JPH06323893A - 自動計量装置 - Google Patents

自動計量装置

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JPH06323893A
JPH06323893A JP13272393A JP13272393A JPH06323893A JP H06323893 A JPH06323893 A JP H06323893A JP 13272393 A JP13272393 A JP 13272393A JP 13272393 A JP13272393 A JP 13272393A JP H06323893 A JPH06323893 A JP H06323893A
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JP13272393A
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Mitsuo Akimoto
光雄 秋本
Katsuhiko Murakami
勝彦 村上
Katsuyuki Furukawa
勝行 古川
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな平面的なスペースで商品を分配して商
品を自動的に計量機に供給することができる自動計量装
置を提供する。 【構成】 プールカスケード20の下方に移動カスケー
ド30Aおよび多数の固定カスケード50Aを配設す
る。移動カスケード30Aがプールカスケード20から
乾めんMを受け取ると、移動装置60が移動カスケード
30Aを水平方向に搬送し、移動カスケード30Aの乾
めんMを固定カスケード50Aに排出する。その後、移
動カスケード30Aは再びプールカスケード20の下方
に移動し、プールカスケード20から乾めんMを受け取
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は商品の製造装置から複
数台の計量機までの搬送ラインの一部に、商品を各計量
機に対して分配する分配装置を備えた自動計量装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】商品の製造装置の製造能力よりも、計量
機の処理能力が低い場合には、製造装置から計量機まで
の搬送ラインの一部に分配装置を設けて、1台の製造装
置から生産された商品を複数台の計量機に対して分配す
る必要がある。従来、この種の分配装置としては、チェ
ーンコンベアとローラコンベアを利用したものや、台車
上にコンベアを搭載したものなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
分配装置では、商品を水平方向に搬送して商品を分配す
るので、大きな平面的なスペースを必要とする。したが
って、この発明の主な目的は、小さな平面的なスペース
で商品を分配して商品を自動的に計量機に供給すること
ができる自動計量装置を提供することである。
【0004】ところで、搬送する商品が乾めんや乾燥し
たスパゲティのような棒状物などである場合、これらの
商品を迅速に分配するのは容易でない。したがって、こ
の発明の他の目的は、棒状物などの商品を迅速に分配す
ることができる自動計量装置を提供することである。
【0005】また、商品が乾めんや乾燥したスパゲティ
などの棒状物である場合には、搬送中に商品が折れるこ
とがある。また、搬送中に商品の端部の位置が不揃いに
なったままでは、後に、計量して包装や結束を行うこと
ができない。したがって、この発明の更に他の目的は、
折れた棒状の商品をラインアウトし得るとともに、商品
を容易に包装・結束することができる自動計量装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、請求項1の発明は、上方から商品を受け
取るとともに下方に商品を供給する受取供給装置と、こ
の受取供給装置を水平方向に移動させる移動装置とを備
えた分配装置を有している。
【0007】請求項1の発明によれば、受取供給装置が
上方から商品を受け取った後、この受取供給装置を移動
装置が水平方向に移動させ、その後、受取供給装置が下
方に商品を供給する。したがって、商品の分配を立体的
なスペースを利用して行うことができるから、平面的な
スペースを小さくすることができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の構成に加
え、上記受取供給装置が受取供給槽からなり、この受取
供給槽の上方には、商品が供給されることで満杯になっ
た商品を上記受取供給槽に排出する一時貯留槽が設けら
れ、上記受取供給槽の下方には、受取供給槽から供給さ
