JPH06322542A - 薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成装置

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Publication number
JPH06322542A
JPH06322542A JP13536393A JP13536393A JPH06322542A JP H06322542 A JPH06322542 A JP H06322542A JP 13536393 A JP13536393 A JP 13536393A JP 13536393 A JP13536393 A JP 13536393A JP H06322542 A JPH06322542 A JP H06322542A
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JP
Japan
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substrate
chamber
carrier
substrate holder
thin film
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Pending
Application number
JP13536393A
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English (en)
Inventor
Yoichi Morita
陽一 盛田
Junichi Osako
純一 大迫
Teiji Honjo
禎治 本庄
Seiichi Miyai
清一 宮井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] コンパクトでしかも多層薄膜成形を効率的に
行なうことができる装置を提供することを目的とする。 [構成] 小型の真空薄膜形成装置において、複数の独
立プロセスチャンバ21〜24を備え、ロードロックチ
ャンバ11内で基板38が装着された基板ホルダ37を
搬送機32によってこれらのプロセスチャンバ21〜2
4に順次移動させることによって、多層薄膜を連続して
成膜できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の薄膜形成装置は単一のプロセスチ
ャンバを具備し、しかもプロセスチャンバは大型のベル
ジャータイプ(釣鐘型)のものが一般に使用されてお
り、このようなプロセスチャンバの中に複数のカソード
を装備し、シャッタを用いて必要なターゲットを選択す
るようにしていた。
【0003】特公平3−77274号公報には、円周方
向に沿って複数のプロセスチャンバを具備し、円板状の
搬送手段によって基板を上記複数のプロセスチャンバに
順次搬送するようにしたマルチチャンバタイプの真空薄
膜形成装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシングルチャン
バ型の薄膜形成装置は、チャンバが1つしかないために
クロスコンタミネーションが発生する問題がある。また
マルチチャンバ型の真空薄膜形成装置においては、各チ
ャンバ間をゲートバルブで仕切らなければならず、装置
が高価になる問題がある。
【0005】特公平3−77274号公報に開示されて
いるマルチチャンバ型の薄膜形成装置は、回転中心に対
して円周方向に沿って複数のプロセスチャンバをそれぞ
れそれらの軸線が回転軸と平行になるように配してお
り、基板が横置き型になっているために、装置の占有面
積が大きい欠点がある。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、複数の独立したプロセスチャンバによ
って多層膜を同時に複数成膜することができるととも
に、そのための占有面積が比較的小さく、装置をコンパ
クトに構成できる薄膜形成装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、装置のほ
ぼ中央部において基板を保持する基板ホルダが垂直な回
転軸線の周囲を回転できるようになっているトランスフ
ァチャンバと、前記垂直な回転軸線に沿って前記基板ホ
ルダを回転させるとともに、前記回転軸に対して垂直に
放射状方向に前記基板ホルダを移動させる搬送機と、前
記トランスファチャンバの外周側において軸線が放射状
方向に延びるように配されており、前記基板ホルダによ
って保持されている基板上にそれぞれ薄膜を形成するよ
うになっている複数のプロセスチャンバと、をそれぞれ
具備することを特徴とする薄膜形成装置に関するもので
ある。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明において、
前記トランスファチャンバの上部または下部にロードロ
ックチャンバが設けられるとともに、前記搬送機が前記
