JPH0631784A - 精密射出成形方法 - Google Patents

精密射出成形方法

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JPH0631784A
JPH0631784A JP19063892A JP19063892A JPH0631784A JP H0631784 A JPH0631784 A JP H0631784A JP 19063892 A JP19063892 A JP 19063892A JP 19063892 A JP19063892 A JP 19063892A JP H0631784 A JPH0631784 A JP H0631784A
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JP
Japan
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molten resin
injection
plunger
injection molding
resin
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JP19063892A
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Tatsuji Nakagawa
達二 中川
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型内の複数のキャビティに射出充填される
溶融樹脂の量を正確な量とし、溶融樹脂の充填バランス
の確保によって成形品の成形精度を高める。 【構成】 前回の射出成形サイクルで金型のキャビティ
に充填された樹脂の冷却中に、次回の射出成形サイクル
で使用する樹脂が、1個の可塑化シリンダ3から2個の
射出プランジャユニットA,Bに、ユニットA,B毎に
計量しながら供給され、ユニットA,Bに所定量の溶融
樹脂が供給された後、ユニットA,Bを同時に作動さ
せ、金型内にユニットA,B毎に設けられたキャビティ
に溶融樹脂を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形方法に係り、
特に、例えば光学部品のように精密成形が要求される成
形品を得るための精密射出成形方法に関する。
【0002】
【背景技術】可塑化シリンダ等を有する可塑化部とプラ
ンジャ等を有する射出部とからなるプリプラ式射出成形
機による射出成形方法では、可塑化部で作られた溶融樹
脂は射出部に供給され、この射出部から金型内のキャビ
ティに溶融樹脂が射出充填され、溶融樹脂の冷却固化に
よって成形品が得られる。この成形品が例えば光学部品
のように熱歪等がない精密成形品である場合には、キャ
ビティに溶融樹脂が射出充填された金型は温度コントロ
ールされ、この温度コントロール下において溶融樹脂は
冷却される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように金型を温度
コントロールしながら溶融樹脂を冷却させて精密成形品
を得る場合には、溶融樹脂が取り出し可能な温度の精密
成形品となるまでの間には長い時間がかかるため、1回
の射出成形サイクルが長くなり、生産効率が低下する。
このような問題を解決するため、金型内に多数個取り用
キャビティを形成し、これらのキャビティに射出成形機
の射出部から射出された溶融樹脂を分流させて充填し、
1回の射出成形サイクルにより多数個の成形品を生産す
ることが考えられる。
【0004】しかし、射出成形機の射出部から射出され
た溶融樹脂をそれぞれのキャビティに所定量ずつ正確に
充填することは難しく、溶融樹脂の充填バランスを確保
できない。光学部品のような精密成形品では、キャビテ
ィに充填された溶融樹脂の量は成形品の成形精度に大き
く影響するため、キャビティに充填する溶融樹脂の量は
正確でなければならない。
【0005】従来の射出成形方法では、1回の射出成形
サイクルで複数の成形品を生産しようとした場合、金型
内の複数個のキャビティに溶融樹脂を正確な量ずつ充填
できないため、充填量のばらつきによって成形品の成形