れた商品を排出する複数の固定槽が設けられている。
【0009】請求項2の発明によれば、商品が供給され
ることで一時貯留槽が満杯になった後、一時貯留槽から
受取供給槽に商品が排出される。この後、移動装置が受
取供給槽を固定槽まで水平方向に移動させ、この移動
後、受取供給槽から固定槽に商品が供給される。この受
取供給槽から固定槽へ商品が運ばれるまでの間に、上記
一時貯留槽には再び商品が供給されているので、商品の
流れが長時間にわたって止るおそれがない。したがっ
て、多量の商品を効率良く分配することができる。な
お、上記一時貯留槽、受取供給槽および固定槽が、傾斜
路をジグザグに蛇行させたカスケード部を有していれ
ば、乾めんなどの棒状物の姿勢を乱すことなく搬送し得
る。
【0010】請求項4の発明は、上記商品が棒状物から
なり、短い棒状物をラインアウトさせるとともに棒状物
の端面を揃えるカス取り端面揃え装置が、上記分配装置
から上記計量機までの間に設けられている。
【0011】請求項4の発明によれば、カス取り端面揃
え装置が、分配装置から計量機までの間に設けられてい
るので、不良品である折れた棒状物が計量機に投入され
ないから、商品の自動計量が可能になる。また、棒状物
が計量機に投入される際に端部が不揃になっていないの
で、容易に計量して包装や結束を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にしたがっ
て説明する。図1は自動計量装置の側面レイアウトを示
し、図2は同平面レイアウトを示す。図1において、こ
の自動計量装置は、左から順に、乾めん切断機1、振動
トラフ2、振動コンベア3、バケットコンベア装置4、
分配装置5、引出ベルトコンベア6、カス取り端面揃え
装置7、投入ベルトコンベア8、振動ホッパ9、計量機
供給コンベア10、組合せ計量機11および間欠コンベ
ア12を備えている。なお、13は計量後包装するピロ
ー包装機である。
【0013】上記乾めん切断機1は、素めんや干うどん
のような乾めん(商品)の製造装置の一部を構成してお
り、長い乾めんを市販されている長さの棒状物に切断す
るものである。図2に示すように1台の切断機1に対し
て、引出ベルトコンベア6から包装機13までは、複数
台設けられている。
【0014】図1の振動トラフ2および振動コンベア3
は、搬送方向Bに振動することにより、乾めんをバケッ
トコンベア装置4に供給する。上記乾めんの搬送方向B
は、乾めんの軸方向(長手方向)に直交する方向に設定
されている。なお、振動コンベア3は乾めんの長手方向
(紙面に直交する方向)に移動自在に設けられている。
【0015】図3に示すように、バケットコンベア装置
4は、無端状のチェーン4aに多数のバケット40が一
定ピッチで取付られている。このバケット40は、上記
チェーン4aが回転駆動されることにより、受取位置P
1において下から上へ移動して、振動コンベア3の櫛形
の搬送面上にある多数の乾めんMを掬い上げて搬送す
る。このバケット40は、上方の投下位置P2において
約180°回転することで、乾めんMを下方のホッパ1
4に投下する。なお、乾めんMの搬送姿勢は、常時、長
手方向(軸方向)が水平方向に設定されている。
【0016】つぎに、この発明の要部である分配装置5
について説明する。分配装置5は、図1の切断機1から
組合せ計量機11までの搬送ラインの一部に設けられ、
乾めんを各組合せ計量機11に対して分配するもので、
図3のホッパ14、プールカスケード20、移動カスケ
ード30A,30Bおよび固定カスケード50Aなどに
より構成されている。なお、これらのホッパ14および
カスケード20,30A,30B,50Aには、加振機
29,39,59により搬送方向に振動が付与されてい
る。
【0017】上記ホッパ14は、各々、独立に開閉自在
な第1および第2開閉板14a,14bを備えており、
この第1および第2開閉板14a,14bにより、乾め
んを受け取るテーパ支持面を形成している。このホッパ
14は、プールカスケード(一時貯留槽)20の上部
に、プールカスケード20と一体に設けられている。
【0018】図4に示すように、上記プールカスケード
20の下方には、第1および第2移動カスケード30
A,30Bおよび多数の固定カスケード50A,50
B,50Cが配設されている。これらのカスケード2
0,30A,30B,50A,50B,50Cは、共
に、傾斜路をジグザグに蛇行させた第1カスケード部2
1,31,51および第2カスケード部22,32,5
2を備えている。各第1カスケード部21,31,51
および第2カスケード部22,32,52の下端には、
それぞれ、図示しない駆動機で開閉される第1ゲート2
3,33,53および第2ゲート24,34,54が設
