JPH0632286A - 小型船舶の推進機 - Google Patents
小型船舶の推進機Info
- Publication number
- JPH0632286A JPH0632286A JP5150623A JP15062393A JPH0632286A JP H0632286 A JPH0632286 A JP H0632286A JP 5150623 A JP5150623 A JP 5150623A JP 15062393 A JP15062393 A JP 15062393A JP H0632286 A JPH0632286 A JP H0632286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- ball
- shaft housing
- cylinder
- propulsion device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/28—Arrangements, apparatus and methods for handling cooling-water in outboard drives, e.g. cooling-water intakes
- B63H20/285—Cooling-water intakes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/02—Mounting of propulsion units
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/32—Housings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H21/00—Use of propulsion power plant or units on vessels
- B63H21/12—Use of propulsion power plant or units on vessels the vessels being motor-driven
- B63H21/14—Use of propulsion power plant or units on vessels the vessels being motor-driven relating to internal-combustion engines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/10—Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/12—Means enabling steering
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 公知のタイプの推進機よりもずっと低コスト
で生産することが出来、かつ、より簡単に小型船舶に取
り付けられ、特に、駆動軸ハウジングの冷却水入口から
の冷却水をエンジンに導くことの出来る小型船舶用推進
機。 【構成】 懸架装置(2)とプロペラ駆動軸ハウジング
(3)とで構成され、下部と上部の自在継手(それぞれ
22、24)を介してお互いが旋回可能に接続されてい
る小型船舶用推進機。下部のジョイントは、駆動軸ハウ
ジングに取り付けられたボール(25)を有している。
ボールは、駆動軸ハウジングの冷却水入口(31)と、
エンジンの冷却水取入れ口と接続する為の出口(46)
と連通する通し通路(29)を備えている。
で生産することが出来、かつ、より簡単に小型船舶に取
り付けられ、特に、駆動軸ハウジングの冷却水入口から
の冷却水をエンジンに導くことの出来る小型船舶用推進
機。 【構成】 懸架装置(2)とプロペラ駆動軸ハウジング
(3)とで構成され、下部と上部の自在継手(それぞれ
22、24)を介してお互いが旋回可能に接続されてい
る小型船舶用推進機。下部のジョイントは、駆動軸ハウ
ジングに取り付けられたボール(25)を有している。
ボールは、駆動軸ハウジングの冷却水入口(31)と、
エンジンの冷却水取入れ口と接続する為の出口(46)
と連通する通し通路(29)を備えている。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は、小型船舶のトランソムの外側
に懸架され、トランソムの内側のエンジンに駆動可能に
接続される小型船舶用推進機に関するもので、前記装置
は、推進機駆動軸ハウジングと;トランソムに固定的に
取り付けられる懸架装置と;駆動軸ハウジングを懸架装
置に旋回可能に接続し、懸架装置に関して、垂直面上の
旋回軸と水平面上の旋回軸の回りに、駆動軸ハウジング
の旋回移動を可能とする旋回手段と;前記最初に述べた
軸の回りに、駆動軸ハウジングの旋回移動を達成するよ
うに配置された操舵手段と;前記二番目に述べた軸の回
りに、駆動軸の旋回移動を達成するように配置された釣
