JPH0632505Y2 - クラッチカバーアッセンブリ - Google Patents

クラッチカバーアッセンブリ

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JPH0632505Y2
JPH0632505Y2 JP1989083344U JP8334489U JPH0632505Y2 JP H0632505 Y2 JPH0632505 Y2 JP H0632505Y2 JP 1989083344 U JP1989083344 U JP 1989083344U JP 8334489 U JP8334489 U JP 8334489U JP H0632505 Y2 JPH0632505 Y2 JP H0632505Y2
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peripheral portion
outer peripheral
diaphragm spring
clutch
pressure plate
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雅彦 岩瀬
博美 戸嶋
維久男 村田
泰 竹内
範久 植之原
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株式会社大金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、クラッチカバーの折曲げタブに装着した1対
のワイヤリングによりダイヤフラムスプリングを挟持
し、かつクラッチディスクのフェーシングの摩耗による
レリーズ荷重の増加を低減させるためのスプリングを備
えたクラッチカバーアッセンブリに関するものである。
(従来の技術) クラッチカバーの折曲げタブに装着した1対のワイヤリ
ングによりダイヤフラムスプリングを挟持し、かつクラ
ッチディスクのフェーシングの摩耗によるレリーズ荷重
の増加を低減させるためのスプリングを備えた従来のク
ラッチカバーアッセンブリとして、例えば第5図に示す
ものがある(実開昭64-24732号公報参照)。このクラッ
チカバーアッセンブリは、クラッチディスク51の外周
部両面にフェーシング52a,52bが設けてあり、フ
ェーシング52aをプレッシャプレート53によりフラ
イホイール54に押付けるようになっている。プレッシ
ャプレート53の外周部はクラッチカバー55で覆われ
ている。クラッチカバー55とプレッシャプレート53
との間には円環状の主ダイヤフラムスプリング56が配
置されている。クラッチカバー55の内周縁からは、円
周方向適当間隔おきに、ほぼL字状の折曲げタブ55a
が一体に突出しており、折曲げタブ55aは主ダイヤフ
ラムスプリング56のスリット56a端部に形成された
拡開部56bを貫通している。折曲げタブ56aは3本
のワイヤリング58a,58b,58cの内周を支持し
ており、主ダイヤフラムスプリング56はワイヤリング
58a,58bにより半径方向中間部を挾持されてい
る。主ダイヤフラムスプリング56は外周部がプレッシ
ャプレート53の背面のファルクラムランド53aに圧
接し、内周部がレリーズ装置のレリーズベアリング(図
示せず)に当接している。主ダイヤフラムスプリング5
6とプレッシャプレート53との間に副ダイヤフラムス
プリング59が配置されており、副ダイヤフラムスプリ
ング59はワイヤリング58b,58cにより内周部を
挟持されている。副ダイヤフラムスプリング59は外周
縁部を折曲されて先端が主ダイヤフラムスプリング56
に当接している。副ダイヤフラムスプリング59の内周
縁には折曲げタブ55aに嵌合する複数の凹部59aが
円周方向適当間隔おきに形成されている。
ところで、一般に主ダイヤフラムスプリング56は、撓
み量がある値から所定の値まで減少すると撓み荷重が増
加し、更に撓み量が減少すると撓み荷重が減少するとい
う特性を有している。このため、クラッチ接続時におい
てフェーシング52a,52bが摩耗すると、主ダイヤ
フラムスプリング56の撓み量の減少に伴なって主ダイ
ヤフラムスプリング56の撓み荷重が増加し、その結
果、主ダイヤフラムスプリング56からプレッシャプレ
ート53に及ぼされる押付力が増加し、クラッチペダル
の所要踏力も増加する。そこで主ダイヤフラムスプリン
グ56とプレッシャプレート53との間に円環状の副ダ
イヤフラムスプリング59を設け、主ダイヤフラムスプ
リング56の撓み荷重の増加を副ダイヤフラムスプリン
グ59の撓み荷重により相殺するようにしている。
これにより、クラッチ接続時においてフェーシング52
a,52bが摩耗して主ダイヤフラムスプリング56の
