JPH0632060Y2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

Info

Publication number
JPH0632060Y2
JPH0632060Y2 JP7787487U JP7787487U JPH0632060Y2 JP H0632060 Y2 JPH0632060 Y2 JP H0632060Y2 JP 7787487 U JP7787487 U JP 7787487U JP 7787487 U JP7787487 U JP 7787487U JP H0632060 Y2 JPH0632060 Y2 JP H0632060Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
switch
signal
turned
timer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7787487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63186380U (ja
Inventor
正彦 落合
勝昭 舌間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Hitachi Maxell Ltd filed Critical Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP7787487U priority Critical patent/JPH0632060Y2/ja
Publication of JPS63186380U publication Critical patent/JPS63186380U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0632060Y2 publication Critical patent/JPH0632060Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電気かみそり、特に内刃を駆動するモータの
回転速度を変更出来るようにしたものに関する。
[従来の技術] 従来この種電気かみそりとして、モータに対する通電回
路中に、抵抗、ダイオードなどの電圧降下素子とスイッ
チを並列接続したものを介装し、通常使用時はモータの
印加電圧を制限して入力電力を規制しておき、髭剃り初
期の様に大量の長い毛を剃るなど大電力を必要とする期
間のみ前記電圧降下素子をスイッチでショートしてモー
タに大電力を供給し、もって電池の消耗を可及的に制限
せんとするものが提案されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記したスイッチ操作の内容は一般の使
用者には通常判り難く、スイッチを入れ忘れ、あるいは
戻し忘れるなど、ともすると必要時にスイッチ操作それ
自体を忘れることが多い。これに対し、スイッチを自動
復帰式とした場合にはスイッチの戻し忘れが防止される
反面、スイッチを押え続けねばならないなど使い勝手に
劣る。
本考案者は、上記問題に対して考察を行った結果、全髭
剃り期間中、大電力による高速回転を必要とするのは高
々最初の1分間ほどだけで、その後は仕上げ剃りのため
に負荷それ自体が軽いとともに空転させることも多く、
それほど高速回転を必要としないばかりか、モータ回転
速度をある程度下げた方が仕上げ剃りには剃り味が向上
することを知見した。
本考案は上記知見に基づいてなされたものであって、電
気かみそり始動時の一定期間が過ぎると自動的にモータ
への印加電圧を下げて電力制限モータに移行させること
により、特別な操作を必要とすることなく、電池の消耗
を可及的に抑え、髭剃り効率を向上させた電気かみそり
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 第1図は本考案にかかる電気かみそりの基本的構成を説
明する概略図であって、従来の電気かみそりと略同様
に、内刃を駆動するモータ14と、該モータ14に電力
を供給する電源部20と、モータ14の始動時期を規制
するスイッチ15とを備えている。
本考案は、上記構成に加えて、スイッチ15の投入後、
所定時間だけモータ14に対する印加電圧を自動的に上
昇させる制御手段を備えたことを特徴としている。
[作用] 上記構成に於いて、スイッチ15を投入するとモータ1
4に通電され、内刃が駆動される。
この時、同時に制御手段も作動し、モータ14に印加さ
れる電圧を定常値Vmよりも高めて、高速回転させること
により、髭剃り初期の比較的長い毛を素早く剃りとって
いく。
モータ14の始動から所定時間経過し、髭剃りも仕上げ
の時期に入った時、制御手段は自動的にモータ印加電圧
を定常値Vmに戻し、内刃を定常の駆動速度で移行させる
ことにより、電源部20における電力の消耗を可及的に
減少させるのである。
[実施例] 以下本考案を、電池を電源として用いた往復動式の電気
かみそりに実施した一例に基づいて説明するが、回転式
など各種電気かみそりに実施できることは勿論である。
本考案を実施する電気かみそりは、第2図に示す如く、
本体ケース11の上部に外刃12を着脱自在に取り付
け、該外刃12の内側に内刃13を摺動自在に配備する
とともに、内刃13を移行させるモータ14を本体ケー
ス11の内部に収納する。
本体ケース11の正面には、モータ14の始動時期を規
制するスイッチ15を配備し、本体ケース11の内部に
収納した制御回路16の手動操作を可能とする。
制御回路16は、第3図に示す如く、所定の直流電圧を
発生する電源部20と、モータ14への通電回路中に介
