JPH06320427A - 流体ジェット噴流式切断装置用の面擦過移動式ラインキャッチャー - Google Patents
流体ジェット噴流式切断装置用の面擦過移動式ラインキャッチャーInfo
- Publication number
- JPH06320427A JPH06320427A JP5256934A JP25693493A JPH06320427A JP H06320427 A JPH06320427 A JP H06320427A JP 5256934 A JP5256934 A JP 5256934A JP 25693493 A JP25693493 A JP 25693493A JP H06320427 A JPH06320427 A JP H06320427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catcher
- line catcher
- water
- container
- trough
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26F—PERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
- B26F3/00—Severing by means other than cutting; Apparatus therefor
- B26F3/004—Severing by means other than cutting; Apparatus therefor by means of a fluid jet
- B26F3/008—Energy dissipating devices therefor, e.g. catchers; Supporting beds therefor
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用水循環回路内に組込まれた面擦過式ライ
ンキャッチャーに使用水を充填しかつ該ラインキャッチ
ーを洗浄する。 【構成】 ラインキャッチャー４の一方の端壁１５に、
多室形沈殿槽９から使用水を供給するポンプ１２が可撓
性ホース１４を介して接続され、ラインキャッチャーの
容器底１６内には、前記端壁に対向した端壁の近くに、
ラインキャッチャーからトラフ底３１の溝５へ排水する
排出口１７が設けられ、該排出口は、前記ポンプからの
供給水量よりも少量の使用水を調節可能に流出させ、イ
ンサート体のデフレクタ粒体で被覆されたスクリーン床
と前記容器底との間に介在する使用水通流用の自由空室
には、インサート体側壁とラインキャッチャー側壁とに
よって形成されてオーバーフロー部に通じる揚水通路が
接続し、トラフ底並びに溝５が集合凹み６へ向かって斜
向し、トラフの傍には、多室形沈殿槽９内へ圧送するス
ラッジポンプ８が設けられる。
ンキャッチャーに使用水を充填しかつ該ラインキャッチ
ーを洗浄する。 【構成】 ラインキャッチャー４の一方の端壁１５に、
多室形沈殿槽９から使用水を供給するポンプ１２が可撓
性ホース１４を介して接続され、ラインキャッチャーの
容器底１６内には、前記端壁に対向した端壁の近くに、
ラインキャッチャーからトラフ底３１の溝５へ排水する
排出口１７が設けられ、該排出口は、前記ポンプからの
供給水量よりも少量の使用水を調節可能に流出させ、イ
ンサート体のデフレクタ粒体で被覆されたスクリーン床
と前記容器底との間に介在する使用水通流用の自由空室
には、インサート体側壁とラインキャッチャー側壁とに
よって形成されてオーバーフロー部に通じる揚水通路が
接続し、トラフ底並びに溝５が集合凹み６へ向かって斜
向し、トラフの傍には、多室形沈殿槽９内へ圧送するス
ラッジポンプ８が設けられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォーターベッドと研
磨材粒子フラッシュ・アウト部を有する流体ジェット噴
流式切断装置用の面擦過移動式ラインキャッチャーに関
するものである。
磨材粒子フラッシュ・アウト部を有する流体ジェット噴
流式切断装置用の面擦過移動式ラインキャッチャーに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】流体ジェット噴流式切断装置の残余ジェ