けられている。
【0019】上記プールカスケード20の第1カスケー
ド部21は、図5(a)に示すように、ホッパ14の第
1開閉板14aが開放されることで投下された多数の乾
めんMを受け取る。一方、上記プールカスケード20の
第2カスケード部22は、図5(c)に示すように、ホ
ッパ14の第2開閉板14bが開放されることで落下し
た多数の乾めんMを受け取る。上記プールカスケード2
0は、ホッパ14から乾めんMが供給されることで、図
5(d)のように満杯になると、図5(e)のようにゲ
ート23,24を開放して、乾めんMを下方の移動カス
ケード30Aまたは30Bに排出する。
【0020】図4の一対の移動カスケード30A,30
Bは、この発明の受取供給装置(受取供給槽)を構成し
ており、以下に説明する移動装置によって水平方向H
(乾めんMの軸方向)に搬送される。図3に示すよう
に、移動装置60は、一対の移動カスケード30A(3
0B)を移動フレーム61により一体的に支持してい
る。この移動フレーム61は車輪62を介してレール6
3に支持されており、移動装置60は、図示しないモー
タの駆動により、上記移動カスケード30A,30Bを
図4の水平方向Hに移動させる。上記移動カスケード3
0A,30Bは、上方のプールカスケード20から乾め
んMを受け取った後に、所定の固定カスケード50A〜
50Cの上方まで水平方向Hに搬送され、一対のゲート
33,34を開放して、乾めんMを下方の固定カスケー
ド50A〜50Cに供給する。
【0021】図2の上記固定カスケード50A〜50C
のうち、2つの固定カスケード50B,50Cは、搬送
ラインを形成する固定カスケード50Aが満杯になった
り、あるいは、搬送ラインの自動供給がダウンした場合
の補助的なものである。一方、4つの固定カスケード5
0Aは自動搬送のもので、その下方には上記引出ベルト
コンベア6が設けられている。なお、これらの固定カス
ケード50A〜50Cは、切断機1の生産能力と組合せ
計量機11の処理能力を考慮して、必要な台数設ける。
【0022】搬送ラインに設けた固定カスケード50A
は、図3の第2ゲート54を開放して、第2カスケード
部52内の乾めんMを下方の引出ベルトコンベア6上に
徐々に排出し、つづいて、第1ゲート53を開いて、第
1カスケード部51内の乾めんMを下方の引出ベルトコ
ンベア6上に徐々に排出する。上記固定カスケード50
Aの下端部には、各カスケード部51,52からの排出
量を制御する第1および第2の堰55,56が設けられ
ている。
【0023】上記プールカスケード20の各カスケード
部21,22には、各カスケード部21,22が満杯に
なったことを検知する満杯センサ27,28が設けられ
ている。一方、移動カスケード30A(30B)および
固定カスケード50A(50B,50C)には、各カス
ケード部31,32,51,52が空であることを検出
する空検出センサ37,57が設けられている。図示し
ない制御装置は、後述するように、各センサ27,2
8,37,57からの信号などに基づいて、分配装置5
を制御する。
【0024】つぎに、図6のカス取り端面揃え装置7に
ついて説明する。このカス取り端面揃え装置7は、短い
乾めんM(不良品)を下方に落下させてラインアウトさ
せるとともに、乾めんMの端面を揃えるもので、図1の
分配装置5から組合せ計量機11までの間に設ける。
【0025】図6において、カス取り端面揃え装置7
は、搬送方向Bに乾めんMに振動を与えることで、乾め
んMを下流Bに送る図示しないバイブレータを備えてい
る。このカス取り端面揃え装置7は、下流Bに行くに従
い未窄まりの一対のガイド面70を有しており、乾めん
Mが下流Bに搬送される間に、乾めんMの端面を揃え
る。上記カス取り端面揃え装置7は、ほぼ平らな第1搬
送面71の下流Bに桟状の第2搬送面72を有してお
り、折れて短くなった乾めんMを第2搬送面72の開口
73から下方に落下させてラインアウトする。上記第1
および第2搬送面71,72には、図7に示すように、
断面が山型の整列部材74が、ほぼ一定のピッチで設け
られている。図6の上記整列部材74は、乾めんMの搬
送方向Bに直交する方向に延びており、乾めんMの姿勢
が乱れるのを防止するものである。なお、上記第2搬送
面72は、たとえば3本の丸棒75で構成されており、
この丸棒75の上に平板76を溶着して上記第1搬送面
71が形成されている。また、山型の整列部材74は上
記丸棒75に溶着されている。
【0026】図1の上記組合せ計量機11は、設定重量
に近い量の乾めんMを計量する第1計量ホッパと、少量
の乾めんMを組合せ計量する第2計量ホッパをそれぞれ
複数個有し、第1計量ホッパの乾めんMに第2計量ホッ
パの乾めんMを加えることにより、設定重量または若干
