座によって可能な会
員である。
【0016】そして、この年間会員の投票限度額は、指
定預金口座の現金残高範囲内で、かつあらかじめ設定さ
れた限度額の範囲に限定され、レースの予想が的中して
配当金の払戻しがあるときには、この増加分についても
次レース以降に利用可能になる。
【0017】なお、ここでの磁気カードを用いた年間会
員IDカードに付与される磁気データ情報としては、例
えば、 (a)IDカード番号 (b)年間会員/当日会員の識別コード (c)年間会員番号 (d)該当開催日の日付け (e)契約による使用限度額 (f)暗証コード 等である。
【0018】そして、これらの各磁気データ情報によっ
て、年間会員としての識別,キャッシュレス,ペーパー
レスでの投票券の購入と決済、および必要に応じて清算
時点での残高による現金の受取り清算が可能になる。
【0019】また、後者の当日会員は、特別観覧席への
入場に際して、任意金額の当日のみ有効な磁気カードか
らなる投票/払戻専用のプリペイドカード(以下、当日
会員プリペイドカード,もしくは単にプリペイドカード
という)を購入することによって会員登録され、投票券
の購入金額の決済および配当金の払戻しが、プリペイド
カードによって可能な会員である。
【0020】従って、この当日会員における投票限度額
については、プリペイドカードの残高範囲内に限定さ
れ、また、予想が的中して配当金の払戻しがあるときに
は、残高が自動的に増加し、この増加した範囲内におい
て次レース以降の利用が可能になる。
【0021】なお、ここでの磁気カードを用いた当日会
員プリペイドカードに付与される磁気情報としては、例
えば、 (a)プリペイドカード番号 (b)年間会員/当日会員の識別コード (c)会員番号, (d)プリペイドカード購入の日付け (e)最初の使用限度額 (f)暗証コード 等である。
【0022】そして、これらの各磁気データ情報によっ
て、当日会員としての識別,キャッシュレス,ペーパー
レスでの投票券の購入と決済、および清算時点での残高
による現金の受取り清算が可能になる。
【0023】図1は、この発明の一実施例を適用した競
輪競技場における在席投票装置の全体構成を示してい
る。
【0024】この図1に示す在席投票装置は、プリペイ
ドカード発行部10と、特別観覧席部20および中央制
御部40より構成される。
【0025】ここで、プリペイドカード発行部10は競
輪場の入場口付近や特別観覧席の入口付近に設けられる
もので、M台のプリペイドカード発行端末装置11−
1,11−2,……,11−M(これらの各プリペイド
カード発行端末装置は、共にその基本構成が同一である
ので、以下プリペイドカード発行端末装置11という)
が配置されている。
【0026】また、特別観覧席部20は、2台1組から
なるN組の在席投票端末装置21−1A、21−1B、
21−2A、21−2B、…21−NA、21−NB
(これらの各在席投票端末装置についても、共にその基
本構成が同一であるので、以下在席投票端末装置21と
いう)と、P台の投票清算端末装置31−1,31−
2,……,31−P(これらの各投票清算端末装置につ
いても、共にその基本構成が同一であるので、以下投票
清算端末装置31という)とを有している。
【0027】また、中央制御部40は、投票データの集
計等を行うトータリゼータシステム41および在席投票
中央管理装置42を備えて構成される。
【0028】そして、これらの各プリペイドカード発行
端末装置11,在席投票端末装置21,投票清算端末装
置31は、共に給電のための電力線12,22,32に
マルチドロップ形式で接続されると共に、各電力線1
2,22,32を送,受信媒体とした電力線通信を可能
にするために、各端末装置11,21,31は通信制御
用の電源重畳モデム13,23,33および各種データ
信号およびビデオ信号の多重化,復号化用のデータ多重
化装置14,24,34に接続され、かつこれらの各デ
ータ多重化装置14,24,34と在席投票中央管理装
置42との間、および在席投票中央管理装置42とトー
タリゼータシステム41との間は、それぞれに相互通信
ならびに相互データ伝送が可能なように通信回線51,
52で接続されている。
【0029】そして、トータリゼータシステム41に対
しては、各在席投票端末装置21から入力された年間会
員,当日会員による投票データ信号のうちの必要情報が
在席投票中央管理装置42を介して入力され、別に、図
示省略した一般観覧席からの一般ファンによる投票デー
タ信号54も入力されて、投票データの集計,配当金の
確定等の各処理が実行され、かつこのトータリゼータシ
ステム41からは、例えば、各レースのオッズ情報,確
定配当金情報等が出力される。
【0030】一方、在席投票中央管理装置42は、年間
