JPH06316321A - 工業用粉粒体搬送装置 - Google Patents
工業用粉粒体搬送装置Info
- Publication number
- JPH06316321A JPH06316321A JP14889892A JP14889892A JPH06316321A JP H06316321 A JPH06316321 A JP H06316321A JP 14889892 A JP14889892 A JP 14889892A JP 14889892 A JP14889892 A JP 14889892A JP H06316321 A JPH06316321 A JP H06316321A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rope
- guide gutter
- conveying
- powder
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉粒体を少ない動力で正確に搬送することを
可能とする。 【構成】 蓋板(9) でおわれた、Ｕ形案内樋(8) の内に
ワイヤロープに一定間隔で合成樹脂製の円形ディスク盤
(7) を着設させる。
可能とする。 【構成】 蓋板(9) でおわれた、Ｕ形案内樋(8) の内に
ワイヤロープに一定間隔で合成樹脂製の円形ディスク盤
(7) を着設させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒体の安定的な搬送
を可能とした粉粒体の搬送装置に関する。
を可能とした粉粒体の搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、粉粒体の搬送装置としてスクリ
ュコンベア、バッケトコンベア、及びチューブコンベア
等が用いられていた。この方式はパイプ形案内樋を用い
ており粉粒体が案内樋内部に充満しているため、搬送部
分に大きな負荷が加わり破損するなど耐久性に問題があ
って長い距離の搬送が困難であった。このため、案内樋
と移送体との間隔を広げて負荷を下げる等しているが、
搬送機器に粉粒体が残留したり附着して搬送量が正確で
ない等の問題があった。
ュコンベア、バッケトコンベア、及びチューブコンベア
等が用いられていた。この方式はパイプ形案内樋を用い
ており粉粒体が案内樋内部に充満しているため、搬送部
分に大きな負荷が加わり破損するなど耐久性に問題があ
って長い距離の搬送が困難であった。このため、案内樋
と移送体との間隔を広げて負荷を下げる等しているが、
搬送機器に粉粒体が残留したり附着して搬送量が正確で
ない等の問題があった。
【０００３】以上の点から長い距離を搬送させるために
は、コンベアを複数台用意して多段に配列させて使用し
ていた。また、搬送機器に粉粒体が付着した場合は、作
業者が機器を停止させて分解して附着物を取り除き、そ
の後再び搬送を再開しなけれはならないという問題があ
った。
は、コンベアを複数台用意して多段に配列させて使用し
ていた。また、搬送機器に粉粒体が付着した場合は、作
業者が機器を停止させて分解して附着物を取り除き、そ
の後再び搬送を再開しなけれはならないという問題があ
った。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
をかんがみてなされたものであり、粉粒体を少ない動力
で長い距離を正確に搬送する装置の提供を目的とする。
をかんがみてなされたものであり、粉粒体を少ない動力
で長い距離を正確に搬送する装置の提供を目的とする。
【０００５】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の装置は上部が解放可能で、かつ蓋板で覆われ
たＵ形案内樋の内にディスクを取付けたキャリアを設置
して、駆動装置によって駆動させて粉粒体を搬送する方
法としてある。
に本発明の装置は上部が解放可能で、かつ蓋板で覆われ
たＵ形案内樋の内にディスクを取付けたキャリアを設置
して、駆動装置によって駆動させて粉粒体を搬送する方
法としてある。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の粉粒体搬送装置の一実施例に
ついて説明する。図１は、本発明の装置を用いた生産工
場の自動化システムのライン図を示している。
ついて説明する。図１は、本発明の装置を用いた生産工
場の自動化システムのライン図を示している。
【０００７】図１において、工業用または食品用の粉粒
体は主ホッパ（１） から図２に詳細に示す搬送装置
（２） に供給され、搬送されて供給管（３） から成
形装置（４）のホッパ（５） に供給される。
体は主ホッパ（１） から図２に詳細に示す搬送装置
（２） に供給され、搬送されて供給管（３） から成
形装置（４）のホッパ（５） に供給される。
【０００８】図２は、搬送装置の詳細を示すもので、上
部が開放されたＵ形案内樋（８）にワイヤディスク形の
搬送キャリアを収納し移動させる。ワイヤディスク形の
搬送キャリアは図３に示すようにワイヤ（６） に一定
間隔で合成樹脂のディスク盤（７）を固定着設されてお
り、上記Ｕ形案内樋を移動させる。
部が開放されたＵ形案内樋（８）にワイヤディスク形の
搬送キャリアを収納し移動させる。ワイヤディスク形の
搬送キャリアは図３に示すようにワイヤ（６） に一定
間隔で合成樹脂のディスク盤（７）を固定着設されてお
り、上記Ｕ形案内樋を移動させる。
【０００９】図４に示すようにＵ形案内樋（８） は、
上部が着脱可能な蓋板（９） によって覆われている。
Ｕ形案内樋の上部は搬送キャリアのディスク盤（７）
