JPH06320710A - 転写機 - Google Patents

転写機

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JPH06320710A
JPH06320710A JP13299993A JP13299993A JPH06320710A JP H06320710 A JPH06320710 A JP H06320710A JP 13299993 A JP13299993 A JP 13299993A JP 13299993 A JP13299993 A JP 13299993A JP H06320710 A JPH06320710 A JP H06320710A
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metal foil
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Yoshitoki Komai
義時 駒井
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Takeuchi Press Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶の開口部にネッキング加工を施した後に、
この缶表面に金属箔をスタンピングできる転写機。 【構成】 前インデックステーブル5と後インデックス
テーブル6との間に設けられた缶保持装置4の口受ホル
ダー14と底受ホルダー25とで缶1を挟持して転写装
置9により金属箔をスタンピングする転写機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エアゾール缶、飲料
缶等の缶表面に金属箔をスタンピングする転写機に関
し、さらに詳しくは缶の開口部にネッキング加工を施し
た後に、金属箔をスタンピングできる転写機に関する。
【0002】従来の転写機としては、図5および図6に
示すものがある。この転写機の特徴は、缶50の表面の
特定箇所に、金属箔51を貼付するための接着剤を塗布
する接着剤塗布器53、缶50の表面を半乾き状態に乾
燥するための乾燥機54、缶50を供給シュート55か
ら転写装置56の真下へ、缶50をマンドレル58で保
持して搬送せしめるインデックステーブル57、金属箔
51がスタンピングされた後、缶50を搬送する排出シ
ュート59等から構成されている。
【従来の技術】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の転写装置にあっては、図6に示すように缶5
0の開口部にネッキング加工(開口部の絞り加工)を施
す前に、インデックステーブル57のマンドレル58に
缶50を挿入して、インデックステーブル57の回転に
より、缶50を転写装置56の真下へ搬送して金属箔5
1をスタンピングしていた。そして、金属箔51の転写
後缶50の開口部にネッキング加工を行っていた。
【0004】しかし、缶50の表面にスタンピングを施
した後、缶50の開口部にネッキング加工を施す従来の
転写装置の場合、次のネッキング加工工程へ缶50を搬
送する際にまたはネッキング加工の際に、缶50表面に
スタンピングされた金属箔に擦り傷、剥れ等の損傷を与
えることがあり、スタンピング缶の不良原因となってい
た。本発明者等は、この点に注目し、ネッキング加工後
に金属箔をスタンピングすれば、このような不良缶の発
生を防止できることを見い出した。しかし、ネッキング
加工を施した後の缶にあっては、従来の転写機で用いら
れているマンドレルで缶を保持して、スタンピングする
ことは不可能である。ネッキング部と胴部の径が異なる
からである。
【0005】そこで、この発明は缶の開口部に、ネッキ
ング加工を施した後に、この缶を開口部と底部とで挟持
して保持することにより、缶表面に、金属箔をスタンピ
ングする転写機を提供すると共に、製造過程における、
スタンピング缶の不良率の低減を図ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、この発明は加熱した缶を供給する供給シュートと、
この供給シュートから搬送された缶を受けて、インデッ
クステーブルの缶保持装置に缶を供給する供給装置と、
加熱した缶を予熱、保温する加熱装置と、位置決め装置
で位置決めした後、缶表面に金属箔をスタンピングする
転写機において、缶保持装置は缶を挟持して搬送するた
めに、前インデックステーブルに枢着され、シリンダー
により水平方向に往復運動する口受ホルダーと、後イン
デックステーブルに枢着される底受ホルダーとを有する
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】以上のような構成をもった、この発明の作用に
ついて説明する。まず、この発明に係る転写機を使用し
て、缶表面に金属箔をスタンピングする方法について説
明する。図1において、缶の開口部にネッキング加工が
施された缶は、供給シュートから順次供給装置に供給さ
れ、前インデックステーブルと後インデックステーブル
との間に設けられた缶保持装置で缶を挟持して搬送され
るものである。すなわち、インデックステーブルの円周
上に沿って設けられた8ステーションからなる缶保持装
置に、缶が1本ずつ供給され搬送される。また缶は供給
シュート内で、熱風ブローの加熱装置および加熱炉によ
り85〜95℃に加熱されると共に、缶保持装置で搬送
中においても、熱風ブローの加熱装置により100〜1
20℃に加熱される。そして、缶保持装置に挟持された
缶は、インデックステーブルの最上位において、転写装
置により金属箔がスタンピングされる。スタンピングさ
れた缶は、バリ取り装置、缶表面のスタンピング状態を
検査する検査装置を経て排出シュートから外に搬送され
る。
【0008】次に、この発明に係る転写機の特徴である
缶保持装置の作用について説明する。図3および図4に
示すように、この発明は缶を開口部と底部で挟持して搬
送できる点に特徴がある。前インデックステーブルと後
インデックステーブルの間に設けられた缶保持装置に
は、下方から上方へ缶を持ち上げる、供給装置が缶を供
給する。図4に示すように、インデックステーブルの最
下位におけるステーションの中心位置に、シリンダーに
よって水平方向に往復運動する口受ホルダーにより缶の
開口部が保持され、底受ホルダーによって底部が保持さ
れる。缶保持装置の作動は、シリンダーが水平方向の往
復運動を繰り返すと共に、シリンダーと同調して運動す
るプーラーおよびレバーに、口受ホルダーを先端に嵌合
したプッシャーが同調して水平運動する。そして、プッ
シャーは内装されたバネ体に抗して、前インデックステ
ーブルの方向に後退したときは、缶の開口部から口受ホ