重量の重い乾めんMを間欠コンベア12から排出する
(たとえば、特開昭61−134628号公報参照)。
排出後は包装機13で包装される。
【0027】上記自動計量装置は、制御装置により制御
されて以下に説明するように、乾めんMを自動的に搬送
・計量・結束する。切断機1により所定長に切断された
乾めんMは、振動トラフ2および振動コンベア3によ
り、図3の受取位置P1まで連続的に搬送される。バケ
ット40は、受取位置P1において乾めんMを掬い上
げ、これを投下位置P2まで搬送してホッパ14内に落
下させる。
【0028】ホッパ14は、バケット40から乾めんM
を2回受け取ると、図5(a)の二点鎖線で示すよう
に、まず第1開閉板14aを開放して、第1カスケード
部21に乾めんMを落下させる。この第1カスケード部
21への供給を所定回数繰り返すと、やがて、図5
(b)のように、第1カスケード部21が満杯になる。
満杯センサ27が第1カスケード部21の満杯を検出す
ると、図5(c)のように、ホッパ14の第2開閉板1
4bが開閉して、第2カスケード部22に乾めんMが供
給され、やがて、図5(d)のように、プールカスケー
ド20の2つのカスケード部21,22が満杯になる。
これにより、一対の満杯センサ27,28が満杯信号を
出力し、プールカスケード20のゲート23,24が図
5(e)のように開いて、プールカスケード20内の乾
めんMが第1移動カスケード30A内に流れるようにす
べり落ちて、第1移動カスケード30A内が満杯にな
る。
【0029】第1移動カスケード30Aが満杯になる
と、図3の移動装置60は、図4の第2移動カスケード
30Bをプールカスケード20の下方に移動させる。こ
の移動後、前述と同様に第2移動カスケード30B内に
乾めんMが供給される。この後、移動装置60(図3)
は、2つの移動カスケード30A,30Bのうち1つ
を、固定カスケード50Aのうちの1つの真上の位置ま
で移動させる。この移動後、図3の移動カスケード30
A(30B)は、一対のゲート33,34を同時に開放
し、真下の固定カスケード50Aに乾めんMを供給す
る。この供給後、移動装置60が、残りの移動カスケー
ド30Bを、固定カスケード50Aのうちの1つの真上
まで移動させ、同様に、下方の固定カスケード50Aに
乾めんMが供給される。その後、移動装置60は移動カ
スケード30A,30Bを図4のプールカスケード20
の真下まで搬送する。
【0030】一方、図3の固定カスケード50Aが、第
2ゲート54を開放すると、第2カスケード部52内の
乾めんMが下方に流れ出る。このとき、引出ベルトコン
ベア6の搬送面6aは搬送方向Bに移動しており、その
ため、搬送面6a上に流れ出た乾めんMが下流Bに搬送
される。固定カスケード50Aのカスケード部52内が
空になると、これを空検出センサ57が検出し、第1ゲ
ート53が開放される。この開放で、第1カスケード5
1内の乾めんMが下方に流れ出て、同時に引出ベルトコ
ンベア6により乾めんMが下流Bに搬送される。
【0031】その後、乾めんMは引出ベルトコンベア6
により図1のカス取り端面揃え装置7まで搬送され、カ
ス取り端面揃え装置7において、その端面が揃えられる
とともに、短尺の不良品が下方に落下してラインアウト
される。良品の乾めんMは、投入ベルトコンベア8、振
動ホッパ9および計量機供給コンベア10を介して組合
せ計量機11に供給された後、一束単位となって間欠コ
ンベア12から搬出され、包装機13で包装される。
【0032】上記構成において、この自動計量装置は、
図3の移動カスケード30A(30B)がプールカスケ
ード20から乾めんMを受け取った後、移動カスケード
30A(30B)を図4の水平方向Hに移動させ、その
後、移動カスケード30A(30B)が真下の固定カス
ケード50Aに乾めんMを排出する。したがって、乾め
んMの分配を立体的なスペースを利用して行うから、分
配に必要な平面的なスペースを小さくすることができ
る。
【0033】また、この実施例では、上下方向に3つの
カスケード20,30A(30B)および50Aを設け
たので、移動カスケード30A(30B)から固定カス
ケード50Aに乾めんMが運ばれるまでの間に、プール
カスケード20に再び乾めんMが供給されている。した
がって、乾めんMの流れが長時間にわたって止まるおそ
れがないから、多量の乾めんMを効率良く図1の各組合
せ計量機11に分配することができる。
【0034】また、この実施例では、カス取り端面揃え
装置7が分配装置5から組合せ計量機11までの間に設
けられているので、折れた乾めんMが組合せ計量機11
に投入されない。また、乾めんMが組合せ計量機11に
投入される際に、乾めんMの端部が不揃いになっている
おそれがないので、容易に計量、包装または結束するこ
