JPH06317965A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JPH06317965A
JPH06317965A JP5124740A JP12474093A JPH06317965A JP H06317965 A JPH06317965 A JP H06317965A JP 5124740 A JP5124740 A JP 5124740A JP 12474093 A JP12474093 A JP 12474093A JP H06317965 A JPH06317965 A JP H06317965A
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JP
Japan
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manual
gear
developing cartridge
developing
image forming
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JP5124740A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Inomata
貢 猪股
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Canon Inc
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリーユニットを手動により回転する手
動機構に起因する像担持体等の部品の損傷及び操作者の
怪我の危険性のない、安全性に富み、操作性のよい多色
画像形成装置を提供する。 【構成】 手動軸131には、ロータリー駆動ギア11
2に係合する手動ギア130と、ストッパ部材3とが取
付けられている。加圧制御ギア120には、カム2aと
一体のギア2が常時係合されている。加圧機構が加圧状
態のときには、カム2aがストッパ部材3に当接し、手
動ギア130はロータリー駆動ギア112との離脱状態
が保持され、ロータリーユニット108の手動操作がで
きなくなる。これにより、手動機構による部品の損傷等
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式等を利用
した画像形成装置に関し、特にフルカラー画像等の多色
画像を形成する多色画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用して多色画像を得る
従来の画像形成装置について図6ないし図13を参照し
て説明する。画像形成装置は、図6にその全体構成を示
すように、略中央部に像担持体1を有し、この像担持体
1上に光学ユニット107により像露光を行って各色毎
の潜像が順次形成される。各色の潜像は形成される都
度、像担持体1に隣接して配設された現像装置D、即ち
イエロー現像器Dy、シアン現像器Dc、マゼンタ現像
器Dm及びブラック現像器Dbにより順々に現像され
て、像担持体1上に各色のトナー像が順次形成される。
【0003】像担持体1を挟んで現像装置Dの反対側に
は転写ドラム103が設置され、給紙部101から転写
ドラム103に用紙102が給紙される。用紙102
は、その先端を転写ドラム103外周のグリッパ103
fにより把持され、転写ドラム103の回転によりその
外周上に保持され搬送される。像担持体1上に形成され
た各色のトナー像は、転写ドラム103と対向した画像
転写部において、転写ドラム103の外周上に保持され
た用紙102上に順次重ね合わせて転写され、用紙10
2上に4色のトナー像からなる多色画像が得られる。
【0004】4色のトナー像が転写された用紙102
は、その後、転写ドラム103から分離して定着ユニッ
ト104に搬送され、そこでトナー像の定着を行って各
色のトナーの混色及びトナー像の用紙102への固定を
し、フルカラーの永久像とした後、排紙部105を経て
排紙トナー部106上に排出される。
【0005】各現像器Dy、Dc、Dm、Db(以後、
現像カートリッジという)は、図7に示すように、現像
器本体110と、現像器本体110をカバーし、その内
部で現像器本体を回転可能に支持するシェル109とに
より構成されている。又、各現像カートリッジはそれら
の両端に回転支軸を有しており、これらの回転支軸を介
して現像カートリッジ選択機構(ロータリーユニット)
108により保持されている。そして、現像カートリッ
ジは、このロータリーユニット108により、図6に示
すように、その姿勢を一定に保持した状態で現像カート
リッジ選択のための回転がなされ、選択された現像カー
トリッジが像担持体1と対向した現像位置へ搬送され
る。
【0006】また、ロータリーユニット108は、図8
に示すように、その一側に駆動側板111及びこの駆動
側板に設けられた自転制御機構を備えており、現像カー
トリッジのシェル109から突出した現像器本体110
の回転支軸は自転ギヤ115上にスライド可能に設けら