撓み荷重が増加しても、副ダイヤフラムスプリング59
の撓み荷重が増加して主ダイヤフラムスプリング56の
外周部がクラッチカバー55側に付勢され、その結果、
主ダイヤフラムスプリング56からプレッシャプレート
53に及ぼされる押付力の増加は抑制される。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来のクラッチカバーアッセンブリで
は、3本のワイヤリング58a,58b,58cを折曲
げタブ55aに外接させ、しかも主ダイヤフラムスプリ
ング56および副ダイヤフラムスプリング59を両面か
ら挟持するように設けなければならず、組立が困難であ
った。また3本のワイヤリング58a,58b,58c
を軸芯方向に並設するので、クラッチカバーアッセンブ
リの薄形化が困難であった。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案のクラッチカバーアッ
センブリーは、プレッシャプレートの外周部とダイヤフ
ラムスプリングの外周部との間に、ダイヤフラムスプリ
ングの外周部をクラッチディスク側とは反対側に付勢す
る円環状のコーンスプリングを配置し、内周部がクラッ
チカバーの折曲げタブと1対のワイヤリングとの間に挟
持された円環状のサポートプレートを設け、サポートプ
レートの外周部とダイヤフラムスプリングの外周部とに
よりコーンスプリングを弾性変形した状態で挟持する構
成としたものである。
また本考案の別のクラッチカバーアッセンブリは、プレ
ッシャプレートの外周部とダイヤフラムスプリングの外
周部との間に、ダイヤフラムスプリングの外周部をクラ
ッチディスク側とは反対側に付勢する円環状のコーンス
プリングを配置し、内周部が1対のワイヤリングのうち
のクラッチディスク側のワイヤリングとダイヤフラムス
プリングとの間に挟持された円環状のサポートプレート
を設け、サポートプレートの外周部とダイヤフラムスプ
リングの外周部とによりコーンスプリングを弾性変形し
た状態で挟持する構成としたものである。
また本考案のさらに別のクラッチカバーアッセンブリ
は、プレッシャプレートの外周部とダイヤフラムスプリ
ングの外周部との間に、ダイヤフラムスプリングの外周
部をクラッチディスク側とは反対側に付勢する円環状の
コーンスプリングを配置し、内周部が1対のワイヤリン
グのうちのクラッチディスク側のワイヤリングに溶接に
より固着された円環状のサポートプレートを設け、サポ
ートプレートの外周部とダイヤフラムスプリングの外周
部とによりコーンスプリングを弾性変形した状態で挟持
する構成としたものである。
(作用) ダイヤフラムスプリングの荷重の増加がコーンスプリン
グにより相殺され、レリーズ荷重が軽減される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例におけるクラッチカバーアッ
センブリの要部縦断正面図で、円環状のクラッチディス
ク1の外周部には両面に円環状のフェーシング2a,2
bが固着されている。一方のフェーシング2aはフライ
ホイール3に当接しており、他方のフェーシング2bは
円環状のプレッシャプレート4の外周部に当接してい
る。プレッシャプレート4の外周部は円環状のクラッチ
カバー5により所定間隔をあけて覆われており、プレッ
シャプレート4は図外の板ばねによりクラッチカバー5
に対して相対回動不能でかつ軸芯方向に所定距離相対移
動可能に支持されている。クラッチカバー5は外周部を
複数のボルト(図示せず)によりフライホイール3に固
定されており、内周縁には、軸芯方向に沿ってクラッチ
ディスク1側へ突出しかつ先端部が半径方向外側へ屈曲
したほぼL字状の折曲げタブ5aが円周方向適当間隔お
きに一体に突設されている。プレッシャプレート4とク
ラッチカバー5との間にはプレッシャプレート4をクラ
ッチディスク1側へ付勢する円環状のダイヤフラムスプ
リング6が配置されており、ダイヤフラムスプリング6
の外周縁部はプレッシャプレート4のファルクラムラン
ド4aに当接している。ダイヤフラムスプリング6には
半径方向中間部に複数の窓孔6aが円周方向適当間隔お
きに形成され、さらにダイヤフラムスプリング6の内周
縁から半径方向に沿って窓孔6aに至る複数のスリット
6bが放射状に形成されている。そしてクラッチカバー
5の折曲げタブ5aがダイヤフラムスプリング6の窓孔
6aを貫通しており、ダイヤフラムスプリング6の半径
方向中間部は内周を折曲げタブ5aにより支持された1
対のワイヤリング7a,7bにより挟持されている。プ
レッシャプレート4の外周部とダイヤフラムスプリング
6の外周部との間にはダイヤフラムスプリング6の外周
部をクラッチディスク1側とは反対側へ付勢する円環状
のコーンスプリング8が配置されており、コーンスプリ