より高いため搬送する粉粒体に圧力が加わらず、案内樋
とキャリアの間隔が少なくすることができるため粉粒体
の残留が少ない。また、摩擦による静電気の発生がなく
粉粒体の附着が防止できると共に、装置の摩耗が少な
い。更に、円滑な搬送ができるため騒音が低い。
上部が着脱可能な蓋板（９） によって覆われている。
Ｕ形案内樋の上部は搬送キャリアのディスク盤（７）
より高いため搬送する粉粒体に圧力が加わらず、案内樋
とキャリアの間隔が少なくすることができるため粉粒体
の残留が少ない。また、摩擦による静電気の発生がなく
粉粒体の附着が防止できると共に、装置の摩耗が少な
い。更に、円滑な搬送ができるため騒音が低い。
【００１０】このため、図５に示す従来のパイプ形案内
樋（１０）と搬送体（１１）を用いた搬送装置に比較し
て、搬送距離、搬送能力及び駆動動力が極めて改善され
る効果の高い考案であり、結果は表１に示す通りであ
る。
樋（１０）と搬送体（１１）を用いた搬送装置に比較し
て、搬送距離、搬送能力及び駆動動力が極めて改善され
る効果の高い考案であり、結果は表１に示す通りであ
る。
【００１１】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
本発明の要旨の範囲内で適宜変形して実施される。搬送
キャリアのディスク盤（７）は図２、図３及び図５に示
した形状に限定されない。また、Ｕ形案内樋（８）及び
蓋板（９）の形状も実施例に示した形状以外の形状とし
てもよい。
本発明の要旨の範囲内で適宜変形して実施される。搬送
キャリアのディスク盤（７）は図２、図３及び図５に示
した形状に限定されない。また、Ｕ形案内樋（８）及び
蓋板（９）の形状も実施例に示した形状以外の形状とし
てもよい。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装置は粉
粒体の附着停滞がなく、円滑にしかも正確に搬送でき
る。また、駆動動力が少なくて済むため、長い距離を搬
送することができて経済的である。
粒体の附着停滞がなく、円滑にしかも正確に搬送でき
る。また、駆動動力が少なくて済むため、長い距離を搬
送することができて経済的である。
【図１】本発明を利用した生産工場の自動システムのラ
イン図である。
イン図である。
【図２】搬送装置の詳細を示す斜視図である。
【図３】搬送キャリアを示す斜視図である。
【図４】Ｕ形案内樋を示す斜視図である。
【図５】従来の搬送装置を示す斜視図である。
１────主ホッパ ２────搬送装置 ３────供給管 ４────成形装置 ５────ホッパ ６────ワイヤ ７────ディスク盤 ８────Ｕ形案内樋 ９────蓋板 10────パイプ形案内樋 11────搬送体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮沢 正知 神奈川県横浜市緑区あざみ野三丁目３番地 あざみ野団地８棟403
Claims (1)
- 【請求項１】 粉粒体搬送用キャリアを構成する
のに、ワイヤーロープに一定間隔で合成樹脂によってな
ったディスク盤（７） を着設させて、上部が開放可能
で かつ蓋板（９） で覆われたＵ形案内樋（８） の
内に収納した後、駆動装置によって上記ディスク盤が連
結して移送されるようにすることを特徴とする工業用粉
粒体搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14889892A JPH06316321A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 工業用粉粒体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14889892A JPH06316321A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 工業用粉粒体搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06316321A true JPH06316321A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=15463150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14889892A Pending JPH06316321A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 工業用粉粒体搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06316321A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008195510A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | パイプコンベヤ用ケーシングおよびパイプコンベヤ |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP14889892A patent/JPH06316321A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008195510A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | パイプコンベヤ用ケーシングおよびパイプコンベヤ |
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