れたスライド部材115aに保持され自転駆動力を伝達
される。又、現像カートリッジの一端部は、図7に示す
ように、フック部材126によりロータリーユニット1
08に保持されている。そして、選択移動された現像カ
ートリッジは像担持体1に対して加圧位置決めされる
が、スライド部材115aのスライド方向を像担持体1
の方向と一致させ、フック部材126が解放されること
により、現像カートリッジはスライド部材115aに保
持された状態で像担持体1側にスライドされる。フック
部材126は現像カートリッジが像担持体1と対向した
位置で解放されて現像カートリッジのスライド動作が可
能となる。
【0007】上記の現像カートリッジの像担持体1に対
する加圧動作は、図9に示すように、駆動源118から
の駆動力により、ギヤ120、及びこのギヤ120に一
端を固定され、かつロータリーユニット108の中心に
設けられた加圧制御軸121を介して行われる。またこ
の加圧動作は、ギヤ120に立設されたフラグ120a
をセンサー119が検知し、加圧制御軸121を回転制
御することにより行われる。尚、駆動源118はステッ
ピングモーターであり、所定の速度まで加速された後、
定速度で回転され、その後減速停止される。これによ
り、加圧制御軸121は180度の回転をしながら加圧
及び非加圧動作を行う。
【0008】更に説明すると、図10及び11に概略的
に示すように、その内部に設けられた現像剤担持体11
0aを像担持体に対して位置決めすべく、現像カートリ
ッジを像担持体1に対して加圧するための加圧機構12
が、現像カートリッジの両端部近傍のロータリーユニッ
ト108中心部に取付けられている。加圧機構12は、
ロータリーユニット108の中心部を通る加圧制御軸1
21に固定され一体的に回転するカム125、このカム
の回転により現像カートリッジに対して滑動的に進退し
加圧動作を行う加圧部材122、ロータリーユニット1
08に固定され加圧部材122を進退方向に案内する半
円筒状部材123、及び両端を半円筒状部材123に係
止され加圧部材122を現像カートリッジ方向に付勢す
るバネ124を備えている。
【0009】加圧機構12は、現像カートリッジの非加
圧時には図10に示すように、加圧部材122が現像カ
ートリッジから退避した退避状態となり、加圧時には図
11に示すように、バネ124の付勢力により加圧部材
122が現像カートリッジに対して進出し加圧状態とな
る。
【0010】なお、現像カートリッジに対する加圧状態
が解除されたとき、現像カートリッジは、ロータリーユ
ニットのスライド部材115aがバネ115bの付勢力
により戻される力と(図8参照)、フック部材126が
バネ部材126aの付勢力により戻される力と(図7参
照)、現像カートリッジの自重とによりロータリーユニ
ットの正規の位置に戻される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の画像形成装置には、図12及び13に示すよう
な、ロータリーユニットを手動的に回転するいわゆる手
動機構が具備されている。手動機構は現像カートリッジ
に対して平行に延びる手動軸131を有し、その一端は
正面側側板128を貫通して外側方向に延び、その端部
には手動ノブ132が固定されている。又、正面側側板
128と手動ノブ132との間に圧縮コイルバネ133
が介装されている。一方、手動軸131の他端は背面側
側板127を貫通して外側方向に延び、その端部には位
置決め用ナット129が螺合されている。更に、手動軸
131にはロータリー駆動ギア112に係合離脱可能な
手動ギア130が一体的に固定されている。
【0012】そして、フロントドア134の開放時に
は、図12に示すように、圧縮コイルバネ133の付勢
力により手動軸131が手動ギア130と共に正面側側
板128方向に移動し、手動ギア130はロータリー駆
動ギア112に係合する。その結果、手動ノブ132を
操作することにより、ロータリー駆動ギア112を介し
てロータリーユニットの回転停止位置を変えることが可
能となる。
【0013】また、フロントドア134の閉鎖時には、
図13に示すように、手動ノブ132がフロントドア1
34により圧縮コイルバネ133の付勢力に抗して背面
側側板127方向に押圧され、手動軸131及び手動ギ
ア130は同方向に移動される。その結果、手動ギア1
30はロータリー駆動ギア112から離脱し、その結
果、手動機構によるロータリーユニットの操作ができな
くなる。
【0014】しかしながら、上記のような手動機構を備
えた画像形成装置においては、手動機構を操作しながら
現像カートリッジを脱着交換する際に、現像カートリッ
ジの搭載数に起因するインバランスがロータリーユニッ
トに発生し、手動ノブを不注意に手放すと、ロータリー
ユニットが急激に回転し、部品の損傷や操作者の怪我の
危険性があった。
【0015】また、現像カートリッジが現像中の像担持
体に加圧位置決めされた状態で装置電源がオフされた場
合、この状態で手動機構によりロータリーユニットを回
転させようとすると、像担持体が現像カートリッジによ
り損傷されるという問題があった。