ング8の外周縁部はプレッシャプレート4のファルクラ
ムランド4aの段部4bとダイヤフラムスプリング6と
の間隙に挿入されている。コーンスプリング8の外周部
には半径方向に沿う複数のスリット8aが円周方向適当
間隔おきに形成されている。プレッシャプレート4のフ
ァルクラムランド4aの段部4bには円環状のウエーブ
ワイヤ9が装着されている。ウエーブワイヤ9は軸芯方
向に凹凸する波形であり、波の頂部がコーンスプリング
8のスリット8aに嵌合している。ウエーブワイヤ9は
コーンスプリング8の外周縁部をダイヤフラムスプリン
グ6に押圧している。プレッシャプレート4の外周部と
ダイヤフラムスプリング6の外周部との間には円環状の
サポートプレート10が配置されており、サポートプレ
ート10の外周部はクラッチディスク1側からコーンス
プリング8の内周部に当接している。サポートプレート
10は半径方向の断面形状がほぼL字状で、複数の逃げ
孔10aが円周方向適当間隔おきに形成されており、ク
ラッチカバー5の折曲げタブ5aは逃げ孔10aを貫通
している。サポートプレート10の内周部にはダイヤフ
ラムスプリング6の窓孔6aを貫通する複数の舌片部1
0bが円周方向適当間隔おきに形成されており、舌片部
10bは1対のワイヤリング7a,7bとクラッチカバ
ー5の折曲げタブ5aとにより挟持されている。すなわ
ち第1図はクラッチの接続状態を示しており、ダイヤフ
ラムスプリング6の付勢力によりプレッシャプレート4
はクラッチディスク1のフェーシング2aをフライホイ
ール3に押付けている。またコーンスプリング8はダイ
ヤフラムスプリング6とサポートプレート10とにより
弾性変形した状態で挟持されており、ダイヤフラムスプ
リング6の外周部をクラッチカバー5側すなわちクラッ
チディスク1側とは反対側に付勢している。
次に動作を説明する。クラッチペダルの踏込に応じてレ
リーズ装置の押圧力によりダイヤフラムスプリング6の
外周部が第1図の矢印A方向に変位すると、ダイヤフラ
ムスプリング6の外周縁部はワイヤリング7a,7bを
中心としてクラッチディスク1側とは反対側に変位し、
プレッシャプレート4を付勢する力が解除されてクラッ
チが切れる。クラッチペダルを戻すと、レリーズ装置の
押圧力が解除され、クラッチの接続状態に戻る。
このクラッチカバーアッセンブリによれば、サポートプ
レート10を1対のワイヤリング7a,7bとクラッチ
カバー5の折曲げタブ5aとにより挟持し、サポートプ
レート10とダイヤフラムスプリング6とによりコーン
スプリング8を弾性変形した状態で挟持するので、組立
が容易であり、しかも従来装置のようにワイヤリングを
3本並設する必要がないので薄形化を図ることができ
る。また本実施例のように、コーンスプリング8の外周
部に複数のスリット8aを放射状に形成し、ファルクラ
ムランド4aの段部4bにウエーブワイヤ9を装着して
ウエーブワイヤ9の波の頂部をスリット8aに嵌合させ
れば、コーンスプリング8の位置決めやレリーズ時のが
たの防止や回り止め等を確実に行なうことができ、した
がってコーンスプリング8の摩耗や異音の発生を良好に
防止できると同時に、スリット8aにより摩耗粉等を逃
がすことができる。なおウエーブワイヤ9を省略しても
よく、この場合、コーンスプリング8の外周縁部をファ
ルクラムランド4aの段部4bに嵌合させるか、あるい
はコーンスプリング8の内周縁をサポートプレート10
に係合させることにより、コーンスプリング8を良好に
支持するのが好ましい。
(別の実施例) 第2図は別の実施例を示しており、このように円周方向
適当間隔おきに逃げ孔13aが形成された円環状のサポ
ートプレート13の内周部を1対のワイヤリング7a,
7bのうちのクラッチディスク1側のワイヤリング7a
とダイヤフラムスプリング6とにより挟持するようにし
てもよい。折曲げタブ5aは逃げ孔13aを貫通してい
る。なお第2図以降においては、図面の理解を容易にす
るためにクラッチディスク1とフェーシング2a,2b
とフライホイール3との図示を省略している。この実施
例によれば、第1図の実施例と同様に薄形化を図ること
ができると同時に、組立がさらに容易になる。また第1
図の実施例のようにワイヤリング7a,7bと折曲げタ
ブ5aとの間にサポートプレート10が挿入されていな
いので、クラッチカバー5の半径方向の寸法をサポート
プレート10の厚み分だけ長くする必要がなく、従来と
同じクラッチカバー5を用いることができる。
第3図はさらに別に実施例を示しており、このように1
対のワイヤリング7a,7bのうちのクラッチディスク
1側のワイヤリング7aに円環状のサポートプレート1
6の内周縁を溶接17してもよい。すなわち第4図のよ
うに、ワイヤリング7aとサポートプレート16の内周