基板ホルダを上下方向に移動するようになし、前記ロー
ドロックチャンバにおいて前記基板ホルダに基板を取付
け、トランスファチャンバを通って前記プロセスチャン
バに基板を装着するようにしたものである。
【0009】第3の発明は、上記第1の発明において、
前記基板ホルダを前記搬送機によって前記プロセスチャ
ンバに押付けることによって前記プロセスチャンバを密
封するようにしたものである。
【0010】第4の発明は、上記第1の発明において、
前記搬送機の垂直に配された回転軸を上方と下方とでそ
れぞれ支持するようにしたものである。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、基板ホルダによって保持
されている基板を搬送機によって回転させながらトラン
スファチャンバの外周側において軸線が放射状に延びる
ように配されているプロセスチャンバに順次装着すると
ともに、各プロセスチャンバにおいて順次薄膜形成を行
なうことによって、多層の薄膜の成膜が行なわれる。
【0012】第2の発明によれば、ロードロックチャン
バにおいて基板ホルダに基板が取付けられる。そしてこ
の後に搬送機が基板ホルダを上下方向に移動させ、ロー
ドロックチャンバからトランスファチャンバに基板ホル
ダが送られる。そしてこの基板ホルダに保持されている
基板が回転軸に対して垂直に放射状方向に移動されてプ
ロセスチャンバに基板が装着されるようになる。
【0013】第3の発明によれば、基板ホルダを搬送機
によってプロセスチャンバに押付けると、プロセスチャ
ンバが密封されることになる。従ってこの状態でプロセ
スチャンバ内の排気を行なうことによって、プロセスチ
ャンバの中が真空になり、薄膜を成形する雰囲気が形成
されることになる。
【0014】第4の発明によれば、上方と下方とでそれ
ぞれ支持されている回転軸を備える搬送機によって基板
ホルダが回転されるとともに、回転軸に対して垂直に放
射状方向に基板ホルダが移動されることになる。
【0015】
【実施例】実施例1 図1〜図7によって第1の実施例を説明する。この実施
例は図1に示すように架台8を備えるとともに、架台8
上にはベース9が支持されている。そしてベース9上に
はトランスファチャンバ10が支持されるとともに、ト
ランスファチャンバ10の上部にロードロックチャンバ
11が配置されるようになっている。しかもトランスフ
ァチャンバ10とロードロックチャンバ11との間には
ゲートバルブ12が配されており、アクチュエータ13
によってその開閉が行なわれるようになっている。
【0016】ロードロックチャンバ11の上部には角柱
状の搬送機ケース16が突出されるとともに、このケー
ス16の上端には垂直に搬送機回転用モータ17が取付
けられている。また上記搬送機ケース16の側部であっ
てロードロックチャンバ11の上部には搬送機昇降用モ
ータ18が取付けられている。またロードロックチャン
バ11の前面側には基板の装着および取出しを行なうた
めのデイスクローディングポート19が設けられてい
る。
【0017】これに対して直方体状をなすトランスファ
チャンバ10の4辺にはそれぞれプロセスチャンバ2
1、22、23、24が設けられている。これらのプロ
セスチャンバ21〜24の先端部にはそれぞれカソード
20が取付けられている。
【0018】またプロセスチャンバ21〜24の下部に
は図1および図2に示すように排気管25が接続されて
いる。そして排気管25の下端側にはゲートバルブ26
が取付けられている。ゲートバルブ26の下端側にはト
ラップ27が接続されるとともに、このトラップ27の
先端側の部分にターボ分子ポンプ28が取付けられてお
り、このターボ分子ポンプ28によってそれぞれのプロ
セスチャンバ21を互いに独立に真空にできるようにな
っている。
【0019】次に上記トランスファチャンバ10および
ロードロックチャンバ11内において昇降可能になって
いる搬送機32について図2および図3によって説明す
る。搬送機32は中軸33と外軸34とから構成されて
いる。そして外軸34の下端側の部分には90°間隔で
4本のフロッグレッグ35が回転自在に取付けられてい
る。また中軸33の下端側には90°間隔で4本のフロ
ッグレッグ36が取付けられている。
【0020】そして一対のフロッグレッグ35、36に
よって基板ホルダ37が支持されるようになっている。
すなわち搬送機32は4対のフロッグレッグ35、36
を備えており、これによって4個の基板ホルダ37を支
持するようになっている。そして基板ホルダ37によっ
て基板38が支持されるようになっている。
【0021】このように本実施例に係る薄膜形成装置
は、複数のプロセスチャンバ21〜24を具備し、トラ
ンスファチャンバ10の外周側に放射状に配置されてい
る。トランスファチャンバ10の形状を多角形もしくは
円筒型にし、その形状を変更することによって、プロセ
スチャンバ21〜24の数を自由に増やすことができ
る。
【0022】ロードロックチャンバ11はトランスファ
チャンバ10の上側に位置しており、ゲートバルブ12
