JPH0632317B2 - 画像形式装置 - Google Patents

画像形式装置

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JPH0632317B2
JPH0632317B2 JP60153602A JP15360285A JPH0632317B2 JP H0632317 B2 JPH0632317 B2 JP H0632317B2 JP 60153602 A JP60153602 A JP 60153602A JP 15360285 A JP15360285 A JP 15360285A JP H0632317 B2 JPH0632317 B2 JP H0632317B2
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sheet
image
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photosensitive drum
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正晴 大久保
康正 大塚
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用範囲〕 本発明はシート材案内装置、詳細には、例えば電子写真
方式を用いる複写装置、プリンター、マイクロフイルム
プリント装置において転写材等の搬送を案内するシート
材案内装置を備えた画像形成装置に関する。
以下、複写機のシート材案内装置を例にして説明する
が、本発明はこの例に限定されないことは勿論である。
例えば、シート材とは転写材に限定されないし、複写機
のように搬送されずに単に横ずれを生じるようなものに
も適用可能である。シート材の材質についても紙には限
定されないし、フイルムのようなものにも適用可能であ
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置には、金属やノリル,ABS等の樹
脂及びテフロンの焼きつけを施した金属等が用いられて
きた。
紙のような薄いシートをなめらかにかつ画像を乱さない
ように搬送するためには、シートを搬送する部材の表面
を滑らかにすることと静電対策が必要である。前者につ
いては自明であるので、ここでは後者について説明す
る。
一般に、シートは摩擦帯電や転写コロナ放電によって数
百〜数千ボルトに帯電するが、一方、シート搬送部材も
シートとの摩擦帯電で数百〜数千ボルトに帯電する。シ
ートとシート搬送部材に帯電する電荷の極性が互いに異
極性であると互いの電荷が放電し、この放電の際に発生
するエネルギーによってシート上の未定着のトナー画像
が乱れることになる。これはシートとシート搬送部材に
帯電する電荷が互いに同じであってもこの帯電電位が数
千ボルトに達すると、帯電極性の異なるトナー粒子や周
辺の部材と放電し、トナー像の乱れが発生することにな
る。この現象は特に、低湿で発生しやすくシート部材の
抵抗が高いほど発生しやすい。
〔発明の目的〕
本発明は上述した従来例の欠点に鑑みてなされたもの
で、シート材に帯電による悪影響が及ぼないようにした
画像形成装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述目的を達成するために、本発明は、像担持体と、像
担持体のトナー像をシートに転写するためにシートを帯
電する転写帯電手段と、転写後シートに前記トナー像を
定着する定着手段と、転写後シートをすべらせながら前
記定着手段へ案内する案内手段と、を有する画像形成装
置において、前記案内手段は、複数のリブと、このリブ
とリブの間にシートと非接触に設けられ、電気的に接地
された金属と、を有し、前記リブのシートに接触する表
面には、導電性粒子が分散された紫外線硬化型樹脂の被
膜を備え、この被膜をゼロでない所定電位とすることを
特徴とする。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明の画像記録方法を説明するための一実施
例の断面図で、1Lはコンピユータ,ワードプロセツ
サ,フアクシミリ送信機等からの被記録画像情報信号に
対応して点滅変調される半導体レーザーである。半導体
レーザー1Lの発振したレーザービーム2は、モータ1
Dにより回転駆動される多面鏡1Sに入射し、この多面
鏡1Sの回転により偏向走査される。このレーザービー
ム2は、周知のf−θレンズ等の結像レンズ1Fを通過
後、ミラー1Mによって反射され、矢印方向に回転する
電子写真用の感光ドラム3上にスポツト状に結像され、
感光ドラム3をその回転方向と垂直な方向に繰り返し走
査する。
半導体レーザー1Lは発振波長が通常770〜800n
mの範囲内であり、一方、感光ドラム3の周面に設けら
れる感光体としては、この波長に感度のある感光体、例
えば金属フタロシアニン系有機光導電体やセレン系光導
電体、アモルフアスシリコン等が用いられる。
4は負極性の帯電器であり、有機光導電体等に被覆され
た感光ドラム3上に一様帯電を行う。本実施例では一次
