JPH06322171A - 開孔フィルムの製造方法 - Google Patents

開孔フィルムの製造方法

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JPH06322171A
JPH06322171A JP11024693A JP11024693A JPH06322171A JP H06322171 A JPH06322171 A JP H06322171A JP 11024693 A JP11024693 A JP 11024693A JP 11024693 A JP11024693 A JP 11024693A JP H06322171 A JPH06322171 A JP H06322171A
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JP
Japan
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film
polymer
photodegradable polymer
photodegradable
apertured
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JP11024693A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Yamazaki
崎 和 之 山
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】厚さの均一性に優れ、かつ開孔径および寸法の
安定性に優れる開孔フィルムを製造することができる方
法の提供。 【構成】光分解性ポリマー、光非分解性ポリマーおよび
光分解促進剤を含む樹脂組成物をフィルムに成形した
後、光を照射して光分解性ポリマーを分解させ、開孔す
る工程を有する開孔フィルムの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開孔フィルムの製造方
法に関し、特に、厚さの均一性に優れ、かつ開孔径およ
び寸法の安定性に優れる開孔フィルムを得ることができ
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水濾過フィルター、バッテリーセ
パレータ、青果物包装用フィルム等に、開孔径20〜8
000Å程度の細孔を有する開孔フィルムが使用されて
いる。この開孔フィルムの製造は、従来、フィルムの2
軸延伸による開孔、フィラー入りフィルム、レーザー光
の照射による穿孔等による機械的方法によって行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の方
法においては、延伸等の機械的加工によって、得られる
開孔フィルムの厚さにムラが生じるため、厚さの均一性
に劣り、また残留応力が残るため、開孔フィルムの開孔
径および寸法が変化し易く、寸法安定性に劣る、などの
問題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、厚さの均一性に優
れ、かつ開孔径および寸法の安定性に優れる開孔フィル
ムを製造することができる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、光分解性ポリマー、光非分解性ポリマー
および光分解促進剤を含む樹脂組成物をフィルムに成形
した後、光を照射して光分解性ポリマーを分解させ、開
孔する工程を有する開孔フィルムの製造方法を提供する
ものである。
【0006】以下、本発明の開孔フィルムの製造方法
(以下、「本発明の方法」という)について詳細に説明
する。
【0007】本発明の方法において、開孔フィルムの原
料として用いられる樹脂組成物は、光分解性ポリマー、
光非分解性ポリマーおよび光分解促進剤を主成分とする
ものである。
【0008】光分解性ポリマーとしては、例えば、4−
メチル−1−ペンテン系重合体、ポリプロピレン、ポリ
ブテン、エチレン・プロピレン系熱可塑性エラストマ
ー、ポリエステル系重合体、ポリメチルメタクリレート
等が挙げられる。これらは1種単独でも2種以上を組み
合わせても用いられる。これらの中でも、光分解性ポリ
マーとして4−メチル−1−ペンテン系重合体を使用す
