JPH06317479A - 配管温度センサー固定装置 - Google Patents
配管温度センサー固定装置Info
- Publication number
- JPH06317479A JPH06317479A JP5108611A JP10861193A JPH06317479A JP H06317479 A JPH06317479 A JP H06317479A JP 5108611 A JP5108611 A JP 5108611A JP 10861193 A JP10861193 A JP 10861193A JP H06317479 A JPH06317479 A JP H06317479A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature sensor
- temperature
- elastic body
- block
- handle
- Prior art date
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- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度センサーの位置ずれ、傾きを防止するこ
とで温度センサー先端の測定節点の位置を一定に保つこ
とで正確な温度の測定を実現することを目的とする。 【構成】 温度センサー20の固定に、ハンドル30に
よる加圧と温度を測定するべき媒体からの加圧により弾
性変形する弾性体40を用いる。 【効果】 温度センサーの位置ずれ、傾きを排除し正確
な温度測定を実現することができる。
とで温度センサー先端の測定節点の位置を一定に保つこ
とで正確な温度の測定を実現することを目的とする。 【構成】 温度センサー20の固定に、ハンドル30に
よる加圧と温度を測定するべき媒体からの加圧により弾
性変形する弾性体40を用いる。 【効果】 温度センサーの位置ずれ、傾きを排除し正確
な温度測定を実現することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度センサーを配管内
に固定する装置と方法に関する。
に固定する装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温度センサーを固定する方法とし
ては、例えば特公昭53−60944号に記載のような
技術が知られている。この従来技術では、被測定物が入
った容器の壁の両側から、ゴム弾性体を押さえ板を介し
て温度センサーに対して押しつけゴムを弾性変形させ
て、その弾性力で温度センサーを固定してる。しかしな
がら、従来の技術では温度センサーを有する材料を中心
に両側よりゴム弾性を有する弾性体を変形させる方法で
あるため、両側の弾性体の変形の違いにより固定しよう
とする温度センサーの位置がずれたり、温度センサーが
傾いてしまう。そのため、係る温度センサーの位置ずれ
と傾きにより、温度センサー先端の測定節点の位置が定
まらないため正確な温度の測定がなされないという弊害
があった。
ては、例えば特公昭53−60944号に記載のような
技術が知られている。この従来技術では、被測定物が入
った容器の壁の両側から、ゴム弾性体を押さえ板を介し
て温度センサーに対して押しつけゴムを弾性変形させ
て、その弾性力で温度センサーを固定してる。しかしな
がら、従来の技術では温度センサーを有する材料を中心
に両側よりゴム弾性を有する弾性体を変形させる方法で
あるため、両側の弾性体の変形の違いにより固定しよう
とする温度センサーの位置がずれたり、温度センサーが
傾いてしまう。そのため、係る温度センサーの位置ずれ
と傾きにより、温度センサー先端の測定節点の位置が定
まらないため正確な温度の測定がなされないという弊害
があった。
【0003】そこで本発明は、温度センサーの位置ず
れ、傾きを防止することで温度センサー先端の測定節点
の位置を一定に保つことで正確な温度の測定を実現する
ことを目的としている。
れ、傾きを防止することで温度センサー先端の測定節点
の位置を一定に保つことで正確な温度の測定を実現する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を実
現するために、温度測定するべき媒体が流れる配管に装
着されるブロックと、媒体温度を測定する温度センサー
と、前記温度センサーを前記ブロックに固定する弾性体
と、前記弾性体を前記ブロックに圧着するハンドルと、
を有する配管温度センサーの固定装置の弾性体を前記ハ
ンドルによる加圧と温度を測定するべき媒体からの加圧
により弾性変形し、該変形により前記温度センサーを前
記ブロックに固定する弾性部材で構成することを特徴と
するものである。
現するために、温度測定するべき媒体が流れる配管に装
着されるブロックと、媒体温度を測定する温度センサー
と、前記温度センサーを前記ブロックに固定する弾性体