帯電4をさらに均一に行うため、及び感光ドラム3上の
電位を安定化にするために、感光ドラム3と一定の距離
を保って、帯電器4のコロナ放電電極と感光ドラム3と
の間にグリツド17を設けている。このグリツド17
は、電気的に設置された不図示の電圧発生部材に連結さ
れており、コロナ放電電流が流れるとグリツド17に一
定電圧が印加されて、感光ドラム3に印加されるとコロ
ナ放電流量を制御し、感光ドラム3の表面電位Vを制
御するように構成されている。この帯電器4によって帯
電された感光ドラム3は、前述の被記録画像情報信号に
対応して変調されたレーザービーム2によって走査さ
れ、静電潜像が形成される。この実施例では、トナーの
付着すべき部分、即ち顕像化される部分をレーザービー
ムで照射する、いわゆるイメージスキヤン方式を用いて
いる。なぜならば、イメージスキヤン方式はバツクグラ
ウンドスキヤン方式に較べて画質が鮮明であり、かつレ
ーザーの発光時間が少なくてすみ、半導体レーザーの寿
命に対し有利であるからである。
この静電潜像は次の現像器5によって負極性のトナーに
より顕像化される。
一方、積載台S上のシートPは給送ローラ6と、感光ド
ラム3上の画像と同期するようタイミングをとって回転
するレジストローラ7とによって、感光ドラム3上に送
り込まれる。そして、正極性の転写帯電器8によって感
光ドラム3上のトナー像は、シートP上に転写される。
その後、分離手段9aによって感光ドラム3から分離さ
れたシートPは、ガイド9によって定着装置10に導か
れ、シートP上のトナー像が定着された後に、排出ロー
ラ11によりトレイ12上に排出される。
一方、転写後、感光ドラム3の表面に残留したトナーは
クリーニング器13で除去され、次に前露光用の光源1
6により一様に露光される。光源16により露光される
ことにより、感光ドラム3は除電され、ゴースト現象の
発生が防止される。光源16としてはハロゲンランプ、
白熱球、発光ダイオード(LED)等が使用される。光
源16の光を感光ドラム3に均一に導く為に、光学繊維
やシリンドリカルレンズ等を使用してもよい。いずれに
せよ、この前露光後、感光ドラム3は帯電器4により帯
電される。
第2図は第1図に示した搬送ガイド9の斜視図である。
シートはドラムから分離ベルトによって分離された後、
曲率をもった面21に接触し、次いでリブ22に沿って
搬送される。この搬送ガイドの隙間23には、表面に出
ないように除電針が配置できるように構成されている。
リブとリブの間にはシートにさわらないように接地され
た金属24があり、シートに摩擦抵抗を与えることなく
静電的にシート引きつけてリブ22に沿ってシートが搬
送されるように構成されている。曲率をもった面21や
リブ22は表面が滑らかなABS樹脂等のモールドで作
られている。
本発明は第3図のように上述の装置における搬送ガイド
9の表面に導電性粒子25を分散させた紫外線硬化樹脂
26で被覆するものである。
従って、シートと摩擦して摩擦電荷が発生してもこの被
膜20は導電性のため容易に横方向に流れ、搬送ガイド
の一部にたまることもなく搬送ガイド全体が均一に帯電
するので電位が急激に変化する部分がなくなり、未定着
のトナー像を担持するシート材が搬送されても画像の乱
れが発生しない。
これは、従来のABS製の搬送ガイドでは表面は数百〜
数千ボルトに帯電しかつ、その分布にムラがあったが、
本発明を施した搬送ガイドを用い、かつこの導電性被膜
をグラウンドから浮かすことにより、表面電位が約20
0ボルト程度に低下すると同時に表面の帯電ムラもなく
なった。このように被覆をゼロでない所定電位とするこ
とにより、シートの転写電荷が搬送ガイドを介して接地
へ流れることがないので、シート未定着トナー像の乱れ
が生じない。
上記効果を表わすための被膜の抵抗は、体積抵抗で10
Ωcmよりも低ければよい。
上記の例では、被膜をグラウンドより電気的に断った
が、積極的にバイアス電圧を印加してもよい。この場合
には高圧電源を用いたり、バリスタ等の電圧発生素子を
用いてもよい。
実施例として、ABS樹脂製の搬送ガイドに、アクリル
系の紫外線効果樹脂(大日精化工業、セイカビームPH
C−2210)に20重量%の銅粒子(粒径0.1〜1
0μm)を分散させてスプレーで塗布し、約15μmの
被膜を形成したところ、トナー像の乱れも生じず良好の
搬送性を得られた。ここで膜厚を25μm以上にする
と、紫外線の透過が不充分になり硬度が不足するという
問題が生じ易くなる。
逆に、膜厚が5μm以下になると長期間使用するうちに
塗装摩耗してしまい、地肌が出て、性能が低下する可能
性がある。
従って膜厚は6〜25μmであることが好ましい。
また銅樹脂粉末の重量比が5%以下では銅を分散した効
果が得られない。また、40%以上になるとテフロンに
二次粒子が形成されて表面が粗くなり搬送性能が低下し
たり、また紫外線硬化樹脂の強度が低下することにより
好ましくない。
従って、重量比は5〜40%が好ましい。
さらに、使用する銅樹脂粉末の粒径は、0.1〜10μ
mが好ましい。これは膜厚5〜25μm中に均一に分散
させるために必要な条件である。