会員の指定預金口座に対する配当金の払戻し等のために
銀行ネットワークシステム55に接続させており、かつ
この在席投票中央管理装置42には、各データ多重化装
置14,24,34を介して各電源重畳モデム13,2
3,33に対し、ポーリングセレクション方式での通信
を可能にする機能が付与されている。
【0031】そして、この在席投票中央管理装置42で
は、トータリゼータシステム41から出力される所要の
各種データ情報が入力されて、各プリペイドカード発行
端末装置11に対してはプリペイドカード発行に際して
必要とされる種々のデータ信号を、各在席投票端末装置
21に対しては投票上必要とされる種々のデータ信号
を、また、各投票清算端末装置31に対しては投票清算
上必要とされる種々のデータ信号を送信する。
【0032】なお、これらのデータ通信は各データ多重
化装置14,24,34を介して、電源重畳モデム1
3,23,33による制御の下に、各電力線12,2
2,32を用いた電力線通信によって予め設定された順
序で送信する。
【0033】また、先にも述べたように、在席投票中央
管理装置42に対しては各プリペイドカード発行端末装
置11からはプリペイドカードの購入金額に対応した発
行データ信号等が、また各在席投票端末装置21からは
年間会員,当日会員による投票データ信号等が、さらに
各投票清算端末装置31からは確定配当金の払戻し清算
データ信号等とが送信される。
【0034】なお、年間会員がIDカードを利用して投
票を行なおうとすると、在席投票中央管理装置42は銀
行ネットワークシステム55を介して会員の投票限度額
情報等を入手して、所定の投票許容条件を満たしている
か等を確認する。そして、所定の投票許容条件を満たし
ていると判断した場合は、投票処理に必要な会員の投票
限度額情報等を装置内に取り込む。そして、以後、例え
ばその日1日はこの在席投票中央管理装置42に取り込
まれた残高情報等をもとに会員の預金残高が増減し、そ
の日の全レースが終了すると、最終的な残高情報が銀行
ネットワークシステム55を介して会員の口座開設銀行
等に送信されることになる。
【0035】また、当日会員がプリペイドカードを利用
して投票を行なおうとすると、在席投票中央管理装置4
2はプリペイドカードの価値情報(残高情報)等を装置
内に取り込み、以後は、IDカードを利用した場合と同
様に、レース投票毎に在席投票中央管理装置42内の口
座残高が増減し、全レースが終了すると、その時点での
残高で清算が可能になる。
【0036】すなわち、IDカードを利用する場合もプ
リペイドカードを利用する場合も、1日だけの投票用会
員口座が在席投票中央管理装置42内に開設され、当日
はレース投票毎にその口座残高が増減することになる。
【0037】次に、上記プリペイドカード発行部10の
プリペイドカード発行端末装置11は、当日会員のみを
対象にしてプリペイドカードを発行するもので、一般フ
ァンは、このプリペイドカード発行端末装置11を通じ
て個々に任意の金額のプリペイドカードを購入すること
により、当日会員として登録され、年間会員と共に特別
観覧席20への入場が可能になる。
【0038】図2は、このプリペイドカード発行端末装
置11の電気的な詳細構成を示すもので、プリペイドカ
ード発行端末装置11は、当該装置全体の動作を統括制
御するCPU(中央演算処理装置)11aと、このCP
U11aのバス11bに接続された紙幣投入口11c´
をもつ購入金額確認部11c,カード発行口11d´を
もつプリペイドカード販売・発行部11d、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)11e,ROM(リードオンリ
ーメモリ)11f,投入金額表示部11g,通信制御部
11h等とで構成され、通信制御部11hによって電力
線12に接続される。
【0039】ここで、購入金額確認部11cは、プリペ
イドカードを購入するために紙幣投入口11c´から投
入される金額を図示しない紙幣検出装置等によって確認
すると共に、当該投入金額を投入金額表示部11gに表
示させるものである。
【0040】また、プリペイドカード販売・発行部11
dは、所定の販売可能条件が成立した時点で、カード番
号,暗証コードおよび投入金額に対応した磁気データ等
を記憶させたプリペイドカードをカード発行口11d´
から発行する。
【0041】さらに、RAM11eは、プリペイドカー
ドの販売・発行処理に必要な書き替え可能な各種データ
等を記憶し、ROM11fは、同様に、当該販売・発行
処理のために固定的に用いられる各種データおよびCP
U11aの制御プログラム等を記憶する。
【0042】続いて、このプリペイドカード発行端末装
置11の基本動作を図3に示すフローチャートによって
説明する。