を介してトランスファチャンバ10と遮断されるように
なっている。トランスファチャンバ10内には図3に示
す搬送機32が収納されており、その昇降機能によって
ロードロックチャンバ11とトランスファチャンバ10
との間を昇降自在に移動するようになっている。
【0023】搬送機32は図3に示すような形状になっ
ており、ロードロックチャンバ11側上方から懸架され
たシャフト33、34の先端部にフロッグレッグ35、
36を介して基板38を保持する基板ホルダ37が放射
状にプロセスチャンバ21〜24の方向にプロセスチャ
ンバ21〜24の数と同数取付けられている。基板ホル
ダ37は円盤状をなしており、フロッグレッグ35、3
6の開閉運動に応じてプロセスチャンバ21〜24の開
口の周縁部に設けられているOリングによってシールさ
れ、バルブレス方式の密閉および開放機構を実現してい
る。
【0024】基板ホルダ37上には成膜面を上(外側)
にして基板38が装着されるようになっており、フロッ
グレッグ35、36が回動して基板ホルダ38を放射状
に外周側に移動させると、プロセスチャンバ21〜24
に押付けられることになり、基板ホルダ37それ自体が
プロセスチャンバ21〜24の中心側の壁の部分を構成
することになる。
【0025】プロセスチャンバ21〜24は互いに完全
に独立しており、それぞれのチャンバ21〜24がカソ
ード20、排気装置、3系統のガス導入機構およびその
制御装置を備えている。そしてそれぞれのプロセスチャ
ンバ21〜24のターゲット、カソード20、および導
入ガスを変更することによって、異種薄膜の同時成膜が
可能になっている。
【0026】各プロセスチャンバ21〜24はそれぞれ
取外し可能になっており、これらのプロセスチャンバ2
1〜24およびそれらのカソード20、ターゲットを変
えるだけで他の薄膜の成膜装置に容易に変更できる。ま
たプロセスチャンバ21〜24を膜厚モニタ用チャンバ
に変更すれば、INSITUでの膜厚測定が可能にな
る。
【0027】搬送機構32は次の3つの独立の働きをす
ることによって、ロードロックチャンバ11からプロセ
スチャンバ10に基板38を送込むことができるように
なっている。
【0028】 図5に示すように搬送機32全体の上
下動によって搬送機32毎に基板38をロードロックチ
ャンバ11からトランスファチャンバ10に移動する。
【0029】 図4に示すように搬送機32のフロッ
グレッグ35、36が伸長することによって、基板ホル
ダ37毎に基板38をプロセスチャンバ21〜24に押
付けることができる。
【0030】 図6に示すように搬送機32を回転す
ることによって、基板ホルダ37を介して基板38を各
プロセスチャンバ21〜24間を移動することができる
ようになっている。
【0031】本実施例に係るシステムは、プロセスチャ
ンバ21を階層構造にして縦方向に延ばし、あるいはま
たロードロックチャンバ11間を連結して横方向に延長
することで、容易にシステムインテグレーションが可能
になる。
【0032】次に図1、図2および図7を参照しながら
多層膜同時成膜プロセスを説明する。
【0033】ステップ1 基板の装着 ロードロックチャンバ11中に搬送器32が上昇し、し
かもトランスファチャンバ10との間にあるゲートバル
ブ12を閉じた状態でロードロックチャンバ11を大気
圧に戻す。そしてロードロックチャンバ11のディスク
ローディングポート19を開放し、搬送器32の先端部
に取付けられている4枚の基板ホルダ37に、搬送機3
2を順次回転しながら基板38を装着する。
【0034】ステップ2 基板の搬送機室への移動 ロードロックチャンバ11のディスクローディングポー
ト19を閉じ、ロードロックチャンバ11を荒引きし、
その中の気圧がトランスファチャンバ10内の圧力と同
圧になったら、アクチュエータ13によってゲートバル
ブ12を開放する。そして基板38が装着された基板ホ
ルダ37を取付けている搬送機32全体を下降させ、ト
ランスファチャンバ10内に移動させる。
【0035】ステップ3 第1の基板への第1膜の成膜 搬送機32のフロッグレッグ35、36を回動させて伸
長し、基板ホルダ37を各プロセスチャンバ21〜24
へ押付ける。このときに第1の基板はプロセスチャンバ
21へ、第2の基板はプロセスチャンバ22へ、第3の
基板はプロセスチャンバ23へ、第4の基板はプロセス
チャンバ24へそれぞれ圧着するように移動させる。
【0036】そして各プロセスチャンバ21〜24を基
板ホルダ37によって密閉するとともに、各プロセスチ
ャンバ21〜24に接続されているターボ分子ポンプ3
8によってこれらのプロセスチャンバ21〜24を高真
空にする。そして高真空に到達したならば、プロセスチ
ャンバ21のみにスパッタガス、または反応ガスを導入
し、成膜処理を行ない、第1の基板に第1層を形成す
る。
【0037】ステップ4 第1の基板への第2層成膜、
第2の基板への第1層成膜 ステップ3の成膜処理後、プロセスチャンバ21〜24
とトランスファチャンバ10とを同圧にする。そして搬
