JPH0631586Y2 - カップ式自動販売機 - Google Patents

カップ式自動販売機

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JPH0631586Y2
JPH0631586Y2 JP1989057642U JP5764289U JPH0631586Y2 JP H0631586 Y2 JPH0631586 Y2 JP H0631586Y2 JP 1989057642 U JP1989057642 U JP 1989057642U JP 5764289 U JP5764289 U JP 5764289U JP H0631586 Y2 JPH0631586 Y2 JP H0631586Y2
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JP
Japan
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cup
cups
case
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discharge
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光雄 鈴木
通夫 瀬下
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東芝機器株式会社
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は機体内で調製した飲料をカップに注入して販売
するカップ式自動販売機に関する。
(従来の技術) この種の自動販売機においては、機体内に飲料調製装置
およびカップ供給装置が設けられ、選択ボタンの操作に
応じて機体の前面の販売口に前記カップ供給装置からカ
ップが供給され、ついで前記飲料調製装置で調製された
飲料が前記カップに注入される。
飲料調製装置においては、顧客の選択によりホット飲料
やコールド飲料が調製されるが、通常ホット飲料の販売
の場合には7オンスカップが、コールド飲料の場合には
9オンスカップが使用され、したがってカップ供給装置
内にはその2種のサイズのカップが多数個ずつ収納され
ている。ホット飲料とコールド飲料との販売比率は季節
などにより異なり、このためカップ供給装置内にもその
販売比率に対応するようにカップをサイズ別に分けて収
納し得ることが必要である。
このような機能を有するカップ供給装置としては、実開
昭59−70281号に見られるような回転式のもの
と、特開昭61−125692号に見られるようなスラ
イド式のものとが知られている。前者の回転式のもの
は、カップを上下に積層したカップ列の複数を、ドラム
の上にその周方向に沿って配置し、前記ドラムの回転で
カップ列を排出口に送出し、その排出口からカップ列の
カップを1個ずつ排出するものであるが、このような構
成にあっては、カップ列が円周方向に配置するため装置
の奥行寸法が大きくなり、自動販売機の機体内に配設し
た際にその機体内に大きなデットスペースが形成されて
しまう難点がある。
後者のスライド式のものは、左右に長い支持台の上方の
空間部分に左右に移動可能な仕切板を設け、この仕切板
の一方側における支持台の上と他方側における支持台の
上とに、サイズの異なるカップのカップ列を支持台の長
手方向に沿って配置し、前記仕切板の移動で前記カップ
列を前記支持台の両端部に設けられた排出口に送出し、
その排出口からカップ列のカップを1個ずつ排出するも
ので、このような構成にあっては、装置の全体が偏平形
状になって自動販売機の機体内への配設に有利となり、
また支持台の上に先に収納したカップ列をその順序で先
行させて排出でき、つまり先入れ先出しを行えるので衛
生管理面でも有利となる。
(考案が解決しようとする課題) ところで最近においては、7オンス、9オンスのカップ
に加え、スポーツドリンクなどのコールド飲料を販売す
る場合に、12オンスカップ、さらには16オンスカッ
プが使用され、このようなことからカップ供給装置内に
3種以上のサイズのカップを収納し、かつその収納比率
を適宜変更できるようにすることが必要となってきてい
る。しかしながら前記実開昭61−125692号のも
のでは、2種のサイズのカップしか収納することができ
ないという問題があった。
本考案はこのような点に着目してなされたもので、その
目的とするところは、カップ供給装置を偏平状に構成し
て自動販売機の機体内にデットスペースがほとんど生じ
ないようにすることができるともに、3種以上のサイズ
のカップを収納することが可能なカップ式自動販売機を
提供することを目的とするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案はこのような目的を達成するために、それぞれ前