【0043】プリペイドカードを購入するために、所定
金額の紙幣が紙幣投入口11c´に投入されると(ステ
ップ301)、まず、購入金額確認部11cにおいて
は、投入された紙幣の種類および正,不正等が確認され
(ステップ302)、確認の結果、投入紙幣が正しけれ
ば、その投入金額が表示部11gに表示される(ステッ
プ303)。また、投入紙幣が正しくないときには、表
示部11gに販売不可の表示をなした後、投入紙幣を紙
幣投入口11c´から返還する(ステップ304)。
【0044】そして、投入紙幣が正しくて投入金額が投
入金額表示部11gに表示されており、かつ販売可能な
各条件が成立して、購入者による確認処理があると(ス
テップ305)、プリペイドカード販売・発行部11d
では、予め用意されている未処理のプリペイドカードに
対して、投入金額に対応した金額情報および暗証コード
等を含む磁気データを記憶させた上で(ステップ30
6)、カード発行口11d´からプリペイドカードを発
行する(ステップ307)。なお、ステップ305にお
いて、購入者による確認が得られない場合には、表示部
11gに販売不可の表示をした後、投入紙幣を紙幣投入
口11c´から返還する(ステップ304)。
【0045】以上がプリペイドカード発行端末装置11
でのプリペイドカードの発行処理手順であるが、同時に
このようにしてプリペイドカードの発行処理が終了する
とこのプリペイドカード発行情報は中央管理装置42に
送信される。
【0046】なお、以上の説明では、プリペイドカード
発行端末装置11を利用して自動的にプリペイドカード
を発行する場合について説明したが、入金処理は人手で
行ない、手操作でプリペイドカードを発行するようにし
てもよい。
【0047】次に、上記特別観覧席部20の在席投票端
末装置21は、IDカードを有する年間会員および上記
の如きプリペイドカードを購入した当日会員を対象にし
て、IDカードまたはプリペイドカードを用いた投票等
を行なうものである。
【0048】図4は、この在席投票端末装置21の電気
的な詳細構成を示すもので、在席投票端末装置21は、
いわゆるコンソールテーブルの形式を採用し、当該装置
全体の動作を統括制御するCPU21aと、このCPU
21aのバス21bにそれぞれ接続されたカードリーダ
ー/ライター21c,キーボード21d′のキー入力に
より投票データを入力できる投票部21d,投票に必要
な各種データやオッズ情報およびレース実況等を表示す
る液晶表示部21e、RAM21f,ROM21g,通
信制御部21h等とで構成され、通信制御部21hによ
って電力線22に接続される。
【0049】ここで、カードリーダー/ライター21c
は、年間会員のIDカードまたは当日会員のプリペイド
カードに記憶されている磁気データを自動的に読取る。
【0050】そして、投票部21dは、キーボード21
d´によって、年間会員,当日会員による投票を行な
い、液晶表示部21eは、投票に必要な操作案内,各種
データ,オッズ情報等を表示する。
【0051】また、RAM21fは、投票処理等に必要
な各種データ等を記憶し、ROM21gは、固定的に用
いられる各種データおよびCPU21aの制御プログラ
ム等を記憶する。
【0052】続いて、この在席投票端末装置21の基本
動作を図5に示すフローチャートによって説明する。
【0053】年間会員または当日会員が所定の在席投票
端末装置21の前に着座して、IDカードまたはプリペ
イドカードをカードリーダー/ライター21cに挿入す
ると(ステップ501)、カードリーダー/ライター2
1cでは、まずIDカードまたはプリペイドカードの各
磁気データが自動的に読取られて(ステップ502)、
これらの各磁気データ情報が在席投票中央管理装置42
に送信され(ステップ503)、かつ送信データが液晶
表示部21eに表示される(ステップ504)。
【0054】そして、在席投票中央管理装置42での投
票許容条件確認が完了すると(ステップ505)、在席
投票端末装置21を用いることで、年間会員および当日
会員による投票が行なわれる(ステップ506)。これ
は投票部21dのキーボード21d´によるキー操作等
によってなされるが、このときの投票内容は液晶表示部
21eにも表示される(ステップ507)。
【0055】ここで、投票内容について操作者が確認す
ると(ステップ508)、該投票データは在席投票中央
管理装置42に送信され、さらに、トータリゼータシス
テム41にも送信されて、在席投票中央管理装置42お
よびトータリゼータシステム41に登録される(ステッ
プ509)。
【0056】以上が在席投票端末装置21における処理
手順である。
【0057】次に、上記特別観覧席部20の投票清算端
末装置31は、プリペイドカードを購入した当日会員を