送機32のフロッグレッグ35、36を短縮し、成膜さ
れた第1の基板および成膜されていない第2〜第4の基
板をトランスファチャンバ10側へ移動させる。そして
この後に搬送機32を90°回転させる。これによって
第1の基板はプロセスチャンバ22と対向し、第2の基
板はプロセスチャンバ21と対向し、第3の基板はプロ
セスチャンバ24と対向し、第4の基板はプロセスチャ
ンバ23に対向する。
【0038】搬送機32が回転を終了したならば、ステ
ップ3と同様にして各基板38を搬送機32のフロッグ
レッグ35、36の回動によってプロセスチャンバ21
〜24に装着する。またステップ3と同様にしてプロセ
スチャンバ21〜24をターボ分子ポンプ28によって
高真空にして成膜処理を行なう。このときにプロセスチ
ャンバ22内において第1の基板上に第1層の上に第2
層を成膜する。またプロセスチャンバ21内において第
2の基板上に第1層の成膜を行なう。
【0039】ステップ5 第1の基板に第3層、第2の
基板に第2層、第3の基板に第1層の成膜 ステップ4の成膜を終了したならば、搬送機32のフロ
ッグレッグ35、36を短縮させて基板ホルダ37に支
持されている基板38をトランスファチャンバ10に戻
し、次いで搬送機32を90°回転させる。そして隣接
するプロセスチャンバ21〜24に基板を送込む。そし
てこの後に各プロセスチャンバ21〜24をターボ分子
ポンプ28によって高真空にし、成膜処理を行なう。す
なわち第1の基板に第3層を形成し、第2の基板に第2
層を形成し、第3の基板に第1層を形成する。
【0040】ステップ6 第1の基板に第4層、第2の
基板に第3層、第3の基板に第2層、第4の基板に第1
層の成膜 ステップ5の成膜を終ったならば、上記ステップ5と同
様にして基板38をトランスファチャンバ10に戻し、
搬送機32を回転させて次の隣接するプロセスチャンバ
に基板38を装着する。そして各プロセスチャンバ21
〜24を高真空にして第1の基板に第4層を、第2の基
板に第3層を、第3の基板に第2層を、第4の基板に第
1層をそれぞれ成膜する。
【0041】ステップ7 第2の基板に第4層、第3の
基板に第3層、第4の基板に第2層の成膜 4枚の基板38をトランスファチャンバ10内に戻し、
搬送機32をさらに90°回転させる。そして各プロセ
スチャンバを高真空にし、プロセスチャンバ24によっ
て第2の基板上に第4層を、プロセスチャンバ23によ
って第3の基板上に第3層を、プロセスチャンバ22に
よって第4の基板に第2層を成膜する。
【0042】ステップ8 第3の基板に第4層、第2の
基板に第3層の成膜 4枚の基板38をトランスファチャンバ10内に戻し、
搬送機32をさらに90°回転させて次のプロセスチャ
ンバに各基板を装着する。そして各プロセスチャンバを
高真空にし、プロセスチャンバ24によって第3の基板
上に第4層を、プロセスチャンバ23によって第4の基
板上に第3層を成膜する。
【0043】ステップ9 第4の基板に第4層の成膜 4枚の基板をトランスファチャンバ10内に戻し、搬送
機32をさらに90°回転させて次のプロセスチャンバ
に各基板を装着する。そして各プロセスチャンバを高真
空にし、プロセスチャンバ24によって第4の基板に第
層を成膜する。
【0044】ステップ10 成膜された基板の取出し 総ての成膜処理終了後、搬送機32のフロッグレッグ3
5、36を短縮させ、基板38をプロセスチャンバ21
〜24からトランスファチャンバ10に移動させる。そ
して4層の成膜が行なわれた4枚の基板38を保持して
いる搬送機32を上昇させ、トランスファチャンバ10
からロードロックチャンバ11へ移動させる。そしてゲ
ートバルブ12をアクチュエータ13によって閉じると
ともに、ロードロックチャンバ11を大気圧に戻す。そ
してディスクローディングポート19を開き、搬送機3
2の基板ホルダ37から基板38を回収する。
【0045】このように本実施例に係る薄膜成形装置
は、プロセスチャンバ21〜24の内容量が2000c
c以下の小型の真空薄膜形成装置であって、しかも複数
の独立したプロセスチャンバ21〜24を有し、多層膜
を同時に複数成膜できる真空薄膜形成装置に関するもの
である。
【0046】そしてプロセスチャンバ21〜24はトラ
ンスファチャンバ10を中心としてその外周部に放射状
に配置され、トランスファチャンバ10の上部に位置す
るロードロックチャンバ11から搬送機32によって基
板38を任意のプロセスチャンバ21〜24へ自由に搬
送できるという特徴を有している。
【0047】しかもそれぞれのプロセスチャンバ21〜
24が真空排気装置、カソード20、ガス導入機構、ス
パッタ電源およびそれらの制御装置を備え、完全に独立
している。そしてチャンバ21〜24の交換によって自
由に装置構成を変更できるようになっている。搬送機3
2の基板ホルダ37の外周部をプロセスチャンバ21〜
24に押圧することによって、プロセスチャンバ21〜
24を密封して真空状態にすることが可能になってお