面にカップを挿入するための開口部を有した一対のケー
スを、これらケースの背面が互いに対向し、前面の開口
部が互いに逆の方向を向く状態に結合し、前記各ケース
の内底部に支持台を設け、これら支持台の両端部に排出
口を形成し、これら排出口に排出機構を設け、前記各支
持台の上方に前記ケースの左右方向に対して移動可能な
仕切板を設け、これら仕切板の左右側における前記支持
台の上にそれぞれサイズの異なるカップのカップ列を載
置し、これらカップ列を前記仕切板の移動で前記排出口
に送出してその排出口の排出機構でそのカップ列からカ
ップを1個ずつ切り離して排出するカップ供給装置を構
成し、このカップ供給装置の一端側の端部をヒンジを介
して自動販売機の機体の内側部に回動自在に取付けて該
カップ供給装置を前記機体の前方に引出し可能にしたも
のである。
(作用) カップ供給装置はスライド方式でカップを排出する一対
のケースを背中合せに結合して構成したものであるか
ら、全体の形状が偏平形となり、機体内にほとんどデッ
トスペースが生じることがなく、また一対のケースを組
合せたことにより3種以上のサイズのカップを収納して
その排出に適応でき、カップ供給装置を機体の前方に引
出すことにより、ケースへのカップの補充を容易に能率
よく行うことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
図中1は自動販売機の機体で、この機体1は前面が開口
する箱形状に形成され、その前面の開口部2に両開き式
に一対のドア3,3が枢着されている。機体1内に
は飲料の原料を収容した複数のキャニスタ4…、熱湯を
沸かす温水器5、氷片を製造する製氷機6が設けられて
いる。そして前記キャニスタ4…の前方に機体1の開口
部2と対向してカップ供給装置7が設けられ、このカッ
プ供給装置7の下端部にカップシュート8が取付けら
れ、このカップシュート8のか下端部の下方にその下端
部と対向してカップステーション9が設けられ、このカ
ップステーション9と対向するように前記一方のドア3
に販売口10が形成されている。
そして飲料の販売指令に応じてカップ供給装置7から所
定のサイズのカップが排出され、このカップがカップシ
ュート8を通してカップステーション9に供給され、つ
いでキャニスタ4…内の原料に基づいて調製された飲料
が前記カップ内に注入されるものである。
前記カップ供給装置7の構造について述べると、このカ
ップ供給装置7はそれぞれ前面が開口する一対のケース
13,13を有し、これら一対のケース13,1
は第5図に明示するように、その背面が互いに対向
して背中合わせに配置し、前面の開口部14,14が互
いに逆の方向を向く状態に一体的に結合されている。そ
してケース13,13の内底部には、第3図および
第4図に示すように、水平に支持台15が設けられ、こ
の支持台15の両端部にケース13,13の下方の
カップシュート8に連通する排出口16,16が形成さ
れ、これら排出口16,16に排出機構17,17が設
けられている。支持台15の上方にはほぼ垂直に仕切板
18が設けられ、この仕切板18はケース13,13
の内面に左右方向に対して移動可能に取付けられ、こ
の仕切板18よりケース13,13の内部が第1の
収納室18と第2の収納室18とに仕切られ、また
ケース13,13の開口部14にはヒンジ19,1
9を介して片開き式の開閉扉20が回動自在に枢着され
ている。
このように構成されたカップ供給装置7は、その一端側
の端面に設けられたヒンジ23を介して機体1の内側部
に、水平方向に対して回動自在に取付けられている。そ
して例えば前記一方のケース13内における第1の収
納室18に7オンスのカップを積層したカップ列C
が、同じく第2の収納室18に9オンスのカップを積
層したカップ列Cが、また他方のケース13内にお
ける第1の収納室18に12オンスのカップを積層し
たカップ列Cが、同じく第2の収納室18に16オ
ンスのカップを積層したカップ列Cがそれぞれ収納さ
れている。
このような状態において、7オンスのカップが使用され
る場合には、排出口16に配置したカップ列Cにおけ
る1個のカップが排出機構17により切り離されて排出
口16からカップシュート8を通してカップステーショ
ン9に排出される。また同様に、9オンスのカップはカ
ップ列Cから、12オンスのカップはカップ列C
ら、16オンスのカップはカップ列Cからそれぞれ排
出機構17により切り離されてカップステーション9に
排出される。
そして例えば排出口16に配置した7オンスのカップ列
のカップ数が一定以下に減少した際には、第3図に
示す状態から仕切板18が1ピッチ左方向に移動し、こ
の移動で支持台15の上に載置されていた第1の収納室
18内のカップ列Cが左方向に押されてその1列分
のカップ列Cが排出口16に送出される。また9オン
