JP2604611B2 - 船内外機の冷却水供給構造 - Google Patents
船内外機の冷却水供給構造Info
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 108
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 46
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 17
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 11
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/20—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
- F01P3/202—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine for outboard marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は船内外機の冷却水供給構造に関する。
［従来の技術］ 船内外機は、船内にエンジンを設置し、船体に固定さ
れる固定ブラケットに推進ユニットを転舵および傾動可
能に支持し、エンジン出力を推進ユニットに伝達するよ
うになっている。この船内外機は、エンジンに冷却水を
供給するため、推進ユニットに船外側給水経路を設け、
かつエンジンまわりに船内側給水経路を設け、船外側給
水経路と船内側給水経路とを冷却パイプにて連通してい
る。
れる固定ブラケットに推進ユニットを転舵および傾動可
能に支持し、エンジン出力を推進ユニットに伝達するよ
うになっている。この船内外機は、エンジンに冷却水を
供給するため、推進ユニットに船外側給水経路を設け、
かつエンジンまわりに船内側給水経路を設け、船外側給
水経路と船内側給水経路とを冷却パイプにて連通してい
る。
ところで、エンジンまわりに設けられる船内側給水経
路は、エンジンの型式、冷却方式等の各種条件により、
例えば左舷側設置または右舷側設置等の各種レイアウト
が要求される。この船内側冷却経路のレイアウト変更
は、冷却パイプの取付角度変更を必要とすることにな
る。たとえば船内側給水経路を左舷側にレイアウトする
場合には冷却パイプは左舷側を向くことが望まれ、反対
に船内側給水経路を右舷側にレイアウトする場合には冷
却パイプは右舷側を向くことが望まれる。
路は、エンジンの型式、冷却方式等の各種条件により、
例えば左舷側設置または右舷側設置等の各種レイアウト
が要求される。この船内側冷却経路のレイアウト変更
は、冷却パイプの取付角度変更を必要とすることにな
る。たとえば船内側給水経路を左舷側にレイアウトする
場合には冷却パイプは左舷側を向くことが望まれ、反対
に船内側給水経路を右舷側にレイアウトする場合には冷
却パイプは右舷側を向くことが望まれる。
［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記従来の船内外機の冷却水供給構造
にあっては、冷却パイプの中間部が固定ブラケットに
設けられている貫通孔に液封状態で固定保持されてお
り、かつこの冷却パイプの船外側端部が接続される船
該側給水経路のレイアウトが推進ユニットの形状により
決まっている。したがって、上記、の条件下で、冷
却パイプの取付角度を船内側給水経路のレイアウト変更
に合わせて変更するためには、冷却パイプ自体を形状変
更して作り替える以外にないという不都合がある。
にあっては、冷却パイプの中間部が固定ブラケットに
設けられている貫通孔に液封状態で固定保持されてお
り、かつこの冷却パイプの船外側端部が接続される船
該側給水経路のレイアウトが推進ユニットの形状により
決まっている。したがって、上記、の条件下で、冷
却パイプの取付角度を船内側給水経路のレイアウト変更
に合わせて変更するためには、冷却パイプ自体を形状変
更して作り替える以外にないという不都合がある。
本発明は、冷却パイプやその取付部品を形状変更する
ことなく、船内側給水経路のレイアウト変更に応じて冷
却パイプの取付角度を容易に変更可能とすることを目的
とする。
ことなく、船内側給水経路のレイアウト変更に応じて冷
却パイプの取付角度を容易に変更可能とすることを目的
とする。
［問題点を解決するための手段］ 本発明は、船内にエンジンを設置し、船体に固定され
る固定ブラケットに推進ユニットを転舵および傾動可能
に支持し、エンジン出力を推進ユニットに伝達するとと
