JPH0632036B2 - 信号をコーディングし,デコードし,分析し,そして合成するための装置 - Google Patents
信号をコーディングし,デコードし,分析し,そして合成するための装置Info
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- JPH0632036B2 JPH0632036B2 JP59502944A JP50294484A JPH0632036B2 JP H0632036 B2 JPH0632036 B2 JP H0632036B2 JP 59502944 A JP59502944 A JP 59502944A JP 50294484 A JP50294484 A JP 50294484A JP H0632036 B2 JPH0632036 B2 JP H0632036B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/66—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission
- H04B1/667—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using a division in frequency subbands
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
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- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は一般に信号をコーディングしデコードするため
の装置と方法に関し、特にアナログ音声信号を分析して
合成するための装置と方法に関するものである。
の装置と方法に関し、特にアナログ音声信号を分析して
合成するための装置と方法に関するものである。
先行技術と背景の議論 信号、特にアナログ音声信号は、種々の利用のためにコ
ード化される。たとえば、多くの応用において、音声信
号処理はバンド幅制限プロセスである。したがって、元
のアナログ音声信号は通常はその信号を圧縮するために
コード化され、すなわち高品質の信号を再構成するため
には処理される必要のない元の音声信号中の冗長情報を
除去するためにコード化される。圧縮された信号は次に
たとえばバンド幅制限された通信データリンクへ伝送さ
れるか、または制限された記憶容量のメモリ内へストア
されて、そして最後に信号を再構成するためにデコード
され得る。一般に、信号分析は全体的なプロセスであ
り、そのプロセスによって元の信号はその元の信号によ
って運ばれるほとんどの情報を有する圧縮された信号へ
変換される。信号合成は、圧縮された信号から元の信号
を再構成するために用いられる全体的なプロセスであ
る。
ード化される。たとえば、多くの応用において、音声信
号処理はバンド幅制限プロセスである。したがって、元
のアナログ音声信号は通常はその信号を圧縮するために
コード化され、すなわち高品質の信号を再構成するため
には処理される必要のない元の音声信号中の冗長情報を
除去するためにコード化される。圧縮された信号は次に
たとえばバンド幅制限された通信データリンクへ伝送さ
れるか、または制限された記憶容量のメモリ内へストア
されて、そして最後に信号を再構成するためにデコード
され得る。一般に、信号分析は全体的なプロセスであ
り、そのプロセスによって元の信号はその元の信号によ
って運ばれるほとんどの情報を有する圧縮された信号へ
変換される。信号合成は、圧縮された信号から元の信号
を再構成するために用いられる全体的なプロセスであ
る。
アナログ音声信号の圧縮のために一般に用いられる2つ
のディジタルコーディング技術は、(1)パラメトリッ
クコーディングと(2)波形コーディングである。パラ
メトリックコーディング技術の1つの例は線形予測コー
ディングであり、アナログ音声信号の波形はフィルタの
出力として形成され、そのフィルタはピッチパルスとし
て知られる疑似周期的列のインパルスと“ホワイトノイ
ズ”シーケンスとの線形結合によって励起される。すな
わち、アナログ音声信号を表わすために用いられるパラ
メータはフィルタの係数,ピッチパルスの周期,ピッチ
パルスの振幅,およびホワイトノイズのエネルギなどの
値であって、それらはすべて伝送されるかまたはディジ
タル的にストアされ得る。音声信号を表わすためにこれ
らのパラメータを用いることによって、音声処理に必要
なデータ速度または秒あたりのビット数(bps)、すな
わちバンド幅は著しく減少され得る。たとえば、800
bps〜2400bpsのような低いデータ速度が線形予測コ
ーディング機構を用いて達成され得る。しかしながら、
データ速度は遅いが、これらのパラメータから再構成さ
れた音声信号も好ましからざるほど遅い。再構成された
音声は明瞭であるが自然な響きではない。
のディジタルコーディング技術は、(1)パラメトリッ
クコーディングと(2)波形コーディングである。パラ
メトリックコーディング技術の1つの例は線形予測コー
ディングであり、アナログ音声信号の波形はフィルタの
出力として形成され、そのフィルタはピッチパルスとし
て知られる疑似周期的列のインパルスと“ホワイトノイ
ズ”シーケンスとの線形結合によって励起される。すな
わち、アナログ音声信号を表わすために用いられるパラ
メータはフィルタの係数,ピッチパルスの周期,ピッチ
パルスの振幅,およびホワイトノイズのエネルギなどの
値であって、それらはすべて伝送されるかまたはディジ
タル的にストアされ得る。音声信号を表わすためにこれ
らのパラメータを用いることによって、音声処理に必要
なデータ速度または秒あたりのビット数(bps)、すな
わちバンド幅は著しく減少され得る。たとえば、800
bps〜2400bpsのような低いデータ速度が線形予測コ
ーディング機構を用いて達成され得る。しかしながら、
データ速度は遅いが、これらのパラメータから再構成さ
れた音声信号も好ましからざるほど遅い。再構成された
音声は明瞭であるが自然な響きではない。
波形コーディングは、信号を圧縮するために数サンプル
離れた音声サンプル間のみならず波形の近接する音声サ
ンプル間の相互関係を利用する。一般に、波形コーディ
ングはアナログ音声信号のサンプリング,サンプルされ
た信号の量子化とアナログディジタル(A/D)変換,
およびそれらのA/D変換された信号を互いに相関させ
ることを含み、それによって、冗長情報を持たないそれ
らのA/D変換された信号のみを伝送またはストアす
る。約3.4kHzの最大周波数を有する音声信号のた
めに、サンプリングは通常は8kHzの速度で起こる。
知られているように、信号の量子化と変換はたとえば秒
あたり16〜32kビットの高ビット速度で動作する波
形コーダを用いて行なわれ、変換された信号の波形内へ
の“量子化ノイズ”または歪の導入を最小にする。多く
の異なった波形コーディングシステムが存在し、デルタ