精度を要求される程度までに充分高精度化することはで
きなかった。
【0006】本発明の目的は、1回の射出成形サイクル
で複数個の成形品を生産可能としながら、金型内の複数
個のキャビティに溶融樹脂を正確な量ずつ充填でき、充
填バランスの確保によって成形品の成形精度を充分高精
度化できるようになる精密射出成形方法を提供するとこ
ろにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
精密射出成形方法は、可塑化部を構成する1個の可塑化
シリンダと、射出部を構成する複数個の射出プランジャ
ユニットとを並列接続した射出成形機を使用して実施さ
れ、前回の射出成形サイクルで金型内のキャビティに射
出充填された溶融樹脂の冷却中において、次回の射出成
形サイクルで使用する溶融樹脂を1個の可塑化シリンダ
から複数個の射出プランジャユニットにこれらのユニッ
ト毎に計量しながら供給し、これらの射出プランジャユ
ニットに所定量の溶融樹脂が供給された後、全ての射出
プランジャユニットを同時に作動させ、これにより、溶
融樹脂を前回の射出成形サイクルによる成形品が取り出
されて金型内に射出プランジャユニット毎に設けられて
いるキャビティに射出充填することを特徴とするもので
ある。
【0008】以上において、1個の可塑化シリンダから
複数個の射出プランジャユニットに溶融樹脂を計量しな
がら所定量供給する作業は、これらの射出プランジャユ
ニットに溶融樹脂を順番に供給して行ってもよく、ある
いは、すべての射出プランジャユニットに溶融樹脂を同
時に供給して行ってもよい。
【0009】本発明の第2発明に係る精密射出成形方法
は、第1発明において、1個の可塑化シリンダに複数個
の射出プランジャユニットを並列接続する樹脂供給路に
射出プランジャユニット毎に計量ストップバルブを設
け、これらの計量ストップバルブを順次開閉させること
により、複数個の射出プランジャユニットに順番に所定
量の溶融樹脂を供給することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の第1発明では、1個の可塑化シリンダ
から複数個の射出プランジャユニットに溶融樹脂がこれ
らのユニット毎に計量されながら供給され、これらの射
出プランジャユニットに供給された所定量の溶融樹脂
は、金型内の射出プランジャユニット毎に設けられたキ
ャビティに射出充填されるため、これらのキャビティに
充填される溶融樹脂の量は正確な所定量となり、溶融樹
脂の充填バランスが確保されるため、1回の射出形成サ
イクルで成形されるそれぞれの成形品の成形精度は高精
度となる。
【0011】また、1個の可塑化シリンダから複数個の
射出プランジャユニットに溶融樹脂を計量しながら供給
する作業は、前回の射出成形サイクルで金型内のキャビ
ティに射出充填された溶融樹脂の冷却中に行われるた
め、この冷却作業が金型の温度をコントロールしながら
行われ、このため、その作業時間が長くても、この長い
作業時間を利用して溶融樹脂を複数個の射出プランジャ
ユニットに計量しながら供給する作業を行え、作業の効
率化を達成できる。
【0012】また、本発明の第2発明では、射出プラン
ジャユニット毎に設けられた計量ストップバルブが順次
開閉されることにより、複数個の射出プランジャユニッ
トに順番に所定量の溶融樹脂が供給されるため、計量ス
トップバルブはそれぞれの射出プランジャユニットに所
定量の溶融樹脂を計量して供給するための手段になると
ともに、ある1個の射出プランジャユニットから他の射
出プランジャユニットに溶融樹脂を切り換え供給するた
めの手段にもなり、計量ストップバルブによって2つの
作業が行われる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は本実施例に係る精密射出成形方法を
実施するために使用する射出成形機の平面図であり、図
2,図3は図1のII−II線断面図, III− III線断面図
である。
【0014】この射出成形機は、可塑化部1と,射出部
2とを有するプリプラ式である。図2の通り、可塑化部
1は可塑化シリンダ3等により構成され、射出部2はプ
ランジャ9等により構成されている。このプランジャ9