【0016】従って、本発明の目的は、手動機構に起因
する像担持体等の部品の損傷及び操作者の怪我の危険性
のない、安全性に富み、操作性のよい多色画像形成装置
を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
多色画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、潜像が形成される像担持体と現像剤を収納する現像
剤収納部及び現像を行うための現像剤担持体を一体的に
カートリッジ化した、装置本体から単体で着脱可能な複
数の現像カートリッジと、該複数の現像カートリッジを
像担持体軸と平行な軸の周囲に該軸を中心として回転可
能に保持し、選択した現像カートリッジを像担持体に対
向した位置に回転移動し、順次現像するための現像カー
トリッジ選択機構と、現像カートリッジの現像剤担持体
を像担持体方向に移動位置決めする機構と、前記現像カ
ートリッジ選択機構を手動により回転可能な手動機構と
を有し、該手動機構は現像カートリッジが像担持体に当
接された状態では動作不能であることを特徴とする多色
画像形成装置である。
【0018】好ましくは手動機構に粘性負荷もしくは摩
擦負荷が連結されている。
【0019】また、手動機構は現像カートリッジの像担
持体への当接状態を解除する機構を具備していることが
好ましい。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。次に説明する実施例では、本
発明の画像形成装置は図6に示す多色画像形成装置に具
現化されるものとする。従って、多色画像形成装置の全
体的構成、機能についての詳しい説明は省略し、本発明
の特徴部について説明する。
【0021】実施例1 図1及び2を参照して本発明による画像形成装置の第1
の実施例について説明する。図2に示すように、現像装
置Dは複数の現像カートリッジを有し、現像カートリッ
ジはそれらの両端に設けられた回転支軸を介してロータ
リーユニット108により保持されている。ロータリー
ユニット108の一側には駆動側板111がロータリー
駆動ギア112と一体的に設けられている。ロータリー
駆動ギア112は図面に示さない駆動系により駆動され
現像カートリッジ選択のために回転される。
【0022】また、ロータリーユニット108の中心部
には加圧制御軸121がその長手方向に貫通し、その正
面側端部は正面側側板128に回転可能に支持され、
又、背面側端部は背面側側板127を貫通して外側方向
に延び加圧制御ギヤ120が一体的に固定されている。
加圧制御ギヤ120は図面に示さない駆動源からの駆動
力により回転され、同時に加圧制御軸121が回転され
る。これにより、例えば前出の図10に示すような加圧
機構12が制御され、現像カートリッジの像担持体に対
する加圧・非加圧動作が行われる。
【0023】つぎに、本発明による画像形成装置の特徴
をなす現像装置の手動機構について詳しく説明する。手
動機構は、図2に示すように、現像カートリッジに対し
て平行に延びる手動軸131を有し、その一端は正面側
側板128を貫通して外側方向に延び、その端部には手
動ノブ132が固定され、又、手動ノブ132と正面側
側板との間に圧縮コイルバネ133が介装されている。
一方、手動軸131の他端は背面側側板127を貫通し
て外側方向に延び、位置決め用ナット129が背面側側
板127に隣接して螺合され、更に手動軸131に後述
するストッパ部材3が手動軸131と共にその長手方向
にのみ移動可能に取付けられている。又、手動軸131
には手動ギア130が背面側側板127の内側に、かつ
ロータリーギア112に対して係合離脱可能に固定され
ている。
【0024】また、加圧制御ギア120と常時係合状態
にギア2が配置され、このギア2は背面側側板127に
立設された支軸50に回転可能に取付けられている。
又、ギア2の背面側側板127側にはカム2aが一体的
に回転可能に取付けられている。このカム2aは、図1
においてより明らかなように円周部分2b及び切欠き部
分2cを備えた円板状に形成され、かつギア2の直径よ
り大きな直径を有している。
【0025】一方、ストッパ部材3はレバー状に形成さ
れ、その先端部分がカム2aの円周部分2bと係合状態
となるか、もしくはカム2aの切欠き部分2cと非係合
状態となるように構成されている。又、ストッパ部材3
の先端部にはピン3aがロータリー駆動ギア112に向
けて立設されており、ロータリーギア112には同一半
径上に所定間隔をおいてピン3aと嵌合する4個の長孔
4が穿設されている。
【0026】つぎに、以上のように構成された現像装置
の手動機構の作用について説明する。現像カートリッジ
を像担持体に加圧する加圧機構が加圧状態にあるとき、
加圧制御ギア120によりギア2と共に所定角度回転さ
れたカム2aは、図2に示すように、ストッパ部材3の
先端部と係合した状態となり、手動ギア130はロータ
リー駆動ギア112から離脱した状態が保持され、従っ
て、手動ノブ132によるロータリーユニット108の
手動操作はできない。
【0027】一方、加圧機構が非加圧状態にあるとき、