変調(DM),適応デルタ変調(ADM),差動パルス
コード変調(DPCM),適応差動パルスコード変調
(ADPCM),およびベクトル量子化(VQ)などを
採用した波形コーダを有するシステムがある。波形コー
ディングは高品質の音声を再構成できる利点を有してい
るが、秒あたり16〜32kビットまたはそれより高い
範囲におけるバンド幅の要件を犠牲にしている。秒あた
り16kビット以下のデータ速度において、再構成され
た音声信号の品質は低いものである。これは、アナログ
信号を量子化して変換するために遅いビット速度で動作
する波形コーダから生じ、それはA/D変換された音声
信号内へ量子化ノイズを導入する。
離れた音声サンプル間のみならず波形の近接する音声サ
ンプル間の相互関係を利用する。一般に、波形コーディ
ングはアナログ音声信号のサンプリング,サンプルされ
た信号の量子化とアナログディジタル(A/D)変換,
およびそれらのA/D変換された信号を互いに相関させ
ることを含み、それによって、冗長情報を持たないそれ
らのA/D変換された信号のみを伝送またはストアす
る。約3.4kHzの最大周波数を有する音声信号のた
めに、サンプリングは通常は8kHzの速度で起こる。
知られているように、信号の量子化と変換はたとえば秒
あたり16〜32kビットの高ビット速度で動作する波
形コーダを用いて行なわれ、変換された信号の波形内へ
の“量子化ノイズ”または歪の導入を最小にする。多く
の異なった波形コーディングシステムが存在し、デルタ
変調(DM),適応デルタ変調(ADM),差動パルス
コード変調(DPCM),適応差動パルスコード変調
(ADPCM),およびベクトル量子化(VQ)などを
採用した波形コーダを有するシステムがある。波形コー
ディングは高品質の音声を再構成できる利点を有してい
るが、秒あたり16〜32kビットまたはそれより高い
範囲におけるバンド幅の要件を犠牲にしている。秒あた
り16kビット以下のデータ速度において、再構成され
た音声信号の品質は低いものである。これは、アナログ
信号を量子化して変換するために遅いビット速度で動作
する波形コーダから生じ、それはA/D変換された音声
信号内へ量子化ノイズを導入する。
発明の概要 本発明の目的は元の信号をコーディングしてデコードす
るための新規な装置と方法を提供することである。
るための新規な装置と方法を提供することである。
本発明のもう1つの目的は元の信号を分析して構成する
ための新規な装置と方法を提供することである。
ための新規な装置と方法を提供することである。
本発明のさらにもう1の方法は元の信号をかなり圧縮す
ることであり、一方、その圧縮された信号から元の信号
が高品質で再構成される。
ることであり、一方、その圧縮された信号から元の信号
が高品質で再構成される。
本発明の付加的な目的,利点,および新規な特徴は一部
が以下の記述において説明され、一部は以下を調べるこ
とによって当該分野に習熟した人達に明らかとなり、ま
たは発明の実行によって知ることができよう。本発明の
目的や利点は,添付された請求の範囲に特に指摘された
手段と組合せによって実現されて得られよう。
が以下の記述において説明され、一部は以下を調べるこ
とによって当該分野に習熟した人達に明らかとなり、ま
たは発明の実行によって知ることができよう。本発明の
目的や利点は,添付された請求の範囲に特に指摘された
手段と組合せによって実現されて得られよう。
発明の説明 本発明の目的と一致する前のおよび他の目的を達成する
ために、ここで実施されかつ概略述べられるように、本
発明の1つの態様は或る波形を有する元の信号をコーデ
ィングするための装置であって、その装置は歪を有する
コード化された信号を生じるように或る速度で波形をコ
ード化するための手段,そのコード化された信号に応答
して歪を減衰させる手段,第1のデータを有する波形コ
ーディング手段,および元の信号を再構成するために第
2のデータを有する減衰手段を備えている。
ために、ここで実施されかつ概略述べられるように、本
発明の1つの態様は或る波形を有する元の信号をコーデ
ィングするための装置であって、その装置は歪を有する
コード化された信号を生じるように或る速度で波形をコ
ード化するための手段,そのコード化された信号に応答
して歪を減衰させる手段,第1のデータを有する波形コ
ーディング手段,および元の信号を再構成するために第
2のデータを有する減衰手段を備えている。
好ましくは、減衰手段はフィルタを含んでいて、そのフ
ィルタが有するフィルタ係数の値は第2のデータであ
る。また好ましくは、波形をコーディングする手段は低
ビット速度で動作する波形コーダであって、それはコー
ド化された信号内に量子化ノイズまたは歪を導入する。
ィルタが有するフィルタ係数の値は第2のデータであ
る。また好ましくは、波形をコーディングする手段は低
ビット速度で動作する波形コーダであって、それはコー
ド化された信号内に量子化ノイズまたは歪を導入する。
もう1つの態様において、本発明は或る波形を有する元
の信号をコーディングするための方法であって、歪を有
するコード化された信号を生じる或る速度で波形をコー
ディングすることと、そのコーディングに応答して第1
の波形コーディングデータを与えることと、そのコード
化された信号の歪を減衰させることと、さらにその減衰
に応答して第2の減衰データを与えることを含み、第1
の波形コーディングデータと第2の減衰データは元の信
号を再構成するための情報を有している。好ましくは、
減衰のステップはコード化された信号をフィルタでフィ
ルタリングすることを含み、コーディングのステップは
低ビット速度で波形をコーディングすることを含む。
の信号をコーディングするための方法であって、歪を有
するコード化された信号を生じる或る速度で波形をコー
ディングすることと、そのコーディングに応答して第1
の波形コーディングデータを与えることと、そのコード
化された信号の歪を減衰させることと、さらにその減衰
に応答して第2の減衰データを与えることを含み、第1
の波形コーディングデータと第2の減衰データは元の信
号を再構成するための情報を有している。好ましくは、
減衰のステップはコード化された信号をフィルタでフィ
ルタリングすることを含み、コーディングのステップは
低ビット速度で波形をコーディングすることを含む。
本発明のその他の態様は、元の信号を再構成するために
上述のデータをデコードするための装置と方法を含む。
本発明のさらに他の態様は、元の信号を分析して合成す
るために上述のコーディングとデコーディングの原理を
実行する全体的な装置を含む。
上述のデータをデコードするための装置と方法を含む。
本発明のさらに他の態様は、元の信号を分析して合成す
るために上述のコーディングとデコーディングの原理を
実行する全体的な装置を含む。
得られる利益と利点の説明 本発明は元の信号をかなり圧縮するために波形コーディ
ングとパラメトリックコーディングの特徴を組合わせ、
それによってバンド幅要件を減少させ、一方、元の信号
を高品質で再構成することができる。
ングとパラメトリックコーディングの特徴を組合わせ、
それによってバンド幅要件を減少させ、一方、元の信号