等は図2の紙面表裏方向に2組あり、したがって射出部
2には、図1で示す通り、プランジャ9等からなる2個
の射出プランジャユニットA,Bが設けられており、こ
れらのユニットA,Bの構造は同じである。
【0015】図2の通り、可塑化部1の可塑化シリンダ
3の内部にはスクリュー4が回転自在に収納され、スク
リュー4は油圧モータ5で回転する。また、可塑化シリ
ンダ3にはホッパー6が設けられ、このホッパー6から
材料の樹脂が可塑化シリンダ3内に供給される。
【0016】可塑化シリンダ3の先端には、射出部2の
本体であって射出プランジャユニットA,Bの共通部材
となっているプランジャブロック7が結合され、プラン
ジャブロック7には垂直方向に延びるプランジャ通路8
が形成され、このプランジャ通路8は射出プランジャユ
ニットA,B毎に設けられている。プランジャ通路8内
にプランジャ9が上下動自在に挿入され、プランジャガ
イドとなっているプランジャ通路8の上部の室は、可塑
化部1から供給される溶融樹脂が充填される樹脂充填室
となっている。プランジャブロック7の下部には射出シ
リンダ10が設けられ、この射出シリンダ10内のピス
トン11にプランジャ9が連結され、ピストン11によ
りプランジャ9は上下動する。また、プランジャブロッ
ク7の上部には、プランジャ通路8と連通した射出通路
12を有するノズル13が設けられている。
【0017】可塑化シリンダ3の内部は樹脂供給路14
を介してプランジャ通路8と連通し、この樹脂供給路1
4は、プランジャブロック7内の通路14A,14B
と、プランジャブロック7に取り付けられたバルブブロ
ック15内に形成され、通路14A,14B間を繋ぐ通
路14Cとからなり、通路14Cは計量ストップバルブ
16で開閉される。この計量ストップバルブ16にはシ
リンダ17内の往復動するピストン18が連結されてい
る。
【0018】プランジャブロック7には別のバルブブロ
ック19が取り付けられ、バルブブロック19内に形成
された通路20Bはプランジャブロック7内の通路20
Aと接続され、これらの通路20A,20Bはプランジ
ャ通路8と連通した滞留樹脂排出路20を形成してお
り、この排出路20の終端部はバルブブロック19の外
面に開口した排出口20Cとなっている。通路20Bは
滞留樹脂排出バルブ21で開閉され、この排出バルブ2
1にはシリンダ22内のピストン23が連結され、ピス
トン23の往復動で排出バルブ21は開閉動する。ま
た、滞留樹脂排出路20の通路20Aは、樹脂供給路1
4の通路14Bよりも下側において、プランジャ通路8
と接続されている。
【0019】プランジャブロック7から突出したプラン
ジャ9の下端部には移動部材24が固定され、プランジ
ャ9と一体に移動するこの移動部材24は図示しない不
動部材に取り付けられている例えば磁気式あるいは光学
式等の位置スケール25と対向し、位置スケール25に
対する移動部材24の移動によりプランジャ9の後退位
置、換言すると、樹脂供給路14からプランジャ通路8
に供給されて溜まる溶融樹脂の量を計量できるようにな
っている。このため、移動部材24と位置スケール25
とにより、樹脂の量を計量するための計量手段26が構
成されている。
【0020】以上において、プランジャ9,射出シリン
ダ10,ノズル13,計量ストップバルブ16,シリン
ダ17,バルブブロック19,滞留樹脂排出バルブ2
1,シリンダ22等は、射出プランジャユニットA,B
の個数と対応して2個ずつ設けられている(図1,図3
参照)。可塑化部1の可塑化シリンダ3の個数は1個で
あり、この可塑化シリンダ3の内部と2個の射出プラン
ジャユニットA,Bのプランジャ通路8とを連通させる
前記樹脂供給路14は、図3の通り、1個の通路14A
と2個の通路14Cとを繋ぐ分岐路14D,14Eを有
し、これらの分岐路14D,14Eにより、可塑化シリ
ンダ3の内部と射出プランジャユニットA,Bの各プラ
ンジャ通路8とが並列接続されていることになり、樹脂
供給路14には射出プランジャユニットA,B毎に計量
ストップバルブ16が設けられている。
【0021】図2で示した金型33にはノズル13の個
数と対応して2個のスプルーブッシュが設けられてお
り、これらのスプルーブッシュと連通した金型33の内