もに、推進ユニットに船外側給水経路を設け、かつエン
ジンまわりに船内側給水経路を設け、船外側給水経路と
船内側給水経路とを冷却パイプにて連通してなる船内外
機の冷却水供給構造において、冷却パイプが船外側給水
経路の側に接続される第１冷却パイプと船内側給水経路
の側に接続される第２冷却パイプとを相互に接続して形
成され、第１冷却パイプの第２冷却パイプとの接続端部
が、固定ブラケットに設けられる貫通孔を貫通し、該貫
通孔に液封状態で保持され、第２冷却パイプの第１冷却
パイプとの接続端部が、固定ブラケットの内面に固定さ
れる支持部材により第１冷却パイプの接続端部と液封状
態で連通するように保持され、さらに、第１冷却パイプ
との接続部における第２冷却パイプの自軸まわりでの取
付角度位置を調整する手段が設けられてなるようにした
ものである。
る固定ブラケットに推進ユニットを転舵および傾動可能
に支持し、エンジン出力を推進ユニットに伝達するとと
もに、推進ユニットに船外側給水経路を設け、かつエン
ジンまわりに船内側給水経路を設け、船外側給水経路と
船内側給水経路とを冷却パイプにて連通してなる船内外
機の冷却水供給構造において、冷却パイプが船外側給水
経路の側に接続される第１冷却パイプと船内側給水経路
の側に接続される第２冷却パイプとを相互に接続して形
成され、第１冷却パイプの第２冷却パイプとの接続端部
が、固定ブラケットに設けられる貫通孔を貫通し、該貫
通孔に液封状態で保持され、第２冷却パイプの第１冷却
パイプとの接続端部が、固定ブラケットの内面に固定さ
れる支持部材により第１冷却パイプの接続端部と液封状
態で連通するように保持され、さらに、第１冷却パイプ
との接続部における第２冷却パイプの自軸まわりでの取
付角度位置を調整する手段が設けられてなるようにした
ものである。
［作用］ 本発明によれば、冷却パイプが第１冷却パイプと第２
冷却パイプとの接続にて構成され、冷却パイプにおいて
固定ブラケットに固定保持されかつ船外側給水経路に接
続される部分は第１冷却パイプにて担われることとな
る。他方、第２冷却パイプは上記第１冷却パイプとの接
続部での自軸まわりにおける取付角度位置を調整可能と
されるから、接続対象としての船内側給水経路のレイア
ウトの変更に追随して上記取付角度位置を任意に設定で
きる。したがって、冷却パイプやその取付部品を形状変
更することなく、船内側給水経路のレイアウト変更に応
じて冷却パイプの取付角度を容易に変更できる。
冷却パイプとの接続にて構成され、冷却パイプにおいて
固定ブラケットに固定保持されかつ船外側給水経路に接
続される部分は第１冷却パイプにて担われることとな
る。他方、第２冷却パイプは上記第１冷却パイプとの接
続部での自軸まわりにおける取付角度位置を調整可能と
されるから、接続対象としての船内側給水経路のレイア
ウトの変更に追随して上記取付角度位置を任意に設定で
きる。したがって、冷却パイプやその取付部品を形状変
更することなく、船内側給水経路のレイアウト変更に応
じて冷却パイプの取付角度を容易に変更できる。
［実施例］ 第１図は本発明の第１実施例を示す側面図、第２図は
第１図の模式平面図、第３図は第１図の要部断面図、第
４図は第３図の要部拡大図、第５図は第４図の要部分解
図、第６図は第２冷却パイプの首振り状態を示す模式
図、第７図は変形例を示す模式図、第８図は第２実施例
を示す要部断面図、第９図は第２冷却パイプの首振り状
態を示す模式図である。
第１図の模式平面図、第３図は第１図の要部断面図、第
４図は第３図の要部拡大図、第５図は第４図の要部分解
図、第６図は第２冷却パイプの首振り状態を示す模式
図、第７図は変形例を示す模式図、第８図は第２実施例
を示す要部断面図、第９図は第２冷却パイプの首振り状
態を示す模式図である。
船内外機10は、第１図に示す如く、船内にエンジン11
を設置し、船体12に固定される固定ブラケット（ジンバ
ルハウジング）13に推進ユニット14を転舵および傾動可
能に支持し、エンジン出力を伝動軸15（第３図参照）等
を介して推進ユニット14のプロペラ15Aに伝達する。
を設置し、船体12に固定される固定ブラケット（ジンバ
ルハウジング）13に推進ユニット14を転舵および傾動可
能に支持し、エンジン出力を伝動軸15（第３図参照）等
を介して推進ユニット14のプロペラ15Aに伝達する。
船内外機10は、エンジン11に冷却水ポンプ16を備えて
いる。ここで、推進ユニット14は水取入口17、給水路1
8、および給水ホース19からなる船外側給水経路を備え
ている。また、エンジン11のまわりに船内側給水経路を