を高品質で再構成することができる。
図面の簡単な説明 ここに合同されて明細書の一部を形成する添付された図
面は本発明の実施例を図解しており、記述とともに本発
明の原理を説明する助けとなる。
面は本発明の実施例を図解しており、記述とともに本発
明の原理を説明する助けとなる。
第1A図は本発明の信号コーディング原理を説明するた
めに用いられる簡略化されたブロック図である。
めに用いられる簡略化されたブロック図である。
第1B図は本発明の信号デコーディング原理を説明する
ために用いられるもう1つの簡略化されたブロック図で
ある。
ために用いられるもう1つの簡略化されたブロック図で
ある。
第2A図は本発明の信号分析器の一実施例のブロック図
である。
である。
第2B図は本発明の信号合成器の一実施例のブロック図
である。
である。
第3A図は本発明の信号分析器のもう1つの実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
第3B図は本発明の信号合成器のもう1つの実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
発明の詳細な説明 ここで、本発明の好ましい実施例が詳細に参照され、一
例が添付された図面に図解されている。
例が添付された図面に図解されている。
第1A図は、波形W1を有する元の入力信号SNをコー
ディングする一般的な原理を説明するために、信号を圧
縮する装置10を図解している。本発明のコーディング
原理は種々の入力信号SNへ適用し得るが、本発明はた
とえば3.4kHzの最大周波数を有するアナログ音声
信号SNに関連して述べられる。装置10は、波形W2
を有するコード化された信号YNを生じるために、音声
信号SNの波形W1をコーディングする手段12を含
む。波形コーディング手段12は従来の波形コーダ14
を含み、それはデルタ変調(DM),適応デルタ変調
(ADM),差動パルスコード変調(DPCM),適応
差動パルスコード変調(ADPCM),およびベクトル
量子化(VQ)のような多くの波形コーディング技術の
任意の1つを利用することができる。
ディングする一般的な原理を説明するために、信号を圧
縮する装置10を図解している。本発明のコーディング
原理は種々の入力信号SNへ適用し得るが、本発明はた
とえば3.4kHzの最大周波数を有するアナログ音声
信号SNに関連して述べられる。装置10は、波形W2
を有するコード化された信号YNを生じるために、音声
信号SNの波形W1をコーディングする手段12を含
む。波形コーディング手段12は従来の波形コーダ14
を含み、それはデルタ変調(DM),適応デルタ変調
(ADM),差動パルスコード変調(DPCM),適応
差動パルスコード変調(ADPCM),およびベクトル
量子化(VQ)のような多くの波形コーディング技術の
任意の1つを利用することができる。
通常、波形コーダ14は、それが秒あたり16〜32k
ビットの範囲内で動作するときには、コード化された信
号Yn内へ量子化ノイズまたは歪をかなり導入すること
なく音声信号SNをエンコードすることができる。しか
し、本発明によれば、音声信号SNは秒あたり4.4k
または8.7kのような秒あたり16kでビット以下の
低ビット速度で波形コーダ14を動作させることによっ
て信号YNを生じるようにエンコードされる。低ビット
速度でのこのエンコーディングの結果、コード化された
信号YNの波形W2は信号SNの波形W1の周期性につ
いての情報を有しているが、コード化された信号YNの
波形W2の短時間のスペクトルは波形コーダ14によっ
て導入された量子化ノイズによる歪を有している。好ま
しくは、波形コーダ14はADPCM方法と、それぞれ
のフレーム時間の音声信号SNのサンプルのA/D変換
ブロックとを用い、これはさらに述べられる。たとえ
ば、8kHzでのA/Dサンプリングにおいて、30ミ
リ秒のフレーム時間内にサンプルあたり12ビット24
0サンプルが存在し得る。
ビットの範囲内で動作するときには、コード化された信
号Yn内へ量子化ノイズまたは歪をかなり導入すること
なく音声信号SNをエンコードすることができる。しか
し、本発明によれば、音声信号SNは秒あたり4.4k
または8.7kのような秒あたり16kでビット以下の
低ビット速度で波形コーダ14を動作させることによっ
て信号YNを生じるようにエンコードされる。低ビット
速度でのこのエンコーディングの結果、コード化された
信号YNの波形W2は信号SNの波形W1の周期性につ
いての情報を有しているが、コード化された信号YNの
波形W2の短時間のスペクトルは波形コーダ14によっ
て導入された量子化ノイズによる歪を有している。好ま
しくは、波形コーダ14はADPCM方法と、それぞれ
のフレーム時間の音声信号SNのサンプルのA/D変換
ブロックとを用い、これはさらに述べられる。たとえ
ば、8kHzでのA/Dサンプリングにおいて、30ミ
リ秒のフレーム時間内にサンプルあたり12ビット24
0サンプルが存在し得る。
装置10は波形コーダ14によってコード化された信号
YN内へ導入される歪を減衰させる手段16をも含む。
減衰手段16はM+1のフィルタ係数を有するスペクト
ル整形フィルタ18を含み、それは好ましくは適応し得
るものであり、これはさらに述べられる。1つの特定的
な例として、適応フィルタ18は従来の有限インパルス
応答(FIR)フィルタでよい。
YN内へ導入される歪を減衰させる手段16をも含む。
減衰手段16はM+1のフィルタ係数を有するスペクト
ル整形フィルタ18を含み、それは好ましくは適応し得
るものであり、これはさらに述べられる。1つの特定的
な例として、適応フィルタ18は従来の有限インパルス
応答(FIR)フィルタでよい。
適応スペクトル整形フィルタ18の出力は減衰させられ
た音声信号 であり、それは1つの入力として加算器20へ供給さ
れ、その加算器はもう1つの入力として元の音声信号S
Nを受取る。信号SNと信号 間の差であるエラー信号ENは加算器20の出力に発生
し、次にそれは平均化されたエラー信号▲2 N▼を生じ
るために平均化回路24へ供給される。オンオフスイッ
チ26はたとえば30ミリ秒のフレーム時間でその平均
化されたエラー信号▲2 N▼をサンプルするように動作
させられる。サンプルされた平均エラー信号▲2 N▼は
次に適応スペクトル整形フィルタ18へ供給される。サ
ンプルされた平均エラー信号▲2 N▼に応答して、適応
スペクトル整形フィルタ18のM+1のフィルタ係数
は、信号YN中の歪をさらにフィルタしてエラー信号E
Nを最小にする目的のために変えられる。
た音声信号 であり、それは1つの入力として加算器20へ供給さ
れ、その加算器はもう1つの入力として元の音声信号S
Nを受取る。信号SNと信号 間の差であるエラー信号ENは加算器20の出力に発生
し、次にそれは平均化されたエラー信号▲2 N▼を生じ
るために平均化回路24へ供給される。オンオフスイッ
チ26はたとえば30ミリ秒のフレーム時間でその平均
化されたエラー信号▲2 N▼をサンプルするように動作