り、各プロセスチャンバ21〜24をゲートバルブで仕
切ることなくしかも高真空を発生するようにしている。
【0048】このような顕著な特徴を有する薄膜形成装
置は、次のような優れた作用効果を奏する。
【0049】 枚葉式の独立のマルチチャンバ型のス
パッタ装置から成る薄膜形成装置であるために、多層膜
成膜の生産性がよい。
【0050】 各プロセスチャンバ21〜24がそれ
ぞれユニット式になっているので、システムインテグレ
ーションが容易である。また各チャンバ21〜24とカ
ソード20とを交換するだけでCVDやRFスパッタを
行なうことができる。またプロセスチャンバ21〜24
を膜厚測定用チャンバに交換すれば、INSITUの膜
厚モニタも実現可能になる。
【0051】 複数のプロセスチャンバを持つにもか
かわらず、装置全体をコンパクトにし、占有床面積を小
さくすることが可能になる。
【0052】 特殊な搬送機32によって基板38を
ロードロックチャンバ11から各プロセスチャンバ21
〜24へ自由に搬送することができる。
【0053】 プロセスチャンバ21〜24がそれぞ
れ独立しているために、各プロセスチャンバ21〜24
間のクロスコンタミネーションが起らない。
【0054】 各プロセスチャンバ21〜24が独立
のユニットになっているために、メインテナンスが容易
である。
【0055】 各プロセスチャンバ21〜24および
トランスファチャンバ10間を基板ホルダ37の搬送機
32のフロッグレッグ35、36による押付け機構によ
って密閉および開放できるために、各プロセスチャンバ
21〜24がゲートバルブを必要とせず、構造を簡略化
して安価に組立てることが可能になる。
【0056】 膜の形成は基板38を垂直に立ててサ
イド方向から行なうようにしているために、パーティク
ルによる基板の汚染が少なくなる。
【0057】実施例2 次に図8および図9によって第2の実施例を説明する。
この実施例は、トランスファチャンバ10およびロード
ロックチャンバ11をともに6角形にして上下に重合わ
せるようにしている。そしてとくにトランスファチャン
バ10の外周側の6面にそれぞれ6個のプロセスチャン
バ41、42、43、44、45、46を取付けるよう
にしている。すなわちトランスファチャンバ10を4角
形から6角形に変更してプロセスチャンバ41〜46の
数を多くしたものである。
【0058】このようにプロセスチャンバ41〜46の
数が増加するために、最大6層までの多層の薄膜の形成
が可能になる。なお図9は内部における搬送機32に支
持される基板ホルダ37の配置を示しており、ここでは
各プロセスチャンバ41〜46に対応して6個の基板ホ
ルダ37が搬送機32に取付けられている。
【0059】実施例3 第3の実施例を図10および図11によって説明する。
ここではトランスファチャンバ10を2段に形成し、2
階建てにして上下2段にプロセスチャンバ41〜48を
配するようにしている。すなわち上段のトランスファチ
ャンバ10の外周側の4面にプロセスチャンバ41〜4
4を取付けるとともに、下段のトランスファチャンバ1
0の外周側の4面にプロセスチャンバ45〜48を取付
けるようにしている。そして搬送機32は図11に示す
ように、ロードロックチャンバ11と上段のトランスフ
ァチャンバ10との間のみならず、下段のトランスファ
チャンバ10へも基板ホルダ37の搬送を可能にしてい
る。
【0060】従ってこのような構成によれば、最大8層
の多層薄膜の形成が可能になる。しかも上下2段にトラ
ンスファチャンバ10を2階建てにして配しているため
に、占有床面積を増加することなくプロセスチャンバ4
1〜48の数を増やすことが可能になる。
【0061】実施例4 次に第4の実施例を図12および図13によって説明す
る。この実施例はトランスファチャンバ10の上下にそ
れぞれロードロックチャンバ11を設けるようにし、し
かも搬送機32に図13に示すように上下2段に基板ホ
ルダ37を取付けるようにしたものである。
【0062】このような構造とすることによって、下側
の基板ホルダ37に取付けられている基板をプロセスチ
ャンバ21〜24に装着してこれらのチャンバ21〜2
4内で成膜を行なう際に、上側の基板ホルダ37が上側
のロードロックチャンバ11にあって基板ホルダ37上
の基板38の交換を行なうことが可能になる。
【0063】また搬送機32全体を下方に移動すること
によって、上側の基板ホルダ37を中間のトランスファ
チャンバ10の外周側に設けられているプロセスチャン
バ21〜24に装着して成膜を行なうとともに、このと
きに下側の基板ホルダ37を下側のロードロックチャン
バ11内において成膜済みの基板38の交換を行なうこ
とができる。このようにしてシステム構成を変更するこ
とによって、基板交換時間の無駄をなくして連続して成
膜プロセスを行なうことが可能になる。
【0064】実施例5 次に第5の実施例を図14および図15によって説明す
る。この実施例は基板ホルダ37のプロセスチャンバ2
1への押付け機構をロードロックチャンバ11に応用