構成する給水ホース20が所定のレイアウトにしたがって
設置されている（第２図参照）。さらに、船外側の給水
ホース19と船内側の給水ホース20とは第１冷却パイプ21
と第２冷却パイプ22にて連通されている。
いる。ここで、推進ユニット14は水取入口17、給水路1
8、および給水ホース19からなる船外側給水経路を備え
ている。また、エンジン11のまわりに船内側給水経路を
構成する給水ホース20が所定のレイアウトにしたがって
設置されている（第２図参照）。さらに、船外側の給水
ホース19と船内側の給水ホース20とは第１冷却パイプ21
と第２冷却パイプ22にて連通されている。
すなわち、第１冷却パイプ21は船外側の給水ホース19
に接続され、第２冷却パイプ22は船内側の給水ホース20
に接続され、かつ両者は固定ブラケット13の位置にて相
互に接続されている。
に接続され、第２冷却パイプ22は船内側の給水ホース20
に接続され、かつ両者は固定ブラケット13の位置にて相
互に接続されている。
第１冷却パイプ21の第２冷却パイプ22との接続端部21
Aは、第３図、第４図に示す如く、固定ブラケット13に
設けられる貫通孔23を貫通し、該貫通孔23に設けられる
液封部材24を介して液封状態で保持される。なお、第１
冷却パイプ21の接続端部21Aは第５図に示す如くフラン
ジ状とされ、船外側給水ホース19がチルトアップ時に変
形しても、液封部材24から抜けないようになっている。
Aは、第３図、第４図に示す如く、固定ブラケット13に
設けられる貫通孔23を貫通し、該貫通孔23に設けられる
液封部材24を介して液封状態で保持される。なお、第１
冷却パイプ21の接続端部21Aは第５図に示す如くフラン
ジ状とされ、船外側給水ホース19がチルトアップ時に変
形しても、液封部材24から抜けないようになっている。
第２冷却パイプ22の第１冷却パイプ21との接続端部22
Aは、第３図、第４図に示す如く、固定ブラケット13の
内面に固定される抑え板（支持部材）25により第１冷却
パイプ21の接続端部21Aと液封状態で連通するように保
持されている。26は取付ボルトである。なお、第２冷却
パイプ22の接続端部22Aは第５図に示す如くフランジ状
とされ、抑え板25の内面との間にＯリング27を挟むよう
になっている。
Aは、第３図、第４図に示す如く、固定ブラケット13の
内面に固定される抑え板（支持部材）25により第１冷却
パイプ21の接続端部21Aと液封状態で連通するように保
持されている。26は取付ボルトである。なお、第２冷却
パイプ22の接続端部22Aは第５図に示す如くフランジ状
とされ、抑え板25の内面との間にＯリング27を挟むよう
になっている。
第１冷却パイプ21と第２冷却パイプ22の間の水洩れは
抑え板25にて圧迫されるＯリング27にて防止され、第１
冷却パイプ21から抑え板25と固定ブラケット13の間への
水洩れは抑え板25にて圧迫される液封部材24にて防止さ
れる。
抑え板25にて圧迫されるＯリング27にて防止され、第１
冷却パイプ21から抑え板25と固定ブラケット13の間への
水洩れは抑え板25にて圧迫される液封部材24にて防止さ
れる。
第１冷却パイプ21の接続端部21Aと第２冷却パイプ22
の接続端部22Aの間には中間板28が装着されている。中
間板28は抑え板25の締付け時に、フランジ状の各接続端
部21A、22Aが変形して液封機能が低下するのを防ぐもの
であり、いずれかのパイプ21、22に接合されていてもよ
い。なお、接続端部21A、22Aのフランジ加工が困難であ
る場合には、第７図に示す如くパイプ21、22の端部に板
29を接合してもよい。この場合には、板29を厚くするこ
とにて中間板28を省くことができる。
の接続端部22Aの間には中間板28が装着されている。中
間板28は抑え板25の締付け時に、フランジ状の各接続端
部21A、22Aが変形して液封機能が低下するのを防ぐもの
であり、いずれかのパイプ21、22に接合されていてもよ
い。なお、接続端部21A、22Aのフランジ加工が困難であ
る場合には、第７図に示す如くパイプ21、22の端部に板
29を接合してもよい。この場合には、板29を厚くするこ
とにて中間板28を省くことができる。
しかしてこの実施例では、抑え板25の締付けを緩めた
状態で、抑え板25が第２冷却パイプ22の接続端部22Aを
回動自在な状態で支持する構造を採用している。これに
より、第１冷却パイプ21との接続における第２冷却パイ
プ22の自軸まわりでの取付角度位置を第６図に矢印で示
す如く任意に調整し、その調整状態を抑え板25の締付け
にて維持できる。
状態で、抑え板25が第２冷却パイプ22の接続端部22Aを