させられる。サンプルされた平均エラー信号▲2 N▼は
次に適応スペクトル整形フィルタ18へ供給される。サ
ンプルされた平均エラー信号▲2 N▼に応答して、適応
スペクトル整形フィルタ18のM+1のフィルタ係数
は、信号YN中の歪をさらにフィルタしてエラー信号E
Nを最小にする目的のために変えられる。
数学的に、装置10は以下の式に従って動作する。
エラー信号ENは次のように定義される。
ここで は次のように定義される。
1フレーム時間のエラー信号ENの全体平均は次式に等
しい。
しい。
ここで、AK(K=0,1,2,…M)はK番目のフィ
ルタ係数の値であり、M+1はフィルタ18のフィルタ
係数の数である。
ルタ係数の値であり、M+1はフィルタ18のフィルタ
係数の数である。
したがって、たとえば上述のような240サンプルの1
フレーム時間におけるエラー信号ENの全体平均は次の
ようである。
フレーム時間におけるエラー信号ENの全体平均は次の
ようである。
そして、信号▲2 N▼を最小にするために、フィルタ係
数に関する信号▲2 N▼の導関数は次のようにとられ
る。
数に関する信号▲2 N▼の導関数は次のようにとられ
る。
δ▲2 N▼/δAK=0;K=0,1,…M …
(5) この最小化において、すべてのフィルタ係数は適応スペ
クトル整形フィルタ18がコード化された信号YN内の
歪をほとんどフィルタするようなそれぞれの値A0,A
1,A2,…AMを持つ。
(5) この最小化において、すべてのフィルタ係数は適応スペ
クトル整形フィルタ18がコード化された信号YN内の
歪をほとんどフィルタするようなそれぞれの値A0,A
1,A2,…AMを持つ。
さらに、従来のフィルタ設計のように、適応スペクトル
整形フィルタ18のフィルタ係数のすべての値A0,A
1,A2,…AMは次式で示され得る。
整形フィルタ18のフィルタ係数のすべての値A0,A
1,A2,…AMは次式で示され得る。
RYYA=RYS …(6) ここで、RYYは自己相関成分であって、RYSは相互
相関成分であり、それぞれ次のように定義される。
相関成分であり、それぞれ次のように定義される。
RYY(K)=E(YNYN-K) …(7) RYS(K)=E(SNYN-K) …(8) フィルタ係数のすべての値A0,A1,A2,…AMは
次のようなマトリックスで与えられる。
次のようなマトリックスで与えられる。
A=[A0A1…AM]T …(9) ここで、Tは転置を意味する。
また、自己相関成分RYYも次のマトリクス形式で与え
られる。
られる。
同様に、相互相関成分RYSは次のように与えられる。
RYS=[RYS(0)RYS(1)…RYS(M)]
T …(11) さらに述べられるように、波形コーダ14は或る波形コ
ーディングデータを有しており、フィルタ18はフィル
タ係数データ、すなわちM+1のフィルタ係数の値
A0,A1,…AMを有しており、それらは高品質で音
声信号SNの再構成において用いるために伝送されまた
はメモリ(図示せず)内へストアされ、一方、低ビット
速度でバンド幅制限されたシステムが用いられる。フィ
ルタ係数データを伝送またはストアする代わりとして、
相互相関成分の値RYS(0),RYS(1),…R
YS(M)は後述されるように伝送またはストアされ得
る。これも後述されるように、装置10で実施化された
本発明のコーディング原理は、全体的な音声信号の分析
と合成の装置を実施するために用いることができる。
T …(11) さらに述べられるように、波形コーダ14は或る波形コ
ーディングデータを有しており、フィルタ18はフィル
タ係数データ、すなわちM+1のフィルタ係数の値
A0,A1,…AMを有しており、それらは高品質で音
声信号SNの再構成において用いるために伝送されまた
はメモリ(図示せず)内へストアされ、一方、低ビット
速度でバンド幅制限されたシステムが用いられる。フィ
ルタ係数データを伝送またはストアする代わりとして、
相互相関成分の値RYS(0),RYS(1),…R
YS(M)は後述されるように伝送またはストアされ得
る。これも後述されるように、装置10で実施化された
本発明のコーディング原理は、全体的な音声信号の分析
と合成の装置を実施するために用いることができる。
第1B図は元の信号SNを再構成するための本発明の一
般的なデコーディング原理を説明する1つの装置28を
図解している。装置28は、歪を有するコード化された
信号YNを生じるために、上述の波形コーディングデー
タを反転波形コーディングする手段30を含んでいる。
手段30は好ましくは秒あたり4.4kまたは8.7k
ビットのような行あたり16kビット以下の低ビット速
度で動作する反転ADPCM波形コーダ32を含んでい
る。装置10は、たとえば上述のフィルタ係数データの
ような或るデータに応答して、コード化された信号YN
中の歪を減衰させる手段34を含んでいる。減衰手段3
4の出力は再構成された元の信号SNである。好ましく
は、手段34は適応スペクトル整形フィルタ36を含ん
でいる。
般的なデコーディング原理を説明する1つの装置28を
図解している。装置28は、歪を有するコード化された
信号YNを生じるために、上述の波形コーディングデー
タを反転波形コーディングする手段30を含んでいる。
手段30は好ましくは秒あたり4.4kまたは8.7k
ビットのような行あたり16kビット以下の低ビット速
度で動作する反転ADPCM波形コーダ32を含んでい
る。装置10は、たとえば上述のフィルタ係数データの
ような或るデータに応答して、コード化された信号YN
中の歪を減衰させる手段34を含んでいる。減衰手段3
4の出力は再構成された元の信号SNである。好ましく
は、手段34は適応スペクトル整形フィルタ36を含ん
でいる。
第2A図は第1図に示されたコーディング装置10と関
連して述べられた原理を用いてアナログ音声信号SNを
分析する全体的な装置38を図解している。装置38は
全体として40で示された手段を含んでおり、それはラ
イン44上に信号S′Nを生ずるために、入力ライン4
2上に受取られるアナログ音声信号SNを低周波フィル
タリングする。手段40は0〜4kHzの範囲内で信号
SNをフィルタするローパスフィルタ45を含んでい
る。アナログディジタル(A/D)コンバータ46はフ
ィルタされたアナログ信号をライン48で受取り、たと
えば8kHzのサンプリング周波数fsのディジタル信
号をライン50へ出力する。0〜2kHzの範囲内のベ
ースバンドフィルタ52はライン50上のディジタル信
号をフィルタしてこれらの信号をライン54上へ出力す
る。周波数fs/2で動作するオンオフスイッチ56は
ライン44上に信号S′Nを生じるためにライン54上
のディジタル信号の交互のサンプルを選択し、それによ
って、処理されるべきディジタル信号は少なくなる。
連して述べられた原理を用いてアナログ音声信号SNを
分析する全体的な装置38を図解している。装置38は
全体として40で示された手段を含んでおり、それはラ
イン44上に信号S′Nを生ずるために、入力ライン4
2上に受取られるアナログ音声信号SNを低周波フィル
タリングする。手段40は0〜4kHzの範囲内で信号