る場合に、本発明の方法は有用である。
【0009】光非分解性ポリマーは、得られる開孔フィ
ルムのマトリックスを構成するものであり、開孔フィル
ムの用途、要求される耐薬品性、分離対象となる物質等
に応じて、所望の特性を有するものが適宜選択される。
この光非分解性ポリマーの具体例としては、超高分子量
ポリエチレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリエステル、ポリカ
ーボネート等が挙げられる。これらは1種単独でも2種
以上を組み合わせても用いられる。これらの中でも、本
発明の開孔フィルムをバッテリーセパレータの用途に供
する場合には、光非分解性ポリマーとして高密度ポリエ
チレン、熱可塑性エラストマーが好ましく、また、青果
物包装用フィルムの用途に供する場合には、光非分解性
ポリマーとして低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリ
エチレンが好ましい。
【0010】樹脂組成物における光分解性ポリマー/光
非分解性ポリマーの配合割合は、通常、10/90〜6
0/40程度の割合であり、光非分解性ポリマーが多孔
質のマトリックスを形成し、適度の機械的強度を保持す
ることができる点で、12/88〜30/70程度の割
合であるのが好ましい。この配合割合によって、得られ
る開孔フィルムの開孔径を調整することができる。例え
ば、0.2〜1μm程度の開孔径の開孔フィルムを製造
する場合には、光分解性ポリマー/光非分解性ポリマー
の配合割合を15/85〜25/75程度の割合にすれ
ばよい。
【0011】また、光分解促進剤としては、例えば、ジ
フェニルケトン、Br2 、4−フェニルベンゾフェノ
ン、ベンゾイルエチルエーテル、ベンゾイル安息香酸メ
チル等が挙げられる。特に、光分解性ポリマーとして、
4−メチル−1−ペンテン系重合体を用いる場合には、
4−フェニルベンゾフェノン、ジフェニルケトン、ベン
ゾイル安息香酸メチルが好ましい。
【0012】樹脂組成物における光分解促進剤の配合量
は、通常、光分解性ポリマーと光非分解性ポリマーの合
計100重量部に対して、0.1〜3重量部程度の割合
であり、所望の開孔径を有する開孔フィルムが得られる
ように、調整される。例えば、光分解性ポリマーとして
4−メチル−1−ペンテン系重合体を用い、光非分解性
ポリマーとして高密度ポリエチレンを用いる場合には、
4−メチル−1−ペンテン系重合体と高密度ポリエチレ
ンの合計100重量部に対して、0.5〜1重量部の割
合である。
【0013】また、樹脂組成物には、前記光分解性ポリ
マー、光非分解性ポリマーおよび光分解促進剤以外に
も、必要に応じて各種の添加剤を配合してもよい。この
添加剤として、例えば、テトラキス〔メチレン−3
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート〕メタン(住友化学社製、商品
名:イルガノックス)、ステアリン酸カルシウム等のプ
ロセス安定剤などが挙げられ、これらは1種単独でも2
種以上を組み合わせても用いられる。
【0014】樹脂組成物の調製の方法は、特に限定され
ず、例えば、光分解性ポリマー、光非分解性ポリマーお
よび光分解促進剤、ならびに必要に応じて各種の添加剤
を、ヘンシェルミキサー、タンブラー等の混合機で混合
した後、押出機に供給して溶融混練する方法;光分解性
ポリマーと、光非分解性ポリマーとに、それぞれ光分解
促進剤、ならびに必要に応じて各種の添加剤を混合し
て、光分解性ポリマーのペレットと、光非分解性ポリマ
ーのペレットを別々に製造した後、これらのペレットを
混合する方法;光分解促進剤のマスターバッチ、光分解
性ポリマー、および光非分解性ポリマーをそれぞれペレ
ット化した後、これらのペレットを混合する方法等が挙
げられる。
【0015】次に、本発明の方法においては、この樹脂
組成物をフィルムに成形する。フィルムを製造する方法
は、特に制限されず、常用の方法を採用することができ
る。例えば、インフレーションフィルム成形法、Tダイ
フィルム成形法、ラミネート成形法等が挙げられる。
【0016】樹脂組成物からなるフィルムの厚さは、開
孔フィルムが使用される用途における大きさの制約、要
求される機械的強度等に応じて、適宜選択されるが、通
常、20〜40μm程度である。