加圧制御ギア120の位相に合わせてカム2aの切欠き
部2cはストッパ部材3に対向する、即ち、カム2aが
ストッパ部材3と非係合の状態となり、ストッパ部材3
は手動軸131の長手方向にスライド可能となる。従っ
て、手動ギア130はロータリー駆動ギア112と噛合
可能となり、手動ノブ132によりロータリーユニット
108を操作することができる。このとき、ストッパ部
材3のピン3aはロータリー駆動ギア112に穿設され
た長孔4と嵌合し、ロータリーユニット108を特定の
位置でロックすることができる。
【0028】上記のように、加圧機構が加圧状態にある
ときには、手動ギア130とロータリー駆動ギア112
とが必ず離脱状態となり、手動機構によるロータリーユ
ニット108の操作ができなくなる。そして、非加圧状
態にあるときのみ手動機構によるロータリーユニット1
08の操作ができ、かつロータリーユニット108を特
定の位置でロックできることにより、現像カートリッジ
の脱着交換時におけるロータリーユニットの急激な回転
が防止でき、部品の損傷や操作者の怪我を防止すること
ができる。
【0029】実施例2 つぎに図3を参照して本発明による画像形成装置の第2
の実施例について説明する。尚、本実施例に関する説明
は第1の実施例と異なる構成部分についてのみ行い、同
一構成部分については省略する。
【0030】本実施例における手動機構は、加圧制御ギ
ア120に常時噛合する第1ギア5、及び第1ギア5と
同心的に背面側側板127の内側に配置された第2ギア
6を備えている。第1及び第2ギア5、6は一端を背面
側側板127に支持され他端をブラケット52に支持さ
れた支軸54に回転可能に取付けられている。一方、手
動ギヤ130の裏面には副手動ギヤ7が一体的に手動軸
131に固定され、副手動ギア7は第2ギア6と係合離
脱可能に配置されている。又、手動軸131の背面側側
板127側の端部にはバネ押圧部材56が固定されてい
る。尚、一端を支軸54に取付けられたブラケット52
はその他端を背面側側板127に固定されており、平面
視において略L字形を形成している。そして、このブラ
ケット52とバネ押圧部材56との間には圧縮バネ58
が介装されている。
【0031】以上のような構成において、図示のように
フロントドア134が閉鎖された状態においては、手動
ギア130及びロータリー駆動ギア112は離脱状態に
あり、又、第2ギア6及び副手動ギア7は、同様に、離
脱状態にある。この状態において、手動機構による加圧
解除操作を行う場合には、手動ノブ132を圧縮バネ5
8及び133の付勢力に抗して更に押し込み、副手動ギ
ア130を第2ギア6に噛合する。そして、手動ノブ1
32を回転し、第1ギア5を介して加圧制御ギア120
を回転することにより、加圧解除が可能となる。
【0032】このように、手動機構に、現像カートリッ
ジの像担持体に対する当接状態を解除する機能を付与す
ることにより、現像カートリッジが像担持体に加圧され
た状態で装置電源がオフした場合でもロータリーユニッ
トの操作が可能となる。
【0033】実施例3 つぎに図4を参照して本発明による画像形成装置の第3
の実施例について説明する。尚、本実施例に関する説明
は第1の実施例と異なる構成部分についてのみ行い、同
一構成部分については省略する。
【0034】本実施例における手動機構は、手動ギア1
30の内側の手動軸131に設けられたオイルダンパー
保持部材8と、この保持部材8に保持されたオイルダン
パー9を備えている。オイルダンパー保持部材8は一端
を手動軸131に貫通され、他端をガイド部材10に案
内されるダンパー保持板8aと、ダンパー保持板8aの
手動軸131貫通部を両側から支持する支持部材8b、
8cから構成されている。尚、ガイド部材10は背面側
側板127に取付けられている。このとき、オイルダン
パー保持部材8は手動軸131と一体に手動軸の長手方
向にスライドすることができ、かつ手動軸131の回転
に対してフリーとなっている。又、オイルダンパー9は
そのギア部9aが手動ギア130に対して係合状態に装
置背面側のダンパー保持板8aに固定されている。
【0035】以上のような構成において、手動機構の操
作時、即ち手動ギア130とロータリー駆動ギア112
が係合した状態において、ロータリーユニットにインバ
ランスが生じたとしても、オイルダンパー9の粘性負荷
によって、ロータリーユニットの急激な回転を防止する
ことができる。
【0036】尚、本実施例においては、手動機構に粘性
負荷を連結した例をとり説明したが、粘性負荷の代わり
に摩擦負荷を連結しても同様な効果を得ることができる
のは勿論である。
【0037】実施例4 つぎに図5を参照して本発明による画像形成装置の第4
の実施例について説明する。尚、本実施例の説明は主に
その特徴部分についてのみ行う。
【0038】加圧機構12は、ロータリーユニット10
8の中心部を通る加圧制御軸121に固定され一体的に
回転するカム125、このカムの回転により現像カート
リッジに対して滑動的に進退し加圧動作を行う加圧部材
122、ロータリーユニット108に固定され加圧部材