ット噴流を、水の充填された適当な深さのキャッチャー
内に捕集することは一般に公知である。このためにライ
ンキャッチャーが使用され、該ラインキャッチャーの構
造丈は、キャッチャーの床面に位置するデフレクタプレ
ートによって減少される。該デフレクタプレートを介し
て、研磨材粒子と切断物残片をキャッチャーから洗い出
す水流が流れる（欧州特許第０２７０３６４号明細書参
照）。
ット噴流を、水の充填された適当な深さのキャッチャー
内に捕集することは一般に公知である。このためにライ
ンキャッチャーが使用され、該ラインキャッチャーの構
造丈は、キャッチャーの床面に位置するデフレクタプレ
ートによって減少される。該デフレクタプレートを介し
て、研磨材粒子と切断物残片をキャッチャーから洗い出
す水流が流れる（欧州特許第０２７０３６４号明細書参
照）。
【０００３】多数のボールの充填された乾式キャッチャ
ーも欧州特許第０２０８０３８号明細書に基づいて公知
であり、この場合残余ジェット噴流が前記ボールを運動
させ、かつ流体は底部開口を通って流出する。流出口は
キャッチャーの側面に設けることもでき、従ってキャッ
チャーには流出口まで流体が充填される。しかしこの公
知のキャッチャーは、研磨材粒子と共に作業する流体ジ
ェット噴流を捕集するためにはあまり適していない。
ーも欧州特許第０２０８０３８号明細書に基づいて公知
であり、この場合残余ジェット噴流が前記ボールを運動
させ、かつ流体は底部開口を通って流出する。流出口は
キャッチャーの側面に設けることもでき、従ってキャッ
チャーには流出口まで流体が充填される。しかしこの公
知のキャッチャーは、研磨材粒子と共に作業する流体ジ
ェット噴流を捕集するためにはあまり適していない。
【０００４】切断装置の下にＵ字形に可撓性ホースとし
て装着されておりかつ冷却される充填体によって充填さ
れたラインキャッチャーが欧州特許第０３１９１４３号
明細書に基づいて公知である。
て装着されておりかつ冷却される充填体によって充填さ
れたラインキャッチャーが欧州特許第０３１９１４３号
明細書に基づいて公知である。
【０００５】トラフ形の面キャッチャーも公知である。
デフレクタプレートを支持するトラフ底の上方に、ハニ
カム構造から成るベッドが構成されており、該ベッドの
下には、残余ジェット噴流を偏向させかつ該ジェット噴
流を分散させるための傾斜偏向プレートが装着されてい
る。このキャッチャーは、研磨剤で負荷された流体ジェ
ット噴流で作業するためには、やはり余り適していない
乾式キャッチャーである（ドイツ連邦共和国特許出願公
開第２８１３４８９号明細書参照）。
デフレクタプレートを支持するトラフ底の上方に、ハニ
カム構造から成るベッドが構成されており、該ベッドの
下には、残余ジェット噴流を偏向させかつ該ジェット噴
流を分散させるための傾斜偏向プレートが装着されてい
る。このキャッチャーは、研磨剤で負荷された流体ジェ
ット噴流で作業するためには、やはり余り適していない
乾式キャッチャーである（ドイツ連邦共和国特許出願公
開第２８１３４８９号明細書参照）。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、使用
水循環回路内に組込まれている面擦過移動式ラインキャ
ッチャーに使用水を充填しかつ該ラインキャッチーを洗
浄すると共に、トラフ内で長手方向に可動にかつ研磨剤
及び切断物残片を排除できるように構成することであ
る。
水循環回路内に組込まれている面擦過移動式ラインキャ
ッチャーに使用水を充填しかつ該ラインキャッチーを洗
浄すると共に、トラフ内で長手方向に可動にかつ研磨剤
及び切断物残片を排除できるように構成することであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、ラインキャッチャーの容器が一方の端
壁にホース接続部を有しており、該ホース接続部には、
使用水循環回路内において多室形沈殿槽から使用水を供
給するポンプが、前記トラフの傍の敷設台内を案内され
た可撓性ホースを介して接続されており、ラインキャッ
チャーの容器の容器底内には、前記端壁に対向した端壁
の近くに、ラインキャッチャーからトラフ底に設けた溝
へ排水するための排出口が設けられており、該排出口
は、前記ポンプから供給される使用水量よりも少量の使
用水を流出させるように調節可能に構成されており、前