部のキャビティは射出プランジャユニットA,B毎に設
けられており、また、1個の射出プランジャユニットか
ら射出される溶融樹脂によって1個もしくは2個の成形
品が成形されるようになっている。また、金型33に
は、金型33の温度をコントロールするための水等の流
体を流通させるための温調回路が設けられている。
【0022】次に作用について説明する。本実施例に係
る精密射出方法では、前回の射出成形サイクルで金型3
3内のキャビティに射出充填された溶融樹脂が、金型3
3の温調回路への流体の流通による金型33の温度コン
トロールにより時間をかけて徐々に冷却、固化されてい
る間に、次回の射出成形サイクルで使用される溶融樹脂
が1個の可塑化シリンダ3から2個の射出プランジャユ
ニットA,Bのプランジャ通路8に計量されながら供給
され、これらの射出プランジャユニットA,Bに所定量
の溶融樹脂が充填される。
【0023】これを具体的に説明すると、ホッパー6か
ら投入された材料の樹脂は可塑化シリンダ3内でスクリ
ュー4の回転により混練されるとともに、可塑化シリン
ダ3に設けられているヒーターで可塑化されて溶融樹脂
となり、このときには、射出プランジャユニットAのシ
リンダ17のポート27の油圧は抜かれており、また、
射出プランジャユニットBのシリンダ17のポート27
には油圧が供給されている。このため、射出プランジャ
ユニットBの計量ストップバルブ16は閉じている。し
たがって、スクリュー4の回転で可塑化シリンダ3の内
部から樹脂供給路14の通路14Aに押し出された溶融
樹脂は射出プランジャユニットB側に流動せず、図3で
示した分岐路14Dに流入した溶融樹脂の圧力によって
射出プランジャユニットAの計量ストッブバルブ16は
開かれ、溶融樹脂はこのユニットAの樹脂充填室である
プランジャユニット通路8に流入する。
【0024】可塑化シリンダ3のスクリュー4が回転し
始めてから射出プランジャユニットAのシリンダ22の
ポート29には油圧が一定時間供給され、このため、ユ
ニットAの滞留樹脂排出バルブ21は一定時間開いてい
る。このため、このユニットAのプランジャユニット通
路8内に流入した溶融樹脂は、前回の射出成形サイクル
でプランジャ通路8とプランジャ9との間のクリアラン
ス30に射出されずに残されていた滞留樹脂を滞留樹脂
排出路20に押し出し、この滞留樹脂を排出する。この
ため、プランジャ9が往復動するプランジャ通路8に残
されているために樹脂やけの発生原因となる滞留樹脂
は、次回の射出成形サイクルで使用される新たな溶融樹
脂によって射出プランジャユニットAから排出される。
【0025】このときには、射出プランジャユニットA
の射出シリンダ10のポート28には油圧による背圧が
供給されているため、プランジャ9は下降しない。
【0026】前記一定時間経過後、すなわち、クリアラ
ンス30に滞留していた滞留樹脂がすべて排出された
後、射出プランジャユニットAのシリンダ22のポート
31に油圧が供給され、これにより滞留樹脂排出バルブ
21は閉じる。この後も可塑化シリンダ3から溶融樹脂
がプランジャ通路8に供給されるため、このプランジャ
通路8に溜まる溶融樹脂の圧力によってプランジャ9は
ポート28からの背圧に抗して下降し、このプランジャ
9の下降量、換言すると、樹脂充填室としてのプランジ
ャ通路8に溜まる溶融樹脂の量は計量手段26で常時検
出されており、この量が所定量に達すると、計量手段2
6からの信号により射出プランジャユニットAのシリン
ダ17のポート27に油圧が供給され、これによりユニ
ットAの計量ストップバルブ16が閉じる。
【0027】これにより、射出プランジャユニットAの
プランジャ通路8には所定量の溶融樹脂が充填されたこ
とになる。
【0028】射出プランジャユニットAのシリンダ17
のポート27に油圧が供給されると同時に、射出プラン
ジャユニットBのシリンダ17のポート27に作用して
いた油圧はユニットAの計量手段26からの信号で解除
される。このため、可塑化シリンダ3から樹脂供給路1
4の図3で示した分岐路14Eに流入していた溶融樹脂
の圧力により射出プランジャユニットBの計量ストップ
バルブ16は開かれ、溶融樹脂はこのユニットBのプラ