対象にして、当該プリペイドカードの清算処理を行なう
ものである。
【0058】図6は、この投票清算端末装置31の電気
的な詳細構成を示すもので、投票清算端末装置31は、
当該装置全体の動作を統括制御するCPU31aと、こ
のCPU31aのバス31bに接続されたプリペイドカ
ード挿入口31c´をもつプリペイドカード清算・払戻
し金額確認部31c,現金払戻し口31d´をもつ現金
払戻し部31d、RAM31e,ROM31f,払戻し
金額表示部31g,通信制御部31h等とで構成され、
通信制御部31hによって電力線32に接続される。
【0059】ここで、プリペイドカード清算・払戻し金
額確認部31cは、プリペイドカード挿入口31c´か
ら挿入されたプリペイドカードを暗証コードによって確
認すると共に、当該払戻し金額を払戻し金額表示部31
gに表示させるものであり、現金払戻し部31dは、払
戻し可能条件が成立することで、現金払戻し口31d´
から所定の払戻し金を排出する。
【0060】また、RAM31eは、プリペイドカード
の清算・表示処理に必要な書き替え可能な各種データ等
を記憶し、ROM31fは、同様に、当該清算・表示処
理のために固定的に用いられる各種データおよびCPU
31aの制御プログラム等を記憶する。
【0061】続いて、この投票清算端末装置31の基本
動作を図7に示すフローチャートによって説明する。
【0062】プリペイドカードを清算するために、これ
をプリペイドカード挿入口31c´に挿入し(ステップ
701)、かつ該当暗証コードを入力すると(ステップ
702)、まず、プリペイドカード清算・払戻し金額確
認部31cにおいて挿入されたプリペイドカードが正し
いか否か確認される(ステップ703)。ここで、投入
されたプリペイドカードが正しいと確認されると、在席
投票中央管理装置42によってその日の投票履歴が確認
され、すでに確定しているレース結果を参照しつつ、払
戻し条件が成立するか否かが調べられる(ステップ70
4)。これは、まだレースが確定していない投票分が含
まれていたり、残高がない場合等もあるからである。こ
こで、所定の払戻し可能条件が成立すると(ステップ7
04)、払戻し金額が払戻し金表示部31gに表示され
(ステップ705)、所定の払戻し金が、現金払戻し部
31dの現金払戻し口31d´から排出される(ステッ
プ706)。
【0063】一方、カードが正しくない場合および払戻
し可能条件が成立しない場合には、払戻し金額表示部3
1gに払戻し不可の表示をした上で、当該プリペイドカ
ードはプリペイドカード挿入口31c´から返還される
(ステップ707)。
【0064】このようにして、ここでのプリペイドカー
ドの清算処理が終了し、上記清算データ情報が在席投票
中央管理装置42に送信されて一切の処理を完了する。
【0065】なお、以上の説明では、投票清算端末装置
31を利用して自動清算する場合について説明したが、
これらの処理の一部はオペレータ操作によることもでき
る。また、IDカードを利用した清算処理ができるよう
にすることもでき、この場合は、清算後の残高情報が銀
行ネットワークシステム55側に出力されることにな
る。
【0066】以上説明したように、本実施例では、指定
預金口座でくじの購入が決済されるIDカードをもつ年
間会員と、プリペイドカード発行端末装置21で購入し
たプリペイドカードをもつ当日会員との両者が、特別観
覧席部20に入場可能となり、IDカードおよびプリペ
イドカードを用い、在席投票端末装置21を利用して、
着座したままでキャッシュレス,ペーパーレスでの投票
が行なえる。
【0067】しかも、投票に際しての投票金額の決済,
競技レースの終了に伴う確定配当金の払戻し、ならびに
カード現金残高の清算のそれぞれについては、在席投票
中央管理装置42による各種データ情報の管理下で、在
席投票端末装置21,投票清算端末装置31によって容
易に行なうことができる。
【0068】このため、競技場における発売,清算業務
が円滑かつ簡略化され、さらには、キャッシュレスであ
ることから安全性に優れ、かつペーパーレスによるため
に省資源化が図れるほか、はずれ投票券の廃棄による観
覧席内の環境の悪化も避け得る。
【0069】なお、上記実施例では、各プリペイドカー
ド発行端末装置11,在席投票端末装置21,投票清算
端末装置31における通信方式として、共に給電のため
の電力線12,22,32を送,受信媒体とする電力線
通信方式を採用し、個々の各端末装置11,21,31
に対しては、通信制御用の電源重畳モデム13,23,
33を設けることで、省配線化を達成しているが、必ず
しも、このような電力線通信方式の採用にのみ限定され
るものではなく、通常配線による通信方式を採用するこ
とも可能である。
【0070】