回動自在な状態で支持する構造を採用している。これに
より、第１冷却パイプ21との接続における第２冷却パイ
プ22の自軸まわりでの取付角度位置を第６図に矢印で示
す如く任意に調整し、その調整状態を抑え板25の締付け
にて維持できる。
なお、前記液封部材24は、第１冷却パイプ21の外径部
に装着される内径部と、貫通孔23のテーパ状内径部に装
着されるテーパ状外径部とを備えている。これにより、
第２冷却パイプ22を保持する前記抑え板25が固定ブラケ
ット13への固定状態で上記液封部材24を押圧し、液封部
材24の内径部を第１冷却パイプ21の外径部に密着させ、
液封部材24の外径部を貫通孔23の内径部に密着させるこ
とができる。
に装着される内径部と、貫通孔23のテーパ状内径部に装
着されるテーパ状外径部とを備えている。これにより、
第２冷却パイプ22を保持する前記抑え板25が固定ブラケ
ット13への固定状態で上記液封部材24を押圧し、液封部
材24の内径部を第１冷却パイプ21の外径部に密着させ、
液封部材24の外径部を貫通孔23の内径部に密着させるこ
とができる。
次に、上記第１実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、冷却パイプが第１冷却パイプ21
と第２冷却パイプ22との接続にて構成され、冷却パイプ
において固定ブラケット13に固定保持されかつ船外側給
水経路に接続される部分は第１冷却パイプ21にて担われ
ることとなる。他方、第２冷却パイプ22は上記第１冷却
パイプ21との接続部での自軸まわりにおける取付角度位
置を調整可能とされるから、接続対象としての船内側給
水経路のレイアウトの変更に追随して上記取付角度位置
を任意に設定できる。したがって、冷却パイプやその取
付部品を形状変更することなく、船内側給水経路のレイ
アウト変更に応じて冷却パイプの取付角度を容易に変更
できる。
と第２冷却パイプ22との接続にて構成され、冷却パイプ
において固定ブラケット13に固定保持されかつ船外側給
水経路に接続される部分は第１冷却パイプ21にて担われ
ることとなる。他方、第２冷却パイプ22は上記第１冷却
パイプ21との接続部での自軸まわりにおける取付角度位
置を調整可能とされるから、接続対象としての船内側給
水経路のレイアウトの変更に追随して上記取付角度位置
を任意に設定できる。したがって、冷却パイプやその取
付部品を形状変更することなく、船内側給水経路のレイ
アウト変更に応じて冷却パイプの取付角度を容易に変更
できる。
第２実施例を示す第８図、第９図において、前記第１
実施例におけると異なる部分は、第１冷却パイプ31、第
２冷却パイプ32、抑え板（支持部材）33の構造である。
34は取付ボルトである。この第２実施例にあっては、抑
え板33が第２冷却パイプ32の接続端部32Aをロー付等に
より固定的に支持し、かつ該抑え板33が固定ブラケット
13の内面に対する取付角度位置をその取付ボルト孔35の
選定により調整できるようになっている。なお、第１冷
却パイプ31の接続端部31Aは液封部材24からの抜止めの
ための拡管加工を施されて、抑え板33の袋内に位置して
いる。
実施例におけると異なる部分は、第１冷却パイプ31、第
２冷却パイプ32、抑え板（支持部材）33の構造である。
34は取付ボルトである。この第２実施例にあっては、抑
え板33が第２冷却パイプ32の接続端部32Aをロー付等に
より固定的に支持し、かつ該抑え板33が固定ブラケット
13の内面に対する取付角度位置をその取付ボルト孔35の
選定により調整できるようになっている。なお、第１冷
却パイプ31の接続端部31Aは液封部材24からの抜止めの
ための拡管加工を施されて、抑え板33の袋内に位置して
いる。
すなわち、この第２実施例にあっても、第２冷却パイ
プ32の取付角度位置を第９図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）に
示す如く中央、左舷側、右舷側の任意の方向に設定でき
る。
プ32の取付角度位置を第９図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）に
示す如く中央、左舷側、右舷側の任意の方向に設定でき
る。
［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、冷却パイプが第１冷
却パイプと第２冷却パイプとの接続にて構成され、冷却
パイプにおいて固定ブラケットに固定保持されかつ船外
側給水経路に接続される部分は第１冷却パイプにて担わ
れることとなる。他方、第２冷却パイプは上記第１冷却