とができる。
【0035】さらに、この実施例では、図6のように、
カス取り端面揃え装置7が、乾めんMの端面をガイド面
70によりほぼ揃えた後に、第2の搬送面72において
短い乾めんMを落下させるから、長い乾めんMが不用意
に落下するおそれがない。しかも、第2の搬送面72に
も山型の整列部材74を設けているので、乾めんMの搬
送姿勢が斜めになって長い乾めんM(良品)が下方に落
下するという不都合もない。
【0036】ところで、上記実施例では商品が乾めんM
である場合について説明したが、請求項1もしくは2の
発明では、商品を特に限定するものではなく、スパゲテ
ィなどの棒状物の他に、穀物や他の商品であってもよ
い。また、商品が棒状物でない場合には、カスケードで
分配装置5を構成する必要はなく、たとえば、チャージ
ホッパで分配装置5を構成することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、上方から商品を受け取るとともに下方に商品を
供給する受取供給装置を、水平方向に移動させるので、
立体的なスペースを利用して商品を分配することができ
るから、平面的なスペースを節約することができる。
【0038】また、請求項2の発明によれば、受取供給
槽から固定槽へ商品が運ばれるまでの間に、一時貯留槽
に再び商品が供給されているので、商品の流れが長時間
にわたって止まるおそれがない。したがって、多量の商
品を効率良く分配することができる。なお、各槽にカス
ケード部を設ければ、乾めんなどの棒状物の姿勢を乱す
ことなく迅速な搬送が可能になる。
【0039】一方、請求項4の発明によれば、カス取り
端面揃え装置が分配装置から計量機までの間に設けられ
ているので、棒状物からなる商品の自動計量が可能にな
るとともに、容易に計量して包装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す自動計量装置の側面
レイアウト図である。
【図2】同平面レイアウト図である。
【図3】この発明の要部である分配装置の概略側面図で
ある。
【図4】同概略斜視図である。
【図5】プールカスケードなどの動作を示す側面図であ
る。
【図6】カス取り端面揃え装置を示す概略斜視図であ
る。
【図7】カス取り端面揃え装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1…切断機(製造装置)、5…分配装置、7…カス取り
端面揃え装置、11…組合せ計量機、20…プールカス
ケード(一時貯留槽)、21,22…カスケード部、3
0A,30B…移動カスケード(受取供給装置、受取供
給槽)、31,32…カスケード部、50A…固定カス
ケード(固定槽)、51,52…カスケード部、60…
移動装置、M…乾めん(商品)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の製造装置に対して複数設けられた
    商品の計量機と、上記製造装置から計量機までの搬送ラ
    インの一部に設けられ、商品を各計量機に対して分配す
    る分配装置とを備えた自動計量装置において、 上記分配装置は、上方から商品を受け取るとともに下方
    に商品を供給する受取供給装置と、この受取供給装置を
    水平方向に移動させる移動装置とを備えていることを特
    徴とする自動計量装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記受取供給装置は
    受取供給槽を備え、この受取供給槽の上方には、商品が
    供給されることで満杯になった商品を上記受取供給槽に
    排出する一時貯留槽が設けられ、上記受取供給槽の下方
    には、受取供給槽から供給された商品を排出する複数の
    固定槽が設けられている自動計量装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記一時貯留槽、受
    取供給槽および固定槽が、傾斜路をジグザグに蛇行させ
    たカスケード部を有する自動計量装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2もしくは3において、上記
    商品が棒状物からなり、短い棒状物をラインアウトさせ
    るとともに上記棒状物の端面を揃えるカス取り端面揃え
    装置が、上記分配装置から上記計量機までの間に設けら
    れている自動計量装置。
JP13272393A 1993-05-10 1993-05-10 自動計量装置 Pending JPH06323893A (ja)

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