【発明の効果】この発明では、プリペイドカードを発行
するプリペイドカード発行端末装置と、各観覧者の席上
に設置されて所定カードを利用することによって在席に
てくじの購入ができる在席投票端末装置とを有し、くじ
を購入しようとするものは予めプリペイドカード等の所
定のカードを所持して在席投票端末装置の前に着座する
と、該カードを利用することによって在席にてくじの購
入ができる。
【0071】また、プリペイドカードを利用したくじ投
票後の清算は投票清算端末装置でできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用した競輪競技場にお
ける在席投票装置の全体構成を示す図。
【図2】図1に示したプリペイドカード発行端末装置の
電気的な詳細構成を示すブロック図。
【図3】図2に示したプリペイドカード発行端末装置の
基本動作を説明するフローチャート。
【図4】図1に示した在席投票端末装置の電気的な詳細
構成を示すブロック図。
【図5】図4に示した在席投票端末装置の基本的動作を
説明するフローチャート。
【図6】図1に示した投票清算端末装置の電気的な詳細
構成を示すブロック図。
【図7】図6に示した投票清算端末装置の基本動作を説
明するフローチャート。
【符号の説明】
10 プリペイドカード発行部 11,11−1〜11−N プリペイドカード発行端末
装置 11a, CPU(中央演算処理装置) 11b, バス 11c 購入金額確認部 11c´ 紙幣投入口 11d プリペイドカード販売・発行部 11d´ カード発行口 11e RAM(ランダムアクセスメモリ) 11f ROM(リードオンリーメモリ) 11g 投入金額表示部 11h 通信制御部 12,22,32 電力線 13,23,33 電源重畳モデム 14,24,34 データ多重化装置 20 特別観覧席部 21 在席投票端末装置 21a CPU 21b バス 21c カードリーダー/ライター 21d 勝者予想投票部 21d´ キーボード 21e 液晶表示部 21f RAM 21g ROM 21h 通信制御部 31,31−1〜31−P 投票清算端末装置 31a CPU 31b バス 31c プリペイドカード清算・払戻し金額確認部 31c´ 清算カード装入口 31d 現金払戻し部 31d´ 現金払戻し口 31e RAM 31f ROM 31g 払戻し金額表示部 31h 通信制御部 40 中央制御部 41 トータリゼータシステム 42 在席投票中央管理装置 51,52 通信回線 54 投票データ信号 55 銀行ネットワークシステム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投票データの集計や払い戻し金の確定処
    理を行う中央制御部を有し、くじ購入者は在席にてくじ
    の購入ができる公営競技等における在席投票装置であっ
    て、 くじ購入用のプリペイドカードを発行するプリペイドカ
    ード発行端末装置と、 くじを購入する各観覧者の席上に設置されて、所定カー
    ドを利用することにより在席にてくじの購入ができる在
    席投票端末装置と、 上記プリペイドカードの現金残高を清算する投票清算端
    末装置と、 を有することを特徴とする公営競技等における在席投票
    装置。
  2. 【請求項2】 上記プリペイドカード発行端末装置,在
    席投票端末装置,投票清算端末装置は、共に、給電用の
    電力線を送,受信媒体として上記中央制御部に接続さ
    れ、該中央制御部との間で電力線通信によるデータの送
    受信を行うことを特徴とする請求項1に記載の公営競技
    等における在席投票装置。
  3. 【請求項3】 上記在席投票端末装置は、 公営競技の実況やくじ発売情報等を表示する表示部と、 くじ投票用のデータを入力する操作入力部と、 くじ購入用のカードが挿入されるカード挿入部と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の公営競技等
    における在席投票装置。
  4. 【請求項4】 上記表示部が、液晶画面による表示部で
    あることを特徴とする請求項3に記載の公営競技等にお
    ける在席投票装置。
  5. 【請求項5】 上記カード挿入部に挿入されるカードが
    一時会員用のプリペイドカードか長期会員用のIDカー
    ドであることを特徴とする請求項3に記載の公営競技等
    における在席投票装置。
JP11078693A 1993-05-12 1993-05-12 公営競技等における在席投票装置 Withdrawn JPH06325063A (ja)

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