SNをフィルタするローパスフィルタ45を含んでい
る。アナログディジタル(A/D)コンバータ46はフ
ィルタされたアナログ信号をライン48で受取り、たと
えば8kHzのサンプリング周波数fsのディジタル信
号をライン50へ出力する。0〜2kHzの範囲内のベ
ースバンドフィルタ52はライン50上のディジタル信
号をフィルタしてこれらの信号をライン54上へ出力す
る。周波数fs/2で動作するオンオフスイッチ56は
ライン44上に信号S′Nを生じるためにライン54上
のディジタル信号の交互のサンプルを選択し、それによ
って、処理されるべきディジタル信号は少なくなる。
装置38は全体として58で示された手段をも含み、そ
れはライン60上の信号S″Nを生じるためにライン4
2上のアナログ音声信号SNを高周波フィルタリングす
る。手段58はローパスフィルタ45とA/Dコンバー
タ46を含むとともに、ライン50上のディジタル信号
をフィルタリングしてこれらの信号をライン62上に出
力するために2〜4kHzの範囲の高周波バンドフィル
タ61をも含んでいる。周波数fs/2で動作するオン
オフスイッチ64はライン60上に信号S″Nを生じる
ためにライン62上のディジタル信号の交互のサンプル
を選択し、それによって、さらに処理されるべきディジ
タル信号が少なくなる。
れはライン60上の信号S″Nを生じるためにライン4
2上のアナログ音声信号SNを高周波フィルタリングす
る。手段58はローパスフィルタ45とA/Dコンバー
タ46を含むとともに、ライン50上のディジタル信号
をフィルタリングしてこれらの信号をライン62上に出
力するために2〜4kHzの範囲の高周波バンドフィル
タ61をも含んでいる。周波数fs/2で動作するオン
オフスイッチ64はライン60上に信号S″Nを生じる
ためにライン62上のディジタル信号の交互のサンプル
を選択し、それによって、さらに処理されるべきディジ
タル信号が少なくなる。
装置38は第1図に関連して述べられた波形コーディン
グ手段12をも有し、それはライン66上にコード化さ
れた信号YNを生じるためにライン44上の信号S′N
に応答する。波形コーディング手段12はたとえばAD
PCM波形コーダ14であってもよく、それは量子化器
68とフィルタ係数を有するフィルタ70を用いてコー
ド化された信号YNを生じる。また、ADPCM波形コ
ーダ14は、ライン72,ライン74,およびライン7
6上にそれぞれ上述の波形コーディングデータを出力す
る。ライン72上のデータはフィルタ70のフィルタ係
数の値Ciを識別し、ライン74上のデータは信号S′
Nの量子化のための量子化値QNを識別し、そしてライ
ン76上のデータは1フレーム時間の信号S′Nを量子
化するための量子化ステップサイズσである。本発明に
よるADPCM波形コーダ14はたとえば秒あたり4.
4kまたは8.7kビットのような低ビット速度で動作
し、ライン66上のコード化された信号YN内に量子化
ノイズまたは歪を導入する。
グ手段12をも有し、それはライン66上にコード化さ
れた信号YNを生じるためにライン44上の信号S′N
に応答する。波形コーディング手段12はたとえばAD
PCM波形コーダ14であってもよく、それは量子化器
68とフィルタ係数を有するフィルタ70を用いてコー
ド化された信号YNを生じる。また、ADPCM波形コ
ーダ14は、ライン72,ライン74,およびライン7
6上にそれぞれ上述の波形コーディングデータを出力す
る。ライン72上のデータはフィルタ70のフィルタ係
数の値Ciを識別し、ライン74上のデータは信号S′
Nの量子化のための量子化値QNを識別し、そしてライ
ン76上のデータは1フレーム時間の信号S′Nを量子
化するための量子化ステップサイズσである。本発明に
よるADPCM波形コーダ14はたとえば秒あたり4.
4kまたは8.7kビットのような低ビット速度で動作
し、ライン66上のコード化された信号YN内に量子化
ノイズまたは歪を導入する。
装置38は第1図に関連して述べられたようにライン4
4上の信号S′Nとライン66上のコード化された信号
YNに応答して上述のフィルタ係数データを決定する手
段78を有している。決定手段78は計算器80を含ん
でおり、それは式6を用いてフィルタ係数値AKを計算
するが、ここでRYSは信号SNに対応するRYSで置
換えられる。すなわち、計算器80はライン66上のコ
ード化された信号YNの自己相関成分RYYを決定する
とともに、ライン66上のコード化された信号YNとラ
イン44上の信号S′Nの相互相関成分RYS′を決定し
て値AKを計算し、次にそれはライン82上に出力され
る。
4上の信号S′Nとライン66上のコード化された信号
YNに応答して上述のフィルタ係数データを決定する手
段78を有している。決定手段78は計算器80を含ん
でおり、それは式6を用いてフィルタ係数値AKを計算
するが、ここでRYSは信号SNに対応するRYSで置
換えられる。すなわち、計算器80はライン66上のコ
ード化された信号YNの自己相関成分RYYを決定する
とともに、ライン66上のコード化された信号YNとラ
イン44上の信号S′Nの相互相関成分RYS′を決定し
て値AKを計算し、次にそれはライン82上に出力され
る。
同様に、装置38はライン60上の信号S″Sとライン6
6上のコード化された信号YNに応答して式6に従って
フィルタ係数データを決定する手段84を有している。
決定手段84は計算器86を含んでおり、それは式6を
用いて(AKの代わりに)フィルタ係数値BKを計算
し、ここでRYSは信号S″Nに対応してRYS″で置換え
られる。すなわち、計算器86はライン66上のコード
化された信号YNの自己相関成分RYYを決定するとと
もにライン66上のコード化された信号YNとライン6
0上の信号S″Nとの相互相関成分RYS″を決定して値
BKを計算し、それは次にライン88上に出力される。
6上のコード化された信号YNに応答して式6に従って
フィルタ係数データを決定する手段84を有している。
決定手段84は計算器86を含んでおり、それは式6を
用いて(AKの代わりに)フィルタ係数値BKを計算
し、ここでRYSは信号S″Nに対応してRYS″で置換え
られる。すなわち、計算器86はライン66上のコード
化された信号YNの自己相関成分RYYを決定するとと
もにライン66上のコード化された信号YNとライン6
0上の信号S″Nとの相互相関成分RYS″を決定して値
BKを計算し、それは次にライン88上に出力される。
好ましくは、次にディジタルコーダ90はライン72上
のフィルタ係数値Ci,ライン74上の量子化データQ
N,ライン76上の量子化ステップサイズσ,ライン8
2上のフィルタ係数値AK,およびライン88上のフィ
ルタ係数値BKをコード化し、そしてこれらすべてのコ
ード化されたデータをデータライン91上に出力する。
ライン91上のこの点において、それらのデータは元の
信号SNの後ほどの再構成のためにメモリ(図示せず)
内へストアすることができ、または元の信号SNの現在
の再構成のために通信リンクによってレシーバ(図示せ
ず)へ伝送することができる。