し、これによってトランスファチャンバ10とロードロ
ックチャンバ11との間のゲートバルブ12を省略する
ようにしたものである。
【0065】直方体状をなすケーシングの上段側の基板
挿入口51の外周側にロードロックチャンバ11を形成
するとともに、下段側の基板挿入口52の外周側に臨む
ようにプロセスチャンバ21〜24を設けるようにして
いる。上側の基板挿入口51の内側の縁部にはOリング
54が装着されており、このOリング54と基板ホルダ
37とによってロードロックチャンバ11の密封を可能
にしている。またロードロックチャンバ11の外側部に
はハッチ55が装着されるようになっており、Oリング
56を配してシールを行なうようにしている。そしてロ
ードロックチャンバ11とトランスファチャンバ10と
の間の荒引きを行なうために荒引き用バルブ57が設け
られている。
【0066】これに対して下側の基板挿入口52の内側
の縁部にはOリング60が装着されている。またプロセ
スチャンバ21〜24の先端側の部分であってカソード
20の装着位置にはOリング61が取付けられている。
またカソード20の基板挿入口52に臨む部分はシース
62内に収納されたターゲットが配されている。またプ
ロセスチャンバ21〜24とトランスファチャンバ10
との間にはリークバルブ64が設けられている。
【0067】従って搬送機32によってまず基板ホルダ
37を基板挿入口51に嵌合するように装着し、Oリン
グ54でロードロックチャンバ11とトランスファチャ
ンバ10との間をシールする。そしてハッチ55を開い
て基板ホルダ37上に基板38を装着する。そしてハッ
チ55を閉じるとともに、ロードロックチャンバ11の
荒引きを行なった後に基板ホルダ37を搬送機32によ
って中心側へ移動させ、次いで搬送機32によって基板
ホルダ37を下降させる。
【0068】そして今度は基板挿入口52に臨むように
搬送機32のフロッグレッグ35、36によって基板ホ
ルダ37を外周側へ移動させる。そしてOリング60に
よってプロセスチャンバ21を密封する。そしてゲーバ
ルブ26を開き、ターボ分子ポンプ28によってプロセ
スチャンバ21内の排気を行ない、真空にした後に基板
ホルダ37上の基板38上への薄膜の形成を行なう。そ
してこの後に再び基板ホルダ37を上方へ移動し、ロー
ドロックチャンバ11に臨むように基板ホルダ37を移
動させて基板38を取出すことになる。
【0069】このような構造によれば、トランスファチ
ャンバ10内にゲートバルブ12が存在せず、これによ
って搬送機32と干渉する機構がほとんど存在しなくな
る。またロードロックチャンバ11をトランスファチャ
ンバ10の外周側であってその上部にコンパクトにまと
めることができるために、装置全体のコンパクト化が可
能になる。
【0070】実施例6 次に第6の実施例を図16によって説明する。この実施
例はトランスファチャンバ10を6角形にしてその外周
側の4面にプロセスチャンバ21〜24を設けるととも
に、2辺にロードロックチャンバ11を設けるようにし
ている。なお一方のロードロックチャンバ11が基板挿
入用であって、残りのロードロックチャンバ11が基板
搬出用に用いられる。
【0071】このような構成によれば、2次元平面内で
総ての搬送が可能になり、搬送機32は回転運動のみで
連続的に成膜を行なうことが可能になり、枚葉式の生産
スパッタ装置にすることができる。なおこの実施例にお
いて、プロセスチャンバ21〜24およびロードロック
チャンバ11の密封の構造は、上記第5の実施例と同様
の構造を採用している。この実施例において、6角形の
トランスファチャンバ10の外周側の5面にそれぞれプ
ロセスチャンバを設け、残りの1面にロードロックチャ
ンバを設けるとともに、1箇所のロードロックチャンバ
によって基板の挿入と搬出を行なうようにすれば、5層
膜の成膜が可能になる。
【0072】実施例7 次に第7の実施例を図17〜図20によって説明する。
独立マルチチャンバ式の真空薄膜形成装置において、上
記第1の実施例は、ロードロックチャンバ11からプロ
セスチャンバ21〜24へ基板38を搬送する搬送機3
2は装置上方からの片持ち懸架方式を採用していた。
【0073】この方式は装置の上部に搬送機32の支持
機構を設けることができるものの、基板ホルダ37の位
置決め精度や再現性に不安が残る可能性がある。そこで
この実施例においては、搬送機32の回転軸33および
駆動機構を収納した搬送機ケース16を装置の下方に配
するようにしたものである。
【0074】このような構造によれば、ゲートバルブ1
2の変更を行なうことなく位置決め精度を上げることが
でき、しかも装置の上部に搬送機32の駆動機構を設け
る必要がなくなるために、装置の上部構造を低く抑える
ことができる。なおこの場合にプロセスチャンバ21〜
24がロードロックチャンバ11の上部に設けられてい
るトランスファチャンバ10の外周側に位置するため
に、プロセスチャンバ21〜24の排気管25をロード
ロックチャンバ11の外周に沿って縦方向に配し、ター