スのカップ列Cのカップ数が一定以下に減少した際に
は、前記仕切板18が右方向に移動して支持台15の上
に載置されていた第2の収納室18内に1列分のカッ
プ列Cが排出口16に送出され、さらに12オンス、
16オンスのカップ列C,Cの場合にも同様に排出
口16に送出される。
一方、カップ供給装置7に対してカップを補充する際に
は、まず機体1のドア3を開く。そしてケース13
内にカップを補充する場合に、第1図(b)に示すよう
に、カップ供給装置7が機体1内に配置する状態で、ケ
ース13の開閉扉20を手前に引いて開口部14を開
放する。そして前記開口部14を通してケース13
に補充すべきカップのカップ列C,Cを挿入して支
持台15の上に載置する。この際、仕切板18の位置を
調整してこの仕切板18の左右側の第1の収納室18
と第2の収納室18との幅方向の寸法比率を、カップ
の使用頻度に対応するように合せる。すなわち例えば7
オンスのカップと9オンスのカップとの使用頻度の比率
が2:3程度あるならば、第1の収納室18と第2の
収納室18との幅方向の寸法比率を2:3に設定して
前記第1の収納室18内に7オンスのカップのカップ
列Cを2本並列して収納し、第2の収納室18内に
9オンスのカップのカップ列Cを3本並列して収納
し、開閉扉20を閉じる。
ケース13の背面側に配置した他方のケース13
に対してカップを補充する場合には、第1図(b)中の
破線で示すように、カップ供給装置7の全体をヒンジ2
3を支点に機体1の前方に回動して引出し、この状態で
ケース13の開閉扉20を開いてケース13内へカ
ップ列C,Cを収納する。この際にも、前述と同様
に仕切板18を移動させてカップの使用頻度に応じる比
率でカップ列C,Cを各収納室18,18へ配
置し、開閉扉20を閉じる。
このようにカップ供給装置7を機体1の前方側に引出す
ことにより、ケース13へのカップの補充も容易に能
率よく行うことができる。そしてカップの補充後に、ヒ
ンジ23を支点にカップ供給装置7の全体を機体1の内
方側に回動して機体1内に収納し、ついで機体1のドア
を閉じる。
カップ供給装置7はスライド方式でカップを排出するケ
ース13,13を背中合せに結合して構成したもの
であるから、全体の形状が偏平形となり、したがって機
体1内に配置させた際にデットスペースがほとんど生じ
ることがなく、このため機体1内のスペースを有効に活
用でき、また一対のケース13,13を組合せたこ
とにより3種以上のサイズのカップの排出に適応するこ
とができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、カップ供給装置が
偏平状に構成されるため自動販売機の機体内にほとんど
デットスペースが生じることがなく、またカップ供給装
置の一対のケースを介して3種以上のサイズのカップを
収納してその排出に適応でき、さらにカップ供給装置を
自動販売機の機体の前方に引出してケースに対するカッ
プの補充を容易に能率よく行うことができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は自動販売機の
平断面の構成図、第2図は自動販売機のドア開放状態の
正面図、第3図はカップ供給装置の開閉扉開放状態の正
面図、第4図はカップ供給装置の平断面図、第5図はカ
ップ供給装置における一対のケースの結合配置構造を示
す断面図である。 1……機体、7……カップ供給装置、13,13
…ケース、14……開口部、15……支持台、16……
排出口、17……排出機構、18……仕切板、23……
ヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ前面にカップを挿入するための開
    口部を有した一対のケースを、これらケースの背面が互
    いに対向し、前面の開口部が互いに逆の方向を向く状態
    に結合し、前記各ケースの内底部に支持台を設け、これ
    ら支持台の両端部に排出口を形成し、これら排出口に排
    出機構を設け、前記各支持台の上方に前記ケースの左右
    方向に対して移動可能な仕切板を設け、これら仕切板の
    左右側における前記支持台の上にそれぞれサイズの異な
    るカップのカップ列を載置し、これらカップ列を前記仕
    切板の移動で前記排出口に送出してその排出口の排出機
    構でそのカップ列からカップを1個ずつ切り離して排出
    するカップ供給装置を構成し、このカップ供給装置の一
    端側の端部をヒンジを介して自動販売機の機体の内側部
    に回動自在に取付けて該カップ供給装置を前記機体の前
    方に引出し可能にしたことを特徴とするカップ式自動販
    売機。
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