のフィルタ係数値Ci,ライン74上の量子化データQ
N,ライン76上の量子化ステップサイズσ,ライン8
2上のフィルタ係数値AK,およびライン88上のフィ
ルタ係数値BKをコード化し、そしてこれらすべてのコ
ード化されたデータをデータライン91上に出力する。
ライン91上のこの点において、それらのデータは元の
信号SNの後ほどの再構成のためにメモリ(図示せず)
内へストアすることができ、または元の信号SNの現在
の再構成のために通信リンクによってレシーバ(図示せ
ず)へ伝送することができる。
コーダ90はライン82上のフィルタ係数値AKとライ
ン88上のフィルタ係数値BKを異なった数のビットで
エンコードすることができる。たとえば、ライン82上
のデータは10ビットでコード化され、一方、ライン8
8上のデータは16ビットでコード化される。これは、
ライン44上のベースバンドフィルタされた信号S′N
が互いに高度に相関されたサンプルを有するのに対し
て、ライン60上の高周波フィルタされた信号S″Nは
低度に相関されたサンプルを有するからである。したが
って、ライン82上のフィルタ係数値AKをコード化す
るために必要とされるビットは、ライン88上のフィル
タ係数値BKの場合より少ない。ライン91上のデータ
速度はたとえば秒あたり4.8kまたは9.6kビット
であり得る。
ン88上のフィルタ係数値BKを異なった数のビットで
エンコードすることができる。たとえば、ライン82上
のデータは10ビットでコード化され、一方、ライン8
8上のデータは16ビットでコード化される。これは、
ライン44上のベースバンドフィルタされた信号S′N
が互いに高度に相関されたサンプルを有するのに対し
て、ライン60上の高周波フィルタされた信号S″Nは
低度に相関されたサンプルを有するからである。したが
って、ライン82上のフィルタ係数値AKをコード化す
るために必要とされるビットは、ライン88上のフィル
タ係数値BKの場合より少ない。ライン91上のデータ
速度はたとえば秒あたり4.8kまたは9.6kビット
であり得る。
第2B図は第2A図の装置38を用いて分析されたアナ
ログ音声信号SNを合成する装置92を示している。デ
コーダ94はライン91上のデータを受取ってデコード
し、ライン96上のフィルタ係数値Ci,ライン98上
の量子化データQN,ライン100上の量子化器ステッ
プサイズσ,ライン102上のフィルタ係数値AK,お
よびライン104上のフィルタ係数値BKを生じる。反
転波形コーディング手段105は、ライン96上のフィ
ルタ係数値Ci,ライン98上の量子化値QN,および
ライン100上の量子化器ステップサイズσに応答し
て、ライン106上にコード化された信号YNを生じ
る。手段105は、好ましくはたとえば秒あたり4.4
kまたは8.7kビットの低ビット速度で動作する反転
ADPCM波形コーダ108である。ライン106上の
コード化された信号YNは上述の量子化ノイズまたは歪
を有している。
ログ音声信号SNを合成する装置92を示している。デ
コーダ94はライン91上のデータを受取ってデコード
し、ライン96上のフィルタ係数値Ci,ライン98上
の量子化データQN,ライン100上の量子化器ステッ
プサイズσ,ライン102上のフィルタ係数値AK,お
よびライン104上のフィルタ係数値BKを生じる。反
転波形コーディング手段105は、ライン96上のフィ
ルタ係数値Ci,ライン98上の量子化値QN,および
ライン100上の量子化器ステップサイズσに応答し
て、ライン106上にコード化された信号YNを生じ
る。手段105は、好ましくはたとえば秒あたり4.4
kまたは8.7kビットの低ビット速度で動作する反転
ADPCM波形コーダ108である。ライン106上の
コード化された信号YNは上述の量子化ノイズまたは歪
を有している。
合成装置92は、ライン110上に歪のない出力信号を
生じるために、ライン106上のコード化された信号Y
N中の量子化ノイズまたは歪を減衰させる手段109を
も含んでいる。手段109は適応低バンドスペクトル整
形フィルタ112を含んでおり、そのフィルタ係数はラ
イン102上のフィルタ係数値AKと適応するようにセ
ットされる。もう1つの手段114はライン106上の
コード化された信号YN中の歪を減衰させて、ライン1
16上に歪のない出力信号を生じる。手段114は適応
高バンドスペクトル整形フィルタ118を含み、そのフ
ィルタ係数はライン104上のフィルタ係数BKに適応
するようにセットされる。
生じるために、ライン106上のコード化された信号Y
N中の量子化ノイズまたは歪を減衰させる手段109を
も含んでいる。手段109は適応低バンドスペクトル整
形フィルタ112を含んでおり、そのフィルタ係数はラ
イン102上のフィルタ係数値AKと適応するようにセ
ットされる。もう1つの手段114はライン106上の
コード化された信号YN中の歪を減衰させて、ライン1
16上に歪のない出力信号を生じる。手段114は適応
高バンドスペクトル整形フィルタ118を含み、そのフ
ィルタ係数はライン104上のフィルタ係数BKに適応
するようにセットされる。
また、全体として120で示されているのはライン11
0上の出力信号とライン116上の出力信号を組合わせ
る手段であって、出力ライン122上に元のアナログ音
声信号SNを生じる。手段120は、ライン110上の
信号とライン116上の信号を交互にライン126上に
出力する手段124,ライン126上の信号に応答して
ライン130上にアナログ信号を生じるD/Aコンバー
タ128,およびライン122上に元の音声信号SNを
生じるためにライン130上のアナログ信号をフィルタ
するローパスフィルタ132を含んでいる。
0上の出力信号とライン116上の出力信号を組合わせ
る手段であって、出力ライン122上に元のアナログ音
声信号SNを生じる。手段120は、ライン110上の
信号とライン116上の信号を交互にライン126上に
出力する手段124,ライン126上の信号に応答して
ライン130上にアナログ信号を生じるD/Aコンバー
タ128,およびライン122上に元の音声信号SNを
生じるためにライン130上のアナログ信号をフィルタ
するローパスフィルタ132を含んでいる。
上述のように、音声分析器装置38と音声合成器装置9
2は、アナログ音声信号SNを再構成するために、波形
データCi,QN,およびσに加えてフィルタ係数デー
タAK,BKを用いる。ここで、第3A図と第3B図の
実施例と関連して述べられるように、フィルタ係数デー
タAK,BKを伝送またはストアする代わりとして、相
互相関成分RYS(式11参照)はアナログ音声信号S
Nの分析と合成のために伝送またはストアされる。
2は、アナログ音声信号SNを再構成するために、波形
データCi,QN,およびσに加えてフィルタ係数デー
タAK,BKを用いる。ここで、第3A図と第3B図の
実施例と関連して述べられるように、フィルタ係数デー
タAK,BKを伝送またはストアする代わりとして、相
互相関成分RYS(式11参照)はアナログ音声信号S
Nの分析と合成のために伝送またはストアされる。