記インサート体の前記デフレクタ粒子で被覆されたスク
リーン床と前記ラインキャッチャーの容器底との間に
は、使用水の通流する自由空室が介在し、該自由空室に
は、前記インサート体の長手方向の側壁と前記ラインキ
ャッチャー容器の側壁とによって形成されてオーバーフ
ロー部に通じる揚水通路が接続しており、前記トラフの
トラフ底並びに前記溝が共に１つの集合凹みへ向かって
斜向しており、該集合凹みから、研磨材粒子及び切断物
残片で負荷された使用水と、切断ジェット噴流の合流す
る流体とを吸込んで、前記トラフの傍に配置された前記
多室形沈殿槽内へ圧送し、再び使用水循環回路を閉じて
前記容器に使用水を供給させるスラッジポンプが設けら
れている点にある。
明の構成手段は、ラインキャッチャーの容器が一方の端
壁にホース接続部を有しており、該ホース接続部には、
使用水循環回路内において多室形沈殿槽から使用水を供
給するポンプが、前記トラフの傍の敷設台内を案内され
た可撓性ホースを介して接続されており、ラインキャッ
チャーの容器の容器底内には、前記端壁に対向した端壁
の近くに、ラインキャッチャーからトラフ底に設けた溝
へ排水するための排出口が設けられており、該排出口
は、前記ポンプから供給される使用水量よりも少量の使
用水を流出させるように調節可能に構成されており、前
記インサート体の前記デフレクタ粒子で被覆されたスク
リーン床と前記ラインキャッチャーの容器底との間に
は、使用水の通流する自由空室が介在し、該自由空室に
は、前記インサート体の長手方向の側壁と前記ラインキ
ャッチャー容器の側壁とによって形成されてオーバーフ
ロー部に通じる揚水通路が接続しており、前記トラフの
トラフ底並びに前記溝が共に１つの集合凹みへ向かって
斜向しており、該集合凹みから、研磨材粒子及び切断物
残片で負荷された使用水と、切断ジェット噴流の合流す
る流体とを吸込んで、前記トラフの傍に配置された前記
多室形沈殿槽内へ圧送し、再び使用水循環回路を閉じて
前記容器に使用水を供給させるスラッジポンプが設けら
れている点にある。
【０００８】すなわちラインキャッチャーとしての容器
は、機械作業台の下に位置するトラフに懸架されてい
る。該機械作業台は、互いに交差して相互間に室を形成
する直立した複数の帯材から成っている。前記容器はト
ラフの全幅にわたって延びておりかつ該トラフの長手方
向に走行可能である。容器内には、デフレクタ粒体で被
覆されたスクリーン床を有するインサート体が配置され
ている。該インサート体はその下で容器内に洗浄溝を開
放している。インサート体の上部開口は、激流ブレーカ
ーとして作用する屈曲した複数のガイド部材から成り、
該ガイド部材は相互間にインサート体の内部への入口と
してスロットを形成している。ガイド部材は、ラインキ
ャッチャーの容器の長手方向に延在しかつ前記機械作業
台の下面に接触するパッキンストリップを支持してい
る。該パッキンストリップはブラシ条材によって構成す
ることもできる。容器の一方の端壁には、トラフの外側
に敷設可能な可撓性ホースが使用水の給水のためにホー
ス接続部を介して接続されている。前記端壁に対向した
容器端壁の傍で容器底には、トラフ床に設けられた溝に
前記容器から排水するための排出口が設けられている。
該容器には、前記排出口から流出する量よりも多量の使
用水が供給される。インサート体の各側壁と容器の各側
壁との間には、揚水通路が位置している。容器側壁の外
側には、側壁全体にわたるポケット状室が設けられてい
る。該ポケット状室の底部帯材はトラフ床の溝に向かっ
て急勾配で斜向しており、ポケット状室の端壁の手前で
終わりかつ前記溝の上方で流出穴を開放している。前記
溝は、トラフ床全体と同様に集合凹みへ向かって傾斜し
ている。該集合凹みから、研磨材粒子と切断物残片で負
荷された使用水がスラッジポンプによって吸い出され
る。使用水は、トラフの傍に位置している多室形沈殿槽
内へ圧送され、そこで浄化されて再び使用水循環回路を
閉じて容器に供給される。
は、機械作業台の下に位置するトラフに懸架されてい
る。該機械作業台は、互いに交差して相互間に室を形成
する直立した複数の帯材から成っている。前記容器はト
ラフの全幅にわたって延びておりかつ該トラフの長手方
向に走行可能である。容器内には、デフレクタ粒体で被
覆されたスクリーン床を有するインサート体が配置され
ている。該インサート体はその下で容器内に洗浄溝を開