合調整、傾斜手段とで構成される。
に懸架され、トランソムの内側のエンジンに駆動可能に
接続される小型船舶用推進機に関するもので、前記装置
は、推進機駆動軸ハウジングと;トランソムに固定的に
取り付けられる懸架装置と;駆動軸ハウジングを懸架装
置に旋回可能に接続し、懸架装置に関して、垂直面上の
旋回軸と水平面上の旋回軸の回りに、駆動軸ハウジング
の旋回移動を可能とする旋回手段と;前記最初に述べた
軸の回りに、駆動軸ハウジングの旋回移動を達成するよ
うに配置された操舵手段と;前記二番目に述べた軸の回
りに、駆動軸の旋回移動を達成するように配置された釣
合調整、傾斜手段とで構成される。
【0002】
【従来の技術】例えば、いわゆるアクワマチック駆動装
置の様な上記のタイプの従来の小型船舶用推進機は、ト
ランソムにネジで止められた支持体を組み込んでいる。
プロペラ駆動軸ハウジングは、支持体に収納された水平
横向き軸の回りに旋回可能なフォークブラケットを使用
して支持体から懸架される。垂直操舵軸またはスピンド
ルは駆動軸ハウジングに接続されていて、フォークブラ
ケットにおいて軸支されている。操舵アームは、前記ス
ピンドルと協同する。小型船舶の操舵装置、例えば、プ
ッシュプルケーブルやサーボ装置は、操舵アームに作用
して、操舵アームの変位を引き起こし、その結果、プロ
ペラ駆動軸ハウジングの変位を引き起こす。駆動軸ハウ
ジングの釣合調整と傾斜は、フォークブラケットを上に
旋回させることによって達成される。これは、普通、フ
ォークブラケットの各々の脚に作用する油圧シリンダを
持つ一対の油圧シリンダ装置によって行われる。
置の様な上記のタイプの従来の小型船舶用推進機は、ト
ランソムにネジで止められた支持体を組み込んでいる。
プロペラ駆動軸ハウジングは、支持体に収納された水平
横向き軸の回りに旋回可能なフォークブラケットを使用
して支持体から懸架される。垂直操舵軸またはスピンド
ルは駆動軸ハウジングに接続されていて、フォークブラ
ケットにおいて軸支されている。操舵アームは、前記ス
ピンドルと協同する。小型船舶の操舵装置、例えば、プ
ッシュプルケーブルやサーボ装置は、操舵アームに作用
して、操舵アームの変位を引き起こし、その結果、プロ
ペラ駆動軸ハウジングの変位を引き起こす。駆動軸ハウ
ジングの釣合調整と傾斜は、フォークブラケットを上に
旋回させることによって達成される。これは、普通、フ
ォークブラケットの各々の脚に作用する油圧シリンダを
持つ一対の油圧シリンダ装置によって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一般的な課題
は、上記の公知のタイプの推進機よりもずっと低コスト
で生産することが出来、それに加えて、より簡単に小型
船舶に取り付けられる小型船舶用の推進機を提供するこ
とである。
は、上記の公知のタイプの推進機よりもずっと低コスト
で生産することが出来、それに加えて、より簡単に小型
船舶に取り付けられる小型船舶用の推進機を提供するこ
とである。
【0004】特に、本発明の課題は、駆動軸ハウジング
の冷却水入口からの冷却水をエンジンに導くために簡単
で安価な装置を提供することである。
の冷却水入口からの冷却水をエンジンに導くために簡単
で安価な装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】これは、本発明によっ
て、第一の下部と第二の上部自在継手で構成される旋回
手段によって達成されるが、その自在継手の少なくとも
下部のものは、駆動軸ハウジングに接続されたボールを
提供するボールジョイントであって、このボールは、駆
動軸ハウジングの冷却水入口とエンジンの冷却水取入れ
口に接続するための出口に至る導管と連通する通し通路
を備えている。
て、第一の下部と第二の上部自在継手で構成される旋回
手段によって達成されるが、その自在継手の少なくとも
下部のものは、駆動軸ハウジングに接続されたボールを
提供するボールジョイントであって、このボールは、駆
動軸ハウジングの冷却水入口とエンジンの冷却水取入れ
口に接続するための出口に至る導管と連通する通し通路
を備えている。
【0006】
【実施例】本発明で得られる利点は、以下の記述と添付
した図面に示した実施例を参照することによって明かで
あり、以下その説明をする。図1において、参照番号1
は、いわゆるINUタイプの小型船舶推進機、例えばア
クワマチック駆動装置を全体的に示しており、このタイ
プの小型船舶推進機は、2つの主要構成要素、つまり、
懸架装置2とプロペラ駆動軸ハウジング3から構成され
ている。
した図面に示した実施例を参照することによって明かで
あり、以下その説明をする。図1において、参照番号1
は、いわゆるINUタイプの小型船舶推進機、例えばア
クワマチック駆動装置を全体的に示しており、このタイ
プの小型船舶推進機は、2つの主要構成要素、つまり、
懸架装置2とプロペラ駆動軸ハウジング3から構成され
ている。