第3A図はアナログ音声信号SNを分析する装置134
を示している。装置134は、ライン138上にフィル
タされた出力信号S′Nを生じるために、信号SNをフ
ィルタしてA/D変換する手段136を含んでいる。手
段136は対偽信号フィルタ140とA/Dコンバータ
142を含んでおり、そのコンバータはライン144上
のフィルタされた信号を変換してライン138上に信号
S′Nを生じる。次に、第1図に関連して述べられた波
形コーディング手段12は、ライン138上の信号S′
Nに応答して、歪を有するコード化された信号YNをラ
イン146上に生じる。前述のように、手段12はAD
PCM波形コーダ14であってもよく、それは波形コー
ディングデータ、すなわちフィルタ係数値Ci,量子化
値QN,および量子化ステップサイズσを全体として1
48で示されたそれぞれの3つのライン上に出力する。
を示している。装置134は、ライン138上にフィル
タされた出力信号S′Nを生じるために、信号SNをフ
ィルタしてA/D変換する手段136を含んでいる。手
段136は対偽信号フィルタ140とA/Dコンバータ
142を含んでおり、そのコンバータはライン144上
のフィルタされた信号を変換してライン138上に信号
S′Nを生じる。次に、第1図に関連して述べられた波
形コーディング手段12は、ライン138上の信号S′
Nに応答して、歪を有するコード化された信号YNをラ
イン146上に生じる。前述のように、手段12はAD
PCM波形コーダ14であってもよく、それは波形コー
ディングデータ、すなわちフィルタ係数値Ci,量子化
値QN,および量子化ステップサイズσを全体として1
48で示されたそれぞれの3つのライン上に出力する。
装置134はライン138上の信号S′Nとライン14
6上のコード化された信号YNを相互相関させる手段1
50をも含んでいる。手段150は、ライン154上に
ディジタル的に出力される相互相関成分RYS′の値を生
じる相互相関器152を含んでいる。したがって、装置
134はアナログ音声信号SNを分析して、波形コーデ
ィングデータの形のデータCi,QN,およびσと、相
互相関成分RYS′の値の形のデータを生じて、信号SN
を再構成する。ライン148とライン154上のデータ
は後の使用のためにメモリ(図示せず)内にストアする
ことができ、またはレシーバ(図示せず)による合成の
ために通信リンク(図示せず)へ伝送することができ
る。
6上のコード化された信号YNを相互相関させる手段1
50をも含んでいる。手段150は、ライン154上に
ディジタル的に出力される相互相関成分RYS′の値を生
じる相互相関器152を含んでいる。したがって、装置
134はアナログ音声信号SNを分析して、波形コーデ
ィングデータの形のデータCi,QN,およびσと、相
互相関成分RYS′の値の形のデータを生じて、信号SN
を再構成する。ライン148とライン154上のデータ
は後の使用のためにメモリ(図示せず)内にストアする
ことができ、またはレシーバ(図示せず)による合成の
ために通信リンク(図示せず)へ伝送することができ
る。
第3B図はアナログ音声信号SNを合成する装置156
を図解している。合成装置156は、歪を有するコード
化されたYNをライン160上に生じるために、ライン
148上の波形コーディングデータCi,QN,および
σを反転波形コーディングする手段158を含んでい
る。手段158は好ましくは反転ADPCM波形コーダ
162である。ライン160上のコード化された信号Y
Nを自己相関させる手段164は、自己相関成分RYY
の値をディジタル的にライン166上に出力する。合成
装置156は、ライン154上の相互相関成分RYS′の
値とライン166上の自己相関成分RYYとに応答し
て、フィルタ係数の値AKを決定する手段168をも含
んでいる。手段168は式6に従って値AKを計算する
計算器170を含んでおり、ここでRYSは信号S′N
に対応するようにRYS′で置換えられ、ライン172上
に値AKを出力する。
を図解している。合成装置156は、歪を有するコード
化されたYNをライン160上に生じるために、ライン
148上の波形コーディングデータCi,QN,および
σを反転波形コーディングする手段158を含んでい
る。手段158は好ましくは反転ADPCM波形コーダ
162である。ライン160上のコード化された信号Y
Nを自己相関させる手段164は、自己相関成分RYY
の値をディジタル的にライン166上に出力する。合成
装置156は、ライン154上の相互相関成分RYS′の
値とライン166上の自己相関成分RYYとに応答し
て、フィルタ係数の値AKを決定する手段168をも含
んでいる。手段168は式6に従って値AKを計算する
計算器170を含んでおり、ここでRYSは信号S′N
に対応するようにRYS′で置換えられ、ライン172上
に値AKを出力する。
装置156は、ライン176上に合成されたアナログ音
声信号SNを出力するために、ライン160上のコード
化された信号YN中の歪をフィルタする適応フィルタ手
段174をも含んでいる。手段174は適応スペクトル
整形フィルタ176を含んでおり、そのフィルタ係数は
コード化された信号YNをフィルタするためにライン1
72上の値AKに適応するようにセットされる。
声信号SNを出力するために、ライン160上のコード
化された信号YN中の歪をフィルタする適応フィルタ手
段174をも含んでいる。手段174は適応スペクトル
整形フィルタ176を含んでおり、そのフィルタ係数は
コード化された信号YNをフィルタするためにライン1
72上の値AKに適応するようにセットされる。
本発明の好ましい実施例の先の記述は、説明の目的のた
めに示されたものである。開示された正確な形態に本発
明を限定することは意図されておらず、種々の変更や修
正が上記の教示に照らして可能であることは明らかであ
る。実施例は、種々の実施において、また実行される特
定の使用に適するような種々の変更とともに、当業者が
本発明を最良に利用し得るように本発明の原理と実際的
応用を最もよく説明するために選ばれて述べられたもの
である。発明の範囲は添付された請求の範囲によって規
定されるよう意図されている。
めに示されたものである。開示された正確な形態に本発
明を限定することは意図されておらず、種々の変更や修
正が上記の教示に照らして可能であることは明らかであ
る。実施例は、種々の実施において、また実行される特
定の使用に適するような種々の変更とともに、当業者が
本発明を最良に利用し得るように本発明の原理と実際的
応用を最もよく説明するために選ばれて述べられたもの
である。発明の範囲は添付された請求の範囲によって規
定されるよう意図されている。
Claims (17)
- 【請求項1】元の信号を分析する装置であって、前記装
置は、 a) 或る波形を有する第1の信号(54,SN′)を
生じるために元の信号(SN,50)を低周波フィルタ
リングする手段(52)と、 b) 第2信号(62,SN″)を生じるために元の信
号を高周波フィルタリングする手段(61)と、 c) エンコーディング歪を有するコード化された信号