と、前記弾性体を前記ブロックに圧着するハンドルと、
を有する配管温度センサーの固定装置の弾性体を前記ハ
ンドルによる加圧と温度を測定するべき媒体からの加圧
により弾性変形し、該変形により前記温度センサーを前
記ブロックに固定する弾性部材で構成することを特徴と
するものである。
【0005】
【作用】この発明では、温度センサーを固定する弾性体
をハンドルによる加圧と温度を測定するべき媒体からの
加圧により弾性変形する弾性体を用いるため、温度セン
サーに対して垂直方向に均等な力が加わるので、温度セ
ンサーの位置ずれ、傾きを排除し正確な温度測定を実現
することができる。
をハンドルによる加圧と温度を測定するべき媒体からの
加圧により弾性変形する弾性体を用いるため、温度セン
サーに対して垂直方向に均等な力が加わるので、温度セ
ンサーの位置ずれ、傾きを排除し正確な温度測定を実現
することができる。
【0006】
【実施例】以下、本願発明の実施例を図面を参照して詳
細に説明する。まず、実施例にかかる装置の構造を説明
する。図1は温度センサを配管に装着する装置の実施例
を示す斜視図であり、図2は図1に記載の実施例を示す
断面図である。本願の配管温度センサー固定装置は、ブ
ロック1、温度センサー2、ハンドル3及び弾性体7か
らなる。以下、順を追って説明する。
細に説明する。まず、実施例にかかる装置の構造を説明
する。図1は温度センサを配管に装着する装置の実施例
を示す斜視図であり、図2は図1に記載の実施例を示す
断面図である。本願の配管温度センサー固定装置は、ブ
ロック1、温度センサー2、ハンドル3及び弾性体7か
らなる。以下、順を追って説明する。
【0007】まず、について説明する。ブロック10
は、その一部に本願装置外部の配管50の内径と同じ内
径の流体流路11を有する。流体流路11の両端は、例
えばネジ絞め等の周知の方法で配管5に取付け可能に構
成されている。さらにブロック10には、流体流路11
に対し垂直方向にネジ穴12が設けられている。ここ
で、そのネジ穴12は流体流路11の手前まで設けられ
ている。また、ブロック10のネジ穴12の底面から流
体流路11に貫通して、流体流路11に対し垂直方向
に、かつ、ネジ穴12に対して垂直に温度センサーガイ
ド穴13が設けられている。
は、その一部に本願装置外部の配管50の内径と同じ内
径の流体流路11を有する。流体流路11の両端は、例
えばネジ絞め等の周知の方法で配管5に取付け可能に構
成されている。さらにブロック10には、流体流路11
に対し垂直方向にネジ穴12が設けられている。ここ
で、そのネジ穴12は流体流路11の手前まで設けられ
ている。また、ブロック10のネジ穴12の底面から流
体流路11に貫通して、流体流路11に対し垂直方向
に、かつ、ネジ穴12に対して垂直に温度センサーガイ
ド穴13が設けられている。
【0008】ここで、ブロック10は熱容量を極力小さ
くすることが好ましい。また、ブロック10の一部また
は全部のまわりに断熱材を装着することが好ましい。係
る構成を採用することによりブロック10からの放熱を
抑えることが可能になり、温度センサー装着装置が装着
されていない状態に近い条件下で流体温度の測定が可能
となる。
くすることが好ましい。また、ブロック10の一部また
は全部のまわりに断熱材を装着することが好ましい。係
る構成を採用することによりブロック10からの放熱を
抑えることが可能になり、温度センサー装着装置が装着
されていない状態に近い条件下で流体温度の測定が可能
となる。
【0009】次に、ハンドル30について説明する。ハ
ンドル30は、操作部31と弾性体固定部32からな
る。弾性体固定部32の端部にはネジ部が設けられてい
る。また、操作部31と弾性体固定部32には、温度セ
ンサー20を貫通させるための貫通穴33が設けられて
いる。
ンドル30は、操作部31と弾性体固定部32からな
る。弾性体固定部32の端部にはネジ部が設けられてい
る。また、操作部31と弾性体固定部32には、温度セ
ンサー20を貫通させるための貫通穴33が設けられて
いる。
【0010】続いて、弾性体40について説明する。弾
性体40は、ネジ穴断面と略同一の断面形状を有し、例
えば円柱形状をなす。また、弾性体40の材質として
は、例えばゴムが用いられる。さらに、弾性体40の略
中心部には温度センサー20固定用の穴41が設けられ
ている。
性体40は、ネジ穴断面と略同一の断面形状を有し、例
えば円柱形状をなす。また、弾性体40の材質として
は、例えばゴムが用いられる。さらに、弾性体40の略
中心部には温度センサー20固定用の穴41が設けられ
ている。
【0011】次ぎに、以上説明した装置を用いて、温度
センサー20を配管に装着する方法について説明する。
まず、配管50の一部に周知の方法でブロック10を装
着する。続いて、ブロック10に設けられたネジ穴12
に、温度センサー20が固定された弾性体40を挿入す