【0007】懸架装置2は2つの主要部分、すなわち、
小型船舶のトランソム4に取り付けられたフレーム部材
5とこのフレーム部材5に支持された内部支持体6によ
って構成されている。フレーム部材5は押し出し成形さ
れたアルミの外形で、様々な目的に使用可能な中空の空
洞7を呈している。例えば、この空洞は、推進機1に接
続されているエンジン8からの排気ガスと冷却水を導く
ために使用することが出来、それによって、空洞は、冷
却水と排気ガスのための入口(図示省略)と出口9を提
供している。あるいは、フレーム部材5は様々な流体、
例えば、エンジンオイルのための冷却器として使用可能
で、それによって、エンジンの潤滑装置は、図示省略し
た入口と出口を通して、フレーム部材5の中の空洞7と
連通する。
小型船舶のトランソム4に取り付けられたフレーム部材
5とこのフレーム部材5に支持された内部支持体6によ
って構成されている。フレーム部材5は押し出し成形さ
れたアルミの外形で、様々な目的に使用可能な中空の空
洞7を呈している。例えば、この空洞は、推進機1に接
続されているエンジン8からの排気ガスと冷却水を導く
ために使用することが出来、それによって、空洞は、冷
却水と排気ガスのための入口(図示省略)と出口9を提
供している。あるいは、フレーム部材5は様々な流体、
例えば、エンジンオイルのための冷却器として使用可能
で、それによって、エンジンの潤滑装置は、図示省略し
た入口と出口を通して、フレーム部材5の中の空洞7と
連通する。
【0008】フレーム部材5を形成するアルミの外形は
U形スロット10を備えており、このスロットの中に、
シール11が挿入されている。フレーム部材5は、小型
船舶のトランソム4の外側に取り付けられていて、シー
ル11は、トランソム4の開口部12の縁を取り巻いて
シールしている。この目的を達成する為に、外形5はT
形スロット13を備えており、その中には、スロット1
3の形に適合した頭部を持つ、均等に配置された複数の
ネジ14が突出している。各々のネジ14はU形のヨー
ク15の開口部を通して伸びていて、ナット16によっ
て、開口部13の縁に押し付けて、ヨークの1つの脚1
5aを締め付けている。ヨークの他方の脚15bがカバ
ーリング17の浅いスロット17aの中に伸長してお
り、このリングは、柔軟性のある材質のリング19が格
納されているU形溝18の一方の限界を形成している。
リング19は、スロット19aを提供しており、この中
に、内部支持体6の端部が突き出していて、その結果、
フレーム部材5において、内部支持体6の減衰懸架が達
成される。
U形スロット10を備えており、このスロットの中に、
シール11が挿入されている。フレーム部材5は、小型
船舶のトランソム4の外側に取り付けられていて、シー
ル11は、トランソム4の開口部12の縁を取り巻いて
シールしている。この目的を達成する為に、外形5はT
形スロット13を備えており、その中には、スロット1
3の形に適合した頭部を持つ、均等に配置された複数の
ネジ14が突出している。各々のネジ14はU形のヨー
ク15の開口部を通して伸びていて、ナット16によっ
て、開口部13の縁に押し付けて、ヨークの1つの脚1
5aを締め付けている。ヨークの他方の脚15bがカバ
ーリング17の浅いスロット17aの中に伸長してお
り、このリングは、柔軟性のある材質のリング19が格
納されているU形溝18の一方の限界を形成している。
リング19は、スロット19aを提供しており、この中
に、内部支持体6の端部が突き出していて、その結果、
フレーム部材5において、内部支持体6の減衰懸架が達
成される。
【0009】上記した装置は、駆動軸ハウジング3の懸
架装置を非常に簡単に取り付けることを可能にする。外
形5は、ネジ14にゆるく担持され、図に示した位置か
ら90度回したヨーク15で、トランソムの外側に呈せ
られる。溝18の中に、減衰リング19と共に内部支持
体6を挿入し、カバーリング17を装着した後、ヨーク
15は、図に示した位置に回転されて、その後に、ナッ
ト16を締め付ける。内部支持体6は、現在取り付けら
れており、トランソムに於て、開口部13内で弾性を持
って支持されている。協同するエンジンと推進機から構
成される駆動装置は共通の重心を持っており、その重心
は、減衰リング19の平面から遠くない距離に位置して
いる。このことは、さらにエンジンを設置する必要性を
回避することを意味している。
架装置を非常に簡単に取り付けることを可能にする。外
形5は、ネジ14にゆるく担持され、図に示した位置か
ら90度回したヨーク15で、トランソムの外側に呈せ
られる。溝18の中に、減衰リング19と共に内部支持
体6を挿入し、カバーリング17を装着した後、ヨーク
15は、図に示した位置に回転されて、その後に、ナッ
ト16を締め付ける。内部支持体6は、現在取り付けら
れており、トランソムに於て、開口部13内で弾性を持
って支持されている。協同するエンジンと推進機から構
成される駆動装置は共通の重心を持っており、その重心