放している。インサート体の上部開口は、激流ブレーカ
ーとして作用する屈曲した複数のガイド部材から成り、
該ガイド部材は相互間にインサート体の内部への入口と
してスロットを形成している。ガイド部材は、ラインキ
ャッチャーの容器の長手方向に延在しかつ前記機械作業
台の下面に接触するパッキンストリップを支持してい
る。該パッキンストリップはブラシ条材によって構成す
ることもできる。容器の一方の端壁には、トラフの外側
に敷設可能な可撓性ホースが使用水の給水のためにホー
ス接続部を介して接続されている。前記端壁に対向した
容器端壁の傍で容器底には、トラフ床に設けられた溝に
前記容器から排水するための排出口が設けられている。
該容器には、前記排出口から流出する量よりも多量の使
用水が供給される。インサート体の各側壁と容器の各側
壁との間には、揚水通路が位置している。容器側壁の外
側には、側壁全体にわたるポケット状室が設けられてい
る。該ポケット状室の底部帯材はトラフ床の溝に向かっ
て急勾配で斜向しており、ポケット状室の端壁の手前で
終わりかつ前記溝の上方で流出穴を開放している。前記
溝は、トラフ床全体と同様に集合凹みへ向かって傾斜し
ている。該集合凹みから、研磨材粒子と切断物残片で負
荷された使用水がスラッジポンプによって吸い出され
る。使用水は、トラフの傍に位置している多室形沈殿槽
内へ圧送され、そこで浄化されて再び使用水循環回路を
閉じて容器に供給される。
【０００９】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【００１０】機械下部構造１にはトラフ２が位置してい
る。該トラフ２内にラインキャッチャー４の容器３が支
承されている。ラインキャッチャー４はトラフ２に跨っ
ており、かつ、レールとして構成されたトラフ２の縁部
３０上を該トラフの長手方向に走行する。トラフ床３１
内には、集合凹み６へ向かって傾斜した溝５が設けられ
ている。集合凹み６内には、スラッジポンプ８の吸込み
ホース７の入口が嵌装されている。
る。該トラフ２内にラインキャッチャー４の容器３が支
承されている。ラインキャッチャー４はトラフ２に跨っ
ており、かつ、レールとして構成されたトラフ２の縁部
３０上を該トラフの長手方向に走行する。トラフ床３１
内には、集合凹み６へ向かって傾斜した溝５が設けられ
ている。集合凹み６内には、スラッジポンプ８の吸込み
ホース７の入口が嵌装されている。
【００１１】スラッジポンプ８は、負荷される使用水を
前記集合凹み６から多室形沈殿槽９内へ圧送する。該多
室形沈殿槽９内には、コンベヤベルト１０が配置されて
おり、該コンベヤベルトは、研磨材粒子と切断物残片と
から成る沈殿スラッジを、前記多室形沈殿槽９から搬送
する。多室形沈殿槽９内には、ポンプ１２の吸込み接続
管１１が侵入している。該吸込み接続管１１の前方には
フィルタ（図示せず）が配置されている。ポンプ１２に
は可撓性ホース１４が接続されており、該可撓性ホース
はトラフ２の傍の敷設台１３上に位置している。可撓性
ホース１４には、サイホンとして構成された流入管３２
が接続されている。該流入管３２は外部からギャップ３
３を通ってトラフ２内へ導かれている。流入管３２は容
器３の容器底１６の上位で該容器３の端壁１５に水密に
接続されている。前記端壁１５に対向した方の容器端壁
の傍で容器３の容器底１６内には排出口１７が設けられ
ており、該排出口の通流開口度は調整可能である。排出
口１７は容器３から溝５へ排水する。該容器３内にはイ
ンサート体１８が配置されている。該インサート体のス
クリーン床１９は多数のデフレクタ粒体２０で被覆され
ている。スクリーン床１９と容器３の容器底１６との間
には、使用水の通流する自由空室２１が設けられてい
る。インサート体１８の両側壁２３と容器３の両側壁２
４とによって揚水通路２２が形成される。該揚水通路２
２はオーバーフロー部２５に通じている。インサート体
１８の上部開口２６内には２つのガイド部材２７が装着
されており、該ガイド部材は中間にスロット２８を形成
している。ガイド部材２７上にはパッキンストリップ２
９が固定されている。該パッキンストリップ２９は、直
立した剛毛を有するブラシ条材であってもよい。該ブラ
シ条材は前記オーバーフロー部２５を枠状に縁取ること
ができる。前記パッキンストリップ２９は、機械作業台