ボ分子ポンプ28によって真空吸引を行なうことにな
る。
【0075】このように本実施例は、ロードロックチャ
ンバ11から吊下げられていた搬送機32を、トランス
ファチャンバ10の底部から真空軸受けを介して支持す
ることによって、回転軸33のふらつきを押え、搬送機
32の基板ホルダ37の位置決め精度を上げ、プロセス
チャンバ21〜24の真空到達度を上げるとともに、装
置本体上部より上方に突出していた搬送機ケース16と
駆動用モータ17とを本体下方に取付けることによっ
て、装置の高さ方向の寸法を低く抑えることが可能にな
っている。
【0076】実施例8 次に第8の実施例を図21〜図24によって説明する。
この実施例においては、装置の下方と上方とからそれぞ
れ搬送機32を支持するようにしたものであって、片持
ち式よりも高い位置決め精度を実現している。搬送機の
回転軸33がトランスファチャンバ10を貫いているた
めに、ロードロックチャンバ11とトランスファチャン
バ10とを仕切るための第1の実施例のようなゲートバ
ルブ12を設けることができない。そこで第5の実施例
のような押付け機構を利用した小型のロードロックチャ
ンバ11をトランスファチャンバ10の外側部の一部に
設けるようにし、このロードロックチャンバ11によっ
て基板38の装着と取出しを行なうようにしている。
【0077】このような実施例によれば、回転軸33の
上方支持機構または下方支持機構によっては得られない
基板ホルダ37の位置決め精度を実現することができ
る。またこのような構造を多角形のトランスファチャン
バに応用した場合やあるいは搬送機32の搬送速度を上
げた場合における真空到達度が改善されることになる。
【0078】応用例 以上本発明を複数の実施例によって説明したが、本発明
は上記実施例によって限定されることなく、本発明の技
術的思想に基いて各種の変更が可能である。
【0079】例えば搬送機32の形状を、フレキシブル
な基板ホルダ37を複数個備えた円筒型とし、基板ホル
ダ37の押付け機構をトランスファチャンバ10に固定
する形式にし、基板38の加熱、冷却、およびRFのバ
イアス負荷を可能にしてもよい。
【0080】あるいはまた基板38を複数枚1組として
マガジンあるいはカセットに入れてマガジンごとロード
ロックチャンバ11に挿入し、マガジンから1枚ずつ基
板を直接ロードロックチャンバ11に送込むことによっ
て、基板38の保護と基板38の装着を手軽に行なうよ
うにしてもよい。
【0081】また搬送機32を上方または下方の片側保
持にして、トランスファチャンバ10内の支持機構とは
反対側の部分に回転軸33の位置決め用治具を取付ける
ようにし、搬送機32がその位置にきたときに上記の治
具によって搬送機32の先端を保持し、これによって上
下の両側保持と同様の位置決め精度を出すようにしても
よい。
【0082】
【発明の効果】第1の発明は、装置のほぼ中央部におい
て基板を保持する基板ホルダが垂直な回転軸線の周囲を
回転できるようになっているトランスファチャンバと、
垂直な回転軸線に沿って基板ホルダを回転させるととも
に、回転軸に対して垂直に放射状方向に基板ホルダを移
動させる搬送機と、トランスファチャンバの外周側にお
いて軸線が放射状方向に延びるように配されており、基
板ホルダによって保持されている基板上にそれぞれ薄膜
を形成するようになっている複数のプロセスチャンバと
をそれぞれ具備するようにしたものである。
【0083】従って搬送機によって複数のプロセスチャ
ンバに順次基板を搬送して装着することにより、多層薄
膜を連続して成膜することが可能になる。
【0084】第2の発明は、トランスファチャンバの上
部または下部に配されているロードロックチャンバにお
いて基板ホルダに基板を取付け、トランスファチャンバ
を通ってプロセスチャンバに基板を装着するようにした
ものである。
【0085】従ってこのような構成によれば、複数のプ
ロセスチャンバを持つ薄膜形成装置をコンパクトに構成
することが可能になり、占有床面積を小さくできるよう
になる。
【0086】第3の発明は、基板ホルダを搬送機によっ
てプロセスチャンバに押付けることによってプロセスチ
ャンバを密封するようにしたものである。従ってそれぞ
れのプロセスチャンバにゲートバルブを設けることなく
密封を行なうことが可能になり、構造が簡略化されて装
置を安価にできる。
【0087】第4の発明は、搬送機の垂直に配された回
転軸を上方と下方とでそれぞれ支持するようにしたもの
である。従ってこのような構成によれば、基板ホルダの
位置決め精度を改善することが可能になり、真空到達度
が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の薄膜形成装置の外観斜視図であ
る。
【図2】この薄膜形成装置の内部構造を示す斜視図であ
る。
【図3】搬送機の外観斜視図である。
【図4】搬送機による基板ホルダの半径方向の移動を示
す斜視図である。
【図5】搬送機による基板ホルダの上下方向の移動を示
す斜視図である。