は、減衰リング19の平面から遠くない距離に位置して
いる。このことは、さらにエンジンを設置する必要性を
回避することを意味している。
【0010】内部支持体6は、結合されたエンジン8の
ためのフライホイールケーシング20を構成する形状を
している。全体的に22で示されている下部ボールタイ
プの自在継手のためのシリンダ21と、全体的に24で
示されている上部ボールタイプの自在継手のためのシー
ト23は、図示した実施例では内部支持体6と一体化す
る様に形成されているが、支持体に固定的に取り付けら
れた分離形の構成要素の形にも出来る。これは、フライ
ホイールケーシング20についても当てはまる。
ためのフライホイールケーシング20を構成する形状を
している。全体的に22で示されている下部ボールタイ
プの自在継手のためのシリンダ21と、全体的に24で
示されている上部ボールタイプの自在継手のためのシー
ト23は、図示した実施例では内部支持体6と一体化す
る様に形成されているが、支持体に固定的に取り付けら
れた分離形の構成要素の形にも出来る。これは、フライ
ホイールケーシング20についても当てはまる。
【0011】下部ボールジョイント22は、ボール25
を保持しており、ボール25は、ネック26を介して駆
動軸ハウジング3に堅く接続されており、ピストン部材
27の中の球形のへこみに備えられている。ピストン部
材27は、シリンダ21に収納されているヘリカルスプ
リング28の作用に抗してシリンダ21の中を移動可能
である。ボール25とネック26は、通し通路29を提
供しており、この通し通路は、駆動軸ハウジング3の中
の通路30と連通している。通路30は駆動軸ハウジン
グの水面下ケイシング32の冷却水入口31と連通して
いる。
を保持しており、ボール25は、ネック26を介して駆
動軸ハウジング3に堅く接続されており、ピストン部材
27の中の球形のへこみに備えられている。ピストン部
材27は、シリンダ21に収納されているヘリカルスプ
リング28の作用に抗してシリンダ21の中を移動可能
である。ボール25とネック26は、通し通路29を提
供しており、この通し通路は、駆動軸ハウジング3の中
の通路30と連通している。通路30は駆動軸ハウジン
グの水面下ケイシング32の冷却水入口31と連通して
いる。
【0012】上部ボールジョイント24は、全体的に3
5で示されている油圧ピストンシリンダ装置の油圧シリ
ンダ34に固定的に接続されているボール33を保持し
ている。ピストンシリンダ装置のピストンロッド37
は、ボール33の中の穴37aの中を通して移動可能に
伸びている。ピストンロッド37は、ボールジョイント
24から前後に、駆動軸ハウジング3の上部領域38に
向かって伸びており、その先端で、駆動軸ハウジング領
域38に取り付けられたフォークブラケット39を支持
している。フォークブラケット39の脚40(この一部
分しか図示していない)は、ピボットピン41を介し
て、駆動軸ハウジング領域38に旋回可能に接続されて
いて、そのためピボットピン41の回りに旋回移動が可
能となっている。シリンダ34は、一対のアタッチメン
トリング42を提供しており、このアタッチメントリン
グに、図示されていない公知のタイプの操舵装置、例え
ば、プッシュプルケーブルとかサーボ装置は、操舵輪の
変位を、ピストンシリンダ装置35の横方向の旋回移動
に変換するために接続されるようになっている。
5で示されている油圧ピストンシリンダ装置の油圧シリ
ンダ34に固定的に接続されているボール33を保持し
ている。ピストンシリンダ装置のピストンロッド37
は、ボール33の中の穴37aの中を通して移動可能に
伸びている。ピストンロッド37は、ボールジョイント
24から前後に、駆動軸ハウジング3の上部領域38に
向かって伸びており、その先端で、駆動軸ハウジング領
域38に取り付けられたフォークブラケット39を支持
している。フォークブラケット39の脚40(この一部
分しか図示していない)は、ピボットピン41を介し
て、駆動軸ハウジング領域38に旋回可能に接続されて
いて、そのためピボットピン41の回りに旋回移動が可
能となっている。シリンダ34は、一対のアタッチメン
トリング42を提供しており、このアタッチメントリン
グに、図示されていない公知のタイプの操舵装置、例え
ば、プッシュプルケーブルとかサーボ装置は、操舵輪の
変位を、ピストンシリンダ装置35の横方向の旋回移動
に変換するために接続されるようになっている。
【0013】操舵装置の働きによって、垂直面に存在す
る軸“a”の回りに装置35が旋回移動をする間、駆動
軸ハウジング3は、フォークブラケットに対して軸支さ
れている操舵アームを持った操舵ピンドルを有する従来
の駆動軸ハウジングの移動に応じて、横方向に振れる。
それゆえ、油圧装置35は、チラーとして機能する。作
動油が油圧ポンプ44から、シリンダ34のシリンダス
ペース43に供給されると、駆動軸ハウジング3は、リ
グを釣合調整したり傾けたりするために水平軸“b”の