【0017】次に、本発明の方法においては、得られた
樹脂組成物からなるフィルムに、光を照射して光分解性
ポリマーを光分解促進剤の存在下に光分解させ、開孔を
形成させる。
【0018】光の照射方法は、フィルムの上方から直接
照射する方法が一般的である。また、照射光源として
は、水銀灯等が挙げられ、使用する光分解性ポリマーに
応じて適宜選択される。
【0019】以上のようにして得られる本発明の開孔フ
ィルムは、開孔率が、通常、10〜80%程度のもので
あり、本発明の開孔フィルムをバッテリーセパレータ等
の用途に用いる場合には、20〜60%程度のものが好
ましく、また、限外濾過フィルター等の用途に用いる場
合には、50〜80%程度のものが好ましい。
【0020】また、本発明の方法において、開孔フィル
ムは、単層構造のフィルムとしてもよいし、2以上の開
孔フィルムを積層した構造のフィルムとしてもよい。積
層フィルムは、例えば、Tダイから1種または2種以上
の樹脂組成物を共押出して2層以上の積層フィルムを形
成し、これに光を照射して、各層の光分解性ポリマーを
光分解して開孔を形成することができる。このとき、光
分解性ポリマーの配合割合の異なる樹脂組成物を共押出
して、各層の光分解性ポリマーの配合割合の異なる積層
フィルムを形成した後、光を照射して、各層の光分解性
ポリマーを光分解せしめて開孔することにより、各層に
おける開孔径の異なる積層構造の開孔フィルムを得るこ
とができる。
【0021】さらに、本発明の方法による開孔フィルム
は、単独で単層または複数層の構造で使用に供してもよ
いし、基材と複合した複合フィルムとして使用に供して
もよい。複合フィルムとしては、例えば、 (1)基材上に開孔フィルムを積層した構造 (2)少なくとも2つの基材で開孔フィルムを挟装した
構造 (3)基材を少なくとも2つの開孔フィルムで挟装した
構造 の3つの構造のものが挙げられる。
【0022】(1)基材上に開孔フィルムを積層した構
造の複合フィルムは、常法にしたがって、前記樹脂組成
物からなるフィルムを基材にラミネーション法等によっ
て積層した後、光を照射して光分解性ポリマーを光分解
して開孔する方法、あるいは予め開孔フィルムを製造
し、この開孔フィルムを基材に積層する方法にしたがっ
て製造することができる。この(1)の構造の複合フィ
ルムは、(スパイラル型)分離膜、バッテリーセパレー
タ等の用途に好適である。
【0023】(2)少なくとも2つの基材で開孔フィル
ムを挟装した構造の複合フィルムは、前記樹脂組成物か
らなるフィルムの上層と下層に2つの基材を積層した
後、光を照射して光分解性ポリマーを光分解して開孔す
る方法、あるいは予め開孔フィルムを製造し、この開孔
フィルムの上層と下層に基材を積層する方法にしたがっ
て製造することができる。このとき、上層と下層の基材
を異なるものとし、上層の基材をプレフィルターとし、
下層の基材を目の荒いスペーサーとした複合フィルム
は、各種の分離膜、バッテリーセパレータ等の用途に好
適である。
【0024】また、(3)基材を少なくとも2つの開孔
フィルムで挟装した構造の複合フィルムは、基材の上層
と下層に前記樹脂組成物からなる2つのフィルムを積層
した後、光を照射して光分解ポリマーを光分解して開孔
する方法、あるいは予め開孔フィルムを製造し、この開
孔フィルムを基材の上層と下層に積層する方法にしたが
って製造することができる。このとき、上層と下層の開
孔フィルムを異なるものとし、上層の開孔フィルムの開
孔径を、下層の開孔フィルムの開孔径より大とした複合
フィルムは、水分・湿度をコントロールしたり、あるい
は滅菌または除菌することができる鮮度保持用フィル
ム、通気性防水フィルム等の用途に好適である。
【0025】これらの複合フィルムに用いられる基材と
しては、例えば、クラフト紙、超高分子量ポリエチレン
の焼結シート等のフィルムまたはシート、あるいはカー
ボンファイバークロス、織布、不織布、ガラスファイバ
ー布などが挙げられる。
【0026】また、基材中には、必要に応じて、デンプ
ン、セルロース、ポリビニルアルコール(PVA)、ポ
リ2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ポリアクリル
酸等の吸水ポリマー、悪臭物質吸着用のカーボングラフ
ァイトまたはカーボングラファイトファイバー、シリ