パイプとの接続部での自軸まわりにおける取付角度位置
を調整可能とされるから、接続対象としての船内側給水
経路のレイアウトの変更に追随して上記取付角度位置を
任意に設定できる。したがって、冷却パイプやその取付
部品を形状変更することなく、船内側給水経路のレイア
ウト変更に応じて冷却パイプの取付角度を容易に変更で
きる。
却パイプと第２冷却パイプとの接続にて構成され、冷却
パイプにおいて固定ブラケットに固定保持されかつ船外
側給水経路に接続される部分は第１冷却パイプにて担わ
れることとなる。他方、第２冷却パイプは上記第１冷却
パイプとの接続部での自軸まわりにおける取付角度位置
を調整可能とされるから、接続対象としての船内側給水
経路のレイアウトの変更に追随して上記取付角度位置を
任意に設定できる。したがって、冷却パイプやその取付
部品を形状変更することなく、船内側給水経路のレイア
ウト変更に応じて冷却パイプの取付角度を容易に変更で
きる。
第１図は本発明の第１実施例を示す側面図、第２図は第
１図の模式平面図、第３図は第１図の要部断面図、第４
図は第３図の要部拡大図、第５図は第４図の要部分解
図、第６図は第２冷却パイプの首振り状態を示す模式
図、第７図は変形例を示す模式図、第８図は第２実施例
を示す要部断面図、第９図は第２冷却パイプの首振り状
態を示す模式図である。 10……船内外機、 11……エンジン、 12……船体、 13……固定ブラケット、 14……推進ユニット、 19……給水ホース（船外側給水経路）、 20……給水ホース（船内側給水経路）、 21……第１冷却パイプ、 21A……接続端部、 22……第２冷却パイプ、 22A……接続端部、 23……貫通孔、 24……液封部材、 25……抑え板（支持部材）、 31……第１冷却パイプ、 31A……接続端部、 32……第２冷却パイプ、 32A……接続端部、 33……抑え板（支持部材）、 35……取付ボルト孔。
１図の模式平面図、第３図は第１図の要部断面図、第４
図は第３図の要部拡大図、第５図は第４図の要部分解
図、第６図は第２冷却パイプの首振り状態を示す模式
図、第７図は変形例を示す模式図、第８図は第２実施例
を示す要部断面図、第９図は第２冷却パイプの首振り状
態を示す模式図である。 10……船内外機、 11……エンジン、 12……船体、 13……固定ブラケット、 14……推進ユニット、 19……給水ホース（船外側給水経路）、 20……給水ホース（船内側給水経路）、 21……第１冷却パイプ、 21A……接続端部、 22……第２冷却パイプ、 22A……接続端部、 23……貫通孔、 24……液封部材、 25……抑え板（支持部材）、 31……第１冷却パイプ、 31A……接続端部、 32……第２冷却パイプ、 32A……接続端部、 33……抑え板（支持部材）、 35……取付ボルト孔。
Claims (4)
- 【請求項１】船内にエンジンを配置し、船体に固定され
る固定ブラケットに推進ユニットを転舵および傾動可能
に支持し、エンジン出力を推進ユニットに伝達するとと
もに、推進ユニットに船外側給水経路を設け、かつエン
ジンまわりに船内側給水経路を設け、船外側給水経路と
船内側給水経路とを冷却パイプにて連通してなる船内外
機の冷却水供給構造において、冷却パイプが船外側給水
経路の側に接続される第１冷却パイプと船内側給水経路
の側に接続される第２冷却パイプとを相互に接続して形
成され、第１冷却パイプの第２冷却パイプとの接続端部
が、固定ブラケットに設けられる貫通孔を貫通し、該貫
通孔に液封状態で保持され、第２冷却パイプの第１冷却
パイプとの接続端部が、固定ブラケットの内面に固定さ
れる支持部材により第１冷却パイプの接続端部と液封状
態で連通するように保持され、さらに、第１冷却パイプ
との接続部における第２冷却パイプの自軸まわりでの取
付角度位置を調整する手段が設けられてなることを特徴
とする船内外機の冷却水供給構造。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項において、第２冷却
パイプの取付角度位置を調整する手段は、支持部材が第
２冷却パイプの接続端部を回動可能な状態で支持する構
造である船内外機の冷却水供給構造。 - 【請求項３】特許請求の範囲第１項において、第２冷却
パイプの取付角度位置を調整する手段は、支持部材が第
２冷却パイプの接続端部を固定的に支持し、かつ該支持
部材が固定ブラケットの内面に対する取付角度位置を調
整できる構造である船内外機の冷却水供給構造。 - 【請求項４】特許請求の範囲第１項ないし第３項のいず
れかにおいて、第１冷却パイプを固定部材の貫通孔に液