縁とを突合わせ、円周方向適当間隔おきに電子ビーム溶
接あるいはレーザー溶接等の溶接17を施すことによ
り、サポートプレート16をワイヤリング7aに固着す
るのである。このようにすれば、第1図の実施例と同様
の効果を得ることができ、しかもワイヤリング7a,7
bと折曲げタブ5aとの間あるいはワイヤリング7aと
ダイヤフラムスプリング6との間にサポートプレート1
0あるいはサポートプレート13が挿入されないので、
従来と同じクラッチカバー5を用いることができるのは
勿論のこと、折曲げタブ5aのかしめに用いる治具も従
来と同じものを用いることができる。またサポートプレ
ート16を強固に固定できる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、組立が容易でしか
も薄形化を図ることができる。
しかもコーンスプリングとは別体のサポートプレートを
備えているので、耐久性も向上する。
特に内周部が1対のワイヤリングのうちのクラッチディ
スク側のワイヤリングとダイヤフラムスプリングとの間
に挟持された円環状のサポーアトプレートを設け、サポ
ートプレートの外周部とダイヤフラムスプリングの外周
部とによりコーンスプリングを弾性変形した状態で挟持
する構成とすれば、組立がさらに容易になると同時に、
クラッチカバーの半径方向の寸法をサポートプレートの
厚み分だけ長くする必要がなく、従来と同じクラッチカ
バーを用いることができる。
また特に内周部が1対のワイヤリングのうちのクラッチ
ディスク側のワイヤリングに溶接により固着された円環
状のサポートプレートを設け、サポートプレートの外周
部とダイヤフラムスプリングの外周部とによりコーンス
プリングを弾性変形した状態で挟持する構成とすれば、
1対のワイヤリングと折曲げタブとの間あるいはワイヤ
リングとダイヤフラムスプリングとの間にサポートプレ
ートが挿入されないので、従来と同じクラッチカバーを
用いることができるのは勿論のこと、折曲げタブのかし
めに用いる治具も従来と同じものを用いることができ
る。またサポートプレートを強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるクラッチカバーアッ
センブリの要部縦断正面図、第2図は別の実施例におけ
るクラッチカバーアッセンブリの要部縦断正面図、第3
図はさらに別の実施例におけるクラッチカバーアッセン
ブリの要部縦断正面図、第4図は同クラッチカバーアッ
センブリのワイヤリングとサポートプレートとの溶接状
態を示す外観斜視図、第5図は従来のクラッチカバーア
ッセンブリの要部縦断正面図である。 1……クラッチディスク、2a,2b……フェーシン
グ、3……フライホイール、4……プレッシャプレー
ト、4a……ファルクラムランド、5……クラッチカバ
ー、5a……折曲げタブ、6……ダイヤフラムスプリン
グ、7a,7b,24……ワイヤリング、8,20,2
3……コーンスプリング、10,13,16……サポー
トプレート、17……溶接
フロントページの続き (72)考案者 竹内 泰 大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号 株式会社大金製作所内 (72)考案者 植之原 範久 大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号 株式会社大金製作所内 (56)参考文献 実開 昭64−24732(JP,U) 実開 昭63−94329(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯方向に移動可能でクラッチディスクの
    フェーシングをフライホイールに押付ける円環状のプレ
    ッシャプレートと、前記フライホイールに取付けられて
    前記プレッシャプレートの外周部を覆う円環状のクラッ
    チカバーと、外周部が前記プレッシャプレートのファル
    クラムランドに当接してプレッシャプレートを前記クラ
    ッチディスク側に付勢する円環状のダイヤフラムスプリ
    ングと、前記クラッチカバーの内周縁から円周方向適当
    間隔おきに前記クラッチディスク側に一体に突出しかつ
    先端部が半径方向外側に屈曲したほぼL字状の複数の折
    曲げタブに装着されて前記ダイヤフラムスプリングの半
    径方向中間部を挟持する1対のワイヤリングとを備え、
    前記ダイヤフラムスプリングの内周部をレリーズ装置に
    より前記クラッチディスク側に押圧することによりダイ
    ヤフラムスプリングの付勢力を解除してクラッチを切る
    構造のクラッチカバーアッセンブリにおいて、前記プレ
    ッシャプレートの外周部と前記ダイヤフラムスプリング