【図6】搬送機による基板ホルダの回転方向の移動を示
す斜視図である。
【図7】薄膜の多層成形の動作を示す搬送機の斜視図で
ある。
【図8】第2の実施例の薄膜形成装置の斜視図である。
【図9】この薄膜形成装置の内部構造を示す斜視図であ
る。
【図10】第3の実施例の薄膜形成装置の斜視図であ
る。
【図11】薄膜形成装置の内部構造を示す斜視図であ
る。
【図12】第4の実施例の薄膜形成装置を示す斜視図で
ある。
【図13】薄膜形成装置の内部構造を示す斜視図であ
る。
【図14】第5の実施例の薄膜形成装置を示す要部斜視
図である。
【図15】同要部縦断面図である。
【図16】第6の実施例の薄膜形成装置の外観図であ
る。
【図17】第7の実施例の薄膜形成装置を示す外観斜視
図である。
【図18】同内部構造を示す要部斜視図である。
【図19】基板ホルダが下降したときの縦断面図であ
る。
【図20】基板ホルダが上昇したときの縦断面図であ
る。
【図21】第8の実施例の薄膜形成装置の外観斜視図で
ある。
【図22】内部構造を示す要部斜視図である。
【図23】基板ホルダが上昇した状態の縦断面図であ
る。
【図24】基板ホルダが下降した状態の要部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
8 架台 9 ベース 10 トランスファチャンバ 11 ロードロックチャンバ 12 ゲートバルブ 13 アクチュエータ 16 搬送機ケース 17 搬送機回転用モータ 18 搬送機昇降用モータ 19 ディスクローディングポート 20 カソード 21〜24 プロセスチャンバ 25 排気管 26 ゲートバルブ 27 トラップ 28 ターボ分子ポンプ 32 搬送機 33 中軸 34 外軸 35、36 フロッグレッグ 37 基板ホルダ 38 基板 41〜48 プロセスチャンバ 51、52 基板挿入口 54 Oリング 55 ハッチ 56 Oリング 57 荒引き用バルブ 60、61 Oリング 62 シース 63 ターゲット 64 リークバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮井 清一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置のほぼ中央部において基板を保持す
    る基板ホルダが垂直な回転軸線の周囲を回転できるよう
    になっているトランスファチャンバと、 前記垂直な回転軸線に沿って前記基板ホルダを回転させ
    るとともに、前記回転軸に対して垂直に放射状方向に前
    記基板ホルダを移動させる搬送機と、 前記トランスファチャンバの外周側において軸線が放射
    状方向に延びるように配されており、前記基板ホルダに
    よって保持されている基板上にそれぞれ薄膜を形成する
    ようになっている複数のプロセスチャンバと、 をそれぞれ具備することを特徴とする薄膜形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トランスファチャンバの上部または
    下部にロードロックチャンバが設けられるとともに、前
    記搬送機が前記基板ホルダを上下方向に移動するように
    なし、前記ロードロックチャンバにおいて前記基板ホル
    ダに基板を取付け、トランスファチャンバを通って前記
    プロセスチャンバに基板を装着するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の薄膜形成装置。
  3. 【請求項3】 前記基板ホルダを前記搬送機によって前
    記プロセスチャンバに押付けることによって前記プロセ
    スチャンバを密封するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の薄膜形成装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送機の垂直に配された回転軸を上
    方と下方とでそれぞれ支持するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の薄膜形成装置。
JP13536393A 1993-05-13 1993-05-13 薄膜形成装置 Pending JPH06322542A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1617456A1 (de) * 2004-05-28 2006-01-18 Applied Films GmbH & Co. KG Antriebsmechanismus für eine Vakuum-Behandlungsanlage
JP2006274396A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Showa Shinku:Kk 薄膜形成方法及びその装置

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