実際、摩耗を確認するためにヤスダ精器製作所製テーバ
ー試験機を用い、250g荷重で紙との摺擦テストを行
なったところ、10時間ほど摺擦してもほとんど摩耗し
なかったが、一方、ABS樹脂単独では数μm以上のけ
ずれが生じた。これからも耐摩耗性が向上し、寿命が延
びることが明らかである。
以上の具体的数値はあくまでも実施例であり、これに限
定されない。また、好ましくない例として挙げた数値
も、使用条件等によっては使用不可能ではなく、好まし
い例に比較すると劣るという程度である。
以上が本発明に係るシート案内装置の一実施例の説明で
あるが、本発明はこの実施例に限定されないことは勿論
である。
例えば、前述実施例ではウレタンアクリレート樹脂(セ
イカビーム)を使用したが、他の樹脂、例えば、ウレタ
ンアクリレート樹脂(関西ペイント製、商品名ゾンネC
K−8)に重合開始剤として、ベンゾインエチルエーテ
ルを5wt%加え、さらに界面活性剤(住友3M製、商
品名フローラードFC−431)を10wt%と、カー
ボンを20wt%加えたものでも良い。
一般にこのようなシートの搬送ガイドは複雑な形状のた
めモールドで作るため、表面が柔らかく紙との摩擦で表
面が摩耗しやすいが、紫外線硬化型樹脂のウレタン−ア
クリレートは硬度が高く摩耗しずらいという利点を有す
る。
また、紫外線硬化樹脂は硬度が高く、耐摩耗性も優れて
おり、シート摺擦するガイドのけずれを防止できる。さ
らにはABS等の熱に弱い樹脂に対してもテフロン樹脂
の被膜を形成することができ、安価で耐久性のある搬送
ガイドを作成できる。
また、金属に対しても塗装可能で、紫外線で硬化するた
め、短時間で乾燥硬化させることができる利点がある。
特に、本発明のようにモールドの上に被膜の形成をする
場合、次のような欠点がなくて有利である。
(1) 搬送ガイドを導電性にするためにモールドの中に導
電性粒子を入れることはコストアツプの要因となり不利
である。これは導電性粒子を10〜30wt%程度入れ
る必要があるためである。
(2) また、このような粒子を分散させるとモールドがも
ろくなり、構造材として搬送ガイドを用いる場合には不
利である。
以上説明したように転写材搬送部材においてその転写材
と摺擦する面に導電性粒子を分散させた紫外線硬化樹脂
の被膜を設けることにより、摩擦電荷が横方向に流れて
全体が均一に帯電する。しかも、高電位に帯電すること
を防止し、かつ搬送性の良い耐久性の有る搬送ガイドを
作ることが可能となった。つまり、表面電位が低下し、
かつムラなく均一に帯電するためである。
〔発明の効果〕
本発明に係るシート材案内装置は上述の通りであるの
で、帯電によるシート材への悪影響が防止できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例であるところの電子写真装置の
縦断面図、第2図は搬送ガイドの斜視図、第3図は本発
明の実施例によるところの搬送ガイド表面層の縦断面図
の拡大図である。 3は感光体ドラム、9はガイド、20は被膜、25は導
電性粒子、26は紫外線硬化樹脂である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、像担持体のトナー像をシート
    に転写するためにシートを帯電する転写帯電手段と、転
    写後シートに前記トナー像を定着する定着手段と、転写
    後シートをすべらせながら前記定着手段へ案内する案内
    手段と、を有する画像形成装置において、 前記案内手段は、複数のリブと、このリブとリブの間に
    シートと非接触に設けられ、電気的に接地された金属
    と、を有し、 前記リブのシートに接触する表面には、導電性粒子が分
    散された紫外線硬化型樹脂の被膜を備え、この被膜をゼ
    ロでない所定電位とすることを特徴とする画像形成装
    置。
JP60153602A 1985-07-12 1985-07-12 画像形式装置 Expired - Lifetime JPH0632317B2 (ja)

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JP60153602A JPH0632317B2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12 画像形式装置

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JPS6215796A JPS6215796A (ja) 1987-01-24
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JPS4991594A (ja) * 1972-12-30 1974-09-02
JPS6215999Y2 (ja) * 1978-07-20 1987-04-22
JPS5871042U (ja) * 1981-11-05 1983-05-14 株式会社東芝 紙葉類集積装置
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