封する液封部材が、第１冷却パイプの外径部に装着され
る内径部と、貫通孔のテーパ状内径部に装着されるテー
パ状外径部とを備え、第２冷却パイプを保持する前記支
持部材が固定ブラケットへの固定状態で上記液封部材を
押圧し、液封部材の内径部を第１冷却パイプの外径部に
密着させ、液封部材の外径部の貫通孔の内径部に密着さ
せる構造である船内外機の冷却水供給構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62329646A JP2604611B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 船内外機の冷却水供給構造 |
| US07/290,444 US4955837A (en) | 1987-12-28 | 1988-12-27 | Cooling water feed structure for inboard/outboard engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62329646A JP2604611B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 船内外機の冷却水供給構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01175592A JPH01175592A (ja) | 1989-07-12 |
| JP2604611B2 true JP2604611B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=18223669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62329646A Expired - Lifetime JP2604611B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 船内外機の冷却水供給構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4955837A (ja) |
| JP (1) | JP2604611B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE470354B (sv) * | 1992-06-22 | 1994-01-31 | Volvo Penta Ab | Båtpropellerdrev med kylvattenintag |
| US6675749B2 (en) | 2001-03-26 | 2004-01-13 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Cooling system for marine drive |
| JP2008044557A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Yanmar Co Ltd | 船舶の推進装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3181495A (en) * | 1963-01-07 | 1965-05-04 | Kiekhaefer Corp | Coolant supply and exhaust discharge means for inboard-outboard drives |
| US4699598A (en) * | 1985-04-10 | 1987-10-13 | Outboard Marine Corporation | Marine propulsion device water supply system |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62329646A patent/JP2604611B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-12-27 US US07/290,444 patent/US4955837A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4955837A (en) | 1990-09-11 |
| JPH01175592A (ja) | 1989-07-12 |
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