（図示せず）の下面に接触する。該機械作業台は格子体
から成っている。該格子体は、互いに交差して直立する
複数の帯材から成っている。前記側壁２４の各外面には
ポケット状室３４が載着されており、該ポケット状室は
上向きに開いてオーバーフロー部２５に続いている。ポ
ケット状室３４の底部帯材３５は、ラインキャッチャー
４の流入側の端壁１５から排出側端壁の方に強い下り勾
配で斜向している。底部帯材３５は、ポケット状室３４
の端壁３６の手前で終わり、かつ流出穴３７を開放して
いる。該流出穴３７は、溝５の上方で排出口１７の近く
に位置している。
前記集合凹み６から多室形沈殿槽９内へ圧送する。該多
室形沈殿槽９内には、コンベヤベルト１０が配置されて
おり、該コンベヤベルトは、研磨材粒子と切断物残片と
から成る沈殿スラッジを、前記多室形沈殿槽９から搬送
する。多室形沈殿槽９内には、ポンプ１２の吸込み接続
管１１が侵入している。該吸込み接続管１１の前方には
フィルタ（図示せず）が配置されている。ポンプ１２に
は可撓性ホース１４が接続されており、該可撓性ホース
はトラフ２の傍の敷設台１３上に位置している。可撓性
ホース１４には、サイホンとして構成された流入管３２
が接続されている。該流入管３２は外部からギャップ３
３を通ってトラフ２内へ導かれている。流入管３２は容
器３の容器底１６の上位で該容器３の端壁１５に水密に
接続されている。前記端壁１５に対向した方の容器端壁
の傍で容器３の容器底１６内には排出口１７が設けられ
ており、該排出口の通流開口度は調整可能である。排出
口１７は容器３から溝５へ排水する。該容器３内にはイ
ンサート体１８が配置されている。該インサート体のス
クリーン床１９は多数のデフレクタ粒体２０で被覆され
ている。スクリーン床１９と容器３の容器底１６との間
には、使用水の通流する自由空室２１が設けられてい
る。インサート体１８の両側壁２３と容器３の両側壁２
４とによって揚水通路２２が形成される。該揚水通路２
２はオーバーフロー部２５に通じている。インサート体
１８の上部開口２６内には２つのガイド部材２７が装着
されており、該ガイド部材は中間にスロット２８を形成
している。ガイド部材２７上にはパッキンストリップ２
９が固定されている。該パッキンストリップ２９は、直
立した剛毛を有するブラシ条材であってもよい。該ブラ
シ条材は前記オーバーフロー部２５を枠状に縁取ること
ができる。前記パッキンストリップ２９は、機械作業台
（図示せず）の下面に接触する。該機械作業台は格子体
から成っている。該格子体は、互いに交差して直立する
複数の帯材から成っている。前記側壁２４の各外面には
ポケット状室３４が載着されており、該ポケット状室は
上向きに開いてオーバーフロー部２５に続いている。ポ
ケット状室３４の底部帯材３５は、ラインキャッチャー
４の流入側の端壁１５から排出側端壁の方に強い下り勾
配で斜向している。底部帯材３５は、ポケット状室３４
の端壁３６の手前で終わり、かつ流出穴３７を開放して
いる。該流出穴３７は、溝５の上方で排出口１７の近く
に位置している。
【００１２】流入管３２を通して使用水はラインキャッ
チャー４に供給される。この場合該ラインキャッチャー
には使用水が、開口度の調整可能な排出口１７を通って
流出する水量よりも多量の使用水が供給される。ライン
キャッチャー４はオーバーフロー部２５に達するまで充
填される。使用水の過剰分はオーバーフロー部２５を介
してポケット状室３４内へ流入する。底部帯材３５の傾
斜によって前記使用水過剰分は流出穴３７へ導かれる。
該使用水過剰分は、ラインキャッチャー４を洗浄して排
出口１７から流出する使用水と一緒に溝５内へ流入す
る。該溝５内では、研磨材粒子又は切断材料残片の沈殿
を阻止する流れが生じる。
チャー４に供給される。この場合該ラインキャッチャー
には使用水が、開口度の調整可能な排出口１７を通って
流出する水量よりも多量の使用水が供給される。ライン
キャッチャー４はオーバーフロー部２５に達するまで充
填される。使用水の過剰分はオーバーフロー部２５を介
してポケット状室３４内へ流入する。底部帯材３５の傾
斜によって前記使用水過剰分は流出穴３７へ導かれる。
該使用水過剰分は、ラインキャッチャー４を洗浄して排
出口１７から流出する使用水と一緒に溝５内へ流入す
る。該溝５内では、研磨材粒子又は切断材料残片の沈殿
を阻止する流れが生じる。