(YN)を生じるために或る速度で前記波形をコーディ
ングする手段(14)とを備え、前記波形コーディング
手段は元の信号の歪まされた第1のレプリカを仮想的に
再構成するために第1の波形データ(Ci,QN,σ)
を有し、 前記装置はさらに、 d) 前記第1の信号(SN′)と前記コード化された
信号(YN)に応答して、前記歪を最小にして前記元の
信号のより少なく歪まされた第2のレプリカを仮想的に
再構成するために、前記第1の波形データ(Ci,
QN,σ)と組合わされるべき第2のフィルタ係数デー
タ(AK)を決定する第1の手段(80)と、 e) 前記第2の信号(SN″)と前記コード化された
信号(YN)に応答し、前記歪を最小にして前記元の信
号のより少なく歪まされた第3のレプリカを仮想的に再
構成するために、前記第1波形データ(Ci,QN,
σ)および前記第2フィルタ係数データ(AK)と組合
わされるべき第3のフィルタ係数データ(BK)を決定
する第2の手段(84)と、 f) 前記第1の波形データ(Ci,QN,σ),前記
第2のフィルタ係数データ(AK),および前記第3の
フィルタ係数データ(BK)をコーディングする手段
(90)とを備えていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】前記波形をコーディングする前記手段は低
ビット速度で動作する波形コーダを含むことを特徴とす
る請求の範囲第1項記載の装置。 - 【請求項3】前記波形コーダは適応差動パルスコード変
調システムを含むことを特徴とする請求の範囲第2項記
載の装置。 - 【請求項4】前記決定する第1の手段は、 PYYA=RYS′ の式に従って前記第1のフィルタ係数データを計算する
手段を含み、ここでRYYは前記コード化された信号の
自己相関成分であり、RYS′は前記コード化された信
号と前記第1の信号の相互相関成分であり、Aは前記第
2のフィルタ係数データの値であることを特徴とする請
求の範囲第1項記載の装置。 - 【請求項5】前記第2の決定する手段は、 RYYB=RYS″ の式に従って前記第3のフィルタ係数データを計算する
手段を含み、ここでRYYは前記コード化された信号の
自己相関成分であり、RYS″は前記コード化された信
号と前記第2の信号の相互相関成分であり、Bは前記第
3のフィルタ係数データの値であることを特徴とする請
求の範囲第1項記載の装置。 - 【請求項6】前記第1の波形データ,前記第2のフィル
タ係数データ,および前記第3のフィルタ係数データを
コーディングする前記手段は、前記第2のフィルタ係数
データと前記第3のフィルタ係数データを異なった数の
ビットでディジタル的にコード化することを特徴とする
請求の範囲第1項記載の装置。 - 【請求項7】前記第3のフィルタ係数データは、前記第
2のフィルタ係数データより多数のビットでディジタル
的にコード化されることを特徴とする請求の範囲第6項
記載の装置。 - 【請求項8】元の信号はアナログ信号であって、その元
の信号を低周波フィルタリングする前記手段は、 a) 元の信号をローパスフィルタリングする手段と、 b) ディジタル信号を生じるためにローパスフィルタ
された元の信号をアナログディジタル変換する手段と、 c) ディジタル信号をベースバンドフィルタリングす
る手段と、 d) ベースバンドフィルタされたディジタル信号の1
つおきを選択する手段を含むことを特徴とする請求の範
囲第1項記載の装置。 - 【請求項9】元の信号はアナログ信号であって、その元
の信号を高周波フィルタリングする前記手段は、 a) 元の信号をローパスフィルタリングする手段と、 b) ディジタル信号を生じるためにローパスフィルタ
された元の信号をアナログディジタル変換する手段と、 c) ディジタル信号を高周波バンドフィルタリングす
る手段と、 d) 高周波バンドフィルタされたディジタル信号の1
つおきを選択する手段を含むことを特徴とする請求の範
囲第1項記載の装置。 - 【請求項10】前記第1の波形データ,前記第2のフィ
ルタ係数データ,および前記第3のフィルタ係数データ
に応答して元の信号を合成する手段をさらに備えたこと
を特徴とする請求の範囲第1項記載の装置。 - 【請求項11】第1の波形データ(Ci,QN,σ),
元の信号のベースバンド周波数に対応する第2のフィル
タ係数データ(AK),および元の信号の高周波バンド
に対応する第3のフィルタ係数データ(BK)に応答し
て元の信号を合成する装置であって、前記第1の波形デ
ータ(Ci,QN,σ)は前記元の信号の歪まされた第
1のレプリカを再構成するために仮想的に用いられるデ
ータを表わし、前記合成装置は、 a) 歪を有するコード化された信号(YN)を生じる
ために前記第1の波形データ(Ci,QN,σ)を反転
波形コーディングする手段と、 b) 前記コード化された信号と第2のフィルタ係数デ
ータ(AK)に応答して第1の歪の少ない信号(11
0)を出力するために前記歪を減衰させる第1のフィル
タ手段(112)と、 c) 前記コード化された信号と第3のフィルタ係数デ
ータ(BK)に応答して、第2の歪の少ない信号(11
6)を出力するために前記歪を減衰させる第2のフィル
タ手段(118)と、 d) 前記元の信号を再構成するために前記第1の歪の
少ない信号と前記第2の歪の少ない信号を組合わせる手
段(124)とを備えたことを特徴とする装置。 - 【請求項12】前記反転波形コーディングする手段は反
転波形コーダを含むことを特徴とする請求の範囲第11
項記載の装置。 - 【請求項13】前記反転波形コーダは適応パルスコード
変調システムであることを特徴とする請求の範囲第12
項記載の装置。 - 【請求項14】前記第1のフィルタ手段と前記第2のフ
ィルタ手段の各々は適応フィルタを含むことを特徴とす
る請求の範囲第11項記載の装置。 - 【請求項15】前記第1と第2の歪の少ない信号はディ
ジタルであって、前記組合せる手段は、 a) 前記第1と第2の歪の少ないディジタル信号を交
互に出力する手段と、 b) 前記出力する手段に接続されていて、アナログ信
号を生じるためにその出力されたディジタル信号をディ
ジタルアナログ変換する手段と、 c) 前記ディジタルアナログ変換手段に接続されてい
て、アナログ信号をローパスフィルタリングする手段と
を含むことを特徴とする請求の範囲第11項記載の装
置。 - 【請求項16】前記第2の手段(84)は、前記第2の
信号(62,SN″)の波形コーディングからではなく
て、前記第1の信号(54,SN′)の波形コーディン
グ(14)から前記第3のフィルタ係数データ(BK)
を決定することを特徴とする請求の範囲第1項記載の装
置。 - 【請求項17】前記第3のフィルタ係数データ(BK)
は、前記元の信号の高周波部分(62,SN″)の波形
コーディングからではなくて、前記元の信号のベースバ
ンド周波部分(54,SN′)の波形コーディング(1
4)から得られることを特徴とする請求の範囲第11項
記載の装置。
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