    の外周部との間に、ダイヤフラムスプリングの外周部を
    前記クラッチディスク側とは反対側に付勢する円環状の
    コーンスプリングを配置し、内周部が前記クラッチカバ
    ーの折曲げタブと前記1対のワイヤリングとの間に挟持
    された円環状のサポートプレートを設け、このサポート
    プレートの外周部と前記ダイヤフラムスプリングの外周
    部とにより前記コーンスプリングを弾性変形した状態で
    挟持する構成としたことを特徴とするクラッチカバーア
    ッセンブリ。
  2. 【請求項2】軸芯方向に移動可能でクラッチディスクの
    フェーシングをフライホイールに押付ける円環状のプレ
    ッシャプレートと、前記フライホイールに取付けられて
    前記プレッシャプレートの外周部を覆う円環状のクラッ
    チカバーと、外周部が前記プレッシャプレートのファル
    クラムランドに当接してプレッシャプレートを前記クラ
    ッチディスク側に付勢する円環状のダイヤフラムスプリ
    ングと、前記クラッチカバーの内周縁から円周方向適当
    間隔おきに前記クラッチディスク側に一体に突出しかつ
    先端部が半径方向外側に屈曲したほぼL字状の複数の折
    曲げタブに装着されて前記ダイヤフラムスプリングの半
    径方向中間部を挟持する1対のワイヤリングとを備え、
    前記ダイヤフラムスプリングの内周部をレリーズ装置に
    より前記クラッチディスク側に押圧することによりダイ
    ヤフラムスプリングの付勢力を解除してクラッチを切る
    構造のクラッチカバーアッセンブリにおいて、前記プレ
    ッシャプレートの外周部と前記ダイヤフラムスプリング
    の外周部との間に、ダイヤフラムスプリングの外周部を
    前記クラッチディスク側とは反対側に付勢する円環状の
    コーンスプリングを配置し、内周部が前記1対のワイヤ
    リングのうちの前記クラッチディスク側のワイヤリング
    と前記ダイヤフラムスプリングとの間に挟持された円環
    状のサポートプレートを設け、このサポートプレートの
    外周部と前記ダイヤフラムスプリングの外周部とにより
    前記コーンスプリングを弾性変形した状態で挟持する構
    成としたことを特徴とするクラッチカバーアッセンブ
    リ。
  3. 【請求項3】軸芯方向に移動可能でクラッチディスクの
    フェーシングをフライホイールに押付ける円環状のプレ
    ッシャプレートと、前記フライホイールに取付けられて
    前記プレッシャプレートの外周部を覆う円環状のクラッ
    チカバーと、外周部が前記プレッシャプレートのファル
    クラムランドに当接してプレッシャプレートを前記クラ
    ッチディスク側に付勢する円環状のダイヤフラムスプリ
    ングと、前記クラッチカバーの内周縁から円周方向適当
    間隔おきに前記クラッチディスク側に一体に突出しかつ
    先端部が半径方向外側に屈曲したほぼL字状の複数の折
    曲げタブに装着されて前記ダイヤフラムスプリングの半
    径方向中間部を挟持する1対のワイヤリングとを備え、
    前記ダイヤフラムスプリングの内周部をレリーズ装置に
    より前記クラッチディスク側に押圧することによりダイ
    ヤフラムスプリングの付勢力を解除してクラッチを切る
    構造のクラッチカバーアッセンブリにおいて、前記プレ
    ッシャプレートの外周部と前記ダイヤフラムスプリング
    の外周部との間に、ダイヤフラムスプリングの外周部を
    前記クラッチディスク側とは反対側に付勢する円環状の
    コーンスプリングを配置し、内周部が前記1対のワイヤ
    リングのうちの前記クラッチディスク側のワイヤリング
    に溶接により固着された円環状のサポートプレートを設
    け、このサポートプレートの外周部と前記ダイヤフラム
    スプリングの外周部とにより前記コーンスプリングを弾
    性変形した状態で挟持する構成としたことを特徴とする
    クラッチカバーアッセンブリ。
JP1989083344U 1989-04-27 1989-07-14 クラッチカバーアッセンブリ Expired - Lifetime JPH0632505Y2 (ja)

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DE4013186A DE4013186C2 (de) 1989-04-27 1990-04-25 Kupplungsabdeckungsausbildung

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