る。弾性体40をネジ穴12に挿入することにより、温
度センサー20の一端に設けられた感温部21が、ブロ
ック10に設けられたガイド穴13を介してブロック1
0に設けられた流体流路11内に位置することになる。
センサー20を配管に装着する方法について説明する。
まず、配管50の一部に周知の方法でブロック10を装
着する。続いて、ブロック10に設けられたネジ穴12
に、温度センサー20が固定された弾性体40を挿入す
る。弾性体40をネジ穴12に挿入することにより、温
度センサー20の一端に設けられた感温部21が、ブロ
ック10に設けられたガイド穴13を介してブロック1
0に設けられた流体流路11内に位置することになる。
【0012】弾性体40に続いて、ハンドル30をネジ
穴12に挿入する。この際、ハンドル30に設けられた
貫通穴33を介して温度センサー20の一端が、ハンド
ル30の外部に突出する様にハンドル30を挿入する。
次ぎに、ハンドル30の操作部31を温度センサー挿入
方向を中心として回転させると、ハンドル30の一端に
設けられたネジとネジ穴12に設けられたネジとが相ま
って、ハンドル30が流体流路11の方向に移動する
穴12に挿入する。この際、ハンドル30に設けられた
貫通穴33を介して温度センサー20の一端が、ハンド
ル30の外部に突出する様にハンドル30を挿入する。
次ぎに、ハンドル30の操作部31を温度センサー挿入
方向を中心として回転させると、ハンドル30の一端に
設けられたネジとネジ穴12に設けられたネジとが相ま
って、ハンドル30が流体流路11の方向に移動する
【0013】かかるハンドル30の移動により、弾性体
40はネジ穴12の底面とハンドル30の弾性体固定部
32により加圧され変形し、温度センサー20が固定さ
れ、温度センサー20が流体流路11に固定される。
40はネジ穴12の底面とハンドル30の弾性体固定部
32により加圧され変形し、温度センサー20が固定さ
れ、温度センサー20が流体流路11に固定される。
【0014】以上説明した方法で、温度センサー20を
流体流路11に固定した状態の要部を図3に示す。図3
から明らかなように、この発明では温度センサー20
は、弾性体30が変形することで弾性体30からネジ穴
12壁面に対して垂直方向に均等に力が加わるので位置
ずれ及び傾きが発生しにくい。さらに、弾性体40は流
体流路11を流れる流体の圧力を受けて変形するため、
弾性体40は温度センサー20、ねじ穴12に密着し、
シール性が向上するため温度が測定される流体が漏れ出
すことがない。
流体流路11に固定した状態の要部を図3に示す。図3
から明らかなように、この発明では温度センサー20
は、弾性体30が変形することで弾性体30からネジ穴
12壁面に対して垂直方向に均等に力が加わるので位置
ずれ及び傾きが発生しにくい。さらに、弾性体40は流
体流路11を流れる流体の圧力を受けて変形するため、
弾性体40は温度センサー20、ねじ穴12に密着し、
シール性が向上するため温度が測定される流体が漏れ出
すことがない。
【0015】以上説明した配管温度センサー固定装置を
用いて、射出成形用金型の温調媒体の温度変化を測定す
る装置を構成することができる。図4に係る装置を示
す。射出成形用金型60の調温媒体入口流路61と温調
媒体出口流路62に、上記の配管温度センサー固定装置
を用いて温度センサー20を装着する。ここで、温度セ
ンサー20としてはできるかぎり径が細いものを用いる
ことが好ましい。かかる温度センサーを用いれば、温調
媒体の流れに与える影響を最小にすることができる。こ
の装置を用いることで、調温媒体入口流路61と温調媒
体出口流路62をながれる調温媒体の温度の測定し、両
者の温度差を測定することが可能となる。
用いて、射出成形用金型の温調媒体の温度変化を測定す
る装置を構成することができる。図4に係る装置を示
す。射出成形用金型60の調温媒体入口流路61と温調
媒体出口流路62に、上記の配管温度センサー固定装置
を用いて温度センサー20を装着する。ここで、温度セ
ンサー20としてはできるかぎり径が細いものを用いる
ことが好ましい。かかる温度センサーを用いれば、温調
媒体の流れに与える影響を最小にすることができる。こ
の装置を用いることで、調温媒体入口流路61と温調媒
体出口流路62をながれる調温媒体の温度の測定し、両
者の温度差を測定することが可能となる。
【0016】
【発明の効果】この発明では、温度センサーを固定する
弾性体をハンドルによる加圧と温度を測定するべき媒体
からの加圧により弾性変形する弾性体を用いるため、温
度センサーに対して垂直方向に均等な力が加わるので、
温度センサーの位置ずれ、傾きを排除し正確な温度測定
を実現することができる。
弾性体をハンドルによる加圧と温度を測定するべき媒体
からの加圧により弾性変形する弾性体を用いるため、温
度センサーに対して垂直方向に均等な力が加わるので、