122を進退方向に案内する半円筒状部材123、及び
両端を半円筒状部材123に係止され加圧部材122を
現像カートリッジ方向に付勢するバネ124を備えてい
る。更に加圧部材122の先端部には現像カートリッジ
に向けて突起122aが設けられている。
【0039】一方、現像カートリッジのシェル109に
は加圧部材122の突起122aに対応する位置に孔1
09aが穿設され、加圧時において、突起122aとこ
の孔109aが嵌合状態となる。
【0040】以上のように構成された加圧機構12は、
加圧時において図5に示すように、バネ124の付勢力
により加圧部材122が現像カートリッジに対して進出
し加圧状態となると共に加圧部材122の突起122a
が現像カートリッジのシェル109の孔109aと嵌合
状態となり、その結果、ロータリーユニットの回転が防
止される。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置は現像カートリッジ選択機構を手動
により回転可能な手動機構を有し、この手動機構は現像
カートリッジが像担持体に当接された状態では動作不能
であるため、手動機構に起因する像担持体等の部品の損
傷及び操作者の怪我の危険性のない、安全性に富み、操
作性のよい画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の第1実施例を示す
要部説明図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明による画像形成装置の第2実施例を示す
平面図である。
【図4】本発明による画像形成装置の第3実施例を示す
平面図である。
【図5】本発明による画像形成装置の第4実施例を示す
平面図である。
【図6】従来の画像形成装置を示す全体構成図である。
【図7】図6の画像形成装置の現像装置を示す側面図で
ある。
【図8】図6の現像カートリッジの一方の保持部を示す
説明図である。
【図9】図6の画像形成装置の現像装置を示す平面図で
ある。
【図10】従来の加圧機構の退避状態を示す説明図であ
る。
【図11】図10の加圧機構の加圧状態を示す説明図で
ある
【図12】従来の手動機構の動作状態を示す平面図であ
る。
【図13】図12の手動機構の非動作状態を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 像担持体 2 ギア 2a カム 3 ストッパ部材 3a ピン 13 手動機構 110a 現像剤担持体 112 ロータリー駆動ギア 130 手動ギア 131 手動軸 D 現像装置 Dy イエロー現像カートリッジ Dc シアン現像カートリッジ Dm マゼンタ現像カートリッジ Db 黒色現像カートリッジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像が形成される像担持体と、現像剤を
    収納する現像剤収納部及び現像を行うための現像剤担持
    体を一体的にカートリッジ化した、装置本体から単体で
    着脱可能な複数の現像カートリッジと、該複数の現像カ
    ートリッジを像担持体軸と平行な軸の周囲に該軸を中心
    として回転可能に保持し、選択した現像カートリッジを
    像担持体に対向した位置に回転移動し、順次現像するた
    めの現像カートリッジ選択機構と、現像カートリッジの
    現像剤担持体を像担持体方向に移動位置決めする機構
    と、前記現像カートリッジ選択機構を手動により回転可
    能な手動機構とを有し、該手動機構は現像カートリッジ
    が像担持体に当接された状態では動作不能であることを
    特徴とする多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記手動機構に粘性負荷もしくは摩擦負
    荷が連結されていることを特徴とする請求項1の多色画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記手動機構が現像カートリッジの像担
    持体への当接状態を解除する機構を具備したことを特徴
    とする請求項1の多色画像形成装置。
JP5124740A 1993-04-30 1993-04-30 多色画像形成装置 Pending JPH06317965A (ja)

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JP5124740A JPH06317965A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 多色画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2159651A3 (en) * 2008-08-28 2010-03-10 Canon Kabushiki Kaisha Color electrophotographic image forming apparatus

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