ンジャ通路8内に流入する。これ以後、射出プランジャ
ユニットAの場合と同様に、ユニットBのプランジャ通
路8内に所定量の溶融樹脂が供給され、充填される。
【0029】以上のように射出プランジャユニットA,
Bのプランジャ通路8に溶融樹脂が流入供給されるとき
にはこれらのユニットA,Bのノズル13は金型33の
スプルーブッシュに接触しており、金型33に設けられ
ているゲートカッターあるいはスプルーカッターは閉じ
ているため、プランジャ通路8に供給された溶融樹脂が
ノズル33の先端から漏れることはない。
【0030】以上のようにそれぞれの射出プランジャユ
ニットA,Bのプランジャ通路8に所定量の溶融樹脂が
供給された後であって、前回の射出成形サイクルで金型
33内のキャビティに射出充填された溶融樹脂の冷却固
化によって成形された成形品が金型33から取り出され
た後、射出プランジャユニットA,Bの射出シリンダ1
0のポート28に高圧の油圧が供給され、これによりこ
れらのユニットA,Bのプランジャ8は同時に上昇す
る。したがって、ユニットA,Bのプランジャ通路8か
ら押し出された溶融樹脂は金型33内にユニットA,B
毎に設けられているキャビティに射出充填される。そし
て、この溶融樹脂は、金型33に設けられている温調回
路への流体の流通による温度コントロール下において徐
々に冷却される。
【0031】以上説明した本実施例によれば、射出成形
機の射出部2に2個設けられた射出プランジャユニット
A,Bのプランジャ通路8に1個の可塑化シリンダ3か
らの溶融樹脂をユニットA,B毎に計量しながら供給
し、これらのユニットA,Bに所定量の溶融樹脂を充填
した後、ユニットA,Bを同時に作動させて金型33内
にユニットA,B毎に設けられているキャビティに溶融
樹脂を射出充填するようにしたため、1個の射出プラン
ジャユニットから金型内の複数のキャビティに溶融樹脂
を射出充填する場合よりも、それぞれのキャビティに充
填される溶融樹脂の量を正確な所定量にでき、溶融樹脂
の充填バランスを確保できる。このため、1回の射出成
形サイクルで複数個の成形品を生産可能としつつ、これ
らの成形品の成形精度を高精度化できる。
【0032】また、射出プランジャユニットA,Bへの
溶融樹脂の所定量の供給は、前回の射出成形サイクルで
金型内のキャビティに射出充填された溶融樹脂が冷却固
化している間に行われ、この冷却固化行程は、成形品が
例えば光学部品の場合には、長い時間がかかるため、こ
の作業時間を有効に利用してユニットA,Bへの溶融樹
脂の所定量の供給を行え、この結果、作業効率を高める
ことができる。
【0033】更に、射出プランジャユニットA,B毎に
設けられた計量ストップバルブ16は、順次開閉されて
これらのユニットA,Bに順番に所定量の溶融樹脂を供
給するため、計量ストップバルブ16はユニットA,B
に所定量の溶融樹脂を供給するための手段になっている
とともに、溶融樹脂を一方のユニットから他方のユニッ
トに切り換え供給するための切り換え手段にもなってお
り、それだけ射出成形機の構造の簡単化、部品点数の削
減を達成できる。
【0034】また、本実施例では、前述の通りプランジ
ャ通路8とプランジャ9との間のクリアランス30に残
されていた前回の射出成形サイクルの滞留樹脂が排出さ
れた後、ユニットA,Bのプランジャ通路8に溶融樹脂
が供給されるため、金型33内のキャビティには樹脂や
けの発生原因となる滞留樹脂は充填されず、このため、
品質良好な成形品を得られる。
【0035】以上説明した実施例では、射出プランジャ
ユニットA,Bの計量ストップバルブ16は順番に開閉
されていたが、これらの計量ストップバルブ16を溶融
樹脂の圧力で同時に開き、それぞれのユニットA,Bに
溶融樹脂が所定量充填される毎に、ユニットA,Bの計
量手段26から信号によりこれらの計量ストップバルブ
16を閉じるようにしてもよい。
【0036】また、前記実施例の計量ストップバルブ1
6はピストン形式となっていたが、これを例えばロータ
リーバルブ形式にしてもよく、計量ストップバルブの構
造は前記実施例のものに限定されない。
【0037】また、前記実施例では、プランジャ通路8
とプランジャ9との間のクリアランス30に残っている
