JPH06315915A - ベニヤ単板切削機におけるチップ交換可能なノーズバー - Google Patents
ベニヤ単板切削機におけるチップ交換可能なノーズバーInfo
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- JPH06315915A JPH06315915A JP5128195A JP12819593A JPH06315915A JP H06315915 A JPH06315915 A JP H06315915A JP 5128195 A JP5128195 A JP 5128195A JP 12819593 A JP12819593 A JP 12819593A JP H06315915 A JPH06315915 A JP H06315915A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27L—REMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
- B27L5/00—Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
- B27L5/02—Cutting strips from a rotating trunk or piece; Veneer lathes
- B27L5/025—Nose-bars; Back-up rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Abstract
行なうことを可能にする。ノーズバーにおける原木回転
方向の下手側端部が磨耗した場合に、ホルダー本体に比
べて低コストの固定ブロックのみを交換することにより
ノーズバーとしての機能を維持することを可能にする。
ノーズバーの保守コストを低減することができる。 【構成】原木に当接する切削刃によりベニヤ単板を削成
するベニヤ単板切削機に取り付けられ、原木の切削刃付
近にチップを圧接させるノーズバーを、原木の外周面に
相対する側面で原木の回転方向下手側端部に掛止部が形
成されたホルダー本体と、該掛止部に対し、原木に相対
するホルダー本体の面から一部が突出するように取り付
けられるチップと、ホルダー本体における原木の回転方
向下手側の面に着脱可能で、掛止部に掛止されたチップ
に当接して挟持固定する固定ブロックとから構成する。
Description
ライサー等のベニヤ単板切削機におけるチップ交換可能
なノーズバーに関する。
号において、ベニヤ単板切削機本体に取り付けられたホ
ルダの先端部に単板切削ナイフの刃先方向に向う一端か
ら他端に至る溝部を形成し、原木外周面に当接する加圧
部及び単板切削ナイフの刃先と直交する方向の断面形状
が同方向に対する溝部の断面形状にほぼ一致する係止部
を有したチップの係止部を、溝部に挿嵌して取り付けて
チップ交換可能としたノーズバーを提案した。
たノーズバーのホルダーは、チップが取り付けられる原
木の回転方向下手側に位置する先端部が、ベニヤ単板の
切削時に微小移動して磨耗したり、錆により減肉するた
め、切削刃に対するチップの設定位置が変化して原木の
外周面を均一な力で加圧できなかったり、チップが外れ
てしまうおそれがあり、ベニヤ単板を高品質に切削でき
ない問題を有している。
り、錆が発生した際に、ホルダー自体を交換することに
より解決し得るが、ホルダー自体、高価であるため、保
守費用が高くなる問題を生じている。
ステンレス等により形成することにより上記欠点を解決
し得るが、ステンレス製のホルダーにあっては弾性変形
範囲が小さいため、原木切削時における操作ミス等によ
り原木がホルダーに当たって過大な力が作用すると、該
ホルダーが塑性変形して切削刃に対するチップの設定位
置が狂ってしまい、ベニヤ単板を高品質に切削できない
問題が生じる。
の欠点を解決するため、原木に当接する切削刃によりベ
ニヤ単板を削成するベニヤ単板切削機において、原木の
切削刃付近にチップを圧接させるノーズバーは、原木の
外周面に相対する側面で切削刃側端部に掛止部が形成さ
れたホルダー本体と、該掛止部に対し、原木に相対する
ホルダー本体の面から一部が突出するように取り付けら
れるチップと、ホルダー本体における切削刃側の面に着
脱可能で、掛止部に掛止されたチップに当接して挟持固
定する固定ブロックとからなることを特徴としている。
チップが磨耗或いは欠損した場合には固定ブロックによ
るチップの挟持状態を解除した後に磨耗或いは欠損した
チップを取り外して新たなチップを掛止部に掛止して固
定ブロックにより挟持させることによりチップ交換す
る。
耗した場合には、ホルダー本体を交換することなく、固
定ブロックのみを交換することによりノーズバーとして
の機能を維持することができる。
する。
の刃物台3には切削刃5が、その刃先が、原木7をチャ
ッキングして図示する時計方向へ回動させるスピンドル
(図示せず)の軸心位置とほぼ一致してほぼ平行に延出
するように取り付けられている。また、刃物台3の上部
には多数のノーズバー9が、切削刃側に位置する先端部
が切削刃5の刃先近傍において原木7の外周面に圧接
し、かつスピンドルの軸心方向へ等しい間隔をおいてね
じ11により固定されている。尚各ノーズバー9の相互
間には原木7の外周面に突刺して図1の実線矢印方向へ
回転させる駆動ロール(図示せず)が配置されている。
にホルダー本体13と、チップ15・17と、ホルダー
本体13に対してチップ15・17を固定する固定ブロ
ック19・21とから構成され、その内のホルダー本体
13は弾性変形率が大きいばね鋼により形成されてい
る。そして原木7の回転方向上手側(切削刃と反対側)
に応じたホルダー本体13の基部には貫通孔23が、図
1に示すねじ11を挿通するように形成されていると共
にホルダー本体13の切削刃側に位置する先端部には所
定の間隔をおいて対向して切削刃側へ延出する二又部2
5・27が一体形成されている。
又部25・27の先端部正面には掛止部29・31が夫
々形成されると共に各二又部25・27の先端面(切削