回りを移動する。その結果、油圧装置も釣合調整シリン
ダと傾斜シリンダとして機能する。前記した公知の推進
機のダブル釣合調整シリンダと操舵アームは、それによ
って、シングルピストンシリンダ装置35と取り替えら
れるが、このシングルピストンシリンダ35は、傾斜を
つけたシリンダ装置35上のフォークブラケット39の
実施例と組み合わされて、高い安定性を提供すると同時
に、駆動軸ハウジングが釣合調整できるばかりでなく、
必要な量だけ、例えば、45度に上向きに傾けることが
出来る。
る軸“a”の回りに装置35が旋回移動をする間、駆動
軸ハウジング3は、フォークブラケットに対して軸支さ
れている操舵アームを持った操舵ピンドルを有する従来
の駆動軸ハウジングの移動に応じて、横方向に振れる。
それゆえ、油圧装置35は、チラーとして機能する。作
動油が油圧ポンプ44から、シリンダ34のシリンダス
ペース43に供給されると、駆動軸ハウジング3は、リ
グを釣合調整したり傾けたりするために水平軸“b”の
回りを移動する。その結果、油圧装置も釣合調整シリン
ダと傾斜シリンダとして機能する。前記した公知の推進
機のダブル釣合調整シリンダと操舵アームは、それによ
って、シングルピストンシリンダ装置35と取り替えら
れるが、このシングルピストンシリンダ35は、傾斜を
つけたシリンダ装置35上のフォークブラケット39の
実施例と組み合わされて、高い安定性を提供すると同時
に、駆動軸ハウジングが釣合調整できるばかりでなく、
必要な量だけ、例えば、45度に上向きに傾けることが
出来る。
【0014】上記したように、下部ボール25を通して
冷却水を導くことによって、駆動軸ハウジングとエンジ
ンの間の分離された冷却水導管の必要が無くなる。駆動
軸ハウジングの中の冷却水入口31の中を流れる水によ
って生成されるラム圧力は、船の速度に依存しており、
シリンダ21のシリンダスペース45の中で作動する。
この圧力は、プロペラ圧力と反対方向にスプリング装置
29と協同で作動する。スプリング力は、プロペラ圧力
に対して平衡させることが出来、ラム圧力は、速度が増
加するに従い、駆動軸ハウジング3の自動釣合調整を可
能にするために使用することが出来る。これは、ピスト
ン部材27を使用して達成されるが、ピストン部材27
は、圧力がシリンダスペース45の中で増加する時、後
方に移動されるボール25を運搬する。シリンダ21は
絞り出口46を提供しており、この絞り出口46に、エ
ンジンの冷却水入口が接続される様になっている。圧力
ログに対する導管も出口46に接続することが出来る。
図1に図示したヘリカルスプリング28は、必要があれ
ば、ガススプリングと交換することが出来る。
冷却水を導くことによって、駆動軸ハウジングとエンジ
ンの間の分離された冷却水導管の必要が無くなる。駆動
軸ハウジングの中の冷却水入口31の中を流れる水によ
って生成されるラム圧力は、船の速度に依存しており、
シリンダ21のシリンダスペース45の中で作動する。
この圧力は、プロペラ圧力と反対方向にスプリング装置
29と協同で作動する。スプリング力は、プロペラ圧力
に対して平衡させることが出来、ラム圧力は、速度が増
加するに従い、駆動軸ハウジング3の自動釣合調整を可
能にするために使用することが出来る。これは、ピスト
ン部材27を使用して達成されるが、ピストン部材27
は、圧力がシリンダスペース45の中で増加する時、後
方に移動されるボール25を運搬する。シリンダ21は
絞り出口46を提供しており、この絞り出口46に、エ
ンジンの冷却水入口が接続される様になっている。圧力
ログに対する導管も出口46に接続することが出来る。
図1に図示したヘリカルスプリング28は、必要があれ
ば、ガススプリングと交換することが出来る。
【0015】推進機とエンジンで構成される駆動装置
の、上記した簡単な実施例では、短い中間軸50を、エ
ンジンのフライホイール51と駆動軸ハウジング3の駆
動継手52の間に使用することが出来る。この軸は、中
間ベアリングで支持する必要はないが、弾性継手54を
介してフライホイール51に接続させることが出来る。
この弾性継手は、フライホイールに回転不可能に取り付
けられている外部スリーブ55と、軸に回転不可能に取
り付けられている内部スリーブ56と、スリーブ55、
56に加流した中間ブッシュ57と、低摩擦プラスチッ
ク、例えば、ナイロンのような材質で形成された一対の
ベアリングリング58を含んでいる。
の、上記した簡単な実施例では、短い中間軸50を、エ
ンジンのフライホイール51と駆動軸ハウジング3の駆
動継手52の間に使用することが出来る。この軸は、中
間ベアリングで支持する必要はないが、弾性継手54を
介してフライホイール51に接続させることが出来る。
この弾性継手は、フライホイールに回転不可能に取り付
けられている外部スリーブ55と、軸に回転不可能に取
り付けられている内部スリーブ56と、スリーブ55、
56に加流した中間ブッシュ57と、低摩擦プラスチッ