ルダーが離脱する。またシリンダーが伸張すると、レバ
ーと鍔との係合が外れプッシャーおよび口受ホルダー
は、バネ体の弾発力で、後インデックステーブル方向に
移動する。この時、缶の開口部と底部とは各々口受ホル
ダーと底受ホルダーによって挟持される。
【0009】なお、転写装置により、金属箔がスタンピ
ングされる場合においても缶は口受ホルダーと底受ホル
ダーとで挟持された状態で行われ、このスタンピングの
際に転写装置の熱板の押圧力を受ロールで缶の下方から
支持する。金属箔のスタンピングが終了した後、缶は排
出シュート上に落下して搬出される。缶が底受ホルダー
から離脱する際には、底受ホルダーの押し出しキーによ
って、缶の底部が外方に押し出され、真下に缶1が落下
するのが防止される。
【0010】
【実施例】次に、この発明を図面に基づいて説明する。
まず、この発明に係る転写機の構成について説明する。
図1において供給シュート2は缶1を転写機に供給する
ためのもので、入口に加熱装置7および加熱炉2aを有
する。また、供給シュート2の出口には、上下自在に作
動する供給装置3が設けられている。供給装置3の真上
には、図1に示すように、8ステーションから構成され
た缶保持装置4が、前インデックステーブル5と後イン
デックステーブル6との間に、両インデックステーブル
5、6を連結するように設けられている。両インデック
ステーブル5、6の間には、この他缶1を予備加熱する
加熱装置7、位置決め装置8および両インデックステー
ブル5、6の最上位には、缶受ロール10が設けられて
いる。この缶受ロール10に相対向する位置には、転写
装置9が設けられ、熱板9aおよび連続する金属箔9b
が取り付けられている。さらに、最上位から下降するス
テーションにはバリ取り装置11、スタンピングを終了
した缶1を排出する排出シュート12およびスタンピン
グの状態を検査する検査装置13が設けられている。
【0011】次に、この発明に係る転写機の特徴である
缶保持装置の構成について説明する。図3および図4に
示すように、缶1は実施例ではエアゾール缶である。2
は供給シュートであり、供給シュート2の出口には供給
装置3が設けられ、缶1は供給装置によって1本ずつ缶
保持装置4に供給される。缶1の開口部を保持する口受
ホルダー14は、シリンダー21によって水平方向に運
動するプッシャー15の先端に嵌着されている。プッシ
ャー15は、前インデックステーブル5にベアリング1
6、17によって枢支されたブッシュ18内に摺動自在
に挿着されている。プッシャー15とブッシュ18との
間には、オイルレスメタル19が介在されると共に、プ
ッシャー15がブッシュ18内において、弾発的に運動
できるようにバネ体24が内装されている。シリンダー
21にはプーラー22が連結され、プーラー22の先端
にはレバー23が設けられている。そして、プッシャー
15の後端に螺合された鍔20に係脱自在に係合してい
る。
【0012】一方、後インデックステーブル6には、底
受ホルダー25が設けられ、底受ホルダー25は、後イ
ンデックステーブル6にベアリング28で枢支されてい
る。底受ホルダー25には、缶1の底部の接地部が嵌合
する溝部25aが形成されると共に、中心位置には凹所
25bが形成され、この凹所25bには押し出しキー2
6がバネ体27を介して設けられている。口受ホルダー
14と底受ホルダー25は、前インデックステーブル5
と後インデックステーブル6の同時回転に伴って、自ら
自転する。なお、口受けホルダー14は缶1の開口部に
当接する際に、開口部に傷を付けない様に、ゴムまたは
合成樹脂等の材質が好ましい。また、口受ホルダー14
およびプッシャー15の中心位置には、缶1を挟持した
際の空気抜き孔が形成されている。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば缶の開口部に、ネッキング加工を施した後に、缶表
面に金属箔をスタンピングでき、かつ金属箔をスタンピ
ングした缶の製造過程において発生する不良缶の削減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る転写機の正面断面図。
【図2】この発明に係る転写機の側面図。
【図3】この発明に係る転写機の缶保持装置の断面図
(缶を挟持していない場合)。
【図4】この発明に係る転写機の缶保持装置の断面図
(缶を挟持している場合)。
【図5】従来の転写機の正面断面図。
【図6】従来の転写機のインデックステーブルのマンド
レルを示した断面図。
【符号の説明】
1 缶 2 供給シュート 3 供給装置 4 缶保持装置 5 前インデックステーブル 6 後インデックステーブル 7 加熱装置 8 位置決め装置 9 転写装置 9b 金属箔 14 口受ホルダー 21 シリンダー 25 底受ホルダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱した缶を供給する供給シュートと、
    該供給シュートから搬送される缶を受けて、インデック
    ステーブルの缶保持装置に缶を供給する供給装置と、加
    熱した缶を予熱、保温する加熱装置と、位置決め装置で
    位置決めした後、缶表面に金属箔をスタンピングする転
    写装置とを有する転写機において、前記缶保持装置は、
    缶を挟持して搬送するために、前インデックステーブル
    に枢着され、シリンダーにより水平方向に往復運動する
    口受ホルダーと、後インデックステーブルに枢着される
    底受ホルダーとを有することを特徴とする転写機。
JP13299993A 1993-05-11 1993-05-11 転写機 Expired - Fee Related JP3295821B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009300255A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Key Tranding Co Ltd 成形品の転写状態確認方法およびそれを用いた転写装置
JP2010017884A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Key Tranding Co Ltd 成形品の側面に文字等を転写するためのスライド転写装置

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JP2009300255A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Key Tranding Co Ltd 成形品の転写状態確認方法およびそれを用いた転写装置
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