温度センサーの位置ずれ、傾きを排除し正確な温度測定
を実現することができる。
【図1】 図1は、この発明の配管温度センサー固定装
置の実施例を示す斜視図である。
置の実施例を示す斜視図である。
【図2】 図2は、図1に示す配管温度センサー固定装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図3】 図3は、図1に示す配管温度センサー固定装
置の要部を示す断面図である。
置の要部を示す断面図である。
【図4】 図4は、図1に記載の配管温度測定装置を用
いて構成した、射出成形用金型の温調媒体の温度変化を
測定する装置を示す図である。
いて構成した、射出成形用金型の温調媒体の温度変化を
測定する装置を示す図である。
10 ブロック 11 流体流路 12 ネジ穴 13 温度センサーガイド穴 20 温度センサー 21 感温部 30 ハンドル 31 操作部 32 弾性体固定部 33 貫通穴 40 弾性体 41 穴 50 配管 60 射出成形用金型 61 調温媒体入口流路 62 温調媒体出口流路
Claims (2)
- 【請求項1】 温度測定するべき媒体が流れる配管に装
着されるブロックと、媒体温度を測定する温度センサー
と、前記温度センサーを前記ブロックに固定する弾性体
と、前記弾性体を前記ブロックに圧着するハンドルと、
を有する配管温度センサーの固定装置であって、前記弾
性体が前記ハンドルによる加圧と温度を測定するべき媒
体からの加圧により弾性変形し、該変形により前記温度
センサーを前記ブロックに固定する弾性部材であること
を特徴とする配管温度センサーの固定装置。 - 【請求項2】 射出成形用金型の調温媒体入口流路と調
温媒体出口通路のそれぞれに特許請求の範囲1に記載の
配管温度センサーの固定装置を設けたことを特徴とする
温調媒体の温度差を測定する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5108611A JPH06317479A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 配管温度センサー固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5108611A JPH06317479A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 配管温度センサー固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06317479A true JPH06317479A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14489195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5108611A Pending JPH06317479A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 配管温度センサー固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06317479A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009085762A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Toray Eng Co Ltd | 温度測定デバイス |
JP2019191157A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-31 | ヴィッツェンマン・ゲー・エム・ベー・ハーWitzenmann Gmbh | センサコネクタ付きスリーブ及び導管にセンサを取り付けるための方法 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP5108611A patent/JPH06317479A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009085762A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Toray Eng Co Ltd | 温度測定デバイス |
JP2019191157A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-31 | ヴィッツェンマン・ゲー・エム・ベー・ハーWitzenmann Gmbh | センサコネクタ付きスリーブ及び導管にセンサを取り付けるための方法 |
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