【００１３】研磨材粒子によって負荷された切断ジェッ
ト噴流はスロット２８を通って、使用水の充填されたイ
ンサート体１８内へ入り、使用水とデフレクタ粒体２０
で放圧される。切断ジェット噴流が入る際に使用水は激
動する。パッキンストリップ２９は、この激動する使用
水がオーバーフロー部２５内へ側方に流出するのを防止
する。こうして、激動する使用水は、切断ジェット噴流
の入射部位の上方に位置している格子体のポケット状室
を満たす。これによって、切断材から噴出する切断ジェ
ット噴流によって惹起される騒音レベルが著しく低下さ
れる。研磨材粒子はスクリーン床を通って、使用水の通
流する自由空室２１内へ落下する。研磨材粒子は使用水
流にラインキャッチャー４から溝５内へ洗い流され、更
にそこから集合凹み６を経てスラッジポンプ８によって
多室形沈殿槽９内へ搬送される。
ト噴流はスロット２８を通って、使用水の充填されたイ
ンサート体１８内へ入り、使用水とデフレクタ粒体２０
で放圧される。切断ジェット噴流が入る際に使用水は激
動する。パッキンストリップ２９は、この激動する使用
水がオーバーフロー部２５内へ側方に流出するのを防止
する。こうして、激動する使用水は、切断ジェット噴流
の入射部位の上方に位置している格子体のポケット状室
を満たす。これによって、切断材から噴出する切断ジェ
ット噴流によって惹起される騒音レベルが著しく低下さ
れる。研磨材粒子はスクリーン床を通って、使用水の通
流する自由空室２１内へ落下する。研磨材粒子は使用水
流にラインキャッチャー４から溝５内へ洗い流され、更
にそこから集合凹み６を経てスラッジポンプ８によって
多室形沈殿槽９内へ搬送される。
【図１】トラフと沈殿槽の概略平面図である。
【図２】ラインキャッチャーの横断面図である。
【図３】ラインキャッチャーの側面図である。
１ 機械下部構造、 ２ トラフ、 ３ 容器、
４ ラインキャッチャー、 ５ 溝、 ６ 集
合凹み、 ７ 吸込みホース、 ８ スラッジポン
プ、 ９ 多室形沈殿槽、 １０ コンベヤベル
ト、 １１ 吸込み接続管、 １２ ポンプ、 １
３ 敷設台、 １４ 可撓性ホース、１５ 端
壁、 １６ 容器底、 １７ 排出口、 １８
インサート体、 １９ スクリーン床、 ２０ デ
フレクタ粒体、 ２１ 自由空室、 ２２ 揚水通
路、 ２３，２４ 側壁、 ２５ オーバーフロー
部、２６ 上部開口、 ２７ ガイド部材、 ２８
スロット、 ２９パッキンストリップ、 ３０
縁部、 ３１ トラフ床、 ３２ 流入管、 ３３
ギャップ、 ３４ ポケット状室、 ３５ 底
部帯材、 ３６ポケット状室の端壁、 ３７ 流出穴
４ ラインキャッチャー、 ５ 溝、 ６ 集
合凹み、 ７ 吸込みホース、 ８ スラッジポン
プ、 ９ 多室形沈殿槽、 １０ コンベヤベル
ト、 １１ 吸込み接続管、 １２ ポンプ、 １
３ 敷設台、 １４ 可撓性ホース、１５ 端
壁、 １６ 容器底、 １７ 排出口、 １８
インサート体、 １９ スクリーン床、 ２０ デ
フレクタ粒体、 ２１ 自由空室、 ２２ 揚水通
路、 ２３，２４ 側壁、 ２５ オーバーフロー
部、２６ 上部開口、 ２７ ガイド部材、 ２８
スロット、 ２９パッキンストリップ、 ３０
縁部、 ３１ トラフ床、 ３２ 流入管、 ３３
ギャップ、 ３４ ポケット状室、 ３５ 底
部帯材、 ３６ポケット状室の端壁、 ３７ 流出穴
フロントページの続き (72)発明者 マティアス ヴァルデン ドイツ連邦共和国 ゾーラント バウツェ ナー シュトラーセ 12
Claims (3)
- 【請求項１】 トラフ（２）に跨って長手方向に走行可
能であって複数のデフレクタ粒体（２０）を内蔵したイ
ンサート体（１８）を備えた形式の、流体ジェット噴流
式切断装置の残余ジェット噴流を捕集するための面擦過
移動式ラインキャッチャー（４）において、 ラインキャッチャー（４）の容器（３）が一方の端壁
（１５）にホース接続部を有しており、該ホース接続部
には、使用水循環回路内において多室形沈殿槽（９）か
ら使用水を供給するポンプ（１２）が、前記トラフ
（２）の傍の敷設台（１３）内を案内された可撓性ホー
ス（１４）を介して接続されており、 ラインキャッチャー（４）の容器（３）の容器底（１
６）内には、前記端壁（１５）に対向した端壁の近く
に、ラインキャッチャー（４）からトラフ底（３１）に
設けた溝（５）へ排水するための排出口（１７）が設け