刃側の端面)には図4に示すようにねじ穴33(他方の
二又部27のねじ穴は図示せず)が夫々形成されてい
る。そして各掛止部29・31にはスピンドルの軸線と
直交する方向の断面がほぼ四角形状のチップ15・17
が、先端側角部が原木7に相対する二又部25・27の
正面から原木7側へ若干突出するように掛止されてい
る。夫々のチップ15・17は超硬合金、サーメット、
セラミックス等の耐磨耗性が高い材質により形成されて
いる。
掛止された二又部25・27の先端面には固定ブロック
19・21がねじ41・43により夫々固定可能になっ
ている。各固定ブロック19・21は金属材料からな
り、ねじ穴33に対応する箇所には孔45・47がねじ
41・43を挿通するように形成されている。また、各
掛止部29・31側に位置する固定ブロック19・21
には加圧部49・51が、掛止部29・31に夫々掛止
された各チップ15・17における切削刃側の面(図示
する下面)に当接するように、図4に示す形状になって
いる。
二又部25・27の先端面に相対する面(図示する上
面)には突部53・55が一体形成され、二又部25・
27の先端面に固定ブロック19・21を夫々取り付け
たとき、図4に示すように該突部53・55により加圧
部49・51がチップ15・17の下面に当接した状態
で、二又部25・27の先端面と固定ブロック19・2
1の上面との間に微小の間隙を形成している。
付け及び交換方法を説明する。
9・21の孔45・47を挿通してねじ穴33に対し、
完全に締め付けない状態で取り付けておく。次に、チッ
プ15・17を掛止部29・31と固定ブロック19・
21とにより形成される切欠へ夫々挿入した後、ねじ4
1・43をねじ締めして固定する。
定ブロック19・21との間に突部53・55による微
小の間隙が設けらるため、二又部25・27に対する固
定ブロック19・21のねじ締めに伴って該固定ブロッ
ク19・21が突部53・55を中心に図4に示す実線
矢印方向へ回動してチップ15・17を付勢するため、
二又部25・27に対してチップ15・17を強固に挟
持して固定することができる。
定されたノーズバー9をベニヤレース1の刃物台3に取
り付け、図1に示す実線矢印方向へ回転する原木7の外
周面に当接する切削刃5の刃先付近にチップ15・17
を圧接させながらベニヤ単板を削成する。
・17が欠損或いは磨耗した場合、ねじ41・43を緩
めて固定ブロック19・21によるチップ15・17の
挟持固定状態を解除した後、掛止部29・31から欠損
或いは磨耗したチップ15・17を取り外す。次に、掛
止部29・31に対して新たなチップ15・17を掛止
させた後、上記と同様にねじ41・43をねじ締めして
固定ブロック19・21によりチップ15・17を挟持
固定させることによりチップ15・17の交換を行う。
ック19・21が錆びて磨耗した場合、二又部25・2
7からねじ41・43を取り外して固定ブロック19・
21を分離させた後、掛止部29・31にチップ15・
17が掛止された二又部25・27に対し、新たな固定
ブロック19・21をねじ41・43によりねじ止めし
て固定ブロック19・21の交換を行う。
が欠損或いは磨耗した場合にはねじ41・43を緩めて
固定ブロック19・21による挟持状態を解除させるこ
とによりチップ15・17交換を極めて容易に行なうこ
とができる。また、固定ブロック19・21が錆びて磨
耗した場合にはホルダー本体13に比べて小さな部品で
低コストの固定ブロック19・21のみを交換すること
によりノーズバー9として機能を維持できるため、従来
のようにホルダー本体を交換する場合に比べて保守コス
トを著しく低減することができる。
二又状に形成されたホルダー本体を有した多数のノーズ
バー9をスピンドルの軸線方向へ所定の間隔をおいて分
割配置する構成としたが、本発明は切削刃側に二又部が
形成されていない一本物のホルダー本体及びスピンドル
の軸線方向長さが切削される原木の芯方向長さとほぼ一
致する一枚状のものであっても良い。また、本実施例で
は固定ブロック19・21の材質を特に限定していない
が、固定ブロック19・21をステンレスにより形成す
ることにより錆による減肉当の問題を解消することがで
きる。
ベニヤレースを図示して説明したが、ベニヤ単板切削機
としては原木(フリッチ)から単板をスライスするスラ
イサーであってもよい。更に、ベニヤ単板切削機をベニ
ヤレースとした場合にあっては、図5に示すように刃物
台3に対して切削刃5及びノーズバー9を本実施例と逆
の向きに取り付けた構成であっても良い。この場合、本
実施例においては切削刃側が図示する下方に位置した
が、図5に示す場合にあっては切削刃側が図示する上方
に位置することになる。
・17は断面をほぼ四角形状としたが、本発明のホルダ
ー本体に掛止されるチップは、例えば実公昭62−29
204号公報の第3図に示す各種の形状で、固定ブロッ
クによる挟持が可能なものであれば良い。
極めて容易に行なうことができる。
端部が錆びて磨耗した場合に、ホルダー本体を交換する
ことなく、該ホルダー本体に比べて低コストの固定ブロ
ックのみを交換することにより補修することができ、保
守コストを低減することができる。
け状態を示す側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】原木に当接する切削刃によりベニヤ単板を
削成するベニヤ単板切削機において、原木の切削刃付近
にチップを圧接させるノーズバーは、原木の外周面に相
対する側面で切削刃側端部に掛止部が形成されたホルダ
ー本体と、該掛止部に対し、原木に相対するホルダー本
体の面から一部が突出するように取り付けられるチップ
と、ホルダー本体における切削刃側の面に着脱可能で、
掛止部に掛止されたチップに当接して挟持固定する固定
ブロックとからなることを特徴とするチップ交換可能な
ノーズバー。
Priority Applications (5)
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