カ、アルミナ等の金属粉、あるいは滅菌剤または除菌剤
などを分散させてもよい。
【0027】本発明の方法によって得られる開孔フィル
ムは、(スパイラル型)分離膜、バッテリーセパレー
タ、青果物の鮮度維持等の用途に好適に用いることがで
きる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例および比較例を挙げ、
本発明を具体的に説明するが、本発明はその要旨を越え
ない限り、これらの実施例になんら限定されるものでは
ない。
【0029】(実施例1)低密度ポリエチレン(三井石
油化学工業(株)製、商品名:ミラソン,NEO23
H)84重量部、4−メチル−1−ペンテン系重合体
(三井石油化学工業(株)製、商品名:TPX,DX8
20)15重量部およびジフェニルケトン1重量部から
なる組成物を、押出機に供給して260℃で溶融混練
し、Tダイ(リップ幅:0.5mm×300mm)から
押出して20μmのフィルムを成形した。得られたフィ
ルムに、500Wの水銀灯を用いて紫外線を8〜10時
間照射して、フィルム中の4−メチル−1−ペンテン系
重合体を光分解し、開孔径6000Åの開孔フィルムを
得た。
【0030】(実施例2)高密度ポリエチレン(三井石
油化学工業(株)製、商品名:ハイゼックス3300
F)48重量部、低密度ポリエチレン(三井石油化学工
業(株)製、商品名:ミラソン,NEO23H)31重
量部、4−メチル−1−ペンテン系重合体(三井石油化
学工業(株)製、商品名:TPX,DX820)20重
量部および4−フェニルベンゾフェノン1重量部の割合
で配合してなる組成物−2と、高密度ポリエチレン(三
井石油化学工業(株)製、商品名:ハイゼックス330
0F)30重量部、低密度ポリエチレン(三井石油化学
工業(株)製、商品名:ミラソン,NEO23H)19
重量部、4−メチル−1−ペンテン系重合体(三井石油
化学工業(株)製、商品名:TPX,DX820)50
重量部および4−フェニルベンゾフェノン1重量部の割
合で配合してなる組成物−3とを、それぞれ押出機に供
給して溶融混練し、Tダイから共押出して、組成物−2
からなる層と、組成物−3からなる層の2層を有する積
層フィルム(厚さ:組成物−2/組成物−3=4/16
(μm))を得た。得られたフィルムに、500Wの水
銀灯を用いて紫外線を12時間照射して、フィルム中の
4−メチル−1−ペンテン系重合体を光分解し、開孔径
6000Åの開孔フィルムを得た。
【0031】(実施例3)実施例2で得られた積層フィ
ルムの表面に超高分子量ポリエチレン(三井石油化学工
業(株)製、商品名:ミリオン)の粉末を100μmの
厚さに積層し、110℃のホットロール上で超高分子量
ポリエチレンの粉末を積層フィルム上に融着させ、複合
フィルムを得た。得られた複合フィルムに、500Wの
水銀灯を用いて紫外線を12時間照射して、フィルム中
の4−メチル−1−ペンテン系重合体を光分解し、開孔
径6000Åの開孔フィルムを得た。
【0032】(実施例4)実施例3で得られた複合フィ
ルムの超高分子量ポリエチレンの粉末積層面の上に実施
例2で得られた積層フィルムを積層し、3層からなるフ
ィルムを得た。得られたフィルムに、500Wの水銀灯
を用いて紫外線を15時間照射して、フィルム中の4−
メチル−1−ペンテン系重合体を光分解し、開孔径10
00Åの開孔フィルムを得た。
【0033】
【発明の効果】本発明の開孔フィルムの製造方法によれ
ば、厚さの均一性に優れ、かつ開孔径および寸法の安定
性に優れる開孔フィルムを得ることができる。この開孔
フィルムは、水濾過フィルター、バッテリーセパレー
タ、青果物包装用フィルム、通気性防水フィルム等の用
途に好適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光分解性ポリマー、光非分解性ポリマーお
    よび光分解促進剤を含む樹脂組成物をフィルムに成形し
    た後、光を照射して光分解性ポリマーを分解させ、開孔
    する工程を有する開孔フィルムの製造方法。
JP11024693A 1993-05-12 1993-05-12 開孔フィルムの製造方法 Withdrawn JPH06322171A (ja)

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