られており、該排出口は、前記ポンプ（１２）から供給
される使用水量よりも少量の使用水を流出させるように
調節可能に構成されており、 前記インサート体（１８）の前記デフレクタ粒体（２
０）で被覆されたスクリーン床（１９）と前記ラインキ
ャッチャーの容器底（１６）との間には、使用水の通流
する自由空室（２１）が介在し、 該自由空室（２１）には、前記インサート体（１８）の
長手方向の側壁（２３）と前記ラインキャッチャー容器
の側壁（２４）とによって形成されてオーバーフロー部
（２５）に通じる揚水通路（２２）が接続しており、 前記トラフ（２）のトラフ底（３１）並びに前記溝
（５）が共に１つの集合凹み（６）へ向かって斜向して
おり、 該集合凹み（６）から、研磨材粒子及び切断物残片で負
荷された使用水と、切断ジェット噴流の合流する流体と
を吸込んで、前記トラフ（２）の傍に配置された前記多
室形沈殿槽（９）内へ圧送し再び使用水循環回路を閉じ
て前記容器に使用水を供給させるスラッジポンプ（８）
が設けられていることを特徴とする、流体ジェット噴流
式切断装置用の面擦過移動式ラインキャッチャー。 - 【請求項２】 ラインキャッチャー(４)が機械作業台の
下位に位置し、該機械作業台が、互いに交差して相互間
に室を形成する直立した複数の帯材から成る格子体によ
って構成されており、前記帯材の下面には、インサート
体(１８)の上部開口に装着されてスロット（２８）を形
成している屈曲したガイド部材（２７）によって支持さ
れたブラシ条材として構成されたパッキンストリップ
（２９）が接触している、請求項１記載の面擦過移動式
ラインキャッチャー。 - 【請求項３】 ラインキャッチャー容器（３）の各側壁
（２４）には、オーバーフロー部（２５）に接続してそ
れぞれ１つの上向きに開いたポケット状室（３４）が設
けられており、該ポケット状室は、前記側壁（２４）の
全面にわたって延びており、前記ポケット状室の底部帯
材（３５）がラインキャッチャー（４）の流入側から流
出側へ向かって強い下り勾配で傾斜し、前記ポケット状
室（３４）の端壁（３６）の手前で終わり、かつ流出穴
（３７）を開放しており、該流出穴は、溝（５）の上方
でラインキャッチャー（４）の排出口（１７）の近くに
位置している、請求項２記載の面擦過移動式ラインキャ
ッチャー。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4235090A DE4235090C2 (de) | 1992-10-17 | 1992-10-17 | Flächenüberstreichender Liniencatcher (Fangeinrichtung) für eine Fluidstrahlschneidanlage |
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| DE4317680.1 | 1993-05-27 | ||
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Publications (1)
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|---|---|---|---|
| JP5256934A Pending JPH06320427A (ja) | 1992-10-17 | 1993-10-14 | 流体ジェット噴流式切断装置用の面擦過移動式ラインキャッチャー |
Country Status (4)
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| JP (1) | JPH06320427A (ja) |
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| DE (2) | DE4235090C2 (ja) |
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- 1993-10-16 AT AT93116761T patent/ATE148016T1/de not_active IP Right Cessation
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