装した電圧降下素子21と、スイッチ15の投入後、所
定時間だけ信号を出力するタイマー部22と、上記電圧
降下素子21の両端に接続され、タイマー部22からの
信号入力と連繋してオンし、電圧降下素子21をショー
トするスイッチング部23とから構成される。
電源部20は、複数個の電池を直列接続したものであっ
て、出力電圧の値Vsを、モータ14の回転速度が必要と
する最高速度を維持する電圧値VMよりも稍高い値となる
様に設定している。この電源部20の出力側は、スイッ
チ15、モータ14および電圧降下素子21と直列につ
ながれ、モータ通電回路を構成する。
電圧降下素子21は、抵抗あるいは順方向接続したダイ
オードの様に、モータ14への通電と同時に所定の電圧
降下を発生するものであって、通常の使用時には電源電
圧Vsを所定値だけ降下させて、モータ14に印加する電
圧Vmを上記した最高値VMより下げて可及的に小さいトル
クによる省電力モードでモータを駆動する。
タイマー部22は、第4図(a)における時刻t0でスイッ
チ15のオンすると同時にCR回路30で電源電圧Vs
微分して、抵抗39の両端から第4図(b)の様なパルス
状の信号S1を取り出し、該信号S1で第4図(c)の様にト
ランジスタ31を所定の短時間だけオンする。すると、
トランジスタ31を介してCR回路32のコンデンサ3
3は第4図(d)の様に充電され、コンデンサ33の両端
電圧S2でトランジスタ34をオンし、スイッチング部2
3にローレベルのタイマー信号S3を送る。CR回路32
は、トランジスタ31のオフと同時に、コンデンサ33
に蓄えた電荷を抵抗35を通じて放電し、コンデンサ3
3と抵抗35の時定数τで決まる所定時間τ1後の時刻t
1にトランジスタ34をオフし、タイマー信号S3の出力
をハイレベルにする。
スイッチング部23は、2組のトランジスタ40・41
をダーリントン接続したものであって、トランジスタ4
1のエミッタ・コレクタ端を電圧降下素子21の両端に
接続することにより、タイマー部22からのローレベル
のタイマー信号S3の入力によりオンして電圧降下素子2
1を短絡し、該素子21に於ける電圧降下値だけモータ
14に印加する電圧を第4図(f)の様に上昇させ、モー
タ14を高速回転させる。ここで、タイマー信号S3の持
続時間τ1が予め1分程度となる様にタイマー部22の
抵抗35の値を設定しておくことにより、髭剃り初期の
髭が長い期間だけ大電力をモータ14に供給し、その後
の仕上げ期間にあっては、自動的にモータ14の回転速
度を下げて、省エネルギーを図りながら、剃りごこち良
く髭剃りが行われる。
なおスイッチ15を時刻t2でオフすると、コンデンサ3
3・36の電荷はダイオード37・38を介して強制的
に放電されてタイマー部22は初期状態に復帰し、次の
かみそり使用に備える。
第5図は、モータ14の印加電圧を降下させる手段の他
の実施例であって、モータ通電回路中にスイッチング部
23を直接介装するとともに、該スイッチング部23を
パルス信号発生部50から出力されるパルス信号S4でオ
ンオフ制御することにより、モータ14に印加される平
均電圧Vmを任意に変化できる様にしている。
パルス信号発生部50は、2組のトランジスタ51・5
2を用いた無安定マルチバイブレータであって、第1ト
ランジスタ51のベースをタイマー部22の出力端に繋
ぎ、該パルス信号発生部50の動作時期をタイマー部2
2で制御可能とする。更にベース端と電源部20のプラ
ス極間に可変抵抗器53を備えてCR回路の充電定数を
変更可能とし、第4図(g)の如く出力信号S4のパルス幅
τ2を変更して、各周期T中のパルス幅の割合τ2/Tを
任意に変え得る様にしている。
スイッチング部23は、上記実施例と略同様の構成であ
って、ベース端とパルス信号発生部50の出力端を接続
することにより、パルス信号発生部50からの出力信号
S4に対応して、第4図(g)の様に通電回路を高速にオン
オフし、モータ14に印加する平均電圧Vmを第4図(f)
の如く電源電圧Vsより低下させて、モータ14の回転数
を下げ、各使用者の好みにあった最適の回転速度が選択
できる様にしている。
[考案の効果] 本考案は上記の如く、髭剃りを開始してから所定時間だ
けモータ14の回転速度を上昇させ、その後、自動的に
モータ印加電圧を下げて通常回転に戻す様にしたので、
特別な操作を何ら必要とすることなく、効率よく髭剃り
が行えるとともに、電力の消費が可及的に減少できる。
更にモータ14の始動初期に、必ずフルパワーがモータ
14に印加されるので、電池容量の減少あるいは毛屑の
溜りによる負荷増大に対しても、確実にモータ14は始
動できるなど、多くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概略を示すブロック図である。 第2図は本考案を実施した一例を示す正面図、第3図は
電気回路図、第4図(a)ないし(g)は回路の動作状況を説
明する波形図である。 第5図は他の実施例を示す電気回路図である。 14……モータ、 15……スイッチ、 20……電源部、 22……タイマー部、 23……スイッチング部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内刃を駆動するモータ14と、 該モータ14に電力を供給する電源部20と、 モータ14の始動時期を規制するスイッチ15と、 該スイッチ15の投入後、所定時間だけモータ14に印
    加する電圧Vmを上昇させる制御手段とを備えた電気かみ
    そり。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、 モータ14への通電回路中に介装された電圧降下素子2
