JPH0631703Y2 - 変圧器の鉄心構造 - Google Patents
変圧器の鉄心構造Info
- Publication number
- JPH0631703Y2 JPH0631703Y2 JP1985065489U JP6548985U JPH0631703Y2 JP H0631703 Y2 JPH0631703 Y2 JP H0631703Y2 JP 1985065489 U JP1985065489 U JP 1985065489U JP 6548985 U JP6548985 U JP 6548985U JP H0631703 Y2 JPH0631703 Y2 JP H0631703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamination
- iron core
- core structure
- length
- regular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は変圧器に係り、特に単巻変圧器や特殊変圧器と
しての直流リアクトルに有効な鉄心構造に関するもので
ある。
しての直流リアクトルに有効な鉄心構造に関するもので
ある。
〔従来の技術及び問題点〕 変圧器の鉄心は、一般に短冊状に切断されたケイ素鋼の
薄板（以下ラミネーシヨンという）を積重ねて組立てら
れる。
薄板（以下ラミネーシヨンという）を積重ねて組立てら
れる。
ところで、単巻変圧器においては一般の変圧器に比べて
インピーダンスが非常に小さいので、電源投入時や短絡
事故時の電源保護のため、交流リアクトルを直列に接続
したり或いは磁気回路中に空隙をわざと設けたりするこ
とが行われている。しかしながら、ＡＣリアクトルを接
続するとなると経済的な負担が大きくなり、一方、空隙
を設ける場合にはその空隙部分にスペーサー（絶縁紙
等）が挿入されるが、。ラミネーシヨンの接合部分で過
電流が生じスペーサーが過熱状態になつたり、また、ス
ペーサーを保持するために鉄心を積層方向だけでなく上
下方向からも締め付ける必要があるなどの不都合があっ
た。
インピーダンスが非常に小さいので、電源投入時や短絡
事故時の電源保護のため、交流リアクトルを直列に接続
したり或いは磁気回路中に空隙をわざと設けたりするこ
とが行われている。しかしながら、ＡＣリアクトルを接
続するとなると経済的な負担が大きくなり、一方、空隙
を設ける場合にはその空隙部分にスペーサー（絶縁紙
等）が挿入されるが、。ラミネーシヨンの接合部分で過
電流が生じスペーサーが過熱状態になつたり、また、ス
ペーサーを保持するために鉄心を積層方向だけでなく上
下方向からも締め付ける必要があるなどの不都合があっ
た。
本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、
その特徴とするところは、脚の部分に正規の長さのラミ
ネーションと、該正規のラミネーションより僅かに長さ
の短いラミネーションとを備え、前記正規の長さのラミ
ネーションに替えて前記長さの短いラミネーションを適
宜挿入して積層することにより、脚の付根の部分に、部
分的な空隙を形成する構成とした点にある。
その特徴とするところは、脚の部分に正規の長さのラミ
ネーションと、該正規のラミネーションより僅かに長さ
の短いラミネーションとを備え、前記正規の長さのラミ
ネーションに替えて前記長さの短いラミネーションを適
宜挿入して積層することにより、脚の付根の部分に、部
分的な空隙を形成する構成とした点にある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案による鉄心構造の正面図、第２図はその
側面図である。図に示すように、ラミネーシヨン10a〜1
0fのうち、脚の部分には正規の長さのもの10d〜10fとは
別に長さの短いもの10d′〜10f′を設けている。そして
通常は正規の長さのラミネーシヨン10a〜10fを第１図の
状態の組合せと上下方向が第１図と逆の状態の組合せと
を交互に積層していくのであるが、本考案では第２図の
側面図に示すように、脚の部分において正規の長さのラ
ミネーシヨン10d〜10fに替えて長さの短いラミネーシヨ
ン10d′〜10f′を適宜挿入し、その箇所に部分的な空隙
ｇを形成する構成としている。従つて、この短い方のラ
ミネーシヨンの挿入する位置、枚数を適宜選択すること
によつて空隙ｇの数、大きさを任意に決定することがで
き、所望の空隙効果を得ることができる。
側面図である。図に示すように、ラミネーシヨン10a〜1
0fのうち、脚の部分には正規の長さのもの10d〜10fとは
別に長さの短いもの10d′〜10f′を設けている。そして
通常は正規の長さのラミネーシヨン10a〜10fを第１図の
状態の組合せと上下方向が第１図と逆の状態の組合せと
を交互に積層していくのであるが、本考案では第２図の
側面図に示すように、脚の部分において正規の長さのラ
ミネーシヨン10d〜10fに替えて長さの短いラミネーシヨ
ン10d′〜10f′を適宜挿入し、その箇所に部分的な空隙
ｇを形成する構成としている。従つて、この短い方のラ
ミネーシヨンの挿入する位置、枚数を適宜選択すること
によつて空隙ｇの数、大きさを任意に決定することがで
き、所望の空隙効果を得ることができる。
本考案によれば、空隙は部分的なものであるのでスペー
サーを挿入する必要がなく、従つて鉄心の締付方向は積
層方向だけでよく、しかも空隙効果によるインピーダン
スを大きくすることができ、ＡＣリアクトルの接続を省
略することができる。
サーを挿入する必要がなく、従つて鉄心の締付方向は積
層方向だけでよく、しかも空隙効果によるインピーダン
スを大きくすることができ、ＡＣリアクトルの接続を省
略することができる。
なお、以上は単巻変圧器について説明したが直流リアク
トルの場合にも同様の問題点があり、本考案を適用する
ことができる。
トルの場合にも同様の問題点があり、本考案を適用する
ことができる。
第１図は本考案による鉄心構造の正面図、第２図はその
側面図である。 10a〜10f……正規の長さのラミネーシヨン 10d′〜10f′……長さの短いラミネーシヨン
側面図である。 10a〜10f……正規の長さのラミネーシヨン 10d′〜10f′……長さの短いラミネーシヨン
Claims (1)
- 【請求項１】短冊形のラミネーションを積層して鉄心を
形成する変圧器の鉄心構造において、脚の部分に正規の
長さのラミネーションと、該正規のラミネーションより
僅かに長さの短いラミネーションとを備え、前記正規の
長さのラミネーションに替えて前記長さの短いラミネー
ションを適宜挿入し積層することにより、脚の付根の部
分に、部分的な空隙を形成する構成としたことを特徴と
する変圧器の鉄心構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985065489U JPH0631703Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 変圧器の鉄心構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985065489U JPH0631703Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 変圧器の鉄心構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61182016U JPS61182016U (ja) | 1986-11-13 |
| JPH0631703Y2 true JPH0631703Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=30597531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985065489U Expired - Lifetime JPH0631703Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 変圧器の鉄心構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631703Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6137922B2 (ja) * | 2013-04-16 | 2017-05-31 | 三菱電機株式会社 | Ｌ負荷 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5044615U (ja) * | 1973-08-27 | 1975-05-06 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP1985065489U patent/JPH0631703Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61182016U (ja) | 1986-11-13 |
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