滞留樹脂を排出するための排出バルブ21が設けられて
いたが、この排出バルブ21を省略してもよい。
【0038】更に、前記実施例では、射出プランジャユ
ニットの個数は2個であったが、この個数は2個に限定
されず、3個以上でもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば1個の可塑化シリンダか
ら複数個の射出プランジャユニットに溶融樹脂をこれら
のユニット毎に計量しながら供給し、これらのユニット
に所定量の溶融樹脂が供給された後、全てのユニットを
同時に作動されることにより、金型内に射出プランジャ
ユニット毎に設けられているキャビティに溶融樹脂を射
出充填するようにしたため、これらのキャビティに充填
される溶融樹脂の量を正確な所定量にでき、一回の射出
成形サイクルで得られる成形品を複数としながら、溶融
樹脂の充填バランスの確保によってこれらの成形品の成
形精度を高精度にでき、また、複数個のプランジャユニ
ットへの所定量の溶融樹脂の計量供給は、前回の射出成
形サイクルで金型内のキャビティに射出充填された溶融
樹脂の冷却中に行われるため、作業効率を高めることが
できる。
【0040】また、可塑化シリンダと複数個の射出プラ
ンジャユニットとを並列接続する樹脂供給路に射出プラ
ンジャユニット毎に計量ストップバルブを設け、これら
のバルブを順次開閉させることにより、射出プランジャ
ユニットに順番に所定量の溶融樹脂を供給するようにし
たため、計量ストップバルブは、それぞれのユニットに
順番に所定量の溶融樹脂を計量供給するための手段と、
あるユニットから別のユニットに溶融樹脂を切り換え供
給するための手段とを兼ねるものとなり、それだけ射出
成形機の構造の簡単化等を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る方法を実施するために
使用する射出成形機の平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の III− III線断面図である。
【符号の説明】
1 可塑化部 2 射出部 3 可塑化シリンダ 4 スクリュー 8 プランジャ通路 9 プランジャ 10 射出シリンダ 13 ノズル 14 樹脂供給路 16 計量ストップバルブ 21 滞留樹脂排出バルブ 26 計量手段 33 金型 A,B 射出プランジャユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前回の射出成形サイクルで金型内のキャ
    ビティに射出充填された溶融樹脂の冷却中において、次
    回の射出成形サイクルで使用する溶融樹脂が、射出成形
    機の1個の可塑化シリンダからこの可塑化シリンダに並
    列接続された複数個の射出プランジャユニットに、これ
    らのユニット毎に計量されながら供給され、これらの射
    出プランジャユニットに所定量の溶融樹脂が供給された
    後、全ての前記射出プランジャユニットを同時に作動さ
    せ、これにより、溶融樹脂が、前記前回の射出成形サイ
    クルによる成形品が取り出され、前記金型内の前記射出
    プランジャユニット毎に設けられている前記キャビティ
    に射出充填されることを特徴とする精密射出成形方法。
  2. 【請求項2】 前記1個の可塑化シリンダに前記複数個
    の射出プランジャユニットを並列接続する樹脂供給路に
    は前記射出プランジャユニット毎に計量ストップバルブ
    が設けられ、これらの計量ストップバルブが順次開閉さ
    せることにより、前記複数個の射出プランジャユニット
    に順番に所定量の溶融樹脂が供給されることを特徴とす
    る請求項1に記載の精密射出成形方法
JP19063892A 1992-07-17 1992-07-17 精密射出成形方法 Withdrawn JPH0631784A (ja)

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JP (1) JPH0631784A (ja)

Cited By (2)

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