    1と、 スイッチ15の投入後、所定時間だけ信号を出力するタ
    イマー部22と、 電圧降下素子21の両端に接続され、タイマー部22か
    らの信号入力でオンするスイッチング部23とからなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の電気かみそり。
  3. 【請求項3】制御手段は、 スイッチ15の投入後、所定時間だけ信号を出力するタ
    イマー部22と、 該タイマー部22からの信号入力と連繋して発振を停止
    するパルス信号発生部50と、 モータ通電回路中に介装され、前記パルス信号発生部5
    0から出力される信号の入力と連繋してオンオフ動作を
    繰り返し、信号の停止によりオン状態を維持するスイッ
    チング部23とからなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の電気かみそり。
JP7787487U 1987-05-22 1987-05-22 電気かみそり Expired - Lifetime JPH0632060Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7787487U JPH0632060Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22 電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7787487U JPH0632060Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22 電気かみそり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63186380U JPS63186380U (ja) 1988-11-30
JPH0632060Y2 true JPH0632060Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=30926291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7787487U Expired - Lifetime JPH0632060Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22 電気かみそり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632060Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2979251B2 (ja) * 1991-01-21 1999-11-15 九州日立マクセル株式会社 電気かみそり
JP6008197B2 (ja) * 2013-02-13 2016-10-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 除毛器具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63186380U (ja) 1988-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0427568B1 (en) Apparatus for reducing engine idling vibration
CA2144042C (fr) Systeme de traction pour vehicule et methode de controle du systeme de traction
US4684814A (en) Motor vehicle electrical system including a combined starter/generator
US8138725B2 (en) Simulated fast recharge of power supply
US4649287A (en) Bidirectional control system for energy flow in solar powered flywheel
EP1319548A3 (en) Hybrid vehicle and control method therefor
JPH0632060Y2 (ja) 電気かみそり
KR0129772B1 (ko) 차량 구동용 전기 구동장치 및 그 장치를 갖춘 모터 차량
JPH0632061Y2 (ja) 電気かみそり
JP2002311114A (ja) 小型電気機器
JPH0638985B2 (ja) 携帯用エアープラズマ切断機
JPS59198802A (ja) 産業用車両
JPH0427511Y2 (ja)
JPH0614768B2 (ja) 充電量表示回路
JP2762674B2 (ja) Dcモータ制御回路
JP2002195139A (ja) エンジン起動装置
JP2587222B2 (ja) 電気かみそり
JP2631844B2 (ja) 電池容量表示装置
JPS6122606Y2 (ja)
CN216929899U (zh) 一种婴童吸发剪控制电路
JPH038039Y2 (ja)
JP2589997B2 (ja) 直流電動機の制御回路
JP2979251B2 (ja) 電気かみそり
JP2589993B2 (ja) 直流電動機の制御回路
SU670473A1 (ru) Устройство дл регулировани тормозной силы т гового электродвигател посто нного тока