ク、例えば、ナイロンのような材質で形成された一対の
ベアリングリング58を含んでいる。
【図1】本発明による小型船舶用の推進機の略部分断面
図である。
図である。
【図2】図1の部分IIの拡大図である。
1…推進機 2…懸架装置 3…プロペラ駆動軸ハウジング 4…トランソム 5…フレーム部材 6…内部支持体 7…空洞 8…エンジン 9…出口 10…U形スロ
ット 11…シール 12…開口部 13…スロット 14…ネジ 15…ヨーク 16…ナット 17…カバーリング 18…U形溝 19…減衰リング 20…フライホ
イールケーシング
ット 11…シール 12…開口部 13…スロット 14…ネジ 15…ヨーク 16…ナット 17…カバーリング 18…U形溝 19…減衰リング 20…フライホ
イールケーシング
Claims (3)
- 【請求項1】 小型船舶のトランソムの外側に懸架さ
れ、トランソムの内側のエンジンに駆動可能に接続され
る小型船舶用推進機であって、前記装置は、推進機駆動
軸ハウジングと;トランソムに固定的に取り付けられる
懸架装置と;駆動軸ハウジングを懸架装置に旋回可能に
接続し、懸架装置に関して、垂直面上の旋回軸と水平面
上の旋回軸の回りに、駆動軸ハウジングの旋回移動を可
能とする旋回手段と;前記最初に述べた軸の回りに、駆
動軸ハウジングの旋回移動を達成するように配置された
操舵手段と;前記二番目に述べた軸の回りに、駆動軸の
旋回移動を達成するように配置された釣合調整、傾斜手
段とで構成され、 旋回手段が、第一の下部と第二の上部自在継手(それぞ
れ、22、24)で構成され、その自在継手の少なくと
も下部のものは、駆動軸ハウジング(3)に接続された
ボール(25)を提供するボールジョイントであって、
前記ボールは、駆動軸ハウジングの冷却水入口(31)
とエンジンの冷却水取入れ口に接続するための出口(4
6)に至る導管(30)と連通する通し通路(29)を
備えていることを特徴とする小型船舶用推進機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の小型船舶用推進機であ
って、ボール(25)がシリンダ(21)に格納されて
おり、ボールの中の通路(29)がシリンダ内に開いて
おり、エンジンの冷却水取入れ口に至る出口(46)が
シリンダと連通していることを特徴とする小型船舶用推
進機。 - 【請求項3】 請求項2に記載の小型船舶用推進機であ
って、ボール(25)がシリンダ(21)によって変位
可能なピストン部材(27)の中に旋回可能に支持され
ることを特徴とする小型船舶用推進機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9201908-2 | 1992-06-22 | ||
SE9201908A SE470354B (sv) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | Båtpropellerdrev med kylvattenintag |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632286A true JPH0632286A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=20386562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5150623A Pending JPH0632286A (ja) | 1992-06-22 | 1993-06-22 | 小型船舶の推進機 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5376033A (ja) |
JP (1) | JPH0632286A (ja) |
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SE (1) | SE470354B (ja) |
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-
1993
- 1993-06-21 IT ITRM930393A patent/IT1261978B/it active IP Right Grant
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- 1993-06-22 US US08/079,803 patent/US5376033A/en not_active Expired - Fee Related
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ITRM930393A0 (it) | 1993-06-21 |
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